JPH08190355A - 広告用幕 - Google Patents

広告用幕

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Publication number
JPH08190355A
JPH08190355A JP1977795A JP1977795A JPH08190355A JP H08190355 A JPH08190355 A JP H08190355A JP 1977795 A JP1977795 A JP 1977795A JP 1977795 A JP1977795 A JP 1977795A JP H08190355 A JPH08190355 A JP H08190355A
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JP
Japan
Prior art keywords
hanging screen
curtain
hanging
rear surface
screen body
Prior art date
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Pending
Application number
JP1977795A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Osada
政男 長田
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 風の影響を受けにくく、また視界を完全に遮
ることもないという広告用幕を提供する。 【構成】 全面を網状に構成する。更に、裏面側からの
視界を良好にするため、少なくとも裏面側を暗色に彩色
するようにしても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字や記号、図形など
の記載がなされる垂れ幕、横断幕等の広告用幕の構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】文字等の記載のある広告媒体の一つに
「幕」がある。元来は、広く長く縫い合わせて物の隔
て、又は装飾として用いられるものとして定義されてい
るが、予め幕に記載しておいたものを、百貨店等のビル
屋上から吊り下げたり、歩道橋の手摺部分に水平方向に
かけわたすという方法は、ビルの外壁にペインティング
する方法や看板を掲げる方法等に比してはるかに低コス
トであり、撤去や交換も簡単であるため、広告用として
盛んに利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、広告用幕と
いうものが一般的に屋外に設置されるものであるため、
風の影響を受けやすい。垂れ幕の場合であると、下端一
に錘又はそれに代わるものを取り付けておかないとわず
かな風で容易に浮き上がったり捩じれたりすることにな
るし、強風を受けた場合には、幕を固定していたロープ
が外れたりちぎれたりすることすらある。これらを防止
するには、ロープ等の係止部材を多数箇所に設けたり、
幕全体を枠体内に納めて看板のようにする、等の方法が
あるが、設置や撤去が簡単であることが特長であるはず
の幕をこのように面倒な手法によって取設するのは好ま
しくない。
【0004】また、大型自動車のフロントグリル部分を
覆うような形で広告用幕を取設する場合があるが、この
場合走行中のエア取り込み量が少なくなり、オーバーヒ
ートを起こしたり、エンジン出力が低下して問題があ
る。
【0005】さらに、ビル等の屋上から吊り下げる場合
であれば窓からの視界を、歩道橋に架け渡した場合であ
れば歩道橋を歩く歩行者からの視界を、一部或いは完全
に遮ってしまうことになるが、それも好ましいことでは
ない。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者は上記
諸点に鑑み鋭意研究の結果本発明を成し得たものであ
り、その特徴とするところは、全面が網状に構成された
点にある。
【0007】なおここで言う「全面」とは、広告幕の
「幕」部分の全面という意味であり、例えば該幕の周囲
を補強のために縁取りする布等が設けられていたり、固
定物(ビルや歩道橋、或いは自動車等)に係止するため
のロープ等を指していない。
【0008】「網状」とは、多数の隙間を有するシート
状という意味であり、糸や針金等を編んで構成したもの
であるという狭義の「網」のみを指す語句ではない。従
ってプラスチック一体成形品であっても良いが、本発明
者が試作実験した範囲では、合成繊維を平織りして成る
ネット表面全体を、該平織りのメッシュ部分が小孔を維
持するような肉厚の防水塗料で覆ったものが、広告用幕
として利用した場合、文字等を記載しやすく、また長尺
タイプの幕であっても風等でねじれてしまうことの少な
い適度な「コシ」を有しており、最も好適であった。な
お、この網の目の大きさ、幕自体の材質については何ら
限定するものではないが、広告用であるから幕表面に記
載された文字等の視認性を損なわず、且つ風の圧力をで
きるだけ受けずに済むだけの風通しの良さがあることが
必要である。これらは、幕とこれを観察する者との距離
や、記載文字等の大きさその他によって適宜最適なもの
を選択すべきである。
【0009】また、本発明に係る広告用幕は、網状であ
るため多くの隙間を有しており、それゆえ幕越しの視界
というものを有しているが、幕自体が黒色や濃いグレ
ー、紺色等のいわゆる「暗色」であれば、網目越しの視
認を阻害する反射光が少なくなるため視認性は更に良好
なものとなる。そこで文字等の記載が施されている面と
は反対側の面、即ち裏面をそうした暗色に彩色すると良
い。そうすれば裏面側からの視界が好適に確保されるこ
とになる。また彩色の概念には、幕自体を予め暗色とし
ておく方法も含むものとする。
【0010】本発明に係る広告用幕は、広告を目的とす
るものであるので、最終的には幕表面には広告のための
記載が存在することになるが、この記載は製品段階で不
可欠なものではない。よって、文字等の記載をどのよう
な形態で幕表面に描出させるかは何ら限定するものでは
ない。但し、本発明者が試作実験した範囲では、印刷や
吹き付けによる塗料塗布の方が、いわゆる刷毛塗りによ
る描出方法に比して塗料の裏面への漏出が少なく好適で
あった。
【0011】
【実施例】以下図面に示す実施例に基づいて本発明を更
に詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明に係る広告用幕1(以下本
発明幕1という)の一例を示すものであり、図より明ら
かなように本発明幕1は、ネット状の幕本体2と、これ
を固定するためのロープ3とにより構成されている。ま
た幕本体2表面には、広告文字4が塗料吹き付けにより
記載されている。
【0013】幕本体2は、図2(模式図)で示すよう
に、合成繊維糸5(図では模式的に示すため平帯状のも
のであるが、実際にはもっと円柱形状に近く交差箇所に
おいて偏平に変形している)より成る平織物に、更に塗
料6(白色)を被覆し、更に裏面側に塗料7(黒色)を
吹き付けて成るものである。吹き付けによって得られた
広告文字4は幕本体2の表側にあり、裏面側には何ら記
載がない。こうすると、裏面が白色の場合に比して裏面
側からの視界が良好になる。
【0014】図3は、本発明幕1を自動車のフロントグ
リル8部分に取設した例を示すものであり、幕本体2が
網目状であるため走行中にエアがエンジンルーム内に十
分入り込むため、たとえ相当広い面積のものを使用して
も、夏場であってもオーバーヒートを起こしやすくなる
ということはなく、またエンジン出力を低下させること
なく広告ができることになる。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明した通り、本発明に係る
広告用幕は、全面が網状に構成されたものであることを
特徴とするものであり、以下の如き種々の効果を有する
極めて高度な発明である。
【0016】 網目状であるため、風を受けた場合で
もそれを逃がすため、幕が風でめくれあがることが少な
い。 風の影響をうけにくいため、幕をビル屋上等の固定
物に強固に係止しなくても良いので設置や撤去作業が簡
単になる。 網目状であるため、幕裏面から幕越しの視界が確保
されているので、窓その他を覆った場合でも不快感が少
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る広告用幕の実施例の一つを示すた
めの、一部拡大図を含む平面図である。
【図2】幕本体の構造の一例を示すための、一部を破断
した模式図である。
【図3】本発明に係る広告用幕を自動車に取設した状態
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 本発明に係る広告用幕 2 幕本体 3 ロープ 4 広告文字 5 合成繊維糸 6 塗料(白色) 7 塗料(黒色) 8 フロントグリル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全面が網状に構成されたものであること
    を特徴とする広告用幕。
  2. 【請求項2】 少なくとも裏面は、暗色に彩色されたも
    のである請求項1記載の広告用幕。
JP1977795A 1995-01-11 1995-01-11 広告用幕 Pending JPH08190355A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977795A JPH08190355A (ja) 1995-01-11 1995-01-11 広告用幕

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JP1977795A JPH08190355A (ja) 1995-01-11 1995-01-11 広告用幕

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JPH08190355A true JPH08190355A (ja) 1996-07-23

Family

ID=12008765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977795A Pending JPH08190355A (ja) 1995-01-11 1995-01-11 広告用幕

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JP (1) JPH08190355A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004316067A (ja) * 2001-02-20 2004-11-11 Hiraoka & Co Ltd プリント用複層糸条メッシュシート
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040622

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02