JPH08190279A - 高圧電源装置の高圧回路 - Google Patents

高圧電源装置の高圧回路

Info

Publication number
JPH08190279A
JPH08190279A JP7002248A JP224895A JPH08190279A JP H08190279 A JPH08190279 A JP H08190279A JP 7002248 A JP7002248 A JP 7002248A JP 224895 A JP224895 A JP 224895A JP H08190279 A JPH08190279 A JP H08190279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
transfer
potential
high voltage
impedance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7002248A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Komatsu
俊一 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7002248A priority Critical patent/JPH08190279A/ja
Publication of JPH08190279A publication Critical patent/JPH08190279A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】画像形成装置において、転写部材や記録材のイ
ンピーダンスによって転写電圧を変化させた場合でも、
それに応じて除電電圧を変化させることで、帯電むら等
のない良好な一次帯電を行う。 【構成】 検出巻線NP1を介して制御マイコン3に取り
込んだ転写電圧の値が、大きい場合、D/A2を介し、
トランジスタTr2のコレクタ−エミッタ間電圧を大き
くして、除電電圧を大きくする。一方、小さい場合は、
トランジスタTr2のコレクタ−エミッタ間電圧を小さ
くして、除電電圧を小さくする。これにより、転写電圧
が大きい場合の一次帯電時の帯電むらに起因する画像上
の白すじをなくし、また転写電圧が小さい場合の除電電
圧過多に起因するベタ黒抜けを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、レーザビーム
プリンタ等の画像形成装置に使用される高圧電源装置の
高圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図1(a)に、複写機等の画像形成装置
において像担持体として使用される感光ドラム(以下単
に「ドラム」という)の電位の時間的変化を示す。
【0003】同図中、Aは転写電圧が高い場合、Bは普
通の場合、Cは低い場合である。
【0004】また、期間t1は、ドラム上に形成された
トナー画像を紙等の記録材に転写する際のバイアス電圧
を示す。
【0005】期間t2は、トナー画像転写後の電位を示
す。
【0006】期間t3は、さらに除電後の電位を示す。
【0007】期間t4は、一次帯電後の電位を示す。
【0008】従来例では、期間t2から期間t3に移行
する際、除電による電位アップ分が、A、B、Cともに
一律である。これは、除電電圧が、転写電圧に関係な
く、一定であるためである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例によると、以下のような問題がある。
【0010】一般に、複写機等においては、ドラムの1
回転によって、帯電、露光、現像、転写、除電、クリー
ニング等の各画像形成プロセスが行われるが、ドラムが
1回転してきたときに、電源装置の高圧回路から印加し
ている1次バイアス値と実際のドラム上の電位の値との
間に差(電位むら)が発生してしまう。
【0011】この電位むらは、通常、一次バイアスの負
荷レギュレーションによって均一にならされる。
【0012】しかし、転写からのチャージ分が大きい場
合、すなわち転写電圧が大きい場合や、一次バイアスの
負荷レギュレーションが良好でない場合には、電位むら
を均一にならし切れない状態が生ずることがある。
【0013】電位むらは、記録材上に画像を形成した際
に、画像先端に白すじを発生させる。これを防ぐため
に、通常取られている方法は、除電の値を高めに設定
し、転写からのチャージ分を少なくする方法である。
【0014】しかしこの方法では、転写電位の値が高い
ときには電位むらを有効に防止できるものの、転写電位
の値が低いときには反対に除電が高すぎて、ベタ黒で抜
け易い等の問題がある。
【0015】そこで、本発明は、転写電位の値の高低に
かかわらず、帯電時の電位が良好となるようにした電源
装置の高圧回路を提供することを目的とするものであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、画像形成装置の像担持体上
に形成したトナー画像を記録材に転写する転写部材およ
びトナー画像転写後の記録材の除電を行う除電部材に電
圧を印加する高圧電源装置の高圧回路において、転写部
材のインピーダンスまたは転写部材に記録材を含めたと
きのインピーダンスを測定するインピーダンス測定手段
と、該インピーダンス測定手段の測定結果に応じて、前
記転写部材に印加する電圧および除電部材に印加する電
圧を制御する制御装置とを備えることを特徴とする。
【0017】
【作用】以上構成に基づき、転写部材のインピーダンス
または転写部材に記録材を含めたときのインピーダンス
に応じて転写電圧を制御することにより、記録材に対す
るトナー画像の転写を良好に行うことができる。ところ
が、このときに転写電圧の大きさによっては、その後
の、像担持体に対する一次帯電時に帯電むらが発生する
ことがある。そこで、転写と一次帯電との間の除電にお
いて、上述のインピーダンスおよび転写電圧の大きさに
応じて、除電電圧を変化させる。これにより、一次帯電
時の帯電を良好に行う。
【0018】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
【0019】図1(b)に、本発明におけるドラム電位
を、また、図2に、本発明に係る電源装置の高圧回路を
示す。
【0020】前述の従来例にて説明した図1(a)の場
合と同様に、同図(b)中、A′、B′、C′はそれぞ
れ転写電圧が高い、普通、低い場合を示す。
【0021】また、期間t1、t2、t3、t4につい
ても同様、それぞれ転写のバイアス電圧、転写後の電
位、除電後の電位、一次後の電位を示す。
【0022】図1(a)の従来例では、期間t2から期
間t3に移行する際、除電による電位アップ分が、A、
B、Cともに一律であった。これは、除電電圧が、転写
電圧に関係なく、一定であるためである。
【0023】これに対し、同図(b)の本実施例におい
ては、期間t2から期間t3に移行する際、除電による
電位アップ分が、A′、B′、C′で異なる。これは、
転写電圧の値に応じて、除電電圧を変化させているため
である。
【0024】図1(b)のように、転写電圧の値に応じ
て、除電部材(例えば除電針)に印加する除電電圧の値
を最適に制御することで、一次帯電の電位むらによる白
すじの発生を防止し、かつ、除電電圧の大き過ぎによる
ベタ黒抜けの発生をも防止することができる。
【0025】以下、図1(b)のような高圧シーケンス
を生成するための、電源電圧の高圧回路(転写制御回
路)の回路構成を図2に示す。
【0026】なお、本発明でいう除電電圧制御を行うた
めの転写制御回路は、次に説明する従来の転写制御回路
とその一部を共有することが可能なので、追加すべき部
品点数が少なく低コストで実現することができる。
【0027】まず、本発明との比較の意味で、従来の転
写制御であるATVC(AutoTransfer V
oltage Contoroll)を説明する。
【0028】制御マイコン3は、抵抗R2、Q1、D8
の系で、転写ローラに定電流を流す。このときの転写ロ
ーラにかかる電圧を、検出巻線NP1を介して、制御マイ
コン3に取り込む。次に、制御バイアスドライバ4を介
し、転写に順バイアスを印加する際、取り込んだ値が大
きい場合は、転写順バイアス電圧を大きくし、小さい場
合は転写順バイアス電圧を小さくし、転写効率が常に良
くなるようにしている。
【0029】次に本発明の、除電電圧を制御する方法を
述べる。
【0030】前述の検出巻線NP1を介して制御マイコン
3に取り込んだ値が、大きい場合、D/A2を介し、ト
ランジスタTr2のコレクタ−エミッタ間電圧を大きく
して、除電電圧を大きくする。一方、小さい場合は、ト
ランジスタTr2のコレクタ−エミッタ間電圧を小さく
して、除電電圧を小さくする。
【0031】制御計算は、制御マイコン3内で行われ
る。
【0032】転写電圧の値を検出し、それから転写電圧
と除電電圧の両方の制御を行っているので、除電電圧の
値を制御マイコン3内に取り込む必要がなく、部品点数
が少なくて済む。
【0033】また、転写ローラのインピーダンスのみを
測定するのではなく、記録材が転写ローラを通過してい
る際のインピーダンス、すなわち、(転写ローラ+記録
材)のインピーダンスを測定し、これから最適な転写電
圧と除電電圧とを設定する方法もある。なお、この場合
は、記録材の種類に応じて変化するインピーダンスを、
記録材毎に毎回常に取り込む手段が必要になる。
【0034】以上のように、転写ローラのインピーダン
スを測定し、最適な転写電圧と最適な除電電圧とを設定
する、いわゆるATSVC(Auto Transfe
r& Separation Voltage Con
troll)が可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
転写電圧の値に応じて除電電圧の値を最適に制御するこ
とで、一次帯電の電位むらによる白すじを発生させるこ
ともなく、また、除電電圧の大き過ぎによるベタ黒抜け
を発生させることもない、最適な高圧電圧を供給するこ
とが可能である。
【0036】また、本発明でいう除電電圧制御に使用す
る高圧回路は、従来から行われている転写電圧制御であ
るATVC(Atuto Transfer Volt
age Controll)制御に使用する回路とその
その一部を共有することが可能なので、本発明に係る回
路の構成に際し、追加部品点数が少なく、したがって低
コストで構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は従来のドラム電位の時間的変化を示す
図。(b)は本発明におけるドラム電位の時間的変化を
示す図。
【図2】本発明に係る高圧回路の回と構成を示す図。
【符号の説明】
2 D/A 3 制御装置(制御マイコン) 4 順バイアスドライバ A、A′ 転写電圧が高い状態 B、B′ 転写電圧が普通の状態 C、C′ 転写電圧が低い状態 t1 バイアス電圧 t2 転写後の電位 t3 除電後の電位 t4 一次帯電後の電位

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置の像担持体上に形成したト
    ナー画像を記録材に転写する転写部材およびトナー画像
    転写後の記録材の除電を行う除電部材に電圧を印加する
    高圧電源装置の高圧回路において、 転写部材のインピーダンスまたは転写部材に記録材を含
    めたときのインピーダンスを測定するインピーダンス測
    定手段と、 該インピーダンス測定手段の測定結果に応じて、前記転
    写部材に印加する電圧および除電部材に印加する電圧を
    制御する制御装置とを備える、 ことを特徴とする高圧電源装置の高圧回路。
JP7002248A 1995-01-10 1995-01-10 高圧電源装置の高圧回路 Pending JPH08190279A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7002248A JPH08190279A (ja) 1995-01-10 1995-01-10 高圧電源装置の高圧回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7002248A JPH08190279A (ja) 1995-01-10 1995-01-10 高圧電源装置の高圧回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08190279A true JPH08190279A (ja) 1996-07-23

Family

ID=11524060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7002248A Pending JPH08190279A (ja) 1995-01-10 1995-01-10 高圧電源装置の高圧回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08190279A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009008906A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009008906A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5461461A (en) Image transferring device and medium separating device for an image forming apparatus
JP3851057B2 (ja) 画像形成装置
US6965742B2 (en) Image forming apparatus
JPH02293765A (ja) 3レベル画像形成のための白色レベル安定化方法
JP3988346B2 (ja) 画像形成装置における電位制御装置
US5826136A (en) Image stabilizing method for use in an image forming apparatus
US6021288A (en) Image forming apparatus
JPH11102099A (ja) 2色画像形成装置
JPH08190279A (ja) 高圧電源装置の高圧回路
US6026267A (en) Image forming apparatus including a pre-transfer eraser
JP3423632B2 (ja) 画像形成装置
JPH0365975A (ja) 電子写真記録装置
US20010008586A1 (en) Image forming apparatus and image forming method employing the same
JPS6290671A (ja) 複写機の露光レベル制御装置
JP3373658B2 (ja) 転写装置及び転写材除電装置
US7062180B2 (en) Image forming device with image density control
JP2008268390A (ja) 画像形成装置。
JPH10198159A (ja) 画像形成装置
JPH0414079A (ja) 画像記録装置の転写装置
JPS58120271A (ja) 画像記録装置
JP2000066483A (ja) 画像形成装置
JPH0473669A (ja) 静電記録装置の高圧出力制御装置
JP3959696B2 (ja) 電子写真記録装置の露光制御装置
JPH05289461A (ja) 画像記録装置
JP2000147846A (ja) 画像形成装置