JPH08190187A - 情報記録装置 - Google Patents

情報記録装置

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JPH08190187A
JPH08190187A JP7018374A JP1837495A JPH08190187A JP H08190187 A JPH08190187 A JP H08190187A JP 7018374 A JP7018374 A JP 7018374A JP 1837495 A JP1837495 A JP 1837495A JP H08190187 A JPH08190187 A JP H08190187A
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JP
Japan
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film
scanning
unused
roller
sub
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Application number
JP7018374A
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English (en)
Inventor
Kenichi Suzuki
健一 鈴木
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to US08/578,342 priority patent/US6285386B1/en
Publication of JPH08190187A publication Critical patent/JPH08190187A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/0015Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form for treating before, during or after printing or for uniform coating or laminating the copy material before or after printing
    • B41J11/002Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating
    • B41J11/0024Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating using conduction means, e.g. by using a heated platen
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D13/00Processing apparatus or accessories therefor, not covered by groups G11B3/00 - G11B11/00
    • G03D13/002Heat development apparatus, e.g. Kalvar
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/0095Heating devices in the form of rollers

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画質が良好で、かつコンパクトで安価な情報
記録装置を提供する。 【構成】 サプライマガジン15内のフィルムFは、吸
盤17により1枚を分離された後に副走査ローラ22、
23の間に搬送され、光学ユニット27により主走査が
なされると同時に、副走査ローラ22〜25により副走
査がなされ、記録が行われるようになっている。記録が
終了したフィルムFは上方の熱現像部51まで搬送さ
れ、熱現像部51内で熱現像がなされた後に、カバー1
2の開口12aから排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートフィルムに画像
を記録する情報記録装置に使用される情報記録装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】CTやMRI等の診断装置を用いて得ら
れた画像信号をフィルムに記録するレーザーイメージャ
では、先ず入力された画像信号をレーザービームの強度
に変調し、このレーザービームをフィルムに照射して、
画像の濃度に応じてフィルムを感光させることにより記
録を行っている。次に、感光されたフィルムを現像機に
より現像処理することで、フィルムには画像信号に応じ
た濃淡を有する画像が得られる。従来の医療画像用のフ
ィルムは高い階調性が要求されることから、銀塩乳剤を
塗布したフィルムを画像に応じた強度で感光させること
で記録を行い、これを現像液及び定着液内に所定の時間
だけ浸すことにより現像処理を行う所謂湿式の現像処理
が行われている。
【0003】しかしながら、このような湿式の現像処理
は現像液、定着液等の化学薬液を使用するため、処理が
煩雑である。また、これらの化学薬液は一定の処理を行
うと劣化して使用不可能となるため、適宜に交換が必要
である。そして、使用後の化学薬液は廃棄する必要があ
るが、このとき発生する廃液が環境問題を引き起こす等
の不都合がある。
【0004】そこで、銀塩乳剤を塗布したフィルムを使
用することは湿式の現像処理を同様であるが、レーザー
ビームを照射して記録を行った後に、加熱処理を行うこ
とで現像する所謂乾式銀塩方式が提案されている。この
ような乾式銀塩方式の一例は、特開昭53−34515
号公報に開示されている。また、このような乾式銀塩方
式に用いられる熱現像機は種々の方式が提案されてお
り、その一例として、例えば特公昭55−28927号
公報において開示されているものがある。そして、この
ような熱現像機を例えば米国特許公報第5210616
号に記載されているようなレーザーイメージャに結合
し、湿式のフィルムの代りに上述の乾式銀塩方式のフィ
ルムを用いて、記録、現像を行うことが可能である。
【0005】図10はこのような乾式銀塩方式を用いた
レーザーイメージャの構成図であり、情報記録装置1の
内部にはサプライマガジン2、レシーブマガジン3が並
列に設けられ、レシーブマガジン3の上方には、レーザ
ービームLを下方に向けて照射する光学ユニット4が設
けられている。情報記録装置1の左側には、現像ローラ
5を有する熱現像機6が設けられ、この熱現像機6には
フィルムFを排出するための開口6aが形成されてい
る。なお、図10における実線はフィルムFの搬送路を
示している。
【0006】サプライマガジン2内の未記録のフィルム
Fは、搬送路を通って光学ユニット4の下方位置でレー
ザービームLによる記録がなされる。更に、このフィル
ムFは熱現像機6に搬送され、現像ローラ5により現像
されて、熱現像機6の開口6aから排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな熱現像機6をレーザーイメージャに使用すると、記
録の終了したフィルムFを例えば10秒間等の一定時間
だけ加熱する必要があるため、記録を終了したフィルム
Fを搬送する間に加熱現像する場合には、記録のスルー
プットつまり単位時間に処理できるフィルムの枚数を考
慮すると、非常に長い距離に渡って加熱しなければなら
ない。このため、従来例では回転する現像ローラ5の径
がかなり大きくされており、装置全体の寸法が大きくな
る。また、フィルムFと熱板との接触面は摺動によりフ
ィルムFが搬送されるため、フィルムFが損傷するとい
う問題点がある。
【0008】また、フィルムFと現像ローラ5は一体的
に移動するため、現像ローラ5の温度むら、フィルムF
と現像ローラ5の密着むらにより、現像むらが生ずると
いう問題点もある。
【0009】更に、現像ローラ5にフィルムFを巻き付
けながら加熱現像するため、フィルムFにカーリングが
発生するという問題点もある。また、熱現像機6から発
生する熱により、情報記録装置1の内部の温度が上昇す
るために、特に記録光源であるレーザーの特性が変化し
たり、記録時のフィルムFの温度が上昇し、連続して記
録する場合に、最初に記録したフィルムFと後に記録し
たフィルムFとで記録特性が変化するという問題点もあ
る。
【0010】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
画質が良好で、かつコンパクトで安価な情報記録装置を
提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1発明に係る情報記録装置は、未使用のフィルムを
積層収納する未使用フィルム収納手段と、該未使用フィ
ルム収納手段から1枚ずつ取り出した前記フィルムに対
して主走査方向に記録走査を行う光学ユニットと、前記
主走査方向と交差する方向に副走査を行う副走査手段
と、記録走査がなされた前記フィルムを搬送する直線状
搬送路と、前記フィルムを前記直線状搬送路において加
熱処理することで現像する熱現像手段とを備え、前記未
使用フィルム収納手段と前記直線状搬送路とを略平行に
重なり合うように配置したことを特徴とする。
【0012】また、第2発明に係る情報記録装置は、未
使用のフィルムを積層収納する未使用フィルム収納手段
と、該未使用フィルム収納手段に積層から1枚ずつ取り
出した前記フィルムに対して、主走査方向に記録走査を
行う光学ユニットと、前記主走査方向と交差する方向に
副走査を行う副走査手段と、記録走査がなされた前記フ
ィルムを搬送する直線状搬送路と、前記フィルムを前記
直線状搬送路において加熱処理することで現像する熱現
像手段とを備え、前記未使用フィルム収納手段を略水平
方向に配置し、前記直線状搬送路を略鉛直方向に配置し
たことを特徴とする。
【0013】
【作用】上述の構成を有する第1及び第2発明に係る情
報記録装置は、未使用フィルム収納手段から1枚ずつ取
り出したフィルムに対して、光学ユニットにより主走査
方向に記録走査を行い、同時に副走査手段により主走査
方向と交差する方向に副走査を行い、記録走査がなされ
たフィルムを直線状搬送路を搬送しながら、熱現像手段
により現像を行う。
【0014】
【実施例】本発明を図1〜図9に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。図1は第1の実施例の構成図であ
り、画像記録装置11はカバー12によりその内部を暗
部として覆われ、カバー12の上部にはフィルムFが通
過するための開口12aが形成されている。カバー12
の内部は隔壁13、14により区切られ、カバー12の
開口12aから進入した光束が更に内部に進入すること
を防止している。また、隔壁14には空気を流通するた
めの2個所の開口14a、14bが形成されている。
【0015】カバー12の内部には、積層された未使用
のフィルムFを収納する挿脱可能のサプライマガジン1
5が内蔵され、このサプライマガジン15にはフィルム
Fを取り出すための開口15aが形成されている。更
に、サプライマガジン15には開口15aを開閉するた
めの蓋部16が取り付けられ、蓋部16を閉じた際に、
サプライマガジン15は内部が暗部として保たれるよう
にされている。なお、フィルムFは下面のみが銀塩乳剤
面とされ、この銀塩乳剤面に微小レーザービームを照射
することにより潜像が記録され、この潜像を現像するこ
とにより、画像を形成し記録を行うことができるように
なっている。
【0016】サプライマガジン15の開口15aの上方
には、フィルムFを吸着し得る複数個の吸盤17が奥行
き方向に設けられ、この吸盤17は図1の位置a〜dに
それぞれ移動可能とされている。吸盤17の位置cの左
方には、搬送ローラ18、19から成る搬送ローラ対が
設けられており、搬送ローラ18の奥行き方向には、フ
ィルムFを挟持するための膨出部が複数個所に形成され
ると共に、搬送ローラ18は図示しない機構により図1
の鎖線位置まで退避し得るようにされている。
【0017】更に、搬送ローラ18、19の左方には、
ガイド板20、21から成る搬送路、副走査ローラ2
2、23から成る副走査ローラ対、副走査ローラ24、
25から成る副走査ローラ対が順次に設けられている。
なお、副走査ローラ22〜25は図示しない駆動源及び
動力伝達手段により高精度のサーボを加えられ、均一な
速度で回転するようにされている。
【0018】一方、サプライマガジン15の下方には、
カバー26により内部を暗部として覆われた光学ユニッ
ト27が設けられ、この光学ユニット27はカバー26
の左側に形成された開口26aから、レーザービームL
を副走査ローラ23と副走査ローラ25の間に照射し、
主走査を行うことができるようになっている。
【0019】図2は光学ユニット27の平面図であり、
記録する画像データに応じて変調されたレーザービーム
Lを出射するレーザー光源28の出射方向には、レンズ
29、30、モータ31により所定の速度で回転可能と
された回転多面鏡32が順次に配列されている。更に、
回転多面鏡32により反射されたレーザービームLは、
レンズ33、34を通った後に副走査ローラ23、25
の間に扇状に走査され、フィルムFに照射されるように
なっている。
【0020】ここで、回転多面鏡32の走査角αが大き
過ぎると、光学系の収差等の影響によりレーザービーム
Lの形状が変化したり焦点ずれが大きくなるため、走査
角αは30〜40度程度以下とすることが好ましい。従
って、例えば35×43cmのフィルムFを35cmの
方向に主走査し、このフィルムFの有効幅Wが33cm
である場合には、回転多面鏡32により反射されたレー
ザービームLが、フィルムFに到達するまでに通過する
経路の距離Aは略45〜50cmとなり、フィルムFの
進行方向の長さと同程度以上となる。
【0021】また、図1において副走査ローラ24、2
5の下方には、ガイド板35、36から成る搬送路、搬
送ローラ37、38から成る搬送ローラ対が順次に設け
られており、搬送ローラ37は鎖線位置まで退避し得る
ようにされている。更に、搬送ローラ37、38の右方
には、ガイド板39、40から成る搬送路、搬送ローラ
41、42から成る搬送ローラ対、ガイド板43、44
から成る搬送路、搬送ローラ45、46から成る搬送ロ
ーラ対、ガイド板47、48から成る搬送路、搬送ロー
ラ49、50から成る搬送ローラ対が順次に設けられて
いる。
【0022】搬送ローラ49、50の左方には熱現像部
51が設けられており、この熱現像部51は断熱性の良
好な部材で製作された隔壁52により覆われ、この隔壁
52の右側及び左側には、フィルムFが通過するための
開口52a、52bがそれぞれ形成されている。隔壁5
2の内部において、開口52aの左方には、搬送ローラ
53、54から成る搬送ローラ対、ガイド板55、56
から成る搬送路、搬送ローラ57、58から成る搬送ロ
ーラ対、ガイド板59、60から成る搬送路、搬送ロー
ラ61、62から成る搬送ローラ対が順次に設けられ、
これらの搬送ローラ対によりフィルムFを搬送路に沿っ
て、隔壁52の開口52bまで搬送し得るようにされて
いる。
【0023】図3は搬送ローラ54の断面図であり、搬
送ローラ54は軸受63、64及び中央部が開いて円環
状とされた軸受ホルダ65を介して、フレーム66、6
7に回転自在に支持されている。搬送ローラ54の左端
部54aは径が細くされており、この左端部54aには
図示しない駆動手段に連結された歯車68が取り付けら
れている。なお、搬送ローラ54の内部は空洞54bと
されており、この空洞54b内には、ヒータ69が軸受
ホルダ65、軸受64を貫通して挿入されている。
【0024】更に図1に示すように、搬送ローラ54の
下部には、検出部が搬送ローラ54の表面に接するよう
にされた温度センサ70が設けられている。また、搬送
ローラ58、62も搬送ローラ54と同様に、駆動手段
により回転可能とされ、内部の空洞58a、62aにヒ
ータが挿入されると共に、その下部には温度センサ7
1、72が搬送ローラ58、62の表面にそれぞれ接す
るように設けられている。
【0025】図4はガイド板55の断面図であり、ガイ
ド板55には抵抗線73を内蔵したヒータ74が取り付
けられ、ガイド板55の両側にはヒータ74の温度を検
知する温度センサ75が設けられている。また、ガイド
板56、59、60にも図示は省略しているが、ガイド
板55と同様にヒータ及び温度センサが設けられてい
る。
【0026】隔壁52の開口52bの左方には、搬送ロ
ーラ76、77から成る搬送ローラ対、ガイド板78、
79から成る搬送路、搬送ローラ80、81から成る搬
送ローラ対が順次に設けられ、搬送ローラ80、81ま
で搬送されたフィルムFは、カバー12の開口12aか
ら外部に排出されるようになっている。
【0027】図1において、カバー12の前面又は背面
には、2個のファン82が設けられている。図5はこの
ファン82及びその周囲の断面図であり、ファン82は
カバー12に形成された開口12bから、内部の空気を
排出し得るようにされている。また、ファン82は2枚
の隔壁83、84により覆われており、外部からの光束
が内部に進入することを防止している。一方、カバー1
2の下部においては、空気を取り込むための開口12c
が形成され、この開口12cから外部の光束が内部に進
入することを防止するように、開口12cは図6に示す
ように2枚の隔壁85、86により覆われている。更
に、隔壁14には2個所の開口14a、14bが形成さ
れ、カバー12の内部の空気の流通を妨げることがない
ようにされている。
【0028】記録を行う際には、先ず図示しない電源ス
イッチを入れると、搬送ローラ54、58、62及びガ
イド板56、60は内部のヒータ69、74により加熱
される。搬送ローラ54、58、62及びガイド板5
6、60の温度は温度センサ70〜72、75により検
出され、図示しない制御手段により、これらの搬送ロー
ラ54、58、62及びガイド板56、60の表面温度
は所定の範囲内になるように制御される。搬送ローラ5
4、58、62及びガイド板56、60の表面が所定の
温度に達すると、図示しない表示手段は記録可能状態で
あることを表示する。
【0029】次に、図示しない指示手段により記録を行
うための指示がなされると、吸盤17が位置aから位置
bまで移動して、サプライマガジン15内のフィルムF
の最上層の1枚を吸着する。このとき、搬送ローラ18
は実線位置に移動しており、更に吸盤17が位置cに移
動して、フィルムFの先端を搬送ローラ18、19の間
に挟み込んだ後に、吸盤17はフィルムFの吸着を解除
して位置dに退避する。これにより、フィルムFは吸盤
17から離れ、搬送ローラ18、19が回転すると、フ
ィルムFはガイド板20、21に沿って左下方に搬送さ
れ、副走査ローラ22、23に挟み込まれる。
【0030】フィルムFが副走査ローラ22、23に挟
み込まれると、搬送ローラ18、37が鎖線位置に移動
した後に、副走査ローラ22〜25がそれぞれ同一の速
度で回転を開始する。フィルムFの先端が副走査ローラ
24、25の間に挟み込まれると、光学ユニット27の
レーザー光源28が画像信号により変調されたレーザー
ビームLを出射し、この光束が回転多面鏡32により偏
向され、主走査が行われる。同時に、副走査ローラ22
〜25により副走査が行われ、フィルムFの先端はガイ
ド板35、36に沿って右下方に移動する。更に、記録
が進むに従って、フィルムFの後端はガイド板20、2
1に沿って移動するが、ガイド板20、21は搬送ロー
ラ18、19の近傍から、副走査ローラ22、23の近
傍まで滑らかに連続して設けられているため、記録に影
響を与えるような衝撃がフィルムFに加わることはな
い。
【0031】フィルムFの後端が副走査ローラ22、2
3から離れる直前に、レーザー光源28はレーザービー
ムLの照射を完了し、この後に搬送ローラ37が実線位
置に移動し回転することで、フィルムFは右方に搬送さ
れる。ここで、搬送ローラ41、42、45、46、4
9、50は回転を開始し、フィルムFをガイド板43、
44、47、48に沿って上方に搬送し、隔壁52の開
口52aを介して、熱現像部51内の搬送ローラ53、
54の間に挟み込む。
【0032】次に、搬送ローラ53、54、57、5
8、61、62が回転し、フィルムFをガイド板55、
56、59、60に沿って左方に搬送し、搬送ローラ7
6、77の間に挟み込む。このとき、フィルムFは搬送
ローラ54、58、62及びガイド板56、60のヒー
タ69、74により加熱現像がなされる。そして、搬送
ローラ76、77、80、81が回転し、現像を終えた
フィルムFをガイド板78、79に沿って搬送し、フィ
ルムFはカバー12の開口12aから排出される。連続
して記録を行う場合には、同様の動作を繰り返せばよ
い。或いは、フィルムFの後端が副走査ローラ24、2
5から離れた際に、吸盤17が再び位置bに移動して、
次のフィルムFの分離動作を開始すれば、フィルムFの
スループットが向上する。
【0033】なお、記録中はファン82が回転してお
り、カバー12の開口12cから空気を取り込み、開口
12bから排出する。これにより、熱現像部51で暖め
られた空気は隔壁14より下方に流れることはなく、走
査位置の周辺における温度を略一定に保つことができ
る。
【0034】また、現像中に温度センサ70〜72等で
検出される搬送ローラ54、58、62、ガイド板5
6、60の温度が、所定の範囲から外れた場合には、フ
ィルムFが通過中であれば、そのフィルムFが搬送ロー
ラ61、62を通過した後に、次のフィルムFを搬送ロ
ーラ53、54の手前で停止させ、搬送ローラ54、5
8、62、ガイド板56、60の温度が再び所定の範囲
に含まれる状態となった後に、フィルムFの搬送を再開
する。
【0035】本実施例では、ガイド板55、56、5
9、60の全部にヒータを取り付けたが、これらの一部
のみに取り付けてもよく、また搬送ローラ54、58、
62の少なくとも1個にヒータを取り付ければ、ガイド
板55、56、59、60のヒータを省略することがで
きる。
【0036】図7は第2の実施例の構成図であり、図1
と同一の符号は同一の部材を示している。この第2の実
施例は第1の実施例と配置のみが異なる構成となってい
る。第1の実施例では、フィルムFが熱現像部51を通
過する際に、フィルムFの乳剤面が下方を向くため、重
力の影響により乳剤とガイド板56、60とが接触し、
乳剤の性質によってはフィルムFの乳剤面が損傷する虞
れがあるが、この第2の実施例のように配置することに
より、フィルムFは熱現像部51では上面が乳剤面とな
るので、フィルムFが損傷することはない。
【0037】図8は第3の実施例の構成図であり、フィ
ルムFの搬送経路のみを示している。第2の実施例では
吸盤17がフィルムFの乳剤面に接触して吸着を行うた
め、乳剤の種類と吸盤17の材質によっては、フィルム
Fにおける吸盤17が接触する個所にかぶりを発生する
場合があるが、本実施例では吸盤はフィルムFの乳剤面
の裏面に接触するため、フィルムFにかぶりが生ずるこ
とはない。
【0038】図9は第4の実施例の構成図であり、熱現
像部51が略鉛直方向に配置されている。これにより、
第1の実施例と比較して搬送経路が簡素となると共に、
画像記録装置11の高さを低くすることができる利点が
ある。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように第1及び第2発明に係
る情報記録装置は、従来よりも小型の装置で乾式銀塩フ
ィルムを用いた記録及び現像が可能となり、かつカーリ
ング、損傷、現像むらのない画像が得られる。また、サ
プライマガジン、光学ユニット、記録部が熱現像機の熱
の影響を受けることはなく常に一定の温度に保たれ、安
定した記録を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】光学ユニットの平面図である。
【図3】現像部の搬送ローラの断面図である。
【図4】現像部のガイド板の断面図である。
【図5】ファンの周辺の断面図である。
【図6】開口の周辺の断面図である。
【図7】第2の実施例の構成図である。
【図8】第3の実施例の構成図である。
【図9】第4の実施例の構成図である。
【図10】従来の例の構成図である。
【符号の説明】
11 画像記録装置 12、26 カバー 13、14、52、83〜86 隔壁 15 サプライマガジン 17 吸盤 18、19、37、38、41、42、45、46、4
9、50、53、54、57、58、61、62、7
6、77、80、81 搬送ローラ 20、21、35、36、39、40、43、44、4
7、48、55、56、59、60、78、79 ガイ
ド板 22〜25 ガイド板 27 光学ユニット 28 レーザー光源 32 回転多面鏡 51 熱現像部 68 歯車 69、74 ヒータ 70〜72、75 温度センサ 73 抵抗線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未使用のフィルムを積層収納する未使用
    フィルム収納手段と、該未使用フィルム収納手段から1
    枚ずつ取り出した前記フィルムに対して主走査方向に記
    録走査を行う光学ユニットと、前記主走査方向と交差す
    る方向に副走査を行う副走査手段と、記録走査がなされ
    た前記フィルムを搬送する直線状搬送路と、前記フィル
    ムを前記直線状搬送路において加熱処理することで現像
    する熱現像手段とを備え、前記未使用フィルム収納手段
    と前記直線状搬送路とを略平行に重なり合うように配置
    したことを特徴とする情報記録装置。
  2. 【請求項2】 未使用のフィルムを積層収納する未使用
    フィルム収納手段と、該未使用フィルム収納手段に積層
    から1枚ずつ取り出した前記フィルムに対して、主走査
    方向に記録走査を行う光学ユニットと、前記主走査方向
    と交差する方向に副走査を行う副走査手段と、記録走査
    がなされた前記フィルムを搬送する直線状搬送路と、前
    記フィルムを前記直線状搬送路において加熱処理するこ
    とで現像する熱現像手段とを備え、前記未使用フィルム
    収納手段を略水平方向に配置し、前記直線状搬送路を略
    鉛直方向に配置したことを特徴とする情報記録装置。
  3. 【請求項3】 前記熱現像手段はフィルムを挟持搬送す
    るローラ対と、該ローラ対の少なくとも一方のローラを
    加熱する加熱手段と、前記ローラの表面温度を検出する
    温度検出手段と、前記ローラの表面温度を所定の範囲内
    に保持する制御手段とを備えた請求項1又は2に記載の
    情報記録装置。
  4. 【請求項4】 前記熱現像手段は、前記フィルムを保持
    する直線状のフィルムガイド手段と、該フィルムガイド
    手段を加熱する加熱手段と、前記フィルムガイド手段の
    温度を検出する温度検出手段と、前記フィルムガイド手
    段の温度を所定の範囲内に保持する制御手段を備えた請
    求項1又は2に記載の情報記録装置。
  5. 【請求項5】 前記熱現像手段を覆う断熱手段を備え、
    該断熱手段には前記フィルムの進入口及び排出口の2個
    所のみに開口を形成した請求項1又は2に記載の情報記
    録装置。
  6. 【請求項6】 前記未使用フィルム収納手段と前記直線
    状搬送路を共に略水平方向に配置し、前記直線状搬送路
    を装置の最上部に配置した請求項1に記載の情報記録装
    置。
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