JPH08189863A - 赤外線温度計 - Google Patents

赤外線温度計

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Publication number
JPH08189863A
JPH08189863A JP7002327A JP232795A JPH08189863A JP H08189863 A JPH08189863 A JP H08189863A JP 7002327 A JP7002327 A JP 7002327A JP 232795 A JP232795 A JP 232795A JP H08189863 A JPH08189863 A JP H08189863A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
probe
cover
infrared
thermometer
Prior art date
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Pending
Application number
JP7002327A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Teramoto
勤 寺本
Masashi Fukuyoshi
正史 福良
Akira Nakagawa
朗 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP7002327A priority Critical patent/JPH08189863A/ja
Publication of JPH08189863A publication Critical patent/JPH08189863A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使い勝手が良く、場合によってはランニング
コストを安くすることができる赤外線温度計を提供する
ことである。 【構成】 本体ケース10の先端部11に、赤外線セン
サ20とレンズ21を配置すると共にプローブ23を取
付け、先端部11の端面にレンズカバー22を着脱自在
に取付け、更に赤外線センサ20のケース20aの入光
面に絞りとしての孔20bを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、赤外線を検知して温度
を測定する赤外線温度計に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の赤外線温度計として例えば耳式
体温計は、一般に図3に示すように、回路・電源等を内
蔵する本体ケース30の先端部31に、赤外線センサ4
0、絞り41及びレンズ42が順に近接して配置され、
更に赤外線導入路43aを有する先細状のプローブ43
が取付けられてなるものである。
【0003】このような耳式体温計は、プローブ43を
耳孔に挿入し、耳孔から放射される赤外線を赤外線セン
サ40で検知し、それに基づいて耳内の温度を測定する
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような耳式体温
計では、プローブ43の汚れ防止や衛生上から測定時に
はプローブカバー44をプローブ43に装着して使用す
るが、プローブカバー44自身に耳垢や埃等が付着した
り、プローブカバー44自身に蓄熱があるため、衛生上
や正確な体温測定から測定のたびにプローブカバー44
を交換する必要がある。このため、プローブカバーの交
換が面倒であるばかりか、プローブカバーのコスト(ラ
ンニングコスト)が掛かることになる。
【0005】従って、本発明は、このような問題点に着
目してなされたもので、使い勝手が良く、場合によって
はランニングコストを安くすることができる赤外線温度
計を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の赤外線温度計は、本体ケースの先端部に配
置された赤外線センサと、この赤外線センサの前方に配
置された絞りと、この絞りの前方に配置されたレンズ
と、それら赤外線センサ、絞り及びレンズを内包する本
体ケースの先端部に取付けられたプローブとを備える赤
外線温度計において、前記プローブ内にて前記レンズの
前方にレンズカバーを着脱自在に設けたことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】この赤外線温度計では、レンズの前方にレンズ
カバーが設けられているため、プローブカバーは不要と
なる。プローブカバーを使わないならば、プローブカバ
ー自身に付着する耳垢や埃等の影響や蓄熱による影響が
皆無になり、プローブカバーの面倒な交換が無くなり、
ランニングコストも安くなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の赤外線温度計を実施例に基づ
いて説明する。その一実施例に係る赤外線温度計として
の耳式体温計の要部拡大断面図を図1に示す。この耳式
体温計では、回路・電源等を内蔵する本体ケース10の
先端部11に赤外線センサ20が配置され、この赤外線
センサ20の前方にレンズ(例えばフレネルレンズ)2
1が配置されている。赤外線センサ20とレンズ21を
内包する本体ケース10の先端部11には、先細状のプ
ローブ23が取付けられている。このプローブ23内に
おいて、本体ケース10の先端部11にはレンズカバー
22がレンズ21の前方に位置して着脱自在に取付けら
れている。
【0009】この実施例では、レンズカバー22は、先
端部11の段差状外壁面11aとプローブ23の段差状
内壁面23aとの間に挟持されることで、先端部11に
取付けられている。従って、プローブ23を先端部11
から外せば、レンズカバー22は容易に取り外すことが
でき、反対にプローブ23を先端部11に取付けること
で、レンズカバー22を先端部11に装着することがで
きる。なお、レンズカバー22の材質としては、ポリエ
チレン、シリコン等が示される。又、赤外線センサ20
のケース20aのレンズ21対向面(入光面)には、絞
りとしての孔20bが形成され、この絞り20bは赤外
線センサ20のセンサ受光部20cを通る中心線上に位
置する。絞り20bを赤外線センサ20のケース20a
に兼用させることで、通常の絞り機構は不要となり、構
造を簡素にできる。
【0010】このような耳式体温計では、レンズカバー
22が設けられているため、測定に際してプローブカバ
ーは不要であるが、レンズカバー22が着脱自在である
ため、レンズカバー22の交換のみならず、図2に示す
ように、レンズカバー22を取り外して従来通りにプロ
ーブカバー44をプローブ23に装着して使用すること
も可能である。つまり、プローブ23を本体ケース10
の先端部11から一旦外してレンズカバー22を取り外
し、再びプローブ23を先端部11に取付ければよい。
この場合、予めレンズカバー22の厚さをプローブカバ
ー44と同じ赤外線透過率となる厚さに設定しておけ
ば、例えば病院等で感染の心配があるときにレンズカバ
ー22を外してプローブカバー44を使用しても、赤外
線透過量を一定にでき、レンズカバーを使用した時とプ
ローブカバーを使用した時の測定誤差を無くすことがで
きる。その場合、レンズカバーをプローブカバーと同じ
シートで構成すれば都合がよい。
【0011】なお、レンズ21にフレネルレンズを採用
することで、レンズ厚を薄くすることができるので透過
率を向上できるだけでなく、レンズを成形品で作製でき
るのでコストを削減できる。又、レンズをポリエチレン
とシリコンの2重構造としてもよい。以上の実施例によ
れば、下記のような効果が得られる。 (1)プローブカバーを使用しない場合には、プローブ
カバーに付着する耳垢や埃等の影響及びプローブカバー
自身の蓄熱による影響が皆無となり、測定精度を向上で
きる。 (2)プローブカバーを使用しない場合には、プローブ
カバーの交換は要らず、使い勝手が良くなる上に、ラン
ニングコストが安くなる。 (3)レンズカバーの厚さをプローブカバーと同じ透過
率となる厚さに設定することにより、レンズカバーを外
してプローブカバーを装着して使用する場合であって
も、赤外線透過量を一定にでき、測定誤差を無くすこと
ができる。 (4)プローブカバーを使用しない場合には、色々な形
状のプローブと交換することが可能となり、例えば大人
用、小児用、乳幼児用に分けて使用することができる。 (5)レンズにフレネルレンズを採用することにより、
レンズ厚を薄くすることができるので透過率の向上を図
れると共に、レンズを成形品で作製できるので低コスト
を実現できる。 (6)赤外線センサケースのレンズ対向面に孔を形成
し、この孔を絞りとすることにより、通常の絞り機構が
不要になり、それだけ構造を簡素にできる。
【0012】
【発明の効果】本発明の赤外線温度計は、レンズの前方
にレンズカバーを着脱自在に設けたので、使用形態の選
択の自由度が増え、使い勝手が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係る赤外線温度計(耳式体温計)の
要部拡大断面図である。
【図2】図1に示す赤外線温度計の別の使用例を示す要
部拡大断面図である。
【図3】従来例に係る耳式体温計の要部断面図である。
【符号の説明】
10 本体ケース 11 先端部 20 赤外線センサ 20a 赤外線センサケース 20b 絞り(孔) 21 レンズ 22 レンズカバー 23 プローブ 44 プローブカバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケースの先端部に配置された赤外線セ
    ンサと、この赤外線センサの前方に配置された絞りと、
    この絞りの前方に配置されたレンズと、それら赤外線セ
    ンサ、絞り及びレンズを内包する本体ケースの先端部に
    取付けられたプローブとを備える赤外線温度計におい
    て、 前記プローブ内にて前記レンズの前方にレンズカバーを
    着脱自在に設けたことを特徴とする赤外線温度計。
  2. 【請求項2】前記赤外線センサケースのレンズ対向面
    (入光面)に孔を形成し、この孔を絞りとすることを特
    徴とする請求項1記載の赤外線温度計。
  3. 【請求項3】前記赤外線温度計は、前記プローブを耳孔
    に挿入する耳式体温計であることを特徴とする請求項1
    記載の赤外線温度計。
  4. 【請求項4】前記赤外線温度計は、前記レンズカバーの
    代わりに、前記レンズカバーと同じ赤外線透過率のプロ
    ーブカバーを前記プローブに装着できることを特徴とす
    る請求項1記載の赤外線温度計。
JP7002327A 1995-01-11 1995-01-11 赤外線温度計 Pending JPH08189863A (ja)

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JP7002327A JPH08189863A (ja) 1995-01-11 1995-01-11 赤外線温度計

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JP7002327A JPH08189863A (ja) 1995-01-11 1995-01-11 赤外線温度計

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