JPH05261070A - 生物医学的プローブ用保護装置 - Google Patents

生物医学的プローブ用保護装置

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JPH05261070A
JPH05261070A JP3069266A JP6926691A JPH05261070A JP H05261070 A JPH05261070 A JP H05261070A JP 3069266 A JP3069266 A JP 3069266A JP 6926691 A JP6926691 A JP 6926691A JP H05261070 A JPH05261070 A JP H05261070A
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マイケル、ピー、ドフランク
Robert J Rosati
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】赤外線温度計で使用されるプローブのような生
物医学的プローブ用の保護装置を提供する。 【構成】導波管18を含む突出プローブ16を有し、導
波管を汚染からシールすると同時に赤外線エネルギを通
過させることができるように透明な窓22が導波管の患
者端に取付けられた生物医学的温度計10用の保護装
置。保護スリーブ23は透明な窓を保護し且つこの窓を
導波管に取付け、導波管を保護するため、導波管の全プ
ローブ長に沿って材料20は設けられている。外保護部
材24が透明な窓及び導波管保護材料上に取付けられて
更なる保護を提供し、プローブ保護カバー34の取付け
及び保持表面を提供する。貫通開口38を持つフレーム
部材36を有する使捨てのプローブ保護カバーはプロー
ブのベース26に嵌まって保持されるような大きさであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全体として生物医学的
器具用の保護装置に関し、更に詳細には、生物医学的温
度計のプローブ用の保護システムに関する。
【0002】
【従来の技術】医療用温度計は多くの疾病の診断に有用
である。最近、赤外線温度計の評判が上がってきてい
る。これは、従来の水銀温度計又は電子式温度計よりも
短い時間で患者をあまり動かすことなく患者の体温の正
確な計測を行うことができるからである。
【0003】生物医学的赤外線温度計は、代表的には、
患者の体温を耳道及び鼓膜から計測するのに使用され
る。代表的には、このような温度計測は数秒又はそれ以
下で行うことができる。しかしながら、このような温度
計は、汚れ、振動的な衝撃、又は他の原因によって引き
起こされるプローブの光学的性質の変化に敏感である。
赤外線エネルギに対して透明なシース又はプローブカバ
ーを使用する場合もある。このカバーは、患者の鼓膜に
差し向けられる器具の部分に何らかの方法で取り付けら
れる。このようなカバーは、再使用するとその上に汚れ
がたまってしまう。このような汚れは、カバーが温度計
の光路上にあるため、計測温度を不正確にすると同時に
患者から患者への交差汚染を引き起こしてしまう。各温
度計測の後にプローブカバーを廃棄すれば光路内に汚れ
がたまること及び患者の交差汚染の両方を回避すること
ができる。
【0004】このようなカバーは、器具のこの部分を汚
れから保護するけれども、器具を落とした場合などで
は、衝撃保護を僅かしか、或いは全く提供しない。導波
管を含み且つこの導波管が光路の一部を形成するプロー
ブの場合、手荒な取扱によって導波管が被った損傷は、
温度計測を不正確にしてしまう。捩じり又は曲げは、ど
れほど僅かであろうとも光路を大きく変化させてしま
う。更に、導波管に入る塵埃、凝縮物、又は他の汚染物
がその性能に悪影響を及ぼす。使い捨てのカバーが導波
管の遠位端上に設けられていない場合、かくして他の種
類の保護が設けられていない場合には、塵埃、又は他の
汚染物が導波管内に入って導波管の続く作業に影響を及
ぼすことがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】プローブの導波管のよ
うな部品を保護し、導波管、及び患者又は器具の操作者
と接触する他の部品の汚染を回避する温度計のプローブ
用の保護システムを提供するのが望ましい。赤外線温度
計について言えば、このようなシステムのプローブカバ
ー部分が赤外線に対して透明であるのが更に望ましい。
更に、不時の汚染を回避するため、プローブカバーの存
在及びプローブカバーの正確な位置決めを検出するため
の手段を保護装置に設けるのが更に望ましい。本発明は
これらの必要に解決策を与える。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、赤外線温度計
で使用されるプローブのような生物医学的プローブ用の
保護装置を提供する。本発明の保護装置は、導波管を有
し、使用に当たって患者に差し向けられ、患者と接触す
ることもある、導波管を有するプローブに特に適する。
導波管に汚染物が入らないようにするため、窓が導波管
のプローブ端に配置してある。窓及び導波管をその相対
的な位置に取り付け、これらを衝撃による損傷から保護
するため、スリーブが窓及び導波管の端を取り囲んでい
る。更に、導波管を保護するため、別の保護材料が導波
管の全長に沿って取り付けられている。ここに図示した
実施例では、この別の材料は導波管を包囲する放熱子か
ら成る。
【0007】更に、保護装置は、耐久性のある材料でで
きた外保護部材を有する。この外保護部材は、導波管及
び窓を損傷から更に保護するため、及びプローブカバー
を取り付けるためのベースを提供するため、プローブの
導波管部分上に取り付けられている。外保護部材の遠位
端は、温度計測のためプローブを耳道内に部分的に挿入
できるように、耳道と幾分相補的な形状を有する。一実
施例では、外保護部材は、プローブ保護カバーをプロー
ブ上に保持するのに使用するためそのベースにぎざぎざ
を有する。
【0008】装置の使い捨てプローブ保護カバー部分
は、貫通開口を備えたほぼ平らなフレーム部材を有し、
この開口は、外保護部材上に嵌まって外保護部材のベー
スとの締まり嵌めによって保持されるような大きさにな
っている。プローブの先端をフレームの開口に挿入した
とき、伸びてプローブの形状とほぼ同形状になる材料が
フレーム部材の開口を横切って延びている。使い捨ての
プローブ保護カバーは簡単に且つ安価に製造することが
でき、プローブの端上に容易に嵌めることができ、次い
で、使用後、容易に取り外すことができる。この構成に
よって、検査すべき各患者について個々のプローブ保護
カバーを使用することができ、これによって、患者間の
汚染を回避しつつ同じ温度計を多くの患者に使用するこ
とができる。更に、プローブ保護カバーは透明な導波管
カバーの汚染を阻止する。一実施例では、使い捨てのプ
ローブ保護カバーのプローブ上での位置を検出するた
め、及びプローブカバーが所定位置にない場合に温度計
の使用を回避するのに使用するのがよい信号を発生する
ため、一つ又はそれ以上の位置検出器が温度計の本体に
取り付けられている。
【0009】本発明の他の特徴及び利点は、以下の詳細
な説明、及び本発明の特徴を例として図示する添付図面
から明らかになるであろう。
【0010】
【実施例】例示の図面に示すように、本発明は、本体部
分及び突出したプローブを有する生物医学的温度計に使
用できる保護装置の形態で実施される。プローブは、赤
外線を受け取ってこれを本体部分内に配置された赤外線
検出器へ導くためにプローブを貫通した導波管を有す
る。
【0011】次に図1、図2、及び図3を参照すると、
これらの図には患者の体温を検出するための生物医学的
赤外線温度計10が図示してある。生物医学的温度計
(図3参照)の本体11は、赤外線検出器(図示せ
ず)、及び温度計が耳道又は患者の他の解剖学的部分等
の身体のキャビティから受け取った赤外線に基づいて患
者の体温を決定するのに必要な機能的要素を収容する。
本明細書中で使用してあるように、赤外線という用語
は、波長が7μm乃至15μmの範囲にある放射線に関
する。この温度計は、好ましくは、ハンドル2及び断続
スィッチ14を有する手持ち式の装置である。そのた
め、使用者がプローブ16の突出端を温度の読みを得よ
うとする患者の部分に差し向けることによって温度の読
みを素早く得ることができる。プローブ16は、代表的
には、導波管部分18を有し、この部分は、この実施例
ではほぼ円筒形形状であり、赤外線エネルギを温度源か
ら赤外線検出器(図示せず)まで伝えるため、プローブ
16を通って赤外線検出器まで軸線方向に延びている。
この実施例ではほぼ円筒形形状の導波管が図示してある
けれども、これは単に図示の目的である。他の形状の導
波管を使用してもよい。例えば、一実施例では、僅かに
截頭円錐形形状の導波管が最も有用であることがわかっ
ている。プローブの遠位端で導波管の開口を大きくする
と、導波管の小さい方の開口が赤外線検出器に隣接して
配置される。この形状によって、更に多くの赤外線エネ
ルギが患者から検出器に到達する。
【0012】導波管18の周りには放熱子20が設けて
ある。放熱子20は導波管18と一体であるのがよい
が、単に導波管18と接触しているだけでもよい。図3
の実施例では、放熱子20が最初に形成され、次いで導
波管18を配置するため、この放熱子を通して導路が形
成される。次いで、この導路を金のような反射率が非常
に大きな物質で被覆して導波管18を完成する。
【0013】次に図4を参照すると、窓22が導波管1
8の端に配置される。この窓は、導波管18の遠位端及
び窓22上に配置されたスリーブ23内に取り付けられ
且つこのスリーブ内で保護される。窓22は、赤外線エ
ネルギに対してほぼ透明なセレン化亜鉛(zinc selenid
e) のようなガラス状材料で形成してある。変形態様と
して窓をポリエチレン又は赤外線エネルギに対してほぼ
透明な他の同様の材料でつくってもよい。開示の実施例
では、赤外線エネルギを通過させると同時に導波管の端
に汚染物が付かないようにするのにセレン化亜鉛レンズ
が使用されている。スリーブ23は、好ましくは、ほぼ
管状であり、窓を保護するため、ステンレス鋼のような
丈夫な材料でできている。更に、材料は、これら二つの
要素を更に隔離するため、熱伝導率が小さいように選択
される。一実施例では、低熱伝導率ステンレス鋼が使用
される。更に、スリーブは放熱子20の対応する嵌め込
み部分にぴったりと嵌まるように、一端にフランジ25
を有するのがよい。スリーブ23は、好ましくは、組立
中に窓を保持するためスリーブの端の内側の周りにフラ
ンジ端25から遠ざかるリップを有するのがよく、更に
スリーブのリップ端の周りに一連の孔を有するのがよ
い。窓をスリーブ23内の所定位置に永久的に接着する
ためこれらの孔を通して接着剤を窓の縁に塗布できる。
従って、窓及びスリーブが導波管18の端から滑り落ち
て窓が壊れたとき、窓及びスリーブを容易に取り外して
交換することができる。
【0014】更に、スリーブ23は、プローブ自体の幅
狭の遠位端のところで導波管18を振動の衝撃及び擦傷
から保護することができる。こうした振動の衝撃及び擦
傷は、スリーブ23がない場合には、導波管、従って温
度計の性能に有害なものとなる。窓23は、温度計によ
る温度の読みの均一性及び一貫性に影響を及ぼすことの
ある耳垢、塵埃、水分又は他の材料で導波管18が詰ま
る、又は汚染されることを阻止するのに役立つ。導波管
の残りの部分は放熱子で保護される。
【0015】スリーブ23は、ステンレス鋼のような硬
質の材料で形成することによって窓22及び導波管18
の端に幾らかの保護を与えるけれども、温度計を床又は
机に落とした場合のように、温度計に手荒な作動状態を
加えた場合には窓及び導波管に十分な保護を与えない。
更に保護を与えるのが望ましい。本発明の保護システム
の外保護部材部分24が更に保護を与える。
【0016】再び図3及び図4を参照すると、外保護部
材24は保護部材の近位ベース部分26及び保護部材の
遠位先端部分28で放熱子20と接触する。外保護部材
24は、代表的には、厚さ2.54mm (0.1in.)、であ
り、好ましくは耐久性及び保護特性が周知のABSのよ
うな耐久性のある材料で形成されている。他のプラスチ
ック材料及びエラストマー材料も適用できる。導波管の
周りに断熱空気層を形成して導波管の導路及び窓をプラ
スチックの外側の周囲空気の過渡的変化から保護するた
め、ほぼ0.8mm (0.03in.)の閉鎖空気空間即ち空気間
隙25を保護部材24と導波管18との間に形成するの
がよい。保護部材24を温度計の本体11の対応するス
ロット(図示せず)に取り付けるため、一つ又はそれ以
上のタブ27が設けられている。他の取り付け手段を使
用してもよいということは当業者には明らかであろう。
保護部材24の遠位先端28は、好ましくは、内方に折
畳んだ延長部29を形成するように入り組んでいる。延
長部29はスリーブ23上に嵌まってスリーブ23を導
波管28の遠位端上の所定位置に保持する。
【0017】保護部材24のベース部分26は、好まし
くは、プローブカバーフレームを受け入れる粗目の表面
即ち組織付けした表面を有し、こうした表面は、プロー
ブカバーフレームを外保護部材24上の所定位置に積極
的に保持するのに役立つ。粗目の表面は、サンドブラス
トによって、又は表面を粗目に成形することによって、
或いは他の手段で形成するのがよい。保護部材は、粗い
物体を保護部材のベース部分26に加えることなどの他
の方法によって粗くして使い捨てのプローブカバーの保
持を補助するのがよい。
【0018】次に図1、図2、図3、及び図5を参照す
ると、プローブカバー34は、代表的には薄く平らなフ
レーム部材36を有し、このフレーム部材は保護部材2
4のベース部分26上に嵌まるような大きさの中央開口
38を有し、この開口はプローブ保護カバーを受け入
れ、プローブカバーフレーム36との締まり嵌めによっ
てプローブカバーを所定位置に保持する。図1はプロー
ブ上の所定位置のプローブカバーを図示し、図2はプロ
ーブ上に嵌める前のプローブの遠位端上のプローブカバ
ーを図示する。フレーム部材36は、好ましくは、変形
可能な薄い厚紙からできており、これはプローブの外保
護部材24にぴったりと嵌めるときに僅かに潰すことが
できる。フレーム部材36は、プラスチック、金属、木
材、又は他の材料でつくることができる。プローブカバ
ーは使い捨てになっているため、設置中にフレームを部
分的に潰すことなどによって永久的に変形させてもよ
い。フレームをプローブカバー24上の所定位置に保持
するためのクランピングのような他の技術を使用するこ
ともできる。延伸可能なプラスチックフィルム40をプ
ラスチックカバーフレーム部材36の一方の側に開口3
8を横切って取り付ける。その結果、プローブカバーを
外保護部材上に配置したとき、フィルムが延びてプロー
ブを汚れから保護し、フィルムがプローブの外保護部材
の全体形状と一致する形状になる。
【0019】延伸可能なプラスチックフィルム40は、
好ましくは、破れたり裂けたりすることなく元の長さの
数倍に伸ばすことができ且つ赤外線に対してほぼ透明な
低密度ポリエチレン又は超低密度ポリエチレンでできて
いる。更に、線型低密度ポリエチレンを使用するのがよ
い。同様に透明な赤外線透明外装を形成するための延伸
可能な赤外線材料もまた適合する。延伸可能なフィルム
は、化学接着剤、ヒートシール、超音波シール、又は他
の手段のいずれかでフレーム部材に取り付けられる。
【0020】提供された他の保護手段は、プローブカバ
ー検出器である。この検出器はプローブ上にプローブカ
バー34があるかどうかを決定するのに使用される。図
2及び図3に示す実施例では、一つ又はそれ以上の可動
プローブカバー検出器ボタン32が温度計の本体11に
設けられている。これらのプローブカバー検出器ボタン
32は、使い捨てのプローブ保護カバーフレーム36が
保護部材24上に配置され且つ保持されているとき、使
い捨てのプローブ保護カバーフレーム36によってプロ
ーブ16から遠ざかる方向に軸線方向に移動させること
ができる。プローブカバー検出器ボタン32は、伸ばし
ばね(図示せず)又は温度計の本体内に配置された他の
手段でプローブの先端に向かって延びるように押圧され
ている。かくして、プローブ保護カバー34が保護部材
24上に受け入れられているとき、可動プローブカバー
検出器は、プローブカバーによってプローブの遠位端か
ら遠ざかる方向に移動され、対応する接触スィッチ賦勢
部材42を移動させて接触スィッチ44でプローブカバ
ー34が適正に配置されていることを示す電気信号を与
える。光学スィッチのような他の種類のスィッチを使用
してもよい。このような信号は、温度の読取りを行う前
にこのような信号の存在を必要とすること等によって、
温度計の作動で使用することができる。他の実施例で
は、プローブカバー検出器32は、使用したプローブカ
バーを取り外して別のものと交換するまで温度計を役に
立たなくするのに使用することができる。
【0021】図6に示す本発明による保護システムの他
の実施例では、その保護部材は少なくとも一つの環状隆
起リブ30を備えたベース部分を有する。プローブ保護
カバー34は、外保護部材上に嵌められており、プロー
ブ保護カバーを積極的に保持するために環状リブ30が
設けられていること以外、図3に示すのとほぼ同じ方法
で保持される。他の実施例では、製造公差を較正するた
め、複数の環状隆起リブが使用されている。プローブカ
バーをプローブ16に関して所定の位置に締まり嵌めで
固定する他の実施例が可能である。
【0022】本発明の保護システムは赤外線温度計に使
用するのに限定されるものではなく、保護することが有
利であるプローブ部を有する他の器具に使用することが
できるということは理解されよう。
【0023】本発明の幾つかの特定の形態を図示し且つ
説明したが本発明の範囲から逸脱することなく種々の変
形を行うことができるということは明らかである。従っ
て、本発明は添付の特許請求の範囲以外によっては限定
されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】保護装置を温度計のプローブ先端上の所定位置
に備えた生物医学的温度計の正面斜視図。
【図2】使い捨て保護プローブカバーをどのようにして
温度計のプローブ上に嵌めるかを示す生物医学的温度計
の正面斜視図。
【図3】図1に示す温度計のプローブの軸線を通る部分
断面図。
【図4】プローブ組立体の分解図。
【図5】フィルムが伸ばされていない形態にある、本発
明の保護装置の使い捨てのプローブ保護カバー部の側面
図。
【図6】本発明の保護装置の外保護部材の変形態様を示
す図3と同様の図。
【符号の説明】
2 ハンドル 10 生物医学的赤外線温度計 11 本体 14 断続スィッチ 16 プローブ 18 導波管 20 放熱子 22 窓 23 スリーブ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】患者に差し向けられる遠位端及びプローブ
    カバーをプローブ上に保持するのに使用するためのベー
    ス部分を有するプローブと、 プローブを保護するための保護手段と、を有し、この保
    護手段は、 永久的に変形させることのできる非弾性材料で形成され
    たフレーム部材を備えたプローブ保護カバーを有し、こ
    のフレーム部材は、ベース部分よりも小さい大きさにな
    っているがプローブのベース部分上に嵌まってベース部
    分上の所定位置に摩擦締まり嵌めによって保持されるよ
    うな大きさにされた開口を有し、プローブカバーは、プ
    ローブの遠位端を開口に挿入してプローブカバーフレー
    ム部材をベース部分上に嵌めたときに延びて全体にプロ
    ーブの形状と一致するようにプローブカバーフレーム部
    材に取り付けられ且つ開口を横切って延びる延伸可能な
    材料を有する、手持ち式の生物医学的装置。
  2. 【請求項2】プローブは、プローブを通して形成され、
    患者からのエネルギを受け取ってプローブを通してこの
    エネルギを導くため遠位端が開放した導波管を更に有
    し、 保護手段は、導波管の周りに導波管の全長に沿って材料
    を提供し、導波管を保護するための開口を遠位端に提供
    するための導波管保護手段を更に有する、請求項1に記
    載の生物医学的装置。
  3. 【請求項3】導波管保護手段は、導波管の全長に沿って
    導波管上に導波管を取り囲んで取り付けられた衝撃吸収
    材料でできた外保護部材を有し、この外保護部材にはフ
    レーム部材を取り付けるためのベース部材が形成され、
    この外保護部材は、延伸可能な材料の形状が一致するプ
    ローブの外面を形成する、請求項2に記載の生物医学的
    装置。
  4. 【請求項4】導波管保護手段は、導波管の遠位端の開口
    を汚染物からシールすると同時に導波管によって受け入
    れられるべきエネルギに対して透明な窓手段を更に有す
    る、請求項2又は3に記載の生物医学的装置。
  5. 【請求項5】導波管保護手段は、窓及び導波管を物理的
    な衝撃から保護するため、窓手段及び導波管の遠位端上
    に取り付けられたスリーブを有する、請求項4に記載の
    生物医学的装置。
  6. 【請求項6】外保護部材が窓手段、スリーブ、及び導波
    管上に導波管の長さに沿って取り付けられている、請求
    項5に記載の生物医学的装置。
  7. 【請求項7】前記保護手段が、プローブ保護カバーがプ
    ローブ上に存在することを検出し、検出に応じた信号を
    提供するための検出器手段を更に有する、請求項1乃至
    6のうちのいずれか一項に記載の生物医学的装置。
  8. 【請求項8】ベース部分は、プローブカバーフレーム部
    材を受け入れることができ、プローブカバーフレーム部
    材をベース部分上の所定位置に積極的に保持するような
    大きさの環状外リブを有する、請求項1乃至7のうちの
    いずれか一項に記載の生物医学的装置。
  9. 【請求項9】プローブカバーフレーム部材は変形可能な
    厚紙から成り、開口はベースの大きさよりも小さい大き
    さにされている、請求項1乃至8のうちのいずれか一項
    に記載の生物医学的装置。
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