JPH08189190A - 結束バンド自動結束装置 - Google Patents
結束バンド自動結束装置Info
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- JPH08189190A JPH08189190A JP6299967A JP29996794A JPH08189190A JP H08189190 A JPH08189190 A JP H08189190A JP 6299967 A JP6299967 A JP 6299967A JP 29996794 A JP29996794 A JP 29996794A JP H08189190 A JPH08189190 A JP H08189190A
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- Japan
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- binding
- band
- binding band
- plate
- housing
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
- E04G21/00—Preparing, conveying, or working-up building materials or building elements in situ; Other devices or measures for constructional work
- E04G21/12—Mounting of reinforcing inserts; Prestressing
- E04G21/122—Machines for joining reinforcing bars
- E04G21/123—Wire twisting tools
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Package Frames And Binding Bands (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 結束バンドによる被結束物の結束作業を能率
よく行うことができる結束バンド自動結束装置を提供す
る。 【構成】 先端に被結束物を挿入するための被結束物挿
入凹部4を有するハウジング3には、結束バンドをその
V形バンド部の開口部が被結束物挿入凹部4側を向く向
きにして供給する結束バンド供給口部5を設ける。ハウ
ジング3には、被結束物挿入凹部4内に被結束物が存在
する際に、その被結束物を包囲する位置にあるV形バン
ド部の両端部側を加圧しつつ結束バンドの抜止め突起付
き係止片部をバックル部に挿入して自動結束操作を行う
自動結束操作機構6を組付ける。
よく行うことができる結束バンド自動結束装置を提供す
る。 【構成】 先端に被結束物を挿入するための被結束物挿
入凹部4を有するハウジング3には、結束バンドをその
V形バンド部の開口部が被結束物挿入凹部4側を向く向
きにして供給する結束バンド供給口部5を設ける。ハウ
ジング3には、被結束物挿入凹部4内に被結束物が存在
する際に、その被結束物を包囲する位置にあるV形バン
ド部の両端部側を加圧しつつ結束バンドの抜止め突起付
き係止片部をバックル部に挿入して自動結束操作を行う
自動結束操作機構6を組付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂製の結束バンドを
用いて被結束物を自動的に結束する結束バンド自動結束
装置に関するものである。
用いて被結束物を自動的に結束する結束バンド自動結束
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄筋コンクリート建造物において
配筋された鉄筋の交差部は、ずれを防止するたに針金で
結束するといった手段がとられている。この針金による
鉄筋の結束作業は全て人手によって行われており、また
結束箇所が多いため、鉄筋の結束作業は非常に手間のか
かる作業となっている。また、作業も確実性と効率化か
ら専門の作業者によって行われている。
配筋された鉄筋の交差部は、ずれを防止するたに針金で
結束するといった手段がとられている。この針金による
鉄筋の結束作業は全て人手によって行われており、また
結束箇所が多いため、鉄筋の結束作業は非常に手間のか
かる作業となっている。また、作業も確実性と効率化か
ら専門の作業者によって行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来の針金によ
る鉄筋の結束作業では、非常に手間がかかり、また専門
の作業者を必要としている。そこで、本発明者は本発明
に先立ち、鉄筋の結束作業を容易に、そして専門の作業
者でなくても確実に且つ効率良く鉄筋の結束が行えるも
のとして、針金で結束する代わりに、図10に示すよう
な樹脂製の結束バンド1を開発した。
る鉄筋の結束作業では、非常に手間がかかり、また専門
の作業者を必要としている。そこで、本発明者は本発明
に先立ち、鉄筋の結束作業を容易に、そして専門の作業
者でなくても確実に且つ効率良く鉄筋の結束が行えるも
のとして、針金で結束する代わりに、図10に示すよう
な樹脂製の結束バンド1を開発した。
【0004】この結束バンド1は、バックル部1aにV
形バンド部1bの一端が連設され、該V形バンド部1b
の中央にヒンジ部1cが設けられ、該V形バンド部1b
の他端にはバックル部1aに挿入して係止させるための
抜止め突起付き係止片部1dが内向きに屈曲されて設け
られた構造になっている。突起付き係止片部1dには、
図示のように鋸歯状の多数の突起が突設されている。バ
ックル部1aには、突起付き係止片部1dを係止する係
止部材1eが設けられている。
形バンド部1bの一端が連設され、該V形バンド部1b
の中央にヒンジ部1cが設けられ、該V形バンド部1b
の他端にはバックル部1aに挿入して係止させるための
抜止め突起付き係止片部1dが内向きに屈曲されて設け
られた構造になっている。突起付き係止片部1dには、
図示のように鋸歯状の多数の突起が突設されている。バ
ックル部1aには、突起付き係止片部1dを係止する係
止部材1eが設けられている。
【0005】このような結束バンド1による鉄筋の結束
作業は、作業者が図11に示すように鉄筋2の交差部を
V形バンド部1b内に入れてバックル部1aに突起付き
係止片部1dを挿入して結束することにより行ってい
た。バックル部1aに突起付き係止片部1dを挿入する
と、突起付き係止片部1dの突起がバックル部1aの係
止部材1eで係止され、抜けないようになる。
作業は、作業者が図11に示すように鉄筋2の交差部を
V形バンド部1b内に入れてバックル部1aに突起付き
係止片部1dを挿入して結束することにより行ってい
た。バックル部1aに突起付き係止片部1dを挿入する
と、突起付き係止片部1dの突起がバックル部1aの係
止部材1eで係止され、抜けないようになる。
【0006】本発明の目的は、上記の結束バンドによる
被結束物の結束作業を能率よく行うことができる結束バ
ンド自動結束装置を提供することにある。
被結束物の結束作業を能率よく行うことができる結束バ
ンド自動結束装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、バックル部に
V形バンド部の一端が連設され、前記V形バンド部の中
央にヒンジ部が設けられ、前記V形バンド部の他端には
前記バックル部に挿入して係止させるための抜止め突起
付き係止片部が内向きに屈曲されて設けられている樹脂
製の結束バンドを用いて被結束物を自動的に結束する結
束バンド自動結束装置を発明の対象としている。
V形バンド部の一端が連設され、前記V形バンド部の中
央にヒンジ部が設けられ、前記V形バンド部の他端には
前記バックル部に挿入して係止させるための抜止め突起
付き係止片部が内向きに屈曲されて設けられている樹脂
製の結束バンドを用いて被結束物を自動的に結束する結
束バンド自動結束装置を発明の対象としている。
【0008】本発明に係る結束バンド自動結束装置は、
先端に前記被結束物を挿入するための被結束物挿入凹部
を有するハウジングを備え、前記ハウジングには前記結
束バンドをそのV形バンド部の開口部が前記被結束物挿
入凹部側を向く向きにして供給する結束バンド供給口部
が設けられ、前記ハウジングには前記被結束物挿入凹部
内に前記被結束物が存在する際に該被結束物を包囲する
位置にある前記V形バンド部の両端部側を加圧しつつ前
記抜止め突起付き係止片部を前記バックル部に挿入して
自動結束操作を行う自動結束操作機構が組付けられてい
ることを特徴とする。
先端に前記被結束物を挿入するための被結束物挿入凹部
を有するハウジングを備え、前記ハウジングには前記結
束バンドをそのV形バンド部の開口部が前記被結束物挿
入凹部側を向く向きにして供給する結束バンド供給口部
が設けられ、前記ハウジングには前記被結束物挿入凹部
内に前記被結束物が存在する際に該被結束物を包囲する
位置にある前記V形バンド部の両端部側を加圧しつつ前
記抜止め突起付き係止片部を前記バックル部に挿入して
自動結束操作を行う自動結束操作機構が組付けられてい
ることを特徴とする。
【0009】この場合、前記自動結束操作機構は、前記
ハウジング内に前記被結束物挿入凹部側に向かって設け
られている主ガイド通路と、前記主ガイド通路内に摺動
自在に配置されていて先端のV形バンド部嵌合凹部に配
置された前記結束バンドを前記被結束物挿入凹部側に向
かって押圧移動させる結束バンド押圧移動板と、前記結
束バンド押圧移動板に押圧力を与える操作部と、前記主
ガイド通路に並んだバンド等ガイド溝と回転方向規制用
カム溝とを有して前記被結束物挿入凹部の先端両側の前
記ハウジング内に回転自在に枢支されていて前記結束バ
ンド押圧移動板の移動に伴う該結束バンド押圧移動板先
端の操作突起の該回転方向規制用カム溝内での移動によ
って前記被結束物挿入凹部側に押し出される1対の迫り
出しガイドカムと、前記各迫り出しガイドカムを待機位
置に復帰させるように付勢する復帰スプリングと、前記
被結束物挿入凹部の先端両側で前記各迫り出しガイドカ
ムの前記バンド等ガイド溝内に配置されているテーパ形
迫り出しガイド体と、前記結束バンド押圧移動板の先端
の両側に回転自在に枢支されていて前記各迫り出しガイ
ドカムで前記被結束物挿入凹部内に迫り出された前記バ
ックル部と前記抜止め突起付き係止片部とを前記テーパ
形迫り出しガイド体のガイド作用で該バックル部に該抜
止め突起付き係止片部が嵌合されるように移動させる嵌
合操作子とを備え、結束バンド押圧移動板はセンター板
部とその両側に配置されたサイド板部とを備え、前記各
サイド板部は両者に跨がる連結板と該連結板を前記各サ
イド板部に連結する連結子とで連結され、前記センター
板部は前記連結板による前記各サイド板部の相互の連結
により前記各サイド板部に摩擦結合され、前記V形バン
ド部嵌合凹部は前記センター板部を中心として前記各サ
イド板部に跨がって設けられ、前記センター板部には前
記結束バンド押圧移動板の移動につれて前記結束バンド
がその内部の所定位置に前記被結束物が存在する位置ま
で移動したとき該センター板部のみの移動を停止するよ
うにストッパー突起が設けられ、該ストッパー突起は前
記ハウジングの移動範囲制限溝に摺動自在に嵌合され、
前記各嵌合操作子は待機状態ではその先端が前記V形バ
ンド部嵌合凹部にから突出しないようにして前記各サイ
ド板部に基部側が回転自在に枢支され、前記各操作突起
は前記各サイド板部の先端に設けらた構造にすることが
できる。
ハウジング内に前記被結束物挿入凹部側に向かって設け
られている主ガイド通路と、前記主ガイド通路内に摺動
自在に配置されていて先端のV形バンド部嵌合凹部に配
置された前記結束バンドを前記被結束物挿入凹部側に向
かって押圧移動させる結束バンド押圧移動板と、前記結
束バンド押圧移動板に押圧力を与える操作部と、前記主
ガイド通路に並んだバンド等ガイド溝と回転方向規制用
カム溝とを有して前記被結束物挿入凹部の先端両側の前
記ハウジング内に回転自在に枢支されていて前記結束バ
ンド押圧移動板の移動に伴う該結束バンド押圧移動板先
端の操作突起の該回転方向規制用カム溝内での移動によ
って前記被結束物挿入凹部側に押し出される1対の迫り
出しガイドカムと、前記各迫り出しガイドカムを待機位
置に復帰させるように付勢する復帰スプリングと、前記
被結束物挿入凹部の先端両側で前記各迫り出しガイドカ
ムの前記バンド等ガイド溝内に配置されているテーパ形
迫り出しガイド体と、前記結束バンド押圧移動板の先端
の両側に回転自在に枢支されていて前記各迫り出しガイ
ドカムで前記被結束物挿入凹部内に迫り出された前記バ
ックル部と前記抜止め突起付き係止片部とを前記テーパ
形迫り出しガイド体のガイド作用で該バックル部に該抜
止め突起付き係止片部が嵌合されるように移動させる嵌
合操作子とを備え、結束バンド押圧移動板はセンター板
部とその両側に配置されたサイド板部とを備え、前記各
サイド板部は両者に跨がる連結板と該連結板を前記各サ
イド板部に連結する連結子とで連結され、前記センター
板部は前記連結板による前記各サイド板部の相互の連結
により前記各サイド板部に摩擦結合され、前記V形バン
ド部嵌合凹部は前記センター板部を中心として前記各サ
イド板部に跨がって設けられ、前記センター板部には前
記結束バンド押圧移動板の移動につれて前記結束バンド
がその内部の所定位置に前記被結束物が存在する位置ま
で移動したとき該センター板部のみの移動を停止するよ
うにストッパー突起が設けられ、該ストッパー突起は前
記ハウジングの移動範囲制限溝に摺動自在に嵌合され、
前記各嵌合操作子は待機状態ではその先端が前記V形バ
ンド部嵌合凹部にから突出しないようにして前記各サイ
ド板部に基部側が回転自在に枢支され、前記各操作突起
は前記各サイド板部の先端に設けらた構造にすることが
できる。
【0010】
【作用】このようにハウジングの先端に被結束物を挿入
するための被結束物挿入凹部を設けると、この被結束物
挿入凹部に被結束物を挿入した状態で結束バンドにより
該被結束物を結束する作業を行うことができる。
するための被結束物挿入凹部を設けると、この被結束物
挿入凹部に被結束物を挿入した状態で結束バンドにより
該被結束物を結束する作業を行うことができる。
【0011】また、ハウジングには結束バンドをそのV
形バンド部の開口部が被結束物挿入凹部側を向く向きに
して供給する結束バンド供給口部を設けると、ハウジン
グに対する結束バンドの供給を容易に行えて、繰り返し
行う結束作業に対処することができる。
形バンド部の開口部が被結束物挿入凹部側を向く向きに
して供給する結束バンド供給口部を設けると、ハウジン
グに対する結束バンドの供給を容易に行えて、繰り返し
行う結束作業に対処することができる。
【0012】また、被結束物挿入凹部内に被結束物が存
在する際に該被結束物を包囲する位置にあるV形バンド
部の両端部側を加圧しつつ抜止め突起付き係止片部をバ
ックル部に挿入して自動結束操作を行う自動結束操作機
構をハウジングに組付けると、結束バンドを操作してそ
のバックル部に抜止め突起付き係止片部を自動的に挿入
して結束作業を行うことができる。
在する際に該被結束物を包囲する位置にあるV形バンド
部の両端部側を加圧しつつ抜止め突起付き係止片部をバ
ックル部に挿入して自動結束操作を行う自動結束操作機
構をハウジングに組付けると、結束バンドを操作してそ
のバックル部に抜止め突起付き係止片部を自動的に挿入
して結束作業を行うことができる。
【0013】また、該自動結束操作機構が、ハウジング
内にその被結束物挿入凹部側に向かって設けられている
主ガイド通路を備え、該主ガイド通路内に結束バンド押
圧移動板を摺動自在に配置し、該結束バンド押圧移動板
の先端にV形バンド部嵌合凹部を設けると、結束バンド
供給口部から該V形バンド部嵌合凹部内に供給された結
束バンドを該V形バンド部嵌合凹部に保持しつつ被結束
物挿入凹部側に向かって押圧移動させることができる。
このような結束バンド押圧移動板は、操作部から加える
主ガイド通路方向の押圧操作で移動を行わせることがで
きる。
内にその被結束物挿入凹部側に向かって設けられている
主ガイド通路を備え、該主ガイド通路内に結束バンド押
圧移動板を摺動自在に配置し、該結束バンド押圧移動板
の先端にV形バンド部嵌合凹部を設けると、結束バンド
供給口部から該V形バンド部嵌合凹部内に供給された結
束バンドを該V形バンド部嵌合凹部に保持しつつ被結束
物挿入凹部側に向かって押圧移動させることができる。
このような結束バンド押圧移動板は、操作部から加える
主ガイド通路方向の押圧操作で移動を行わせることがで
きる。
【0014】主ガイド通路に並んだバンド等ガイド溝と
回転方向規制用カム溝とを有する1対の迫り出しガイド
カムを被結束物挿入凹部の先端両側のハウジング内に回
転自在に枢支すると、結束バンド押圧移動板の先端に設
けられている操作突起を該結束バンド押圧移動板の移動
に伴って該回転方向規制用カム溝内に嵌めて移動させる
ことにより、これら迫り出しガイドカムを回転させて被
結束物挿入凹部内の両側にそれぞれ押し出すことができ
る。これら各迫り出しガイドカムは復帰スプリングによ
りそれぞれ待機位置に復帰させることができる。
回転方向規制用カム溝とを有する1対の迫り出しガイド
カムを被結束物挿入凹部の先端両側のハウジング内に回
転自在に枢支すると、結束バンド押圧移動板の先端に設
けられている操作突起を該結束バンド押圧移動板の移動
に伴って該回転方向規制用カム溝内に嵌めて移動させる
ことにより、これら迫り出しガイドカムを回転させて被
結束物挿入凹部内の両側にそれぞれ押し出すことができ
る。これら各迫り出しガイドカムは復帰スプリングによ
りそれぞれ待機位置に復帰させることができる。
【0015】被結束物挿入凹部の先端両側で各迫り出し
ガイドカムのバンド等ガイド溝内にテーパ形迫り出しガ
イド体を配置すると、各バンド等ガイド溝で結束バンド
のバックル部に抜止め突起付き係止片部を挿入する方向
がずれないようにガイドしつつ、続いてこれらバンド等
ガイド溝に入ってくる各嵌合操作子を被結束物挿入凹部
側に迫り出させてバックル部に抜止め突起付き係止片部
を自動的に確実に挿入することができる。
ガイドカムのバンド等ガイド溝内にテーパ形迫り出しガ
イド体を配置すると、各バンド等ガイド溝で結束バンド
のバックル部に抜止め突起付き係止片部を挿入する方向
がずれないようにガイドしつつ、続いてこれらバンド等
ガイド溝に入ってくる各嵌合操作子を被結束物挿入凹部
側に迫り出させてバックル部に抜止め突起付き係止片部
を自動的に確実に挿入することができる。
【0016】また、結束バンド押圧移動板をセンター板
部とその両側に配置されたサイド板部とで構成し、各サ
イド板部を両者に跨がる連結板と該連結板を各サイド板
部に連結する連結子とで連結し、連結板による各サイド
板部の相互の連結によりセンター板部を各サイド板部に
摩擦結合し、センター板部には結束バンド押圧移動板の
移動につれて結束バンドがその内部の所定位置に被結束
物が存在する位置まで移動したとき該センター板部のみ
の移動を停止するようにストッパー突起を設け、該スト
ッパー突起をハウジングの移動範囲制限溝に摺動自在に
嵌合し、各操作突起を各サイド板部の先端に設けると、
結束バンド押圧移動板を移動させる過程で、結束バンド
がその内部の所定位置に被結束物が存在する位置まで移
動したときにセンター板部のストッパー突起が移動範囲
制限溝の端部に達して該センター板部のみの移動が停止
され、残りの各サイド板部が移動を続けて、これらサイ
ド板部の移動で前述した各迫り出しガイドカムを駆動し
てバックル部に抜止め突起付き係止片部を自動的に挿入
する動作を行わせることができる。
部とその両側に配置されたサイド板部とで構成し、各サ
イド板部を両者に跨がる連結板と該連結板を各サイド板
部に連結する連結子とで連結し、連結板による各サイド
板部の相互の連結によりセンター板部を各サイド板部に
摩擦結合し、センター板部には結束バンド押圧移動板の
移動につれて結束バンドがその内部の所定位置に被結束
物が存在する位置まで移動したとき該センター板部のみ
の移動を停止するようにストッパー突起を設け、該スト
ッパー突起をハウジングの移動範囲制限溝に摺動自在に
嵌合し、各操作突起を各サイド板部の先端に設けると、
結束バンド押圧移動板を移動させる過程で、結束バンド
がその内部の所定位置に被結束物が存在する位置まで移
動したときにセンター板部のストッパー突起が移動範囲
制限溝の端部に達して該センター板部のみの移動が停止
され、残りの各サイド板部が移動を続けて、これらサイ
ド板部の移動で前述した各迫り出しガイドカムを駆動し
てバックル部に抜止め突起付き係止片部を自動的に挿入
する動作を行わせることができる。
【0017】
【実施例】図1〜図5は、本発明に係る結束バンド自動
結束装置の一実施例を示したものである。本実施例の結
束バンド自動結束装置は、プラスチック製で平型の筒状
をしたハウジング3を備え、該ハウジング3の先端中央
部には被結束物としての鉄筋2の交差部(図8参照)を
挿入するための被結束物挿入凹部4が設けられている。
ハウジング3には、結束バンド1をそのV形バンド部1
bの開口部1fが被結束物挿入凹部4側を向く向きにし
て供給する結束バンド供給口部5が該結束バンド1の外
側の輪郭に倣って形成されている。
結束装置の一実施例を示したものである。本実施例の結
束バンド自動結束装置は、プラスチック製で平型の筒状
をしたハウジング3を備え、該ハウジング3の先端中央
部には被結束物としての鉄筋2の交差部(図8参照)を
挿入するための被結束物挿入凹部4が設けられている。
ハウジング3には、結束バンド1をそのV形バンド部1
bの開口部1fが被結束物挿入凹部4側を向く向きにし
て供給する結束バンド供給口部5が該結束バンド1の外
側の輪郭に倣って形成されている。
【0018】ハウジング3には,被結束物挿入凹部4内
に鉄筋2が存在する際に該鉄筋2を包囲する位置にある
V形バンド部1bの両端部側を加圧しつつ抜止め突起付
き係止片部1dをバックル部1aに挿入して自動結束操
作を行う自動結束操作機構6が組付けられている。
に鉄筋2が存在する際に該鉄筋2を包囲する位置にある
V形バンド部1bの両端部側を加圧しつつ抜止め突起付
き係止片部1dをバックル部1aに挿入して自動結束操
作を行う自動結束操作機構6が組付けられている。
【0019】該自動結束操作機構6は、ハウジング3内
に被結束物挿入凹部4側に向かって設けられている主ガ
イド通路7と、該主ガイド通路7内に摺動自在に配置さ
れていて先端のV形バンド部嵌合凹部8aに配置された
結束バンド1を被結束物挿入凹部4側に向かって押圧移
動させる結束バンド押圧移動板8と、該結束バンド押圧
移動板8に押圧力を与える操作部9と、主ガイド通路7
に並んだバンド等ガイド溝10aと回転方向規制用カム
溝10bとを有して被結束物挿入凹部4の先端両側のハ
ウジング3内に回転自在に枢支軸11で枢支されていて
結束バンド押圧移動板8の移動に伴う該結束バンド押圧
移動板先端の操作突起12の該回転方向規制用カム溝1
0b内での移動によって被結束物挿入凹部4側に押し出
される1対の迫り出しガイドカム10と、各迫り出しガ
イドカム10を待機位置に復帰させるように付勢する復
帰スプリング13と、被結束物挿入凹部4の先端両側で
各迫り出しガイドカム10のバンド等ガイド溝10a内
に配置されているテーパ形迫り出しガイド体14と、結
束バンド押圧移動板8の先端の両側に回転自在に枢支さ
れていて各迫り出しガイドカム10で被結束物挿入凹部
4内に迫り出されたバックル部1aと抜止め突起付き係
止片部1dとをテーパ形迫り出しガイド体14のガイド
作用で該バックル部1aに該抜止め突起付き係止片部1
dが嵌合されるように移動させる嵌合操作子15とを備
えて構成されている。
に被結束物挿入凹部4側に向かって設けられている主ガ
イド通路7と、該主ガイド通路7内に摺動自在に配置さ
れていて先端のV形バンド部嵌合凹部8aに配置された
結束バンド1を被結束物挿入凹部4側に向かって押圧移
動させる結束バンド押圧移動板8と、該結束バンド押圧
移動板8に押圧力を与える操作部9と、主ガイド通路7
に並んだバンド等ガイド溝10aと回転方向規制用カム
溝10bとを有して被結束物挿入凹部4の先端両側のハ
ウジング3内に回転自在に枢支軸11で枢支されていて
結束バンド押圧移動板8の移動に伴う該結束バンド押圧
移動板先端の操作突起12の該回転方向規制用カム溝1
0b内での移動によって被結束物挿入凹部4側に押し出
される1対の迫り出しガイドカム10と、各迫り出しガ
イドカム10を待機位置に復帰させるように付勢する復
帰スプリング13と、被結束物挿入凹部4の先端両側で
各迫り出しガイドカム10のバンド等ガイド溝10a内
に配置されているテーパ形迫り出しガイド体14と、結
束バンド押圧移動板8の先端の両側に回転自在に枢支さ
れていて各迫り出しガイドカム10で被結束物挿入凹部
4内に迫り出されたバックル部1aと抜止め突起付き係
止片部1dとをテーパ形迫り出しガイド体14のガイド
作用で該バックル部1aに該抜止め突起付き係止片部1
dが嵌合されるように移動させる嵌合操作子15とを備
えて構成されている。
【0020】結束バンド押圧移動板8は、センター板部
16とその両側に配置された1対のサイド板部17とを
備え、各サイド板部17は両者に跨がる連結板18と該
連結板18を各サイド板部17に連結する連結ピンより
なる連結子19とで連結されている。センター板部16
は、連結板18による各サイド板部17の相互の連結に
より各サイド板部17に摩擦結合されている。また、セ
ンター板部16の基端には、連結板18に当接するスト
ッパー部16aが設けられている。
16とその両側に配置された1対のサイド板部17とを
備え、各サイド板部17は両者に跨がる連結板18と該
連結板18を各サイド板部17に連結する連結ピンより
なる連結子19とで連結されている。センター板部16
は、連結板18による各サイド板部17の相互の連結に
より各サイド板部17に摩擦結合されている。また、セ
ンター板部16の基端には、連結板18に当接するスト
ッパー部16aが設けられている。
【0021】結束バンド押圧移動板8のV形バンド部嵌
合凹部8aは、センター板部16を中心として各サイド
板部17に跨がって設けられている。該V形バンド部嵌
合凹部8aの中心には、結束バンド1のヒンジ部1cを
嵌合するバンド位置決め凹部8bが設けられ、該結束バ
ンド1が結束バンド押圧移動板8で押圧移動されるとき
左右にずれないようになっている。
合凹部8aは、センター板部16を中心として各サイド
板部17に跨がって設けられている。該V形バンド部嵌
合凹部8aの中心には、結束バンド1のヒンジ部1cを
嵌合するバンド位置決め凹部8bが設けられ、該結束バ
ンド1が結束バンド押圧移動板8で押圧移動されるとき
左右にずれないようになっている。
【0022】各迫り出しガイドカム10の回転方向規制
用カム溝10bは、くの字状に形成され(図1参照)、
先端側がハウジング3の幅方向の中心から徐々に離間す
るようになっているので、該回転方向規制用カム溝10
b内での操作突起12の移動により各迫り出しガイドカ
ム10が徐々に被結束物挿入凹部4内に迫り出されるよ
うになっている。
用カム溝10bは、くの字状に形成され(図1参照)、
先端側がハウジング3の幅方向の中心から徐々に離間す
るようになっているので、該回転方向規制用カム溝10
b内での操作突起12の移動により各迫り出しガイドカ
ム10が徐々に被結束物挿入凹部4内に迫り出されるよ
うになっている。
【0023】センター板部16には、結束バンド押圧移
動板8の移動につれて結束バンド1がその内部の所定位
置に鉄筋2が存在する位置まで移動したとき該センター
板部16のみの移動を停止するようにストッパー突起2
0が設けられている。該ストッパー突起20は、ハウジ
ング3の移動範囲制限溝21に摺動自在に嵌合されてい
る。
動板8の移動につれて結束バンド1がその内部の所定位
置に鉄筋2が存在する位置まで移動したとき該センター
板部16のみの移動を停止するようにストッパー突起2
0が設けられている。該ストッパー突起20は、ハウジ
ング3の移動範囲制限溝21に摺動自在に嵌合されてい
る。
【0024】各嵌合操作子15は、待機状態ではその先
端がV形バンド部嵌合凹部8aにから突出しないように
V形バンド部嵌合凹部8aの輪郭に倣った形状に形成さ
れ、該先端部をV形バンド部嵌合凹部8aの輪郭に揃え
た状態で各サイド板部17に基部側が枢支軸22で回転
自在に枢支されている。この場合、各嵌合操作子15
は、各サイド板部17に重ねられて枢支されても、その
重ね合わせ部分の厚みがサイド板部17の他の部分の単
独厚みと同じになるように両者に薄肉となる段違い部1
5a,17aが設けられ、これら段違い部15a,17
aを重ね合わせたところで枢支軸22で枢支されてい
る。
端がV形バンド部嵌合凹部8aにから突出しないように
V形バンド部嵌合凹部8aの輪郭に倣った形状に形成さ
れ、該先端部をV形バンド部嵌合凹部8aの輪郭に揃え
た状態で各サイド板部17に基部側が枢支軸22で回転
自在に枢支されている。この場合、各嵌合操作子15
は、各サイド板部17に重ねられて枢支されても、その
重ね合わせ部分の厚みがサイド板部17の他の部分の単
独厚みと同じになるように両者に薄肉となる段違い部1
5a,17aが設けられ、これら段違い部15a,17
aを重ね合わせたところで枢支軸22で枢支されてい
る。
【0025】各操作突起12は、各サイド板部17の先
端に、その両面に突出させて設けられている。これら操
作突起12の高さは、各迫り出しガイドカム10に向か
って移動して来た時に、その内面の回転方向規制用カム
溝10bに支障なく入り込める寸法に定められている。
端に、その両面に突出させて設けられている。これら操
作突起12の高さは、各迫り出しガイドカム10に向か
って移動して来た時に、その内面の回転方向規制用カム
溝10bに支障なく入り込める寸法に定められている。
【0026】テーパ形迫り出しガイド体14は、そのテ
ーパ面14aが嵌合操作子15の移動箇所に存在するよ
うに設けられている。テーパ面14aの傾斜は、嵌合操
作子15が当たったとき被結束物挿入凹部4の幅方向の
中央側にガイドできる向きに設けられている。このよう
なテーパ形迫り出しガイド体14は、そのテーパ面14
aが迫り出しガイドカム10のバンド等ガイド溝10a
内に存在するようにしてハウジング3の両先端部に設け
られている。
ーパ面14aが嵌合操作子15の移動箇所に存在するよ
うに設けられている。テーパ面14aの傾斜は、嵌合操
作子15が当たったとき被結束物挿入凹部4の幅方向の
中央側にガイドできる向きに設けられている。このよう
なテーパ形迫り出しガイド体14は、そのテーパ面14
aが迫り出しガイドカム10のバンド等ガイド溝10a
内に存在するようにしてハウジング3の両先端部に設け
られている。
【0027】結束バンド押圧移動板8に押圧力を与える
操作部9は、パイプ製でコ字状をした操作フレーム23
と、該操作フレーム23の平行部分の各開口部に一端が
それぞれ挿入され、他端がハウジング3の各固定部24
aにそれぞれ固定されているスプリングガイドアーム2
4と、各スプリングガイドアーム24にそれぞれ嵌合さ
れていて各一端が操作フレーム23の平行部分の各開口
端に支持され他端が各固定部24aに支持されている復
帰用コイルスプリング25とからなり、操作フレーム2
3の平行部分の係止凹部23aに結束バンド押圧移動板
8の各サイド板部17に設けられた係止凸部17aが係
合されて操作部9の操作力が結束バンド押圧移動板8に
与えられるようになっている。
操作部9は、パイプ製でコ字状をした操作フレーム23
と、該操作フレーム23の平行部分の各開口部に一端が
それぞれ挿入され、他端がハウジング3の各固定部24
aにそれぞれ固定されているスプリングガイドアーム2
4と、各スプリングガイドアーム24にそれぞれ嵌合さ
れていて各一端が操作フレーム23の平行部分の各開口
端に支持され他端が各固定部24aに支持されている復
帰用コイルスプリング25とからなり、操作フレーム2
3の平行部分の係止凹部23aに結束バンド押圧移動板
8の各サイド板部17に設けられた係止凸部17aが係
合されて操作部9の操作力が結束バンド押圧移動板8に
与えられるようになっている。
【0028】次に、このような結束バンド自動結束装置
による結束動作について図6乃至図9を参照して説明す
る。図6に示すように前述した結束バンド供給口部5を
経て結束バンド押圧移動板8のV形バンド部嵌合凹部8
aに結束バンド1を図示のように配置する。このとき結
束バンド1のヒンジ部1cを結束バンド押圧移動板8の
バンド位置決め凹部8bに嵌合し、該結束バンド1が結
束バンド押圧移動板8で押圧移動されるとき左右にずれ
ないようにする。かかる状態で、結束バンド自動結束装
置を移動してハウジング3の被結束物挿入凹部4内に鉄
筋2を存在させる。
による結束動作について図6乃至図9を参照して説明す
る。図6に示すように前述した結束バンド供給口部5を
経て結束バンド押圧移動板8のV形バンド部嵌合凹部8
aに結束バンド1を図示のように配置する。このとき結
束バンド1のヒンジ部1cを結束バンド押圧移動板8の
バンド位置決め凹部8bに嵌合し、該結束バンド1が結
束バンド押圧移動板8で押圧移動されるとき左右にずれ
ないようにする。かかる状態で、結束バンド自動結束装
置を移動してハウジング3の被結束物挿入凹部4内に鉄
筋2を存在させる。
【0029】次いで、操作部9を押圧操作して結束バン
ド押圧移動板8を図7に示すように前進移動させる。結
束バンド押圧移動板8の先端が各迫り出しガイドカム1
0に到達するとき、センター板部16のストッパー突起
20が図示のようにハウジング3の移動範囲制限溝21
の限界に到達し、センター板部16がそれ以上前進移動
できない状態になる。
ド押圧移動板8を図7に示すように前進移動させる。結
束バンド押圧移動板8の先端が各迫り出しガイドカム1
0に到達するとき、センター板部16のストッパー突起
20が図示のようにハウジング3の移動範囲制限溝21
の限界に到達し、センター板部16がそれ以上前進移動
できない状態になる。
【0030】この状態から更に操作部9を押圧操作し続
けると、図8に示すようにセンター板部16を残して各
サイド板部17のみが前進移動するようになる。これら
各サイド板部17の前進移動で各サイド板部17の先端
の各操作突起12が各迫り出しガイドカム10の各回転
方向規制用カム溝10bに入り込んで移動する。これに
より各迫り出しガイドカム10がハウジング3の被結束
物挿入凹部4内に迫り出す。また、各サイド板部17の
みの前進移動で、結束バンド1のV形バンド部1bがそ
の内部空間を狭めるように加圧される。各サイド板部1
7の移動の過程で、各嵌合操作子15の先端がテーパ形
迫り出しガイド体14のテーパ面14aに到達する。
けると、図8に示すようにセンター板部16を残して各
サイド板部17のみが前進移動するようになる。これら
各サイド板部17の前進移動で各サイド板部17の先端
の各操作突起12が各迫り出しガイドカム10の各回転
方向規制用カム溝10bに入り込んで移動する。これに
より各迫り出しガイドカム10がハウジング3の被結束
物挿入凹部4内に迫り出す。また、各サイド板部17の
みの前進移動で、結束バンド1のV形バンド部1bがそ
の内部空間を狭めるように加圧される。各サイド板部1
7の移動の過程で、各嵌合操作子15の先端がテーパ形
迫り出しガイド体14のテーパ面14aに到達する。
【0031】更に、各サイド板部17が前進移動される
と、各嵌合操作子15の先端がテーパ形迫り出しガイド
体14のテーパ面14aでガイドされて、図9に示すよ
うに各嵌合操作子15が被結束物挿入凹部4内に迫り出
すように回転される。これら嵌合操作子15の迫り出し
回転で結束バンド1のV形バンド部1bがその内部空間
を更に狭めるように加圧され、この動作によりバックル
部1aに抜止め突起付き係止片部1dが自動的に挿入さ
れる。このようなバックル部1aに対する抜止め突起付
き係止片部1dの挿入は、バックル部1aと抜止め突起
付き係止片部1dとが対応する迫り出しガイドカム10
のバンド等ガイド溝10a内でガイドされつつ行われ
る。
と、各嵌合操作子15の先端がテーパ形迫り出しガイド
体14のテーパ面14aでガイドされて、図9に示すよ
うに各嵌合操作子15が被結束物挿入凹部4内に迫り出
すように回転される。これら嵌合操作子15の迫り出し
回転で結束バンド1のV形バンド部1bがその内部空間
を更に狭めるように加圧され、この動作によりバックル
部1aに抜止め突起付き係止片部1dが自動的に挿入さ
れる。このようなバックル部1aに対する抜止め突起付
き係止片部1dの挿入は、バックル部1aと抜止め突起
付き係止片部1dとが対応する迫り出しガイドカム10
のバンド等ガイド溝10a内でガイドされつつ行われ
る。
【0032】バックル部1aに抜止め突起付き係止片部
1dが挿入されると、抜止め突起付き係止片部1dはそ
の抜止め突起により抜止め状態となり、鉄筋2が結束バ
ンド1で結束された状態になる。またこの状態では、操
作フレーム23の前進で復帰用コイルスプリング25が
最大限に圧縮され、蓄勢された状態になっている。
1dが挿入されると、抜止め突起付き係止片部1dはそ
の抜止め突起により抜止め状態となり、鉄筋2が結束バ
ンド1で結束された状態になる。またこの状態では、操
作フレーム23の前進で復帰用コイルスプリング25が
最大限に圧縮され、蓄勢された状態になっている。
【0033】このようにして結束動作が終了したら、操
作部9に加えていた押圧操作力を除去する。これにより
図1に示す復帰用コイルスプリング25の蓄勢された押
圧力により操作フレーム23が元の位置に後退移動され
る。操作フレーム23の後退移動により各サイド板部1
7が、前述したと逆に図9,図8,図7のように後退移
動する。各サイド板部17の基端が図7に示すようにセ
ンター板部16の基端に揃った状態になると、センター
板部16のストッパー部16aが連結板18に当接し、
この状態からセンター板部16も各サイド板部17と一
緒に後退移動するようになり、図6に示す状態まで後退
したときセンター板部16のストッパー突起20が図示
のようにハウジング3の移動範囲制限溝21の限界に到
達し、結束バンド押圧移動板8がそれ以上後退移動でき
ない状態になり、最初の状態に戻る。
作部9に加えていた押圧操作力を除去する。これにより
図1に示す復帰用コイルスプリング25の蓄勢された押
圧力により操作フレーム23が元の位置に後退移動され
る。操作フレーム23の後退移動により各サイド板部1
7が、前述したと逆に図9,図8,図7のように後退移
動する。各サイド板部17の基端が図7に示すようにセ
ンター板部16の基端に揃った状態になると、センター
板部16のストッパー部16aが連結板18に当接し、
この状態からセンター板部16も各サイド板部17と一
緒に後退移動するようになり、図6に示す状態まで後退
したときセンター板部16のストッパー突起20が図示
のようにハウジング3の移動範囲制限溝21の限界に到
達し、結束バンド押圧移動板8がそれ以上後退移動でき
ない状態になり、最初の状態に戻る。
【0034】このようにすると、結束バンド1による鉄
筋2の結束作業を能率よく行うことができる。なお、結
束バンド1により結束する被結束物としては、鉄筋2に
限らず、ワイヤーハーネス,野菜栽培の支持棒等であっ
てもよい。
筋2の結束作業を能率よく行うことができる。なお、結
束バンド1により結束する被結束物としては、鉄筋2に
限らず、ワイヤーハーネス,野菜栽培の支持棒等であっ
てもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明に係る結束バンド自動結束装置
は、ハウジングの先端に被結束物を挿入するための被結
束物挿入凹部を設けているので、この被結束物挿入凹部
に被結束物を挿入した状態で結束バンドにより該被結束
物を結束する作業を容易に行うことができる。
は、ハウジングの先端に被結束物を挿入するための被結
束物挿入凹部を設けているので、この被結束物挿入凹部
に被結束物を挿入した状態で結束バンドにより該被結束
物を結束する作業を容易に行うことができる。
【0036】また、ハウジングには、結束バンドをその
V形バンド部の開口部が被結束物挿入凹部側を向く向き
にして供給する結束バンド供給口部を設けているので、
ハウジングに対する結束バンドの供給を容易に行えて、
繰り返し行う結束作業に対処することができる。
V形バンド部の開口部が被結束物挿入凹部側を向く向き
にして供給する結束バンド供給口部を設けているので、
ハウジングに対する結束バンドの供給を容易に行えて、
繰り返し行う結束作業に対処することができる。
【0037】また、被結束物挿入凹部内に被結束物が存
在する際に該被結束物を包囲する位置にあるV形バンド
部の両端部側を加圧しつつ抜止め突起付き係止片部をバ
ックル部に挿入して自動結束操作を行う自動結束操作機
構をハウジングに組付けているので、結束バンドを操作
してそのバックル部に抜止め突起付き係止片部を自動的
に挿入して結束作業を行うことができる。
在する際に該被結束物を包囲する位置にあるV形バンド
部の両端部側を加圧しつつ抜止め突起付き係止片部をバ
ックル部に挿入して自動結束操作を行う自動結束操作機
構をハウジングに組付けているので、結束バンドを操作
してそのバックル部に抜止め突起付き係止片部を自動的
に挿入して結束作業を行うことができる。
【0038】特に、請求項2に記載の発明では、該自動
結束操作機構が、ハウジング内にその被結束物挿入凹部
側に向かって設けられている主ガイド通路を備え、該主
ガイド通路内に結束バンド押圧移動板を摺動自在に配置
し、該結束バンド押圧移動板の先端にV形バンド部嵌合
凹部を設けているので、結束バンド供給口部から該V形
バンド部嵌合凹部内に供給された結束バンドを該V形バ
ンド部嵌合凹部に保持しつつ被結束物挿入凹部側に向か
って容易に押圧移動させることができる。
結束操作機構が、ハウジング内にその被結束物挿入凹部
側に向かって設けられている主ガイド通路を備え、該主
ガイド通路内に結束バンド押圧移動板を摺動自在に配置
し、該結束バンド押圧移動板の先端にV形バンド部嵌合
凹部を設けているので、結束バンド供給口部から該V形
バンド部嵌合凹部内に供給された結束バンドを該V形バ
ンド部嵌合凹部に保持しつつ被結束物挿入凹部側に向か
って容易に押圧移動させることができる。
【0039】また、主ガイド通路に並んだバンド等ガイ
ド溝と回転方向規制用カム溝とを有する1対の迫り出し
ガイドカムを被結束物挿入凹部の先端両側のハウジング
内に回転自在に枢支しているので、結束バンド押圧移動
板の先端に設けられている操作突起を該結束バンド押圧
移動板の移動に伴って該回転方向規制用カム溝内に嵌め
て移動させることにより、これら迫り出しガイドカムを
回転させて被結束物挿入凹部内の両側にそれぞれ迫り出
させることができる。このため、これら迫り出しガイド
カムにより結束バンドのバックル部に抜止め突起付き係
止片部を挿入する際に、挿入方向がずれないように確実
にガイドすることができる。
ド溝と回転方向規制用カム溝とを有する1対の迫り出し
ガイドカムを被結束物挿入凹部の先端両側のハウジング
内に回転自在に枢支しているので、結束バンド押圧移動
板の先端に設けられている操作突起を該結束バンド押圧
移動板の移動に伴って該回転方向規制用カム溝内に嵌め
て移動させることにより、これら迫り出しガイドカムを
回転させて被結束物挿入凹部内の両側にそれぞれ迫り出
させることができる。このため、これら迫り出しガイド
カムにより結束バンドのバックル部に抜止め突起付き係
止片部を挿入する際に、挿入方向がずれないように確実
にガイドすることができる。
【0040】また、被結束物挿入凹部の先端両側で各迫
り出しガイドカムのバンド等ガイド溝内にテーパ形迫り
出しガイド体を配置しているので、各バンド等ガイド溝
で結束バンドのバックル部に抜止め突起付き係止片部を
挿入する方向がずれないようにガイドしつつ、続いてこ
れらバンド等ガイド溝に入ってくる各嵌合操作子をこれ
らテーパ形迫り出しガイド体のテーパ面でガイドするこ
とにより被結束物挿入凹部側に迫り出させてバックル部
に抜止め突起付き係止片部を自動的に確実に挿入するこ
とができる。
り出しガイドカムのバンド等ガイド溝内にテーパ形迫り
出しガイド体を配置しているので、各バンド等ガイド溝
で結束バンドのバックル部に抜止め突起付き係止片部を
挿入する方向がずれないようにガイドしつつ、続いてこ
れらバンド等ガイド溝に入ってくる各嵌合操作子をこれ
らテーパ形迫り出しガイド体のテーパ面でガイドするこ
とにより被結束物挿入凹部側に迫り出させてバックル部
に抜止め突起付き係止片部を自動的に確実に挿入するこ
とができる。
【0041】また、結束バンド押圧移動板をセンター板
部とその両側に配置されたサイド板部とで構成し、各サ
イド板部を両者に跨がる連結板と該連結板を各サイド板
部に連結する連結子とで連結し、連結板による各サイド
板部の相互の連結によりセンター板部を各サイド板部に
摩擦結合し、センター板部には結束バンド押圧移動板の
移動につれて結束バンドがその内部の所定位置に被結束
物が存在する位置まで移動したとき該センター板部のみ
の移動を停止するようにストッパー突起を設け、該スト
ッパー突起をハウジングの移動範囲制限溝に摺動自在に
嵌合し、各操作突起を各サイド板部の先端に設けている
ので、結束バンド押圧移動板を移動させる過程で、結束
バンドがその内部の所定位置に被結束物が存在する位置
まで移動したときにセンター板部のストッパー突起が移
動範囲制限溝の端部に達して該センター板部のみの移動
が停止され、残りの各サイド板部が移動を続けて、これ
らサイド板部の移動で前述した各迫り出しガイドカムを
駆動してバックル部に抜止め突起付き係止片部を自動的
に挿入する動作を容易に行わせることができる。
部とその両側に配置されたサイド板部とで構成し、各サ
イド板部を両者に跨がる連結板と該連結板を各サイド板
部に連結する連結子とで連結し、連結板による各サイド
板部の相互の連結によりセンター板部を各サイド板部に
摩擦結合し、センター板部には結束バンド押圧移動板の
移動につれて結束バンドがその内部の所定位置に被結束
物が存在する位置まで移動したとき該センター板部のみ
の移動を停止するようにストッパー突起を設け、該スト
ッパー突起をハウジングの移動範囲制限溝に摺動自在に
嵌合し、各操作突起を各サイド板部の先端に設けている
ので、結束バンド押圧移動板を移動させる過程で、結束
バンドがその内部の所定位置に被結束物が存在する位置
まで移動したときにセンター板部のストッパー突起が移
動範囲制限溝の端部に達して該センター板部のみの移動
が停止され、残りの各サイド板部が移動を続けて、これ
らサイド板部の移動で前述した各迫り出しガイドカムを
駆動してバックル部に抜止め突起付き係止片部を自動的
に挿入する動作を容易に行わせることができる。
【図1】本発明に係る結束バンド自動結束装置の一実施
例で、左半部はハウジングの表面を除去し、右半部はハ
ウジングを除去しないで示した正面図。
例で、左半部はハウジングの表面を除去し、右半部はハ
ウジングを除去しないで示した正面図。
【図2】本実施例でハウジングの片面を示す斜視図。
【図3】本実施例で用いている迫り出しガイドカムを示
す斜視図。
す斜視図。
【図4】本実施例での迫り出しガイドカムとサイド板部
との結合関係を示す横断面図。
との結合関係を示す横断面図。
【図5】本実施例でのサイド板部と嵌合操作子との結合
関係を示す横断面図である。
関係を示す横断面図である。
【図6】本実施例の結束バンド自動結束装置による結束
動作の工程を示す説明図。
動作の工程を示す説明図。
【図7】本実施例の結束バンド自動結束装置による結束
動作の工程を示す説明図。
動作の工程を示す説明図。
【図8】本実施例の結束バンド自動結束装置による結束
動作の工程を示す説明図。
動作の工程を示す説明図。
【図9】本実施例の結束バンド自動結束装置による結束
動作の工程を示す説明図。
動作の工程を示す説明図。
【図10】本実施例で用いている結束バンドの正面図。
【図11】本実施例で用いている結束バンドによる被結
束物の結束状態を示す斜視図。
束物の結束状態を示す斜視図。
1 結束バンド 1a バックル部 1b V形バンド部 1c ヒンジ部 1d 突起付き係止片部 1e 係止部材 1f 開口部 2 鉄筋(被結束物) 3 ハウジング 4 被結束物挿入凹部 5 結束バンド供給口部 6 自動結束操作機構 7 主ガイド通路 8 結束バンド押圧移動板 8a V形バンド部嵌合凹部 8b バンド位置決め凹部 9 操作部 10 迫り出しガイドカム 10a バンド等ガイド溝 10b 回転方向規制用カム溝 11 枢支軸 12 操作突起 13 復帰スプリング 14 テーパ形迫り出しガイド体 14a テーパー部 15 嵌合操作子 15a 段違い部 16 センター板部 16a ストッパー部 17 サイド板部 17a 段違い部 18 連結板 19 連結子 20 ストッパー突起 21 移動範囲制限溝 22 枢支軸 23 操作フレーム 23a 係止凹部 24 スプリングガイドアーム 24a 固定部 25 復帰用コイルスプリング
Claims (2)
- 【請求項1】 バックル部にV形バンド部の一端が連設
され、前記V形バンド部の中央にヒンジ部が設けられ、
前記V形バンド部の他端には前記バックル部に挿入して
係止させるための抜止め突起付き係止片部が内向きに屈
曲されて設けられている樹脂製の結束バンドを用いて被
結束物を自動的に結束する結束バンド自動結束装置にお
いて、先端に前記被結束物を挿入するための被結束物挿
入凹部を有するハウジングを備え、前記ハウジングには
前記結束バンドをそのV形バンド部の開口部が前記被結
束物挿入凹部側を向く向きにして供給する結束バンド供
給口部が設けられ、前記ハウジングには前記被結束物挿
入凹部内に前記被結束物が存在する際に該被結束物を包
囲する位置にある前記V形バンド部の両端部側を加圧し
つつ前記抜止め突起付き係止片部を前記バックル部に挿
入して自動結束操作を行う自動結束操作機構が組付けら
れていることを特徴とする結束バンド自動結束装置。 - 【請求項2】 前記自動結束操作機構は、前記ハウジン
グ内に前記被結束物挿入凹部側に向かって設けられてい
る主ガイド通路と、前記主ガイド通路内に摺動自在に配
置されていて先端のV形バンド部嵌合凹部に配置された
前記結束バンドを前記被結束物挿入凹部側に向かって押
圧移動させる結束バンド押圧移動板と、前記結束バンド
押圧移動板に押圧力を与える操作部と、前記主ガイド通
路に並んだバンド等ガイド溝と回転方向規制用カム溝と
を有して前記被結束物挿入凹部の先端両側の前記ハウジ
ング内に回転自在に枢支されていて前記結束バンド押圧
移動板の移動に伴う該結束バンド押圧移動板先端の操作
突起の該回転方向規制用カム溝内での移動によって前記
被結束物挿入凹部側に押し出される1対の迫り出しガイ
ドカムと、前記各迫り出しガイドカムを待機位置に復帰
させるように付勢する復帰スプリングと、前記被結束物
挿入凹部の先端両側で前記各迫り出しガイドカムの前記
バンド等ガイド溝内に配置されているテーパ形迫り出し
ガイド体と、前記結束バンド押圧移動板の先端の両側に
回転自在に枢支されていて前記各迫り出しガイドカムで
前記被結束物挿入凹部内に迫り出された前記バックル部
と前記抜止め突起付き係止片部とを前記テーパ形迫り出
しガイド体のガイド作用で該バックル部に該抜止め突起
付き係止片部が嵌合されるように移動させる嵌合操作子
とを備え、結束バンド押圧移動板はセンター板部とその
両側に配置されたサイド板部とを備え、前記各サイド板
部は両者に跨がる連結板と該連結板を前記各サイド板部
に連結する連結子とで連結され、前記センター板部は前
記連結板による前記各サイド板部の相互の連結により前
記各サイド板部に摩擦結合され、前記V形バンド部嵌合
凹部は前記センター板部を中心として前記各サイド板部
に跨がって設けられ、前記センター板部には前記結束バ
ンド押圧移動板の移動につれて前記結束バンドがその内
部の所定位置に前記被結束物が存在する位置まで移動し
たとき該センター板部のみの移動を停止するようにスト
ッパー突起が設けられ、該ストッパー突起は前記ハウジ
ングの移動範囲制限溝に摺動自在に嵌合され、前記各嵌
合操作子は待機状態ではその先端が前記V形バンド部嵌
合凹部にから突出しないようにして前記各サイド板部に
基部側が回転自在に枢支され、前記各操作突起は前記各
サイド板部の先端に設けられた構造になっていることを
特徴とする請求項1に記載の結束バンド自動結束装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6299967A JP2681757B2 (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 結束バンド自動結束装置 |
TW084106688A TW266245B (en) | 1994-12-02 | 1995-06-29 | Automatic tying device for tying belt |
KR1019950021258A KR960023555A (ko) | 1994-12-02 | 1995-07-20 | 결속밴드의 자동결속장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6299967A JP2681757B2 (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 結束バンド自動結束装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08189190A true JPH08189190A (ja) | 1996-07-23 |
JP2681757B2 JP2681757B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=17879143
Family Applications (1)
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JP6299967A Expired - Lifetime JP2681757B2 (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 結束バンド自動結束装置 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107725913A (zh) * | 2017-11-14 | 2018-02-23 | 张家港市华鸿金属制品有限公司 | 一种胶管钢丝捆扎装置 |
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1994
- 1994-12-02 JP JP6299967A patent/JP2681757B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-06-29 TW TW084106688A patent/TW266245B/zh active
- 1995-07-20 KR KR1019950021258A patent/KR960023555A/ko not_active Application Discontinuation
Patent Citations (1)
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KR102595734B1 (ko) * | 2022-12-27 | 2023-10-30 | 엄재훈 | 무해체 보 거푸집의 철근 고정용 타카 |
WO2024143856A1 (ko) * | 2022-12-27 | 2024-07-04 | 엄재훈 | 무해체 보 거푸집의 철근 고정용 타카 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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TW266245B (en) | 1995-12-21 |
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