JPH08188698A - 吸水性組成物の製造方法 - Google Patents

吸水性組成物の製造方法

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JPH08188698A
JPH08188698A JP7262698A JP26269895A JPH08188698A JP H08188698 A JPH08188698 A JP H08188698A JP 7262698 A JP7262698 A JP 7262698A JP 26269895 A JP26269895 A JP 26269895A JP H08188698 A JPH08188698 A JP H08188698A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 繊維形成に優れ、保存寿命の長い吸収性組成
物の製造方法を提供する。 【解決手段】 カルボキシル基及びその塩を懸垂基にも
つ25〜75モル%のα,β−不飽和単量体及びカルボ
キシル基もその塩ももたない共重合可能な75〜25モ
ル%のコモノマーを含んで該懸垂基の20〜80%がカ
ルボキシル基で80〜20%がその塩である共重合体及
びヘテロ環カーボネートの配合体を製造し次いでこれを
硬化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は吸水性組成物に関す
る。特にはその製造方法に関し、さらには製品の吸収性
質を改善する目的で製品中に吸水性組成物を含有させる
ことに関する。
【0002】
【従来の技術】吸収剤組成物は高い吸収能力を必要とす
る製品の製造において広く使用されている。例えば、吸
水性組成物が外科用及び歯科用スポンジ、タンポン、衛
生ナプキン及びパッド、包帯、使い捨ておしめ、肉用ト
レイ及び家庭用ペット用寝所の製造に使用されている。
吸水性組成物はまた水保持性を改良し、かつ空気容量を
増加させるよう土壤の改良にかつ多数の他の用途にも使
用される。
【0003】本明細書中で使用したように「吸水性(W
ater−absorbing)」及び「吸水剤(Wa
ter−absorbent)」という表現中に使用さ
れた場合、「水(water)」という語は単に水のみ
ではなく、体液のような電解質溶液も意味すると理解さ
れる。
【0004】吸水能力を示す多数の吸収剤組成物が開発
されている。例えば、米国特許第3,954,721号
及び同第3,983,095号は無水マレイン酸と少な
くとも1種の好適なビニル単量体との繊維状形態をした
共重合体の誘導体の製造を開示している。繊維状共重合
体はアンモニアまたは水酸化アルカリ金属との反応によ
り親水性かつ水膨潤性にされる。米国特許第3,81
0,468号は実質的に線状の共重合体として製造され
次いでジオールまたはジアミンと反応されることにより
架橋が導入された軽く架橋されたオレフィン−無水マレ
イン酸共重合体を開示している。得られた軽く架橋され
た共重合体はアンモニアまたは水酸化アルカリ金属の水
性もしくはアルコール溶液で処理される。米国特許第
3,989,586号はスチレンまたはオレフィン類の
無水マレイン酸との架橋共重合体を紙ウエブ中に含有さ
せ、次いでこれを処理することにより共重合体を水膨潤
性塩形態に転換することによる収着性紙製品の製造を記
載している。米国特許第3,980,663号はグリセ
リンジグリシジルエーテルとの架橋によりカルボキシル
系高分子電解質から製造した水膨潤性吸収剤製品を記載
している。米国特許第4,332,917号及び同第
4,338,417号はスチレン及び無水マレイン酸の
共重合体の、ビニル不飽和を有する単量体系エステルか
ら誘導された重合体、例えばポリ(酢酸ビニル)、セル
ローストリアセテート、セルロースアセトブチレート、
ポリ(アクリル酸エチル)及びポリ(メタクリル酸メチ
ル)とのブレンドを開示している。米国特許第4,42
0,588号は1,3−ジエンゴム及びゴム中に分散さ
れた吸水性樹脂を含む吸水性ゴム組成物を教示してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】繊維状形態をした吸水
性組成物を有することの望ましさはよく知られている。
例えば、使い捨ておしめ及びタンポンのような衛生製品
において、繊維は製品中により簡単に拘束されうる。こ
の点に関し、従来技術の吸水性組成物は不十分である。
それらは繊維形成を促進しない。それらの架橋反応の速
度のために、従来技術の吸水性組成物は何ら顕著な保存
寿命を有さない。繊維形成は組成物が製造された後すぐ
に完結されなければならない。
【0006】本発明の方法により製造される吸水性組成
物は優れた保存寿命を有している。それらは広い範囲の
時間及び温度に亘って繊維形成を促進する。それらはま
たハイドロゲルまたは水膨潤状態にて優れた一体性を有
し、優れた水及び電解質溶液吸収能力を示し、かつ通常
の方法を用いて通常の吸水性製品中に容易に含有され
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、(a)
約25〜75モルパーセントの(イ)カルボキシル基及
びその塩から選ばれる少なくとも1の懸垂基をもつ少な
くとも1のα,β−不飽和単量体の反復単位及び約75
〜25モルパーセントの(ロ)カルボキシル基及びその
塩のいずれももたない少なくとも1の共重合可能なコモ
ノマーの反復単位を含み且つ、該懸垂基全体の約20〜
80パーセントがカルボキシル基であって約80〜20
パーセントがその塩である共重合体、及びヘテロ環カー
ボネートの配合物を製造し、次いで(b)得られた配合
物を硬化させる工程を含む吸水性組成物の製造方法が提
供される。
【0008】さらに本発明によれば、硬化した吸水性組
成物及び吸収用途のため該組成物を支持する手段を含む
製品であって、該吸水性組成物は、(a)約25〜75
モルパーセントの(イ)カルボキシル基及びその塩から
選ばれる少なくとも1の懸垂基をもつ少なくとも1の
α,β−不飽和単量体の反復単位及び約75〜25モル
パーセントの(ロ)カルボキシル基及びその塩のいずれ
ももたない少なくとも1の共重合可能なコモノマーの反
復単位を含み且つ、該懸垂基全体の約20〜80パーセ
ントがカルボキシル基であって約80〜20パーセント
がその塩である共重合体、及び(b)ヘテロ環カーボネ
ートの配合物からなるものであり、該組成物が該支持手
段中に含有されている製品が提供される。
【0009】さらに本発明によれば、(a)約25〜7
5モルパーセントの(イ)カルボキシル基及びその塩か
ら選ばれる少なくとも1の懸垂基をもつ少なくとも1の
α,β−不飽和単量体の反復単位及び約75〜25モル
パーセントの(ロ)カルボキシル基及びその塩のいずれ
ももたない少なくとも1の共重合可能なコモノマーの反
復単位を含み且つ、該懸垂基全体の約20〜80パーセ
ントがカルボキシル基であって約80〜20パーセント
がその塩である共重合体;及び(b)ヘテロ環カーボネ
ートの配合物からなる硬化された吸水性組成物を製品中
に含有させる工程を含み、なお該組成物は組成物の不存
在下における製品の吸水特性と比較して該製品の少なく
とも一つの吸水特性を向上させるのに効果的な量で含有
される、製品の吸水特性を向上させる方法が提供され
る。
【0010】さらに本発明によれば、(a)約25〜7
5モルパーセントの(イ)カルボキシル基及びその塩か
ら選ばれる少なくとも1の懸垂基をもつ少なくとも1の
α,β−不飽和単量体の反復単位及び約75〜25モル
パーセントの(ロ)カルボキシル基及びその塩のいずれ
ももたない少なくとも1の共重合可能なコモノマーの反
復単位を含み且つ、該懸垂基全体の約20〜80パーセ
ントがカルボキシル基であって約80〜20パーセント
がその塩である共重合体;及び(b)ヘテロ環カーボネ
ートの配合物からなる硬化した吸水性組成物と、吸収さ
れるべき水または電解質溶液を接触させる工程を含む水
及び電解質溶液の吸収方法が提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】吸水性組成物を製造するため使用
するのに適した共重合体は約25〜75全モルパーセン
トの少なくとも1種のα,β−不飽和単量体(側鎖即ち
懸垂基としてカルボキシル基とその塩をもつ)の反復単
位及び約75〜25全モルパーセントの少なくも1種の
共重合可能な上記の懸垂基をもたないコモノマーの反復
単位を含有する。好ましくは、共重合体は約35〜65
全モルパーセントの少なくとも1種のα,β−不飽和単
量体の反復単位及び約65〜35全モルパーセントの少
なくとも1種の共重合可能なコモノマーの反復単位を含
有する。最も好ましくは、共重合体は等モル共重合体で
ある。
【0012】α,β−不飽和単量体は少なくとも1個の
側鎖カルボキシル基又はその誘導体を有するものであ
る。カルボキシル誘導体にはカルボキシル塩の基、カル
ボン酸アミド基、カルボン酸イミド基、カルボン酸無水
物基及びカルボン酸エステル基が含まれる。
【0013】好適なα,β−不飽和単量体にはマレイン
酸、クロトン酸、フマール酸、メサコン酸、マレイン酸
のナトリウム塩、2−メチル−2−ブテンジカルボン酸
のナトリウム塩、イタコン酸のナトリウム塩、マレイン
アミド酸、マレアミド、N−フェニルマレイミド、マレ
イミド、無水マレイン酸、無水フマル酸、無水イタコン
酸、無水シトラコン酸、無水メサコン酸、無水イタコン
酸メチル、無水マレイン酸エチル、マレイン酸ジエチ
ル、マレイン酸メチル等及びそれらの混合物が含まれ
る。
【0014】任意の好適な共重合可能なコモノマーが使
用できる。好適な共重合可能なコモノマーにはエチレ
ン、プロピレン、イソブチレン、C1 〜C4 アルキルメ
タクリレート類、酢酸ビニル、メチルビニルエーテル、
及び式:
【0015】
【化1】
【0016】(式中、Rは水素または1〜6個の炭素原
子を有するアルキル基を示し、かつベンゼン環は低分子
量アルキルまたはヒドロキシ基により置換されていても
よい)を有するスチレン系化合物が含まれる。好適なC
1 〜C4 アルキルアクリレート類にはアクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸イソプロピル、アク
リル酸n−プロピル、アクリル酸n−ブチル等及びそれ
らの混合物が含まれる。
【0017】そして、好適なスチレン系化合物にはスチ
レン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、t−
ブチルスチレン等及びそれらの混合物が含まれる。
【0018】α,β−不飽和単量体上の側鎖単位(懸垂
基)は、吸水性組成物を製造するのに必要な必須側鎖単
位、すなわち約20〜80パーセントの側鎖カルボキシ
ル基及び約80〜20パーセントの側鎖カルボキシル塩
の基を有する共重合体を得るために、必要に応じてどの
ような追加反応を行わなければならないかを決定するで
あろう。好ましくは、両方の単位即ちカルボキシル基又
はその塩の基は約30〜70パーセントの量で存在す
る。
【0019】一般に、α,β−不飽和単量体がカルボン
酸アミド、カルボン酸イミド、カルボン酸無水物、カル
ボン酸エステル基またはその混合物のみを有するなら
ば、このようなカルボキシル誘導体基の少なくとも一部
を、例えば加水分解反応により、カルボキシル基に転換
する必要があろう。もしα,β−不飽和単量体がカルボ
キシル塩の基のみを有するならば、カルボキシル基を形
成するための酸性化が必要となろう。
【0020】同様に、最終共重合体は約80〜20パー
セントの側鎖カルボキシル塩の基を含有しなくてはなら
ない。従って、中和反応を行う必要があろう。カルボキ
シル基の例えばNaOH、KOH、アンモニア、アンモ
ニア水溶液または有機アミン類のような強有機または無
機塩基による中和はカルボキシル塩の基、好ましくはカ
ルボキシル金属塩の基の形成を生じよう。
【0021】更に、共重合体主鎖に結合された望ましい
官能性を得るため行われる反応(加水分解、酸性化、中
和等)の順序及び数は重要ではない。約20〜80パー
セントの側鎖カルボキシル基及び約80〜20パーセン
トの側鎖カルボキシル塩の基を有する最終共重合体を生
じる任意の数及び順列が好適である。
【0022】使用に特に好適な一つの共重合体は無水マ
レイン酸及びイソブチレンの共重合体である。他は無水
マレイン酸及びスチレンである。好適な共重合体は約5
000〜500,000またはそれ以上のピーク分子量
を有する。
【0023】無水マレイン酸及びイソブチレンの好適な
共重合体は任意の好適な通常の方法を用いて製造でき
る。このような共重合体はまたクラレイソブレン化学工
業(株)から商標ISOBAMとして市販されている。
ISOBAM共重合体は粘度分子量により区別されたい
くつかの等級、すなわちISOBAM−10、160,
000〜170,000;ISOBAM−06、80,
000〜90,000;ISOBAM−04、55,0
00〜65,000及びISOBAM−600、6,0
00〜10,000として入手できる。
【0024】吸水性組成物を製造するため、少なくとも
1種の共重合体及び少なくとも1種のヘテロ環カーボネ
ートを、吸水性組成物が重量パーセントで約80〜9
9.5全共重合体及び約0.5〜20ヘテロ環カーボネ
ートを含有するよう配合する。好ましくは、組成物は約
90〜99重量パーセントの全共重合体及び約1〜10
重量パーセントの全ヘテロ環カーボネートを含有するで
あろう。
【0025】任意の好適なヘテロ環カーボネートが使用
できる。好ましくはヘテロ環カーボネートは以下の一般
構造
【0026】
【化2】
【0027】(式中、各Rは別個に水素原子、アルキル
基、芳香族基、ハロゲン基、置換アルキル基、または置
換芳香族基を示す)で表されるものである。
【0028】上記構造で表されるヘテロ環カーボネート
類にはプロピレンカーボネート、エチレンカーボネー
ト、1,2−ブチレンカーボネート、2,3−ブチレン
カーボネート、フェニルエチレンカーボネート等及びそ
れらの混合物が含まれる。プロピレンカーボネートが好
ましい。
【0029】吸水性組成物が以下の実施例に記載された
ような任意の好適な配合方法を用いて製造できる。吸水
性組成物が製造された後、但し典型的にはそれが硬化さ
れる前にあるいは場合によってはそれが硬化中に、それ
は通常の加工方法を用いて任意の所望の形態に加工され
る。例えば、吸水性組成物は注型、スプレー乾燥、空気
補助スプレー乾燥、空気繊維化、湿式、乾式もしくはフ
ラッシュ紡糸等にかけることができる。方法の選択は典
型的には最終用途に必要な形や形態により支配される。
吸水性組成物が加工されてなりうる形態には薄膜または
シート、粉末及び顆粒、繊維及び繊維が加工されてなり
うる任意の形態、例えば、加撚、束化(beamin
g)、糊付け(slashing)、たて織り(war
ping)、よこ織り(quilling)、切断(s
evering)、織物化(texturizin
g)、製織、編成、編組等も含めた様々な方法を用いた
ミルドファイバー、チョップドファイバー、フラックま
たはバルクファイバー、ストランド、糸、織布、不織マ
ットが含まれる。
【0030】いかなる理論にも拘束されるつもりはない
が、ヘテロ環カーボネートは硬化により共有架橋結合を
生じる共重合体にとって高温遅延反応性架橋剤として作
用すると考えられる。例えば、もしスチレン−無水マレ
イン酸共重合体がプロピレンカーボネートと配合されて
吸水性組成物を形成する場合、典型的に150℃以上の
温度が硬化のために必要であることが見出された。同様
に、エチレン−無水マレイン酸共重合体が使用される場
合、典型的に140℃以上の温度が硬化のために必要で
ある。そして、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体
が使用される場合、典型的には200℃以上の温度が硬
化のために必要である。
【0031】本発明を制限する意図はないが、吸水性組
成物はそれらが成型されうる広い時間及び温度範囲のた
め繊維に製造されるのに特によく適している。より詳し
くは、吸水性組成物は約140℃から約250℃または
それ以上の範囲の温度で硬化するため処方でき、かつ実
施例11中で立証したように2ヶ月を超す保存寿命を有
する。吸水性組成物は本発明の方法及び装置を用いて簡
単に繊維に製造できる。
【0032】本発明の、組成物が含有される製品は広範
囲の吸収機能に使用するのに適している。一般に、吸水
性組成物が含有される製品は組成物を支持しかつそれを
吸収最終用途に適した形態で提供する機能に役立つ。吸
収用途のための組成物を支持しかつ提供する手段には包
帯、外科用及び歯科用スポンジ、タンポン、衛生ナプキ
ン及びパッド、使い捨ておしめ、肉トレイ、汗吸収用パ
ッド等が含まれるが、それらに限定されない。
【0033】一つの実施態様において、吸水性組成物を
通常の加工方法を用いて使い捨ておしめ中に含有させる
ことにより下記の典型的な層:(1)不透過性ポリエチ
レンフィルムの外膜(身体から離れている)、(2)フ
ィルム上に載せられた第一のセルロース系パルプ層、
(3)例えば粉末、繊維、フラック、例えば繊維状塊、
不織繊維マットまたは織物の形態をした本発明の硬化し
た吸水性組成物の層、(4)存在任意の第二のセルロー
ス系パルプ層及び(5)内側透過性ポリエチレンフィル
ム層、を有するおしめ製品が形成される。
【0034】吸水性組成物から製造された繊維は特に吸
収剤用途に特に適している。繊維の塊は吸収させるべき
液体物質と接触させる大きな表面積を与え、かつ繊維が
それらが含有される製品中に容易に拘束されうるからで
あることがよく知られている。
【0035】以下、本発明を更に立証するために実施例
を示す。
【実施例】
実施例1 この実施例は本発明の実施に使用するのに適したα,β
−不飽和単量体及び共重合性コモノマーの共重合体の製
造を示す。約240gの無水マレイン酸、約255gの
スチレン、及び2370mlのメチルエチルケトンの溶
液を製造し、窒素雰囲気中で室温で1ガロン入り攪拌下
反応器中に導入した。反応器に約8.20gのVAZO
65重合開始剤(アゾイソブチロニトリル.E.I.D
upont)を仕込むことによりフリーラジカル重合を
開始した。重合を約55℃の温度で約24時間行った。
次いで、反応器内容物を希釈するためテトラヒドロフラ
ンを添加した。そして、重合生成物、すなわちスチレン
及び無水マレイン酸の共重合体を高速攪拌下でメタノー
ル中に沈澱させることにより回収した。共重合体を真空
オーブン中で30℃にて1晩、次いで90℃で約1時間
乾燥させた。約499gの共重合体が回収された。
【0036】乾燥したスチレン−無水マレイン酸共重合
体を、マレイン酸の滴定により分析し、43モルパーセ
ントの無水マレイン酸(41.7重量%)を含有するこ
とが分かった。共重合体の残りはスチレンであった。共
重合体は示差走査熱量法により234℃のガラス転移温
度及びポリスチレン標準を用いるゲル透過クロマトグラ
フィーにより108,000のピーク分子量を有するこ
とが見出された。
【0037】実施例2 この実施例は実施例1で製造したスチレン−無水マレイ
ン酸共重合体を用いる5種の吸水性組成物の製造を示
す。シリーズとして5種の吸水性組成物(I〜V)を製
造した。各組成物は以下のように個々に製造した。
【0038】約10gの共重合体及び約150gの脱イ
オン水を攪拌下で混合器に添加し、混合器内容物を約9
0℃に加熱した。約90℃の温度で、所定量の水酸化ナ
トリウム(純度98.9%、ペレット)の10gの脱イ
オン水中溶液を攪拌下1時間要して混合器にゆっくり添
加した。各組成物に添加された水酸化ナトリウムの量
は、(酸無水物から転換された)側鎖カルボキシル基の
特定割合をカルボン酸ナトリウム塩の基に転換(ここで
は中和)させるため計算した。添加完結後、攪拌を約1
時間続け、共重合体を溶液中に溶解した。
【0039】得られた共重合体含有溶液を室温まで冷却
し、0.5gのプロピレンカーボネート(純度99%、
Aldrich Chemical)を攪拌下で溶液に
添加した。得られた組成物をマイラー(Mylar)フ
ィルム上に注加した。マイラーフィルム上の組成物を空
気乾燥させ、次いで更に真空オーブン中で60℃で30
分間乾燥させた。組成物を約300ミクロンの直径を有
する粒子へと粉砕し、熱風循環オーブン中で約30分間
160℃で硬化させた。
【0040】上記した方法を用いて、5種の吸水性組成
物(I−V)を、下表に示す水酸化ナトリウムの量を用
いて製造した。更に、各組成物をそれらの膨潤指数、溶
解度を決定するための試験にかけ、その結果もまた表に
示した。膨潤指数及び溶解度を決定するため用いた方法
を下記に示す。
【0041】
【表1】
【0042】膨潤指数 この試験方法は米国特許第4,454,055号に記載
されている。ここで用いた試験方法及び装置は米国特許
第4,454,055号中に記載された方法及び装置と
比較してわずかに変更されている。
【0043】大気(室)圧下における膨潤指数を決定す
るため、試験すべき吸水性組成物約0.2〜0.3gを
空のW字型ティーバッグ中に入れる。組成物を含有する
ティーバッグを10分間食塩水(0.9重量% NaC
l)中に浸漬し、30秒間ペーパータオル上に置いて表
面の食塩水を除去する。組成物の膨潤指数、すなわち、
試料単位当りに吸収された液体の量を以下の式を用いて
計算する。
【0044】
【数1】
【0045】圧力下での膨潤指数を決定するため、以下
の変更方法を用いた。試料組成物を含有するティーバッ
グを食塩水に浸漬し、次いで表面食塩水を除去した後、
それを、2000mlのサイドアーム真空フィルターフ
ラスコを備えかつ圧力計を接続させた内径16cmのブ
フナー・ロート中に直ちに置く。次いで、1片の歯科用
ダムゴム連続シートをロートの口周囲に、シートが丁度
ティーバッグを支えるように、ロートの口周囲にしっか
り固定する。次いで、所望の圧力を生じるのに十分な真
空を5分間フラスコ上に生じさせ、上記の式を用いて圧
力下の膨潤指数を計算する。
【0046】溶解度(%) 約5gの試験すべき吸水性組成物を時折緩かな攪拌を行
いながら約150gの食塩水(0.9重量% NaC
l)中に分散する。20分後、混合物を150ミクロン
のポリプロピレンスクリーン中に通す。次いで、濾液を
オーブン中に恒量になるまで乾燥させ、可溶性組成物の
重量は乾燥濾液の全重量からNaClの重量を引くこと
により決定した。次いで、溶解度(%)を以下の式を用
いて決定した。
【0047】
【数2】
【0048】実施例3 この実施例は実質的に実施例2の方法を用いて本発明の
吸水性組成物の製造を示し、更にその吸収剤性質に対す
る異なる硬化温度の効果を示す。実質的に実施例2に記
載した方法を用いて、実施例1中で製造したスチレン−
無水マレイン酸共重合体約10gを加水分解し、次いで
1.7gの水酸化ナトリウムを用いて一部中和すること
により共重合体上の側鎖カルボキシル基の約50%を転
換した。次いで、得られた組成物(VI)を10phr
(9.1重量%)のプロピレンカーボネートと配合し、
次いで組成物を3等分した。3等分した各々を異なる硬
化温度で30分間硬化した。一つは150℃で硬化し、
一つは160℃で硬化し、他方は170℃で硬化した。
結果は以下の通りである。
【0049】
【表2】
【0050】実施例4 この実施例は本明細書中に記載したように、実質的に実
施例2の方法を用いて本発明の吸水性組成物の製造を示
す。吸収剤性質に対するヘテロ環カーボネート含量の効
果を示すデータも下記に提示した。実質的に実施例2の
方法、組成物IIを用いて、3種の組成物(VII 及びVIII
及び対照)を製造した。全ての組成物を加水分解し、次
いでNaOHで一部中和することにより側鎖カルボキシ
ル基をカルボン酸ナトリウム塩に転換した。
【0051】組成物VII はこれがスチレン−無水マレイ
ン酸共重合体を10phrのプロピレンカーボネートと
配合することにより製造された点で組成物IIとは異なっ
ていた。組成物VIIIはこれが共重合体を15phrのプ
ロピレンカーボネートと配合することにより製造された
点で異なっていた。対照組成物には何らプロピレンカー
ボネートは添加しなかった。これらの組成物の吸収剤性
質に対するプロピレンカーボネート含量の効果の結果を
下記に示す。組成物IIの吸収剤性質を比較目的のため掲
げた。それは5phrのプロピレンカーボネートを用い
た。
【0052】
【表3】
【0053】実施例5 この実施例はモンサント(Monsanto)から市販
のEMA−31(分子量100,000)と命名された
エチレン−無水マレイン酸の等モル交互共重合体を用い
る吸水性組成物の製造を示す。約15gのEMA−31
共重合体、150gの脱イオン水及び0.6g(4ph
r)を、攪拌下でかつ約90℃に加熱した混合器に添加
した。容器内容物が約90℃に到達したとき、20ml
の水に溶解した約4.85gのNaOHを30分間要し
てゆっくり導入した。
【0054】NaOH添加が完結した後、混合器の内容
物を約30分間攪拌した後、EMA−31共重合体は完
全に溶解していることが観察された。得られた溶液のp
Hは約6であった。得られた溶液中の水を固体組成物が
得られるまで蒸発させ固体組成物を更に真空オーブン中
で50℃で2時間乾燥させた。次いで、組成物を約30
0ミクロンの粒径を有する粉末に粉砕し、粉末を熱風循
環オーブン中で30分間160℃で硬化した。得られた
吸水性組成物IXの吸収剤性質を下記の表中に示す。
【0055】
【表4】
【0056】実施例6 この実施例は上述したように、実質的に実施例5の方法
を用いる2種の吸水性組成物(組成物X及びXI)の製造
を示す。組成物XはEMA−31共重合体が1phrの
エチレンカーボネートと配合された点で実施例5の方法
及び物質と異なっていた。組成物XIはEMA−31共重
合体が1phrのエチレンカーボネートと配合され15
0℃で硬化された点で実施例5の方法及び物質と異なっ
ていた。組成物X及びXIの吸収剤性質は以下の通りであ
った。
【0057】
【表5】
【0058】実施例7 この実施例はクラレイソブレン化学(株)から市販のI
SOBAM10、イソブチレン/無水マレイン酸共重合
体を用いる吸水性組成物、組成物XII の製造を示してい
る。ISOBAM10は170,000の分子量及びマ
レイン酸の滴定により決定した約59.3重量%(4
6.6モル%)の無水マレイン酸含量を有する。
【0059】約957gのイソブチレン−無水マレイン
酸共重合体及び約1740gの脱イオン水を1ガロンの
攪拌下反応器に仕込み、約90℃に加熱した。248g
のNaOHを約372gの水に溶解した溶液を約45分
間要してゆっくり反応器に添加した。次いで、47.8
g(5phr)のプロピレンカーボネートを反応器に導
入し、反応器内容物を約10時間攪拌することによりイ
ソブチレン−無水マレイン酸共重合体を溶解した。得ら
れた溶液のpHは6.5であった。中和反応により4
6.6モル%の無水マレイン酸の反復単位上の側鎖の約
53.5%がカルボン酸ナトリウム塩に転換された。
【0060】得られた溶液を室温まで放冷し、次いで溶
液をオリフィスを通して温空気流に押出し、得られた繊
維化繊維でマイラーフィルム被覆ドラム上を包むことに
より繊維へと繊維化した。得られた繊維は約10ミクロ
ンの直径を有していた。得られた組成物XII から製造し
た繊維の2種の繊維状塊試料を別個に210℃及び22
0℃にて30分間硬化させた。下記表に繊維形態の組成
物XII の吸収剤性質を示す。
【0061】
【表6】
【0062】実施例8 この実施例は実質的に実施例7の物質及び方法を用いる
4種の吸水性組成物(組成物XIII〜XVI )の製造を示
す。各組成物は、処理により44.6モル%のマレイン
酸の反復単位を介して共重合体中に導入した側鎖の5
3.5%をカルボキシル基に転換させたイソブチレン−
無水マレイン酸共重合体(ISOBAM10)を用いて
製造した。4種の全ての組成物を粉末に粉砕し、粉末を
別個に硬化させ、それらの吸収剤性質を試験した。掲げ
た組成物及び方法データに従って製造した4種の組成物
について得られた吸収剤性質を下記の表に示す。
【0063】
【表7】
【0064】実施例9 この実施例は吸水性組成物がハイドロゲル状態で優れた
一体性を有することを示す。 (硬化の前に採取した)組成物IIの試料を30分間18
0℃で硬化した。次いで、硬化した組成物の試料2.2
885gを500mlの蒸留水を用いるソックスレー抽
出にかけた。抽出を環流温度で約6時間行った。抽出し
た重合体ゲルを真空オーブンで100℃で20時間乾燥
させることにより回収した。抽出し乾燥させた組成物は
2.1147gであった。
【0065】可溶性生成物の量は0.1738gまたは
7.6重量%であった。抽出した溶液中には何らプロピ
レンカーボネート残渣は見出せなかった。抽出した組成
物に行った膨潤指数試験の結果は下記の通りである。
【0066】
【表8】
【0067】上記のデータは吸水性組成物がソックスレ
ー抽出の後優れた吸収剤性質を有することを示してい
る。更に、試験結果は吸水性組成物が共有結合を介して
架橋されていることを示す。
【0068】実施例10 この実施例は実施例7の吸水性組成物−組成物XII から
の異なる直径を有する繊維の製造を示す。4種の異なる
直径6、75、110及び190ミクロンを有する繊維
を、アメリカ、イリノイ州ウイートン(Wheato
n)のスプレイング・システムズ・カンパニー(Spr
aying Systems Company)から市
販されるタイプのスプレーノズル集成装置を乱気流を低
減させるため先端を円錐状に変形したものを用いて組成
物XII (硬化前)の液流を空気繊維化することにより製
造した。異なる直径を有する繊維を形成した後、それら
を別個に210℃で30分間硬化し、繊維を吸収性につ
いて試験した。試験結果を下記に示す。
【0069】
【表9】
【0070】上記データは吸水性組成物から製造した繊
維は自重の69.5倍の吸収能力があることが見出され
たことを示している。
【0071】実施例11 この実施例は吸水性組成物は溶液形態をしたとき優れた
保存寿命を有することを立証する。組成物XII を製造す
るために使用した溶液の2種の試料を老化させた。一方
の試料は周囲温度で1ヶ月次いで100℃で2日間老化
させた。他方の試料は周囲温度で2ヶ月間老化させた。
老化後、繊維を溶液から製造し、得られた繊維を210
℃で30分間硬化させた。老化後製造した繊維の吸収剤
性質データを、老化をさせなかった実施例7にて製造し
た繊維の吸収剤性質データと比較した。
【0072】
【表10】
【0073】上記のデータは、吸水性組成物を2ヶ月間
老化させ、次いで繊維を形成させた後でさえ、繊維はそ
れらの膨潤指数値において何ら目につく変化を示さず、
従って吸収剤性質において何ら顕著な損失を示さないこ
とを立証している。
【0074】以上の記載から本発明に様々な変更がなさ
れうることが明らかであろう。しかしながら、このよう
なものは本発明の範囲に包含されると解される。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)約25〜75モルパーセントの
    (イ)カルボキシル基及びその塩から選ばれる少なくと
    も1の懸垂基をもつ少なくとも1のα,β−不飽和単量
    体の反復単位及び約75〜25モルパーセントの(ロ)
    カルボキシル基及びその塩のいずれももたない少なくと
    も1の共重合可能なコモノマーの反復単位を含み且つ、
    該懸垂基全体の約20〜80パーセントがカルボキシル
    基であって約80〜20パーセントがその塩である共重
    合体、及びヘテロ環カーボネートの配合物を製造し、次
    いで (b)得られた配合物を硬化させる工程を含む吸水性組
    成物の製造方法。
  2. 【請求項2】 配合物を成形品に成形する工程を含み、
    配合物はそれが完全に硬化されない前に製造される請求
    項1の方法。
  3. 【請求項3】 配合物は繊維に成形される請求項2の方
    法。
  4. 【請求項4】 配合物は粉末に成形される請求項2の方
    法。
  5. 【請求項5】 配合物は膜に成形される請求項2の方
    法。
  6. 【請求項6】 該硬化は配合物を加熱することにより誘
    発される請求項1の方法。
  7. 【請求項7】 硬化した吸水性組成物及び吸収用途のた
    め該組成物を支持する手段を含む製品であって、該吸水
    性組成物は、 (a)約25〜75モルパーセントの(イ)カルボキシ
    ル基及びその塩から選ばれる少なくとも1の懸垂基をも
    つ少なくとも1のα,β−不飽和単量体の反復単位及び
    約75〜25モルパーセントの(ロ)カルボキシル基及
    びその塩のいずれももたない少なくとも1の共重合可能
    なコモノマーの反復単位を含み且つ、該懸垂基全体の約
    20〜80パーセントがカルボキシル基であって約80
    〜20パーセントがその塩である共重合体、及び (b)ヘテロ環カーボネートの配合物からなるものであ
    り、該組成物が該支持手段中に含有されている製品。
  8. 【請求項8】 該組成物を支持する該手段は使い捨てお
    しめである請求項7の製品。
  9. 【請求項9】 該組成物を支持する該手段はタンポンで
    ある請求項7の製品。
  10. 【請求項10】 該組成物を支持する該手段は衛生ナプ
    キンである請求項7の製品。
  11. 【請求項11】 該組成物を支持する該手段は外科用ま
    たは歯科用スポンジである請求項7の製品。
  12. 【請求項12】 該組成物を支持する該手段は包帯であ
    る請求項7の製品。
  13. 【請求項13】 該組成物は繊維状形態を支持する該手
    段中に含有される請求項7の製品。
  14. 【請求項14】 該組成物は粉末の形態で該支持手段中
    に含有される請求項7の製品。
  15. 【請求項15】 該組成物は膜の形態で該支持手段中に
    含有される請求項7の製品。
  16. 【請求項16】 (a)約25〜75モルパーセントの
    (イ)カルボキシル基及びその塩から選ばれる少なくと
    も1の懸垂基をもつ少なくとも1のα,β−不飽和単量
    体の反復単位及び約75〜25モルパーセントの(ロ)
    カルボキシル基及びその塩のいずれももたない少なくと
    も1の共重合可能なコモノマーの反復単位を含み且つ、
    該懸垂基全体の約20〜80パーセントがカルボキシル
    基であって約80〜20パーセントがその塩である共重
    合体;及び (b)ヘテロ環カーボネートの配合物からなる硬化され
    た吸水性組成物を製品中に含有させる工程を含み、なお
    該組成物は組成物の不存在下における製品の吸水特性と
    比較して該製品の少なくとも一つの吸水特性を向上させ
    るのに効果的な量で含有される、製品の吸水特性を向上
    させる方法。
  17. 【請求項17】 該製品は使い捨ておむつである請求項
    16の方法。
  18. 【請求項18】 該製品はタンポンである請求項16の
    方法。
  19. 【請求項19】 該製品は衛生ナプキンである請求項1
    6の方法。
  20. 【請求項20】 該製品は使い捨て包帯である請求項1
    6の方法。
  21. 【請求項21】 該組成物は繊維状形態で該支持手段中
    に含有される請求項16の方法。
  22. 【請求項22】 該組成物は粉末形態で該支持手段中に
    含有される請求項16の方法。
  23. 【請求項23】 該組成物は繊維形態で該支持手段中に
    含有される請求項16の方法。
  24. 【請求項24】 (a)約25〜75モルパーセントの
    (イ)カルボキシル基及びその塩から選ばれる少なくと
    も1の懸垂基をもつ少なくとも1のα,β−不飽和単量
    体の反復単位及び約75〜25モルパーセントの(ロ)
    カルボキシル基及びその塩のいずれももたない少なくと
    も1の共重合可能なコモノマーの反復単位を含み且つ、
    該懸垂基全体の約20〜80パーセントがカルボキシル
    基であって約80〜20パーセントがその塩である共重
    合体;及び (b)ヘテロ環カーボネートの配合物からなる硬化した
    吸水性組成物と、吸収されるべき水または電解質溶液を
    接触させる工程を含む水及び電解質溶液の吸収方法。
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