JP2517259B2 - 吸水性となる組成物 - Google Patents
吸水性となる組成物Info
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L15/00—Chemical aspects of, or use of materials for, bandages, dressings or absorbent pads
- A61L15/16—Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons
- A61L15/42—Use of materials characterised by their function or physical properties
- A61L15/60—Liquid-swellable gel-forming materials, e.g. super-absorbents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/04—Oxygen-containing compounds
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- C08K5/156—Heterocyclic compounds having oxygen in the ring having two oxygen atoms in the ring
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業上の利用分野 本発明は吸水性組成物に関する。
そのより特定な観点の一つにおいて、本発明は製品の
吸収性質を改善する目的で製品中に吸水性組成物を含有
させることに関する。
吸収性質を改善する目的で製品中に吸水性組成物を含有
させることに関する。
従来の技術 吸収剤組成物は高い吸収能力を必要とする製品の製造
において広い使用されている。例えば、吸水性組成物が
外科用及び歯科用スポンジ、タンポン、衛生ナプキン及
びパッド、包帯、使い捨ておしめ、肉用トレイ及び家庭
用ペット用寝所の製造に使用されている。吸水性組成物
はまた水保持性を改良し、かつ空気容量を増加させるよ
う土壌の改良にかつ多数の他の用途にも使用される。
において広い使用されている。例えば、吸水性組成物が
外科用及び歯科用スポンジ、タンポン、衛生ナプキン及
びパッド、包帯、使い捨ておしめ、肉用トレイ及び家庭
用ペット用寝所の製造に使用されている。吸水性組成物
はまた水保持性を改良し、かつ空気容量を増加させるよ
う土壌の改良にかつ多数の他の用途にも使用される。
本明細書中で使用したように「吸水性(Water−absor
bing)」及び「吸水剤(Water−absorbent)」という表
現中に使用された場合、「水(water)」という語は単
に水のみではなく、体液のような電解質溶液も意味する
と理解される。
bing)」及び「吸水剤(Water−absorbent)」という表
現中に使用された場合、「水(water)」という語は単
に水のみではなく、体液のような電解質溶液も意味する
と理解される。
吸水能力を示す多数の吸収剤組成物が開発されている。
例えば、米国特許第3,954,721号及び同第3,983,095号は
無水マレイン酸と少なくとも1種の好適なビニル単量体
との繊維状形態をした共重合体の誘導体の製造を開示し
ている。繊維状共重合体はアンモニアまたは水酸化アル
カリ金属との反応により親水性かつ水膨潤性にされる。
米国特許第3,810,468号は実質的に線状の共重合体とし
て製造され次いでジオールまたはジアミンと反応される
ことにより架橋が導入された軽く架橋されたオレフイン
−無水マレイン酸共重合体を開示している。得られた軽
く架橋された共重合体はアンモニアまたは水酸化アルカ
リ金属の水性もしくはアルコール溶液で処理される。米
国特許第3,989,586号はスチレンまたはオレフイン類の
無水マレイン酸との架橋共重合体を紙ウエブ中に含有さ
せ、次いでこれを処理することにより共重合体を水膨潤
性塩形態に転換することによる吸着性紙製品の製造を記
載している。米国特許第3,980,663号はグリセリンジグ
リシジルエーテルとの架橋によりカルボキシル系高分子
電解質から製造した水膨潤性吸収剤製品を記載してい
る。米国特許第4,332,917号及び同第4,338,417号はスチ
レン及び無水マレイン酸の共重合体の、ビニル不飽和を
有する単量体系エステルから誘導された重合体、例えば
ポリ(酢酸ビニル)、セルローストリアセテート、セル
ロースアセチブチレート、ポリ(アクリル酸エチル)及
びポリ(メタクリル酸メチル)とのブレンドを開示して
いる。米国特許第4,420,588号は1,3−ジエンゴム及びゴ
ム中に分散された吸水性樹脂を含む吸水性ゴム組成物を
教示している。
例えば、米国特許第3,954,721号及び同第3,983,095号は
無水マレイン酸と少なくとも1種の好適なビニル単量体
との繊維状形態をした共重合体の誘導体の製造を開示し
ている。繊維状共重合体はアンモニアまたは水酸化アル
カリ金属との反応により親水性かつ水膨潤性にされる。
米国特許第3,810,468号は実質的に線状の共重合体とし
て製造され次いでジオールまたはジアミンと反応される
ことにより架橋が導入された軽く架橋されたオレフイン
−無水マレイン酸共重合体を開示している。得られた軽
く架橋された共重合体はアンモニアまたは水酸化アルカ
リ金属の水性もしくはアルコール溶液で処理される。米
国特許第3,989,586号はスチレンまたはオレフイン類の
無水マレイン酸との架橋共重合体を紙ウエブ中に含有さ
せ、次いでこれを処理することにより共重合体を水膨潤
性塩形態に転換することによる吸着性紙製品の製造を記
載している。米国特許第3,980,663号はグリセリンジグ
リシジルエーテルとの架橋によりカルボキシル系高分子
電解質から製造した水膨潤性吸収剤製品を記載してい
る。米国特許第4,332,917号及び同第4,338,417号はスチ
レン及び無水マレイン酸の共重合体の、ビニル不飽和を
有する単量体系エステルから誘導された重合体、例えば
ポリ(酢酸ビニル)、セルローストリアセテート、セル
ロースアセチブチレート、ポリ(アクリル酸エチル)及
びポリ(メタクリル酸メチル)とのブレンドを開示して
いる。米国特許第4,420,588号は1,3−ジエンゴム及びゴ
ム中に分散された吸水性樹脂を含む吸水性ゴム組成物を
教示している。
発明が解決しようとする問題点 繊維状形態をした吸水性組成物を有することの望まし
さはよく知られている。例えば、使い捨ておしめ及びタ
ンポンのような衛生製品において、繊維は製品中により
簡単に拘束されうる。この点に関し、従来技術の吸水性
組成物は不充分である。それらは繊維形成を促進しな
い。それらの架橋反応の速度のために、従来技術の吸水
性組成物は何ら顕著な保存寿命を有さない。繊維形成は
組成物が製造された後すぐに完結されなければならな
い。
さはよく知られている。例えば、使い捨ておしめ及びタ
ンポンのような衛生製品において、繊維は製品中により
簡単に拘束されうる。この点に関し、従来技術の吸水性
組成物は不充分である。それらは繊維形成を促進しな
い。それらの架橋反応の速度のために、従来技術の吸水
性組成物は何ら顕著な保存寿命を有さない。繊維形成は
組成物が製造された後すぐに完結されなければならな
い。
本発明の吸水性組成物は優れた保存寿命を有してい
る。それらは広い範囲の時間及び温度に亘つて繊維形成
を促進する。それらはまたハイドロゲルまたは水膨潤状
態にて優れた一体性を有し、優れた水及び電解質溶液吸
収能力を示し、かつ通常の方法を用いて通常の吸水性製
品中に容易に含有される。
る。それらは広い範囲の時間及び温度に亘つて繊維形成
を促進する。それらはまたハイドロゲルまたは水膨潤状
態にて優れた一体性を有し、優れた水及び電解質溶液吸
収能力を示し、かつ通常の方法を用いて通常の吸水性製
品中に容易に含有される。
問題を解決するための手段 本発明によれば、(a)約25〜75モルパーセントの
(イ)カルボキシル基及びその塩から選ばれる少なくと
も1の懸垂基をもつ少なくとも1のα,β−不飽和単量
体の反復単位及び約75〜25モルパーセントの(ロ)カル
ボキシル基及びその塩のいずれもたない少なくとも1の
共重合可能なコモノマーの反復単位を含み且つ、該懸垂
基全体の約20〜80パーセントがカルボキシル基であって
約80〜20パーセントがその塩である共重合体、及び
(b)ヘテロ環カーボネートを含むことを特徴とする硬
化させると吸水性となる組成物が提供される。
(イ)カルボキシル基及びその塩から選ばれる少なくと
も1の懸垂基をもつ少なくとも1のα,β−不飽和単量
体の反復単位及び約75〜25モルパーセントの(ロ)カル
ボキシル基及びその塩のいずれもたない少なくとも1の
共重合可能なコモノマーの反復単位を含み且つ、該懸垂
基全体の約20〜80パーセントがカルボキシル基であって
約80〜20パーセントがその塩である共重合体、及び
(b)ヘテロ環カーボネートを含むことを特徴とする硬
化させると吸水性となる組成物が提供される。
効果・作用 本発明の吸水性組成物を製造するため使用するのに適
した共重合体は約25〜75全モルパーセントの少なくとも
1種のα,β−不飽和単量体(側鎖即ち懸垂基としてカ
ルボキシル基とその塩をもつ)の反復単位及び約75〜25
全モルパーセントの少なくも1種の共重合可能な上記の
懸垂基をもたない、コモノマーの反復単位を含有するで
あろう。好ましくは、共重合体は約35〜65全モルパーセ
ントの少なくとも1種のα,β−不飽和単量体の反復単
位及び約65〜35全モルパーセントの少なくとも1種の共
重合可能なコモノマーの反復単位を含有するであろう。
最も好ましくは、共重合体は等モル共重合体であろう。
した共重合体は約25〜75全モルパーセントの少なくとも
1種のα,β−不飽和単量体(側鎖即ち懸垂基としてカ
ルボキシル基とその塩をもつ)の反復単位及び約75〜25
全モルパーセントの少なくも1種の共重合可能な上記の
懸垂基をもたない、コモノマーの反復単位を含有するで
あろう。好ましくは、共重合体は約35〜65全モルパーセ
ントの少なくとも1種のα,β−不飽和単量体の反復単
位及び約65〜35全モルパーセントの少なくとも1種の共
重合可能なコモノマーの反復単位を含有するであろう。
最も好ましくは、共重合体は等モル共重合体であろう。
α,β−不飽和単量体は少なくとも1個の側鎖カルボ
キシル基又はその誘導体を有するものである。カルボキ
シル基の誘導体にはカルボン酸塩基、カルボン酸アミド
基、カルボン酸イミド基、カルボン酸無水物基及びカル
ボン酸エステル基が含まれる。
キシル基又はその誘導体を有するものである。カルボキ
シル基の誘導体にはカルボン酸塩基、カルボン酸アミド
基、カルボン酸イミド基、カルボン酸無水物基及びカル
ボン酸エステル基が含まれる。
好適なα,β−不飽和単量体にはマレイン酸、クロト
ン酸、フマール酸、メサコン酸、マレイン酸のナトリウ
ム塩、2−メチル−2−ブテンジカルボン酸のナトリウ
ム塩、イタコン酸のナトリウム塩、マレインアミド酸、
マレアミド、N−フエニルマレイミド、マレイミド、無
水マレイン酸、無水フマル酸、無水イタコン酸、無水シ
トラコン酸、無水メサコン酸、無水イタコン酸メチル、
無水マレイン酸エチル、マレイン酸ジエチル、マレイン
酸メチル等及びそれらの混合物が含まれる。
ン酸、フマール酸、メサコン酸、マレイン酸のナトリウ
ム塩、2−メチル−2−ブテンジカルボン酸のナトリウ
ム塩、イタコン酸のナトリウム塩、マレインアミド酸、
マレアミド、N−フエニルマレイミド、マレイミド、無
水マレイン酸、無水フマル酸、無水イタコン酸、無水シ
トラコン酸、無水メサコン酸、無水イタコン酸メチル、
無水マレイン酸エチル、マレイン酸ジエチル、マレイン
酸メチル等及びそれらの混合物が含まれる。
任意の好適な共重合可能なコモノマーが使用できる。
好適な共重合可能なコモノマーにはエチレン、プロピレ
ン、イソブチレン、C1〜C4アルキルメタクリレート類、
酢酸ビニル、メチルビニルエーテル、及び式 (式中、Rは水素または1〜6個の炭素原子を有するア
ルキル基を示し、かつベンゼン環は低分子量アルキルま
たはヒドロキシ基により置換されていてもよい)を有す
るスチレン系化合物が含まれる。
好適な共重合可能なコモノマーにはエチレン、プロピレ
ン、イソブチレン、C1〜C4アルキルメタクリレート類、
酢酸ビニル、メチルビニルエーテル、及び式 (式中、Rは水素または1〜6個の炭素原子を有するア
ルキル基を示し、かつベンゼン環は低分子量アルキルま
たはヒドロキシ基により置換されていてもよい)を有す
るスチレン系化合物が含まれる。
好適なC1〜C4アルキルメタクリレート類にはアクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸イソプロピ
ル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸n−ブチル等
及びそれらの混合物が含まれる。
酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸イソプロピ
ル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸n−ブチル等
及びそれらの混合物が含まれる。
そして、好適なスチレン系化合物にはスチレン、α−
メチルスチレン、p−メチルスチレン、t−ブチルスチ
レン等及びそれらの混合物が含まれる。
メチルスチレン、p−メチルスチレン、t−ブチルスチ
レン等及びそれらの混合物が含まれる。
α,β−不飽和単量体上の側鎖単位は、本発明の吸水
性組成物を製造するのに必要な必須側鎖単位、すなわち
約20〜80パーセントの側鎖カルボキシル基及び及び約80
〜20パーセントの側鎖カルボキシルの塩の基を有する共
重合体を得るために、もしあれば、どのような追加の反
応を行なわなければならないかを決定するであろう。好
ましくは、両方の単位は約30〜70パーセントの量で存在
する。
性組成物を製造するのに必要な必須側鎖単位、すなわち
約20〜80パーセントの側鎖カルボキシル基及び及び約80
〜20パーセントの側鎖カルボキシルの塩の基を有する共
重合体を得るために、もしあれば、どのような追加の反
応を行なわなければならないかを決定するであろう。好
ましくは、両方の単位は約30〜70パーセントの量で存在
する。
一般に、α,β−不飽和単量体がカルボン酸アミド、
カルボン酸イミド、カルボン酸無水物、カルボン酸エス
テル基またはその混合物のみを有するならば、このよう
なカルボキシルの誘導体基の少なくとも一部を、例えば
加水分解反応により、カルボキシル基に転換する必要が
あろう。もしα,β−不飽和単量体がカルボキシルの塩
の基のみを有するならば、カルボキシル基を形成するた
めの酸性化が必要となろう。
カルボン酸イミド、カルボン酸無水物、カルボン酸エス
テル基またはその混合物のみを有するならば、このよう
なカルボキシルの誘導体基の少なくとも一部を、例えば
加水分解反応により、カルボキシル基に転換する必要が
あろう。もしα,β−不飽和単量体がカルボキシルの塩
の基のみを有するならば、カルボキシル基を形成するた
めの酸性化が必要となろう。
同様に、最終共重合体は約80〜20パーセントの側鎖カ
ルボキシルの塩の基を含有しなくてはならない。従つ
て、中和反応を行なう必要があろう。カルボン酸基の例
えばNaOH,KOH,アンモニア,アンモニア水溶液または有
機アミン類のような強有機または無機塩基による中和は
カルボキシルの塩の基、好ましくはカルボキシルの金属
塩の基の形成を生じよう。
ルボキシルの塩の基を含有しなくてはならない。従つ
て、中和反応を行なう必要があろう。カルボン酸基の例
えばNaOH,KOH,アンモニア,アンモニア水溶液または有
機アミン類のような強有機または無機塩基による中和は
カルボキシルの塩の基、好ましくはカルボキシルの金属
塩の基の形成を生じよう。
更に、共重合体主鎖に結合された望ましい官能性を得
るため行なわれる反応(加水分解,酸性化、中和等)の
順序及び数は重要ではない。約20〜80パーセントの側鎖
カルボキシル基及び約80〜20パーセントの側鎖カルボキ
シルの塩の基を有する最終共重合体を生じる任意の数及
び順列が好適である。
るため行なわれる反応(加水分解,酸性化、中和等)の
順序及び数は重要ではない。約20〜80パーセントの側鎖
カルボキシル基及び約80〜20パーセントの側鎖カルボキ
シルの塩の基を有する最終共重合体を生じる任意の数及
び順列が好適である。
使用に特に好適な一つの共重合体は無水マレイン酸及
びイソブチレンの共重合体である。他は無水マレイン酸
及びスチレンである。好適な共重合体は約5000〜500,00
0または以上のピーク分子量を有する。
びイソブチレンの共重合体である。他は無水マレイン酸
及びスチレンである。好適な共重合体は約5000〜500,00
0または以上のピーク分子量を有する。
無水マレイン酸及びイソブチレンの好適な共重合体は
任意の好適な通常の方法を用いて製造できる。このよう
な共重合体はまたクラレイソプレン化学工業(株)から
商標ISOBAMとして市販されている。ISOBAM共重合体は粘
度分子量により区別されたいくつかの等級、すなわちIS
OBAM−10、160,000〜170,000;ISOBAM−06,80,000〜90,0
00;ISOBAM−04、55,000〜65,000及びISOBAM−600、6,00
0〜10,000として入手できる。
任意の好適な通常の方法を用いて製造できる。このよう
な共重合体はまたクラレイソプレン化学工業(株)から
商標ISOBAMとして市販されている。ISOBAM共重合体は粘
度分子量により区別されたいくつかの等級、すなわちIS
OBAM−10、160,000〜170,000;ISOBAM−06,80,000〜90,0
00;ISOBAM−04、55,000〜65,000及びISOBAM−600、6,00
0〜10,000として入手できる。
本発明の吸水性組成物を製造するため、少なくとも1
種の共重合体及び少なくとも1種のヘテロ環カーボネー
トを、吸水性組成物が重量パーセントで約80〜99.5全共
重合体及び約0.5〜20ヘテロ環カーボネートを含有する
よう配合する。好ましくは、組成物は約90〜99重量パー
セントの全共重合体及び約1〜10重量パーセントの全ヘ
テロ環カーボネートを含有するであろう。
種の共重合体及び少なくとも1種のヘテロ環カーボネー
トを、吸水性組成物が重量パーセントで約80〜99.5全共
重合体及び約0.5〜20ヘテロ環カーボネートを含有する
よう配合する。好ましくは、組成物は約90〜99重量パー
セントの全共重合体及び約1〜10重量パーセントの全ヘ
テロ環カーボネートを含有するであろう。
任意の好適なヘテロ環カーボネートが使用できる。好
ましくはヘテロ環カーボネートは以下の一般構造 (式中、各Rは別個に水素原子、アルキル基、芳香族
基、ハロゲン基、置換アルキル基、または置換芳香族基
を示す)で表わされるものである。
ましくはヘテロ環カーボネートは以下の一般構造 (式中、各Rは別個に水素原子、アルキル基、芳香族
基、ハロゲン基、置換アルキル基、または置換芳香族基
を示す)で表わされるものである。
上記構造で表わされるヘテロ環カーボネート類にはプ
ロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、1,2−
ブチレンカーボネート、2,3−ブチレンカーボネート、
フエニルエチレンカーボネート等及びそれらの混合物が
含まれる。プロピレンカーボネートが好ましい。
ロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、1,2−
ブチレンカーボネート、2,3−ブチレンカーボネート、
フエニルエチレンカーボネート等及びそれらの混合物が
含まれる。プロピレンカーボネートが好ましい。
本発明の吸水性組成物が以下の実施例に記載されたよ
うな任意の好適な配合方法を用いて製造できる。吸水性
組成物が製造された後、但し典型的にはそれが硬化され
る前にあるいは場合によつてはそれが硬化中に、それは
通常の加工方法を用いて任意の所望の形態に加工され
る。例えば、吸水性組成物は注型、スプレー乾燥、空気
補助スプレー乾燥、空気繊維化、湿式、乾式もしくはフ
ラツシュ紡糸等にかけることができる。方法の選択は典
型的には最終用途に必要な形や形態により支配される。
吸水性組成物が加工されてなりうる形態には薄膜または
シート、粉末及び顆粒、繊維及び繊維が加工されてなり
うる任意の形態、例えば、加撚、束化(beaming)、糊
付け(slashing)、たて織り(warping)、よこ織り(q
uilling)、切断(severing)、織物化(texturizin
g),製織、編成、編組等も含めた様々な方法を用いた
ミルドフアイバー、チヨツプドフアイバー、フラツクま
たはバルクフアイバー、ストランド、糸、織布、不織マ
ツト等が含まれる。
うな任意の好適な配合方法を用いて製造できる。吸水性
組成物が製造された後、但し典型的にはそれが硬化され
る前にあるいは場合によつてはそれが硬化中に、それは
通常の加工方法を用いて任意の所望の形態に加工され
る。例えば、吸水性組成物は注型、スプレー乾燥、空気
補助スプレー乾燥、空気繊維化、湿式、乾式もしくはフ
ラツシュ紡糸等にかけることができる。方法の選択は典
型的には最終用途に必要な形や形態により支配される。
吸水性組成物が加工されてなりうる形態には薄膜または
シート、粉末及び顆粒、繊維及び繊維が加工されてなり
うる任意の形態、例えば、加撚、束化(beaming)、糊
付け(slashing)、たて織り(warping)、よこ織り(q
uilling)、切断(severing)、織物化(texturizin
g),製織、編成、編組等も含めた様々な方法を用いた
ミルドフアイバー、チヨツプドフアイバー、フラツクま
たはバルクフアイバー、ストランド、糸、織布、不織マ
ツト等が含まれる。
いかなる理論にも拘束されるつもりはないが、ヘテロ
環カーボネートは硬化により共有架橋結合を生じる共重
合体にとつて高温遅延反応性架橋剤として作用すると考
えられる。例えば、もしスチレン−無水マレイン酸共重
合体がプロピレンカーボネートと配合されて本発明によ
る吸水性組成物を形成する場合、典型的に150℃以上の
温度が硬化のために必要であることが見出された。同様
に、エチレン−無水マレイン酸共重合体が使用される場
合、典型的に140℃以上の温度が硬化のために必要であ
る。そして、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体が
使用される場合、典型的には200℃以上の温度が硬化の
ために必要である。
環カーボネートは硬化により共有架橋結合を生じる共重
合体にとつて高温遅延反応性架橋剤として作用すると考
えられる。例えば、もしスチレン−無水マレイン酸共重
合体がプロピレンカーボネートと配合されて本発明によ
る吸水性組成物を形成する場合、典型的に150℃以上の
温度が硬化のために必要であることが見出された。同様
に、エチレン−無水マレイン酸共重合体が使用される場
合、典型的に140℃以上の温度が硬化のために必要であ
る。そして、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体が
使用される場合、典型的には200℃以上の温度が硬化の
ために必要である。
本発明を制限する意図はないが、本発明の吸水性組成
物はそれらが成型されうる広い時間及び温度範囲のため
繊維に製造されるのに特によく適している。より詳しく
は、本発明の吸水性組成物は約140℃から約250℃または
それ以上の範囲の温度で硬化するため処方でき、かつ実
施例11中で立証したように2ケ月を超す保存寿命を有す
る。従つて、本発明の吸水性組成物は通常の方法及び装
置を用いて簡単に繊維に製造できる。
物はそれらが成型されうる広い時間及び温度範囲のため
繊維に製造されるのに特によく適している。より詳しく
は、本発明の吸水性組成物は約140℃から約250℃または
それ以上の範囲の温度で硬化するため処方でき、かつ実
施例11中で立証したように2ケ月を超す保存寿命を有す
る。従つて、本発明の吸水性組成物は通常の方法及び装
置を用いて簡単に繊維に製造できる。
本発明の吸水性組成物及び組成物が含有される製品は
広範囲の吸水機能に使用するのに適している。一般に、
吸水性組成物が含有される製品は組成物を支持しかつそ
れを吸収最終用途に適した形態で提供する機能に役立
つ。吸収用途のための組成物を支持しかつ提供する手段
には包帯、外科用及び歯科用スポンジ、タンポン、衛生
ナプキン及びパツド、使い捨ておしめ、肉トレイ、汗吸
収用パツド等が含まれるが、それらに限定されない。
広範囲の吸水機能に使用するのに適している。一般に、
吸水性組成物が含有される製品は組成物を支持しかつそ
れを吸収最終用途に適した形態で提供する機能に役立
つ。吸収用途のための組成物を支持しかつ提供する手段
には包帯、外科用及び歯科用スポンジ、タンポン、衛生
ナプキン及びパツド、使い捨ておしめ、肉トレイ、汗吸
収用パツド等が含まれるが、それらに限定されない。
一つの実施態様において、本発明の吸水性組成物を通
常の加工方法を用いて使い捨ておしめ中に含有させるこ
とにより下記の典型的な層:(1)不透過性ポリエチレ
ンフイルムの外膜(身体から離れている)、(2)フイ
ルム上に載せられた第一のセルロース系パルプ層、
(3)例えば粉末、繊維、フラツフ、例えば繊維状塊、
不織繊維マツトまたは織物の形態をした本発明の硬化し
た吸水性組成物の層、(4)存在任意の第二のセルロー
ス系パルプ層及び(5)内側透過性ポリエチレンフイル
ム層、を有するおしめ製品が形成される。
常の加工方法を用いて使い捨ておしめ中に含有させるこ
とにより下記の典型的な層:(1)不透過性ポリエチレ
ンフイルムの外膜(身体から離れている)、(2)フイ
ルム上に載せられた第一のセルロース系パルプ層、
(3)例えば粉末、繊維、フラツフ、例えば繊維状塊、
不織繊維マツトまたは織物の形態をした本発明の硬化し
た吸水性組成物の層、(4)存在任意の第二のセルロー
ス系パルプ層及び(5)内側透過性ポリエチレンフイル
ム層、を有するおしめ製品が形成される。
本発明の吸水性組成物から製造された繊維は特に吸収
剤用途に特に適している。繊維の塊は吸収させるべき液
体物質と接触させる大きな表面積を与え、かつ繊維がそ
れらが含有される製品中に容易に拘束されうるからであ
ることがよく知られている。
剤用途に特に適している。繊維の塊は吸収させるべき液
体物質と接触させる大きな表面積を与え、かつ繊維がそ
れらが含有される製品中に容易に拘束されうるからであ
ることがよく知られている。
以下、本発明を更に立証するために実施例を示す。な
お以下において「カルボン酸単位」は「カルボキシル
基」を、そして「カルボン酸塩単位」は「カルボキシル
の塩の基」を意味する。
お以下において「カルボン酸単位」は「カルボキシル
基」を、そして「カルボン酸塩単位」は「カルボキシル
の塩の基」を意味する。
実施例1 この実施例は本発明の実施に使用するのに適したα,
β−不飽和単量体及び共重合性コモノマーの共重合体の
製造を示す。
β−不飽和単量体及び共重合性コモノマーの共重合体の
製造を示す。
約240gの無水マレイン酸、約255gのスチレン、及び23
70mlのメチルエチルケトンの溶液を製造し、窒素雰囲気
中で室温で1ガロン入り攪拌下反応器中に導入した。反
応器に約8.20gのVAZO65重合開始剤(アゾイソブチロニ
トリル.E.I.Dupont)を仕込むことによりフリーラジカ
ル重合を開始した。重合を約55℃の温度で約24時間行な
つた。次いで、反応器内容物を希釈するためテトラヒド
ロフランを添加した。そして、重合生成物、すなわちス
チレン及び無水マレイン酸の共重合体を高速攪拌下でメ
タノール中に沈殿させることにより回収した。共重合体
を真空オーブン中で30℃にて1晩、次いで90℃で約1時
間乾燥させた。約499gの共重合体が回収された。
70mlのメチルエチルケトンの溶液を製造し、窒素雰囲気
中で室温で1ガロン入り攪拌下反応器中に導入した。反
応器に約8.20gのVAZO65重合開始剤(アゾイソブチロニ
トリル.E.I.Dupont)を仕込むことによりフリーラジカ
ル重合を開始した。重合を約55℃の温度で約24時間行な
つた。次いで、反応器内容物を希釈するためテトラヒド
ロフランを添加した。そして、重合生成物、すなわちス
チレン及び無水マレイン酸の共重合体を高速攪拌下でメ
タノール中に沈殿させることにより回収した。共重合体
を真空オーブン中で30℃にて1晩、次いで90℃で約1時
間乾燥させた。約499gの共重合体が回収された。
乾燥したスチレン−無水マレイン酸共重合体を、マレ
イン酸の滴定により分析し、43モルパーセントの無水マ
レイン酸(41.7重量%)を含有することが分つた。共重
合体の残りはスチレンであつた。共重合体は差動走査熱
量法により234℃のガラス移転温度及びポリスチレン標
準を用いるゲル透過クロマトグラフイーにより108,000
のピーク分子量を有することが見出された。
イン酸の滴定により分析し、43モルパーセントの無水マ
レイン酸(41.7重量%)を含有することが分つた。共重
合体の残りはスチレンであつた。共重合体は差動走査熱
量法により234℃のガラス移転温度及びポリスチレン標
準を用いるゲル透過クロマトグラフイーにより108,000
のピーク分子量を有することが見出された。
実施例2 この実施例は実施例1のスチレン−無水マレイン酸共
重合体を用いる5種の本発明の吸水性組成物の製造を示
す。シリーズとして5種の吸水性組成物(I〜V)を製
造した。各組成物は以下のように個々に製造した。
重合体を用いる5種の本発明の吸水性組成物の製造を示
す。シリーズとして5種の吸水性組成物(I〜V)を製
造した。各組成物は以下のように個々に製造した。
約10gの共重合体及び約150gの脱イオン水を攪拌下で
混合器に添加し、混合器内容物を約90℃に加熱した。約
90℃の温度で、所定量の水酸化ナトリウム(純度98.9
%、ペレツト)の10gの脱イオン水中溶液を攪拌下1時
間要して混合器ゆつくり添加した。各組成物に添加され
た水酸化ナトリウムの量は、(酸無水物単位から転換さ
れた)側鎖カルボン酸単位の特定割合をカルボン酸ナト
リウム塩単位に転換、ここでは中和させるため計算し
た。添加完結後、攪拌を約1時間続け、共重合体を溶液
中に溶解した。
混合器に添加し、混合器内容物を約90℃に加熱した。約
90℃の温度で、所定量の水酸化ナトリウム(純度98.9
%、ペレツト)の10gの脱イオン水中溶液を攪拌下1時
間要して混合器ゆつくり添加した。各組成物に添加され
た水酸化ナトリウムの量は、(酸無水物単位から転換さ
れた)側鎖カルボン酸単位の特定割合をカルボン酸ナト
リウム塩単位に転換、ここでは中和させるため計算し
た。添加完結後、攪拌を約1時間続け、共重合体を溶液
中に溶解した。
得られた共重合体含有溶液を室温まで冷却し、0.5gの
プロピレンカーボネート(純度99%、Aldrich Chemica
l)を攪拌下で溶液に添加した。得られた組成物をマイ
ラー(Mylar)フイルム上に注加した。
プロピレンカーボネート(純度99%、Aldrich Chemica
l)を攪拌下で溶液に添加した。得られた組成物をマイ
ラー(Mylar)フイルム上に注加した。
マイラーフイルム上の組成物を空気乾燥させ、次いで
更に真空オーブン中で60℃で30分間乾燥させた。組成物
を約300ミクロンの直径を有する粒子へと粉砕し、熱風
循環オーブン中で約30分間160℃で硬化させた。
更に真空オーブン中で60℃で30分間乾燥させた。組成物
を約300ミクロンの直径を有する粒子へと粉砕し、熱風
循環オーブン中で約30分間160℃で硬化させた。
上記した方法を用いて、5種の吸水性組成物(I−
V)を、下表に示す水酸化ナトリウムの量を用いて製造
した。更に、各組成物をそれらの膨潤指数、溶解度を決
定するための試験にかけ、その結果もまた表に示した。
膨潤指数及び溶解度を決定するため用いた方法を下記に
示す。
V)を、下表に示す水酸化ナトリウムの量を用いて製造
した。更に、各組成物をそれらの膨潤指数、溶解度を決
定するための試験にかけ、その結果もまた表に示した。
膨潤指数及び溶解度を決定するため用いた方法を下記に
示す。
膨潤指数 この試験方法は米国特許第4,454,055号に記載されて
いる。ここで用いた試験方法及び装置は米国特許第4,45
4,055号中に記載された方法及び装置と比較してわずか
に変更されている。
いる。ここで用いた試験方法及び装置は米国特許第4,45
4,055号中に記載された方法及び装置と比較してわずか
に変更されている。
大気(室)圧下における膨潤指数に決定するため、試
験すべき吸水性組成物約0.2〜0.3gを空のW字型テイー
バツク中に入れる。組成物を含有するテイーバツクを10
分間食塩水(0.9重量%Nacl)中に浸漬し、30秒間ペー
パータオル上に置いて表面の食塩水を除去する。組成物
の膨潤指数、すなわち、試料の各単位当りの吸収された
液体の単位を以下の式を用いた計算する。
験すべき吸水性組成物約0.2〜0.3gを空のW字型テイー
バツク中に入れる。組成物を含有するテイーバツクを10
分間食塩水(0.9重量%Nacl)中に浸漬し、30秒間ペー
パータオル上に置いて表面の食塩水を除去する。組成物
の膨潤指数、すなわち、試料の各単位当りの吸収された
液体の単位を以下の式を用いた計算する。
圧力下での膨潤指数を決定するため、以下の変更方法
を用いた。
を用いた。
試料組成物を含有するテイーバツクを食塩水に浸漬
し、次いで表面食塩水を除去した後、それを、2000mlの
サイドアーム真空フイルターフラスコを備えかつ圧力計
を接続させた内径16cmのブエナー(Buchner)ロート中
に直ちに置く。次いで、1片の歯科用ダムゴム連続シー
トをロートの口周囲に、シートが丁度テイーバツクを支
えるように、ロートの口周囲にしつかり固定する。次い
で、所望の圧力を生じるのに充分な真空を5分間フラス
コ上に生じさせ、上記の式を用いて圧力下の膨潤指数を
計算する。
し、次いで表面食塩水を除去した後、それを、2000mlの
サイドアーム真空フイルターフラスコを備えかつ圧力計
を接続させた内径16cmのブエナー(Buchner)ロート中
に直ちに置く。次いで、1片の歯科用ダムゴム連続シー
トをロートの口周囲に、シートが丁度テイーバツクを支
えるように、ロートの口周囲にしつかり固定する。次い
で、所望の圧力を生じるのに充分な真空を5分間フラス
コ上に生じさせ、上記の式を用いて圧力下の膨潤指数を
計算する。
溶解度(%) 約5gの試験すべき吸水性組成物を時折緩かな攪拌を行
ないながら約150gの食塩水(0.9重量%Nacl)中に分散
する。20分後、混合物を150ミクロンのポリプロピレン
スクリーン中に通す。次いで、液をオーブン中に恒量
になるまで乾燥させ、可溶性組成物の重量は乾燥液の
全重量からNaclの重量を引くことにより決定した。次い
で、溶解度(%)を以下の式を用いて決定した。
ないながら約150gの食塩水(0.9重量%Nacl)中に分散
する。20分後、混合物を150ミクロンのポリプロピレン
スクリーン中に通す。次いで、液をオーブン中に恒量
になるまで乾燥させ、可溶性組成物の重量は乾燥液の
全重量からNaclの重量を引くことにより決定した。次い
で、溶解度(%)を以下の式を用いて決定した。
実施例3 この実施例は実質的に実施例2の方法を用いて本発明
の吸水性組成物の製造を示し、更にその吸収剤性質に対
する異なる硬化温度の効果を示す。
の吸水性組成物の製造を示し、更にその吸収剤性質に対
する異なる硬化温度の効果を示す。
実質的に実施例2に記載した方法を用いて、実施例1
中で製造したスチレン−無水マレイン酸共重合体約10g
を加水分解し、次いで1.7gの水酸化ナトリウムを用いて
一部中和することにより共重合体上の側鎖カルボン酸単
位の約50%を転換した。次いで、得られた組成物(VI)
を10phr(9.1重量%)のプロピレンカーボネートと配合
し、次いで組成物を3等分した。3等分した各々を異な
る硬化温度で30分間硬化した。一つは150℃で硬化し、
一つほ160℃で硬化し、他方は170℃で硬化した。結果は
以下の通りである。
中で製造したスチレン−無水マレイン酸共重合体約10g
を加水分解し、次いで1.7gの水酸化ナトリウムを用いて
一部中和することにより共重合体上の側鎖カルボン酸単
位の約50%を転換した。次いで、得られた組成物(VI)
を10phr(9.1重量%)のプロピレンカーボネートと配合
し、次いで組成物を3等分した。3等分した各々を異な
る硬化温度で30分間硬化した。一つは150℃で硬化し、
一つほ160℃で硬化し、他方は170℃で硬化した。結果は
以下の通りである。
実施例4 この実施例は本明細書中に記載したように、実質的に
実施例2の方法を用いて本発明の吸水性組成物の製造を
示す。吸収剤性質に対するヘテロ環カーボネート含量の
効果を示すデータも下記に提示した。
実施例2の方法を用いて本発明の吸水性組成物の製造を
示す。吸収剤性質に対するヘテロ環カーボネート含量の
効果を示すデータも下記に提示した。
実質的に実施例2の方法、組成物IIを用いて、3種の
組成物(VII及びVIII及び対照)を製造した。全ての組
成物を加水分解し、次いでNaOHで一部中和することによ
り側鎖カルボン酸単位をカルボン酸ナトリウム塩に転換
した。
組成物(VII及びVIII及び対照)を製造した。全ての組
成物を加水分解し、次いでNaOHで一部中和することによ
り側鎖カルボン酸単位をカルボン酸ナトリウム塩に転換
した。
組成物VIIはこれがスチレン−無水マレイン酸共重合
体を10phrのプロピレンカーボネートと配合することに
より製造された点で組成物IIとは異なつていた。
体を10phrのプロピレンカーボネートと配合することに
より製造された点で組成物IIとは異なつていた。
組成物VIIIはこれが共重合体を15phrのプロピレンカ
ーボネートと配合するとにより製造された点で異なつて
いた。
ーボネートと配合するとにより製造された点で異なつて
いた。
対照組成物には何らプロピレンカーボネートは添加し
なかつた。
なかつた。
これらの組成物の吸収剤性質に対するプロピレンカー
ボネート含量の結果を下記に示す。組成物IIの吸収剤性
質を比較目的のため掲げた。それは5phrのプロピレンカ
ーボネートを用いた。
ボネート含量の結果を下記に示す。組成物IIの吸収剤性
質を比較目的のため掲げた。それは5phrのプロピレンカ
ーボネートを用いた。
実施例5 この実施例はモンサント(Monsanto)から市販のEMA
−31(分子量100,000)と命名されたエチレン−無水マ
レイン酸の等モル交互共重合体を用いる本発明の吸水性
組成物の製造を示す。
−31(分子量100,000)と命名されたエチレン−無水マ
レイン酸の等モル交互共重合体を用いる本発明の吸水性
組成物の製造を示す。
約15gのEMA−31共重合体、150gの脱イオン水及び0.6g
(4phr)を、攪拌下でかつ約90℃に加熱した混合器に添
加した。容器内容物が約90℃に到達したとき、20mlの水
に溶解した約4.85gのNaOHを30分間要してゆつくり導入
した。
(4phr)を、攪拌下でかつ約90℃に加熱した混合器に添
加した。容器内容物が約90℃に到達したとき、20mlの水
に溶解した約4.85gのNaOHを30分間要してゆつくり導入
した。
NaOH添加が完結した後、混合器の内容物を約30分間攪
拌した後、EMA−31共重合体は完全に溶解していること
が観察された。得られた溶液のpHは約6であつた。
拌した後、EMA−31共重合体は完全に溶解していること
が観察された。得られた溶液のpHは約6であつた。
得られた溶液中の水を固体組成物が得られるまで蒸発
させ固体組成物を更に真空オーブン中で50℃で2時間乾
燥させた。次いで、組成物を約300ミクロンの粒径を有
する粉末に粉砕し、粉末を熱風循環オーブン中で30分間
160℃で硬化した。
させ固体組成物を更に真空オーブン中で50℃で2時間乾
燥させた。次いで、組成物を約300ミクロンの粒径を有
する粉末に粉砕し、粉末を熱風循環オーブン中で30分間
160℃で硬化した。
得られた吸水性組成物IXの吸収剤性質を下記の表中に
示す。
示す。
実施例6 この実施例は上述したように、実質的に実施例5の方
法を用いる2種の本発明の吸水性組成物(組成物X及び
XI)の製造を示す。
法を用いる2種の本発明の吸水性組成物(組成物X及び
XI)の製造を示す。
組成物XはEMA−31共重合体が1phrのエチレンカーボネ
ートと配合された点で実施例5の方法及び物質と異なつ
ていた。
ートと配合された点で実施例5の方法及び物質と異なつ
ていた。
組成物XIはEMA−31共重合体が1phrのエチレンカーボ
ネートと配合され150℃で硬化された点で実施例5の方
法及び物質と異なつていた。
ネートと配合され150℃で硬化された点で実施例5の方
法及び物質と異なつていた。
組成物X及びXIの吸収剤性質は以下の通りであつた。
実施例7 この実施例はクラレイソブレン化学(株)から市販の
ISOBAM10、イソブチレン/無水マレイン酸共重合体を用
いる本発明の吸水性組成物、組成物XIIの製造を示して
いる。ISOBAM10は170,000の分子量及びマレイン酸の滴
定により決定した約59.3重量%(46.6モル%)の無水マ
レイン酸含有を有する。
ISOBAM10、イソブチレン/無水マレイン酸共重合体を用
いる本発明の吸水性組成物、組成物XIIの製造を示して
いる。ISOBAM10は170,000の分子量及びマレイン酸の滴
定により決定した約59.3重量%(46.6モル%)の無水マ
レイン酸含有を有する。
約957gのイソブチレン−無水マレイン酸共重合体及び
約1740gの脱イオン水を1ガロンの攪拌下反応器に仕込
み、約90℃に加熱した。248gのNaOHを約372gの水に溶解
した溶液を約45分間要してゆつくり反応器に添加した。
次いで、47.8g(5phr)のプロピレンカーボネートを反
応器に導入し、反応器内容物を約10時間攪拌することに
よりイソブチレン−無水マレイン酸共重合体を溶解し
た。得られた溶液のpHは6.5であつた。中和反応により4
6.6モル%の無水マレイン酸の反復単位上の側鎖単位の
約53.5%がカルボン酸ナトリウム塩単位に転換された。
約1740gの脱イオン水を1ガロンの攪拌下反応器に仕込
み、約90℃に加熱した。248gのNaOHを約372gの水に溶解
した溶液を約45分間要してゆつくり反応器に添加した。
次いで、47.8g(5phr)のプロピレンカーボネートを反
応器に導入し、反応器内容物を約10時間攪拌することに
よりイソブチレン−無水マレイン酸共重合体を溶解し
た。得られた溶液のpHは6.5であつた。中和反応により4
6.6モル%の無水マレイン酸の反復単位上の側鎖単位の
約53.5%がカルボン酸ナトリウム塩単位に転換された。
得られた溶液を室温まで放冷し、次いで溶液をオリフ
イスを通して温空気流に押出し、得られた繊維化繊維で
マイラーフイルム被覆ドラム上を包むことにより繊維へ
と繊維化した。得られた繊維は約10ミクロンの直径を有
していた。得られた組成物XIIから製造した繊維の2種
の繊維状塊試料を別個に210℃及び220℃にて30分間硬化
させた。
イスを通して温空気流に押出し、得られた繊維化繊維で
マイラーフイルム被覆ドラム上を包むことにより繊維へ
と繊維化した。得られた繊維は約10ミクロンの直径を有
していた。得られた組成物XIIから製造した繊維の2種
の繊維状塊試料を別個に210℃及び220℃にて30分間硬化
させた。
下記表に繊維形態の組成物XIIの吸収剤性質を示す。
実施例8 この実施例は実質的に実施例7の物質及び方法を用い
る本発明の4種の吸水性組成物(組成物XII〜XVI)の製
造を示す。
る本発明の4種の吸水性組成物(組成物XII〜XVI)の製
造を示す。
各組成物は、処理により44.6モル%のマレイン酸の反
復単位を介して共重合体中に導入した側鎖単位の53.5%
をカルボン酸塩単位に転換させたイソブチレン−無水マ
レイン酸共重合体(ISOBAM10)を用いて製造した。
復単位を介して共重合体中に導入した側鎖単位の53.5%
をカルボン酸塩単位に転換させたイソブチレン−無水マ
レイン酸共重合体(ISOBAM10)を用いて製造した。
4種の全ての組成物を粉末に粉砕し、粉末を別個に硬
化させ、それらの吸収剤性質を試験した。
化させ、それらの吸収剤性質を試験した。
掲げた組成物及び方法データに従つて製造した4種の
組成物について得られた吸収剤性質を下記の表示に示
す。
組成物について得られた吸収剤性質を下記の表示に示
す。
実施例9 この実施例は本発明の吸水性組成物がハイドロゲル状
態で優れた一体性を有することを示す。
態で優れた一体性を有することを示す。
(硬化の前に採取した)組成物IIの試料を30分間180
℃で硬化した。次いで、硬化した組成物の試料2.2885g
を500mlの蒸留水を用いるソツクスレー(soxhlet)抽出
にかけた。抽出を還流温度で約6時間行なつた。抽出し
た重合体ゲルを真空オーブンで100℃で20時間乾燥させ
ることにより回収した。抽出し乾燥させた組成物は2.11
47gであつた。
℃で硬化した。次いで、硬化した組成物の試料2.2885g
を500mlの蒸留水を用いるソツクスレー(soxhlet)抽出
にかけた。抽出を還流温度で約6時間行なつた。抽出し
た重合体ゲルを真空オーブンで100℃で20時間乾燥させ
ることにより回収した。抽出し乾燥させた組成物は2.11
47gであつた。
可溶性生成物の量は0.1738gまたは7.6重量%であつ
た。抽出した溶液中には何らプロピレンカーボネート残
渣は見出せなかつた。
た。抽出した溶液中には何らプロピレンカーボネート残
渣は見出せなかつた。
抽出した組成物に行なつた膨潤指数試験の結果は下記
の通りである。
の通りである。
上記のデータは本発明の吸水性組成物がソツクスレー
(soxhlet)抽出の後優れた吸収剤性質を有することを
示している。更に、試験結果は吸水性組成物が共有結合
を介して架橋されていることを示す。
(soxhlet)抽出の後優れた吸収剤性質を有することを
示している。更に、試験結果は吸水性組成物が共有結合
を介して架橋されていることを示す。
実施例10 この実施例は実施例7の吸水性組成物−組成物XIIか
らの異なる直径を有する繊維の製造を示す。
らの異なる直径を有する繊維の製造を示す。
4種の異なる直径6,75,110及び190ミクロンを有する
繊維を、アメリカ、イリノイ州ウイートン(Wheaton)
のスプレイング・システムズ・カンパニー(Spraying S
ystems Company)から市販されるタイプのスプレーノズ
ル集成装置を乱気流を低減させるため先端を円錐状に変
形したものを用いて組成物XII(硬化前)の液流を空気
繊維化することにより製造した。
繊維を、アメリカ、イリノイ州ウイートン(Wheaton)
のスプレイング・システムズ・カンパニー(Spraying S
ystems Company)から市販されるタイプのスプレーノズ
ル集成装置を乱気流を低減させるため先端を円錐状に変
形したものを用いて組成物XII(硬化前)の液流を空気
繊維化することにより製造した。
異なる直径を有する繊維を形成した後、それらを別個
に210℃で30分間硬化し、繊維を吸収性について試験し
た。試験結果を下記に示す。
に210℃で30分間硬化し、繊維を吸収性について試験し
た。試験結果を下記に示す。
上記データは本発明の吸水性組成物から製造した繊維
は自重の69.5倍の吸収能力があることが見出されてこと
を示している。
は自重の69.5倍の吸収能力があることが見出されてこと
を示している。
実施例11 この実施例は本発明の吸水性組成物は溶液形態をした
とき優れた保存寿命を有することを立証する。
とき優れた保存寿命を有することを立証する。
組成物XIIを製造するために使用した溶液の2種の試
料を老化させた。一方の試料は周囲温度で1ケ月欠いで
100℃で2日間老化させた。他方の試料は周囲温度で2
ケ月間老化させた。老化後、繊維を溶液から製造し、得
られた繊維を210℃で30分間硬化させた。
料を老化させた。一方の試料は周囲温度で1ケ月欠いで
100℃で2日間老化させた。他方の試料は周囲温度で2
ケ月間老化させた。老化後、繊維を溶液から製造し、得
られた繊維を210℃で30分間硬化させた。
老化後製造した繊維の吸収剤性質データを、老化をさ
せなかつた実施例7にて製造した繊維の吸収剤性質デー
タと比較した。
せなかつた実施例7にて製造した繊維の吸収剤性質デー
タと比較した。
上記のデータは、本発明の吸水性組成物を2ケ月間老
化させ、次いで繊維を形成させた後でさえ繊維はそれら
の膨潤指数値において何ら目につく変化を示さず、従つ
て吸収剤性質において何ら顕著な損失を示さないことを
立証している。
化させ、次いで繊維を形成させた後でさえ繊維はそれら
の膨潤指数値において何ら目につく変化を示さず、従つ
て吸収剤性質において何ら顕著な損失を示さないことを
立証している。
以上の記載から本発明に様々な変更がなされうること
が明らかであろう。しかしながら、このようなものは本
発明の範囲に包含されると解される。
が明らかであろう。しかしながら、このようなものは本
発明の範囲に包含されると解される。
Claims (11)
- 【請求項1】(a)約25〜75モルパーセントの(イ)カ
ルボキシル基及びその塩から選ばれる少なくとも1の懸
垂基をもつ少なくとも1のα,β−不飽和単量体の反復
単位及び約75〜25モルパーセントの(ロ)カルボキシル
基及びその塩のいずれももたない少なくとも1の共重合
可能なコモノマーの反復単位を含み且つ、該懸垂基全体
の約20〜80パーセントがカルボキシル基であって約80〜
20パーセントがその塩である共重合体、及び(b)ヘテ
ロ環カーボネートを含むことを特徴とする硬化させると
吸水性となる組成物。 - 【請求項2】該共重合体が約35〜65モルパーセントの該
少なくとも1種のα,β−不飽和単量体の反復単位及び
約65〜35モルパーセントの該少なくとも1種の共重合可
能なコモノマーを含有する特許請求の範囲第1項記載の
組成物。 - 【請求項3】該共重合体が等モル量共重合体である特許
請求の範囲第1項記載の組成物。 - 【請求項4】重量パーセントで約80〜99.5の該共重合体
及び約0.5〜20の該ヘテロ環カーボネートを含む特許請
求の範囲第1項記載の組成物。 - 【請求項5】重量パーセントで約90〜99の該共重合体及
び約1〜10の該ヘテロ環カーボネートを含む特許請求の
範囲第1項記載の組成物。 - 【請求項6】該共重合体が、加水分解してカルボキシル
基又はその塩に変換しうる基をもつ対応する前駆共重合
体の加水分解を経て得られたものである特許請求の範囲
第1項記載の組成物。 - 【請求項7】該前駆共重合体がスチレン及び無水マレイ
ン酸の共重合体である特許請求の範囲第6項記載の組成
物。 - 【請求項8】該前駆共重合体がエチレン及び無水マレイ
ン酸の共重合体である特許請求の範囲第6項記載の組成
物。 - 【請求項9】該前駆共重合体がイソブチレン及び無水マ
レイン酸の共重合体である特許請求の範囲第6項記載の
組成物。 - 【請求項10】該ヘテロ環カーボネートがプロピレンカ
ーボネートである特許請求の範囲第1項記載の組成物。 - 【請求項11】該ヘテロ環カーボネートがエチレンカー
ボネートである特許請求の範囲第1項記載の組成物。
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JPS62218434A JPS62218434A (ja) | 1987-09-25 |
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DE4020780C1 (ja) * | 1990-06-29 | 1991-08-29 | Chemische Fabrik Stockhausen Gmbh, 4150 Krefeld, De | |
DE4333056C2 (de) * | 1993-09-29 | 1998-07-02 | Stockhausen Chem Fab Gmbh | Pulverförmige, wäßrige Flüssigkeiten absorbierende Polymere, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung als Absorptionsmittel |
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- 1987-02-17 ES ES87301345T patent/ES2022325B3/es not_active Expired - Lifetime
- 1987-02-20 CA CA000530289A patent/CA1295779C/en not_active Expired - Lifetime
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-
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- 1995-10-11 JP JP7262698A patent/JP2673222B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH08188698A (ja) | 1996-07-23 |
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CA1295779C (en) | 1992-02-11 |
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