JPH08188322A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH08188322A JPH08188322A JP6340010A JP34001094A JPH08188322A JP H08188322 A JPH08188322 A JP H08188322A JP 6340010 A JP6340010 A JP 6340010A JP 34001094 A JP34001094 A JP 34001094A JP H08188322 A JPH08188322 A JP H08188322A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- tray
- image forming
- discharge tray
- transfer
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- Pending
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Pile Receivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 転写紙の種類或いは厚さによらず、あらゆる
転写紙でスタック不良またはカールを防止することがで
きる画像形成装置を提供する。 【構成】 画像形成された転写紙を受ける排紙トレイと
転写紙の紙種を検知する紙種検知部材とを備えた画像形
成装置において、紙種検知部材の検知結果より、給紙さ
れた転写紙の紙種を判別し、その判別結果により排紙ト
レイを上下方向に変化させる。
転写紙でスタック不良またはカールを防止することがで
きる画像形成装置を提供する。 【構成】 画像形成された転写紙を受ける排紙トレイと
転写紙の紙種を検知する紙種検知部材とを備えた画像形
成装置において、紙種検知部材の検知結果より、給紙さ
れた転写紙の紙種を判別し、その判別結果により排紙ト
レイを上下方向に変化させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置に関し、特
に複写機、ファクシミリ、プリンタ等の給排紙トレイを
備えた画像形成装置に関する。
に複写機、ファクシミリ、プリンタ等の給排紙トレイを
備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来技術】複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像
形成装置にあっては、給紙部から搬送されてきた転写紙
に対して、画像形成部で画像を記録した上で機外に排出
して排紙トレイ上にスタックすることが行われる。従
来、排紙トレイは紙サイズ、紙厚によらず給紙カセット
にセットされた1パック分の量をスタックできるように
定着排紙部よりもかなり低い(深い)位置に設置されて
いた。排紙/給紙トレイ角度に関する従来の技術として
は、特開平3−227870号公報に示されたように用
紙の給紙角度や排紙方向を変化させるものや、特開平4
−64564号公報に示されたように再生紙を判別して
排紙角度を大きく切り替える等のものがある。しかしな
がら、従来用いられていたいずれの技術においても、排
紙トレイは排紙口よりもかなり低い位置に設置されてい
たため、薄紙、厚紙、OHP(オーバーヘッドプロジェ
クタ)シート等では様々な問題点を有していた。
形成装置にあっては、給紙部から搬送されてきた転写紙
に対して、画像形成部で画像を記録した上で機外に排出
して排紙トレイ上にスタックすることが行われる。従
来、排紙トレイは紙サイズ、紙厚によらず給紙カセット
にセットされた1パック分の量をスタックできるように
定着排紙部よりもかなり低い(深い)位置に設置されて
いた。排紙/給紙トレイ角度に関する従来の技術として
は、特開平3−227870号公報に示されたように用
紙の給紙角度や排紙方向を変化させるものや、特開平4
−64564号公報に示されたように再生紙を判別して
排紙角度を大きく切り替える等のものがある。しかしな
がら、従来用いられていたいずれの技術においても、排
紙トレイは排紙口よりもかなり低い位置に設置されてい
たため、薄紙、厚紙、OHP(オーバーヘッドプロジェ
クタ)シート等では様々な問題点を有していた。
【0003】まず、薄紙では、図11(a)に示すよう
に、紙に腰がないため、転写紙先端が排紙トレイに接触
する以前にカールしてしまい、スタック性が悪く、一
方、厚紙は同図(b)に示すようにスタック性は良い
が、転写紙の種類によっては終わりの数枚が排紙コロに
接触してしまい、後端エッジ部にコロ跡が形成され、紙
詰まりを引き起こす原因となっていた。また、OHPシ
ートは同図(c)及び(d)に示したように定着部を通
過した直後のシート表面が放熱状態にあるうちに、カー
ルしてしまうため、放熱終了後の状態、即ち、冷めた状
態でもカールが残り、スタック性も良くないと云う問題
点があり、これら上述した各現象は特に給紙カセットに
セットされた多量の転写紙を一度にスタックできるよう
に排紙トレイを定着排紙部よりもかなり低い位置に設置
したフルカラーコピー機で多くみられる。
に、紙に腰がないため、転写紙先端が排紙トレイに接触
する以前にカールしてしまい、スタック性が悪く、一
方、厚紙は同図(b)に示すようにスタック性は良い
が、転写紙の種類によっては終わりの数枚が排紙コロに
接触してしまい、後端エッジ部にコロ跡が形成され、紙
詰まりを引き起こす原因となっていた。また、OHPシ
ートは同図(c)及び(d)に示したように定着部を通
過した直後のシート表面が放熱状態にあるうちに、カー
ルしてしまうため、放熱終了後の状態、即ち、冷めた状
態でもカールが残り、スタック性も良くないと云う問題
点があり、これら上述した各現象は特に給紙カセットに
セットされた多量の転写紙を一度にスタックできるよう
に排紙トレイを定着排紙部よりもかなり低い位置に設置
したフルカラーコピー機で多くみられる。
【0004】
【発明の目的】本発明の課題は、前記のような従来技術
の問題を解決し、転写紙の種類或いは厚さによらず、あ
らゆる転写紙でスタック不良またはカールを防止するこ
とができる画像形成装置を提供することにある。
の問題を解決し、転写紙の種類或いは厚さによらず、あ
らゆる転写紙でスタック不良またはカールを防止するこ
とができる画像形成装置を提供することにある。
【0005】
【発明の構成】上述した課題を解決する第1の手段とし
て、画像形成された転写紙を受ける排紙トレイと転写紙
の紙種を検知する紙種検知部材とを備えた画像形成装置
において、紙種検知部材の検知結果より、給紙された転
写紙の紙種を判別し、その判別結果により排紙トレイを
上下方向に変化させることを特徴とする。本発明の第2
の手段として、上記第1の手段において、紙種検知部材
により給紙された転写紙がOHPであると判別した場
合、前記排紙トレイ位置が上方に動作したことを特徴と
する。
て、画像形成された転写紙を受ける排紙トレイと転写紙
の紙種を検知する紙種検知部材とを備えた画像形成装置
において、紙種検知部材の検知結果より、給紙された転
写紙の紙種を判別し、その判別結果により排紙トレイを
上下方向に変化させることを特徴とする。本発明の第2
の手段として、上記第1の手段において、紙種検知部材
により給紙された転写紙がOHPであると判別した場
合、前記排紙トレイ位置が上方に動作したことを特徴と
する。
【0006】本発明の第3の手段として、上記第1或い
は第2の手段において、紙種検知部材は紙厚検知部材と
フォトセンサからなることを特徴とする。本発明の第4
の手段として、上記第3の手段において、紙厚検知部材
がフォトセンサよりも通紙方向に対して上流側に位置し
たことを特徴とする。本発明の第5の手段として、上記
第1或いは第2の手段において、排紙トレイは固定状態
であって、トレイ内の少なくとも1つのリブが上下方向
に移動したことを特徴とする。
は第2の手段において、紙種検知部材は紙厚検知部材と
フォトセンサからなることを特徴とする。本発明の第4
の手段として、上記第3の手段において、紙厚検知部材
がフォトセンサよりも通紙方向に対して上流側に位置し
たことを特徴とする。本発明の第5の手段として、上記
第1或いは第2の手段において、排紙トレイは固定状態
であって、トレイ内の少なくとも1つのリブが上下方向
に移動したことを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本発明
を詳細に説明する。図1は本発明における画像形成装置
の主要構成を示す図である。同図において1は紙厚検知
部材、3はフォトセンサ、4は現像部であり、該現像部
には感光体ドラム5、中間転写ベルト6及びブラック、
シアン、マゼンタ、イエローの各現像部が備えられてい
る。また7はレジストローラ、9は紙転写ローラ、11
は搬送部、15は定着部、15aは定着ローラ、15b
は加圧ローラ、15cはヒータ、16は排紙トレイ、1
7は給紙部、19は手差しトレイである。
を詳細に説明する。図1は本発明における画像形成装置
の主要構成を示す図である。同図において1は紙厚検知
部材、3はフォトセンサ、4は現像部であり、該現像部
には感光体ドラム5、中間転写ベルト6及びブラック、
シアン、マゼンタ、イエローの各現像部が備えられてい
る。また7はレジストローラ、9は紙転写ローラ、11
は搬送部、15は定着部、15aは定着ローラ、15b
は加圧ローラ、15cはヒータ、16は排紙トレイ、1
7は給紙部、19は手差しトレイである。
【0008】手差しトレイ19から給紙された転写紙P
はレジストローラ7を通過した後、紙厚検知部材1を通
過し、「普通紙」、「薄紙」、「厚紙/OHP」の何れ
かの厚み情報を得、搬送・定着速度を切り替える。即
ち、紙厚検知部材1が「普通紙」または「薄紙」と判定
した場合には、普通紙モードが選択され、一方、紙厚検
知部材1が「厚紙/OHP」と判定した場合には普通紙
モードよりも低速のモードが選択される。また、前記紙
厚検知部材1において、「厚紙/OHP」が検知された
場合のみ、フォトセンサ3が作動し、搬送されてきた転
写紙Pが厚紙転写紙かOHPかを判別する。これらの検
知結果は、後述する制御部に入力され、制御部は入力結
果に基づいて各制御対象を制御する。
はレジストローラ7を通過した後、紙厚検知部材1を通
過し、「普通紙」、「薄紙」、「厚紙/OHP」の何れ
かの厚み情報を得、搬送・定着速度を切り替える。即
ち、紙厚検知部材1が「普通紙」または「薄紙」と判定
した場合には、普通紙モードが選択され、一方、紙厚検
知部材1が「厚紙/OHP」と判定した場合には普通紙
モードよりも低速のモードが選択される。また、前記紙
厚検知部材1において、「厚紙/OHP」が検知された
場合のみ、フォトセンサ3が作動し、搬送されてきた転
写紙Pが厚紙転写紙かOHPかを判別する。これらの検
知結果は、後述する制御部に入力され、制御部は入力結
果に基づいて各制御対象を制御する。
【0009】図2は前記紙厚検知部材1の構成を示した
ものであって、光源21から出射した光線はレンズ23
を介して平行光に変換され、固定回折格子25及び移動
用回折格子27を介してセンサ29に検知される。前記
移動用回折格子27は一端が固定されたバネ材31に取
り付けられ、上下動自在な状態で支持されている。また
移動用回折格子27の自由端(下端部)には、軸33
b’により上下動可能に軸支された第2フィラー33b
の一端(右端)が当接し、該第2フィラー33bの他の
自由端(左端)は第1フィラー33aの一端(上端)と
当接している。第1フィラー33aは軸33a’により
上下動可能に枢支されている。
ものであって、光源21から出射した光線はレンズ23
を介して平行光に変換され、固定回折格子25及び移動
用回折格子27を介してセンサ29に検知される。前記
移動用回折格子27は一端が固定されたバネ材31に取
り付けられ、上下動自在な状態で支持されている。また
移動用回折格子27の自由端(下端部)には、軸33
b’により上下動可能に軸支された第2フィラー33b
の一端(右端)が当接し、該第2フィラー33bの他の
自由端(左端)は第1フィラー33aの一端(上端)と
当接している。第1フィラー33aは軸33a’により
上下動可能に枢支されている。
【0010】したがって、レジストローラ7によって挟
持搬送された転写紙Pの厚みに応じて第1フィラー33
aの下端が押し上げられ、該第1フィラー33aの押し
上げ量に伴って、第2フィラー33bが回転し、更に前
記移動用回折格子27が押し上げられ、エンコーダーの
原理により転写紙Pの厚みを測定することができる。つ
まり、光源21から出射され固定回折格子25により複
数に分割された検知光が移動用回折格子27を経てセン
サ29に達する際の受光位置が、移動用回折格子27の
上下位置変化により変動することに基づいて移動用回折
格子の移動量、即ち、紙厚を測定することができる。こ
のように回折格子27に入射した厚み情報と、フォトセ
ンサ3より得た情報により、「普通紙」、「薄紙」、
「厚紙」、「OHP」を判別し、排紙トレイにおいて、
各転写紙がカールしたり或いは堆積不良を発生しないよ
うに排紙部を駆動する。
持搬送された転写紙Pの厚みに応じて第1フィラー33
aの下端が押し上げられ、該第1フィラー33aの押し
上げ量に伴って、第2フィラー33bが回転し、更に前
記移動用回折格子27が押し上げられ、エンコーダーの
原理により転写紙Pの厚みを測定することができる。つ
まり、光源21から出射され固定回折格子25により複
数に分割された検知光が移動用回折格子27を経てセン
サ29に達する際の受光位置が、移動用回折格子27の
上下位置変化により変動することに基づいて移動用回折
格子の移動量、即ち、紙厚を測定することができる。こ
のように回折格子27に入射した厚み情報と、フォトセ
ンサ3より得た情報により、「普通紙」、「薄紙」、
「厚紙」、「OHP」を判別し、排紙トレイにおいて、
各転写紙がカールしたり或いは堆積不良を発生しないよ
うに排紙部を駆動する。
【0011】図3(a)は本発明にかかる画像形成装置
に用いられる排紙部の構成を示す図、(b)は排紙部に
用いられるトレイ位置変更機構を示す図、(c)はトレ
イ位置変更機構に用いられる偏心カムの詳細を示す図で
あり、図1と同一部には同一の符号を付す。同図におい
て定着部15は定着ローラ15a、加圧ローラ15b、
定着分離爪15d、排紙ローラ15eからなり、排紙ト
レイ16は画像形成装置の筐体側面40に垂直方向に摺
動自在に取り付けられ、該排紙トレイ16は、その基端
部に位置する突部材16aに係止され一端が固定された
バネ材42により下方に付勢されている。一方、排紙ト
レイ16の突部材16aにはワイヤー44が取り付けら
れ、該ワイヤーは上方へ延び中間滑車46を経てトレイ
位置変更機構50の主軸61に取り付けられている。
に用いられる排紙部の構成を示す図、(b)は排紙部に
用いられるトレイ位置変更機構を示す図、(c)はトレ
イ位置変更機構に用いられる偏心カムの詳細を示す図で
あり、図1と同一部には同一の符号を付す。同図におい
て定着部15は定着ローラ15a、加圧ローラ15b、
定着分離爪15d、排紙ローラ15eからなり、排紙ト
レイ16は画像形成装置の筐体側面40に垂直方向に摺
動自在に取り付けられ、該排紙トレイ16は、その基端
部に位置する突部材16aに係止され一端が固定された
バネ材42により下方に付勢されている。一方、排紙ト
レイ16の突部材16aにはワイヤー44が取り付けら
れ、該ワイヤーは上方へ延び中間滑車46を経てトレイ
位置変更機構50の主軸61に取り付けられている。
【0012】図3(b)に示すように、ワイヤー44が
取り付けられた主軸61は、略U字状の主軸ホルダー6
3内に配置した加圧スプリング65により常に上方に付
勢されており、主軸61と当接している偏心カム70に
よって、ワイヤー44が固定されている主軸61の端部
の垂直方向の位置を制御している。前記偏心カム70は
カムシャフト72に取り付けられ、モータ78の駆動力
がギア74、76を介してカムシャフト72に与えられ
る。偏心カム70は(c)に示すように、その外周に前
記主軸61と当接するための凹部70a〜70dが設け
られ、偏心カム70の軸心であるカムシャフト72の中
心から各凹部70a〜70dまでの距離l(エル)1〜
l4はそれぞれl1<l2<l3<l4に設定してあ
る。
取り付けられた主軸61は、略U字状の主軸ホルダー6
3内に配置した加圧スプリング65により常に上方に付
勢されており、主軸61と当接している偏心カム70に
よって、ワイヤー44が固定されている主軸61の端部
の垂直方向の位置を制御している。前記偏心カム70は
カムシャフト72に取り付けられ、モータ78の駆動力
がギア74、76を介してカムシャフト72に与えられ
る。偏心カム70は(c)に示すように、その外周に前
記主軸61と当接するための凹部70a〜70dが設け
られ、偏心カム70の軸心であるカムシャフト72の中
心から各凹部70a〜70dまでの距離l(エル)1〜
l4はそれぞれl1<l2<l3<l4に設定してあ
る。
【0013】即ち、図に示すように凹部70bが主軸6
1と当接している際には、主軸61の上端はカムシャフ
ト72の軸心からl2だけ下方に位置し、また、凹部7
0dが主軸61と当接している際には、主軸61の上端
はカムシャフト72の軸心からl4だけ下方に位置する
ことになる。したがって、主軸61の垂直方向の移動に
伴い、該主軸61に取り付けられたワイヤー44が引き
下げられ、排紙トレイ16はバネ部材42の張力に抗し
て上方に引き上げられる。
1と当接している際には、主軸61の上端はカムシャフ
ト72の軸心からl2だけ下方に位置し、また、凹部7
0dが主軸61と当接している際には、主軸61の上端
はカムシャフト72の軸心からl4だけ下方に位置する
ことになる。したがって、主軸61の垂直方向の移動に
伴い、該主軸61に取り付けられたワイヤー44が引き
下げられ、排紙トレイ16はバネ部材42の張力に抗し
て上方に引き上げられる。
【0014】ここで、上記距離l(エル)1乃至l4の
設定は次の通りである。即ち、排紙ローラ15eから排
出された転写紙がカールし難く、かつ排紙トレイ16に
堆積した際にもっとも厚みが発生する厚紙の場合に排紙
トレイ16をもっとも低い位置(深い位置)に設定する
必要があるため、紙厚検知部材が「厚紙/OHP」であ
ると検知し、かつフォトセンサ3により給紙された転写
紙が「厚紙」であると特定した場合に制御信号をコント
ロールボックス(制御部)80に出力し、モータ78は
偏心カム70の凹部70aが主軸61と当接する位置と
なるように回転する。すると、主軸61の上端はカムシ
ャフト72の中心からl1だけ押圧されることになり、
それに伴い排紙トレイ16はl1の位置に達する。
設定は次の通りである。即ち、排紙ローラ15eから排
出された転写紙がカールし難く、かつ排紙トレイ16に
堆積した際にもっとも厚みが発生する厚紙の場合に排紙
トレイ16をもっとも低い位置(深い位置)に設定する
必要があるため、紙厚検知部材が「厚紙/OHP」であ
ると検知し、かつフォトセンサ3により給紙された転写
紙が「厚紙」であると特定した場合に制御信号をコント
ロールボックス(制御部)80に出力し、モータ78は
偏心カム70の凹部70aが主軸61と当接する位置と
なるように回転する。すると、主軸61の上端はカムシ
ャフト72の中心からl1だけ押圧されることになり、
それに伴い排紙トレイ16はl1の位置に達する。
【0015】また、給紙された転写紙が普通紙であった
場合には、排紙トレイは前述した厚紙の場合と比較して
上方の位置(浅い位置)に位置することが好ましいた
め、偏心カム70の凹部70bが主軸61と当接するよ
うにモータ78を駆動し、主軸61の上端とカムシャフ
ト72の中心との距離はl2となる。即ち、前述した厚
紙の場合と比較して、主軸61はl2−l1分だけ下方
に押し下げられた状態となり、排紙トレイ16はl2に
位置する。
場合には、排紙トレイは前述した厚紙の場合と比較して
上方の位置(浅い位置)に位置することが好ましいた
め、偏心カム70の凹部70bが主軸61と当接するよ
うにモータ78を駆動し、主軸61の上端とカムシャフ
ト72の中心との距離はl2となる。即ち、前述した厚
紙の場合と比較して、主軸61はl2−l1分だけ下方
に押し下げられた状態となり、排紙トレイ16はl2に
位置する。
【0016】同様に、紙厚検知部材が「薄紙」を検知し
た場合には、偏心カム70の凹部70cが主軸と当接
し、また「OHP」を検知した場合には、偏心カム70
の凹部70dが主軸と当接するようモータの回転を制御
する。これにより、給紙された転写紙が「薄紙」の場合
には、排紙トレイ16をl3の位置とし、また「OH
P」の場合には、排紙トレイ16をl4の位置に変更す
ることにより、転写紙をカールさせることなく良好に排
紙トレイに積層させることが可能となる。
た場合には、偏心カム70の凹部70cが主軸と当接
し、また「OHP」を検知した場合には、偏心カム70
の凹部70dが主軸と当接するようモータの回転を制御
する。これにより、給紙された転写紙が「薄紙」の場合
には、排紙トレイ16をl3の位置とし、また「OH
P」の場合には、排紙トレイ16をl4の位置に変更す
ることにより、転写紙をカールさせることなく良好に排
紙トレイに積層させることが可能となる。
【0017】図4は上述した第一の実施例に用いられる
制御系のブロック図であり、1は紙厚検知手段、3はフ
ォトセンサ、80はコントロールボックス、78は可変
排紙トレイ用モータ、16は可変式排紙トレイ(可変式
トレイリブ)、90は搬送・定着駆動系である。前述し
たように、給紙された転写紙の性状は紙厚検知手段1及
びフォトセンサ3によって検知されてコントロールボッ
クス80に入力され、コントロールボックス80より出
力される制御信号に基づき、搬送・定着駆動系90及び
可変トレイ用モータ78を駆動し、排紙トレイを最適位
置に移動させる。
制御系のブロック図であり、1は紙厚検知手段、3はフ
ォトセンサ、80はコントロールボックス、78は可変
排紙トレイ用モータ、16は可変式排紙トレイ(可変式
トレイリブ)、90は搬送・定着駆動系である。前述し
たように、給紙された転写紙の性状は紙厚検知手段1及
びフォトセンサ3によって検知されてコントロールボッ
クス80に入力され、コントロールボックス80より出
力される制御信号に基づき、搬送・定着駆動系90及び
可変トレイ用モータ78を駆動し、排紙トレイを最適位
置に移動させる。
【0018】図5は上述した実施例のフローチャートを
示した図であって、まず、給紙された転写紙が(1) 普通
紙、(2) 薄紙、(3) 厚紙/OHPのいずれであるかを紙
厚検知部材により判断し(ステップ1)、(1) 普通紙、
(2) 薄紙の場合には搬送・定着速度を普通紙モードに設
定すると共に(ステップ2)、更に(1) 普通紙の場合に
は偏心カムを回転せず、デフォルトの状態である偏心カ
ム70の凹部70bが主軸61と接触した状態で排紙ト
レイが位置決めされ(ステップ3)、転写紙をスタック
する(ステップ4)。一方、(2) 薄紙の場合には偏心カ
ム70を回転させ、凹部70cを主軸61と当接させ、
主軸61がl3の位置になるようにする(ステップ
5)。
示した図であって、まず、給紙された転写紙が(1) 普通
紙、(2) 薄紙、(3) 厚紙/OHPのいずれであるかを紙
厚検知部材により判断し(ステップ1)、(1) 普通紙、
(2) 薄紙の場合には搬送・定着速度を普通紙モードに設
定すると共に(ステップ2)、更に(1) 普通紙の場合に
は偏心カムを回転せず、デフォルトの状態である偏心カ
ム70の凹部70bが主軸61と接触した状態で排紙ト
レイが位置決めされ(ステップ3)、転写紙をスタック
する(ステップ4)。一方、(2) 薄紙の場合には偏心カ
ム70を回転させ、凹部70cを主軸61と当接させ、
主軸61がl3の位置になるようにする(ステップ
5)。
【0019】また、紙厚検知部材により検知された紙種
が(3) 厚紙/OHPの場合には、搬送・定着速度を厚紙
/OHPモードに切り替えると共に(ステップ6)、フ
ォトセンサ3によってOHPシートか否かを判断する
(ステップ7)。フォトセンサ3によって検知した結
果、給紙された転写紙が厚紙であると判断した場合に
は、偏心カム70を回転させ、凹部70aを主軸61と
当接させ、主軸61はl1の位置となり(ステップ
8)、一方、フォトセンサ3によって検知した結果、転
写紙がOHPシートであると判断した場合には、偏心カ
ム70を回転させ、凹部70dを主軸61と当接させ、
主軸61はl4の位置となる(ステップ9)。上述した
ように給紙された転写紙の性状に応じて排紙トレイの位
置を可変し、順次転写紙をスタックし(ステップ4)、
一枚の転写紙をスタックした後に、排紙トレイまたはト
レイリブをデフォルト(普通紙)の状態に戻す。
が(3) 厚紙/OHPの場合には、搬送・定着速度を厚紙
/OHPモードに切り替えると共に(ステップ6)、フ
ォトセンサ3によってOHPシートか否かを判断する
(ステップ7)。フォトセンサ3によって検知した結
果、給紙された転写紙が厚紙であると判断した場合に
は、偏心カム70を回転させ、凹部70aを主軸61と
当接させ、主軸61はl1の位置となり(ステップ
8)、一方、フォトセンサ3によって検知した結果、転
写紙がOHPシートであると判断した場合には、偏心カ
ム70を回転させ、凹部70dを主軸61と当接させ、
主軸61はl4の位置となる(ステップ9)。上述した
ように給紙された転写紙の性状に応じて排紙トレイの位
置を可変し、順次転写紙をスタックし(ステップ4)、
一枚の転写紙をスタックした後に、排紙トレイまたはト
レイリブをデフォルト(普通紙)の状態に戻す。
【0020】図6(a)、(b)は本発明の他の実施例
を示した図であって、前記図3と同一部分には同一の符
号を付しその説明を省略する。本実施例において、前記
第1の実施例と異なる点は偏心カムをOHP若しくはO
HP以外の転写紙の2つのモードにのみ対応するように
構成した点である。即ち、(b)に示すごとく偏心カム
70の凹部に主軸61が当接すると、カムシャフト72
の中心と主軸61との距離はl(エル)1若しくはl2
の何れかとなり、OHPの場合にはl1が設定され、O
HP以外の場合にはl2が設定される構成となってい
る。
を示した図であって、前記図3と同一部分には同一の符
号を付しその説明を省略する。本実施例において、前記
第1の実施例と異なる点は偏心カムをOHP若しくはO
HP以外の転写紙の2つのモードにのみ対応するように
構成した点である。即ち、(b)に示すごとく偏心カム
70の凹部に主軸61が当接すると、カムシャフト72
の中心と主軸61との距離はl(エル)1若しくはl2
の何れかとなり、OHPの場合にはl1が設定され、O
HP以外の場合にはl2が設定される構成となってい
る。
【0021】図7は本発明の上述した第二の実施例に用
いられる制御系のブロック図、図8は動作行程のフロー
チャート図であり、以下本実施例の動作について図8を
参照して説明する。まず、紙厚検知部材1において、
「厚紙/OHP」の基準厚さ以上か否かを判定し(ステ
ップ10)、基準厚さ以上である場合には搬送・定着速
度を遅くし(ステップ11)、一方、「厚紙/OHP」
以外の場合には偏心カムをデフォルト(主軸とカムシャ
フト中心との距離がl2となるように、偏心カムの凹部
と主軸を当接する)の位置のまま転写紙をスタックする
(ステップ12、13)。
いられる制御系のブロック図、図8は動作行程のフロー
チャート図であり、以下本実施例の動作について図8を
参照して説明する。まず、紙厚検知部材1において、
「厚紙/OHP」の基準厚さ以上か否かを判定し(ステ
ップ10)、基準厚さ以上である場合には搬送・定着速
度を遅くし(ステップ11)、一方、「厚紙/OHP」
以外の場合には偏心カムをデフォルト(主軸とカムシャ
フト中心との距離がl2となるように、偏心カムの凹部
と主軸を当接する)の位置のまま転写紙をスタックする
(ステップ12、13)。
【0022】次に、検出された転写紙厚が「厚紙/OH
P」であった場合、フォトセンサー3によりOHPシー
トか或いは厚紙かを判定し(ステップ14)、OHPで
あると判断した場合には偏心カムを回転させ、主軸とカ
ムシャフトとの距離がl1となる凹部に主軸を当接させ
る(ステップ15)。この状態で転写紙をスタックさ
(ステップ13)、排紙が終了した後に排紙トレイまた
はトレイリブをデフォルト状態に復帰させる(ステップ
16)。
P」であった場合、フォトセンサー3によりOHPシー
トか或いは厚紙かを判定し(ステップ14)、OHPで
あると判断した場合には偏心カムを回転させ、主軸とカ
ムシャフトとの距離がl1となる凹部に主軸を当接させ
る(ステップ15)。この状態で転写紙をスタックさ
(ステップ13)、排紙が終了した後に排紙トレイまた
はトレイリブをデフォルト状態に復帰させる(ステップ
16)。
【0023】図9(a)、(b)、(c)は本発明にか
かる画像形成装置の第三の実施例を示した図であって、
前記第一及び第二の実施例と異なる点は排紙トレイ16
上に可変式トレイリブ16bを設け、排紙トレイ16自
身を上下動させるのではなく、可変式トレイリブ16b
のみを上下動することにより、排紙された転写紙のカー
ル若しくはスタック不良を防ぐことにある。即ち、少な
くとも1本の可変式トレイリブ16bは引張スプリング
16cにより下方にテンションが加わっており、上方か
ら力が加わらないとき、すなわちデフォルトの時には普
通紙がスタックするのに適切なリブ位置であり、前述し
た実施例と同様に給紙された転写紙の厚みを測定した
後、該転写紙に最適な位置となるようにカムシャフトが
動作し、可変式トレイリブ16bを引き上げる。例えば
第一の実施例に用いた偏心カムを使用すると、可変式ト
レイリブ16bのポジションは4段階となり、一方第二
の実施例に用いて偏心カムを使用すると、可変式トレイ
リブ16bのポジションは2段階となる。
かる画像形成装置の第三の実施例を示した図であって、
前記第一及び第二の実施例と異なる点は排紙トレイ16
上に可変式トレイリブ16bを設け、排紙トレイ16自
身を上下動させるのではなく、可変式トレイリブ16b
のみを上下動することにより、排紙された転写紙のカー
ル若しくはスタック不良を防ぐことにある。即ち、少な
くとも1本の可変式トレイリブ16bは引張スプリング
16cにより下方にテンションが加わっており、上方か
ら力が加わらないとき、すなわちデフォルトの時には普
通紙がスタックするのに適切なリブ位置であり、前述し
た実施例と同様に給紙された転写紙の厚みを測定した
後、該転写紙に最適な位置となるようにカムシャフトが
動作し、可変式トレイリブ16bを引き上げる。例えば
第一の実施例に用いた偏心カムを使用すると、可変式ト
レイリブ16bのポジションは4段階となり、一方第二
の実施例に用いて偏心カムを使用すると、可変式トレイ
リブ16bのポジションは2段階となる。
【0024】図10は上述した実施例の作動概要を示し
たものであり、厚紙をスタックする場合には点線で示し
た普通紙位置と比較して下方に排紙トレイ(トレイリ
ブ)を位置せしめ、仮に1パック分の転写紙を複写後ス
タックさせても排紙ローラにスタックしている紙の後端
部が接触せず、スタック不良を起こすことがない。ま
た、給紙された転写紙がOHPの場合には、普通紙位置
と比較して上方に排紙トレイ(トレイリブ)を位置せし
めるので、OHPのカールが微少若しくはなくすことが
可能となる。
たものであり、厚紙をスタックする場合には点線で示し
た普通紙位置と比較して下方に排紙トレイ(トレイリ
ブ)を位置せしめ、仮に1パック分の転写紙を複写後ス
タックさせても排紙ローラにスタックしている紙の後端
部が接触せず、スタック不良を起こすことがない。ま
た、給紙された転写紙がOHPの場合には、普通紙位置
と比較して上方に排紙トレイ(トレイリブ)を位置せし
めるので、OHPのカールが微少若しくはなくすことが
可能となる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明よれば、転
写紙種類または厚さによって、転写紙先端が排紙トレイ
または可動式リブに接触する位置(装置の垂直方向)を
変化させることができるので、OHPも含めたあらゆる
転写紙でスタック不良またはカール問題を解決すること
ができ、また、OHPの時のみ排紙トレイを転写紙スタ
ック時よりも上方に動作させることにより、定着排紙部
と排紙トレイの高低差を少なくすることができ、OHP
がカールする以前に排紙トレイまたは可変式リブがOH
P先端に当たることによりスタック不良またはカール問
題を解決することができる。更に紙種検知部材を紙厚検
知部材とフォトセンサの2部材で構成したことにより、
「OHPシート」、「普通紙」、「薄紙」、「厚紙」を
確実に判別できるため排紙トレイ位置若しくは可変リブ
の位置を細かに設定することが可能となる。なおさら
に、紙厚検知部材をフォトセンサより搬送路上の上流に
配置したため、紙厚検知部材で「普通紙/薄紙」と「O
HP/厚紙」の選別をした後、厚紙かOHPかを選別す
ることができるので、転写紙が給紙されると同時に搬送
・定着速度を決定し、定着後排紙される以前に必要に応
じて排紙トレイまたは可変式リブを移動させるため、ス
タック不良またはカールの問題を解決し高効率な連続コ
ピーを可能とすることができる。
写紙種類または厚さによって、転写紙先端が排紙トレイ
または可動式リブに接触する位置(装置の垂直方向)を
変化させることができるので、OHPも含めたあらゆる
転写紙でスタック不良またはカール問題を解決すること
ができ、また、OHPの時のみ排紙トレイを転写紙スタ
ック時よりも上方に動作させることにより、定着排紙部
と排紙トレイの高低差を少なくすることができ、OHP
がカールする以前に排紙トレイまたは可変式リブがOH
P先端に当たることによりスタック不良またはカール問
題を解決することができる。更に紙種検知部材を紙厚検
知部材とフォトセンサの2部材で構成したことにより、
「OHPシート」、「普通紙」、「薄紙」、「厚紙」を
確実に判別できるため排紙トレイ位置若しくは可変リブ
の位置を細かに設定することが可能となる。なおさら
に、紙厚検知部材をフォトセンサより搬送路上の上流に
配置したため、紙厚検知部材で「普通紙/薄紙」と「O
HP/厚紙」の選別をした後、厚紙かOHPかを選別す
ることができるので、転写紙が給紙されると同時に搬送
・定着速度を決定し、定着後排紙される以前に必要に応
じて排紙トレイまたは可変式リブを移動させるため、ス
タック不良またはカールの問題を解決し高効率な連続コ
ピーを可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における画像形成装置の主要構成を示す
図。
図。
【図2】紙厚検知部材1の構成を示した図。
【図3】(a)は本発明にかかる画像形成装置に用いら
れる排紙部の構成を示す図、(b)は排紙部に用いられ
るトレイ位置変更機構を示す図、(c)はトレイ位置変
更機構に用いられる偏心カムの詳細を示す図。
れる排紙部の構成を示す図、(b)は排紙部に用いられ
るトレイ位置変更機構を示す図、(c)はトレイ位置変
更機構に用いられる偏心カムの詳細を示す図。
【図4】本発明の第一の実施例に用いられる制御系のブ
ロック図。
ロック図。
【図5】本発明の一実施例のフローチャートを示した
図。
図。
【図6】(a)、(b)は本発明の他の実施例を示した
図。
図。
【図7】第二の実施例に用いられる制御系のブロック
図。
図。
【図8】第二実施例の動作行程のフローチャート図。
【図9】(a)、(b)、(c)は本発明にかかる画像
形成装置の第三の実施例を示した図。
形成装置の第三の実施例を示した図。
【図10】本発明の各実施例の作動概要を示した図。
【図11】(a)乃至(d)は従来の画像形成装置の排
紙状態を示す図。
紙状態を示す図。
1・・・紙厚検知部材、 3・・・フォトセンサ、
16・・・排紙トレイ、 16a・・・排紙トレイ
突部材、16b・・・可変式トレイリブ、61・・・主
軸 70・・・偏心カム、70a、b、c、d・・
・偏心カム凹部、 72・・・カムシャフト、78・
・・モータ、80 コントロールボックス(制御部)。
16・・・排紙トレイ、 16a・・・排紙トレイ
突部材、16b・・・可変式トレイリブ、61・・・主
軸 70・・・偏心カム、70a、b、c、d・・
・偏心カム凹部、 72・・・カムシャフト、78・
・・モータ、80 コントロールボックス(制御部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 潤 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 越沼 隆 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (5)
- 【請求項1】 排紙口から排出される画像形成済み転写
紙を受ける排紙トレイと、給紙される転写紙の紙種を検
知する紙種検知部材とを備えた画像形成装置において、 前記紙種検知部材の検知結果より給紙された転写紙の紙
種を判別し、その判別結果により排紙トレイの位置を上
下方向に変化させたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記紙種検知部材により前記転写紙がO
HPシートであると判別された場合、前記排紙トレイの
位置を前記排紙口に近づけるために上方に動作させるこ
とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記紙種検知部材は紙厚検知部材とフォ
トセンサとからなることを特徴とする請求項1または2
記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の画像形成装置において、
前記紙厚検知部材がフォトセンサよりも通紙方向に対し
て上流側に位置していることを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項5】 請求項1または2記載の画像形成装置に
おいて、前記排紙トレイは固定状態であって、トレイ内
の少なくとも1つのリブが上下方向に移動することを特
徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6340010A JPH08188322A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6340010A JPH08188322A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08188322A true JPH08188322A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=18332889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6340010A Pending JPH08188322A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08188322A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7313067B2 (en) | 2002-10-29 | 2007-12-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording-medium identification device and method using light sensor to detect recording medium type |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP6340010A patent/JPH08188322A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7313067B2 (en) | 2002-10-29 | 2007-12-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording-medium identification device and method using light sensor to detect recording medium type |
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