JPH08187801A - 貼合シート体の加工装置 - Google Patents

貼合シート体の加工装置

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JPH08187801A
JPH08187801A JP349695A JP349695A JPH08187801A JP H08187801 A JPH08187801 A JP H08187801A JP 349695 A JP349695 A JP 349695A JP 349695 A JP349695 A JP 349695A JP H08187801 A JPH08187801 A JP H08187801A
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
main
notch
main sheet
rolls
Prior art date
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Pending
Application number
JP349695A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Miyaji
博 宮地
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Sanki Kikai KK
Original Assignee
Sanki Kikai KK
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Publication date
Application filed by Sanki Kikai KK filed Critical Sanki Kikai KK
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Publication of JPH08187801A publication Critical patent/JPH08187801A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 台紙とセパ紙とが貼合された帯状素材からラ
ベルを製造する装置において、その稼働効率を高める。 【構成】 帯状素材Wを、台紙Aとセパ紙Bとに分離さ
せてそれぞれ別々に走行させる。このうちセパ紙Bをノ
ッチ形成部4へ送り込む。このノッチ形成部4は、上下
一対のロールを具備し、そのうち一方のロールに、ラベ
ルの輪郭となるノッチ形成用の刃が設けられているの
で、ロールの連続回転によって次々とノッチ部を形成さ
せることができる。その後、台紙Aとセパ紙Bとを合流
貼合して製品巻取部12にて巻き取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、貼合シート体の加工装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】裏面が粘着面とされたラベルは、台シー
ト(台紙)に対して互いに所定間隔をおいて複数枚貼着
された状態で流通乃至販売されるのが普通である。な
お、台シートがロール状に巻回されている場合もある。
この種のラベルを製造するには、帯状に長い台シートと
本シート(ラベルとなるセパレート紙)とが互いに貼合
されて成る貼合シート体を間欠的にプレス装置へ送り込
みつつ、その停止間にプレスを作動させるようにして、
本シートに、所望されるラベル形状を囲んだノッチ部
(切り込み)を形成させるようにしていた。
【0003】この場合、ノッチ部が本シートだけでなく
台シートにまで及ぶと、プレス以降でのシート走行がで
きなくなると共に、ラベルの流通乃至販売において製品
価値がなくなるおそれがある。そこで従来では、プレス
の上流部で台シートと本シートとを一旦剥離させ、それ
ぞれ別々に分流走行させた状態にして本シートにノッチ
部を形成させ、プレスの下流部で台シートと本シートと
を合流して互いに貼合させる方法が考えられている(特
開平1−319089号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のラベル製造方法
では、プレスの作動タイミングに合わせて貼合シート体
を間欠的に走行させなければならなかったため、稼働効
率に劣り、ラベルの生産性が低かった。本発明は、上記
事情に鑑みてなされたものであって、ラベル等の生産が
高能率で行えるようにした貼合シート体の加工装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明では、帯状の台シート及び本シートが貼合されて成る
貼合シート体を走行させる走行路に沿って台シートと本
シートとの剥離分流部、本シートに対するノッチ形成
部、台シートと本シートとの合流貼付部、台シートから
本シートの不要部を剥離する滓取り部とが設けられ、前
記ノッチ形成部は本シートの表裏に当接して同期回転す
る一対のロールを有しており、少なくとも一方のロール
には外周面にノッチ形成用の刃が設けられていることを
特徴としている。
【0006】
【作用】ノッチ形成部は、一対のロール間へ本シートを
走行させることで、少なくとも一方のロール外周面に設
けた刃により、連続的に本シートに形成させるようにな
っている。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本発明に係る貼合シート体Wの加工装置1を
示しており、貼合シート体Wはロール状態で準備され、
当初、装置の上流端部(図面左端)に設けられた繰出し
部2に対して回転自在に保持される。
【0008】この加工装置1は、貼合シート体Wが繰出
し部2から繰り出されつつ走行される走行路に沿って、
剥離分流部3、ノッチ形成部4、合流貼付部5、及び滓
取り部6を有している。上記繰出し部2と剥離分流部3
との経路間には蛇行修正部8、印刷部9、及び乾燥部1
0が設けられ、ノッチ形成部4を中間に挟んだ剥離分流
部3から合流貼付部5の経路間には代用シート供給部1
1が設けられ、合流貼付部5の下流には製品巻取部12
が設けられている。
【0009】また、貼合シート体Wの繰出し部2から製
品巻取部12までの経路間の適所に、ニップロール方式
の走行駆動部(本実施例ではノッチ形成部4の上流側に
1箇所(符号13参照)と同下流側に3箇所(符号14
参照)とした)が設けられている。以下、貼合シート体
Wの流れに沿って各部を説明する。
【0010】まず、繰出し部2から繰り出される貼合シ
ート体Wは、繰出し用モータがブレーキ制御されること
でテンション一定に保たれる。15は張力検知用のロー
ラである。次に貼合シート体Wは、蛇行修正部8におい
て直進矯正がなされる。この蛇行修正部8は、軸心が互
いに傾斜関係にある複数本のロール16,17により貼
合シート体Wに張力を付加させ、これによって走行方向
の振れを取るようになっている。
【0011】次に貼合シート体Wは、印刷部9において
版胴18に巻き掛けられ、転写ローラ19により所定の
印刷が施される。この場合、貼合シート体Wは、台シー
ト側が版胴18に当接し、本シート(ラベルとなるセパ
レート紙)側が転写ローラ19に当接するように向けら
れていることは言うまでもない。そして、印刷後の貼合
シート体Wは、紫外線照射方式又は加熱方式等の乾燥部
10を経ることで乾燥される。
【0012】次に貼合シート体Wは、剥離分流部3によ
って台シートAと本シートBとに剥離され、このうち台
シートAは合流貼付部5を指向し、また本シートBはノ
ッチ形成部4を指向するように、それぞれ別々に分流走
行される。上記剥離分流部3は、図2に示すように回転
自在な分離ローラ23を有しており、この分離ローラ2
3に、貼合シート体Wの本シートB側を巻き掛けるよう
になっている。
【0013】剥離分流部3で剥離された本シートBに
は、代用シート供給部11によって代用シートCが沿接
される。この代用シート供給部11は、図1に示すよう
に上下一対のリール回転部25,26を有したもので、
当初、代用シートCはロール状に準備された状態で上部
のリール回転部25へ保持され、下部のリール回転部2
6には空のリールが保持される。
【0014】下部のリール回転部26は、トルクモータ
等によって回転駆動される。なお、代用シートCの張力
は、上部のリール回転部25にパウダーブレーキ(図示
略)を装備させること等によって一定に保持されるよう
になっている。従って、上部のリール回転部25から下
部のリール回転部26へと代用シートCが移送されるよ
うになり、その間に、分流状態にされている本シートB
の粘着面へ代用シートCが合流貼付される、即ち、台シ
ートAと置換されるものである。この代用シート供給部
11において、代用シートCが移送される速度は、本シ
ートB(貼合シート体W)の走行速度と同調するように
なされていることは言うまでもない。
【0015】本シートBと代用シートCとの貼合状態
は、本シートBがノッチ形成部4を経て合流貼合部5
(図3参照)へ至るまでの間、継続されるようになって
いる。なお、図3において符号28は、本シートBから
代用シートCを剥離させる部位を、合流貼合部5と可及
的に近接させるようにするための小径反転ローラであ
る。上記した本シートBと代用シートCとの貼合体がノ
ッチ形成部4を通過する際には、図4に示すように本シ
ートBに対して所定のノッチ部Nが形成される。
【0016】このノッチ形成部4は、上下一対のロール
32,33を有しており、これらロール32,33が互
いに逆方向へ同期的に連続回転し、且つそれらの回転速
度が本シートB(貼合シート体W)の走行速度と同調す
るようになっている。そして、本シートBに当接する側
(上側)のロール32には、その外周面にノッチ形成用
の刃35が設けられている。この刃35は、本シートB
に設けるノッチ部Nの輪郭形状、大きさ、数、ピッチ
(図5参照)、又は本シートBの厚さや材質等に応じて
その刃先形状、数、相互間隔等が決められている。
【0017】また、両ロール32,33の相互間隔(ロ
ールギャップ)は、本シートBの厚さよりも大きく、且
つ本シートBと代用シートCとの加算肉厚よりも小さく
なるように調整されている。ノッチ形成部4を通過後に
おける本シートBと代用シートCとの貼合体は、図3に
示したように前記小径反転ローラ28によって代用シー
トCが剥離された後、前記合流貼付部5へと送られ、こ
こで、当初、本シートBから剥離されて分流走行してい
る台シートAと合流される。
【0018】この合流貼付部5は、径大な張替え用ドラ
ム38と、この張替え用ドラム38に対して当接状態を
付勢された圧接ロール39とを有している。張替え用ド
ラム38は、トルクモータ等によって回転駆動される。
上記したように上記圧接ロール39は小径反転ローラ2
8と近接した位置付けにあるので、本シートBからの代
用シートCの剥離と、本シートBへの台シートAの合流
貼合とは略同時期に行われるようになる。そのため、本
シートBに形成されたノッチ部N(図4及び図5参照)
のピッチは、代用シートCから台シートAへ張り替えら
れた後も殆どずれない。
【0019】このように本シートBと台シートAとが貼
合されて再び貼合シート体Wとして構成された後、この
貼合シート体Wは、図1に示すように滓取り部6へと送
られる。そして、この滓取り部6により、本シートBに
おける不要部分、即ち、図5に示すようにノッチ部Nに
よりラベルLとして形成される部分以外の枠部分が除去
される。
【0020】この滓取り部6は、図6に示すように回転
自在な分離ローラ40を有しており、この分離ローラ4
0に本シートBの上記不要部分を巻き掛けつつ、この不
要部分を回転駆動される巻取リール41(図1参照)で
巻き取ってゆくようになっている。この巻取リール41
は、貼合シート体Wの走行速度と同調して回転するか、
又は所定時間おきに所定だけ(例えば巻取リール41の
トルクや、貼合シート体Wの張力等が所定値を超える時
点まで)回転するものとなっている。
【0021】本実施例では、分離ローラ40を上流位置
(40a)、中間位置(40b)、下流位置(40c)
の3箇所に設け、これらの中から本シートBの材質やノ
ッチ部Nの形状等の諸事情に応じて最適なものを適宜選
択できるようにしてある。なお、上流位置の分離ローラ
40aを使用する場合には、ノッチ形成部4を経た後で
あって張替え用ドラム38へ向かう前の本シートB(即
ち、代用シートCと貼合された状態のもの)から不要部
分を剥離することができるようになっている。そのた
め、代用シートCとして分厚いもの又は伸びの少ないも
のを用いる場合等に適している。
【0022】また、下流位置の分離ローラ40cは、付
勢レバー42によって本シートBに対する押圧力が自動
的に制限されるようになっており、例えば本シートBが
薄い場合や伸びやすい場合等に適している。このように
して本シートBの不要部分が除去された貼合シート体W
は、製品として、製品巻取部12へと巻き取られるよう
になる。
【0023】なお、この場合における貼合シート体Wの
張力は、巻取用モータ軸にパウダーブレーキ(図示略)
を装備させる等によって一定に保持されるようになって
いる。図1において符号46は張力検知用のローラであ
る。以上詳説したように、本発明に係る加工装置1で
は、貼合シート体Wが繰出し部2から製品巻取部12へ
向け連続して走行されつつ、ノッチ形成部4によって連
続的にノッチ部Nの形成が行われるようになっている。
【0024】ところで、本発明は上記実施例に限定され
るものではない。例えば、繰出し部2、蛇行修正部8、
印刷部9、乾燥部10、代用シート供給部11、製品巻
取部12は、それぞれ前記した以外の方式のものを採用
したり、具備しない構成としたりすることができる。ま
た、走行駆動部13,14の構成や設置数なども何ら限
定されない。
【0025】貼合シート体Wにおいて、台シートAや本
シートBの材質は、紙、樹脂、布等、何ら限定されな
い。また、代用シートCも同様である。
【0026】
【発明の効果】本発明は、上述の構成を具備するもので
あって、ノッチ形成部は、一対のロール間へ本シートを
走行させることで、少なくとも一方のロール外周面に設
けた刃によって、連続的に本シートに形成させるように
なっているので、貼合シート体の走行も連続的に行える
ものとなる。従って、稼働効率に優れ、ラベル等の生産
を飛躍的に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る加工装置を示す側面図である。
【図2】剥離分流部を拡大して示す図である。
【図3】合流貼付部を拡大して示す図である。
【図4】ノッチ形成部を拡大して示す図である。
【図5】貼合シート体から本シートの不要部分を除去す
る状況を示す図である。
【図6】滓取り部を拡大して示す図である。
【符号の説明】
1 加工装置 2 繰出し部 3 剥離分流部 4 ノッチ形成部 5 合流貼付部 6 滓取り部 12 製品巻取部 32 ロール 33 ロール 35 刃 W 貼合シート体 A 台シート B 本シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の台シート(A)及び本シート
    (B)が貼合されて成る貼合シート体(W)を走行させ
    る走行路に沿って台シート(A)と本シート(B)との
    剥離分流部(3)、本シート(B)に対するノッチ形成
    部(4)、台シート(A)と本シート(B)との合流貼
    付部(5)、台シート(A)から本シート(B)の不要
    部を剥離する滓取り部(6)とが設けられ、前記ノッチ
    形成部(4)は本シート(B)の表裏に当接して同期回
    転する一対のロール(32,33)を有しており、少な
    くとも一方のロール(32)には外周面にノッチ形成用
    の刃(35)が設けられていることを特徴とする貼合シ
    ート体の加工装置。
JP349695A 1995-01-12 1995-01-12 貼合シート体の加工装置 Pending JPH08187801A (ja)

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