JPH08187022A - エアー吸入機構を有する芝刈機 - Google Patents

エアー吸入機構を有する芝刈機

Info

Publication number
JPH08187022A
JPH08187022A JP211595A JP211595A JPH08187022A JP H08187022 A JPH08187022 A JP H08187022A JP 211595 A JP211595 A JP 211595A JP 211595 A JP211595 A JP 211595A JP H08187022 A JPH08187022 A JP H08187022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
air suction
lawn mower
lawn
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP211595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2965194B2 (ja
Inventor
Shigeo Yamamoto
茂生 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ryobi Ltd filed Critical Ryobi Ltd
Priority to JP7002115A priority Critical patent/JP2965194B2/ja
Publication of JPH08187022A publication Critical patent/JPH08187022A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2965194B2 publication Critical patent/JP2965194B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 芝を起立させることによって確実な刈り取り
を行うことができ、さらに刈り屑等の吸入に起因する駆
動部等の故障を回避することができるエアー吸入機構を
有する芝刈機の提供を目的とする。 【構成】 モータ6の駆動を受けて回転刃8は回転し、
固定刃14との摺り合わせによって芝を刈り取る。モー
タ6にはファン5が取り付けられており、モータ冷却用
のエアーを吸入する。このエアーは吸入口プレート10
に形成されているスリット10Sから吸入される。吸入
口プレート10が、芝刈機の進行方向(矢印90方向)
における回転刃8、固定刃14の前方向に設けられてい
ることによって、エアーによって吸い上げられ起立した
状態の芝を刈り取ることができる。また、回転刃8、固
定刃14の前方向からエアーを吸入するため、刈り屑等
を吸入することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は芝刈機の構造に関し、特
に駆動部冷却のためにエアー吸入口を通じてエアーを吸
入するエアー吸入機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエアー吸入機構を有する芝刈機と
しては特公昭61−30526号公報記載の芝刈機があ
る。この芝刈機を図4の側面断面図に示す。この従来の
芝刈機の本体100はモータ110、回転刃軸105J
を中心に回転する回転刃105を内蔵しており、モータ
110の駆動はタイミングベルト等を通じて回転刃10
5に伝達される。
【0003】回転刃105を回転させた状態で、作業者
はハンドル102を持ち、芝刈機を芝上で矢印90方向
に進行させる。本体100には進行用の前輪106、後
輪107が設けられている。なお、調整レバー120を
操作することによって前輪106の高さを切り換え、芝
刈りの高さを調整する。
【0004】本体100内には、回転刃105に近接さ
せて固定刃104が固定されている。この回転刃105
と固定刃104との摺り合わせによって芝を刈り取る。
刈り取られた芝は、回転刃105の回転風力によってグ
ラスキャッチャー103に導かれる。
【0005】モータ110は駆動にともなって発熱する
ため、冷却用のエアーを吸入する必要がある。このた
め、この芝刈機はモータ110の底面に開口部130を
形成している。モータ110の回転軸に設けたファン等
によって、開口部130を通じてエアーを吸入し、モー
タ110を冷却する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のエアー吸入機構
を有する芝刈機には次のような問題があった。上述のよ
うに、モータ110の冷却用のエアーは、開口部130
を通じて吸入されている。そして、この開口部130
は、図4に示すように、芝刈機の進行方向(矢印90方
向)における回転刃105および固定刃104の後方に
形成されている。
【0007】上述のように、回転刃105と固定刃10
4との摺り合わせによって刈り取られた芝の大半は、回
転刃105の回転風力によってグラスキャッチャー10
3に導かれる。しかし、一部の細かい芝屑や塵埃はグラ
スキャッチャー103には入らず、そのまま芝上に落ち
て残存する。そして、この芝屑等がエアーの吸入にとも
なって開口部130から吸入され、モータ110の内部
に侵入することがある。このように、従来の芝刈機の構
成では芝屑等の吸入によってモータ110の故障が発生
するおそれがあるという問題がある。
【0008】さらに、芝は踏みつけ等によって倒れて起
立していない場合があり、また長く伸びた芝も起立して
いないことが多い。このような状態の芝は、回転刃10
5によって確実に刈り取ることができない。図4に示す
従来の芝刈機では、調整レバー120を操作して前輪1
06の高さを切り換え、芝刈りの高さを調整するように
なっているが、所望の高さに調整したとしても起立して
いない状態の芝は確実に刈り取ることができない。
【0009】そこで本発明は、芝を起立させることによ
って確実な刈り取りを行うことができ、さらに刈り屑等
の吸入に起因する駆動部等の故障を回避することができ
るエアー吸入機構を有する芝刈機の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエアー吸入
機構を有する芝刈機は、駆動部からの駆動を受けて芝を
刈る刈刃、前記刈刃から、芝刈機の進行方向に向って離
れた位置に形成されているエアー吸入口、前記駆動部を
冷却するエアーを前記エアー吸入口を通じて吸入し、当
該エアー吸入力に基づいて芝を起立させる吸入部、を備
えたことを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明に係るエアー吸入機構を有する芝刈機に
おいては、刈刃から、芝刈機の進行方向に向って離れた
位置にエアー吸入口が形成されており、吸入部によるエ
アー吸入力に基づいて芝を起立させる。
【0012】このように芝はエアー吸入口に向って起立
し、このエアー吸入口は刈刃の前方向に形成されてい
る。したがって、起立した状態の芝を刈刃によって刈る
ことができる。また、エアー吸入口が刈刃の前方向に形
成されているため、刈り屑等を吸入することがない。
【0013】
【実施例】本発明に係るエアー吸入機構を有する芝刈機
の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は本実施例
における芝刈機の底面図であり、図2は図1に示すII−
II方向の矢視断面図である。また、図3は図2の一部拡
大図である。
【0014】図2に示すように、本体2は駆動部である
モータ6、刈刃である回転刃8および固定刃14を内蔵
している。回転刃8は回転刃軸8Jを中心に回転し、こ
の回転刃8には回転刃軸8Jに対して螺旋状に複数の刃
先8Gが設けられている。モータ6の駆動は、芝刈機の
左側面に設けられている小プーリ32、大プーリ33
(図1)およびタイミングベルト(図示せず)によって
減速されて回転刃8に伝達される。
【0015】固定刃14は、刃先8Gの回転軌道上に近
接する位置に刃先8Gの受刃として設けられており、回
転刃8の刃先8Gと固定刃14との摺り合わせによって
芝を刈り取る。なお、調整ボルト16を回動することに
よって、刃先8Gと固定刃14との摺り合わせ間隔を調
整することができる。
【0016】回転刃8を回転させた状態で作業者はハン
ドル9を持ち、芝刈機を芝上で矢印90方向(進行方
向)に進行させて芝を刈り取る。本体2には進行用のフ
ロントホイール30、リヤホイール31が設けられてい
る。フロントホイール30を軸支するアーム40は、ア
ーム軸40Jを中心に矢印92方向に回動可能である。
アーム40を回動させてフロントホイール30の高さを
切り換えることによって、芝刈り高さの調整を行う。
【0017】刈り取られた芝は、回転刃8の回転風力に
よって図2に示す矢印93方向に導かれてグラスキャッ
チャー4に集積される。このグラスキャッチャー4は本
体2に対して着脱可能であり、内部に集積された芝を排
除できるようになっている。なお、図1はグラスキャッ
チャー4を取り外した状態の底面図であり、図1にはグ
ラスキャッチャー4は示されていない。
【0018】モータ6は駆動にともなって発熱するた
め、冷却用のエアーを吸入する必要がある。本実施例で
は、モータ6のモータ軸の右側に、吸入部であるファン
5(図2)が取り付けられており、モータ6の回転駆動
にともなってファン5も回転するようになっている。
【0019】一方、図1および図2に示すように、回転
刃8および固定刃14から、進行方向(矢印90方向)
に向って離れた位置に吸入口プレート10を設けてお
り、この吸入口プレート10にエアー吸入口である複数
のスリット10Sを形成している。そして、吸入口プレ
ート10からモータ6に向けてエアー吸入路7を形成
し、ファン5の回転によってスリット10Sを通じてエ
アーを矢印94方向(図2)に吸入してモータ6の発熱
を抑える。
【0020】エアーが矢印94方向に吸入されることに
よって、図3に示すように吸入口プレート10の下部分
の芝60が吸い上げられて起立する。上述のように吸入
口プレート10は、進行方向における回転刃8および固
定刃14の前方向に設けられているため、回転刃8およ
び固定刃14直前の芝が起立することになる。すなわ
ち、芝刈機を矢印90方向に進行させながら、次々と起
立する状態の芝60を回転刃8および固定刃14で刈り
取ることができる。
【0021】また、吸入口プレート10が回転刃8およ
び固定刃14の前方向に設けられていることによって、
後方向に形成されている場合と異なり、刈り屑や塵埃を
吸入することがない。このため、刈り屑等の吸入に起因
するモータ等の故障を回避することができる。
【0022】上記の実施例では図1、図2に示すような
吸入口プレート10を例示したが、他の実施例として回
転刃8および固定刃14とほぼ同じ長さ、または回転刃
8および固定刃14よりも長い吸入口プレートを設け
(図示せず)、この吸入口プレートにスリットを形成し
てもよい。この場合は、回転刃8および固定刃14の軸
方向にわたって芝を広範囲に起立させることができ、よ
り確実に芝を刈り取ることができる。また上記実施例で
は複数のスリット10Sを吸入口として示したが、他の
形状の吸入口を形成することもできる。
【0023】本発明に係るエアー吸入機構を有する芝刈
機は上記実施例に限定されるものではなく、刈刃の前方
向に吸入口を形成してエアーを吸入するものであれば、
他の形状、構造を採用してもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明に係るエアー吸入機構を有する芝
刈機においては、刈刃から、芝刈機の進行方向に向って
離れた位置にエアー吸入口が形成されており、吸入部に
よるエアー吸入力に基づいて芝を起立させる。
【0025】このように芝はエアー吸入口に向って起立
し、このエアー吸入口は刈刃の前方向に形成されてい
る。すなわち、起立した状態の芝を刈刃によって刈るこ
とができる。このため、確実に芝を刈り取ることができ
る。
【0026】また、エアー吸入口が刈刃の前方向に形成
されているため、刈り屑等を吸入することがない。この
ため、刈り屑等の吸入に起因する駆動部等の故障を回避
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエアー吸入機構を有する芝刈機の
一実施例を示す底面図である。
【図2】図1のII−II方向の矢視断面図である。
【図3】図2の吸入口プレート部分近傍の拡大図であ
る。
【図4】従来のエアー吸入機構を有する芝刈機を示す側
面断面図である。
【符号の説明】
5・・・・・ファン 6・・・・・モータ 7・・・・・エアー吸入路 8・・・・・回転刃 14・・・・・固定刃 10・・・・・吸入口プレート 10S・・・・・スリット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動部からの駆動を受けて芝を刈る刈刃、 前記刈刃から、芝刈機の進行方向に向って離れた位置に
    形成されているエアー吸入口、 前記駆動部を冷却するエアーを前記エアー吸入口を通じ
    て吸入し、当該エアー吸入力に基づいて芝を起立させる
    吸入部、 を備えたことを特徴とするエアー吸入機構を有する芝刈
    機。
JP7002115A 1995-01-10 1995-01-10 エアー吸入機構を有する芝刈機 Expired - Fee Related JP2965194B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7002115A JP2965194B2 (ja) 1995-01-10 1995-01-10 エアー吸入機構を有する芝刈機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7002115A JP2965194B2 (ja) 1995-01-10 1995-01-10 エアー吸入機構を有する芝刈機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08187022A true JPH08187022A (ja) 1996-07-23
JP2965194B2 JP2965194B2 (ja) 1999-10-18

Family

ID=11520359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7002115A Expired - Fee Related JP2965194B2 (ja) 1995-01-10 1995-01-10 エアー吸入機構を有する芝刈機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2965194B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04117539U (ja) * 1991-04-01 1992-10-21 本田技研工業株式会社 動力芝刈機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04117539U (ja) * 1991-04-01 1992-10-21 本田技研工業株式会社 動力芝刈機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2965194B2 (ja) 1999-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1609348B1 (en) Mower deck with blower
US5357738A (en) Apparatus for the treatment of lawns
JP4852335B2 (ja) 溝切り工具
JPH08187022A (ja) エアー吸入機構を有する芝刈機
EP0481655B1 (en) Lawn mower
EP0821867B1 (en) Lawnmower with grass collector
GB2310993A (en) A mulching disc for a lawn mower
GB2254991A (en) Rotary mowers with grass collection.
US5357736A (en) Lawn mower with means for selectively collecting grass and grass plus garden debris, and method of using
JP2007014250A (ja) 草刈機
JP2519253Y2 (ja) 芝刈機用ロータリカッターブレード
JP5167990B2 (ja) 芝刈機
JPH03123411A (ja) モーア
JPH0437683B2 (ja)
EP0650663A1 (en) Collection trimmers
JPH0715379Y2 (ja) 芝刈機
JPH1033039A (ja) 浮上型モア
JP2003219722A (ja) 走行型芝刈機
JP2020043788A (ja) 草刈り装置及び草刈り回収装置
JP2572903B2 (ja) モーア
JPH0642432Y2 (ja) 芝刈機の刈刃装置
JPH08228554A (ja) モーア
JPH0418351Y2 (ja)
JPH06104013B2 (ja) 芝刈機
JP2005095044A (ja) モーア

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees