JPH08186610A - ディジタル放送受信機 - Google Patents

ディジタル放送受信機

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JPH08186610A
JPH08186610A JP1795A JP1795A JPH08186610A JP H08186610 A JPH08186610 A JP H08186610A JP 1795 A JP1795 A JP 1795A JP 1795 A JP1795 A JP 1795A JP H08186610 A JPH08186610 A JP H08186610A
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JP
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frequency
oscillator
bandpass filter
multiplier
oscillation
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JP1795A
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English (en)
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Masaki Noda
正樹 野田
Akio Yamamoto
昭夫 山本
Satoshi Adachi
聡 安達
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】基準発振器6の温度係数をバンドパスフィルタ
4の温度係数と同じになるよう選択構成し、基準発振器
6の発振周波数を計測する手段を設け、基準発振器6の
発振周波数の変化量だけ、局部発振器2の発振周波数を
補正することにより、ミクサ1の変換周波数をバンドパ
スフィルタ4の中心周波数の変化に追従して変化させ
る。 【効果】バンドパスフィルタの帯域幅を必要帯域幅に選
ぶことができるため、帯域幅の増加よる入力C/Nの劣
化やナイキストSAWフィルタを用いたときにも復調特
性の劣化がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル変調されたデ
ィジタル放送を受信するに好適なディジタル放送受信機
に関する。
【0002】
【従来の技術】地上放送、衛星放送、通信衛星など限ら
れたチャンネル数の有効利用を図るため従来のアナログ
テレビジョン放送の1チャンネルで1番組サービスに対
し、高能率のディジタル画像圧縮技術とディジタル変調
技術を用いることにより、アナログ伝送帯域の1チャン
ネルで複数の番組サービスを行なう多チャンネル化ディ
ジタルテレビジョン放送が計画されている。これらのデ
ィジタル変調には、QPSK変調やMSK変調などの直
交ディジタル変調が用いられる。
【0003】直交ディジタル変調を受信する受信機の主
要部を図5に示す。1はミクサ、2は局部発振器、3は
選局と周波数安定化手段、4はバンドパスフィルタ、5
は中間周波増幅器、6は基準発振器、7は90度移相
器、8と9は掛算器、10と11はベースバンド増幅
器、12はキャリア再生手段、13と14はナイキスト
フィルタ、100は中間周波入力端子、101はI信号
出力端子、102はQ信号出力端子である。中間周波入
力端子100から入力された1GHz帯の中間周波信号
は、ミクサ1と局部発振器2からなる周波数変換手段に
より希望チャネルが400〜500MHzの中間周波数
に変換される。選局と周波数安定化手段3は、フェーズ
ロックドループ(PLL)のシンセサイザとマイクロコ
ンピュータで構成され、局部発振器2の希望周波数への
設定と安定化を図るため、発振出力信号を入力して局部
発振器2の制御電圧を出力する。ミクサ1の出力は、バ
ンドパスフィルタ4で不要波の除去を行い、増幅器5で
利得制御され、90度移相器7で90度の位相差を与え
られた基準発振器6の発振出力と、二つの掛算機8,9
でそれぞれ掛算される。掛算機8と9の出力は、増幅器
10,11で増幅され、キャリア再生手段12でキャリ
ア再生と同期検波が行われ、出力はナイキストフィルタ
13,14を介して端子101と102からそれぞれ復
調信号IとQが得られる。同図の基準発振器6と90度
移相器7と掛算器8,9は擬似同期検波手段と呼ばれ、
キャリア再生手段12はアナログ−ディジタル変換器
(ADコンバータ)を入力に備えたディジタル信号処理
で構成される。
【0004】図6は別の直交ディジタル変調を受信する
受信機の例である。同図で15はキャリア再生手段12
から出力されるキャリア信号の位相誤差信号であり、位
相誤差信号15で基準発振器6を制御することにより、
キャリア再生手段12の同期速度の改善とキャリア同期
の安定化を図っている。同図のキャリア再生手段12は
アナログ信号処理系で構成される例もあり、この場合
は、基準発振器6と90度移相器7と掛算器8,9は同
期検波手段を構成し、位相誤差信号15に制御された基
準発振器6と90度移相器7の出力は、掛算器8,9の
入力に対して同位相と成り、同期検波が行われる。
【0005】これらのディジタル受信機のバンドパスフ
ィルタ4には、一般に無調整化のため表面弾性波(SA
W)フィルタが用いられ、基板材質はLiTaO3やL
iNbO3が用いられる。基準発振器6は掛算器8,9
の入力周波数と同一の発振周波数が要求される。掛算器
8,9の入力周波数は周波数安定化手段3で安定化され
た局部発振器2によって温度変化に対しても安定してい
るため、基準発振器6の共振系には温度特性の優れた水
晶基板上に構成したSAW共振子を用いられる。基準発
振器6の例は図7の(A)と(B)が知られている。
(A)において、16はSAW共振子、17と19と2
1と22はコンデンサ、18はトランジスタ、20は抵
抗である。(B)において、23はSAW共振子、24
は増幅器である。これらの発振の動作原理は、良く知ら
れているため略する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のディジタル放送
受信機では、バンドパスフィルタ4の温度係数、使用さ
れる基板材質からLiTaO3で約−70ppm/℃,
LiNbO3で約−20ppm/℃であった。いま中心
周波数を479.5MHzとすると、温度変化25±5
0℃における中心周波数の変化は、LiTaO3で約±
1.7MHz,LiNbO3で約±0.5MHzであ
る。したがって、バンドパスフィルタ4の帯域幅は、必
要帯域幅27〜36MHzに対してこの変化分の約2倍
を加算したものになる。しかし、バンドパスフィルタ4
の帯域幅を広くすると、掛算器8,9に入力される雑音
帯域幅が増加するため入力C/Nが劣化する。また、近
年、ナイキストフィルタ13,14をベースバンドに配
置すると、価格の高い高次のフィルタが二つ必要になる
ため、高周波系のバンドパスフィルタ4の、比較的安価
な一つのSAWフィルタにより実現しようする要求が高
まっている。ナイキストフィルタをSAWフィルタで実
現する場合、帯域幅は正確にナイキスト周波数の2倍と
なり、温度変化分の帯域幅増加は入力C/Nの増加以上
に復調特性の劣化となる。これに対して水晶基板を用い
た基準発振器6のSAW共振子16あるいは23の温度
係数は約3〜5ppm/℃、周波数変化で約±72〜1
20KHzと小さく、この例より良好な復調特性が得ら
れる。しかし、水晶基板を用いたSAWフィルタは、高
価であり、その帯域幅は狭帯域で、必要帯域幅が得られ
ない課題があった。
【0007】本発明の目的は、ディジタル放送受信機
で、バンドパスフィルタ4に従来のSAWフィルタを用
いても帯域幅を増加することなく、簡単な構成で温度変
化に対して良好な復調特性が得られるディジタル放送受
信機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、基準発振器6の温度係数をバンドパスフ
ィルタ4の温度係数と同じになるよう選択構成し、基準
発振器6の発振周波数を計測する手段を設け、温度変化
による基準発振器6の発振周波数の変動に応じて、局部
発振器2の発振周波数を周波数安定化手段3で制御す
る。
【0009】基準発振器6の温度係数をバンドパスフィ
ルタ4の温度係数と同じにするには、SAW共振子16
あるいは23の基板にバンドパスフィルタ4の基板材質
と同じ基板材質を用いる。
【0010】また、衛星放送のように、屋外のコンバー
タの温度特性による受信周波数の変化により、ミクサ1
の入力周波数が変化する場合は、基準発振器6の発振周
波数の変動に加え、キャリア再生手段の移相誤差信号の
変動に応じて、局部発振器2の発振周波数を制御する。
【0011】
【作用】基準発振器6の温度係数をバンドパスフィルタ
4の温度係数と同じになるよう選択構成し、基準発振器
6の発振周波数を計測する手段を設けることにより、基
準発振器6の発振周波数の温度変化による変位を計測す
ることで、バンドパスフィルタ4の中心周波数の変化を
知ることができる。計測された基準発振器6の発振周波
数の変化量だけ、周波数安定化手段3で局部発振器2の
発振周波数を補正する。補正方向は、局部発振器2の発
振周波数がミクサ1の入力に対して高いアッパーヘテロ
ダイン方式では、基準発振器6の変化方向の逆方向に、
また、局部発振器2の発振周波数がミクサ1の入力に対
して低いロアーヘテロダイン方式では、基準発振器6の
変化方向と同方向に補正を行ない、等価的にミクサ1の
変換周波数をバンドパスフィルタ4の中心周波数の変化
に追従して変化させる。その結果、ミクサ1の変換周波
数と、バンドパスフィルタ4の中心周波数と、基準発振
器6の発振周波数は常に一致することになり、バンドパ
スフィルタ4の帯域幅を必要帯域幅に選ぶことができる
ため、課題であった帯域幅の増加よる入力C/Nの増加
やナイキストSAWフィルタを用いたときの復調特性の
劣化がない効果がある。また、基準発振器6のSAW共
振子16,23は、安価なバンドパスフィルタ4と同じ
基板材質でよくコスト低減の効果がある。
【0012】また、衛星放送のように、屋外のコンバー
タの温度特性によりミクサ1の入力周波数が変化を受け
た場合、基準発振器6の発振周波数の温度変動に対して
局部発振器2の補正を行なった後は、ミクサ1の変換出
力には入力周波数の変動分だけが発生する。このずれ
は、キャリア再生手段の位相誤差信号の変動として検出
できるため、この位相誤差信号の変動が無くなるように
周波数安定化手段3により局部発振器2の発振周波数を
追加制御することにより、ミクサ1の入力周波数の変化
を打ち消すことができ、屋外ユニットと屋内ユニットで
の温度変動の影響を受けない良好な受信ができる効果が
ある。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例に従って詳細
に説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例を示すブロック
図である。図1で、25は同じ温度係数部分、26は周
波数の計測手段である。基準発振器6のSAW共振子の
基板材質をバンドパスフィルタ4のSAWフィルタと同
質の基板材質、例えば、LiTaO3やLiNbO3に選
び、同じ温度係数とする。基準発振器6の発振出力は、
分岐され周波数の計測手段26によって、発振周波数を
計測する。計測手段26の出力は、周波数安定化手段3
に入力され、予め設定されている中心発振周波数、例え
ば、479.5MHzや402.78MHzとの差が求
められ、同周波数安定化手段3によってミクサ1の変換
出力周波数が基準発振器6の発振出力に一致する方向
に、局部発振器2を制御する。この結果、基準発振器6
の変化した発振出力とミクサ1の変換出力周波数は一致
するが、基準発振器6のSAW共振子とバンドパスフィ
ルタ4のSAWフィルタの温度係数は等しいためバンド
パスフィルタ4のSAWフィルタの中心周波数も基準発
振器6と同じだけ変位しており、ミクサ1の変換出力周
波数と一致することになる。すなわち、ミクサ1の変換
周波数と、バンドパスフィルタ4の中心周波数と、基準
発振器6の発振周波数は常に一致することになり、バン
ドパスフィルタ4の帯域幅を必要帯域幅に選ぶことがで
きる。
【0015】図2は、本発明の別の実施例を示すブロッ
ク図である。図2は、図1に対し衛星放送のように、屋
外のコンバータの温度特性による受信周波数の変化に対
して安定な受信を実現した実施例である。図2で、27
は図6の位相誤差信号15と同様なキャリア再生手段1
2からの、ミクサ1の出力中心周波数が屋外のコンバー
タの温度特性などで受信周波数の変化によって、局部発
振器6の発振周波数との差によって生じた掛算器8,9
出力の周波数差、位相差からのキャリア再生過程で発生
する位相誤差信号である。この位相誤差信号27を周波
数安定化手段3に帰還し、位相誤差信号27がゼロにな
るように局部発振器2を制御することにより、ミクサ1
の出力は、屋外のコンバータの温度特性などで生じる受
信周波数の変化にを除去でき、また、本発明ではバンド
パスフィルタ4の中心周波数が局部発振器6の発振周波
数と常に一致するため掛算器8,9の入力の帯域特性が
バンドパスフィルタ4の中心周波数のずれによって非対
象と成ることにより生じる掛算器8,9出力の帯域特性
の差の影響受けない安定な受信が簡単に実現できる。
【0016】図3は、本発明の別の実施例を示すブロッ
ク図である。図3は、図2の実施例を従来例の図5に適
用した例である。図3で第一の位相誤差信号15は図5
の従来例と同様に基準発振器6を制御し、第二の位相誤
差信号27は図2の実施例に記載したように周波数安定
化手段3に入力され局部発振器2の制御を行う。本実施
例では、屋外のコンバータの温度特性などによる受信周
波数のずれは主に第二の位相誤差信号27と周波数安定
化手段3で修正され、第一の位相誤差信号は主に基準発
振器の位相制御を行う。本実施例によれば、図5の従来
例に対しても、屋外のコンバータ等による受信周波数ず
れの影響を受けず、また本発明ではバンドパスフィルタ
4の中心周波数が局部発振器6の中心発振周波数と常に
一致するため掛算器8,9の入力の帯域特性がバンドパ
スフィルタ4の中心周波数のずれによって非対象と成る
ことにより生じる掛算器8,9出力の帯域特性の差の影
響受けない安定な受信が簡単に実現できる。
【0017】図4は、本発明の別の実施例を示すブロッ
ク図である。図4は図1の実施例を1体のケース内に構
成したフロントエンドの実施例である。28は屋外コン
バータへの電源供給線、29はハイパスフィルタ、30
は増幅器、31は可変バンドパスフィルタ、32は直交
検波手段、33と34はローパスフィルタ、3aと3b
は周波数安定化手段、40はフロントエンド、104は
I軸の直交検波出力端子、105はQ軸の直交検波出力
端子を示す。本実施例で、ミクサ1はAGC増幅器、ミ
クサ等が集積化された、例えば、GaAsなどの高周波
ICであり、直交検波手段32は図1の90度移相器7
と掛算器8,9と増幅器10,11等を集積化した、例
えば、SiのバイポーラICである。中間周波入力端子
100に入力された受信信号は、ハイパスフィルタ29
によって低域の不要波がが除去され、増幅器29で増幅
され、可変バンドパスフィルタ31によってイメージ帯
域の除去と希望帯域が選択され、ミクサ1によって利得
制御と周波数変換が行われ、バンドパスフィルタ4で帯
域成形され、増幅器5で増幅され直交手段32でへ直交
検波が行われ、I軸とQ軸の直交検波出力はローパスフ
ィルタ33,34を介して端子104,105によって
フロントエンドから出力される。I軸とQ軸の直交検波
出力は、キャリア再生手段(図示せず)に入力される。
図1の周波数安定化手段3は、周波数シンセサイザ3a
とマイクロコンピュータなどによる選局制御部3bと分
離されている。基準発振器6の出力の周波数検出手段2
6の出力は選局制御部3bに入力される。本実施例によ
れば、主要な周波数変換部とバンドパスフィルタ4と基
準発振器6と直交検波部32を一体構成のフロントエン
ド40とすることにより、熱的な結合が密になり、とく
にバンドパスフィルタ4と基準発振器6の温度変化を同
じ熱的条件で動作させることができ、特性の安定化が図
れることは明白である。本実施例のフロントエンド化
は、図2、図3に対しても実施可能なことは明らかであ
る。また、フロントエンド化することにより、ディジタ
ル放送受信機の高周波部分の小形化が図れる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、基準発振器の温度係数
をバンドパスフィルタの温度係数と同じになるよう選択
構成し、基準発振器の発振周波数を計測する手段を設
け、基準発振器の発振周波数の変化量だけ、局部発振器
の発振周波数を補正することにより、ミクサの変換周波
数をバンドパスフィルタの中心周波数の変化に追従して
変化させる。その結果、ミクサの変換周波数と、バンド
パスフィルタの中心周波数と、基準発振器の発振周波数
は常に一致することになり、バンドパスフィルタの帯域
幅を必要帯域幅に選ぶことができるため、帯域幅の増加
よる入力C/Nの劣化やナイキストSAWフィルタを用
いたときにも復調特性の劣化がない。さらに、基準発振
器のSAW共振子は、安価なバンドパスフィルタと同じ
基板材質でよくコスト低減の効果もある。
【0019】さらに、基準発振器の発振周波数の温度変
動に対して局部発振器の補正を行なった後は、衛星放送
のように、屋外のコンバータの温度特性によりミクサの
入力周波数が変化を受けた場合、ミクサの変換出力に発
生する入力周波数の変動は、バンドパスフィルタの中心
周波数と、基準発振器の発振周波数が常に一致するた
め、キャリア再生手段の位相誤差信号の変動はより正確
に検出できるため、この位相誤差信号の変動が無くなる
ように局部発振器の発振周波数を追加制御することによ
り、ミクサの入力周波数の変化をより正確打ち消すこと
ができ、屋外ユニットと屋内ユニットでの温度変動の影
響を受けない良好な受信ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の別の実施例を示すブロック図。
【図3】本発明の別の実施例を示すブロック図。
【図4】本発明の別の実施例を示すブロック図。
【図5】従来例を示すブロック図。
【図6】従来例の別の実施例を示すブロック図。
【図7】SAW共振子を用いた基準発振器を示すブロッ
ク図。
【符号の説明】
1…ミクサ、 2…局部発振器、 3…選局と周波数安定化手段、 4…バンドパスフィルタ、 5…中間周波増幅器、 6…基準発振器、 7…90度移相器、 8,9…掛算器、 10,11…ベースバンド増幅器、 12…キャリア再生手段、 13,14…ナイキストフィルタ、 25…同一の温度係数部分、 26…周波数の計測手段。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一の発振器とミクサからなる周波数変換
    器と、バンドパスフィルタと、第二の発振器と、掛算器
    で構成され、前記周波数変換器の前記バンドパスフィル
    タを介した出力と前記第二の発振器の出力とが前記掛算
    器で掛算される手段を有するディジタル放送受信機にお
    いて、 前記バンドパスフィルタの通過中心周波数と前記第二の
    発振器の発振周波数は、周囲温度に対する変動に対して
    同じ温度係数をもち、前記第二の発振器の発振周波数を
    検出する手段を有し、前記第二の発振器の発振周波数の
    ずれによって前記第一の発振器の発振周波数を制御し、
    前記周波数変換器の出力信号の中心周波数と前記バンド
    パスフィルタの通過中心周波数とを一致させる手段を有
    することを特徴とするディジタル放送受信機。
  2. 【請求項2】請求項1において、90度の移相器を有
    し、前記周波数変換器の前記バンドパスフィルタを介し
    た出力は第一の掛算器と第二の掛算器に入力され、前記
    第二の発振器の出力は前記第一の掛算器と90度の移相
    器を介して前記第二の掛算器に入力され前記バンドパス
    フィルタの通過中心周波数と前記第二の発振器の発振周
    波数は、周囲温度に対する変動に対して同じ温度係数を
    もち、前記第二の発振器の発振周波数を検出する手段を
    有し、前記第二の発振器の発振周波数のずれによって前
    記第一の発振器の発振周波数を制御し、前記周波数変換
    器の出力信号の中心周波数と前記バンドパスフィルタの
    通過中心周波数とを一致させる手段を有するディジタル
    放送受信機。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記第一の掛
    算器と前記第二の掛算器の出力からの入力周波数と前記
    第二の発振器の発振周波数との差を検出する手段を有
    し、前記第二の発振器の発振周波数と前記周波数差の情
    報により、前記第一の発振器の発振周波数を制御し、前
    記周波数変換器の出力信号の中心周波数と前記バンドパ
    スフィルタの通過中心周波数とを一致させる手段を有す
    るディジタル放送受信機。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記第一の掛算器と前
    記第二の掛算器の出力にキャリア再生手段を設け、前記
    第一の掛算器と前記第二の掛算器の入力周波数と前記第
    二の発振器の発振周波数との差の検出は、前記キャリア
    再生手段から得られる位相誤差信号を用い、前記第二の
    発振器の発振周波数と位相誤差信号の情報により、前記
    第一の発振器の発振周波数を制御し、前記周波数変換器
    の出力信号の中心周波数と前記バンドパスフィルタの通
    過中心周波数とを一致させる手段を有するディジタル放
    送受信機。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記第二の発振器は前
    記第一の掛算器と前記第二の掛算器の出力に設けた前記
    キャリア再生手段からの位相誤差信号により制御され、
    前記第二の発振器の発振周波数と位相誤差信号の情報に
    より、前記第一の発振器の発振周波数を制御し、前記周
    波数変換器の出力信号の中心周波数と前記バンドパスフ
    ィルタの通過中心周波数とを一致させる手段を有するデ
    ィジタル放送受信機。
  6. 【請求項6】請求項1,2,3,4または5において、
    前記バンドパスフィルタの通過中心周波数と前記第二の
    発振器の発振周波数が同じ周波数であるディジタル放送
    受信機。
  7. 【請求項7】請求項1,2,3,4,5または6におい
    て、前記バンドパスフィルタと前記第二の発振器の共振
    系が、表面弾性波素子で構成されているディジタル放送
    受信機。
  8. 【請求項8】請求項7において、前記バンドパスフィル
    タと前記第二の発振器の共振系の前記表面弾性波素子が
    同材質の基板であるLiTaO3,LiNbO3で形成さ
    れているディジタル放送受信機。
JP1795A 1995-01-04 1995-01-04 ディジタル放送受信機 Pending JPH08186610A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100367636B1 (ko) * 1998-09-30 2003-01-10 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 디지털 방송 신호를 복조하는 복조기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100367636B1 (ko) * 1998-09-30 2003-01-10 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 디지털 방송 신호를 복조하는 복조기

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