JPH08186386A - プリント基板内蔵用ケーシング構造 - Google Patents

プリント基板内蔵用ケーシング構造

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JPH08186386A
JPH08186386A JP33790494A JP33790494A JPH08186386A JP H08186386 A JPH08186386 A JP H08186386A JP 33790494 A JP33790494 A JP 33790494A JP 33790494 A JP33790494 A JP 33790494A JP H08186386 A JPH08186386 A JP H08186386A
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JP
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coupler
bottom plate
printed circuit
circuit board
plate portion
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JP33790494A
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Naohiko Shiga
直彦 志賀
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Mitsuba Corp
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Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーシング内部に浸入した水を積極的に外部
に排出できるようにした。 【構成】 ケーシング1の底板部4にケース本体3の上
側に向けて支持片4cを突設し、該支持片4c先端にカ
プラ7上端に係止する係止爪4dを形成し、底板部4を
傾斜姿勢にして係止爪4dに妨げられることなくカプラ
7にカプラ貫通孔4bを挿入するための隙間Sを設定す
るとともに、底板部4上面には、排水溝4fを設けたこ
とを特徴とするプリント基板内蔵用ケーシング構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋外使用がなされる部
所に取付けられるプリント基板内蔵用ケーシング構造に
関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】今日、各
種の電器製品を製造する場合にプリント基板が用いられ
るが、この様なプリント基板の中には、例えば車両に搭
載される電装品のように雨水等による被水や結露が生じ
る様な使用がなされるものがある。そしてこの様なプリ
ント基板は、ケーシングに内装して保護されるのが一般
で、その場合に、ケーシングを、プリント基板を内装
し、かつ躯体取付け状態で底部が開口するケース本体
と、該ケース本体の底部を覆蓋すべくケース本体に止着
される底板部とで構成すると共に、該底板部に、プリン
ト基板に設けたカプラを上下方向に貫通するためのカプ
ラ貫通孔を穿設し、そしてリード線が接続されたプラグ
をカプラに下側から差し込むようにしたものがある。
【0003】ところでその場合に、プラグの差し込み力
によってカプラに無理な力が働かないよう保護するた
め、カプラ貫通孔の一側縁からケース本体上側に向けて
突出し、その突出先端にカプラの上方移動を規制すべく
カプラ上端に係止する係止爪を形成することが提唱され
る。そしてこの様にしたものを先に述べた様な状況で使
用する場合に、ケーシング内に雨水等の浸入を避けるよ
うにすることが好ましく、そのため、カプラ貫通孔をカ
プラ側縁と略同寸法にして可及的に隙間のないものとす
ることが要求される。しかしながら、前記係止爪が形成
されたものにおいては、底板部をケース本体に対する取
付け姿勢の状態で組み込もうとすると、係止爪がカプラ
に当たるため組込むことができず、そこで底板部は、係
止爪が邪魔にならないよう傾斜姿勢にしてカプラにカプ
ラ貫通孔を挿入しながら組み込まざるを得ず、そのため
には、底板部のカプラ貫通孔の一側縁とカプラ側面との
あいだに隙間を設け、この隙間によって底板部を傾斜姿
勢にできるようにする必要があり、この様にすると、防
水性が低下しケーシング内部に水が浸入し易くなり、浸
入した水が内部に溜って電気系統に悪影響を及ぼす惧れ
がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができるプリント
基板内蔵用ケーシング構造を提供することを目的として
創案されたものであつて、プリント基板を内蔵するため
のケーシングであって、該ケーシングは、プリント基板
を内装し、かつ躯体取付け状態で底部が開口するケース
本体と、該ケース本体の底部を覆蓋すべくケース本体に
止着される底板部とから構成されるものとし、該底板部
に、プリント基板に設けたカプラが上下方向に貫通する
ためのカプラ貫通孔を有し、さらに底板部の上面には、
前記カプラ貫通孔を囲繞するようにして排水溝が形成さ
れていることを特徴とするものである。
【0005】そして本発明は、この構成によつて、浸入
した水を積極的に外部に排出するようにしたものであ
る。
【0006】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、1は車両用電装品の電気配線が
なされたプリント基板2を内装するケーシングであっ
て、該ケーシング1は、矩形の箱形状をなし、躯体への
取付け状態で底部が開口するように設定されたケース本
体3と、該ケース本体3の底部を覆蓋するための底板部
4とから構成されるが、底板部4の左右両側縁部には、
ケース本体3の左右両側辺に形成の係合部3aに抜止め
状に係合する係合爪4aが形成されており、後述するよ
うに、底板部4はケース本体3に対して下側から組込ま
れて一体的に止着される構成になっている。尚、ケース
本体3には、プリント基板2を挿入組込みするための挿
入ガイド3b(図示せず)、躯体に対して抜止め状の取
付けをするための取付けガイド3cおよび抜止め係止爪
3dが形成されている。
【0007】前記プリント基板2には、必要なプリント
配線がなされていると共に、抵抗、コンデンサ等の各種
電気部品5が組込まれているが、さらに、リード線6a
に接続されるプラグ6を差し込むための矩形状のカプラ
7が設けられるが、該カプラ7は、その上端部左右両側
面から突出する取付け片7aがプリント基板2の表面下
端部にビス8を用いて一体的に取付けられ、この状態
で、カプラ7は下端側部がプリント基板2の下端縁から
下方に突出するように設定されている。一方、前記底板
部4には、該カプラ7を上下方向に貫通するためのカプ
ラ貫通孔4bが開設されるが、該カプラ貫通孔4bの一
側縁には、上方に向けて支持片4cが突設され、その先
端にカプラ7の上端縁に係止してカプラ7の上方移動を
規制するための係止爪4dが形成されている。
【0008】さらに前記カプラ貫通孔4bは、カプラ7
の形状に対応させて四角形状になっているが、支持片4
cが突出する側の孔側縁4eを除いた残りの三孔側縁
は、カプラ7の外寸に略対応させた寸法になっていて、
底板部4の取付け時、カプラ7とのあいだの隙間を可及
的に生じないよう設定されているが、支持片4cが突出
する側孔側縁4eは、カプラ7の側面に対して隙間Sを
存するように設定されている。そして、底板部4をプリ
ント基板2に取付けるに際し、図3(A)に示すよう
に、底板部4をプリント基板2に対して傾斜状にするこ
とで、係止爪4dがカプラ7に当たってカプラ7に対す
るカプラ貫通孔4bの貫通が妨げられることがないよう
設定されている。
【0009】また、底板部7の上面には、前記カプラ貫
通孔4bを囲繞するようにして排水溝4fが形成され、
ケーシング内に浸入した水が排水溝4fに流れ落ちるよ
うになっているが、この排水溝4fは、前記隙間Sが形
成される側が最も低くなる設定になっていると共に、排
水溝4fを形成するためのカプラ貫通孔4b側の土手4
hに切欠き4gを設けて、前記流れ落ちた水をこの切欠
き4gから外部に排出する構成になっている。
【0010】叙述のごとく構成された本発明の実施例に
おいて、プリント基板2を予め組込んだケース本体3に
底板部4を取付けたものが躯体に組込まれることになる
が、その場合に、カプラ7は、底板部4に一体的に設け
た係止爪4dによって上方の移動規制がなされたものと
なり、この結果、プラグ7の差し込み時に、その差し込
み力は、係止爪4dによる移動規制によりケーシング1
に受止め支持されることになって、カプラ7に集中的に
働いてしまうことがない。
【0011】このように、本発明が実施されたものにお
いては、プラグ7の差し込み力をケーシング1によって
受止め支持するものであるが、そのために必要な係止爪
4dが、底板部4を組込む時に邪魔にならないよう、孔
側縁4eとカプラ7とのあいだに隙間Sを設けて底板部
4を傾斜姿勢で組込むことができ、組込み作業が円滑か
つ容易となる。そして底板部4は、組込み後において
は、カプラ7とのあいだに隙間Sが生じることになり、
この隙間Sから水が浸入しやすいものとなる。しかしな
がら、該浸入した水は、底板部4の上面に形成される排
水溝4fに流れ落ち、そして切欠き4gを通つて前記浸
入した隙間Sから外部に積極的に排出されることにな
り、浸入した水が溜って電気機材に影響を及ぼしてしま
うことを防止できる。また、プリント基板2は排水溝4
fの土手4hでフローティングされているので、排水溝
4fにある水にプリント基板2が触れることがない。
【0012】しかもこのものでは、排水溝4fに溜った
水の外部への排出を、底板部4に別途排出孔を設けたり
することなく、前記必要な間隙Sにより行うようにした
ので、別途排出孔を設けたもののようにここからの水の
浸入をさらに心配するような必要がない。
【0013】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、底板部上面にはカプラ貫通孔を囲
繞するようにして排水溝が形成されているので、従来の
もののように隙間から侵入した水が溜つて電気機材に影
響を及ぼすことがなく、排水溝に溜つた水を速やかに外
部に排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ケーシングの正面図である。
【図2】ケース本体を取外した状態を示す正面図であ
る。
【図3】(A)は底板部を傾斜姿勢で組込む状態を示す
側面図、(B)は底板部が組込まれた状態を示す側面図
である。
【図4】底板部をカプラに装着した状態を示す底面図で
ある。
【図5】底板部の正面図である。
【図6】(A)は図5のA−A断面図、(B)は図5の
B−B断面図である。
【図7】底板部の側面図である。
【図8】底板部の底面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 プリント基板 3 ケース本体 4 底板部 4a 係合爪 4b 貫通孔 4c 支持片 4d 係止爪 4e 孔側縁 4f 排水溝 4g 切欠き 7 カプラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板を内蔵するためのケーシン
    グであって、該ケーシングは、プリント基板を内装し、
    かつ躯体取付け状態で底部が開口するケース本体と、該
    ケース本体の底部を覆蓋すべくケース本体に止着される
    底板部とから構成されるものとし、該底板部に、プリン
    ト基板に設けたカプラが上下方向に貫通するためのカプ
    ラ貫通孔を有し、さらに底板部の上面には、前記カプラ
    貫通孔を囲繞するようにして排水溝が形成されているこ
    とを特徴とするプリント基板内蔵用ケーシング構造。
JP33790494A 1994-12-27 1994-12-27 プリント基板内蔵用ケーシング構造 Expired - Fee Related JP3686440B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010206242A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Hitachi Koki Co Ltd コードレスラジオ

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JP2010206242A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Hitachi Koki Co Ltd コードレスラジオ

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