JPH08185517A - 指紋照合装置 - Google Patents

指紋照合装置

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JPH08185517A
JPH08185517A JP6326500A JP32650094A JPH08185517A JP H08185517 A JPH08185517 A JP H08185517A JP 6326500 A JP6326500 A JP 6326500A JP 32650094 A JP32650094 A JP 32650094A JP H08185517 A JPH08185517 A JP H08185517A
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JP6326500A
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Osamu Suzuki
修 鈴木
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
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    • G06V40/1365Matching; Classification

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  • Human Computer Interaction (AREA)
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  • Theoretical Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 指紋照合装置において、指紋の不明確な人で
も確実に個人識別ができるようにする。 【構成】 指紋登録時、登録者がテンキー(6)で暗証番
号を入力し、指紋リーダ(2)に指を置くと、指紋の特徴
点を登録するが、特徴点が少ないと、指紋映像の濃度、
濃度分布又は指紋映像の面積を指紋情報として登録す
る。指紋照合時、照合者がテンキー(6)で暗証番号を入
力し、指紋リーダ(2)に指を置くと、指紋の特徴点を登
録データと照合し、不一致であれば登録された上記指紋
情報と照合する。これが一致すれば電気錠(10)を解錠す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、読み取られた指紋と
登録された指紋とを照合する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物内の特定区域へは、関係者以外の立
入りを禁止するため、特定区域への通路又は出入口に電
気錠によって開閉される扉を設け、この扉の近傍に特定
区域への通行を許可された者か否かを判別する指紋照合
装置を設置する場合がある。この指紋照合装置として、
例えば特開昭61−255639号公報に示されるもの
がある。
【0003】これは、所定の指の指紋を撮像し、その映
像の濃淡を電気信号に変換して指紋情報を出力し、これ
をあらかじめ登録された指紋情報と照合して、両者が一
致するか又は不一致であるかを判断するものである。そ
して、扉が閉じている場合、上記指紋情報の一致が判断
されると、電気錠に解錠信号を出力し、指紋情報の不一
致が判断されると、解錠信号は出力されない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の指
紋照合装置では、指紋を読み取って照合するようにして
るが、実際にはすべて正しい指紋の読取りができるとは
限らない。すなわち、指紋がない人、薄い人、濃過ぎて
指紋の読取りが不能な人などは、指紋の特徴点を演算し
ても、特徴点がないか、又は極端に少なく、指紋による
個人識別ができず、例えば扉の解錠ができないという問
題点がある。
【0005】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、指紋の不明確な人でも確実に個人識別が
でき、円滑な運用ができるようにした指紋照合装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の第1発明に係
る指紋照合装置は、指紋映像の特徴点の不一致が判断さ
れると指紋映像の濃度とあらかじめ登録された指紋映像
の濃度とを照合して両者の一致又は不一致を判断する濃
度判定手段と、濃度の一致が判断されると許可信号を出
力する許可信号出力手段とを備えたものである。
【0007】また、第2発明に係る指紋照合装置は、指
紋映像の特徴点の不一致が判断されると指紋映像の濃度
分布とあらかじめ登録された指紋映像の濃度分布とを照
合して両者の一致又は不一致を判断する濃度分布判定手
段と、濃度分布の一致が判定されると許可信号を出力す
る許可信号出力手段とを備えたものである。
【0008】また、第3発明に係る指紋照合装置は、指
紋映像の特徴点の不一致が判断されると指紋映像の面積
とあらかじめ登録された指紋映像の面積とを照合して両
者の一致又は不一致を判断する指紋面積判定手段と、指
紋映像の面積の一致が判断されると許可信号を出力する
許可信号出力手段とを備えたものである。
【0009】また、第4発明に係る指紋照合装置は、指
紋映像の特徴点が所定値未満のとき動作する特徴点検出
手段と、この特徴点検出手段が動作すると指紋映像の濃
度とあらかじめ登録された指紋映像の濃度とを照合して
両者の一致又は不一致を判断する濃度判定手段と、濃度
の一致が判断されると許可信号を出力する許可信号出力
手段とを備えたものである。
【0010】また、第5発明に係る指紋照合装置は、第
4発明の特徴点検出手段を設け、この特徴点検出手段が
動作すると指紋映像の濃淡分布とあらかじめ登録された
指紋映像の濃淡分布とを照合して両者の一致又は不一致
を判断する濃淡分布判定手段と、濃淡分布の一致が判断
されると許可信号を出力する許可信号出力手段とを備え
たものである。
【0011】また、第6発明に係る指紋照合装置は、第
4発明の特徴点検出手段を設け、この特徴点検出手段が
動作すると指紋映像の面積とあらかじめ登録された指紋
映像の面積とを照合して両者の一致又は不一致を判断す
る指紋面積判定手段と、指紋映像の面積の一致が判断さ
れると許可信号を出力する許可信号出力手段とを備えた
ものである。
【0012】また、第7発明に係る指紋照合装置は、入
力された番号とあらかじめ登録された番号とを照合して
両者が一致すると動作する番号照合手段と、番号の一致
が判断され、かつ請求項1又は請求項4記載の濃度判定
手段、請求項2又は請求項5記載の濃度分布判定手段、
及び請求項3又は請求項6記載の指紋面積判定手段のい
ずれかがあらかじめ登録されたデータとの一致を判断す
ると許可信号を出力する許可信号出力手段とを備えたも
のである。
【0013】また、第8発明に係る指紋照合装置は、第
7発明のものにおいて、番号と対応して指紋映像の濃
度、指紋映像の濃度分布又は指紋映像の面積を指紋情報
として記憶する指紋情報記憶手段と、番号が入力される
とこれに対応する上記記憶された指紋情報を抽出して指
紋情報の登録データとして出力する指紋情報出力手段と
を備えたものである。
【0014】また、第9発明に係る指紋照合装置は、第
1〜第3、第7及び第8発明のものにおいて、特徴点判
定手段は、それぞれ特徴点の照合を複数回実施する構成
としたものである。
【0015】また、第10発明に係る指紋照合装置は、
第4〜第8発明のものにおいて、濃度判定手段、濃度分
布判定手段又は指紋面積判定手段は、それぞれの照合を
複数回実施する構成としたものである。
【0016】
【作用】この発明は、指紋映像の特徴点の不一致が判断
されると、第1発明においては指紋映像の濃度の、第2
発明においては指紋映像の濃度分布の、第3発明におい
ては指紋映像の面積の、一致又は不一致を判断し、一致
すれば許可信号を出力するようにしたため、指紋以外の
個人情報が照合される。
【0017】また、指紋映像の特徴点が所定値未満のと
き、第4発明においては指紋映像の濃度の、第5発明に
おいては指紋映像の濃度分布の、第6発明においては指
紋映像の面積の、一致又は不一致を判断し、一致すれば
許可信号を出力するようにしたため、指紋以外の個人情
報が照合される。
【0018】また、第7発明においては、入力された番
号が登録番号と一致し、かつ指紋映像の濃度、指紋映像
の濃度分布又は指紋映像の面積がそれぞれ登録データと
一致すると、許可信号を出力するようにしたため、番号
の一致と指紋情報の一致で個人識別される。
【0019】また、第8発明においては、番号が入力さ
れるとこの番号に対応して記憶された指紋映像の濃度、
指紋映像の濃度分布又は指紋映像の面積を抽出して指紋
情報の登録データとして出力するようにしたため、番号
が入力されると直ちに指紋情報が読み出される。
【0020】また、第9発明においては、指紋映像の特
徴点の照合を、第10発明においては、指紋映像の濃
度、指紋映像の濃度分布又は指紋映像の面積の照合を、
それぞれ複数回実施するようにしたため、照合結果は正
確なものとなる。
【0021】
【実施例】
実施例1.図1〜図3はこの発明の第1及び第9発明の
一実施例を示す図で、図1は指紋照合装置のブロック線
図、図2は指紋登録動作フローチャート、図3は指紋照
合動作フローチャートである。なお、図中同一符号は同
一部分を示す(以下の実施例も同じ)。
【0022】図1において、(1)は指紋照合装置、(2)は
指紋映像の特徴点を読み取る指紋リーダ、(3)はCP
U、(4)はROM、(5)はRAM、(6)はテンキー、(7)は
インタフェース、(8)は照合結果等が「正」であることを
表示するOK灯及び「否」であることを表示するNG灯を
有する表示灯、(9)は登録モード及び照合モードを指令
する登録モードスイッチで、インタフェース(7)は電気
錠(10)に接続されている。
【0023】次に、この実施例の動作を図2及び図3を
参照して説明する。なお、これらのフローチャートのプ
ログラムはROM(4)に格納されている。まず、指紋登
録動作を説明する。ステップ(21)で登録モードスイッチ
(9)をオンする。これで、登録モードとなる。ステップ
(22)で登録者がテンキー(6)によって暗証番号を入力す
ると、ステップ(23)で表示灯(8)のOK灯が一時点灯す
る。OK灯の点灯により、ステップ(24)で登録者が指紋
リーダ(2)に指を置くと、指紋リーダ(2)は指紋を読み取
る。
【0024】これで、ステップ(25)でデイジタル値で出
力された指紋映像をRAM(5)に記憶し、ステップ(26)
で指紋の特徴点を演算する。ステップ(27)では上記演算
した特徴点が所定値以上あるかを判断し、所定値以上あ
ればステップ(28)へ進み、所定値未満であればステップ
(30)へ進む。ステップ(28)で表示灯(8)のOK灯が一時
点灯し、ステップ(29)で暗証番号と特徴点とをその人の
個人情報としてRAM(5)に記憶して処理は終了する。
【0025】特徴点が所定値未満でステップ(30)へ進む
と、表示灯のNG灯を一時点灯し、ステップ(31)で特徴
点の演算をN回実行したかを判断する。N回に達するま
ではステップ(24)へ戻り、ステップ(24)〜(27)を繰り返
す。所定値未満のまま演算がN回に達するとステップ(3
1)からステップ(32)へ進み、映像全体の濃度(「1」及び
「0」信号の内「1」の信号の数)を個人情報とし、その人
の暗証番号と特徴点と濃度をRAM(5)に記憶して処理
は終了する。
【0026】次に、指紋照合動作を説明する。なお、登
録モードスイッチ(9)はオフされていて照合モードにな
っているものとする。ステップ(41)でテンキー(6)から
暗証番号が入力されるのを待ち、暗証番号が入力される
と、ステップ(42)で暗証番号が「正」であるかを判断す
る。「正」であればステップ(43)で表示灯(8)のOK灯を
一時点灯するとともに、ステップ(44)へ進み、「否」であ
ればステップ(45)で表示灯(8)のNG灯を一時点灯して
ステップ(41)へ戻り、ステップ(41)(42)を繰り返す。
【0027】ステップ(43)のOK灯の点灯により、ステ
ップ(44)で照合者が指紋リーダ(2)に指を置くと、指紋
リーダ(2)は指紋を読み取り、ステップ(46)で指紋の特
徴点を演算する。ステップ(47)で上記演算された特徴点
と登録された特徴点と一致したかを判断する。一致すれ
ばステップ(48)で表示灯(8)のOK灯を一時点滅してス
テップ(52)へ飛び、インタフェース(7)を介して許可信
号を出力し、電気錠(10)を一時解錠する。これで、照合
者は通行可能となる。
【0028】ステップ(47)で特徴点が一致しないと判断
すると、ステップ(49)へ進み上記一致演算をM回実行し
たかを判断する。M回に達していないときはステップ(5
0)で表示灯(8)のNG灯を一時点灯し、ステップ(44)へ
戻り、ステップ(44)(46)(47)(49)を繰り返す。一致演算
がM回に達すると、ステップ(51)へ進み、映像全体の濃
度が所定範囲内で登録データと一致するかを判断する。
一致すればステップ(52)へ進んで電気錠(10)を一時解錠
し、一致しなければステップ(53)で表示灯(8)のNG灯
を一時点滅して処理は終了する。
【0029】このようにして、指紋登録時、指紋の特徴
点の少ない人に対しては、指紋映像の濃度を個人情報と
して登録し、指紋照合時、指紋の特徴点を照合し、不一
致であれば指紋映像の濃度を照合するようにしている。
したがって、指紋の薄い人でも個人情報の照合が実施さ
れ、指紋照合装置(1)の運用は円滑となる。ここで、ス
テップ(46)(47)は特徴点判定手段を、ステップ(51)は濃
度判定手段を、ステップ(52)は許可信号出力手段を構成
している。
【0030】実施例2.図4〜図6はこの発明の第2発
明の一実施例を示す図で、図4は指の指紋部の正面図、
図5は図2の要部フローチャート、図6は図3の要部フ
ローチャートである。なお、図1〜図3は実施例2にも
共用する。図4において、(55)は人の指、(55a)〜(55d)
は指(55)の指紋部を複数に区画した部分である。
【0031】すなわち、指紋登録時、ステップ(31)で特
徴点の演算をN回実行すると、ステップ(32A)で映像の
濃度分布を個人情報とし、その人の暗証番号と特徴点と
濃度分布をRAM(5)に記憶して、ステップ(33)へ進
む。ここで、濃度分布とは指(55)の区画部(55a)〜(55c)
の濃度の順位を示すもので、例えば濃度が区画部(55a)
→区画部(55c)の順に高い場合を一つの濃度分布とする
ものである。
【0032】指紋照合時は、ステップ(49)で特徴点の一
致演算をM回実行すると、ステップ(51A)で映像の濃度
分布が所定範囲内で登録データと一致するかを判断し、
一致すればステップ(52)へ進んで電気錠(10)を一時解錠
する。ここで、ステップ(51A)は濃度分布判定手段を構
成している。
【0033】実施例3.図7〜図9はこの発明の第3発
明の一実施例を示す図で、図7は指の指紋部の正面図、
図8は図2の要部フローチャート、図9は図3の要部フ
ローチャートである。なお、図1〜図3は実施例3にも
共用する。図7において、(55A)(55B)は人の指、(55e)
は読み取られた指紋の一部、(55f)は指紋映像で囲まれ
た面積である。
【0034】すなわち、指紋登録時、ステップ(31)で特
徴点の演算をN回実行すると、ステップ(32B)で指紋映
像の面積(55f)を個人情報とし、その人の暗証番号と特
徴点と映像面積(55f)をRAM(5)に記憶して、ステップ
(33)へ進む。指紋照合時は、ステップ(49)で特徴点の一
致演算をM回実行すると、ステップ(51B)で指紋映像が
所定範囲内で登録データと一致するかを判断し、一致す
ればステップ(52)へ進んで電気錠(10)を一時解錠する。
ここで、ステップ(51B)は指紋面積判定手段を構成して
いる。
【0035】実施例4.図10はこの発明の第4発明の
一実施例を示す図で、図3の要部フローチャートであ
る。なお、図1〜図3は実施例4にも共用する。すなわ
ち、指紋照合時、ステップ(46)で指紋の特徴点を演算す
ると、ステップ(57)で特徴点が所定値以上あるかを判断
し、特徴点が所定値以上あればステップ(47)へ進み、実
施例1と同様に処理する。しかし、特徴点が所定値未満
のときは、ステップ(57)からステップ(52)へ飛んで、濃
度を照合する。
【0036】実施例5.この実施例は、この発明の第5
発明の一実施例を示し、図4、図5及び図10を組み合
わせて構成され、指紋照合時、図10のステップ(57)で
特徴点が所定値未満と判断されると、ステップ(52)へ進
み、濃度の代わりに濃度分布を照合するものである。
【0037】実施例6.この実施例は、この発明の第6
発明の一実施例を示し、図7、図8及び図10を組み合
わせて構成され、指紋照合時、図10のステップ(57)で
特徴点が所定値未満と判断されると、ステップ(52)へ進
み、濃度の代わりに映像面積(55f)を照合するものであ
る。
【0038】実施例7.この実施例は、この発明の第7
発明の一実施例を示し、図1〜図10を用いて構成さ
れ、ステップ(22)(41)でテンキー(6)だけでなく、磁気
カード、光カード、ICカード等も用いて暗証番号を入
力するようにしたものである。そして、これらのカード
による暗証番号の照合が一致し、かつ濃度、濃度分布又
は映像面積の照合が一致すると許可信号を出力する。
【0039】実施例8.この実施例は、この発明の第8
発明の一実施例を示し、実施例7と同様に、テンキー
(6)、磁気カード、光カード、ICカード等によって、
暗証番号又は個人識別番号が入力されるように構成され
る。そして、指紋登録時、これらの番号と対応して指紋
映像の濃度、濃度分布又は映像面積を指紋情報としてR
AM(5)に記憶する。指紋照合時、番号が入力される
と、これに対応する指紋情報がRAM(5)から抽出さ
れ、これが登録データとして出力され、入力された指紋
情報と照合される。
【0040】実施例9.この実施例は、この発明の第1
0発明の一実施例を示し、図3のステップ(49)で指紋の
特徴点を複数回照合しているのと同様に、指紋映像の濃
度、濃度分布又は映像面積を複数回照合して、照合結果
を正確にしようとするものである。
【0041】実施例10.次のように実施することも可
能である。 (1) 実施例8では、番号と対応して指紋情報を記憶する
ようにしたが、これを別々に記憶する。 (2) 図3のステップ(49)では特徴点の一致演算を複数回
実施しているが、これを1回だけとする。 (3) テンキー(6)から暗証番号を入力するようにしてい
るが、これを用いず、指紋だけの照合で処理する。
【0042】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明は、指紋映
像の特徴点の不一致が判定されると、第1発明では指紋
映像の濃度の、第2発明では指紋映像の濃度分布の、第
3発明では指紋映像の面積の、一致又は不一致を判断
し、一致すれば許可信号を出力するようにしたので、指
紋以外の個人情報が照合され、指紋の不明確な人でも確
実に個人識別ができ、指紋照合装置の円滑な運用を期待
することができる効果がある。
【0043】また、指紋映像の特徴点が所定値未満のと
き、第4発明では指紋映像の濃度の、第5発明では指紋
映像の濃度分布の、第6発明では指紋映像の面積の、一
致又は不一致を判断し、一致すれば許可信号を出力する
ようにしたので、指紋以外の個人情報が照合され、第1
〜第3発明と同様な効果がある。
【0044】また、第7発明では、入力された番号が登
録番号と一致し、かつ指紋映像の濃度、指紋映像の濃度
分布又は指紋映像の面積がそれぞれ登録データと一致す
ると、許可信号を出力するようにしたので、番号の一致
と指紋情報の一致で個人識別され、装置の信頼性を高め
ることができる効果がある。
【0045】また、第8発明では、番号が入力される
と、この番号に対応して記憶された指紋映像の濃度、指
紋映像の濃度分布又は指紋映像の面積を抽出して指紋情
報の登録データとして出力するようにしたので、番号が
入力されると直ちに指紋情報が読み出され、照合速度を
向上することができる効果がある。
【0046】また、第9発明では、指紋映像の特徴点の
照合を、第10発明では、指紋映像の濃度、指紋映像の
濃度分布又は指紋映像の面積の照合を、それぞれ複数回
実施するようにしたので、照合結果は正確なものとな
り、装置の信頼性を高めることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す指紋照合装置のブロ
ック線図。
【図2】この発明の実施例1を示す指紋登録動作フロー
チャート。
【図3】この発明の実施例1を示す指紋照合動作フロー
チャート。
【図4】この発明の実施例2を示す指の指紋部の正面
図。
【図5】この発明の実施例2を示す図で、図2の要部フ
ローチャート。
【図6】この発明の実施例2を示す図で、図3の要部フ
ローチャート。
【図7】この発明の実施例3を示す指の指紋部の正面
図。
【図8】この発明の実施例3を示す図で、図2の要部フ
ローチャート。
【図9】この発明の実施例3を示す図で、図3の要部フ
ローチャート。
【図10】この発明の実施例4を示す図で、図3の要部
フローチャート。
【符号の説明】
1 指紋照合装置、2 指紋リーダ、6 テンキー、9
登録モードスイッチ、10 電気錠、42 番号照合
手段、46,47 特徴点判定手段、51 濃度判定手
段、51A 濃度分布判定手段、51B 指紋面積判定
手段、52 許可信号出力手段。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み取られた指紋映像の特徴点とあらか
    じめ登録された指紋映像の特徴点とを照合して両者の一
    致又は不一致を判断する特徴点判定手段と、上記特徴点
    の不一致が判断されると上記指紋映像の濃度とあらかじ
    め登録された指紋映像の濃度とを照合して両者の一致又
    は不一致を判断する濃度判定手段と、上記濃度の一致が
    判断されると許可信号を出力する許可信号出力手段とを
    備えてなる指紋照合装置。
  2. 【請求項2】 読み取られた指紋映像の特徴点とあらか
    じめ登録された指紋映像の特徴点とを照合して両者の一
    致又は不一致を判断する特徴点判定手段と、上記特徴点
    の不一致が判断されると上記指紋映像の濃度分布とあら
    かじめ登録された指紋映像の濃度分布とを照合して両者
    の一致又は不一致を判断する濃度分布判定手段と、上記
    濃度分布の一致が判断されると許可信号を出力する許可
    信号出力手段とを備えてなる指紋照合装置。
  3. 【請求項3】 読み取られた指紋映像の特徴点とあらか
    じめ登録された指紋映像の特徴点とを照合して両者の一
    致又は不一致を判断する特徴点判定手段と、上記特徴点
    の不一致が判断されると上記指紋映像の面積とあらかじ
    め登録された指紋映像の面積とを照合して両者の一致又
    は不一致を判断する指紋面積判定手段と、上記指紋映像
    の面積の一致が判断されると許可信号を出力する許可信
    号出力手段とを備えてなる指紋照合装置。
  4. 【請求項4】 読み取られた指紋映像の特徴点が所定値
    未満のとき動作する特徴点検出手段と、この特徴点検出
    手段が動作すると上記指紋映像の濃度とあらかじめ登録
    された指紋映像の濃度とを照合して両者の一致又は不一
    致を判断する濃度判定手段と、上記濃度の一致が判断さ
    れると許可信号を出力する許可信号出力手段とを備えて
    なる指紋照合装置。
  5. 【請求項5】 読み取られた指紋映像の特徴点が所定値
    未満のとき動作する特徴点検出手段と、この特徴点検出
    手段が動作すると上記指紋映像の濃度分布とあらかじめ
    登録された指紋映像の濃度分布とを照合して両者の一致
    又は不一致を判断する濃度分布判定手段と、上記濃度分
    布の一致が判断されると許可信号を出力する許可信号出
    力手段とを備えてなる指紋照合装置。
  6. 【請求項6】 読み取られた指紋映像の特徴点が所定値
    未満のとき動作する特徴点検出手段と、この特徴点検出
    手段が動作すると上記指紋映像の面積とあらかじめ登録
    された指紋映像の面積とを照合して両者の一致又は不一
    致を判断する指紋面積判定手段と、上記指紋映像の面積
    の一致が判断されると許可信号を出力する許可信号出力
    手段とを備えてなる指紋照合装置。
  7. 【請求項7】 入力された番号とあらかじめ登録された
    番号とを照合して両者が一致すると動作する番号照合手
    段と、上記番号の一致が判断され、かつ請求項1又は請
    求項4記載の濃度判定手段、請求項2又は請求項5記載
    の濃度分布判定手段、及び請求項3又は請求項6記載の
    指紋面積判定手段のいずれかがあらかじめ登録されたデ
    ータとの一致を判断すると許可信号を出力する許可信号
    出力手段とを備えてなる指紋照合装置。
  8. 【請求項8】 番号と対応して指紋映像の濃度、指紋映
    像の濃度分布又は指紋映像の面積を指紋情報として記憶
    する指紋情報記憶手段と、上記番号が入力されるとこれ
    に対応する上記記憶された指紋情報を抽出して指紋情報
    の登録データとして出力する指紋情報出力手段とを備え
    たことを特徴とする請求項7記載の指紋照合装置。
  9. 【請求項9】 特徴点判定手段は、それぞれ特徴点の照
    合を複数回実施する構成としたことを特徴とする請求項
    1〜請求項3、請求項7及び請求項8のいずれかに記載
    の指紋照合装置。
  10. 【請求項10】 濃度判定手段、濃度分布判定手段又は
    指紋面積判定手段は、それぞれの照合を複数回実施する
    構成としたことを特徴とする請求項4〜請求項8のいず
    れかに記載の指紋照合装置。
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