JPH08184483A - オイルレベルゲージの保持構造 - Google Patents

オイルレベルゲージの保持構造

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JPH08184483A
JPH08184483A JP32819094A JP32819094A JPH08184483A JP H08184483 A JPH08184483 A JP H08184483A JP 32819094 A JP32819094 A JP 32819094A JP 32819094 A JP32819094 A JP 32819094A JP H08184483 A JPH08184483 A JP H08184483A
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JP
Japan
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oil
seal
level gauge
gauge
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Hatsuo Hayakawa
初夫 早川
Yoshiaki Yokota
佳明 横田
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OI SEISAKUSHO CO Ltd
Mitsui Kinzoku ACT Corp
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OI SEISAKUSHO CO Ltd
Ohi Seisakusho Co Ltd
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作フィーリングを損なうことなく劣化を小
さく抑える。 【構成】 ゲージ本体9とシール部11と把手部13と
から成ると共に前記ゲージ本体9が挿入されるオイルパ
ンから延長されたオイルフィラーチューブ1の開口端部
5に、前記シール部11が嵌挿されるオイルレベルゲー
ジ3において、オイルフィラーチューブ1の開口端部5
の内周面に内部へ張り出す周方向の凸条部7を設ける一
方、オイルレベルゲージ3のシール部11に、そのシー
ル部嵌挿時に前記凸条部7を乗り越える周方向のシール
凸条部19を設け、凸条部7又はシール凸条部19のい
ずれか一方を、オイルフィラーチューブ1の軸心線Xに
対して所定角度傾斜させたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、オイルレベルゲージ
の保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、オイルレベルゲージは、オイル
タンク内に挿入されるゲージ本体と、オイルパンから延
長されたオイルフィラーチューブの開口端部に嵌挿され
るシール部と、外に突出した把手部とから成り、シール
部の周溝には、Oリングが設けられている。Oリング
は、オイルフィラーチューブの開口端部の内周面と弾接
し合うことで、シール状態と保持状態が確保されるよう
になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】シール部に設けられた
Oリングは、オイルフィラーチューブの開口端部の内周
面と弾接し合うことで嵌挿保持状態が確保されるが、単
に開口端部の内周面と弾接しているだけなのでエンジン
からの振動によって保持状態が弛んでしまい、簡単に抜
けるようになる。また、弛んだ間から塵埃等が侵入する
虞れがある所から、オイルフィラーチューブの開口端部
の内周面に、シール部の挿入時にOリングが乗り越える
周方向の凸条部を設ける対応策が採られている。この周
方向の凸条部は、抜け方向の規制部として働き、チェッ
ク機構として機能する反面、Oリングが凸条部を乗り越
えるため、挿入時には、大きな挿入抵抗となり、抜き取
る時には大きな抜き抵抗として作用し、操作フィーリン
グの面で望ましくない。また、出し入れするたびに、O
リングは大きく変形を繰返すようになり、劣化を早める
要因となる。
【0004】そこで、この発明は、操作フィーリングを
損なうことがなく、しかも、確実な保持状態が得られる
オイルレベルゲージの保持構造を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、ゲージ本体とシール部と把手部とから
成ると共に、前記ゲージ本体が挿入されるオイルタンク
から延長されたオイルフィラーチューブの開口端部に、
前記シール部が嵌挿されるオイルレベルゲージにおい
て、オイルフィラーチューブの開口端部の内周面に、内
部へ張り出す周方向の凸条部を設ける一方、オイルレベ
ルゲージのシール部に、そのシール部嵌挿時に前記凸条
部を乗り越える周方向のシール凸条部を設け、凸条部又
はシール凸条部のいずれか一方を、オイルフィラーチュ
ーブの軸心線に対して所定角度傾斜させたことを特徴と
する。
【0006】
【作用】かかる保持構造によれば、オイルレベルゲージ
の挿入時において、シール部のシール凸条部が凸条部を
乗り越える時に、所定角度の傾斜によって、一部分から
徐々に変形し乗り越えるため、大きな挿入抵抗になるこ
となく挿入が円滑に行なえるようになる。挿入完了後の
シール凸条部は、凸条部によって抜け方向に対する動き
が規制されるため確実な保持状態が得られる。また、シ
ール凸条部は、一度に大きく変形することがないため、
劣化も小さく抑えられる。
【0007】
【実施例】以下、図1乃至図4の図面を参照しながら、
この発明の実施例を具体的に説明する。
【0008】図1において1はオイルフィラーチュー
ブ、3はエンジンオイル,あるいは自動変速機用ATオ
イルのオイル量を測定するオイルレベルゲージをそれぞ
れ示している。
【0009】オイルフィラーチューブ1は、図外のオイ
ルタンクと接続連通し、開口端部5には内部へ張り出す
周方向の凸条部7が設けられている。
【0010】凸条部7は、オイルフィラーチューブ1の
軸心線Xに対して所定角度傾斜している。
【0011】オイルレベルゲージ3は、ゲージ本体9
と、シール部11と、把手部13とから成り、ゲージ本
体9は帯板状に形成され、先端側にハイHとローLのオ
イル量を検知するゲージ部15を有している。
【0012】シール部11と把手部13は合成樹脂材に
より一体に連続成形され、把手部13はリング状の形状
となっている。
【0013】シール部11は、周溝17を有する円筒状
に形成されると共に、周溝17内にはシール凸条部とな
るOリング19が嵌合している。
【0014】この場合、Oリング19はシール部11と
別体形状となっているが、図4に示す如くシール部11
をゴム,合成樹脂等の弾性変形可能な材質で形成し、シ
ール部11とOリング19とを一体の形状としてもよ
い。
【0015】このように構成されたオイルレベルゲージ
3の保持構造によれば、把手部13を持って開口端部5
からゲージ本体9を引き抜き、ゲージ部15に付着した
オイルの位置を見ることでオイル量を知ることができ
る。オイル量の確認後、オイルレベルゲージ3を開口端
部5から挿入することで、シール部11は開口端部5と
嵌挿し合いシール及び保持状態が確保されるようにな
る。
【0016】このオイルレベルゲージ3の出し入れ時に
おいて、Oリング19は、凸条部7を乗り越える時、一
部分から徐々に変形していくので、大きな挿入抵抗ある
いは抜き抵抗になることなく容易に乗り越えられる結
果、操作フィーリングを損なうことはない。また、挿入
完了後のOリング19は、凸条部7によって抜け方向の
動きが規制され、確実な保持状態が得られる。
【0017】なお、図5及び図6に示す如く、Oリング
19を軸心線Xに対して所定角度傾斜させる一方、オイ
ルフィラーチューブの開口端部に設ける凸条部を軸心線
Xと直交し合う形状としても、前記実施例と同様の作用
・効果が期待できる。
【0018】
【発明の効果】以上、説明したようにこの発明によれ
ば、操作フィーリングを損なうことなくオイルレベルゲ
ージの抜き差しができるようになる。また、抜き差し時
に、シール凸条部には、徐々に抵抗が働くようになるた
め、劣化を小さく抑えられると共に、確実な保持状態が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】オイルフィラーチューブの開口端部にオイルレ
ベルゲージのシール部を嵌挿する直前の切断面図。
【図2】オイルフィラーチューブの開口端部にオイルレ
ベルゲージのシール部を嵌挿した状態の切断面図。
【図3】オイルレベルゲージ全体の斜視図。
【図4】シール部とOリングとを一体形状とした説明
図。
【図5】オイルレベルゲージのシール部に設けたシール
凸条部側を所定角度傾斜させた実施例を示す図1と同様
の切断面図。
【図6】図5の挿入完了状態を示した切断面図。
【符号の説明】
1 オイルフィラーチューブ 3 オイルレベルゲージ 5 開口端部 7 凸条部 9 ゲージ本体 11 シール部 13 把手部 19 Oリング(シール凸条部) X 軸心線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲージ本体とシール部と把手部とから成
    ると共に、前記ゲージ本体が挿入されるオイルタンクか
    ら延長されたオイルフィラーチューブの開口端部に、前
    記シール部が嵌挿されるオイルレベルゲージにおいて、
    オイルフィラーチューブの開口端部の内周面に、内部へ
    張り出す周方向の凸条部を設ける一方、オイルレベルゲ
    ージのシール部に、そのシール部嵌挿時に前記凸条部を
    乗り越える周方向のシール凸条部を設け、凸条部又はシ
    ール凸条部のいずれか一方を、オイルフィラーチューブ
    の軸心線に対して所定角度傾斜させたことを特徴とする
    オイルレベルゲージの保持構造。
JP32819094A 1994-12-28 1994-12-28 オイルレベルゲージの保持構造 Expired - Fee Related JP2875756B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003054491A3 (de) * 2001-12-20 2003-11-27 Schneegans Gmbh Messstab
KR101360427B1 (ko) * 2012-05-15 2014-02-11 현대 파워텍 주식회사 자동변속기의 오일레벨 측정장치
CN114184253A (zh) * 2021-11-17 2022-03-15 潍柴动力股份有限公司 一种油尺

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CN114184253A (zh) * 2021-11-17 2022-03-15 潍柴动力股份有限公司 一种油尺

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