JPH0818337A - Fsk変調器 - Google Patents
Fsk変調器Info
- Publication number
- JPH0818337A JPH0818337A JP6146670A JP14667094A JPH0818337A JP H0818337 A JPH0818337 A JP H0818337A JP 6146670 A JP6146670 A JP 6146670A JP 14667094 A JP14667094 A JP 14667094A JP H0818337 A JPH0818337 A JP H0818337A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acoustic wave
- surface acoustic
- wave resonator
- capacitor
- fet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/10—Frequency-modulated carrier systems, i.e. using frequency-shift keying
- H04L27/12—Modulator circuits; Transmitter circuits
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】1チップモノリシックIC化により小型化が実
現できるFSK変調器を提供する。 【構成】FSK変調器2は、コルピッツ型で構成され、
その誘導性リアクタンス部に、弾性表面波共振子1と、
弾性表面波共振子1に直列に接続するFETQ2及びコ
ンデンサC7,C8で構成された変調部3とを設け、F
ETQ2のゲートを変調入力部とし、その変調入力部に
入力される信号によりFETQ2をスイッチングして、
変調部3のコンデンサC7,C8を切り換えFSK変調
を行うものである。
現できるFSK変調器を提供する。 【構成】FSK変調器2は、コルピッツ型で構成され、
その誘導性リアクタンス部に、弾性表面波共振子1と、
弾性表面波共振子1に直列に接続するFETQ2及びコ
ンデンサC7,C8で構成された変調部3とを設け、F
ETQ2のゲートを変調入力部とし、その変調入力部に
入力される信号によりFETQ2をスイッチングして、
変調部3のコンデンサC7,C8を切り換えFSK変調
を行うものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弾性表面波共振子を用
いたFSK(Frequency Shift Keying)変調器に関す
るものである。
いたFSK(Frequency Shift Keying)変調器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の弾性表面波共振子を用いたFSK
変調器の動作原理を示す回路図を図10に示す。図10
において、Q31はトランジスタであり、トランジスタ
Q31のコレクタとベース間に、1ポート型の弾性表面
波共振子31と可変容量ダイオード32とが直列に接続
され、弾性表面波共振子31と可変容量ダイオード32
との接続点に変調入力部が設けられたコルピッツ型でF
SK変調器33が構成されている。
変調器の動作原理を示す回路図を図10に示す。図10
において、Q31はトランジスタであり、トランジスタ
Q31のコレクタとベース間に、1ポート型の弾性表面
波共振子31と可変容量ダイオード32とが直列に接続
され、弾性表面波共振子31と可変容量ダイオード32
との接続点に変調入力部が設けられたコルピッツ型でF
SK変調器33が構成されている。
【0003】このうち、誘導性リアクタンス部は、弾性
表面波共振子31と可変容量ダイオード32とによって
構成されている。そして、可変容量ダイオード32にデ
ジタルの入力信号が加えられ、その入力信号に応じて発
振周波数が変化し、FSK変調された信号が出力され
る。
表面波共振子31と可変容量ダイオード32とによって
構成されている。そして、可変容量ダイオード32にデ
ジタルの入力信号が加えられ、その入力信号に応じて発
振周波数が変化し、FSK変調された信号が出力され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
FSK変調器33において、小型化のために1チップモ
ノリシックIC化を実現しようとすると、トランジスタ
31と可変容量ダイオード32との半導体製造プロセス
が異なるため、同一チップ上にトランジスタQ31と可
変容量ダイオード32とを形成することができず、小型
化に限界があった。
FSK変調器33において、小型化のために1チップモ
ノリシックIC化を実現しようとすると、トランジスタ
31と可変容量ダイオード32との半導体製造プロセス
が異なるため、同一チップ上にトランジスタQ31と可
変容量ダイオード32とを形成することができず、小型
化に限界があった。
【0005】本発明は、このような問題を解消するため
になされたものであり、弾性表面波共振子と直列に半導
体スイッチとコンデンサとからなる変調部を設け、前記
半導体スイッチに変調入力部を設けて、1チップモノリ
シックIC化により小型化が実現できるFSK変調器を
提供することを目的とするものである。
になされたものであり、弾性表面波共振子と直列に半導
体スイッチとコンデンサとからなる変調部を設け、前記
半導体スイッチに変調入力部を設けて、1チップモノリ
シックIC化により小型化が実現できるFSK変調器を
提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明においては、弾性表面波共振子と、該弾性
表面波共振子に直列に接続し半導体スイッチとコンデン
サとにより構成した変調部とを備え、前記半導体スイッ
チに変調入力部を設けたことを特徴とするものである。
めに、本発明においては、弾性表面波共振子と、該弾性
表面波共振子に直列に接続し半導体スイッチとコンデン
サとにより構成した変調部とを備え、前記半導体スイッ
チに変調入力部を設けたことを特徴とするものである。
【0007】また、1ポート型の弾性表面波共振子と、
該弾性表面波共振子に直列に接続し半導体スイッチとコ
ンデンサとにより構成した変調部とを、誘導性リアクタ
ンス部に用いたコルピッツ型で構成し、前記半導体スイ
ッチに変調入力部を設けたことを特徴とするものであ
る。
該弾性表面波共振子に直列に接続し半導体スイッチとコ
ンデンサとにより構成した変調部とを、誘導性リアクタ
ンス部に用いたコルピッツ型で構成し、前記半導体スイ
ッチに変調入力部を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0008】また、増幅器と、該増幅器の入出力間に、
2ポート型の弾性表面波共振子と、半導体スイッチとコ
ンデンサとにより構成した変調部とを直列に接続し、前
記半導体スイッチに変調入力部を設けたことを特徴とす
るものである。
2ポート型の弾性表面波共振子と、半導体スイッチとコ
ンデンサとにより構成した変調部とを直列に接続し、前
記半導体スイッチに変調入力部を設けたことを特徴とす
るものである。
【0009】
【作用】上記の構成によれば、変調部に設けられた半導
体スイッチで、入力信号に応じて弾性表面波共振子に接
続されるコンデンサを切り換えることにより、発振する
位相点を移動し2つの異なる発振周波数で発振してFS
K変調を行うことができる。そのため、発振用の半導体
と変調部の半導体とを同一製造プロセスで加工できるも
のを用いることができ、同一チップ上に弾性表面波共振
子以外の部品を搭載し1チップモノリシックIC化した
FSK変調器を実現することができる。
体スイッチで、入力信号に応じて弾性表面波共振子に接
続されるコンデンサを切り換えることにより、発振する
位相点を移動し2つの異なる発振周波数で発振してFS
K変調を行うことができる。そのため、発振用の半導体
と変調部の半導体とを同一製造プロセスで加工できるも
のを用いることができ、同一チップ上に弾性表面波共振
子以外の部品を搭載し1チップモノリシックIC化した
FSK変調器を実現することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明によるFSK変調器の実施例を
図面を用いて説明する。図1は本発明の第一の実施例に
よるFSK変調器の回路図である。図1において、1は
1ポート型の弾性表面波共振子であり、弾性表面波共振
子1の一端は、コンデンC1を介して発振用のFETQ
1のゲートに接続され、FETQ1のゲートとアース間
には、抵抗R1及びコンデンサC2,C3の直列回路が
接続される。また、コンデンサC2,C3の接続点はF
ETQ1のソースに接続され、FETQ1のソースは、
抵抗R2を介してアースに接続されるとともに、コンデ
ンサC4を介して出力となる。また、FETQ1のドレ
インは電源に接続されるとともに、アースとの間にコン
デンサC5が接続される。
図面を用いて説明する。図1は本発明の第一の実施例に
よるFSK変調器の回路図である。図1において、1は
1ポート型の弾性表面波共振子であり、弾性表面波共振
子1の一端は、コンデンC1を介して発振用のFETQ
1のゲートに接続され、FETQ1のゲートとアース間
には、抵抗R1及びコンデンサC2,C3の直列回路が
接続される。また、コンデンサC2,C3の接続点はF
ETQ1のソースに接続され、FETQ1のソースは、
抵抗R2を介してアースに接続されるとともに、コンデ
ンサC4を介して出力となる。また、FETQ1のドレ
インは電源に接続されるとともに、アースとの間にコン
デンサC5が接続される。
【0011】一方、弾性表面波共振子1の他端は、コン
デンサC6を介してFETQ2のドレインに接続され、
FETQ2のドレインは、アースとの間にコンデンサC
7が接続されるとともに、電源との間に抵抗R3が接続
される。また、FETQ2のソースは、アースとの間に
コンデンサC8が接続されるとともに、電源との間に抵
抗R4が接続され、FETQ2のゲートが変調入力部と
なり、FSK変調器2が構成される。
デンサC6を介してFETQ2のドレインに接続され、
FETQ2のドレインは、アースとの間にコンデンサC
7が接続されるとともに、電源との間に抵抗R3が接続
される。また、FETQ2のソースは、アースとの間に
コンデンサC8が接続されるとともに、電源との間に抵
抗R4が接続され、FETQ2のゲートが変調入力部と
なり、FSK変調器2が構成される。
【0012】なお、FETQ2,コンデンサC7,C8
及び抵抗R3,R4は変調部3を形成し、このうち、抵
抗R3,R4はFETQ2に適切なバイアスを与えるた
めのものである。また、コンデンサC1,C6は、弾性
表面波共振子1へ直流が流れるのを阻止するためのもの
である。
及び抵抗R3,R4は変調部3を形成し、このうち、抵
抗R3,R4はFETQ2に適切なバイアスを与えるた
めのものである。また、コンデンサC1,C6は、弾性
表面波共振子1へ直流が流れるのを阻止するためのもの
である。
【0013】このように構成されたFSK変調器2は、
弾性表面波共振子1と変調部3とを誘導性リアクタンス
部とし、FETQ2のゲートを変調入力部としたコルピ
ッツ型で構成されている。そして、FETQ2のゲート
にデジタル信号が入力されることにより、FETQ2は
ドレインとソース間の導通がONまたはOFFされるス
イッチとして動作し、ONの場合は、コンデンサC7と
コンデンサC8の並列したものが弾性表面波共振子1と
直列に接続され、OFFの場合は、コンデンサC7のみ
が弾性表面波共振子1と直列に接続される。
弾性表面波共振子1と変調部3とを誘導性リアクタンス
部とし、FETQ2のゲートを変調入力部としたコルピ
ッツ型で構成されている。そして、FETQ2のゲート
にデジタル信号が入力されることにより、FETQ2は
ドレインとソース間の導通がONまたはOFFされるス
イッチとして動作し、ONの場合は、コンデンサC7と
コンデンサC8の並列したものが弾性表面波共振子1と
直列に接続され、OFFの場合は、コンデンサC7のみ
が弾性表面波共振子1と直列に接続される。
【0014】このため、入力信号に応じて弾性表面波共
振子1と接続されるコンデンサが切り換えられることに
より発振する位相点が移動し、2つの異なる発振周波数
で発振してFSK変調を行うことができる。その結果、
可変容量ダイオードを用いないため、弾性表面波共振子
1を除くすべての回路部品を、1チップモノリシックI
C化することができる。
振子1と接続されるコンデンサが切り換えられることに
より発振する位相点が移動し、2つの異なる発振周波数
で発振してFSK変調を行うことができる。その結果、
可変容量ダイオードを用いないため、弾性表面波共振子
1を除くすべての回路部品を、1チップモノリシックI
C化することができる。
【0015】また、変調部3の第一及び第二の変形例を
図2及び図3に示す。図2に示すものは、FETQ3の
ドレインとソース間にコンデンサC9が接続され、FE
TQ3のドレインがコンデンサC6に接続されて構成さ
れており、また、図3に示すものは、2つのFETQ
4,5を有し、それぞれのドレインがコンデンサC6に
接続され、それぞれのソースとアース間にコンデンサC
10,C11が接続され、複数の変調入力部を備えて構
成されている。
図2及び図3に示す。図2に示すものは、FETQ3の
ドレインとソース間にコンデンサC9が接続され、FE
TQ3のドレインがコンデンサC6に接続されて構成さ
れており、また、図3に示すものは、2つのFETQ
4,5を有し、それぞれのドレインがコンデンサC6に
接続され、それぞれのソースとアース間にコンデンサC
10,C11が接続され、複数の変調入力部を備えて構
成されている。
【0016】これらは、入力信号によりFETQ3〜Q
5がONまたはOFFとなり、弾性表面波共振子1と接
続されるコンデンサが切り換えられることにより発振す
る位相点が移動し、2つの異なる発振周波数で発振させ
ることができる。なお、FETQ3〜Q5へのバイアス
回路は省略されているが、FETQ3〜Q5が入力信号
によりON,OFFできるように適切に設定されるもの
である。
5がONまたはOFFとなり、弾性表面波共振子1と接
続されるコンデンサが切り換えられることにより発振す
る位相点が移動し、2つの異なる発振周波数で発振させ
ることができる。なお、FETQ3〜Q5へのバイアス
回路は省略されているが、FETQ3〜Q5が入力信号
によりON,OFFできるように適切に設定されるもの
である。
【0017】図4に本発明の第二の実施例によるFSK
変調器の回路図を示す。図4において、11は2ポート
型の弾性表面波共振子であり、弾性表面波共振子11の
ポートP1の一端は、トランジスタやFET等からなる
発振用の増幅器12の入力に接続され、他端はアースに
接続される。
変調器の回路図を示す。図4において、11は2ポート
型の弾性表面波共振子であり、弾性表面波共振子11の
ポートP1の一端は、トランジスタやFET等からなる
発振用の増幅器12の入力に接続され、他端はアースに
接続される。
【0018】また、増幅器12の出力はコンデンサC1
2を介して出力されるとともに、弾性表面波共振子11
のポートP2の一端に、変調部13を介して接続され、
弾性表面波共振子11のポートP2の他端はアースに接
続されて、帰還型のFSK変調器14が構成されてい
る。
2を介して出力されるとともに、弾性表面波共振子11
のポートP2の一端に、変調部13を介して接続され、
弾性表面波共振子11のポートP2の他端はアースに接
続されて、帰還型のFSK変調器14が構成されてい
る。
【0019】このうち、変調部13は、FETQ11の
ドレインにコンデンサC13の一端が接続され、FET
Q11のソースとコンデンサC13の他端にコンデンサ
C14が並列に接続され、FETQ11のゲートが変調
入力部として構成される。
ドレインにコンデンサC13の一端が接続され、FET
Q11のソースとコンデンサC13の他端にコンデンサ
C14が並列に接続され、FETQ11のゲートが変調
入力部として構成される。
【0020】このように構成されたFSK変調器14
は、FETQ11のゲートにデジタル信号が入力される
ことにより、FETQ11のドレインとソース間の導通
がONまたはOFFされ、ONの場合は、コンデンサC
13とコンデンサC14の並列したものが、弾性表面波
共振子11と直列に接続され、OFFの場合は、コンデ
ンサC14のみが弾性表面波共振子11と直列に接続さ
れる。
は、FETQ11のゲートにデジタル信号が入力される
ことにより、FETQ11のドレインとソース間の導通
がONまたはOFFされ、ONの場合は、コンデンサC
13とコンデンサC14の並列したものが、弾性表面波
共振子11と直列に接続され、OFFの場合は、コンデ
ンサC14のみが弾性表面波共振子11と直列に接続さ
れる。
【0021】このため、入力信号に応じて弾性表面波共
振子11と接続されるコンデンサが切り換えられること
により発振する位相点が移動し、2つの異なる発振周波
数で発振してFSK変調を行うことができる。したがっ
て、可変容量ダイオードを用いないため、弾性表面波共
振子11を除くすべての回路部品を、1チップモノリシ
ックIC化することができる。
振子11と接続されるコンデンサが切り換えられること
により発振する位相点が移動し、2つの異なる発振周波
数で発振してFSK変調を行うことができる。したがっ
て、可変容量ダイオードを用いないため、弾性表面波共
振子11を除くすべての回路部品を、1チップモノリシ
ックIC化することができる。
【0022】また、変調部13の第一乃至第五の変形例
を図5乃至図9に示す。図5に示すものは、FETQ1
2のドレインとソース間にコンデンサC15が接続され
たものである。図6に示すものは、FETQ13のドレ
インにコンデンサC16の一端が接続され、FETQ1
3のソースとコンデンサC16の他端が接続され、FE
TQ13のソースとコンデンサC16の接続点とアース
間にコンデンサC17が接続されたものである。
を図5乃至図9に示す。図5に示すものは、FETQ1
2のドレインとソース間にコンデンサC15が接続され
たものである。図6に示すものは、FETQ13のドレ
インにコンデンサC16の一端が接続され、FETQ1
3のソースとコンデンサC16の他端が接続され、FE
TQ13のソースとコンデンサC16の接続点とアース
間にコンデンサC17が接続されたものである。
【0023】図7に示すものは、FETQ14のソース
とFETQ15のドレインが接続され、その接続点とア
ース間にコンデンサC18が接続され、FETQ14の
ドレインとFETQ15のソースが接続されたものであ
る。
とFETQ15のドレインが接続され、その接続点とア
ース間にコンデンサC18が接続され、FETQ14の
ドレインとFETQ15のソースが接続されたものであ
る。
【0024】図8に示すものは、FETQ16のソース
とFETQ17のドレインが接続され、その接続点とア
ース間にコンデンサC19が接続され、FETQ16の
ドレインとFETQ17のソースが接続され、その接続
点とアース間にコンデンサC20が接続されたものであ
る。
とFETQ17のドレインが接続され、その接続点とア
ース間にコンデンサC19が接続され、FETQ16の
ドレインとFETQ17のソースが接続され、その接続
点とアース間にコンデンサC20が接続されたものであ
る。
【0025】図9に示すものは、FETQ18のドレイ
ンにコンデンサC21の一端が接続され、FETQ19
のドレインにコンデンサC22の一端が接続され、FE
TQ18,19のソースどうしが接続され、コンデンサ
C20、C21の他端どうしが接続されたものである。
ンにコンデンサC21の一端が接続され、FETQ19
のドレインにコンデンサC22の一端が接続され、FE
TQ18,19のソースどうしが接続され、コンデンサ
C20、C21の他端どうしが接続されたものである。
【0026】このように構成された変調部13の変形例
では、入力信号によりFETQ12〜Q19がONまた
はOFFとなり、弾性表面波共振子11と接続されるコ
ンデンサが切り換えられることにより発振する位相点が
移動し、2つの異なる発振周波数で発振させることがで
きる。なお、FETQ12〜Q19へのバイアス回路は
省略されているが、FETQ12〜Q19が入力信号に
よりONまたはOFFできるように適切に設定されるも
のである。
では、入力信号によりFETQ12〜Q19がONまた
はOFFとなり、弾性表面波共振子11と接続されるコ
ンデンサが切り換えられることにより発振する位相点が
移動し、2つの異なる発振周波数で発振させることがで
きる。なお、FETQ12〜Q19へのバイアス回路は
省略されているが、FETQ12〜Q19が入力信号に
よりONまたはOFFできるように適切に設定されるも
のである。
【0027】以上説明した変調部3,13の半導体スイ
ッチは、FETを用いたものを示したが、バイポーラト
ランジスタやダイオードを用いることも可能である。ま
た、半導体スイッチの応答速度は、変調信号に対し十分
速いものが必要である。
ッチは、FETを用いたものを示したが、バイポーラト
ランジスタやダイオードを用いることも可能である。ま
た、半導体スイッチの応答速度は、変調信号に対し十分
速いものが必要である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるF
SK変調器によれば、変調部に設けられたコンデンサ
を、入力信号に応じて半導体スイッチで切り換え、発振
する位相点を変化させることにより、FSK変調器を構
成することができる。したがって、発振用の半導体と変
調部の半導体とを同一製造プロセスで加工できるものを
用いることができ、同一チップ上に弾性表面波共振子以
外の部品を搭載し1チップモノリシックIC化したFS
K変調器を実現することができるため、小型のFSK変
調器を提供することができる。
SK変調器によれば、変調部に設けられたコンデンサ
を、入力信号に応じて半導体スイッチで切り換え、発振
する位相点を変化させることにより、FSK変調器を構
成することができる。したがって、発振用の半導体と変
調部の半導体とを同一製造プロセスで加工できるものを
用いることができ、同一チップ上に弾性表面波共振子以
外の部品を搭載し1チップモノリシックIC化したFS
K変調器を実現することができるため、小型のFSK変
調器を提供することができる。
【図1】本発明の第一の実施例によるFSK変調器の回
路図である。
路図である。
【図2】図1の変調部の第一の変形例である。
【図3】図1の変調部の第二の変形例である。
【図4】本発明の第二の実施例によるFSK変調器の回
路図である。
路図である。
【図5】図4の変調部の第一の変形例である。
【図6】図4の変調部の第二の変形例である。
【図7】図4の変調部の第三の変形例である。
【図8】図4の変調部の第四の変形例である。
【図9】図4の変調部の第五の変形例である。
【図10】従来のFSK変調器の動作原理を示す回路図
である。
である。
1,11 弾性表面波共振子 2,14 FSK変調器 3,13 変調部 12 増幅器 Q2〜Q5 半導体スイッチをなすFET Q11〜Q19 半導体スイッチをなすFET C1〜C22 コンデンサ
Claims (3)
- 【請求項1】 弾性表面波共振子と、該弾性表面波共振
子に直列に接続し半導体スイッチとコンデンサとにより
構成した変調部とを備え、前記半導体スイッチに変調入
力部を設けたことを特徴とするFSK変調器。 - 【請求項2】 1ポート型の弾性表面波共振子と、該弾
性表面波共振子に直列に接続し半導体スイッチとコンデ
ンサとにより構成した変調部とを、誘導性リアクタンス
部に用いたコルピッツ型で構成し、前記半導体スイッチ
に変調入力部を設けたことを特徴とするFSK変調器。 - 【請求項3】 増幅器と、該増幅器の入出力間に、2ポ
ート型の弾性表面波共振子と、半導体スイッチとコンデ
ンサとにより構成した変調部とを直列に接続し、前記半
導体スイッチに変調入力部を設けたことを特徴とするF
SK変調器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6146670A JPH0818337A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | Fsk変調器 |
US08/457,284 US5532654A (en) | 1994-06-28 | 1995-06-01 | FSK modulator using saw resonator with switchable capacitors |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6146670A JPH0818337A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | Fsk変調器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0818337A true JPH0818337A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15412961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6146670A Pending JPH0818337A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | Fsk変調器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5532654A (ja) |
JP (1) | JPH0818337A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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