JPH08183352A - エアクリーナ装置 - Google Patents
エアクリーナ装置Info
- Publication number
- JPH08183352A JPH08183352A JP32903594A JP32903594A JPH08183352A JP H08183352 A JPH08183352 A JP H08183352A JP 32903594 A JP32903594 A JP 32903594A JP 32903594 A JP32903594 A JP 32903594A JP H08183352 A JPH08183352 A JP H08183352A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaner
- air cleaner
- duct
- main unit
- suction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 前車軸フレームに立設されたステーに取り付
けバンド4を介して円筒状エアクリーナ5を装着し、こ
のエアクリーナのエレメント6を包囲する有底円筒状ク
リーナ本体7の外周に吸入ダクト8又は吸入口金と連結
される吸入口9を形成し、クリーナ本体7の端面に吐出
ダクト10と連結される吐出口11を設ける。前記クリ
ーナ本体7の軸心上に位置する吐出口11に対してL字
状の吐出ダクト10を軸心廻り相対回動可能に挿入し、
エレメント6をクリーナ本体7に対して取り付ける止め
ボルト12をエレメント6及び吐出口11の軸心に貫通
して吐出ダクト10に相対回動可能に係止する。 【効果】 取り付けバンド4を緩めることにより、吐出
ダクト10に対してクリーナ本体7を必要に応じて回動
でき、吸入口9を種々の方向に向けることができる。
けバンド4を介して円筒状エアクリーナ5を装着し、こ
のエアクリーナのエレメント6を包囲する有底円筒状ク
リーナ本体7の外周に吸入ダクト8又は吸入口金と連結
される吸入口9を形成し、クリーナ本体7の端面に吐出
ダクト10と連結される吐出口11を設ける。前記クリ
ーナ本体7の軸心上に位置する吐出口11に対してL字
状の吐出ダクト10を軸心廻り相対回動可能に挿入し、
エレメント6をクリーナ本体7に対して取り付ける止め
ボルト12をエレメント6及び吐出口11の軸心に貫通
して吐出ダクト10に相対回動可能に係止する。 【効果】 取り付けバンド4を緩めることにより、吐出
ダクト10に対してクリーナ本体7を必要に応じて回動
でき、吸入口9を種々の方向に向けることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタ等の走行車両
のエアクリーナ装置に関するものである。
のエアクリーナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のエアクリーナ装置は、前車軸フレ
ームに立設されたステーに取り付けバンドを介して円筒
状エアクリーナを装着し、このエアクリーナのエレメン
トを包囲する有底円筒状クリーナ本体の外周に吸入ダク
ト又は吸入口金と連結される吸入口を形成し、クリーナ
本体の端面に吐出ダクトと連結される吐出口を設けて構
成されている。
ームに立設されたステーに取り付けバンドを介して円筒
状エアクリーナを装着し、このエアクリーナのエレメン
トを包囲する有底円筒状クリーナ本体の外周に吸入ダク
ト又は吸入口金と連結される吸入口を形成し、クリーナ
本体の端面に吐出ダクトと連結される吐出口を設けて構
成されている。
【0003】そして、吐出ダクトはパイプ又はホースを
介してエンジンの吸気マニホールドと接続されており、
吸入ダクトはトラクタを使用する圃場の違い、作業の違
い等によって、塵埃が多いときには吸入ダクトを介して
プレエアクリーナと接続され、湿田等の場合は吸引口金
が装着され、使用される吸入ダクトは最短距離をとるよ
うに配置される。
介してエンジンの吸気マニホールドと接続されており、
吸入ダクトはトラクタを使用する圃場の違い、作業の違
い等によって、塵埃が多いときには吸入ダクトを介して
プレエアクリーナと接続され、湿田等の場合は吸引口金
が装着され、使用される吸入ダクトは最短距離をとるよ
うに配置される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術のエアク
リーナは、取り付けバンドを介してステーに装着される
ので、ステー対して軸心廻りに回動することは可能であ
るが、吸入口に対する吐出口の方向性は一定であるた
め、吸引口金を正常な方向になるように吸入口を向けて
いると、プレエアクリーナと接続するためにはホースを
長くして大きく湾曲させなければならない。
リーナは、取り付けバンドを介してステーに装着される
ので、ステー対して軸心廻りに回動することは可能であ
るが、吸入口に対する吐出口の方向性は一定であるた
め、吸引口金を正常な方向になるように吸入口を向けて
いると、プレエアクリーナと接続するためにはホースを
長くして大きく湾曲させなければならない。
【0005】本発明は、クリーナ本体に対してL字状の
吐出ダクトを軸心廻り相対回動可能にし、かつ吐出ダク
トをエレメント取り付け用の止めボルトを介してクリー
ナ本体に回動可能に係止することにより、吐出ダクトに
対してクリーナ本体を必要に応じて回動し、これにより
吸入口を種々の方向に向けられるようにしたエアクリー
ナ装置を提供することを目的とする。
吐出ダクトを軸心廻り相対回動可能にし、かつ吐出ダク
トをエレメント取り付け用の止めボルトを介してクリー
ナ本体に回動可能に係止することにより、吐出ダクトに
対してクリーナ本体を必要に応じて回動し、これにより
吸入口を種々の方向に向けられるようにしたエアクリー
ナ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための具体的手段は、前車軸フレーム2に立設された
ステー3に取り付けバンド4を介して円筒状エアクリー
ナ5を装着し、このエアクリーナ5のエレメント6を包
囲する有底円筒状クリーナ本体7の外周に吸入ダクト8
又は吸入口金35と連結される吸入口9を形成し、クリ
ーナ本体7の端面に吐出ダクト10と連結される吐出口
11を設けたエアクリーナ装置において、前記クリーナ
本体7の軸心上に位置する吐出口11に対してL字状の
吐出ダクト10を軸心廻り相対回動可能に挿入し、エレ
メント6をクリーナ本体7に対して取り付ける止めボル
ト12をエレメント6及び吐出口11の軸心に貫通して
吐出ダクト10に相対回動可能に係止していることであ
る。
のための具体的手段は、前車軸フレーム2に立設された
ステー3に取り付けバンド4を介して円筒状エアクリー
ナ5を装着し、このエアクリーナ5のエレメント6を包
囲する有底円筒状クリーナ本体7の外周に吸入ダクト8
又は吸入口金35と連結される吸入口9を形成し、クリ
ーナ本体7の端面に吐出ダクト10と連結される吐出口
11を設けたエアクリーナ装置において、前記クリーナ
本体7の軸心上に位置する吐出口11に対してL字状の
吐出ダクト10を軸心廻り相対回動可能に挿入し、エレ
メント6をクリーナ本体7に対して取り付ける止めボル
ト12をエレメント6及び吐出口11の軸心に貫通して
吐出ダクト10に相対回動可能に係止していることであ
る。
【0007】
【作用】前記クリーナ本体7は取り付けバンド4でステ
ー3の保持部3Aに固定されるが、取り付けバンド4を
緩めることにより、軸心廻りに回動可能になっており、
また、クリーナ本体7に対して吐出ダクト10が相対回
動可能に係止されていることにより、吐出ダクト10の
方向性を変えることなくクリーナ本体7の回動が可能に
なり、吸入口9の方向性を適宜変更してプレエアクリー
ナ13と吸引口金35との取り替えができる。
ー3の保持部3Aに固定されるが、取り付けバンド4を
緩めることにより、軸心廻りに回動可能になっており、
また、クリーナ本体7に対して吐出ダクト10が相対回
動可能に係止されていることにより、吐出ダクト10の
方向性を変えることなくクリーナ本体7の回動が可能に
なり、吸入口9の方向性を適宜変更してプレエアクリー
ナ13と吸引口金35との取り替えができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜3において、15はトラクタの前半分を示
しており、エンジン16、ミッションケース17等を直
結して車体18が形成されており、エンジン16から前
方に前車軸を支持する前車軸フレーム2が突出されてい
て、この前車軸フレーム2上にラジエータ19、バッテ
リ20等が搭載され、ステー3が立設されている。
する。図1〜3において、15はトラクタの前半分を示
しており、エンジン16、ミッションケース17等を直
結して車体18が形成されており、エンジン16から前
方に前車軸を支持する前車軸フレーム2が突出されてい
て、この前車軸フレーム2上にラジエータ19、バッテ
リ20等が搭載され、ステー3が立設されている。
【0009】22はエンジンルームを包囲しているボン
ネットであり、その後上部が車体18に固定の支持部材
23に枢支されており、前部を上方へ開放可能になって
いる。24は前車軸フレーム2に固定のスカート部であ
る。前記ステー3の上部には、保持部3Aが設けられて
おり、クッション25を介してボンネット22の支持す
ると共に、エアクリーナ5を取り付けバンド4を介して
取り付けている。
ネットであり、その後上部が車体18に固定の支持部材
23に枢支されており、前部を上方へ開放可能になって
いる。24は前車軸フレーム2に固定のスカート部であ
る。前記ステー3の上部には、保持部3Aが設けられて
おり、クッション25を介してボンネット22の支持す
ると共に、エアクリーナ5を取り付けバンド4を介して
取り付けている。
【0010】エアクリーナ5は一端に側壁7Aを有する
有底円筒状クリーナ本体7と、このクリーナ本体7の開
放端を開閉自在に閉鎖するキャップ27と、クリーナ本
体7内に配置される円筒状エレメント6とを有してい
る。前記クリーナ本体7は、その外周に吸入ダクト8と
連結される吸入口9が形成されており、吸入ダクト8は
エンジン16の上方でボンネット22から突出したプレ
エアークリーナ13に接続されている。プレエアークリ
ーナ13が使用されない場合、吸入口9には吸入ダクト
8の代わりに吸入口金35が装着される。
有底円筒状クリーナ本体7と、このクリーナ本体7の開
放端を開閉自在に閉鎖するキャップ27と、クリーナ本
体7内に配置される円筒状エレメント6とを有してい
る。前記クリーナ本体7は、その外周に吸入ダクト8と
連結される吸入口9が形成されており、吸入ダクト8は
エンジン16の上方でボンネット22から突出したプレ
エアークリーナ13に接続されている。プレエアークリ
ーナ13が使用されない場合、吸入口9には吸入ダクト
8の代わりに吸入口金35が装着される。
【0011】クリーナ本体7の側壁7Aには吐出ダクト
10と連結される吐出口11が形成され、この吐出口1
1はクリーナ本体7の軸心と同心の円筒状になってい
て、その外周にシール28を配置する環状凹部29を形
成している。吐出ダクト10はホース等を介してエンジ
ン16の吸気マニホールドと接続されている。吐出ダク
ト10はL字状に折曲されていて、その一端に挿入部1
0Aとフランジ部10Bとが形成され、前記クリーナ本
体7の軸心上に位置する吐出口11に挿入部10Aが回
動可能に挿入されている。
10と連結される吐出口11が形成され、この吐出口1
1はクリーナ本体7の軸心と同心の円筒状になってい
て、その外周にシール28を配置する環状凹部29を形
成している。吐出ダクト10はホース等を介してエンジ
ン16の吸気マニホールドと接続されている。吐出ダク
ト10はL字状に折曲されていて、その一端に挿入部1
0Aとフランジ部10Bとが形成され、前記クリーナ本
体7の軸心上に位置する吐出口11に挿入部10Aが回
動可能に挿入されている。
【0012】前記吐出ダクト10のコーナ部の内部には
係止部30が形成されている。この係止部30には、エ
レメント6をクリーナ本体7に対して取り付ける止めボ
ルト12の一端が係止されており、止めボルト12はク
リーナ本体7に対して回動自在でかつ抜け止め状態にな
っている。止めボルト12は吐出口11及びクリーナ本
体7の軸心を貫通しており、更にシール28を介してク
リーナ本体7の側壁7Aに押し当てて固定するエレメン
ト6も貫通しており、その他端はエレメント6から突出
していて蝶ナット33を螺合することにより、エレメン
ト6をクリーナ本体7に対して固定するようになってい
る。
係止部30が形成されている。この係止部30には、エ
レメント6をクリーナ本体7に対して取り付ける止めボ
ルト12の一端が係止されており、止めボルト12はク
リーナ本体7に対して回動自在でかつ抜け止め状態にな
っている。止めボルト12は吐出口11及びクリーナ本
体7の軸心を貫通しており、更にシール28を介してク
リーナ本体7の側壁7Aに押し当てて固定するエレメン
ト6も貫通しており、その他端はエレメント6から突出
していて蝶ナット33を螺合することにより、エレメン
ト6をクリーナ本体7に対して固定するようになってい
る。
【0013】従って、蝶ナット33の着脱によってエレ
メント6の取り替えが可能となり、クリーナ本体7と吐
出ダクト10とを相対的にクリーナ本体7の軸心廻りに
回動可能であり、吸入口9と吐出ダクト10の相対的な
方向性を変更可能になっている。なお、クリーナ本体7
を回動する場合、蝶ナット33を緩めるようにしても良
い。
メント6の取り替えが可能となり、クリーナ本体7と吐
出ダクト10とを相対的にクリーナ本体7の軸心廻りに
回動可能であり、吸入口9と吐出ダクト10の相対的な
方向性を変更可能になっている。なお、クリーナ本体7
を回動する場合、蝶ナット33を緩めるようにしても良
い。
【0014】前記クリーナ本体7は取り付けバンド4で
保持部3Aに固定されるが、取り付けバンド4を緩める
ことにより、軸心廻りに回動可能になっている。キャッ
プ27は海老金具等の止め具34によってクリーナ本体
7に装着されており、キャップ27を外すことにより、
エレメント6の取り替えができる。図2の実線及び点線
状態は、吸入口9及び吐出ダクト10を共に後ろ向きに
し、吸入口9にプレエアークリーナ13を接続した状態
であり、この状態から図2に2点鎖線で示すように、プ
レエアークリーナ13の代わりに吸入口金35を接続す
るには、取り付けバンド4を緩めて、ステー3及び吐出
ダクト10に対してクリーナ本体7を略180度回動
し、吸入口9を下向きにする。
保持部3Aに固定されるが、取り付けバンド4を緩める
ことにより、軸心廻りに回動可能になっている。キャッ
プ27は海老金具等の止め具34によってクリーナ本体
7に装着されており、キャップ27を外すことにより、
エレメント6の取り替えができる。図2の実線及び点線
状態は、吸入口9及び吐出ダクト10を共に後ろ向きに
し、吸入口9にプレエアークリーナ13を接続した状態
であり、この状態から図2に2点鎖線で示すように、プ
レエアークリーナ13の代わりに吸入口金35を接続す
るには、取り付けバンド4を緩めて、ステー3及び吐出
ダクト10に対してクリーナ本体7を略180度回動
し、吸入口9を下向きにする。
【0015】図2、4、5において、マイナスカットリ
レーの配置構造の1例を示している。メインスイッチが
オフの時にバッテリ20からの通電をカットするマイナ
スカットリレーは、電気配線に予め組み込んでおくのが
好ましいが、組み込まれていない場合は簡単に配置でき
るようにする必要がある。図では、マイナスカットリレ
ー37を取り付けた基盤38に把持体39を設けてお
き、基盤38をクッション40を介してバッテリ20上
に載置し、把持体39をマイナス端子に取り付け、基盤
38をバッテリ押さえ41で押さえるようにしている。
この配置構造は、バッテリ押さえ41を持つあらゆる車
両にマイナスカットリレー37を取り付けることを可能
にする。
レーの配置構造の1例を示している。メインスイッチが
オフの時にバッテリ20からの通電をカットするマイナ
スカットリレーは、電気配線に予め組み込んでおくのが
好ましいが、組み込まれていない場合は簡単に配置でき
るようにする必要がある。図では、マイナスカットリレ
ー37を取り付けた基盤38に把持体39を設けてお
き、基盤38をクッション40を介してバッテリ20上
に載置し、把持体39をマイナス端子に取り付け、基盤
38をバッテリ押さえ41で押さえるようにしている。
この配置構造は、バッテリ押さえ41を持つあらゆる車
両にマイナスカットリレー37を取り付けることを可能
にする。
【0016】図6、7はキャビン付トラクタの補助燃料
タンクの取り付け構造の1例を示している。補助燃料タ
ンク43はキャビン枠45の後部フレーム45Aを介し
て取り付けており、運転席44の後方の空間を利用して
配置している。ボンネット22内部の主燃料タンク46
と補助燃料タンク43とを、フィルタ50に三又接続具
47を介して接続し、各タンク43、46からフィルタ
50に至る油路で燃料が逆流しないようにチェック弁4
8、49を設けている。51は補助燃料タンク43の燃
料注入口である。
タンクの取り付け構造の1例を示している。補助燃料タ
ンク43はキャビン枠45の後部フレーム45Aを介し
て取り付けており、運転席44の後方の空間を利用して
配置している。ボンネット22内部の主燃料タンク46
と補助燃料タンク43とを、フィルタ50に三又接続具
47を介して接続し、各タンク43、46からフィルタ
50に至る油路で燃料が逆流しないようにチェック弁4
8、49を設けている。51は補助燃料タンク43の燃
料注入口である。
【0017】図8、9はキャビンの代わりにトラクタに
装備されるロプスの屈伸構造の1例を示している。ロプ
ス52は車体18及び/又はフェンダ59に固定の左右
一対の下支柱53と、正面視下向きコ字状で左右両下端
が左右下支柱53の上端と横軸廻り屈伸自在に連結され
た上部枠54とを有する。左右下支柱53は、上部に上
部枠54の下端が挿入可能なホルダ部55と背面側のブ
ラケット56とを有し、上部枠54の左右下端は背面側
にブラケット57を有し、各ブラケット57はブラケッ
ト56と枢支軸58を介して連結されている。
装備されるロプスの屈伸構造の1例を示している。ロプ
ス52は車体18及び/又はフェンダ59に固定の左右
一対の下支柱53と、正面視下向きコ字状で左右両下端
が左右下支柱53の上端と横軸廻り屈伸自在に連結され
た上部枠54とを有する。左右下支柱53は、上部に上
部枠54の下端が挿入可能なホルダ部55と背面側のブ
ラケット56とを有し、上部枠54の左右下端は背面側
にブラケット57を有し、各ブラケット57はブラケッ
ト56と枢支軸58を介して連結されている。
【0018】前記上部枠54の左右下端とホルダ部54
とには、互いに嵌合したときに対向する孔が形成されて
いて、この孔に連結具60の第1ピン部60Aを挿入す
ることにより、左右下支柱53に対して上部枠54を伸
長状態に固定するようになっている。連結具60は頭付
きピンの頭にL字状の棒材を溶着して形成したものであ
り、頭付きピンが第1ピン部60Aとなっており、棒材
の自由端が第1ピン部60Aと平行な第2ピン部60B
となっており、前記ブラケット56、57にはこの第2
ピン部60Bが挿入可能な孔が形成されている。
とには、互いに嵌合したときに対向する孔が形成されて
いて、この孔に連結具60の第1ピン部60Aを挿入す
ることにより、左右下支柱53に対して上部枠54を伸
長状態に固定するようになっている。連結具60は頭付
きピンの頭にL字状の棒材を溶着して形成したものであ
り、頭付きピンが第1ピン部60Aとなっており、棒材
の自由端が第1ピン部60Aと平行な第2ピン部60B
となっており、前記ブラケット56、57にはこの第2
ピン部60Bが挿入可能な孔が形成されている。
【0019】図8に2点鎖線で示すように、上部枠54
を屈曲状態にしたときに、連結具60の第2ピン部60
Bをブラケット56、57の孔に挿入すると、この屈曲
状態を固定することができ、図8に実線で示すように、
上部枠54を伸長状態にしたときに、第2ピン部60B
をブラケット57の孔に挿入すると、連結具60は筋交
いとなり、伸長状態を補強することができる。
を屈曲状態にしたときに、連結具60の第2ピン部60
Bをブラケット56、57の孔に挿入すると、この屈曲
状態を固定することができ、図8に実線で示すように、
上部枠54を伸長状態にしたときに、第2ピン部60B
をブラケット57の孔に挿入すると、連結具60は筋交
いとなり、伸長状態を補強することができる。
【0020】ところで、連結具60の第1ピン部60A
及び第2ピン部60Bとブラケット56、57の孔とは
公差の大きいすきまばめであるため、トラクタの走行中
に振動が生じ易い。そこで、第2ピン部60Bの先端に
蝶ボルト61を螺合して、この蝶ボルト61をブラケッ
ト56又は57に押圧するようにしており、この押圧に
より、連結具60の第1ピン部60A及び第2ピン部6
0Bはそれぞれが挿入した孔に対して傾斜するようにな
り、孔との隙間がなくなり、ピン部の踊り、ガタ音が生
じなくなる。
及び第2ピン部60Bとブラケット56、57の孔とは
公差の大きいすきまばめであるため、トラクタの走行中
に振動が生じ易い。そこで、第2ピン部60Bの先端に
蝶ボルト61を螺合して、この蝶ボルト61をブラケッ
ト56又は57に押圧するようにしており、この押圧に
より、連結具60の第1ピン部60A及び第2ピン部6
0Bはそれぞれが挿入した孔に対して傾斜するようにな
り、孔との隙間がなくなり、ピン部の踊り、ガタ音が生
じなくなる。
【0021】前記蝶ボルト61は連結具60の抜け止め
部材ともなり、従来、第1ピン部60Aの自由端側に挿
通していたベータピンを省略できるようになる。また、
第2ピン部60Bの先端に雄ネジを形成しておいて、蝶
ナットを螺合するようにしても良い。
部材ともなり、従来、第1ピン部60Aの自由端側に挿
通していたベータピンを省略できるようになる。また、
第2ピン部60Bの先端に雄ネジを形成しておいて、蝶
ナットを螺合するようにしても良い。
【0022】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、クリーナ
本体7の軸心上に位置する吐出口11に対してL字状の
吐出ダクト10を軸心廻り相対回動可能に挿入し、エレ
メント6をクリーナ本体7に対して取り付ける止めボル
ト12をエレメント6及び吐出口11の軸心に貫通して
吐出ダクト10に相対回動可能に係止しているので、取
り付けバンド4を緩めることにより、吐出ダクト10に
対してクリーナ本体7を必要に応じて回動でき、吸入口
9を種々の方向に向けて、それに接続されるプレエアー
クリーナ13までの距離を最短距離にしたり、又は吸入
口金35を最適な方向に向けたりすることができるよう
になる。
本体7の軸心上に位置する吐出口11に対してL字状の
吐出ダクト10を軸心廻り相対回動可能に挿入し、エレ
メント6をクリーナ本体7に対して取り付ける止めボル
ト12をエレメント6及び吐出口11の軸心に貫通して
吐出ダクト10に相対回動可能に係止しているので、取
り付けバンド4を緩めることにより、吐出ダクト10に
対してクリーナ本体7を必要に応じて回動でき、吸入口
9を種々の方向に向けて、それに接続されるプレエアー
クリーナ13までの距離を最短距離にしたり、又は吸入
口金35を最適な方向に向けたりすることができるよう
になる。
【図1】本発明の実施例を示す要部の断面図である。
【図2】トラクタの前内部を示す側面図である。
【図3】トラクタの前半部を示す側面図である。
【図4】マイナスカットリレーの配置構造の1例を示す
側面図である。
側面図である。
【図5】同斜視図である。
【図6】補助燃料タンクの取り付け構造の1例を示す側
面図である。
面図である。
【図7】同斜視図である。
【図8】ロプスの屈伸構造の1例を示す側面図である。
【図9】図8のX−X線断面図である。
2 前車軸フレーム 3 ステー 4 取り付けバンド 5 エアクリーナ 6 エレメント 7 クリーナ本体 8 吸入ダクト 9 吸入口 10 吐出ダクト 11 吐出口 12 止めボルト 13 プレエアークリーナ 35 吸入口金
Claims (1)
- 【請求項1】 前車軸フレーム(2)に立設されたステ
ー(3)に取り付けバンド(4)を介して円筒状エアク
リーナ(5)を装着し、このエアクリーナ(5)のエレ
メント(6)を包囲する有底円筒状クリーナ本体(7)
の外周に吸入ダクト(8)又は吸入口金(35)と連結
される吸入口(9)を形成し、クリーナ本体(7)の端
面に吐出ダクト(10)と連結される吐出口(11)を
設けたエアクリーナ装置において、 前記クリーナ本体(7)の軸心上に位置する吐出口(1
1)に対してL字状の吐出ダクト(10)を軸心廻り相
対回動可能に挿入し、エレメント(6)をクリーナ本体
(7)に対して取り付ける止めボルト(12)をエレメ
ント(6)及び吐出口(11)の軸心に貫通して吐出ダ
クト(10)に相対回動可能に係止していることを特徴
とするエアクリーナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32903594A JPH08183352A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | エアクリーナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32903594A JPH08183352A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | エアクリーナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08183352A true JPH08183352A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18216877
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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---|---|
JP (1) | JPH08183352A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008081016A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Kubota Corp | 走行車両のボンネット内構造 |
JP2012192824A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 建設機械の冷却構造 |
CN109955715A (zh) * | 2017-12-26 | 2019-07-02 | 株式会社久保田 | 作业车 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP32903594A patent/JPH08183352A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008081016A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Kubota Corp | 走行車両のボンネット内構造 |
JP4738305B2 (ja) * | 2006-09-28 | 2011-08-03 | 株式会社クボタ | 走行車両のボンネット内構造 |
JP2012192824A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 建設機械の冷却構造 |
CN109955715A (zh) * | 2017-12-26 | 2019-07-02 | 株式会社久保田 | 作业车 |
JP2019112018A (ja) * | 2017-12-26 | 2019-07-11 | 株式会社クボタ | 作業車 |
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