JPH08182974A - 精密洗浄装置 - Google Patents

精密洗浄装置

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JPH08182974A
JPH08182974A JP6340295A JP34029594A JPH08182974A JP H08182974 A JPH08182974 A JP H08182974A JP 6340295 A JP6340295 A JP 6340295A JP 34029594 A JP34029594 A JP 34029594A JP H08182974 A JPH08182974 A JP H08182974A
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cleaning liquid
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KITOU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄装置本体の構造をコンパクトにし、より
優れた洗浄効果を得る。 【構成】 洗浄装置本体の上側に洗浄液槽7,16を、下
側に浄水生成槽24および洗浄槽2を設ける。洗浄槽2の
上部に洗浄槽2に連通するスリットノズルチャンバー35
を設ける。また、スリットノズルチャンバー35の内部に
洗浄槽2に連通する洗浄ノズルチャンバー37を設ける。
さらに、洗浄液槽7,16から洗浄槽2に洗浄液を供給す
る洗浄液供給配管10を配設し、洗浄液を洗浄ノズル38か
ら被洗浄物に噴射する洗浄配管13を設ける。また、洗浄
槽2内の洗浄後の汚液を濾過し、洗浄液槽7,16に循環
させる洗浄液循環配管6を設ける。浄水生成槽24の内部
にオイルスキマー26と電気ヒータ27を設けて洗浄液を暖
め加温し、洗浄効果を上げる。また、洗浄後の被洗浄物
の水切りを行う送風機を設け、かつ、洗浄槽2を気密に
閉塞する気密閉塞手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被洗浄物の加工工程中
に該被洗浄物に付着した切粉、油脂等の異物を除去する
ための精密洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗浄装置としては、特願
平4−225158号に掲載されているものが知られて
いる。この洗浄装置の概略を説明する。この洗浄装置
は、洗浄室に水平に設けた回転駆動軸に放射状に、複数
の被洗浄物を把持するクランプ装置を回転自在に取付
け、また、洗浄室の下部には高圧洗浄ノズルを具備した
高圧洗浄槽を、洗浄室の上部にはエアーブローノズルを
配設し、さらに、洗浄装置本体の近傍に別途に独立して
クリーン液タンクを設けるようにしたものである。
【0003】そして、洗浄時には、クランプ装置に載置
された被洗浄物を洗浄槽の洗浄液に浸漬し、別途に設け
たクリーン液タンクから高圧洗浄ノズルに高圧洗浄液を
供給して、被洗浄物を回転させながら前記高圧洗浄ノズ
ルから高圧洗浄液を被洗浄物に向けて噴射して、洗浄槽
内の洗浄液を攪拌して被洗浄物の洗浄を行い、洗浄後、
被洗浄物を上部に搬送し、エアーブローノズルからエア
を洗浄後の被洗浄物に向けて噴出し、洗浄後の被洗浄物
の水切りを行うようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来技術
においては、洗浄装置本体に設けた洗浄室の内部に複数
の処理工程を設け、被洗浄物をこれらの処理工程に逐次
搬送するようにしているので、洗浄室自体が大きくなる
と共に洗浄室内が複雑になり、洗浄室が高価なものとな
り、かつ、洗浄室のメンテナンスも困難になる問題があ
った。
【0005】また、洗浄装置本体の近傍に別途に独立し
てクリーン液タンクを設ける構成としているので、洗浄
装置全体が大掛かりなものとなり、設置面積を多く取る
と共に製作費も高くなる問題があった。
【0006】本発明は、上記した問題点を鑑みて成され
たもので、洗浄装置本体を極めてコンパクトな構造に
し、しかも廉価で、より優れた洗浄効果を得ることがで
きる精密洗浄装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、洗浄装置本体の上側に洗浄液
槽を設け、該洗浄液槽の下側に浄水を生成する浄水生成
槽を設け、該上水生成槽の内部に洗浄槽を配設し、該洗
浄槽の上部に該洗浄槽と気密に連通するスリットノズル
を装着したスリットノズルチャンバーを設けると共に、
該スリットノズルチャンバーの内部に前記スリットノズ
ルを挿通して前記洗浄槽に臨む洗浄ノズルを装着した洗
浄ノズルチャンバーを配設し、前記洗浄装置本体に、前
記洗浄液槽から前記洗浄槽に洗浄液を供給する洗浄液供
給回路を設けると共に、前記洗浄液槽の洗浄液を前記洗
浄ノズルから前記洗浄槽の内部に載置した被洗浄物に向
けて噴射させる洗浄回路を設け、更に前記洗浄槽内の前
記被洗浄物の洗浄後の汚液を濾過し、前記洗浄液槽に循
環させる洗浄液循環回路を設け、前記浄水生成槽の内部
に浮遊油回収装置及び蒸気発生装置を内蔵した液浄化装
置を設け、前記洗浄装置本体に、前記洗浄液槽に設けた
オーバーフロー口から溢れた油水混合液を前記液浄化装
置に供給するオーバーフロー回路を設け、前記洗浄装置
本体に、前記浄水生成槽に生成された浄水を前記洗浄液
槽に循環させる浄水戻し回路を設けると共に、洗浄後の
前記被洗浄物の水切りを行う、一側が前記スリットノズ
ルチャンバーに連通し、他側が前記洗浄槽に連通した強
風発生装置を有するエアブロー回路を設け、前記洗浄槽
を気密に閉塞する気密閉塞手段を設けたことを特徴とす
るものである。
【0008】
【作用】本発明は、以上説明したように構成したので、
まず、洗浄液槽に洗浄液が供給されると、洗浄液はオー
バーフロ口から溢れ、自重によりオーバーフロー回路を
経由して、浄水生成槽の内部に設けた液浄化装置に供給
される。
【0009】洗浄装置本体の洗浄液槽及び液浄化装置の
それぞれの所定の位置まで洗浄液が供給されると、液浄
化装置に内蔵した浮遊油回収装置および蒸気発生装置が
作動する。
【0010】この状態において、洗浄槽の被洗浄物搬出
入口は解放されているので、被洗浄物を洗浄槽に載置
し、気密閉塞手段で洗浄槽の被洗浄物搬出入口を気密に
閉塞する。
【0011】洗浄槽の被洗浄物搬出入口が気密の閉塞さ
れると、被洗浄物を回転させると共に、洗浄液供給回路
が開き、洗浄液槽の洗浄液は洗浄液供給回路を通ってス
リットノズルより洗浄槽に供給される。
【0012】洗浄液槽の洗浄液が洗浄槽に供給される
と、洗浄液が洗浄回路を通って洗浄ノズルから被洗浄物
に向けて噴射される。
【0013】すなわち、被洗浄物は洗浄槽内の洗浄液に
浸漬され、回転している状態で、洗浄液槽内の洗浄液が
洗浄ノズルから高圧噴射されて洗浄槽内の洗浄液が攪拌
されるので、被洗浄物に付着した切粉、油脂等の異物が
完全に除去され、被洗浄物はきれいに洗浄される。
【0014】一方、洗浄液槽の洗浄液が洗浄槽に供給さ
れ、被洗浄物が洗浄された後は、洗浄液循環回路より洗
浄槽内の洗浄後の汚液が濾過され洗浄液槽に循環され
る。
【0015】所定の洗浄サイクルが終了し、洗浄槽内の
洗浄後の汚液が排出されると、強風発生装置が作動し強
風が発生する。発生した強風はエアブロー回路により洗
浄槽内で回転している被洗浄物に向けて噴出され、被洗
浄物の水切りを行う。被洗浄物の水切後の強風は前記と
同様にエアブロー回路により強風発生装置に送られる。
【0016】このようにして、洗浄後の被洗浄物の水切
りが終了すると、洗浄槽の被洗浄物搬出入口を気密に閉
塞している気密閉塞蓋手段が移動し、洗浄槽の被洗浄物
搬出入口を解放し、洗浄槽の水切り後の被洗浄物を除去
して全ての洗浄サイクルは終了する。
【0017】次に、精密洗浄装置本体の浄水生成槽につ
いて説明する。上記したように、洗浄液槽と、浄水生成
槽の前記液浄化装置にはそれぞれ所定の洗浄液が供給さ
れている。
【0018】このとき液浄化装置の浮遊油回収装置及び
蒸気発生装置は作動しているので、液浄化装置内に供給
されている洗浄液は蒸気発生装置により加熱され、液浄
化装置内に蒸気が発生する。
【0019】液浄化装置内に発生した蒸気は、洗浄液槽
の底板に向けて噴出され、洗浄液槽内の洗浄液を加熱
し、加温すると共に、噴出された蒸気は洗浄液槽の底板
等に付着し、冷やされて復水する。
【0020】復水した浄水は浄水戻し回路により洗浄液
槽に供給される。従って、精密洗浄装置本体内の洗浄液
はほとんど消失することはない。
【0021】また、洗浄液槽には洗浄液が満たされてお
り、洗浄液循環回路に設けた濾過装置により濾過されな
かった油は浮遊しているので、この油を含んだ洗浄液は
オーバーフロー回路を通って液浄化装置に溢れ落ちる。
従って、液浄化装置には油分の多い油水混合洗浄液が供
給されることになる。
【0022】液浄化装置に油分の多い油水混合洗浄液が
供給されると、液浄化装置内には浮遊油回収装置が常
時、作動しているので、この浮遊油回収装置が液浄化装
置に送られた油分の多い油水混合洗浄液の浮遊油を回収
し、油と水に分離し、分離した油は精密洗浄装置本体外
に排出し、分離した水はそのまま液浄化装置内に循環さ
れる。
【0023】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図1ないし図3に
基づいて説明する。符号1は精密洗浄装置本体であり、
符号2は精密洗浄装置本体1の前壁(図2おいて右側)
及び後壁に亙って気密に設けられた略円筒状の洗浄槽で
ある洗浄タンクである。この洗浄タンク2の下部には排
水溝 2′が設けられている。
【0024】また、精密洗浄装置本体1の前壁には洗浄
タンク2の被洗浄物搬出入口を囲繞して気密に固着され
た環状の気密閉塞基台3が設けられている。気密閉塞基
台3の上面にはシール部材(図示せず)が装着されてい
る。
【0025】従って、例えばシリンダで作動する気密閉
塞蓋(図示省略、特願平5−294050号、特願平5
−298960のドア式気密閉塞装置参照)で気密閉塞
基台3の上面を圧接すれば、洗浄タンク2の被洗浄物搬
出入口は気密に閉塞されることになる。
【0026】そして、図2に示すように、洗浄タンク2
には被洗浄物回転装置4が回転自在に配設されている。
被洗浄物回転装置4の一側(前記前壁側)には回転自在
にローラ 4′が支持されており、ローラ 4′は気密閉塞
基台3の内側に回転自在に係合されている。
【0027】また、被洗浄物回転装置4の他側は精密洗
浄装置本体1の後壁に回転自在に支持されており、駆動
モータの駆動軸(共に図示せず)に連結した回転駆動軸
5に固着支持されている。
【0028】従って、駆動モータが作動して駆動軸が回
転すると、回転駆動軸5も回転し、被洗浄物回転装置4
は回転する。
【0029】洗浄タンク2の最下部には洗浄液循環配管
6が設けられており、この洗浄液循環配管6の一側は洗
浄タンク2の排水溝 2′に接続しており、他側には循環
ポンプPC 及び濾過装置Fを介して切替バルブVに接続
されている。
【0030】また、図1及び図3に示すように、精密洗
浄装置本体1の上部一側(図1及び図3において左側)
には洗浄液槽の一部を構成する、洗浄用クリーン液タン
ク7が設けられている。
【0031】洗浄用クリーン液タンク7の底板 7′は外
壁側より中心部下方に向けて滑らかな傾斜面に形成され
ていると共に、後述する洗浄液槽の他部を構成する、す
すぎ用クリーン液タンク16の底板16′に向けて上方に傾
斜面が形成されている(図1参照)。
【0032】洗浄用クリーン液タンク7には下部が開口
した洗浄液供給口8が設けられており、この洗浄液供給
口8の上部には洗浄液を洗浄用クリーン液タンク7に供
給する循環洗浄液供給配管9の一方側が接続されてい
る。循環洗浄液供給配管9の他方側は洗浄液循環配管6
に連結した切替バルブVに接続されている(図2参
照)。
【0033】上記精密洗浄装置本体1の洗浄液循環配管
6、循環ポンプPC 、濾過装置F、切替バルブV及び循
環洗浄液供給配管9によって洗浄液循環回路Aが概略構
成される。
【0034】洗浄用クリーン液タンク7の下部には洗浄
液供給配管10の一側が接続されており、洗浄液供給配管
10の他側は後述するスリットノズルチャンバー35の後部
突出部一側壁35a にバタフライバルブ11を介して接続さ
れている。洗浄液供給配管10は洗浄液を洗浄用クリーン
液タンク7から洗浄タンク2に供給するものである。
【0035】従って、精密洗浄装置本体1の洗浄液供給
配管10、バタフライバルブ11及びスリットノズルチャン
バー35により洗浄液供給回路が概略構成される。
【0036】洗浄用クリーン液タンク7に接続された洗
浄液供給配管10の接続部を囲繞するように仕切板12が設
けられている。仕切板12は、洗浄用クリーン液タンク7
内の洗浄液を洗浄タンク2に供給する際、洗浄用クリー
ン液タンク7内の洗浄液が全て排出されるのを防止する
ものである。
【0037】洗浄用クリーン液タンク7の下部には洗浄
配管13が接続されている。洗浄配管13の一側は洗浄液供
給配管10よりも下方に位置しており、その他側は洗浄ポ
ンプPW (図3参照)を介して、後述する洗浄ノズルチ
ャンバー37(図1をも参照)の基端部に接続されてい
る。
【0038】なお、洗浄配管13の洗浄ポンプPW の吐出
側適所には、洗浄ポンプPW が停止した際、洗浄用クリ
ーン液タンク7から洗浄液が流出するのを防止するウォ
ータトラップ(図示せず)が形成されている。
【0039】従って、精密洗浄装置本体1の洗浄配管1
3、洗浄ポンプPW 、ウォータトラップ(図示せず)及
び洗浄ノズルチャンバー37により洗浄回路が概略構成さ
れる。
【0040】洗浄用クリーン液タンク7の洗浄配管13の
接続部上方には遮蔽板14が設けられており、この遮蔽板
14の上板には、図3に示すように、空気孔14′が穿孔さ
れている。なお、洗浄用クリーン液タンク7の適所には
オーバーフローシュート15が設けられている。
【0041】精密洗浄装置本体1の上部他側には洗浄用
クリーン液タンク7に隣接して、すすぎ用クリーン液タ
ンク16が設けられている。このすすぎ用クリーン液タン
ク16の底板16′は洗浄用クリーン液タンク7の底板7′
との接続部から外方向下方に向いて滑らかな傾斜面に形
成されている。
【0042】なお、すすぎ用クリーン液タンク16の上部
適所には工業用水供給口(図示せず)が設けられてい
る。
【0043】洗浄用クリーン液タンク7とすすぎ用クリ
ーン液タンク16との境には仕切板17が設けられており、
仕切板17の上部にはオーバーフローシュート15より上位
置になるようにオーバーフロー口17′が設けられてい
る。
【0044】すすぎ用クリーン液タンク16には下部が開
口したすすぎ洗浄液供給口18が設けられている。そし
て、この洗浄液供給口18には、すすぎ用クリーン液タン
ク16の上部より循環すすぎ洗浄液供給配管19の一側が接
続されている。循環すすぎ洗浄液供給配管19はすすぎ用
クリーン液タンク16にすすぎ洗浄液を供給するものであ
る。
【0045】循環すすぎ洗浄液供給配管19の他側は、洗
浄液循環配管6の切替バルブVに接続されている。な
お、循環すすぎ洗浄液供給配管19の適所には精密濾過装
置FFが設けられている。
【0046】従って、精密洗浄装置本体1の洗浄液循環
配管6、循環ポンプPC 、濾過装置F、切替バルブV、
精密濾過装置FF及び循環すすぎ洗浄液供給配管19により
すすぎ洗浄液循環回路Bが概略構成される(図2参
照)。
【0047】また、図1に示すように、すすぎ用クリー
ン液タンク16の底板16′には、すすぎ用クリーン液タン
ク16から洗浄タンク2にすすぎ洗浄液を供給する、すす
ぎ洗浄液供給配管20の一側が接続しており、すすぎ洗浄
液供給配管20の他側はバタフライバルブ21を介して後述
するスリットノズルチャンバー35の後部突出部他側壁35
b に接続されている。
【0048】従って、精密洗浄装置本体1のすすぎ洗浄
液供給配管20、バタフライバルブ21及びスリットノズル
チャンバー35によりすすぎ洗浄液供給回路が概略構成さ
れる。
【0049】また、図1に示すように、すすぎ用クリー
ン液タンク16の下部適所にはドレーン口22が設けられて
おり、上部個所にはエア抜き23が設けられている。
【0050】そして、精密洗浄装置本体1の下部には浄
水生成槽24が設けられており、浄水生成槽24の底板24′
は精密洗浄装置本体1の一側壁(図1においては、左
側)から他側壁下方に向けて滑らかな傾斜面が形成され
ている。
【0051】また、浄水生成槽24内であって、洗浄用ク
リーン液タンク7の下方には浮遊油回収装置及び蒸気発
生装置を内蔵した液浄化装置であるアクアクリーンタン
ク25が設けられている。アクアクリーンタンク25の上板
25′には精密洗浄装置本体1の一側壁(図1において
は、左側)から中心部下方に向けて滑らかな傾斜面が形
成されている。
【0052】図1及び図3に示すように、アクアクリー
ンタンク25内の適所には浮遊油回収装置であるオイルス
キマー26が設けられている。
【0053】オイルスキマー26はアクアクリーンタンク
25に送られた油水混合洗浄液の浮遊油を回収し、油と水
に分離し、分離した油は精密洗浄装置本体1外に排出
し、分離した水はそのままアクアクリーンタンク25内に
循環するように構成されている(オイルスキマーについ
ては、特願平6−228848参照)。
【0054】アクアクリーンタンク25内の下部適所には
蒸気発生装置である電気ヒータ27が設けられている。電
気ヒータ27はアクアクリーンタンク25に供給された
液を加熱し、蒸気を発生させるものである。
【0055】この電気ヒータ27には保護板27′が設けら
れている。また、アクアクリーンタンク25の下部適所に
はドレーン28が設けられいる。
【0056】また、アクアクリーンタンク25内に発生し
た蒸気を浄水生成槽24に供給するスチーム管29,30が設
けられている。スチーム管29の一側はアクアクリーンタ
ンク25内に連通しており、他側は洗浄用クリーン液タン
ク7の底板7′に向けて配設されている。
【0057】図1に示すように、スチーム管30の一側は
アクアクリーンタンク25内に連通しており、他側はすす
ぎ用クリーン液タンク16の底板16′に向けて配設されて
いる。
【0058】さらに、精密洗浄装置本体1の外壁にはオ
ーバフロー回路であるコ字形のオーバーフロー配管31が
設けられており、オーバーフロー配管31の一側はオーバ
ーフローシュート15の下部に接続し、他側はアクアクリ
ーンタンク25に接続されている。
【0059】従って、洗浄用クリーン液タンク7からオ
ーバーフローした油水混合洗浄液はオーバーフローシュ
ート15及びオーバーフロー配管31の一側を通て自重によ
り他側に流れアクアクリーンタンク25に供給される。
【0060】図1に示すように、浄水生成槽24の外壁下
部には、浄水生成槽24の底部に溜った浄水をすすぎ用ク
リーン液タンク16に循環させる浄水戻し回路である浄水
戻し配管32が設けられている。
【0061】すなわち、浄水戻し配管32の一側は浄水生
成槽24の下部に接続され、他側はクーラントポンプ(図
示せず)を介してすすぎ用クリーン液タンク16の上部適
所に接続されている。
【0062】なお、浄水戻し配管32は、浄水生成槽24側
にコンデンサータンク(図示せず)を設け、このコンデ
ンサータンクのすすぎ用クリーン液タンク16側にクーラ
ントポンプ(図示せず)を配設するように構成してもよ
い。
【0063】従って、精密洗浄装置本体1の浄水生成循
環回路はすすぎ用クリーン液タンク16、洗浄用クリーン
液タンク7、オーバーフローシュート15、オーバーフロ
ー配管31、アクアクリーンタンク25、浄水生成槽24、浄
水戻し配管32、(場合によりコンデンサータンク)及び
クーラントポンプ(図示せず)により概略構成される。
【0064】精密洗浄装置本体1の上部適所には、図1
に示すように、浄水生成槽24のエア抜き33が設けられて
いる。エア抜き33のエア抜き管33′はすすぎ用クリーン
液タンク16内を通て浄水生成槽24内に連通している。
【0065】さらに、図1に示すように、浄水生成槽24
の下部適所にはドレーン口34が設けられている。また、
洗浄タンク2の上方にはスリットノズルチャンバー35が
配設され、スリットノズルチャンバー35はその一部が精
密洗浄装置本体1の後壁側に突出している(図2及び図
3参照)
【0066】そして、図1で詳述するように、このスリ
ットノズルチャンバー35の下部には洗浄タンク2に気密
に連通するスリットノズル36が形成されている。
【0067】さらに、図1で示すように、スリットノズ
ルチャンバー35内には洗浄ノズルチャンバー37が配設さ
れている。洗浄ノズルチャンバー37にはスリットノズル
36を通った、洗浄タンク2に向いた洗浄ノズル38が装着
されている。
【0068】スリットノズルチャンバー35の後壁側への
突出部の上部には第一のエアダクト39が固着している。
また、精密洗浄装置本体1の後壁には第二のエアダクト
40が固着している。
【0069】この第二のエアダクト40の一側(下)は洗
浄タンク2に気密に連通しており、他側には第一のエア
ダクト39と気密に連通した強風発生装置である送風機41
が装着されている。
【0070】従って、精密洗浄装置本体1のエアブロー
回路は第一のエアダクト39、スリットノズルチャンバー
35、スリットノズル36、洗浄タンク2、第二のエアダク
ト40及び送風機41とにより概略構成されている。なお、
符号42は第一のエアダクト39の適所に設けたエア抜きで
ある。
【0071】次に、本実施例の作用を説明する。まず、
すすぎ用クリーン液タンク16の上部適所に設けられた図
示しない工業用水供給口からすすぎ用クリーン液タンク
16に洗浄液を供給すると、洗浄液は仕切り板17の上部に
設けたオーバーフロー口17′から溢れ、洗浄用クリーン
液タンク7に供給される。
【0072】更に洗浄用クリーン液タンク7に供給され
た洗浄液はオーバーフローシュート15から溢れ、オーバ
ーフロー配管31を通て自重によりアクアクリーンタンク
25に供給される。
【0073】このようにして、精密洗浄装置本体1のす
すぎ用クリーン液タンク16、洗浄用クリーン液タンク7
及びアクアクリーンタンク25のそれぞれ所定の位置にま
で洗浄液が供給されると(図1参照)、オイルスキマー
26及び電気ヒータ27が作動する。
【0074】この状態において、洗浄タンク2の被洗浄
物搬出入口は解放されているので、被洗浄物を被洗浄物
回転装置4に載置し、図示しない気密閉塞蓋で気密閉塞
基台3の面を押圧して、洗浄タンク2の被洗浄物搬出入
口を気密に閉塞する。
【0075】洗浄タンク2の被洗浄物搬出入口が気密に
閉塞されると、図示しない駆動モータが作動し、被洗浄
物回転装置4を回転し、被洗浄物を回転させると共に洗
浄液供給配管10のバタフライバルブ11を開き、洗浄用ク
リーン液タンク7の洗浄液は洗浄液供給配管10、スリッ
トノズルチャンバー35及びスリットノズル36を通て自重
により洗浄タンク2に供給される。
【0076】なお、この時、洗浄用クリーン液タンク7
の洗浄液は仕切板12により抑制されるので、全て排出さ
れることはない。したがって、洗浄用クリーン液タンク
7には一定量の洗浄液が残ることになる。
【0077】洗浄用クリーン液タンク7の洗浄液が洗浄
タンク2に供給されると、洗浄液供給配管10のバタフラ
イバルブ11が閉じ、洗浄配管13に設けた洗浄ポンプPW
が作動し、洗浄用クリーン液タンク7には一定量の洗浄
液が残っているので、洗浄用クリーン液タンク7の洗浄
液は洗浄配管13及び洗浄ノズルチャンバー37を通て洗浄
ノズル38に供給され、洗浄ノズル38から被洗浄物に向け
て噴射される。
【0078】従って、被洗浄物は洗浄タンク2内の洗浄
液に浸漬され、回転している状態で、洗浄タンク2内の
洗浄液が洗浄ノズル38から高圧噴射されて洗浄液を攪拌
する。これにより、被洗浄物に付着した切粉、油脂等の
異物は完全に除去され、被洗浄物はきれいに洗浄され
る。
【0079】一方、洗浄用クリーン液タンク7の洗浄液
が洗浄タンク2に供給されると、洗浄液循環配管6の循
環ポンプPC が作動し、洗浄タンク2内の洗浄後の汚液
は洗浄液循環配管6を通って濾過装置Fにより濾過され
切替バルブVに送られる。
【0080】このとき、切替バルブVは循環洗浄液供給
配管9側に切り替えられているので、循環洗浄液供給配
管9を通って洗浄用クリーン液タンク7の洗浄液供給口
8へ供給される。
【0081】従って、洗浄サイクル中は、洗浄用クリー
ン液タンク7の洗浄液は洗浄配管13、洗浄ノズルチャン
バー37を通て洗浄ノズル38に供給され、洗浄タンク2内
の被洗浄物に向けて噴射される。
【0082】洗浄タンク2内の洗浄後の汚液は洗浄液循
環配管6を通って濾過装置Fにより濾過され、切替バル
ブV、循環洗浄液供給配管9を通って洗浄用クリーン液
タンク7の洗浄液供給口8へ供給され、洗浄用クリーン
液タンク7へと循環する。
【0083】所定の洗浄サイクルが終了すると、洗浄配
管13の洗浄ポンプPW が停止し、洗浄タンク2内の洗浄
後の汚液が排出される。すると、洗浄液循環配管6の循
環ポンプPC が停止し、切替バルブVはすすぎ洗浄液供
給配管19側に切り替えられる。
【0084】そして今度は、すすぎ洗浄液供給配管20の
バタフライバルブ21を開き、すすぎ用クリーン液タンク
16のすすぎ洗浄液はすすぎ洗浄液供給配管20、スリット
ノズルチャンバー35及びスリットノズル36を通て自重に
より洗浄タンク2に供給される。
【0085】すすぎ用クリーン液タンク16のすすぎ洗浄
液が洗浄タンク2に供給されると、被洗浄物はまだ回転
しているので、きれいにすすぎ洗浄が行われる。
【0086】すすぎ洗浄サイクルが終了すると、洗浄液
循環配管6の循環ポンプPC が再び作動し、洗浄タンク
2内のすすぎ洗浄後の汚液は洗浄液循環配管6を通って
濾過装置Fにより濾過され、切替バルブVを通て循環す
すぎ洗浄液供給配管19に送られる。
【0087】このとき、汚液は循環すすぎ洗浄液供給配
管19に設けた精密濾過装置FFにより更にきれいに濾過さ
れて、すすぎ用クリーン液タンク16のすすぎ洗浄液供給
口18へ送られ、すすぎ用クリーン液タンク16へ循環され
る。
【0088】洗浄タンク2内のすすぎ洗浄後の汚液が排
出されると、送風機41が作動し、強風を発生する。送風
機41により発生した強風は第一のエアダクト39、スリッ
トノズルチャンバー35を経てスリットノズル36に送ら
れ、スリットノズル36から洗浄タンク2内で回転してい
る被洗浄物に向けて噴出され、被洗浄物の水切りを行
い、被洗浄物の水切り後の強風は第二のエアダクト40を
通て再び送風機41に送られる。
【0089】このようにして、すすぎ洗浄後の被洗浄物
の水切りが終了すると、被洗浄物回転装置4の回転が停
止し、洗浄タンク2の被洗浄物搬出入口を気密に閉塞し
ている図示しない気密閉塞蓋は気密閉塞基台3から移動
し、洗浄タンク2の被洗浄物搬出入口を解放し、被洗浄
物回転装置4に載置されている水切り後の被洗浄物を除
去して全ての洗浄サイクルは終了する。
【0090】次に、精密洗浄装置本体1の浄水生成シス
テムについて説明する。上記したように、すすぎ用クリ
ーン液タンク16、洗浄用クリーン液タンク7及びアクア
クリーンタンク25にはそれぞれ所定の洗浄液が供給され
ている。
【0091】このアクアクリーンタンク25内のオイルス
キマー26及び電気ヒータ27は作動しているので、アクア
クリーンタンク25内に供給されている洗浄液は電気ヒー
タ27により加熱され、アクアクリーンタンク25内に蒸気
が発生する。
【0092】アクアクリーンタンク25内に発生した蒸気
はスチーム管29及びスチーム管30を通って洗浄用クリー
ン液タンク7の底板 7′及びすすぎ用クリーン液タンク
16の底板16′に向けて噴出され、洗浄用クリーン液タン
ク7内の洗浄液及びすすぎ用クリーン液タンク16内のす
すぎ用洗浄液を各々加熱し加温する。
【0093】アクアクリーンタンク25より噴出した蒸気
は洗浄用クリーン液タンク7の底板7′およびすすぎ用
クリーン液タンク16の底板16′等に付着し、冷やされて
復水する。
【0094】復水した浄水は浄水戻し配管32の図示しな
いクーラントポンプによりすすぎ用クリーン液タンク16
に供給される。なお、浄水戻し配管32にコンデンサータ
ンクが設けられている場合は、復水した浄水はコンデン
サータンクに送られ、このコンデンサータンクから図示
しないクーラントポンプによりすすぎ用クリーン液タン
ク16に供給されることになる。
【0095】更に、浄水生成槽24のエア抜き管33′を通
ってエア抜き33から外部に出ようとする蒸気は、エア抜
き管33′がすすぎ用クリーン液タンク16内のすすぎ洗浄
液の内部を通って配管されているので、エア抜き管33′
を通過している間に冷やされて復水し、浄水生成槽24内
に水滴となって落下する。従って、精密洗浄装置本体1
内の洗浄液はほとんど消失しない。
【0096】このように浄水がすすぎ用クリーン液タン
ク16に供給されると、すすぎ用クリーン液タンク16には
すすぎ洗浄液が満たされており、洗浄液循環配管6に設
けた濾過装置F及び循環すすぎ洗浄液供給配管19に設け
た精密濾過装置FFにより濾過されなかった油は浮遊して
いるので、油分を含んだすすぎ洗浄液は仕切板17のオー
バーフロー口17′から洗浄用クリーン液タンク7に溢れ
落ちる。
【0097】さらに、洗浄用クリーン液タンク7におい
ても、洗浄液が満たされており、洗浄液循環配管6に設
けた濾過装置Fにより濾過されなかった油は浮遊してい
るので、洗浄用クリーン液タンク7の油分を含んだ洗浄
液はオーバーフローシュート15およびオーバーフロー配
管31を通ってアクアクリーンタンク25に溢れ落ちる。従
って、アクアクリーンタンク25には油分の多い油水混合
洗浄液が供給されることになる。
【0098】アクアクリーンタンク25に油分の多い油水
混合洗浄液が供給されると、アクアクリーンタンク25内
にはオイルスキマー26が常に作動しているので、このオ
イルスキマー26がアクアクリーンタンク25に送られた油
分の多い油水混合洗浄液の浮遊油を回収し、油と水に分
離し、分離した油は精密洗浄装置本体1外に排出し、分
離した水はそのままアクアクリーンタンク25内に循環さ
れる。
【0099】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、精密洗
浄装置本体を幾何学的に一体的に構成し、密閉構造とし
たので、極めて簡素で、コンパクトなものとなり、製作
費を廉価なものにすることができると共に、メンテナン
ス作業も容易なものとなり、ランニングコストを低減さ
せることができる。
【0100】さらに、精密洗浄装置本体を幾何学的に一
体的に構成し、密閉構造としたので、洗浄音も洩れるこ
とがなくなり、作業環境を向上させることができる。
【0101】また、精密洗浄装置本体を簡素で、コンパ
クトな構造としたので、設置面積を低減させることがで
き、低減した設置面積を有効利用することができる。
【0102】そして、洗浄後の汚液に含まれている切粉
等の固体異物は常に濾過装置により濾過され、装置外に
除去すると共に、洗浄液槽に浮遊している油等の浮遊異
物は常に回収され、浮遊回収装置により装置外に排出
し、常時、浄水を生成して洗浄液槽に供給するようにし
ているので、洗浄液槽には常に綺麗な洗浄液が貯えら
れ、しかも洗浄液槽の洗浄液を加温して温水で洗浄する
ように構成したので、洗浄効果を極めて向上させること
ができる。
【0103】また、精密洗浄装置本体は幾何学的に一体
的に構成し、密閉構造とし、洗浄後の汚液に含まれてい
る切粉等の固体異物は常に濾過装置により濾過し、洗浄
液槽に浮遊している油等の浮遊異物は常にオイルスキマ
ーにより回収し、常に浄水を生成して洗浄液槽に供給
し、洗浄液を循環させるようにしたので、洗浄液の消耗
は極めて微小なものとなり、洗浄液の交換周期を従来の
ものと比較して、数倍延長させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の精密洗浄装置の正面図である。
【図2】図1のもののA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿う断面図である。
【符号の簡単な説明】
1 精密洗浄装置本体 2 洗浄槽 3 気密閉塞基台 7 洗浄用クリーン液タンク 6 洗浄液循環配管 9 循環洗浄液供給配管 10 洗浄液供給配管 11 バタフライバルブ 13 洗浄配管 17′オーバフロー口 24 浄水生成槽 25 アクアクリーンタンク 26 オイルスキマ 27 電気ヒータ 31 オーバフロー配管 32 浄水戻し配管 35 スリットノズルチャンバー 36 スリットノズル 37 洗浄ノズル 38 洗浄ノズル 39 第1のエアダクト 40 第2のエアダクト 41 送風機 A 洗浄液循環回路 F 濾過装置 PC 循環ポンプ PW 洗浄ポンプ V 切換バルブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄装置本体の上側に洗浄液槽を設け、
    該洗浄液槽の下側に浄水を生成する浄水生成槽を設け、
    該上水生成槽の内部に洗浄槽を配設し、該洗浄槽の上部
    に該洗浄槽と気密に連通するスリットノズルを装着した
    スリットノズルチャンバーを設けると共に、該スリット
    ノズルチャンバーの内部に前記スリットノズルを挿通し
    て前記洗浄槽に臨む洗浄ノズルを装着した洗浄ノズルチ
    ャンバーを配設し、 前記洗浄装置本体に、前記洗浄液槽から前記洗浄槽に洗
    浄液を供給する洗浄液供給回路を設けると共に、前記洗
    浄液槽の洗浄液を前記洗浄ノズルから前記洗浄槽の内部
    に載置した被洗浄物に向けて噴射させる洗浄回路を設
    け、更に前記洗浄槽内の前記被洗浄物の洗浄後の汚液を
    濾過し、前記洗浄液槽に循環させる洗浄液循環回路を設
    け、 前記浄水生成槽の内部に浮遊油回収装置及び蒸気発生装
    置を内蔵した液浄化装置を設け、前記洗浄装置本体に、
    前記洗浄液槽に設けたオーバーフロー口から溢れた油水
    混合液を前記液浄化装置に供給するオーバーフロー回路
    を設け、 前記洗浄装置本体に、前記浄水生成槽に生成された浄水
    を前記洗浄液槽に循環させる浄水戻し回路を設けると共
    に、洗浄後の前記被洗浄物の水切りを行う、一側が前記
    スリットノズルチャンバーに連通し、他側が前記洗浄槽
    に連通した強風発生装置を有するエアブロー回路を設
    け、前記洗浄槽を気密に閉塞する気密閉塞手段を設けた
    ことを特徴とする精密洗浄装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009274005A (ja) * 2008-05-14 2009-11-26 Natakkusu Enji Kk 機械部品洗浄装置
CN105436130A (zh) * 2015-12-05 2016-03-30 重庆大观食品有限责任公司 循环式渣水分离系统
CN107020224A (zh) * 2017-06-02 2017-08-08 大连德中源工业自动化有限公司 涂胶机

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