JPH08182618A - オーブン内における熱風形成、供給方法 - Google Patents
オーブン内における熱風形成、供給方法Info
- Publication number
- JPH08182618A JPH08182618A JP34103094A JP34103094A JPH08182618A JP H08182618 A JPH08182618 A JP H08182618A JP 34103094 A JP34103094 A JP 34103094A JP 34103094 A JP34103094 A JP 34103094A JP H08182618 A JPH08182618 A JP H08182618A
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- Japan
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- hot air
- oven
- zonal
- air
- lower chambers
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Abstract
(57)【要約】
【目的】オーブン内を通過するネットコンベア上の被調
理食品を上下方向からの熱風により焼き上げるためのオ
ーブン内における熱風形成、供給方法を提供する。 【構成】 オーブン内を通過するネットコンベア上
の被調理食品を上下方向からの熱風により焼き上げるた
めのオーブン内における熱風形成、供給方法であって、
温度制御された熱発生供給源の加熱空気をオーブンの上
下室に供給する段階と、前記オーブンの上下室に供給さ
れる熱発生供給源の加熱空気を、オーブンの上下室に装
置する送風手段によりオーブンの上下室で帯状の熱風に
転換させる段階と、前記帯状の熱風を、オーブンの上下
室に設ける熱風供給ダクトおよび熱風循環通路によりオ
ーブンの上下室で環流させる段階と、前記オーブンの上
下室に環流する帯状の熱風の流れを、オーブンの上下室
に設ける帯状熱風吹き出し装置を経由して、ネットコン
ベアの上面および/または下面に向けて供給させる段階
とを含むオーブン内における熱風形成、供給方法。
理食品を上下方向からの熱風により焼き上げるためのオ
ーブン内における熱風形成、供給方法を提供する。 【構成】 オーブン内を通過するネットコンベア上
の被調理食品を上下方向からの熱風により焼き上げるた
めのオーブン内における熱風形成、供給方法であって、
温度制御された熱発生供給源の加熱空気をオーブンの上
下室に供給する段階と、前記オーブンの上下室に供給さ
れる熱発生供給源の加熱空気を、オーブンの上下室に装
置する送風手段によりオーブンの上下室で帯状の熱風に
転換させる段階と、前記帯状の熱風を、オーブンの上下
室に設ける熱風供給ダクトおよび熱風循環通路によりオ
ーブンの上下室で環流させる段階と、前記オーブンの上
下室に環流する帯状の熱風の流れを、オーブンの上下室
に設ける帯状熱風吹き出し装置を経由して、ネットコン
ベアの上面および/または下面に向けて供給させる段階
とを含むオーブン内における熱風形成、供給方法。
Description
【0001】[産業上の利用分野]本発明は、オーブン
内における熱風形成、供給方法に関するものである。
内における熱風形成、供給方法に関するものである。
【0002】[従来の技術]従来、この種の発明とし
て、特許第1193886号公報に開示される食品加熱
方法がある。
て、特許第1193886号公報に開示される食品加熱
方法がある。
【0003】[発明が解決しょうとする課題]上記方法
は、オーブン内に装置する羽根車の回転によって、オー
ブンの上下室内に熱風を流す構造を特徴とするので、オ
ーブンの上下室内に渦状の熱風を形成し、この渦状の熱
風は、オーブンの上下室内において互いに干渉し合い、
オーブンの上下室内に対設する複数の熱噴射ノズル群を
通してコンベアの上面および下面に向けて供給され、コ
ンベア上の被調理食品を焼き上げる工程を具現する。し
かし、斯る方法は、水平に保持されるコンベア上の被調
理食品に対し、複数の熱噴射ノズル群は垂直に配設され
ており、複数の熱噴射ノズル群より噴射される熱風の流
れは、コンベア上の被調理食品へ垂直に差し向けて吹き
出す状態となるので、コンベア上の被調理食品に局部的
な焼きムラ等を生じさせる原因となる。
は、オーブン内に装置する羽根車の回転によって、オー
ブンの上下室内に熱風を流す構造を特徴とするので、オ
ーブンの上下室内に渦状の熱風を形成し、この渦状の熱
風は、オーブンの上下室内において互いに干渉し合い、
オーブンの上下室内に対設する複数の熱噴射ノズル群を
通してコンベアの上面および下面に向けて供給され、コ
ンベア上の被調理食品を焼き上げる工程を具現する。し
かし、斯る方法は、水平に保持されるコンベア上の被調
理食品に対し、複数の熱噴射ノズル群は垂直に配設され
ており、複数の熱噴射ノズル群より噴射される熱風の流
れは、コンベア上の被調理食品へ垂直に差し向けて吹き
出す状態となるので、コンベア上の被調理食品に局部的
な焼きムラ等を生じさせる原因となる。
【0004】[課題を解決するための手段]本発明は、
上記の問題点を解消することを目的とするものであり、
詳しくは、本発明は、 オーブン内を通過するネット
コンベア上の被調理食品を上下方向からの熱風により焼
き上げるためのオーブン内における熱風形成、供給方法
であって、温度制御された熱発生供給源の加熱空気をオ
ーブンの上下室に供給する段階と、前記オーブンの上下
室に供給される熱発生供給源の加熱空気を、オーブンの
上下室に装置する送風手段によりオーブンの上下室で帯
状の熱風に転換させる段階と、前記帯状の熱風を、オー
ブンの上下室に設ける熱風供給ダクトおよび熱風循環通
路によりオーブンの上下室で環流させる段階と、前記オ
ーブンの上下室に環流する帯状の熱風の流れを、オーブ
ンの上下室に設ける帯状熱風吹き出し装置を経由して、
ネットコンベアの上面および/または下面に向けて供給
させる段階とを含むオーブン内のおける熱風形成、供給
方法である。
上記の問題点を解消することを目的とするものであり、
詳しくは、本発明は、 オーブン内を通過するネット
コンベア上の被調理食品を上下方向からの熱風により焼
き上げるためのオーブン内における熱風形成、供給方法
であって、温度制御された熱発生供給源の加熱空気をオ
ーブンの上下室に供給する段階と、前記オーブンの上下
室に供給される熱発生供給源の加熱空気を、オーブンの
上下室に装置する送風手段によりオーブンの上下室で帯
状の熱風に転換させる段階と、前記帯状の熱風を、オー
ブンの上下室に設ける熱風供給ダクトおよび熱風循環通
路によりオーブンの上下室で環流させる段階と、前記オ
ーブンの上下室に環流する帯状の熱風の流れを、オーブ
ンの上下室に設ける帯状熱風吹き出し装置を経由して、
ネットコンベアの上面および/または下面に向けて供給
させる段階とを含むオーブン内のおける熱風形成、供給
方法である。
【0005】[作用]本発明において、オーブンの上下
室に供給される熱発生供給源の加熱空気は、オーブンの
上下室に装置する送風源(図示の場合は、クロスローフ
ァン)により帯状熱風に転換され、この帯状熱風の流れ
を、オーブンの上下室に配設する熱風供給ダクトおよび
熱風循環通路によって一定方向に整流させることができ
る。
室に供給される熱発生供給源の加熱空気は、オーブンの
上下室に装置する送風源(図示の場合は、クロスローフ
ァン)により帯状熱風に転換され、この帯状熱風の流れ
を、オーブンの上下室に配設する熱風供給ダクトおよび
熱風循環通路によって一定方向に整流させることができ
る。
【0006】そして、オーブンの上下室に配設する熱風
供給ダクトに沿い、熱風循環通路を通過する一定方向に
整流された帯状熱風は、ネットコンベアの上および下に
間隔をへだてて配設される帯状熱風吹き出し装置の内側
断面山形壁の両斜面に衝突して実質的に二方向に分れる
流れを形成し、この二方向に分れて傾流する帯状熱風の
流れは、ネットコンベアによって順次搬送される被調理
食品に当たり、この被調理食品の表面焼き上げを可能に
する。
供給ダクトに沿い、熱風循環通路を通過する一定方向に
整流された帯状熱風は、ネットコンベアの上および下に
間隔をへだてて配設される帯状熱風吹き出し装置の内側
断面山形壁の両斜面に衝突して実質的に二方向に分れる
流れを形成し、この二方向に分れて傾流する帯状熱風の
流れは、ネットコンベアによって順次搬送される被調理
食品に当たり、この被調理食品の表面焼き上げを可能に
する。
【0007】[実施例]本発明方法を実施する装置の構
造を、図1〜図3に基ずき説明する。オーブン1は被調
理食品Fの一様な調理を達成するネットコンベア2を具
備し、このコンベア2上に被調理食品Fを載置し、この
被調理食品Fをオーブン1内に通して移動させ、オーブ
ン1より調理済食品を排出し得るように構成する。
造を、図1〜図3に基ずき説明する。オーブン1は被調
理食品Fの一様な調理を達成するネットコンベア2を具
備し、このコンベア2上に被調理食品Fを載置し、この
被調理食品Fをオーブン1内に通して移動させ、オーブ
ン1より調理済食品を排出し得るように構成する。
【0008】オーブン1の上室3および下室4は、熱発
生供給源5に連銘し、上下室3、4には、相対的に送風
源6(図示の場合は、クロスローファン)、熱風供給ダ
クト7、熱風循環通路8および帯状熱風吹き出し装置9
を装置する。帯状熱風吹き出し装置9はネットコンベア
2の上および下に間隔をへだてて配設され、内側断面山
形壁10および外側断面山形壁11を構成する。なお、
外側断面山形壁11は帯状熱風の流通口12を構成す
る。図面符号13はスチーム発生装置を示し、図1の実
線矢示は、帯状熱風の環流方向を示す。 図中15は油
ダレ防止用カバー、図2の矢示B方向は、外側断面山形
壁11の流通口12より内側断面山形壁10の両斜面1
4に沿って流れる帯状熱風の流れ方向を示している。な
お、上記の熱発生供給源とは、ガスバーナー、電気熱源
を指す。
生供給源5に連銘し、上下室3、4には、相対的に送風
源6(図示の場合は、クロスローファン)、熱風供給ダ
クト7、熱風循環通路8および帯状熱風吹き出し装置9
を装置する。帯状熱風吹き出し装置9はネットコンベア
2の上および下に間隔をへだてて配設され、内側断面山
形壁10および外側断面山形壁11を構成する。なお、
外側断面山形壁11は帯状熱風の流通口12を構成す
る。図面符号13はスチーム発生装置を示し、図1の実
線矢示は、帯状熱風の環流方向を示す。 図中15は油
ダレ防止用カバー、図2の矢示B方向は、外側断面山形
壁11の流通口12より内側断面山形壁10の両斜面1
4に沿って流れる帯状熱風の流れ方向を示している。な
お、上記の熱発生供給源とは、ガスバーナー、電気熱源
を指す。
【0009】[効果]以上のように、本発明によれば、
オーブン内の送風源にて熱発生供給源の加熱空気を帯状
熱風に転換させ、かつ、この帯状熱風は、オーブン内の
熱風供給ダクトおよび熱風循環通路を適確に環流するの
で、オーブン内において帯状熱風の流れを一定方向に整
流させることが出来る。また、オーブン内に生じた帯状
熱風の整流は、帯状熱風吹き出し装置を介して二方向に
分れる傾斜流となり、この二方向に流れる帯状熱風は、
ネットコンベアによって順次搬送される被調理食品の全
表面に当たるから、ネットコンベア上の被調理食品の全
表面を均等に焼き上げることが出来る。
オーブン内の送風源にて熱発生供給源の加熱空気を帯状
熱風に転換させ、かつ、この帯状熱風は、オーブン内の
熱風供給ダクトおよび熱風循環通路を適確に環流するの
で、オーブン内において帯状熱風の流れを一定方向に整
流させることが出来る。また、オーブン内に生じた帯状
熱風の整流は、帯状熱風吹き出し装置を介して二方向に
分れる傾斜流となり、この二方向に流れる帯状熱風は、
ネットコンベアによって順次搬送される被調理食品の全
表面に当たるから、ネットコンベア上の被調理食品の全
表面を均等に焼き上げることが出来る。
【0010】
【図1】図1は、本発明を実施する装置の構造概略図で
ある。
ある。
【図2】図2は、帯状熱風吹き出し装置部分の構造断面
図である。
図である。
【図3】図3は、帯状熱風吹き出し装置部分とネットコ
ンベアとの関連構成を示す外観図である。
ンベアとの関連構成を示す外観図である。
1 オーブン 2 ネットコンベア 3 上室 4 下室 5 熱発生供給源 6 送風源 7 熱風供給ダクト 8 熱風循環通路 9 帯状熱風吹き出し装置 10 内側断面山形壁 11 外側断面山形壁 12 流通口 13 スチーム発生装置 14 内側断面山形壁の両斜面 15 油ダレ防止用カバー F 被調理食品
Claims (1)
- 【請求項1】オーブン内を通過するネットコンベア上の
被調理食品を上下方向からの熱風により焼き上げるため
のオーブン内における熱風形成、供給方法であって、温
度制御された熱発生供給源の加熱空気をオーブンの上下
室に供給する段階と、前記オーブンの上下室に供給され
る熱発生供給源の加熱空気を、オーブンの上下室に装置
する送風手段によりオーブンの上下室で帯状の熱風に転
換させる段階と、前記帯状の熱風を、オーブンの上下室
に設ける熱風供給ダクトおよび熱風循環通路によりオー
ブンの上下室で環流させる段階と、前記オーブンの上下
室に環流する帯状の熱風の流れを、オーブンの上下室に
設ける帯状熱風吹き出し装置を経由して、ネットコンベ
アの上面および/または下面に向けて供給させる段階と
を含むオーブン内における熱風形成、供給方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34103094A JP2676190B2 (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | オーブン内における熱風形成、供給方法 |
TW085200202U TW310530U (en) | 1994-12-29 | 1995-02-23 | Hot air formation and supply method in microwave oven |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34103094A JP2676190B2 (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | オーブン内における熱風形成、供給方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08182618A true JPH08182618A (ja) | 1996-07-16 |
JP2676190B2 JP2676190B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=18342581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34103094A Expired - Lifetime JP2676190B2 (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | オーブン内における熱風形成、供給方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2676190B2 (ja) |
TW (1) | TW310530U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007536923A (ja) * | 2004-05-14 | 2007-12-20 | カッタネオ,ジルベルト | 対流式または静止式オーブン用の空気を筒および/または隙間を通して搬送するシステム、および垂直対向通気のシステム |
CN107334386A (zh) * | 2017-03-29 | 2017-11-10 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种烤箱 |
-
1994
- 1994-12-29 JP JP34103094A patent/JP2676190B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-02-23 TW TW085200202U patent/TW310530U/zh unknown
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007536923A (ja) * | 2004-05-14 | 2007-12-20 | カッタネオ,ジルベルト | 対流式または静止式オーブン用の空気を筒および/または隙間を通して搬送するシステム、および垂直対向通気のシステム |
CN107334386A (zh) * | 2017-03-29 | 2017-11-10 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种烤箱 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW310530U (en) | 1997-07-11 |
JP2676190B2 (ja) | 1997-11-12 |
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