JPH08182515A - 装着孔形成用耳朶身飾具 - Google Patents

装着孔形成用耳朶身飾具

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JPH08182515A
JPH08182515A JP33929894A JP33929894A JPH08182515A JP H08182515 A JPH08182515 A JP H08182515A JP 33929894 A JP33929894 A JP 33929894A JP 33929894 A JP33929894 A JP 33929894A JP H08182515 A JPH08182515 A JP H08182515A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属アレルギーを生起することなく、液状の
衛生保全手段を使用せずに、装着孔の衛生状態を良好に
保全することが可能であって、装着孔形成時における皮
下脂肪、体液等装着孔の通気性を阻害する物質の除去、
およびこれによる通気性の保全を簡便に行えるととも
に、身飾性、装着状態不顕性双方の特性を具備すること
が可能な装着孔形成用耳朶身飾具を提供する。 【構成】 ピアス、イヤリング等耳朶身飾具において、
耳朶ないし装着孔当接部となる表層部材がアレルギー非
生起性の着色可能な抗菌性人造素材からなり、ヘッド部
1ないしフランジ部に装着軸2が連設され、装着軸2が
留め具3に嵌着されるいわゆるピアス形態のものでは、
装着軸2が角柱状ないし尖欠長錘体状であって、装着軸
の横断面が正5角形ないし正6角形等多角形である構成
となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装着孔形成用耳朶身飾
具に関する。
【0002】換言すれば、本発明は、ピアス、イヤリン
グ等耳朶身飾具を装着するための装着孔を身体装着部位
である耳朶に穿設すること、すなわちピアシングの後、
穿設された装着孔の再閉塞を防止するため一定期間使用
され、金属アレルギー防止効果を有し、これら以外の時
にも装着継続可能で、且つ随時身飾品にもなりうる装着
孔形成用耳朶身飾具に関するものである。
【0003】
【従来の技術】装着孔形成用耳朶身飾具については、直
接的関連先行技術として、ピアス孔保護具に関する特開
平6−178705号がある。他に金属アレルギー防止
を目的とした参考技術としては、ピアス装着用保護具に
関する実開平5−70317号、およびこれと類似のピ
アス取付用カラーに関する特開平3−267004号が
あり、この他にも耳朶ないし耳朶に穿設のイヤリング装
着孔に当接する部位に樹脂被覆層をもうけた実開平5−
23916号がある。
【0004】直接的関連先行技術である特開平6−17
8705号の技術は、その側面図である図7に示される
ように、樹脂材料から構成され、フランジ部を有する棒
状部を主要構成部材とし、副次的にこの棒状部に薬液を
供給貯留し、或は体液を吸入除去するための機構が設け
られたものであって、装着孔を安全且つ衛生的に維持す
ることを目的としている。その他の3技術については、
いずれも金属アレルギー防止を目的とするものである。
【0005】
【解決すべき課題】上記従来の技術において、まず参考
先行技術例では、ピアシング後相当期間耳朶に穿設の装
着孔より皮下脂肪や体液が浸出するため、装着軸の横断
面が円形である場合にはピアス孔の通気性が不良とな
り、装着孔の形成が遅く、またピアシング後の衛生面で
も雑菌の繁殖抑止が不十分である、という課題があっ
た。
【0006】この点につき、上記直接的関連先行技術に
おいては、装着軸に液溜め部ないし体液排出溝等の凹刻
部を設け、装着軸の横断面が円形ではないものもある
が、薬液注入の場合は、これらの凹刻部より余剰薬液が
浸出しやすく、また凹刻部への薬液の注入も煩瑣な手順
が必要である。
【0007】また同時に上記直接的関連先行技術におい
ては、装着軸に設けられた液溜め部ないし体液排出溝等
の凹刻部には、体液ないし皮下脂肪という相当に粘性の
高い物質が滞留し、凝結しがちであるため、注射器等の
吸引手段を使用してもその除去に難があり、また吸引手
段を用いて吸引する手順も煩瑣である、という課題があ
った。
【0008】さらに装着孔形成期においては、日常生活
の一定期間内に耳朶身飾具装着を目立たぬものにとどめ
ておくことを望む利用者も多く、装飾性の強いものばか
りではなく、装着状態が遠目に識別しにくくなるような
装着孔形成用耳朶身飾具も製品化が望まれている。
【0009】本発明はこのような課題にかんがみ、金属
アレルギーを生起することなく、液状の衛生保全手段を
使用せずに、装着孔の衛生状態を良好に保全することが
可能であって、装着孔形成時における皮下脂肪、体液等
装着孔の通気性を阻害する物質の除去、およびこれによ
る通気性の保全を簡便に行えるとともに、身飾性、装着
状態不顕性双方の特性を具備することが可能な装着孔形
成用耳朶身飾具を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、主要な課題解
決の手段を2つ有し、耳朶ないし耳朶に穿設のピアス軸
装着孔ないしイヤリング環装着孔等、身体装着部位に当
接する部材が、アレルギー非生起性素材より構成された
耳朶身飾具において、液状の消毒ないし化膿防止手段を
使用せずに装着孔の衛生状態を良好に保全するための課
題解決の手段として、上記アレルギー非生起性素材が抗
菌性人造素材からなる構成とし、また装着孔の通気性を
保全するための課題解決の手段として、耳朶身飾具が、
ヘッド部ないしフランジ部を備え、これに連設され身体
に装着するための装着軸と、該装着軸が嵌着される留め
具を備えたピアスであって、上記装着軸が、その横断面
を多角形、特に正5角形ないし正6角形とする柱状或は
尖欠長錘体状である構成としている。
【0011】なお、本発明で主に使用される抗菌性素材
は、チオスルファト銀錯塩を透明なシリカゲルに担持さ
せ、さらにその表面をシリカゲルで被覆し、抗菌効果を
持つ銀錯塩を微量ずつ浸出するように調整した、抗菌効
果が長期にわたり持続する特質を有するアレルギー非生
起性の人造素材を使用し、これをポリプロピレン等の合
成樹脂と馴合させたものであって、透明且つ着色可能で
ある。
【0012】また上記主要課題解決の手段において、そ
の安全性、装着の安定性をはかるために、イヤリング環
ないしイヤリング装着鈎の内部、或は、ピアスの装着軸
の内部にフランジ部ないしヘッド部連設部位近傍よりピ
アス軸先端域にかけ、ポリカーボネートなどの合成樹脂
製をはじめとする硬質素材からなる芯材が内装され、ピ
アスの場合、装着軸の端部には、装着軸が嵌着される留
め具の脱装防止手段が備えられている。
【0013】また本発明では補助的に、装着状態不顕性
を実現するための課題解決の手段として、耳朶身飾具構
成部材のうち着色可能な人造素材により構成される部位
が、透明ないし肌色着色される構成となっている。
【作用】上述の構成により、本発明耳朶身飾具を身体装
着したときには、アレルギー非生起性素材である抗菌性
人造素材から構成される部分のみが身体当接することに
なり、装着時にアレルギー反応を装着部位に生じないの
みならず、装着部位の雑菌繁殖も抑制されるため、装着
部位の衛生状態が良好に保全され、また液体を衛生保全
手段として使用していないため、身体装着時に液体の補
給をすることも必要とせず、余剰薬液の浸漏出も生じな
い。
【0014】特に、耳朶身飾具が、ヘッド部ないしフラ
ンジ部を備え、これに連設され身体に装着するための装
着軸と、該装着軸が嵌着される留め具を備えたピアスで
あって、上記装着軸が、その横断面を多角形、特に正5
角形ないし正6角形とする柱状或は尖欠長錘体状である
構成である場合には、装着軸ないし装着軸が嵌着された
留め具を随時回転ないし回動させることにより、装着軸
側面の各頂辺が装着孔壁を刮刷し、これによって未形成
の装着孔より浸出してくる粘性の高い体液或は皮下脂肪
を装着孔より簡便に除去することが可能となり、またこ
の装着軸ないし留め具の回転、回動により、装着孔内部
に空気が流入するため、装着孔の通気性は良好に保全さ
れ、装着孔の健全な形成促進がなされる。
【0015】上記のように、通気性を良好に保全するこ
とによりピアス装着孔の形成が健全に促進されるのみな
らず、本発明では装着軸ないし留め具の回転、回動によ
り、装着孔が無理なく押し広げられ、さらに長時間の装
着継続により、ピアシング後或はピアス装着孔形成後に
起こりがちなピアス装着孔の収縮ないし再閉塞の防止も
可能である。
【0016】なお、本発明で主に使用される抗菌性素材
は、シリカゲルを主素材としているため、この素材単独
でもかなりの強度を有するものではあるが、本発明では
その安全性、装着の安定性をはかるために芯材が内装さ
れている構成となっているため、装着時の折損は極めて
生じにくい。
【0017】ピアスの場合、装着軸の端部に、装着時が
嵌着される留め具の脱装防止手段が備えられていれば、
装着軸ないし留め具の回転、回動を確実に行うことが可
能となる。
【0018】なお、本発明で主に使用される抗菌性素材
は透明且つ着色可能であるため、着色可能な人造素材に
より構成される部位が、透明ないし肌色着色され、さら
にヘッド部ないしフランジ部を小さく形成しておけば、
装着状態を相当程度不顕化することが可能である。
【0019】
【実施例】以下本発明装着孔形成用耳朶身飾具の実施例
を図面を参照しながら説明する。 (第1実施例)図1は本発明装着孔形成用耳朶身飾具の
第1実施例の身体装着時状態も加えた側面透視図であ
る。この図1に示されるように、本実施例はいわゆるピ
アスであり、ほぼ球形のヘッド部1、これに連設される
装着軸2、および装着軸2が嵌着される留め具3を主要
構成部材とする。
【0020】ヘッド部1は、装着軸2の表層部材2aと
一体形成され、素材はアレルギー非生起性の抗菌性人造
素材であって、チオスルファト銀錯塩を透明なシリカゲ
ルに担持させ、さらにその表面をシリカゲルで被覆し、
抗菌効果をもつ銀錯塩を微量ずつ浸出するように調整し
た、抗菌効果が長期にわたり持続する特質を有するアレ
ルギー非生起性の人造素材を使用し、これをポリプロピ
レン等の合成樹脂と馴合させたものであって、透明若し
くは肌色に着色されている。
【0021】装着軸2は、図1に示されるように、先端
が鈍端部2bとなっている横断面を正6角形とする尖欠
長錘体状であり、鈍端部2bよりヘッド部1との境域に
至るまで、表層部材2aに被覆され、この表層部材2a
の内部には、鈍端部2b近傍よりヘッド部1との境域に
至るまで、芯材4が装着軸中心線Lに沿って内装されて
いる。この芯材4の素材は、硬質合成樹脂であるポリカ
ーボネートである。但し芯材4は必ずしも必要なもので
はない。
【0022】留め具3は、ピアス本体を保持するための
保持具であり、素材はヘッド部1と同じアレルギー非生
起性の抗菌性人造素材から構成され、その平面透視図で
ある図2に示されるように、フランジ部3aを有し、装
着軸2の形状に合わせ、これを嵌着固定可能となるよう
な径を有する装着軸嵌着孔3bが貫設されている。なお
図1における点線部分は、耳朶Yへの装着状態を示す。
【0023】以上のような構成により、本実施例を身体
装着したときには、身体当接部分となるヘッド部1、装
着軸2の表層部材2a、留め具3は、全てアレルギー非
生起性の抗菌性人造素材から構成されているため、アレ
ルギー非生起性素材である抗菌性人造素材から構成され
る部分のみが身体当接することになり、装着時にアレル
ギー反応を装着部位に生じないのみならず、銀錯塩の効
果により、装着部位の雑菌繁殖も抑制されるため、装着
部位の衛生状態が良好に保全される。
【0024】また装着時において、装着軸2が嵌着され
た留め具3を随時回転ないし回動させることにより、装
着軸2側面の各頂辺が装着孔壁を刮刷し、これによって
未形成の装着孔より浸出してくる粘性の高い体液或は皮
下脂肪を装着孔より簡便に除去することが可能となる。
【0025】またこの装着軸2ないし留め具3の回転、
回動により、装着孔内部に空気が流入するため、装着孔
の通気性は良好に保全され、装着孔の健全な形成促進が
なされる。
【0026】但し装着軸2の横断面の角数が余りに多く
なると、横断面は円形に近づき、角は鈍角化するため、
体液あるいは皮下脂肪の刮刷の効果が減少し、またこれ
によって同時に通気性も減少するため、適宜な効果が期
待できない。
【0027】また装着軸2の横断面角数が3ないし4で
は、角数が少なすぎるため、通気性は相当に保全できる
ものの、装着軸2の回転、回動に難が生じ、体液或は皮
下脂肪の刮刷が快適円滑に行われなくなる。
【0028】本実施例で使用される抗菌性素材は、シリ
カゲルと合成樹脂を馴合させたものを主素材としている
ため、この素材単独でもかなりの強度を有するものでは
あるが、本発明ではその安全性、装着の安定性をはかる
ために芯材4が内装されている構成となっているため、
装着時の折損は極めて生じにくい。
【0029】本実施例では、留め具3の脱装防止手段は
備えられていないが、留め具自体を構成する素材に相当
程度の可撓性があるため、この可撓性により装着軸2の
留め具3による挟持度は良好で、装着軸2からの脱装は
起こりにくい。
【0030】本実施例の構成部材の主要部分を構成して
いる抗菌性素材は透明ないし肌色に着色されているた
め、装着状態はかなり目立ちにくいものとなる。
【0031】(第2実施例)図3は本発明装着孔形成用
耳朶身飾具の第2実施例の身体装着時状態も加えた側面
図である。この図3に示されるように、本実施例も前記
第1実施例と同様、いわゆるピアスであり、正5角形平
板状のフランジ部5、これに連設される装着軸6、およ
びピアス軸6が嵌着される留め具7を主要構成部材とす
る。
【0032】フランジ部6は台座5aおよび貴石5bか
らなり、台座5aは、装着軸6と一体形成され、素材は
第1実施例同様、シリカゲルとポリプロピレン等の合成
樹脂を主要素材とするアレルギー非生起性の抗菌性人造
素材を用いている。貴石5bは台座5aの上表面に固着
されている。
【0033】装着軸6は、図3に示されるように、先端
6bが横断面を正5角形とする尖欠長錘体状であり、フ
ランジ部台座5aと同じアレルギー非生起性の抗菌性人
造素材を用いている。第1実施例と異なり、本実施例に
は芯材は内装されていない。装着軸6の先端には螺軸6
aが装着軸中心線Mに沿って延設される。螺軸6aの素
材も、フランジ部台座5a、装着軸6と同じアレルギー
非生起性の抗菌性人造素材が用いられている。
【0034】留め具7は、ピアス本体を保持するための
留め具であり、素材はフランジ部台座5a、装着軸6と
同じアレルギー非生起性の抗菌性人造素材から構成さ
れ、その平面透視図である図4に示されるように、フラ
ンジ部7aを有し、ピアス軸の形状に合わせ、これを嵌
着固定可能となるような径を有する装着軸嵌着孔7bが
貫設されている。
【0035】なお図3における点線部分は、耳朶Yへの
装着状態を示し、螺軸6aに螺合するポリカーボネート
製小ナット8が、螺軸6aとともに留め具7の脱装防止
手段を構成している。
【0036】以上のような構成による主要な作用効果
は、前記第1実施例とほぼ同様である。すなわち身体装
着時に、身体当接部分となるフランジ部台座5a、装着
軸6、留め具7は、全てアレルギー非生起性の抗菌性人
造素材から構成されるため、装着時にアレルギー反応を
装着部位に生じないのみならず、銀錯塩の効果により、
装着部位の衛生状態が良好に保全される点、装着軸6が
嵌着された留め具7を随時回転ないし回動させることに
より、装着軸6側面の各頂辺が装着孔壁を刮刷し、これ
によって未形成の装着孔より浸出してくる粘性の高い体
液或は皮下脂肪を装着孔より簡便に除去することが可能
である点、装着軸6ないし留め具7の回転、回動によ
り、装着孔内部に空気が流入するため、装着孔の通気性
は良好に保全され、装着孔の健全な形成促進がなされる
点の以上3点は、前記第1実施例にて詳述したとおりで
ある。
【0037】本実施例では第1実施例と異なり、本実施
例には芯材が内装されていないが強度的にはさして支障
は生じない。また、螺軸6aに螺合するポリカーボネー
ト製小ナット8が、螺軸6aとともに留め具7の脱装防
止手段を構成しているため、留め具7の脱装は、まず生
じない。
【0038】また本実施例では、フランジ部5の台座5
aに貴石5bが固着されているため、身飾品としての美
的外観を保ち、貴石に限らず装飾性の高いものを台座5
aの形状を変えつつ固着させれば、装着孔形成期に限ら
ず身飾品としての美的属性を十分保持するものとなる。
【0039】(第3実施例)本実施例は、その透視正面
図である図5に示されるとおり、イヤリング環9の表層
部材9aに前記第1、第2実施例に使用したものと同じ
アレルギー非生起性の抗菌性人造素材を用い、その内部
に金属製の芯材である芯環10を内装し、これにイヤリ
ング環9の両端より螺結軸10a、10bを突出延設
し、これらが螺嵌する金属製螺結球体11を設けてなる
ものである。
【0040】このような構成による主要な作用効果は、
前記第1、第2実施例の主要作用効果のうち、身体装着
時に、身体当接部分となるイヤリング環が、全てアレル
ギー非生起性の抗菌性人造素材から構成されるため、装
着時にアレルギー反応を装着部位に生じないのみなら
ず、銀錯塩の効果により、装着部位の衛生状態が良好に
保全される点を共通とする。
【0041】本実施例は、イヤリング環9を身体に穿設
の装着孔に挿通させ、イヤリング環9の両端より突出延
設の螺結軸10a、10bを金属製螺結球体11に螺嵌
して身体装着をするものであるが、実施形態として、芯
環10を太い径を有するものとし、表層部材9aを薄く
被覆すれば、金属製イヤリング環とほぼ同様の外観を呈
するため、装飾性の頗る高いイヤリングとなり、装着孔
形成期に限らず身飾品としての美的属性を十分保持しう
るものとなる。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明装着孔形成
用耳朶身飾具によれば、金属アレルギーを生起すること
なく、液状の衛生保全手段を使用せずに、装着孔の衛生
状態を良好に保全することが可能であって、装着孔形成
時における皮下脂肪、体液等ピアス装着孔の通気性を阻
害する物質の除去、およびこれによる通気性の保全を簡
便に行えるとともに、身飾性、装着状態不顕性双方の特
性を具備することが可能な装着孔形成用耳朶身飾具が提
供される。
【図面の簡単な説明】
図1 本発明第1実施例の身体装着時状態も加えた透
視側面図である。 図2 本発明第1実施例の構成部材である留め具の平
面透視図である。 図3 本発明第2実施例の身体装着時状態も加えた側
面図である。 図4 本発明第2実施例の構成部材である留め具の平
面透視図である。 図5 本発明第3実施例の透視正面図である。
【符号の説明】
1 ヘッド部 2 装着軸 2a 表層部材 2b 鈍端部 3 留め具 3a 留め具フランジ部 3b 装着軸嵌着孔 4 芯材 5 フランジ部 5a 台座 5b 貴石 6 装着軸 6a 螺軸 6b 装着軸先端 7 留め具 7a 留め具フランジ部 7b 装着軸嵌着孔 8 小ナット 9 イヤリング環 9a 表層部材 10 芯環 10a、10b 螺結軸 11 金属製螺結球体 L、M 中心線 Y 耳朶

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】耳朶ないし耳朶に穿設のピアス軸装着孔な
    いしイヤリング環装着孔等、身体装着部位に当接する部
    材が、アレルギー非生起性素材より構成された耳朶身飾
    具において、上記アレルギー非生起性素材が抗菌性人造
    素材であることを特徴とする装着孔形成用耳朶身飾具。
  2. 【請求項2】耳朶ないし耳朶に穿設のピアス軸装着孔等
    身体装着部位に当接する部材が、アレルギー非生起性素
    材より構成された耳朶身飾具において、該耳朶身飾具
    が、ヘッド部ないしフランジ部を備え、これに連設され
    身体に装着するための装着軸と、該装着軸が嵌着される
    留め具を備えたピアスであって、上記装着軸が、その横
    断面を多角形とする柱状或は尖欠長錘体状であることを
    特徴とする装着孔形成用耳朶身飾具。
  3. 【請求項3】装着軸の中心線垂直横断面が、正5角形な
    いし正6角形であることを特徴とする請求項2記載の装
    着孔形成用耳朶身飾具。
  4. 【請求項4】イヤリング環ないしイヤリング装着鈎の内
    部に硬質素材からなる芯材が内装されたことを特徴とす
    る請求項1記載の装着孔形成用耳朶身飾具。
  5. 【請求項5】装着軸の内部にフランジ部ないしヘッド部
    連設部位近傍より装着軸先端域にかけ、硬質素材からな
    る芯材が内装されたことを特徴とする請求項2または3
    記載の装着孔形成用耳朶身飾具。
  6. 【請求項6】芯材を構成する硬質素材が、硬質合成樹脂
    であることを特徴とする請求項4または5記載の装着孔
    形成用耳朶身飾具。
  7. 【請求項7】装着軸の端部に、該装着軸が嵌着される留
    め具の脱装防止手段が備えられたことを特徴とする請求
    項2、3、5、6のいずれか記載の装着孔形成用耳朶身
    飾具。
  8. 【請求項8】耳朶身飾具構成部材のうち人造素材により
    構成される部位が着色可能であって、且つ該人造素材が
    透明ないし肌色着色されたことを特徴とする請求項1〜
    8のいずれか記載の装着孔形成用耳朶身飾具。
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