JPH081823Y2 - 紙葉類端縁切開装置 - Google Patents

紙葉類端縁切開装置

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JPH081823Y2
JPH081823Y2 JP2124790U JP2124790U JPH081823Y2 JP H081823 Y2 JPH081823 Y2 JP H081823Y2 JP 2124790 U JP2124790 U JP 2124790U JP 2124790 U JP2124790 U JP 2124790U JP H081823 Y2 JPH081823 Y2 JP H081823Y2
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paper sheet
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JP2124790U
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JPH03113795U (ja
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正昭 会田
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株式会社ミドリ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔本考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば封筒や二重折りの紙片等々の如く端
縁部が袋状となっている紙葉類を挿通させるだけで、そ
の端縁部を切開可能な紙葉類端縁切開装置に関するもの
である。
(従来における技術) 従来、封筒等々の端部を切断しこれを開封状態とする
切断装置として第6図に示すものが知られている。
第6図に示す切断装置50は、箱型状の筐体51の表面に
直線的な挿通溝52を設けている。また、筐体51の挿通溝
52に臨む領域には上下配置の回転ローラ53及び円形カッ
ター54が設けられていて、円形カッター54の刃部54aを
回転ローラ53の円形溝53a内に侵入させる状態でこれら
両者を矢印方向に回転駆動させるようになっている。
上記のような切断装置50の挿通溝52に、第7図(a)
に示すような施封状態の封筒60の端部60aを挿通させる
ことにより、この端部60aは前記円形カッター54の刃部5
4aに接触して切断され、封筒60は第7図(b)に示すよ
うに複数枚の紙葉片が折返し重合状態となっている端部
60aと残余の部分とに分離されて、封筒60は開封状態と
なる。
しかしながら、上記従来装置50の場合、端部60aの切
断箇所が封筒60の端縁60bから例えば3mm程度内側に寄っ
た位置で行われることから、どうしても幅3mm程度の細
長い端部60aが生じてしまうという問題がある。特に、
多数の封筒60の開封を従来装置50により行う際には、多
数の端部60aが生じるので、その廃棄処分が極めて煩雑
になる。
(本考案が解決しようとする課題) 本考案は前記従来の実情に鑑み開発されたものであ
り、その目的とするところは、封筒等の紙葉類の端縁部
のみを切開でき、前記従来装置の場合の如き本来不用な
細長い切断分離された端部の発生を無くすことが可能な
紙葉類端縁切開装置を提供することにある。
〔本考案の構成〕
(前記課題を解決するための手段) 本考案の紙葉類端縁切開装置は、複数の紙葉片を折返
し重合状態とした端縁部を有する紙葉類を挿通して前記
端縁部を切開する紙葉類端縁切開装置であって、前記紙
葉類の端縁部が挿通可能な挿通路と、該挿通路に外周を
対向配置に臨ませて配置され前記端縁部に排出方向の駆
動力を与える回転ローラ対を備えた駆動手段と、前記挿
通路における前記紙葉類の端縁部通過領域に臨ませたカ
ッターと、前記挿通路を遮断又は開放可能に配置された
スイッチ片を備え前記紙葉類の通過中のみ前記駆動手段
を動作状態とするスイッチ機構部とを有するものであ
る。
(作用) 上記構成の本考案に係る装置によれば、紙葉類の端縁
部を挿通路に挿通すると、スイッチ機構部のスイッチ片
が前記紙葉類の端縁部に当って回動し駆動手段を動作さ
せる。これにより、紙葉類の端縁部に排出方向の駆動力
が与えられて、この状態の継続中にカッターが紙葉類の
端縁部のみを切開する。そして、紙葉類がスイッチ片を
完全に通過すると、スイッチ片は初期状態に復帰して駆
動手段も非動作状態に戻る。
(本考案の実施例) 以下、添付図面を参照して本考案に係る装置の実施例
を説明する。
第1図及び第2図に示す紙葉類端縁切開装置1は、電
源保持部2aを一方の端部側に備えた正面形状が略長方形
状の装置本体2と、この装置本体2の正面に設けられ一
定幅を有し直線状で紙葉類としての封筒60が挿通可能な
挿通路3と、この挿通路3に臨ませて配置した弾性を有
する上側ローラ4a、下側ローラ4bからなる回転ローラ対
4を含む駆動手段5と、前記挿通路3における前記回転
ローラ対4の前段領域に配置したスイッチ片6を含むス
イッチ機構部7と、前記回転ローラ対4の後段に配置し
たカッター8を含む切断機構部9とを具備している。
前記挿通路3における前記回転ローラ対4の近傍に
は、封筒60の端縁部60bを両ローラ4a及び4bの接触部分
にガイドするガイド片3a及び3bが設けられている。
前記駆動手段5は、前記回転ローラ対4と、この回転
ローラ対4に各々矢印α1、α2方向の回転力を与える
駆動モータ10と、この駆動モータ10の電源として前記電
源保持部2a内に収容された乾電池11a、11bと、前記装置
本体2に内蔵した図示しない減速歯車部とを具備し、駆
動モータ10の回転を減速歯車部を介して前記両ローラ4
a、4bに各々伝達し、挿通部3に侵入してくる封筒60等
の紙葉類の端縁部60bの近傍領域に対し排出方向(矢印
X方向)の駆動力を与えるようになっている。
また、前記下側ローラ4bの外側端面には、この下側ロ
ーラ4bの直径方向に形成した溝内に収容されるとともに
下側ローラ4bから突設したピン12に長孔13aを嵌合させ
て下側ローラ4bの直径方向にスライド可能な押込片13が
配置されている。この押圧片13の長さは、下側ローラ4b
の直径よりも大きく、この下側ローラ4bの外方に端部が
突出するようになっている。
前記スイッチ機構部7は、前記回転ローラ対4の前段
において、挿通路3の近傍領域を遮断又は開放可能に、
即ち、矢印β1、β2方向に回動可能となるように配置
したスイッチ片6を具備している。このスイッチ片6
は、装置本体2内の所定の位置に配置された板ばね14の
突出端部14aに連結されて、常時矢印β1方向に付勢さ
れている。
また、スイッチ機構部7は、前記板ばね14の上側近傍
に配置した一対のスイッチ端子15a及び15bを具備し、前
記スイッチ片6が矢印β2方向に回動する際の板ばね14
の変位により両スイッチ端子15a、15bが接触して前記乾
電池11a、11bから駆動モータ10への回路を閉じるように
なっている。
なお、第1図、第2図において符号16a、16b、16cは
各々接続コードである。
前記切断機構部9は、カッター8を保持するとともに
装置本体2に着脱可能なカッター保持体17と、このカッ
ター保持体17を装置本体2に嵌着した時にストッパー機
能を発揮するストッパー部18とを具備している。
前記カッター保持体17は、この装置本体2の他方の端
部側で前記挿通路3の延長領域に形成した嵌合凹部3cに
嵌合可能な直方体状の嵌合部19と、この嵌合部19の前部
において前記挿通路3と同等の排出挿通路3′を形成す
る一対の突出片20a及び20bを備えたカッター保持部20
と、このカッター保持部20の中心位置で且つ前記回転ロ
ーラ対4側の端部に固着したカッター8とを具備してい
る。カッター保持部20の他方の端部20cは側方に突出さ
れ、把手部として機能するようになっている。また、前
記嵌合部19の背面には第3図に示すように受孔19aが設
けられている。
前記ストッパー部18は、装置本体2の端面に一定の間
隔を隔て且つ平行状態に対向配置した一対のU字状のス
ライド受体21a、21bと、両スライド受体21a、21bに対し
Y1、Y2方向にスライド可能に配置したスライダ22とを具
備している。該スライダ22の突出端部には、前記嵌合部
19に設けた受孔19aに嵌合可能な嵌合突片22aが設けられ
ている。
次に、上記構成に係る装置1の作用を第1図乃至第5
図を参照して説明する。
先ず、封筒60の端縁部60bを挿通路3の最深部に当て
るようにしつつ該封筒60をX方向に移動する。封筒60の
挿入先端が第4図(a)に示すようにストッパー片6に
当る直前まではストッパー片6が変位せず、板ばね14も
変位しないので、前記スイッチ端子15a、15bは非接触状
態を維持する。
そして、封筒60の挿入先端がストッパー片6に当り、
該ストッパー片6を板ばね14の弾力に抗して矢印β2方
向に回動させると、板ばね14も第1図において上方に変
位し、第4図(b)に示すようにスイッチ端子15bをス
イッチ端子15aに接触させる。これにより、乾電池11a及
び11bから駆動モータ10に通電され、駆動モータ10が回
転を開始してその回転力を減速歯車部を介して両ローラ
4a、4bに伝達する。この結果、両ローラ4a、4bは各々矢
印α1、α2方向に回転し始める。
封筒60がストッパー片6を完全に通過し終るまで両ロ
ーラ4a、4bの回転は継続し、両ガイド片3a、3bによりガ
イドされてくる封筒60の端縁部60bの近傍領域に対し排
出方向(X方向)の駆動力を与え続ける。
封筒60の端縁部60bの領域が両ローラ4a及び4bを通過
する時、前記下側ローラ4bに取付けた押込片13は第4図
(b)に示すように下側ローラ4bの回転とともに回転し
つつ長孔13aの寸法範囲内でスライドし、この押込片13
の下側ローラ4bからの突出部分が封筒60の背面を排出方
向に押込んで行くことになる。また、封筒60の端縁部60
bがカッター8に至ると、このカッター8は第5図
(b)に示すように端縁部60bの複数の紙葉片が重合し
ている部分を切開して行くことになる。
このようにして、端縁部60bをカッター8により切開
されつつ封筒60がスイッチ片6から完全に離脱すると、
スイッチ片6及び板ばね14は第4図(c)に示すように
初期位置に復帰し、スイッチ端子15bがスイッチ端子15a
から離れることにより、駆動モータ10への通電が断たれ
て両ローラ4a、4bも停止する。また、この時には、カッ
ター8による端縁部60bの切開も完了する。
以上の動作により、当初第5図(a)に示すように施
封状態の端縁部60bが、第5図(c)に示すようにこの
端縁部60bのみ切開された開封状態となる。この場合
に、前述した従来例の如き不用な端部60aが生じること
は全くない。
前記カッター8は、使用状況等に応じて清掃や交換の
必要が生じるが、この時には、前記スライダ22を矢印Y1
方向にスライドさせて嵌合突片22aを嵌合部19に設けた
受孔19aから離脱させた後、前記カッター保持部20を手
で持って嵌合凹部3cから抜き取れば良い。
本考案は、上述した実施例に限定されるものではなく
その要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
〔本考案の効果〕
以上説明した本考案によれば、上記構成としたことに
より、封筒等々の各種紙葉類の端縁部のみを不用な切断
端部を全く生じさせること無く切開し得る紙葉類端縁切
開装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る実施例装置の一部切欠状態の斜視
図、第2図は同装置の分解斜視図、第3図は同装置にお
けるカッター保持体の背面図、第4図(a)乃至(c)
はそれぞれ同装置の動作説明図、第5図(a)は切開前
の封筒の斜視図、第5図(b)は切開中における封筒の
斜視図、第5図(c)は切開完了後の封筒の端縁部を示
す斜視図、第6図は従来装置の斜視図、第7図(a)は
切断前の封筒の斜視図、第7図(b)は第6図に示す従
来装置による切断後の封筒及びその端部を示す斜視図で
ある。 図中の主な符合 1……紙葉類端縁切開装置 3……挿通路 4……回転ローラ対 5……駆動手段 6……スイッチ片 7……スイッチ機構部 8……カッター 60……封筒 60b……封筒の端縁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の紙葉片を折返し重合状態とした端縁
    部を有する紙葉類を挿通して前記端縁部の端縁を切開す
    る紙葉類端縁切開装置であって、前記紙葉類の端縁部が
    挿通可能な挿通路と、該挿通路に外周を対向配置に臨ま
    せて配置され前記端縁部に排出方向の駆動力を与える回
    転ローラ体を備えた駆動手段と、前記挿通路における前
    記紙葉類の端縁部通過領域に紙葉類端縁部が切開可能な
    ように紙葉類端縁部に沿う方向に臨ませたカッターと、
    前記挿通路を遮断又は開放可能に配置されたスイッチ片
    を備え前記紙葉類の通過中のみ前記駆動手段を動作状態
    とするスイッチ機構部とを有することを特徴とする紙葉
    類端縁切開装置。
JP2124790U 1990-03-02 1990-03-02 紙葉類端縁切開装置 Expired - Lifetime JPH081823Y2 (ja)

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JPH03113795U JPH03113795U (ja) 1991-11-21
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