JPH08181986A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH08181986A
JPH08181986A JP32002094A JP32002094A JPH08181986A JP H08181986 A JPH08181986 A JP H08181986A JP 32002094 A JP32002094 A JP 32002094A JP 32002094 A JP32002094 A JP 32002094A JP H08181986 A JPH08181986 A JP H08181986A
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JP
Japan
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image data
replacement
unit
image
block
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Pending
Application number
JP32002094A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sano
寛 佐野
Tetsuji Sawai
哲二 澤井
Jun Kitakado
順 北門
Masako Hayashi
雅子 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブロック単位で演算処理を行う2次元符号化
方式に簡易なセキュリティ機能を持たせ、且つ符号量の
増加及び画質の劣化を抑える。 【構成】 送信側の場合、データ蓄積部5に記憶されて
いる原画像データを画像データ入換部3にて、操作部1
から入力される画像変換モードに従い8m×8n画素の
ブロック単位で原画像データの入換処理を行い、符号/
復号部6にてDCT演算を用いた符号化処理が行われ、
通信制御部7により通信回線に出力される。受信側の場
合、通信制御部7を介して通信回線より符号化された画
像データを受信し、符号/復号部6にてDCT演算を用
いた復号化処理を行い、画像データ入換部3にて8m×
8n画素のブロック単位で原画像データの入換処理を行
い、データ蓄積部5の復号画像データとは異なるエリア
に記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静止画像の処理に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から白黒2値画像を対象とした画像
の圧縮方式は、ファクシミリ等で周知であり、代表的な
例として、MH、MR、MMR符号化等がある。又、カ
ラー画像を対象とした画像の圧縮方式として、JPEG
符号化方式が知られている。JPEG符号化方式はカラ
ー画像だけでなく白黒2値画像にも用いることができ
る。このJPEG符号化方式は、ブロック単位で演算処
理を行う2次元符号化方式の1つであり、DCT(Di
screte Cosine Transform)演
算を利用し、通常8×8画素のブロックを単位として処
理する。
【0003】この様な、符号化方式は一般化され周知で
あるため、ファクシミリ等での通信中に於ける盗聴やデ
ータの漏洩が発生した場合、第3者により簡単に復号化
することができ、送信画像情報が知られてしまう可能性
があるという問題点を有している。この問題点を解決す
るものとして、画像データを走査ライン単位で入れ換え
ることにより、簡易なセキュリティ機能を持たせる技術
が特開昭63−18371号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術に
示したセキュリティ機能は、MH等の走査ライン方向の
相関関係をもつ符号化方式には有効であるが、DCT演
算を用いる符号化方式ではブロック単位で符号化される
ため、符号化前の画像データを走査ライン単位で入れ換
えると符号量が増大し、モスキート・ノイズの増加によ
る画質の劣化も大きくなる。例えば、図22に示す様
に、ライン単位で入れ換えを行うと、原画像より輪郭部
分が多くなり、モスキート・ノイズが発生する。
【0005】本発明は、前記問題点に鑑みてなされたも
のであり、ブロック単位で演算処理を行う2次元符号化
方式に簡易なセキュリティ機能を持たせ、符号量の増加
及び画質の劣化を抑えることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1は、ブロック単
位で演算処理を行う2次元符号化方式を備える画像処理
装置に於いて、2次元符号化方式の符号化処理前の画像
データを所定の画素ブロック単位毎で入れ換え処理を行
う画像入換手段を設けたことを特徴とするものである。
【0007】請求項2は、ブロック単位で演算処理を行
う2次元符号化方式を備える画像処理装置に於いて、2
次元符号化方式の復号化処理後の画像データを所定の画
素ブロック単位毎で入れ換え処理を行う画像入換手段を
設けたことを特徴とするものである。請求項3は、DC
T演算を用いた符号化処理を行う画像処理装置に於い
て、符号化処理前の画像データを8m×8n(m及びn
は自然数)画素のブロック単位毎で入れ換え処理を行う
画像入換手段を設けたことを特徴とするものである。
【0008】請求項4は、DCT演算を用いた復号化処
理を行う画像処理装置に於いて、復号化処理後の画像デ
ータを8m×8n(m及びnは自然数)画素のブロック
単位毎で入れ換え処理を行う画像入換手段を設けたこと
を特徴とするものである。請求項5は、DCT演算を用
いた符号化処理を行う画像処理装置に於いて、符号化処
理前のカラー画像データを構成する各色成分毎の夫々の
画像データに対し8m×8n(m及びnは自然数)画素
のブロック単位毎で入れ換え処理を行う画像入換手段を
設けたことを特徴とするものである。
【0009】請求項6は、DCT演算を用いた復号化処
理を行う画像処理装置に於いて、復号化処理後のカラー
画像データを構成する各色成分毎の夫々の画像データに
対し8m×8n(m及びnは自然数)画素のブロック単
位毎で入れ換え処理を行う画像入換手段を設けたことを
特徴とするものである。請求項7は、ブロック単位で演
算処理を行う2次元符号化方式を備える画像処理装置に
於いて、2次元符号化方式の符号化処理前の画像データ
を所定の画素ブロック単位の中で画素位置の入れ換え処
理を行う画像入換手段を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0010】請求項8は、ブロック単位で演算処理を行
う2次元符号化方式を備える画像処理装置に於いて、2
次元符号化方式の復号化処理後の画像データを所定の画
素ブロック単位の中で画素位置の入れ換え処理を行う画
像入換手段を設けたことを特徴とするものである。請求
項9は、DCT演算を用いた符号化処理を行う画像処理
装置に於いて、符号化処理前の画像データを8m×8n
(m及びnは自然数)画素のブロック単位の中で画素位
置の入れ換え処理を行う画像入換手段を設けたことを特
徴とするものである。
【0011】請求項10は、DCT演算を用いた復号化
処理を行う画像処理装置に於いて、復号化処理後の画像
データを8m×8n(m及びnは自然数)画素のブロッ
ク単位の中で画素位置の入れ換え処理を行う画像入換手
段を設けたことを特徴とするものである。請求項11
は、DCT演算を用いた符号化処理を行う画像処理装置
に於いて、符号化処理前のカラー画像データを構成する
各色成分毎の夫々の画像データに対し8m×8n(m及
びnは自然数)画素のブロック単位の中で画素位置の入
れ換え処理を行う画像入換手段を設けたことを特徴とす
るものである。
【0012】請求項12は、DCT演算を用いた復号化
処理を行う画像処理装置に於いて、復号化処理後のカラ
ー画像データを構成する各色成分毎の夫々の画像データ
に対し8m×8n(m及びnは自然数)画素のブロック
単位の中で画素単位の入れ換え処理を行う画像入換手段
を設けたことを特徴とするものである。
【0013】
【作用】請求項1では、ブロック単位で演算処理する2
次元符号化方式の符号化処理前の画像データに対し所定
の画素ブロック単位で画像データの入換処理を行い、入
換処理後の画像データに対し所定の画素ブロック単位で
符号化処理を行う。請求項2では、2次元符号化方式で
符号化された画像データに対し復号化処理を行い、復号
化処理後の画像データに対し所定の画素ブロック単位で
画像データの入換処理を行う。
【0014】請求項3では、符号化処理前の画像データ
に対し8m×8n画素のブロック単位で画像データの入
換処理を行い、入換処理後の画像データに対しDCT演
算を用いた符号化処理を行う。請求項4では、符号化さ
れた画像データに対しDCT演算を用いた復号化処理を
行い、復号化処理後の画像データに対し8m×8n画素
のブロック単位で画像データの入換処理を行う。
【0015】請求項5では、符号化処理前のカラー画像
データを構成する各色成分毎の夫々の画像データに対し
8m×8n画素のブロック単位で画像データの入換処理
を行い、入換処理後の画像データに対しDCT演算を用
いた符号化処理を行う。請求項6では、符号化された画
像データに対しDCT演算を用いた復号化処理を行い、
復号化処理後のカラー画像データを構成する各色成分毎
の夫々の画像データに対し8m×8n画素のブロック単
位で画像データの入換処理を行う。
【0016】請求項7では、2次元符号化方式の符号化
処理前の画像データに対し所定の画素ブロック単位の中
で画素単位の入換処理を行い、入換処理後の画像データ
に対し所定の画素ブロック単位で符号化処理を行う。請
求項8では、2次元符号化方式で符号化された画像デー
タに対し復号化処理を行い、復号化処理後の画像データ
に対し所定の画素ブロック単位の中で画素単位の入換処
理を行う。
【0017】請求項9では、符号化処理前の画像データ
に対し8m×8n画素のブロック内で画像データの入換
処理を行い、入換処理後の画像データに対しDCT演算
を用いた符号化処理を行う。請求項10では、符号化さ
れた画像データに対しDCT演算を用いた復号化処理を
行い、復号化処理後の画像データに対し8m×8n画素
のブロック内で画像データの入換処理を行う。
【0018】請求項11では、符号化処理前のカラー画
像データを構成する各色成分毎の夫々の画像データに対
し8m×8n画素のブロック内で画像データの入換処理
を行い、入換処理後の画像データに対しDCT演算を用
いた符号化処理を行う。請求項12では、符号化された
画像データに対しDCT演算を用いた復号化処理を行
い、復号化処理後のカラー画像データを構成する各色成
分毎の夫々の画像データに対し8m×8n画素のブロッ
ク内で画像データの入換処理を行う。
【0019】
【実施例】本発明の画像処理装置の実施例について図を
参照しながら説明する。図1は、本発明の画像処理装置
の一実施例を示す機能ブロック図である。図1に於い
て、画像処理装置10は、データ入れ換えモードや送信
先ダイヤル情報等を入力する為の種々のキー入力スイッ
チとそれら情報を表示する為の液晶表示部により構成さ
れる操作部1と、CCD等により構成される原稿を読み
取る画像入力部2と、画像データの入れ換え処理を行う
画像データ入換部3と、CRT又はプリンタで構成され
る画像データを出力する画像出力部4と、揮発性メモリ
(例えばRAM)又は不揮発性メモリ(例えばハードデ
ィスク)等により構成され原画像情報を記憶するデータ
蓄積部5と、少なくともDCT演算を用いるJPEG符
号化方式を備え、符号化されたデータを一時記憶するメ
モリ(例えばRAM)を有した符号/復号部6と、公衆
回線9に接続され通信手順の実行制御等を行う通信制御
部7と、CPUや制御プログラムを格納した不揮発性メ
モリ(例えばROM)及び種々のデータを一時的に記憶
するメモリ(例えばRAM)等により構成され本画像処
理装置10を統括的に制御する主制御部8により構成さ
れる。尚、符号/復号部6には、MH、MR、MMR等
の一般的な符号化方式も設けられている。
【0020】まず、図2のフローチャートに基づいて画
像データを送信する場合の説明を行う。本画像処理装置
10を操作するオペレータにより操作部1から画像送信
を指示するキー操作が成されると、操作部1から送信処
理開始信号が主制御部8に送られる。尚、画像送信を指
示するキー操作の前に、送信先ダイヤル情報と後述する
画像データの入れ換えパターン情報(入れ換えモード)
とが入力されている。
【0021】主制御部8は、操作部1からの画像送信開
始信号を受けると、送信処理(図2のフローチャート)
を開始する。又、データ蓄積部5には、送信される原画
像データが画像入力部2により読み取られ記憶されてい
るものとする。S21に於いて、主制御部8は、操作部
1より入力された送信先ダイヤル情報と画像データの入
れ換えパターン情報を受けると、これらの情報を主制御
部8内のメモリ(図示せず)に一時記憶する。画像デー
タの入れ換えパターン情報については、詳しくは後述す
るが、画像データの入れ換え単位の細かさを指定する情
報である。尚、操作部1からの送信先ダイヤル情報と入
れ換えパターン情報は、画像送信開始信号と同時に送ら
れてきてもよい。
【0022】S22に於いて、主制御部8は、通信制御
部7に対しS21にて記憶した送信先ダイヤル情報を供
給する。通信制御部7は、相手先ダイヤル情報に従って
ダイヤリングを行い、公衆回線9を介して本画像処理装
置10と同様の機能を有した相手端末装置と接続し、所
定の通信プロトコルを行う。本実施例の通信プロトコル
はファクシミリ通信プロトコルに準拠しているものとす
る。
【0023】S23に於いて、通信制御部7はS22に
て行われる通信プロトコルにより相手端末の機能情報を
得、該情報を主制御部8に転送する。主制御部8は、本
画像処理装置10の機能と相手端末の機能とがサポート
できる機能情報等を主制御部8内のメモリに一時記憶す
る。S24に於いて、主制御部8は相手端末が本画像処
理装置の機能(通信速度能力、符号化能力、画像データ
入換処理能力等)に基づいて処理できるか判断し、相手
端末が画像入換処理能力を有している場合にはS25に
進み、相手端末が画像入換処理能力がない場合にはS2
8に進む。
【0024】S25に於いて、主制御部8は、S21に
て一時記憶した入れ換えパターン情報を読み出し、画像
データ入換部3に供給する。本実施例では、原画像デー
タは既にデータ蓄積部5に記憶されている様になってい
るが、この時点で画像入力部2より送信原稿の読み取り
を開始し、データ蓄積部5に原画像データを記憶しても
よい。
【0025】画像データ入換部3は入れ換えパターン情
報を受けると、データ蓄積部5に記憶されている原画像
データに対し、入れ換えパターン情報に基づいて画像デ
ータ入換処理を行う。この入換処理後、画像データ入換
部3は、入換画像データをデータ蓄積部5に記憶し、入
換処理終了を示す信号を主制御部8に供給する。尚、デ
ータ蓄積部5に於ける原画像データ及び入換処理後の入
換画像データが記憶されるアドレスは予め定められてい
るものとする。
【0026】S26に於いて、主制御部8は、画像デー
タ入換部3からの入換処理終了を示す信号を受けると、
符号/復号部6に対し入れ換えパターン情報を供給す
る。符号/復号部6は入れ換えパターン情報を受ける
と、S25にて入換処理が成された入換画像データをデ
ータ蓄積部5から読み出し、入れ換えパターン情報に基
づいたJPEG符号化を行い、符号/復号部6内のメモ
リに一時記憶する。
【0027】S27に於いて、主制御部8は通信制御部
7に対し、符号化データの送信開始を指示する信号を供
給する。通信制御部7は、符号化データの送信開始を指
示する信号を受けると、符号/復号部6内のメモリに記
憶されている符号化データを順次読み出し、公衆回線9
を介してファクシミリ通信手順に従い相手端末に送信す
る。
【0028】一方、S24に於いて相手端末が画像入換
処理能力がないと判断された場合、主制御部8はS28
にて、符号/復号部6にS23にて一時記憶した符号能
力情報を供給する。本実施例では、原画像データは既に
データ蓄積部5に記憶されている様になっているが、こ
の時点で画像入力部2より送信原稿の読み取りを開始
し、データ蓄積部5に原画像データを記憶してもよい。
【0029】符号/復号部6は符号化能力情報を受ける
と、原画像データをデータ蓄積部5から読み出し、符号
化能力情報に基づいた符号化を行い、符号/復号部6内
のメモリに一時記憶し、S27へ進む。次に、図3のフ
ローチャートに基づいて画像データを受信する場合の説
明を行う。
【0030】通信制御部7が公衆回線9を介して相手端
末からの着信を検出すると、着信検出を示す信号を主制
御部8に供給する。主制御部8は、通信制御部7からの
着信検出信号を受けると、受信処理(図3のフローチャ
ート)を開始する。S31に於いて、主制御部8は通信
制御部7に対し、通信開始処理を指示する信号を供給す
る。
【0031】通信制御部7は、主制御部8からの通信開
始処理を指示する信号を供給すると、所定の通信プロト
コルを行う。本実施例の通信プロトコルはファクシミリ
通信プロトコルに準拠しているものとする。S32に於
いて、通信制御部7はS31にて行われる通信プロトコ
ルにより相手端末の機能情報を得、該情報を主制御部8
に転送する。
【0032】主制御部8は、本画像処理装置10の機能
と相手端末の機能とがサポートできる機能情報等を主制
御部8内のメモリに一時記憶する。S33に於いて、通
信制御部7は符号化データを公衆回線9を介してファク
シミリ通信手順に従い相手端末から受信する。受信され
た符号化データは、符号/復号部6内のメモリに順次記
憶される。
【0033】S34に於いて、主制御部8は、S32に
て一時記憶した機能情報を参照し、相手端末が用いた符
号化能力情報を符号/復号部6に供給する。符号/復号
部6は符号化能力情報を受けると、符号/復号部6内の
メモリに一時記憶されている符号化データを読み出し、
符号化能力情報に基づいた復号化処理を行い、データ蓄
積部5に記憶する。
【0034】S35に於いて、主制御部8は、S32に
て一時記憶した機能情報を参照し、S34にて復号化さ
れた画像データに対し画像入換処理が施されているか判
断し、画像入換処理が施されている場合にはS36に進
み、画像入換処理が施されていない場合にはS37に進
む。S36に於いて、主制御部8は、S32にて一時記
憶した機能情報を参照し、入れ換えパターン情報を画像
データ入換部3に供給する。
【0035】画像データ入換部3は入れ換えパターン情
報を受けると、データ蓄積部5に記憶されている復号化
画像データに対し、入れ換えパターン情報に基づいて画
像データ入換処理を行う。この入換処理後、画像データ
入換部3は、入換画像データ(即ち、原画像データ)を
データ蓄積部5に記憶し、入換処理終了を示す信号を主
制御部8に供給する。
【0036】S37に於いて、主制御部8は、画像出力
部4(CRT又はプリンタ)に対し、データ蓄積部5に
記憶されている原画像データの出力開始を示す信号を供
給する。画像出力部4は、画像データの出力開始信号を
受けると、データ蓄積部5に記憶されている原画像デー
タを読み出し、CRT又はプリンタにて出力する。尚、
データ蓄積部5に於ける符号化画像データ及び入換処理
後の入換画像データが記憶されるアドレスは予め定めら
れているものとする。
【0037】次に、画像データ入換部3の第1の実施例
として2値化画像データの入換を図4乃至図11を用い
て詳細に説明する。画像データ入換部3は、図4に示す
様に、原画像データ(a)を入換処理後の画像データ
(b)の様に配置変換(シャッフリング)する。本実施
例では、JPEG符号化方式に用いられているDCT
(Discrete Cosine Transfor
m:離散コサイン変換)演算に適した画像データ入換処
理を行うものである。DCT演算は、通常画像データを
8×8画素単位として扱うので、説明を簡単にする為、
原画像データは横方向(主走査方向)有効画素数を64
(8ブロック分)、縦方向(副走査方向)有効画素数を
32(4ブロック分)であるものとして説明する。尚、
本実施例では、8×8画素を単位ブロックとして扱う
が、8m×8n(m及びnは自然数)画素を単位ブロッ
クとして扱ってもよい。
【0038】前述した画像データの入れ換えパターン情
報(入れ換えモード)は、この単位ブロックを指定する
ものであり、オペレータには、解りや易くするために
「粗い」「普通」「細かい」から選択する様にしてお
り、「粗い」を選択した場合のm及びnの値を大きく
し、「細かい」を選択した場合のm及びnの値を小さく
し、「普通」を選択した場合のm及びnの値は「粗い」
と「細かい」との中間値にする。即ち、「粗い」場合の
m及びn>「普通」場合のm及びn>「細かい」場合の
m及びn、が成り立つ。例えば、「粗い」場合のm及び
nの値を5、「普通」場合のm及びnの値を3、「細か
い」場合のm及びnの値を1とする。従って、本実施例
では、画像データの入れ換えパターン情報(入れ換えモ
ード)は「細かい」が選択されていることとなる。尚、
画像データの入れ換えパターン情報は更に細かく指定で
きるようにしてもよい。
【0039】図5は、原画像データを8×8画素のブロ
ック単位で画像データ入換処理に伴う画像データをアク
セスするアドレス発生部のハードウェア構成図である。
図5に於いて、51はブロック内(本実施例では8×8
画素ブロック)の横方向画素位置を示すブロック内横方
向ピクセルカウンタPH、52はブロック内(本実施例
では8×8画素ブロック)の縦方向画素位置を示すブロ
ック内縦方向ピクセルカウンタPV、53は横方向ブロ
ック単位位置を示す横方向ブロックカウンタBH、54
は縦方向ブロック単位位置を示す縦方向ブロックカウン
タBV、55はアドレスを入れ換えるためのアドレス変
換部である。
【0040】各カウンタ51、52、53、54はリセ
ット信号(RESET)56を受けるとカウンタをリセ
ットする。尚、リセット信号56は、本画像処理装置1
0の初期設定時や送信及び受信処理を開始する前に、主
制御部8より供給される。ブロック内横方向ピクセルカ
ウンタPH51は、符号化を行う場合には書込信号WR
570、復号化を行う場合には読込信号RD570に基
づいてカウント値をインクリメントさせ、その値を2値
化させSPH0〜SPH2により出力する。この出力さ
れたSPH0〜SPH2は、メモリをアクセスするため
のアドレス信号(AD00〜AD02)として用いる。
ブロック内横方向ピクセルカウンタPH51は、カウン
ト値を8までカウントアップすると、ブロック内縦方向
ピクセルカウンタPV52に対しカウントアップ信号5
71を供給し、カウンタ値をリセットし、この動作を繰
り返す。本実施例では、ブロック単位を8×8画素とし
ているためカウント値が8になるとカウント値のリセッ
ト及びカウントアップ信号571の供給を行っている
が、ブロック単位を8m×8n(m及びnは自然数)画
素とすると、カウント値が8mになった場合に動作する
ことになる。
【0041】ブロック内縦方向ピクセルカウンタPV5
2は、ブロック内横方向ピクセルカウンタPH51から
のカウントアップ信号571に基づいてカウント値をイ
ンクリメントさせ、その値を2値化させSPV0〜SP
V2により出力する。この出力されたSPV0〜SPV
2は、メモリをアクセスするためのアドレス信号(AD
06〜AD08)として用いる。ブロック内縦方向ピク
セルカウンタPV52は、カウント値を8までカウント
アップすると、横方向ブロックカウンタBH53に対し
カウントアップ信号572を供給し、カウンタ値をリセ
ットし、この動作を繰り返す。本実施例では、ブロック
単位を8×8画素としているためカウント値が8になる
とカウント値のリセット及びカウントアップ信号572
の供給を行っているが、ブロック単位を8m×8n(m
及びnは自然数)画素とすると、カウント値が8nにな
った場合に動作することになる。
【0042】横方向ブロックカウンタBH53は、ブロ
ック内縦方向ピクセルカウンタPV52からのカウント
アップ信号572に基づいてカウント値をインクリメン
トさせ、その値を2値化させSBH0〜SPH2により
出力する。横方向ブロックカウンタBH53は、カウン
ト値を8までカウントアップすると、縦方向ブロックカ
ウンタBV54に対しカウントアップ信号573を供給
し、カウンタ値をリセットし、この動作を繰り返す。本
実施例では、原画像データを横方向64画素(8ブロッ
ク分)、縦方向32画素(4ブロック分)としているた
めカウント値が8になるとカウント値のリセット及びカ
ウントアップ信号573の供給を行っているが、原画像
データの画素数により値が変わることになる。
【0043】縦方向ブロックカウンタBV54は、横方
向ブロックカウンタBH53からのカウントアップ信号
573に基づいてカウント値をインクリメントさせ、そ
の値を2値化させSBV0〜SBV1により出力する。
縦方向ブロックカウンタBV54は、カウント値を4ま
でカウントアップすると、画像データ処理終了を示す信
号574を主制御部8に対し供給し、カウンタ値をリセ
ットする。本実施例では、原画像データを横方向64画
素(8ブロック分)、縦方向32画素(4ブロック分)
としているためカウント値が4になるとカウント値のリ
セット及び処理終了信号574の供給を行っているが、
原画像データの画素数により値が変わることになる。
【0044】アドレス変換部55は、横方向ブロックカ
ウンタBH53のカウンタ値SBH0〜SBH2と、縦
方向ブロックカウンタBV54のカウンタ値SBV0〜
SBV1とを入力信号とし、この入力信号を予め設定さ
れているパターンに基づいてアドレス変換処理させ、メ
モリをアクセスするためのアドレス信号(AD03〜A
D05、AD09〜AD0A)として出力する。つま
り、このアドレス変換部55の変換処理により、原画像
データを8×8画素のブロック単位でシャッフリングさ
れる。本実施例では、アドレス変換部55に於けるアド
レス変換パターンは、アドレス変換部55内のROM
(図示せず)に予め設定されているものとするが、アド
レス変換部55に複数のアドレス変換パターンを記憶し
ておき、前述した画像データの入れ換えパターン情報
(入れ換えモード)や操作部1からのキー操作に基づい
てアドレス変換パターンを選択する様にしてもよい。
【0045】図6は画像データの入換処理を行う場合の
入力信号(入力アドレス)と出力信号(出力アドレス)
の変換対応を示す模式図であり、前述したアドレス変換
部55に於けるアドレス変換パターンの一実施例であ
る。これを各信号の入出力値に置き換えると図7の様に
なる。データ蓄積部5に記憶されている原画像データが
図8に示すアドレス位置に記憶されているとすると、こ
のアドレス変換処理を用いてアドレス順に原画像データ
を読み出し、アドレス変換処理を行わず原画像データが
記憶されているアドレスとは異なるアドレスに対し読み
出したデータをアドレス順にデータ蓄積部5に記憶する
と、画像データ入換処理(シャッフリング)が行われ
る。
【0046】図9は画像データの入換処理を行わない場
合の入力信号(入力アドレス)と出力信号(出力アドレ
ス)の変換対応を示す模式図であり、前述したアドレス
変換部55に於けるアドレス変換パターンの一実施例で
ある。これを各信号の入出力値に置き換えると図10の
様になる。当然、データ蓄積部5に記憶されている原画
像データが図8に示すアドレス位置に記憶されていると
すると、このアドレス変換処理を用いてアドレス順に原
画像データを読み出し、アドレス変換処理を行わず再度
アドレス順に読み出したデータをデータ蓄積部5に記憶
しても、画像データ入換処理(シャッフリング)は行わ
れず、元の原画像データのままである。又、画像データ
の変換処理を行わない場合は、画像データ入換部3を機
能させない様にしてもよい。
【0047】次に、画像データ入換部3の第2の実施例
として2値化画像データの入換を図12乃至図19を用
いて詳細に説明する。画像データ入換部3は、図12に
示す様に、原画像データ(a)を入換処理後の画像デー
タ(b)の様に配置変換(シャッフリング)する。本実
施例では、JPEG符号化方式に用いられているDCT
(Discrete Cosine Transfor
m:離散コサイン変換)演算に適した画像データ入換処
理を行うものである。DCT演算は、通常画像データを
8×8画素単位として扱うので、説明を簡単にする為、
原画像データは横方向(主走査方向)有効画素数を64
(8ブロック分)、縦方向(副走査方向)有効画素数を
32(4ブロック分)であるものとして説明する。尚、
本実施例では、8×8画素を単位ブロックとして扱う
が、8m×8n(m及びnは自然数)画素を単位ブロッ
クとして扱ってもよい。
【0048】画像データの入れ換えパターン情報(入れ
換えモード)は前述した様に、この単位ブロックを指定
するものであり、オペレータには、解りや易くするため
に「粗い」「普通」「細かい」から選択する様にしてお
り、「粗い」場合のm及びn>「普通」場合のm及びn
>「細かい」場合のm及びnが成り立つようにしてい
る。例えば、「粗い」場合のm及びnの値を5、「普
通」場合のm及びnの値を3、「細かい」場合のm及び
nの値を1とする。従って、本実施例では、画像データ
の入れ換えパターン情報(入れ換えモード)は「細か
い」が選択されていることとなる。尚、画像データの入
れ換えパターン情報は更に細かく指定できるようにして
もよい。
【0049】図13は、原画像データを8×8画素のブ
ロック単位で画像データ入換処理に伴う画像データをア
クセスするアドレス発生部のハードウェア構成図であ
る。図13に於いて、ブロック内横方向ピクセルカウン
タPH51、ブロック内縦方向ピクセルカウンタPV5
2、横方向ブロックカウンタBH53、縦方向ブロック
カウンタBV54、リセット信号56、読込信号RD5
70、カウントアップ信号571、カウントアップ信号
572、カウントアップ信号573、画像データ処理終
了を示す信号574は図5の各記号と同じため説明を省
略する。尚、横方向ブロックカウンタBH53より出力
されたSBH0〜SBH2は、メモリをアクセスするた
めのアドレス信号(AD03〜AD05)として用い、
縦方向ブロックカウンタBV54より出力されたSBV
0〜SBV1は、メモリをアクセスするためのアドレス
信号(AD09〜AD0A)として用いる。
【0050】55はアドレスを入れ換えるためのアドレ
ス変換部であり、ブロック内横方向ピクセルカウンタP
H51カウンタ値SPH0〜SPH2と、ブロック内縦
方向ピクセルカウンタPV52のカウンタ値SPV0〜
SPV2とを入力信号とし、この入力信号を予め設定さ
れているパターンに基づいてアドレス変換処理させ、メ
モリをアクセスするためのアドレス信号(AD00〜A
D02、AD06〜AD08)として出力する。つま
り、このアドレス変換部55の変換処理により、原画像
データを8×8画素内で1画素毎シャッフリングされ
る。本実施例では、アドレス変換部5に於けるアドレス
変換パターンは、アドレス変換部55内のROM(図示
せず)に予め設定されているものとするが、アドレス変
換部55に複数のアドレス変換パターンを記憶してお
き、前述した画像データの入れ換えパターン情報(入れ
換えモード)や操作部1からのキー操作に基づいてアド
レス変換パターンを選択する様にしてもよい。又、本実
施例では、ブロック単位内の画素を1画素毎に入換処理
しているが、前述した画像データの入れ換えパターン情
報(入れ換えモード)に基づいて、ブロック単位内での
入換画素単位を変更する様にしてもよい。
【0051】図14は画像データの入換処理を行う場合
の入力信号(入力アドレス)と出力信号(出力アドレ
ス)の変換対応を示す模式図であり、前述したアドレス
変換部55に於けるアドレス変換パターンの一実施例で
ある。これを各信号の入出力値に置き換えると図15の
様になる。データ蓄積部5に記憶されている原画像デー
タが図16に示すアドレス位置に記憶されているとする
と、このアドレス変換処理を用いてアドレス順に原画像
データを読み出し、アドレス変換処理を行わず原画像デ
ータが記憶されているアドレスとは異なるアドレスに対
し読み出したデータをアドレス順にデータ蓄積部5に記
憶すると、画像データ入換処理(シャッフリング)が行
われる。
【0052】図17は画像データの入換処理を行わない
場合の入力信号(入力アドレス)と出力信号(出力アド
レス)の変換対応を示す模式図であり、前述したアドレ
ス変換部55に於けるアドレス変換パターンの一実施例
である。これを各信号の入出力値に置き換えると図18
の様になる。当然、データ蓄積部5に記憶されている原
画像データが図16に示すアドレス位置に記憶されてい
るとすると、このアドレス変換処理を用いてアドレス順
に原画像データを読み出し、アドレス変換処理を行わず
再度アドレス順に読み出したデータをデータ蓄積部5に
記憶しても、画像データ入換処理(シャッフリング)は
行われず、元の原画像データのままである。又、画像デ
ータの変換処理を行わない場合は、画像データ入換部3
を機能させない様にしてもよい。
【0053】次に、画像データ入換部3の第3の実施例
としてカラー画像データの入換を図20を用いて詳細に
説明する。画像データ入換部3は、図12に示す様に、
原画像データ(a)を入換処理後の画像データ(b)の
様に配置変換(シャッフリング)する。尚、本実施例で
は、カラー画像データを構成する各色成分はR・G・B
であるものとし、各色成分毎にデータ蓄積部5の夫々異
なるアドレスに記憶されているものとする。又、カラー
画像データを構成する各色成分はY・M・CやL・a・
b等の色成分により構成されてもよい。
【0054】本実施例では、JPEG符号化方式に用い
られているDCT(Discrete Cosine
Transform:離散コサイン変換)演算に適した
画像データ入換処理を行うものである。DCT演算は、
通常画像データを8×8画素単位として扱うので、説明
を簡単にする為、カラー原画像データは横方向(主走査
方向)有効画素数を64(8ブロック分)、縦方向(副
走査方向)有効画素数を32(4ブロック分)であるも
のとして説明する。尚、本実施例では、8×8画素を単
位ブロックとして扱うが、8m×8n(m及びnは自然
数)画素を単位ブロックとして扱ってもよい。
【0055】前述した画像データの入れ換えパターン情
報(入れ換えモード)は、この単位ブロックを指定する
ものであり、オペレータには、解りや易くするために
「粗い」「普通」「細かい」から選択する様にしてお
り、「粗い」を選択した場合のm及びnの値を大きく
し、「細かい」を選択した場合のm及びnの値を小さく
し、「普通」を選択した場合のm及びnの値は「粗い」
と「細かい」との中間値にする。即ち、「粗い」場合の
m及びn>「普通」場合のm及びn>「細かい」場合の
m及びn、が成り立つ。例えば、「粗い」場合のm及び
nの値を5、「普通」場合のm及びnの値を3、「細か
い」場合のm及びnの値を1とする。従って、本実施例
では、画像データの入れ換えパターン情報(入れ換えモ
ード)は「細かい」が選択されていることとなる。尚、
画像データの入れ換えパターン情報は更に細かく指定で
きるようにしてもよい。
【0056】図20は、カラー原画像データを8×8画
素のブロック単位で画像データ入換処理に伴うカラー画
像データをアクセスするアドレス発生部のハードウェア
構成図である。図20に於いて、ブロック内横方向ピク
セルカウンタPH51、ブロック内縦方向ピクセルカウ
ンタPV52、横方向ブロックカウンタBH53、縦方
向ブロックカウンタBV54、アドレス変換部55、リ
セット信号56、読込信号RD570、カウントアップ
信号571、カウントアップ信号572、カウントアッ
プ信号573、画像データ処理終了を示す信号574は
図5の各記号と同じため説明を省略する。尚、R・G・
Bの夫々の記憶アドレス位置を示す最上位ビットAD0
B、AD0Cが供給される。
【0057】これにより、このアドレス変換部55の変
換処理にて、各色成分毎の原画像データを8×8画素の
ブロック単位でシャッフリングされる。本実施例では、
アドレス変換部55に於けるアドレス変換パターンは、
アドレス変換部55内のROM(図示せず)に予め設定
されているものとするが、アドレス変換部55に複数の
アドレス変換パターンを記憶しておき、前述した画像デ
ータの入れ換えパターン情報(入れ換えモード)や操作
部1からのキー操作に基づいてアドレス変換パターンを
選択する様にしてもよい。又、各色成分毎にアドレス変
換パターンを選択し、夫々の色成分が同じ入換状態にな
らないようにしてもよい。この実施例の画像データの入
換処理を行う場合の入力信号(入力アドレス)と出力信
号(出力アドレス)の変換対応は図6を用いることがで
き、これを各信号の入出力値に置き換えると図7の様に
なる。
【0058】データ蓄積部5に記憶されているカラー原
画像データを構成する各色成分のうちの1つ、例えばR
色成分が図8に示すアドレス位置に記憶されているとす
ると、このアドレス変換処理を用いてアドレス順にR色
成分の原画像データを読み出し、アドレス変換処理を行
わずカラー原画像データが記憶されているアドレスとは
異なるアドレスに対し、読み出したデータをアドレス順
にデータ蓄積部5に記憶すると、画像データ入換処理
(シャッフリング)が行われる。勿論、R色成分以外の
色成分も同様の処理を行うこととなる。画像データの入
換処理を行わない場合の入力信号(入力アドレス)と出
力信号(出力アドレス)の変換対応は図9を用いること
ができ、これを各信号の入出力値に置き換えると図10
の様になる。当然、データ蓄積部5に記憶されているカ
ラー原画像データを構成する各色成分のうちの1つ、例
えばR色成分が図8に示すアドレス位置に記憶されてい
るとすると、このアドレス変換処理を用いてアドレス順
にR色成分の画像データを読み出し、アドレス変換処理
を行わずカラー原画像データが記憶されているアドレス
とは異なるアドレスに対し、読み出したデータをアドレ
ス順にデータ蓄積部5に記憶しても、画像データ入換処
理(シャッフリング)は行われず、元の原画像データの
ままである。又、画像データの変換処理を行わない場合
は、画像データ入換部3を機能させない様にしてもよ
い。
【0059】次に、画像データ入換部3の第4の実施例
としてカラー画像データの入換を図21を用いて詳細に
説明する。画像データ入換部3は、図12に示す様に、
原画像データ(a)を入換処理後の画像データ(b)の
様に配置変換(シャッフリング)する。尚、本実施例で
は、カラー画像データを構成する各色成分はR・G・B
であるものとし、各色成分毎にデータ蓄積部5の夫々異
なるアドレスに記憶されているものとする。又、カラー
画像データを構成する各色成分はY・M・CやL・a・
b等の色成分により構成されてもよい。
【0060】本実施例では、JPEG符号化方式に用い
られているDCT(Discrete Cosine
Transform:離散コサイン変換)演算に適した
画像データ入換処理を行うものである。DCT演算は、
通常画像データを8×8画素単位として扱うので、説明
を簡単にする為、カラー原画像データは横方向(主走査
方向)有効画素数を64(8ブロック分)、縦方向(副
走査方向)有効画素数を32(4ブロック分)であるも
のとして説明する。尚、本実施例では、8×8画素を単
位ブロックとして扱うが、8m×8n(m及びnは自然
数)画素を単位ブロックとして扱ってもよい。
【0061】前述した画像データの入れ換えパターン情
報(入れ換えモード)は、この単位ブロックを指定する
ものであり、オペレータには、解りや易くするために
「粗い」「普通」「細かい」から選択する様にしてお
り、「粗い」を選択した場合のm及びnの値を大きく
し、「細かい」を選択した場合のm及びnの値を小さく
し、「普通」を選択した場合のm及びnの値は「粗い」
と「細かい」との中間値にする。即ち、「粗い」場合の
m及びn>「普通」場合のm及びn>「細かい」場合の
m及びn、が成り立つ。例えば、「粗い」場合のm及び
nの値を5、「普通」場合のm及びnの値を3、「細か
い」場合のm及びnの値を1とする。従って、本実施例
では、画像データの入れ換えパターン情報(入れ換えモ
ード)は「細かい」が選択されていることとなる。尚、
画像データの入れ換えパターン情報は更に細かく指定で
きるようにしてもよい。
【0062】図21は、カラー原画像データを8×8画
素のブロック単位で画像データ入換処理に伴うカラー画
像データをアクセスするアドレス発生部のハードウェア
構成図である。図21に於いて、ブロック内横方向ピク
セルカウンタPH51、ブロック内縦方向ピクセルカウ
ンタPV52、横方向ブロックカウンタBH53、縦方
向ブロックカウンタBV54、アドレス変換部55、リ
セット信号56、読込信号RD570、カウントアップ
信号571、カウントアップ信号572、カウントアッ
プ信号573、画像データ処理終了を示す信号574は
図13の各記号と同じため説明を省略する。尚、R・G
・Bの夫々の記憶アドレス位置を示す最上位ビットAD
0B、AD0Cが供給される。
【0063】これにより、アドレス変換部55の変換処
理にて、各色成分毎の原画像データを8×8画素内で1
画素毎シャッフリングされる。本実施例では、アドレス
変換部5に於けるアドレス変換パターンは、アドレス変
換部55内のROM(図示せず)に予め設定されている
ものとするが、アドレス変換部55に複数のアドレス変
換パターンを記憶しておき、前述した画像データの入れ
換えパターン情報(入れ換えモード)や操作部1からの
キー操作に基づいてアドレス変換パターンを選択する様
にしてもよい。又、各色成分毎にアドレス変換パターン
を選択し、夫々の色成分が同じ入換状態にならないよう
にしてもよい。この実施例の画像データの入換処理を行
う場合の入力信号(入力アドレス)と出力信号(出力ア
ドレス)の変換対応は図14を用いることができ、これ
を各信号の入出力値に置き換えると図15の様になる。
【0064】データ蓄積部5に記憶されているカラー原
画像データを構成する各色成分のうちの1つ、例えばR
色成分が図16に示すアドレス位置に記憶されていると
すると、このアドレス変換処理を用いてアドレス順にR
色成分の原画像データを読み出し、アドレス変換処理を
行わずカラー原画像データが記憶されているアドレスと
は異なるアドレスに対し、読み出したデータをアドレス
順にデータ蓄積部5に記憶すると、画像データ入換処理
(シャッフリング)が行われる。勿論、R色成分以外の
色成分も同様の処理を行うこととなる。又、本実施例で
は、ブロック単位内の画素を1画素毎に入換処理してい
るが、前述した画像データの入れ換えパターン情報(入
れ換えモード)に基づいて、ブロック単位内での入換画
素単位を変更する様にしてもよい。
【0065】画像データの入換処理を行わない場合の入
力信号(入力アドレス)と出力信号(出力アドレス)の
変換対応は図17をいることができ、これを各信号の入
出力値に置き換えると図18の様になる。当然、データ
蓄積部5に記憶されているカラー原画像データを構成す
る各色成分のうちの1つ、例えばR色成分が図16に示
すアドレス位置に記憶されているとすると、このアドレ
ス変換処理を用いてアドレス順に原画像データを読み出
し、アドレス変換処理を行わずカラー画像データが記憶
されているアドレスとは異なるアドレスに対し、読み出
したデータをアドレス順にデータ蓄積部5に記憶して
も、画像データ入換処理(シャッフリング)は行われ
ず、元のカラー原画像データのままである。又、画像デ
ータの変換処理を行わない場合は、画像データ入換部3
を機能させない様にしてもよい。
【0066】画像データ入換部3の実施例に於いて、ア
ドレス変換部5に於けるアドレス変換パターンをアドレ
ス変換部55内のROM(図示せず)に予め設定されて
いるものとしているが、RAMを使用して、主制御部8
よりアドレス変換パターンを該RAMに書き込む様にし
てもよい。又、画像データ変換部3に於いて、アドレス
発生部をハードウェアの構成で説明したが、主制御部8
によりアドレスを計算しデータを入れ換える処理を行っ
てもよい。
【0067】又、本実施例ではブロック単位の画像デー
タの入換処理と、ブロック単位内での画素データの入換
処理を別々に説明したが、ブロック単位の画像データの
入換処理を行い、更にそのブロック単位内での画素デー
タの入換処理を行う様にもできる。又、本実施例では、
符号/復号部6には、DCT演算よりを用いたJPEG
符号化方式が備えられているが、K−L(Karhun
en−Loeve)変換、アダマール変換(Hadam
ardtransform)、離散的フーリエ変換(D
iscrete Fourier Transfor
m)等のブロック単位で演算処理を行う2次元符号化方
式でもよい。
【0068】以上に説明した様に、本発明を用いると、
ブロック単位に入れ換え処理を行うことにより、簡易な
セキュリティ機能を持ち、符号データの通信中に於ける
盗聴やデータの漏洩が発生した場合、もし第3者により
復号化されても、原画像を認識することができないとい
う効果を奏する。更に、画像データをDCT演算を用い
た符号化処理に最適な8m×8nドットのブロック単位
で入れ換え処理を行うことにより、通常の画像データを
DCT演算を用いた符号化処理した場合に比べ符号量の
増加を抑えることができ、モスキート・ノイズを最小限
に抑え画質の劣化を抑えることができる。又、カラー画
像データの場合、カラー画像データを構成する各色成分
毎にブロック単位で入れ換え処理を行うため、より強力
なセキュリティとなる。
【0069】更に、ブロック単位内にて画素単位で入れ
換え処理を行うことにより、ブロック単位で入れ換え処
理を行うより強力なセキュリティとなり、符号データの
通信中に於ける盗聴やデータの漏洩が発生した場合、も
し第3者により復号化されても、原画像を認識すること
ができないという効果を奏する。
【0070】
【発明の効果】請求項1及び請求項2では、画像データ
をブロック単位で演算をする2次元符号化処理に最適な
ブロック単位で入れ換え処理を行うことにより、簡易な
セキュリティ機能を持ち、符号データの通信中に於ける
盗聴やデータの漏洩が発生した場合、もし第3者により
復号化されても原画像データの解読を不可能にする。
【0071】請求項3及び請求項4では、画像データを
DCT演算を用いた符号化処理に最適な8m×8nドッ
トのブロック単位で入れ換え処理を行うことにより、簡
易なセキュリティ機能を持ち、符号データの通信中に於
ける盗聴やデータの漏洩が発生した場合、もし第3者に
より復号化されても原画像データの解読を不可能にする
とともに、通常の画像データをDCT演算を用いた符号
化処理した場合に比べ符号量の増加を抑えることがで
き、モスキート・ノイズを最小限に抑え画質の劣化を抑
えることができる。
【0072】請求項5及び請求項6では、カラー画像デ
ータに対し、カラー画像データを構成する各色成分毎に
ブロック単位で入れ換え処理を行うため、より強力なセ
キュリティとなり、符号データの通信中に於ける盗聴や
データの漏洩が発生した場合、もし第3者により復号化
されても原画像データの解読を不可能にするとともに、
通常の画像データをDCT演算を用いた符号化処理した
場合に比べ符号量の増加を抑えることができ、モスキー
ト・ノイズを最小限に抑え画質の劣化を抑えることがで
きる。
【0073】請求項7及び請求項8では、画像データを
ブロック単位で演算する2次元符号化処理に最適なブロ
ック単位内にて画素単位で入れ換え処理を行うことによ
り、ブロック単位で入れ換え処理による簡易なセキュリ
ティ機能より更に強力なセキュリティ機能を持ち、符号
データの通信中に於ける盗聴やデータの漏洩が発生した
場合、もし第3者により復号化されても原画像データの
解読を不可能にする。
【0074】請求項9及び請求項10では、画像データ
をDCT演算を用いた符号化処理に最適な8m×8nド
ットのブロック単位内にて画素単位で入れ換え処理を行
うことにより、ブロック単位で入れ換え処理による簡易
なセキュリティ機能より更に強力なセキュリティとな
り、符号データの通信中に於ける盗聴やデータの漏洩が
発生した場合、もし第3者により復号化されても原画像
データの解読を不可能にするとともに、通常の画像デー
タをDCT演算を用いた符号化処理した場合に比べ符号
量の増加を抑えることができ、モスキート・ノイズを最
小限に抑え画質の劣化を抑えることができる。
【0075】請求項11及び請求項12では、カラー画
像データに対し、カラー画像データを構成する各色成分
毎にブロック単位内にて画素単位で入れ換え処理を行う
ため、より強力なセキュリティとなり、符号データの通
信中に於ける盗聴やデータの漏洩が発生した場合、もし
第3者により復号化されても原画像データの解読を不可
能にするとともに、通常の画像データをDCT演算を用
いた符号化処理した場合に比べ符号量の増加を抑えるこ
とができ、モスキート・ノイズを最小限に抑え画質の劣
化を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置の一実施例を示す機能ブ
ロック図である。
【図2】本発明の画像処理装置の画像データを送信する
場合の処理手順の一実施例を示すフローチャートであ
る。
【図3】本発明の画像処理装置の画像データを受信する
場合の処理手順の一実施例を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明のブロック単位で画像データ入換処理を
行った場合の原画像データと入換処理後の画像データを
示す図である。
【図5】原画像データを8×8画素のブロック単位で画
像データ入換処理に伴う画像データをアクセスするアド
レス発生部のハードウェア構成の一実施例を示す図であ
る。
【図6】第1の実施例のアドレス変換部に於いて画像デ
ータの入換処理を行う場合の入力信号(入力アドレス)
と出力信号(出力アドレス)の変換対応の一実施例を示
す模式図である。
【図7】第1の実施例のアドレス変換部に於いて画像デ
ータの入換処理を行う場合の入出力信号の一実施例を示
す模式図である。
【図8】第1の実施例のアドレス変換部に於いて画像デ
ータの入換処理を行う場合のデータ蓄積部に記憶されて
いる原画像データのアドレスと、入換処理後の画像デー
タのアドレスの一実施例を示す模式図である。
【図9】第1の実施例のアドレス変換部に於いて画像デ
ータの入換処理を行わない場合の入力信号(入力アドレ
ス)と出力信号(出力アドレス)の変換対応の一実施例
を示す模式図である。
【図10】第1の実施例のアドレス変換部に於いて画像
データの入換処理を行わない場合の入出力信号の一実施
例を示す模式図である。
【図11】第1の実施例のアドレス変換部に於いて画像
データの入換処理を行わない場合のデータ蓄積部に記憶
されている原画像データのアドレスと、入換処理後の画
像データのアドレスの一実施例を示す模式図である。
【図12】本発明のブロック単位内で画素単位に画像デ
ータ入換処理を行った場合の原画像データと入換処理後
の画像データを示す図である。
【図13】原画像データを8×8画素のブロック単位内
で画素単位での画像データ入換処理に伴う画像データを
アクセスするアドレス発生部のハードウェア構成の一実
施例を示す図である。
【図14】第2の実施例のアドレス変換部に於いて画像
データの入換処理を行う場合の入力信号(入力アドレ
ス)と出力信号(出力アドレス)の変換対応の一実施例
を示す模式図である。
【図15】第2の実施例のアドレス変換部に於いて画像
データの入換処理を行う場合の入出力信号の一実施例を
示す模式図である。
【図16】第2の実施例のアドレス変換部に於いて画像
データの入換処理を行う場合のデータ蓄積部に記憶され
ている原画像データのアドレスと、入換処理後の画像デ
ータのアドレスの一実施例を示す模式図である。
【図17】第2の実施例のアドレス変換部に於いて画像
データの入換処理を行わない場合の入力信号(入力アド
レス)と出力信号(出力アドレス)の変換対応の一実施
例を示す模式図である。
【図18】第2の実施例のアドレス変換部に於いて画像
データの入換処理を行わない場合の入出力信号の一実施
例を示す模式図である。
【図19】第2の実施例のアドレス変換部に於いて画像
データの入換処理を行わない場合のデータ蓄積部に記憶
されている原画像データのアドレスと、入換処理後の画
像データのアドレスの一実施例を示す模式図である。
【図20】カラー原画像データを8×8画素のブロック
単位で画像データ入換処理に伴う画像データをアクセス
するアドレス発生部のハードウェア構成の一実施例を示
す図である。
【図21】カラー原画像データを8×8画素のブロック
単位内で画素単位での画像データ入換処理に伴う画像デ
ータをアクセスするアドレス発生部のハードウェア構成
の一実施例を示す図である。
【図22】従来技術を用いた場合の原画像データと、ラ
イン単位での入換処理後の画像データを示す図である。
【符号の説明】
1 操作部 2 画像入力部 3 画像データ入換部 4 画像出力部 5 データ蓄積部 6 符号/復号部 7 通信制御部 8 主制御部 10 画像処理装置 51 ブロック内横方向ピクセルカウンタPH 52 ブロック内縦方向ピクセルカウンタPV 53 横方向ブロックカウンタBH 54 縦方向ブロックカウンタBV 55 アドレス変換部 56 リセット信号 570 書込信号WR/読込信号RD 571〜573 カウントアップ信号 574 画像データ処理終了信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/44 (72)発明者 林 雅子 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック単位で演算処理を行う2次元符
    号化方式を備える画像処理装置に於いて、 前記2次元符号化方式の符号化処理前の画像データを所
    定のブロック単位毎で入れ換え処理を行う画像入換手段
    を設けたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 ブロック単位で演算処理を行う2次元符
    号化方式を備える画像処理装置に於いて、 前記2次元符号化方式の復号化処理後の画像データを所
    定の画素ブロック単位毎で入れ換え処理を行う画像入換
    手段を設けたことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 DCT演算を用いた符号化処理を行う画
    像処理装置に於いて、 前記符号化処理前の画像データを8m×8n(m及びn
    は自然数)画素のブロック単位毎で入れ換え処理を行う
    画像入換手段を設けたことを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 DCT演算を用いた復号化処理を行う画
    像処理装置に於いて、 前記復号化処理後の画像データを8m×8n(m及びn
    は自然数)画素のブロック単位毎で入れ換え処理を行う
    画像入換手段を設けたことを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 DCT演算を用いた符号化処理を行う画
    像処理装置に於いて、 前記符号化処理前のカラー画像データを構成する各色成
    分毎の夫々の画像データに対し8m×8n(m及びnは
    自然数)画素のブロック単位毎で入れ換え処理を行う画
    像入換手段を設けたことを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 DCT演算を用いた復号化処理を行う画
    像処理装置に於いて、 前記復号化処理後のカラー画像データを構成する各色成
    分毎の夫々の画像データに対し8m×8n(m及びnは
    自然数)画素のブロック単位毎で入れ換え処理を行う画
    像入換手段を設けたことを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 ブロック単位で演算処理を行う2次元符
    号化方式を備える画像処理装置に於いて、 前記2次元符号化方式の符号化処理前の画像データを所
    定の画素ブロック単位の中で画素位置の入れ換え処理を
    行う画像入換手段を設けたことを特徴とする画像処理装
    置。
  8. 【請求項8】 ブロック単位で演算処理を行う2次元符
    号化方式を備える画像処理装置に於いて、 前記2次元符号化方式の復号化処理後の画像データを所
    定の画素ブロック単位の中で画素位置の入れ換え処理を
    行う画像入換手段を設けたことを特徴とする画像処理装
    置。
  9. 【請求項9】 DCT演算を用いた符号化処理を行う画
    像処理装置に於いて、 前記符号化処理前の画像データを8m×8n(m及びn
    は自然数)画素のブロック単位の中で画素位置の入れ換
    え処理を行う画像入換手段を設けたことを特徴とする画
    像処理装置。
  10. 【請求項10】 DCT演算を用いた復号化処理を行う
    画像処理装置に於いて、 前記復号化処理後の画像データを8m×8n(m及びn
    は自然数)画素のブロック単位の中で画素位置の入れ換
    え処理を行う画像入換手段を設けたことを特徴とする画
    像処理装置。
  11. 【請求項11】 DCT演算を用いた符号化処理を行う
    画像処理装置に於いて、 前記符号化処理前のカラー画像データを構成する各色成
    分毎の夫々の画像データに対し8m×8n(m及びnは
    自然数)画素のブロック単位の中で画素位置の入れ換え
    処理を行う画像入換手段を設けたことを特徴とする画像
    処理装置。
  12. 【請求項12】 DCT演算を用いた復号化処理を行う
    画像処理装置に於いて、 前記復号化処理後のカラー画像データを構成する各色成
    分毎の夫々の画像データに対し8m×8n(m及びnは
    自然数)画素のブロック単位の中で画素単位の入れ換え
    処理を行う画像入換手段を設けたことを特徴とする画像
    処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006057032A1 (ja) * 2004-11-24 2006-06-01 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha スクランブル処理装置、デスクランブル処理装置、スクランブル処理方法及びデスクランブル処理方法
WO2006057047A1 (ja) * 2004-11-26 2006-06-01 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha スクランブル処理装置、デスクランブル処理装置、スクランブル処理方法及びデスクランブル処理方法

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WO2006057032A1 (ja) * 2004-11-24 2006-06-01 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha スクランブル処理装置、デスクランブル処理装置、スクランブル処理方法及びデスクランブル処理方法
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