JPH08181914A - キー信号波形整形装置 - Google Patents

キー信号波形整形装置

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JPH08181914A
JPH08181914A JP6318504A JP31850494A JPH08181914A JP H08181914 A JPH08181914 A JP H08181914A JP 6318504 A JP6318504 A JP 6318504A JP 31850494 A JP31850494 A JP 31850494A JP H08181914 A JPH08181914 A JP H08181914A
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JP
Japan
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signal
key
circuit
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offset
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JP6318504A
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English (en)
Inventor
Shozo Indo
省三 印藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/222Studio circuitry; Studio devices; Studio equipment
    • H04N5/262Studio circuits, e.g. for mixing, switching-over, change of character of image, other special effects ; Cameras specially adapted for the electronic generation of special effects
    • H04N5/272Means for inserting a foreground image in a background image, i.e. inlay, outlay
    • H04N5/275Generation of keying signals

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キー信号のエッジ位置の誤差がなく、合成画
の品質を向上させるキー信号波形整形装置の提供を目的
とする。 【構成】 キーソース信号KSに対してキー信号Kの基
準となる所定のスライスレベルのゲインを与える加算器
1と、加算器1によりオフセットされた信号にゲインを
かけて引き延ばす乗算器2と、乗算器2により引き延ば
された信号の上下をカットしてキー信号に変換する第1
のリミット回路3とを有するキー信号波形整形装置にお
いて、加算器1によりオフセットされた信号から上限値
および下限値を発生させるリミット値発生回路と、第1
のリミット回路3の出力を上限値および下限値によりさ
らに制限してキー信号Kを得るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、ビデオ信号
をスイッチャーにより合成する際に用いるキー信号の波
形整形に用いるキー信号波形整形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、映像信号の編集過程において、カ
メラ等から供給された映像信号は、図示しない特殊映像
効果装置(Digital Video Effec
t、以下、「DVE」という。)に供給される。DVE
は、映像信号に特殊効果を施す装置である。
【0003】DVEにより特殊効果を施された映像信号
は、図示しないスイッチャーに供給される。スイッチャ
ーにより合成されたビデオ出力信号は、図示しない記録
VTRに供給されてビデオテープに記録することによ
り、特殊効果を施したビデオテープが完成する。
【0004】ここで、DVEはフレームメモリからなる
ものであり、映像信号に特殊効果を施す装置である。こ
のフレームメモリは、それぞれ、例えば、ズーム、9画
面マルチ、モノトーン、ホワイトバランス調整、モザイ
ク、残像効果、ストロボアクション、静止画等の各特殊
効果を施すことができるものである。
【0005】上述したズームは画像の一部を画面いっぱ
いに拡大するものである。9画面マルチは画面を9分割
し、各小画面に縮小画像を写すものである。モノトーン
は画像を白黒にするものである。ホワイトバランス調整
は本来白いはずの部分が白く見えるようにするものであ
る。モザイクは画像をモザイク状にするものである。残
像効果は像が残るようにするものである。ストロボアク
ションは動画を一定の間隔で停止させるものである。静
止画は動画の特定のフレームの画像情報を一旦フレーム
メモリに取り込み、その画像情報をメモリから読みだし
て出力するものである。
【0006】特殊効果を施された映像信号は、スイッチ
ャーに供給される。スイッチャーは、特殊効果を施され
た映像信号に、ワイプ、ミックス等により映像信号を合
成するものである。ここで、ワイプは、ある画像を特定
のパターンでぬぐい去るように消しながら、あるいは画
面から押し出しながら、同時に他の画像を挿入していく
ものである。ミックスは、ある画像をフェードアウトさ
せながら、同時に他の画像をフェードインさせるもので
ある。スイッチャーにより合成された映像信号は図示し
ない記録VTRに供給される。
【0007】ここで、DVEは特殊効果を施した映像信
号とキー信号とを出力する。キー信号は、スイッチャー
において、他の映像信号との合成の際に、合成画像の形
状等を設定する信号である。
【0008】カメラからの映像信号をC1,C2とし、
このうち映像信号C2をキーソース信号として選択し
て、DVEに供給する。DVEで特殊効果を施された映
像信号Vとキーソース信号から作成されたキー信号Kと
がスイッチャーに供給される。
【0009】そして、スイッチャーにおいて、このDV
Eから供給されたキー信号Kにバックグランド信号とし
て選択された映像信号C1が加算器により加算される。
ビデオ信号およびバックグランド信号が加算されたキー
信号は図示しないキーヤーに供給される。
【0010】キーヤーにおいて、ビデオ信号およびバッ
クグランド信号が加算されたキー信号にそれぞれ乗算器
によりKおよび1−Kの定数が乗算される。ここで、0
≦K≦1である。そして、それぞれ乗算器により乗算さ
れたビデオ信号およびバックグランド信号が加算された
キー信号とが加算器により加算されて出力される。
【0011】ここで、キー信号について説明する。映像
信号C2はDVEに供給されて特殊効果処理をされる。
一方、キー信号は、バックグランド信号として選択され
た映像信号C1により背景部分が合成され、バックグラ
ンド処理されたキー信号となる。そして、特殊効果処理
された映像信号とバックグランド処理されたキー信号と
が合成されて合成画の映像信号となる。
【0012】上述した映像信号としてのキーソース信号
等のキー素材からキー信号を作る場合、信号をクリップ
し、ゲインをかけて引き延ばした後に、リミッタをかけ
る方法が一般的である。
【0013】図10に、従来のキー信号波形整形回路を
示す。図10において、映像信号としてのキーソース信
号KSは、加算器1に供給される。この加算器1は、キ
ーソース信号KSに所定のクリップ値によりオフセット
を与えるクリップ回路である。加算器1によりオフセッ
トされたキーソース信号KSは、乗算器2に供給され
る。この乗算器2は、オフセットされたキーソース信号
KSを所定のゲインで乗算して引き延ばすゲイン回路で
ある。
【0014】乗算器2により引き延ばされたキーソース
信号KSはリミット回路3に供給される。リミット回路
3は、乗算器2により引き延ばされたキーソース信号K
Sを上限値および下限値によりカットしてキー信号Kを
作成するリミッタである。
【0015】図11Aは、従来のキーソース信号を示す
図である。このようなキーソース信号100、101、
102、103に対して、上述した乗算器2においてあ
る程度大きなゲインをかけると、図11Bに示すように
信号は上方に引き延ばされるので、i−1からiにかけ
て、1クロック内の信号はすべてキー信号となる。図1
1Bは、従来のキー信号を示す図である。図11Bに実
線および点線104で示すように、最大で1クロック分
の誤差が発生する。
【0016】このように、ディジタル信号の場合、サン
プル点のみのデータを扱うため、ゲインを大きくしてい
くと、1クロックでキー信号Kが立ち上がってしまい、
最大1クロック分のエッジの位置の誤差が発生する。ま
た、キー信号は、急峻なエッジをもつため、折り返し歪
みが発生し、画面上では画面の縁が強調されてリンギン
グとなって合成画の品質を低下させている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のキ
ー信号波形整形回路では、サンプル点のみのデータを扱
うため、ゲインを大きくしていくと、1クロックでキー
信号が立ち上がってしまい、最大1クロック分のエッジ
の位置の誤差が発生するという不都合があった。
【0018】また、キー信号は、急峻なエッジをもつた
め、折り返し歪みが発生し、画面上では画面の縁が強調
されてリンギングとなって合成画の品質を低下させてい
るという不都合があった。
【0019】この発明は、このような点を考慮してなさ
れたものであり、キー信号のエッジ位置の誤差がなく、
合成画の品質を向上させるキー信号波形整形装置の提供
を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明のキー信号波形
整形装置は、図1乃至図5に示す如く、キー素材信号K
Sに対してキー信号Kの基準となる所定のスライスレベ
ルのゲインを与えるオフセット手段1と、オフセット手
段1によりオフセットされた信号にゲインをかけて引き
延ばす引き延ばし手段2と、引き延ばし手段2により引
き延ばされた信号の上下をカットしてキー信号に変換す
るリミッタ手段3とを有するキー信号波形整形装置にお
いて、オフセット手段1によりオフセットされた信号を
オーバーサンプリングするオーバーサンプル手段20
と、オーバーサンプル手段20によりオーバーサンプリ
ングされた信号から1ビットのハードキーを作るハード
キー処理手段21と、ハードキー処理手段21により作
られたハードキーを滑らかにするローパスフィルタ22
と、ローパスフィルタ22により滑らかにされた信号を
ダウンサンプリングするダウンサンプル手段23と、ダ
ウンサンプル手段23によりダウンサンプリングされた
信号を上限値または下限値とするかを判定する判定手段
25と、判定手段25により判定された上限値および下
限値を用いた第2のリミッタ手段4とを有するものであ
る。
【0021】また、この発明のキー信号波形整形装置
は、図1乃至図5に示す如く、上述において、ダウンサ
ンプル手段23によりダウンサンプリングされた信号
と、信号をディレイ手段58、59、60を介して所定
時間遅延させた信号との最大値または最小値を出力する
非加算混合手段57を設け、非加算混合手段57の出力
信号を判定手段25および第2のリミッタ手段4に供給
するようにしたものである。
【0022】また、この発明のキー信号波形整形装置
は、図1乃至図5に示す如く、上述において、キー素材
信号KSに対してキー信号Kの基準となる所定のスライ
スレベルのゲインを与える第2のオフセット手段6を設
け、第2のオフセット手段6によりオフセットされた信
号をオーバーサンプル手段20に供給するようにしたも
のである。
【0023】
【作用】この発明によれば、オフセット手段1によりオ
フセットされた信号をオーバーサンプリングするオーバ
ーサンプル手段20と、オーバーサンプル手段20によ
りオーバーサンプリングされた信号から1ビットのハー
ドキーを作るハードキー処理手段21と、ハードキー処
理手段21により作られたハードキーを滑らかにするロ
ーパスフィルタ22と、ローパスフィルタ22により滑
らかにされた信号をダウンサンプリングするダウンサン
プル手段23と、ダウンサンプル手段23によりダウン
サンプリングされた信号を上限値または下限値とするか
を判定する判定手段25と、判定手段25により判定さ
れた上限値および下限値を用いた第2のリミッタ手段4
とを有するので、所定数倍のオーバーサンプリングによ
り、発生する誤差は所定数分の1倍となり、キー信号K
のエッジ位置の誤差を少なくすることができ、キー信号
Kの急峻な立ち上がりが抑えられるので、合成画のリン
ギングが減り、合成画の品質を向上させることができ、
さらに、リミッタを2段に構成しているので、キー素材
信号KSに対して与えるゲインが十分に小さいときに
は、2段に制限してキー信号Kのエッジにはなんら作用
しないので、ソフトなキーイングを行うことができる。
【0024】また、この発明によれば、ダウンサンプル
手段23によりダウンサンプリングされた信号と、信号
をディレイ手段58、59、60を介して所定時間遅延
させた信号との最大値または最小値を出力する非加算混
合手段57を設け、非加算混合手段57の出力信号を判
定手段25および第2のリミッタ手段4に供給するの
で、非加算混合手段57によりキー信号Kのエッジ位置
を時間軸方向に移動させることができる。
【0025】また、この発明によれば、上述において、
キー素材信号KSに対してキー信号Kの基準となる所定
のスライスレベルのゲインを与える第2のオフセット手
段6を設け、第2のオフセット手段6によりオフセット
された信号をオーバーサンプル手段20に供給するの
で、クリップのためのオフセット手段6を別に有するこ
とにより、キー素材信号KSを任意の値にオフセットす
ることができる。
【0026】
【実施例】この発明のキー信号波形整形装置は、この例
においては、特に、所定数倍のオーバーサンプリングに
より、発生する誤差は所定数分の1倍となり、キー信号
のエッジ位置の誤差を少なくすることができ、キー信号
の急峻な立ち上がりが抑えられるので、合成画のリンギ
ングが減り、合成画の品質を向上させるものである。
【0027】図1は、この発明のキー信号波形整形装置
の一実施例の構成を示すブロック図である。図10に示
した従来のキー信号波形整形装置に対応するものには同
一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。図1にお
いて、映像信号としてのキーソース信号KSは、加算器
1に供給される。この加算器1は、キーソース信号KS
に所定のクリップ値によりオフセットを与えるクリップ
回路である。加算器1によりオフセットされたキーソー
ス信号KSは、乗算器2に供給される。この乗算器2
は、オフセットされたキーソース信号KSを所定のゲイ
ンで乗算して引き延ばすゲイン回路である。
【0028】乗算器2により引き延ばされたキーソース
信号KSは第1のリミット回路3に供給される。第1の
リミット回路3は、乗算器2により引き延ばされたキー
ソース信号KSを固定された上限値および下限値により
カットして出力信号を作成するスタティックなリミッタ
である。
【0029】ここで、図1に示すこの発明のキー信号波
形整形装置が図10に示した従来のキー信号波形整形装
置と異なる点は、加算器1によりオフセットされたキー
ソース信号KSをリミット値発生回路5に供給し、リミ
ット値発生回路5で上限値Uおよび下限値Lを発生さ
せ、この上限値Uおよび下限値Lを第2のリミット回路
4に供給し、第1のリミット回路3からの出力を基にキ
ー信号Kを作成するようにした点である。
【0030】この第2のリミット回路4は、リミット値
発生回路5で作られたリミット値を用いて、第1のリミ
ット回路3の出力をさらに制限するダイナミックなリミ
ッタである。この場合、上限値Uを「1」に、下限値L
を「0」に固定することで第1のリミット回路3と等価
になる。このリミット値発生回路5は、ゲインを大きく
していったときに、キーソース信号KSのすべてがキー
信号Kになってしまうことを防止し、キーエッジの位置
を保存する機能を有するものである。
【0031】また、この例では第2のリミット回路4の
出力をキー信号Kとした例を示したが、第2のリミット
回路4の出力を図示しないキーインバート処理回路に供
給し、キーインバート処理がオフのときにキー信号Kを
そのままKとして出力し、キーインバート処理がオンの
ときに1−Kとして出力するようにしても良い。ただ
し、0≦K≦1である。
【0032】図2は、この発明のキー信号波形整形装置
の一実施例のリミット値発生回路のブロック図である。
図2において、加算器1によりオフセットされたキーソ
ース信号KSはオーバーサンプル回路20に供給され
る。オーバーサンプル回路20によりオーバーサンプリ
ングされたキーソース信号KSはハードキー処理回路2
1に供給される。ハードキー処理回路21は、オーバー
サンプル回路20によりオーバーサンプリングされたキ
ーソース信号KSを1ビットのキー信号に変換する回路
である。
【0033】ハードキー処理回路21により変換された
1ビットのキー信号はローパスフィルタ22に供給され
る。ローパスフィルタ22は、ハードキー処理回路21
により変換された1ビットのキー信号をソフトなキー信
号としてのリミット信号にするフィルタである。ローパ
スフィルタ22によりソフトにされたリミット信号は、
ダウンサンプリング回路23に供給される。ダウンサン
プリング回路23は、オーバーサンプリングされた信号
を本来のサンプリングレートに戻す回路である。ダウン
サンプリング回路23により本来のサンプリングレート
に戻されたリミット信号はリミット値切換回路24に供
給される。
【0034】また、加算器1によりオフセットされたキ
ーソース信号KSは、判定回路25に供給される。判定
回路25は、キーソース信号KSの大きさにより、ダウ
ンサンプリング回路23で生成されたリミット信号を、
第2のリミット回路4にて、上限値Uとして用いるか、
下限値Lとして用いるかを判定して、そのコントロール
信号をリミット値切換回路24に供給する。
【0035】リミット値切換回路24は、判定回路25
からのコントロール信号により、生成されたキー信号K
を上限値Uまたは下限値Lとして第2のリミット回路4
に供給する。ここで、リミット値切換回路24は、生成
されたリミット信号を上限値Uとして使用する場合の下
限値Lは「0」となり、また、リミット信号を下限値L
として使用する場合の上限値Uは「1」となるように構
成される。
【0036】図3は、この発明のキー信号波形整形装置
の一実施例のリミット値発生回路の回路図である。図3
において、オフセットされたキーソース信号KSの一方
は、オーバーサンプル回路20内の加算器31の一方の
入力端子に供給され、他方はディレイ回路30を介した
後に加算器31の他方の入力端子に供給される。加算器
31の出力は、1/2の係数のアンプ32に供給され
る。
【0037】オフセットされたキーソース信号KSの一
方は、加算器34の一方の入力端子に供給され、アンプ
32の出力が加算器34の他方の入力端子に供給され
る。オフセットされたキーソース信号KSの他方はディ
レイ回路30を介した後に加算器33の一方の入力端子
に供給され、アンプ32の出力が加算器33の他方の入
力端子に供給される。加算器33,34の出力は、それ
ぞれ1/2の係数のアンプ35,36に供給される。そ
して、オフセットされたキーソース信号KSの一方、デ
ィレイ回路30を介したオフセットされたキーソース信
号の他方、それぞれ1/2の係数のアンプ35,36の
出力がハードキー処理回路21に供給される。
【0038】オフセットされたキーソース信号KSの一
方、ディレイ回路30を介したオフセットされたキーソ
ース信号KSの他方、それぞれ1/2の係数のアンプ3
5,36の出力は、ハードキー処理回路21内のディレ
イ回路37,38,39,40,41に供給される。デ
ィレイ回路37,38,39,40,41は、反転信号
を出力する。ディレイ回路37の反転出力はディレイ回
路42に供給される。ディレイ回路38の反転出力はデ
ィレイ回路43に供給される。ディレイ回路39の反転
出力はディレイ回路44に供給される。ディレイ回路4
0の反転出力はディレイ回路45に供給される。ディレ
イ回路42,43,44,45,41の出力はそれぞれ
ローパスフィルタ22およびダウンサンプル回路23に
供給される。
【0039】ディレイ回路37の出力はローパスフィル
タ22およびダウンサンプル回路23内の14の係数の
アンプ50に供給される。ディレイ回路42の出力は加
算器46の一方の入力端子に供給され、ディレイ回路4
1の出力は加算器46の他方の入力端子に供給される。
ディレイ回路38の出力は加算器47の一方の入力端子
に供給され、ディレイ回路45の出力は加算器47の他
方の入力端子に供給される。ディレイ回路43の出力は
加算器48の一方の入力端子に供給され、ディレイ回路
40の出力は加算器48の他方の入力端子に供給され
る。ディレイ回路39の出力は加算器49の一方の入力
端子に供給され、ディレイ回路44の出力は加算器49
の他方の入力端子に供給される。
【0040】加算器46の出力は1の係数のアンプ51
に供給される。加算器47の出力は12の係数のアンプ
52に供給される。加算器48の出力は4の係数のアン
プ53に供給される。加算器49の出力は8の係数のア
ンプ54に供給される。14の係数のアンプ50の出
力、1の係数のアンプ51の出力、12の係数のアンプ
52の出力、4の係数のアンプ53の出力、8の係数の
アンプ54の出力は、それぞれ加算器55に供給され
る。加算器55の出力は1/64の係数のアンプ56に
供給される。ローパスフィルタ22は、対称型9タップ
FIRディジタルフィルタで、1/64(1,4,8,
12,14,12,8,4,1)を用いている。
【0041】ここで、1/64の係数のアンプ56の出
力はディレイ回路58を介した後にNAM回路57に供
給されると共に、ディレイ回路59に供給される。ディ
レイ回路59の出力はNAM回路57に供給されると共
に、ディレイ回路60に供給される。ディレイ回路60
の出力はNAM回路57に供給される。NAM回路57
は、非加算混合回路であり、入力の最大値または最小値
を出力する回路である。
【0042】この例では、特にNAM回路57を用いる
ことにより、リミット信号Kのエッジの位置を移動でき
るようにしている。この例のNAM回路57は、リミッ
ト信号Kとそれを前後に1クロック分ずらした信号との
最大または最小をとることができるものである。また、
リミット信号Kを、NAM回路57を用いることなく、
そのまま出力するようにしても良い。この場合、NAM
回路57を用いるのは、クリップ位置より上方向だけを
キー信号Kにしたいときに用いる。この場合には、第2
のリミット回路4の動作をこのキー信号に対応させて変
えるようにする。
【0043】NAM回路57の出力は、リミット値切換
回路24内のディレイ回路61に供給される。ディレイ
回路61の出力は、それぞれスイッチ62の一方の端子
に供給されると共に、スイッチ63の一方の端子に供給
される。スイッチ62の他方の端子には「1」が供給さ
れる。スイッチ63の他方の端子には「0」が供給され
る。
【0044】ところが、ハードキー処理回路21内のデ
ィレイ回路37の反転出力は判定回路25内のディレイ
回路64,65,66にも供給される。ディレイ回路6
6の出力はリミット値切換回路24のスイッチ62,6
3に切り換え信号としてそれぞれ供給される。スイッチ
62,63からは、上限値Uおよび下限値Lが出力され
る。
【0045】図4は、この発明のキー信号波形整形装置
の一実施例の動作を示す波形図であり、図4Aはオーバ
ーサンプリング、図4Bは1ビットハードキー、図4C
は上限値および下限値を示す図である。図4Aにおい
て、i−1,i,i+1はそれぞれサンプル点である。
i-1 ,xi ,xi+1 はそれぞれサンプルデータであ
る。yi-3/4 ,yi-2/4 ,yi-1/4 ,yi+1/4 ,y
i+2/4 ,yi+3/4 はそれぞれオーバーサンプリングによ
って作り出されたデータである。この例では、オーバー
サンプリングは、4倍の直線補間を用いている。つま
り、各サンプル点の間のオリジナルデータの間で、3つ
のデータを補間していることになる。
【0046】図4Bにおいて、オーバーサンプリングさ
れたデータから実線で示す1ビットハードキーを作る。
この例では、符号ビットを反転したものを1ビットハー
ドキーとしている。図4Aで示した信号を用いると、オ
ーバーサンプル点i−2/4からi−1/4にかけて立
ち上がるキー信号が得られる。この1ビットハードキー
にローパスフィルタをかけて滑らかにしたものが点線で
示した信号である。
【0047】以上のようにして生成されたリミット信号
をリミッタの上限かまたは下限かのどちらかに使用する
かはオフセットされたキーソース信号の大きさで判定す
る。本例では、オフセットされたキーソース信号の符号
ビットの反転信号をそのまま判定結果のコントロール信
号としている。
【0048】コントロール信号が「1」であれば、生成
されたリミット信号を上限値Uとし、下限値Lを「0」
とする。逆に、コントロール信号が「0」であれば、上
限値Uを「1」とし、下限値Lとして生成されたリミッ
ト信号を用いる。図4Cにおいて、サンプル点i−1で
はコントロール信号が「0」で、上限値Uを「1」と
し、下限値Lとして生成されたリミット信号を用いる。
サンプル点iではコントロール信号が「1」で、生成さ
れたリミット信号を上限値Uとし、下限値Lを「0」と
する。同様に、サンプル点i+1ではコントロール信号
が「1」で、生成されたリミット信号を上限値Uとし、
下限値Lを「0」とする。
【0049】また、上例では、オフセットされたキーソ
ース信号KSの符号ビットの反転信号をそのまま判定結
果のコントロール信号として使用したが、外部のCPU
からのコントロール信号により、上限値Uを「1」、下
限値Lを「0」に固定することによって、この例の機能
をオフにするようにしても良い。
【0050】このようにすることにより、キー信号Kの
エッジの位置の誤差を少なくするようにすることができ
る。例えば、N倍のオーバーサンプリングを用いた場合
には、誤差は1/Nとすることができる。ただし、Nは
自然数である。
【0051】また、キー信号Kの急峻な立ち上がりを抑
えることできるので、合成画のリンギングを減少させる
ことができ、合成画の品質を向上させることができる。
【0052】また、リミッタを2段構成にしたことによ
り、付与するゲインが充分小さいときには、2段に制限
するので、キー信号Kのエッジには、この例の機能は、
なんら影響を与えないので、ソフトなキーイングを行う
ことができる。また、図5はこの発明のキー信号波形整
形装置の他の実施例のブロック図である。図5に示すも
のが図1と異なる点は、第2のオフセット手段としての
加算器(クリップ回路)6を設けた点である。その他は
図1と同様であるので詳細な説明を省略する。これによ
り、キーソース信号KSを任意の値にオフセットするこ
とができる。
【0053】図6は、この発明のキー信号波形整形装置
の他の実施例のキー信号を説明する図であり、図6Aは
両側タイプ、図6Bは片側タイプのキー信号を示す図で
ある。ゲインを変えることにより、キー信号Kを両側タ
イプまたは片側タイプとすることができる。図6Aにお
いて、両側タイプのキー信号Kは、キーソース信号KS
に対して、キー信号Kはクリップ位置CLの出力値を示
す上下方向の両側に「0」から「1」の間で生成され
る。図6Bにおいて、片側タイプのキー信号Kは、キー
ソース信号KSに対して、キー信号Kはクリップ位置C
Lの出力値を示す位置を「0」として「1」までの間で
生成される。
【0054】また、オーバーサンプルを細かくすればす
るほど、エッジの位置の誤差が小さくなるが、ローパス
フィルタの規模が大きくなるため、この例では回路規模
を考慮して、4倍のオーバーサンプルを用いている。
【0055】ただし、上述したことは、キー信号Kがク
リップの両側タイプのときに成立する。なぜならば、ロ
ーパスフィルタによって1ビットハードキーはクリップ
点としてのゼロクロス点の両側に広がってしまうからで
ある。
【0056】しかしながら、キー信号Kの生成は片側タ
イプで行われることがある。図7は、この発明のキー信
号波形整形装置の他の実施例の片側リミッタ時の不具合
を示す図であり、図7Aはオフセットされたキーソース
信号、図7Bはリミッター信号、図7Cはキー信号を示
す図である。
【0057】図7Bにおいて、×印で示す信号はリミッ
ト値発生回路の出力であり、○印で示す信号は第1のリ
ミット回路の出力である。ここで、サンプル点i−4,
i−3,i−2,i−1においては上限値および下限値
はそれぞれ「1」と「0」であるが、サンプル点iにお
いては上限値は「1」で下限値はリミット値発生回路の
出力となりこれ以上下がらないように制限されてしま
う。サンプル点i+1,i+2,i+3においては最大
値が「1」で下限値は第1のリミット回路の出力とな
る。したがって、図7Cにおいて、サンプル点iにおい
てのみキー信号にガタつきが発生することがある。
【0058】そこで、なお一層ガタつきのないキー信号
を得るために以下のような回路を設けた。図8は、この
発明のキー信号波形整形装置の他の実施例のNAM回路
を示す図である。図8に示すNAM回路は、図3に示す
NAM回路に対応するものである。図8において、リミ
ッタ曲線は、ディレイ回路80に供給される。ディレイ
回路80の出力は第1のNAM回路83のB端子に供給
されると共にディレイ回路81に供給される。ディレイ
回路81の出力は第1のNAM回路83のA端子に供給
されると共にディレイ回路82に供給される。第1のN
AM回路83の出力は第2のNAM回路84のA端子に
供給される。ディレイ回路82の出力は第2のNAM回
路84のB端子に供給される。第2のNAM回路84の
出力はディレイ回路85に供給される。ディレイ回路8
5の出力は、例えば、図3のリミット値切換回路24に
供給される。
【0059】これにより、両側モード時には、図8にお
いて太線で示す本線データをそのまま出力し、片側モー
ド時には、本線とその前後のデータをネガNAMして、
つまり、第1のNAM回路83の出力を最小値とした
ら、第2のNAM回路84の出力も最小値とすることに
より、リミッタ曲線を内側にずらして、図7Cに示した
キー信号の不具合を防止するようにする。
【0060】図9は、この発明のキー信号波形整形装置
の他の実施例の片側リミッタ時の補正を示す図であり、
図9Aはオフセットされたキーソース信号およびハード
キー、図9Bはリミッタ曲線、図9CはNAM後のリミ
ッタ曲線を示す図である。図9Bにおいて、実線で×印
で示すのは同相時のリミッタ曲線、○印に一点鎖線で示
すのは1クロック進み時のリミッタ曲線、●印に点線で
示すのは1クロック遅れ時のリミッタ曲線である。
【0061】このとき、図9Cに示すNAM後のリミッ
タ曲線は、図9Cにおいて、サンプル点i−4,i−
3,i−2においては上限値および下限値はそれぞれ
「1」と「0」であるが、サンプル点i−1,iにおい
ては、上限値は1クロック遅れ時のリミッタ曲線の値で
あり、下限値は「0」であり、サンプル点i+1,i+
2においては最大値が「1」で下限値は第1のリミット
回路の出力となる。上限値は1クロック進み時のリミッ
タ曲線の値であり、下限値は「0」であり、サンプル点
i+3,i+4においては上限値および下限値はそれぞ
れ「1」と「0」である。このようにして、リミッタ曲
線を内側にずらして、リミッタ曲線を補正するようにし
ている。
【0062】上例によれば、図1および図2において、
オフセット手段としての加算器(クリップ回路)1によ
りオフセットされた信号をオーバーサンプリングするオ
ーバーサンプル手段としてのオーバーサンプル回路20
と、オーバーサンプル手段としてのオーバーサンプル回
路20によりオーバーサンプリングされた信号から1ビ
ットのハードキーを作るハードキー処理手段としてのハ
ードキー処理回路21と、ハードキー処理手段としての
ハードキー処理回路21により作られたハードキーを滑
らかにするローパスフィルタ22と、ローパスフィルタ
22により滑らかにされた信号をダウンサンプリングす
るダウンサンプル手段としてのダウンサンプル回路23
と、ダウンサンプル手段としてのダウンサンプル回路2
3によりダウンサンプリングされた信号を上限値または
下限値とするかを判定する判定手段としての判定回路2
5と、判定手段としての判定回路25により判定された
上限値および下限値を用いた第2のリミッタ手段として
の第2のリミット回路4とを有するので、所定数倍のオ
ーバーサンプリングにより、発生する誤差は所定数分の
1倍となり、キー信号Kのエッジ位置の誤差を少なくす
ることができ、キー信号Kの急峻な立ち上がりが抑えら
れるので、合成画のリンギングが減り、合成画の品質を
向上させることができ、さらに、リミッタを2段に構成
しているので、キー素材信号KSに対して与えるゲイン
が十分に小さいときには、キー信号Kのエッジにはなん
ら作用しないので、ソフトなキーイングを行うことがで
きる。
【0063】また、上例によれば、図3において、ダウ
ンサンプル手段としてのダウンサンプル回路23により
ダウンサンプリングされた信号と、信号をディレイ手段
としてのディレイ回路58、59、60を介して所定時
間遅延させた信号との最大値または最小値を出力する非
加算混合手段としてのNAM回路57を設け、非加算混
合手段としてのNAM回路57の出力信号を判定手段と
しての判定回路25および第2のリミッタ手段としての
第2のリミット回路4に供給するので、非加算混合手段
としてのNAM回路57によりキー信号Kのエッジ位置
を時間軸方向に移動させることができる。
【0064】また、上例によれば、図5において、キー
素材信号KSに対してキー信号Kの基準となる所定のス
ライスレベルのゲインを与える第2のオフセット手段と
しての加算器(クリップ回路)6を設け、第2のオフセ
ット手段としての加算器(クリップ回路)6によりオフ
セットされた信号をオーバーサンプル手段としてのオー
バーサンプル回路20に供給するので、クリップのため
のオフセット手段としての加算器(クリップ回路)6を
別に有することにより、キー素材信号KSを任意の値に
オフセットすることができる。
【0065】
【発明の効果】この発明によれば、オフセット手段によ
りオフセットされた信号をオーバーサンプリングするオ
ーバーサンプル手段と、オーバーサンプル手段によりオ
ーバーサンプリングされた信号から1ビットのハードキ
ーを作るハードキー処理手段と、ハードキー処理手段に
より作られたハードキーを滑らかにするローパスフィル
タと、ローパスフィルタにより滑らかにされた信号をダ
ウンサンプリングするダウンサンプル手段と、ダウンサ
ンプル手段によりダウンサンプリングされた信号を上限
値または下限値とするかを判定する判定手段と、判定手
段により判定された上限値および下限値を用いた第2の
リミッタ手段とを有するので、所定数倍のオーバーサン
プリングにより、発生する誤差は所定数分の1倍とな
り、キー信号Kのエッジ位置の誤差を少なくすることが
でき、キー信号Kの急峻な立ち上がりが抑えられるの
で、合成画のリンギングが減り、合成画の品質を向上さ
せることができ、さらに、リミッタを2段に構成してい
るので、キー素材信号KSに対して与えるゲインが十分
に小さいときには、キー信号Kのエッジにはなんら作用
しないので、ソフトなキーイングを行うことができる。
【0066】また、この発明によれば、上述において、
ダウンサンプル手段によりダウンサンプリングされた信
号と、信号をディレイ手段を介して所定時間遅延させた
信号との最大値または最小値を出力する非加算混合手段
を設け、非加算混合手段の出力信号を判定手段および第
2のリミッタ手段に供給するので、非加算混合手段によ
りキー信号Kのエッジ位置を時間軸方向に移動させるこ
とができる。
【0067】また、この発明によれば、上述において、
キー素材信号に対してキー信号の基準となる所定のスラ
イスレベルのゲインを与える第2のオフセット手段を設
け、第2のオフセット手段によりオフセットされた信号
をオーバーサンプル手段に供給するので、クリップのた
めのオフセット手段を別に有することにより、キー素材
信号を任意の値にオフセットすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のキー信号波形整形装置の一実施例の
ブロック図である。
【図2】この発明のキー信号波形整形装置の一実施例の
リミット値発生回路のブロック図である。
【図3】この発明のキー信号波形整形装置の一実施例の
リミット値発生回路の回路図である。
【図4】この発明のキー信号波形整形装置の一実施例の
動作を示す図である。
【図5】この発明のキー信号波形整形装置の他の実施例
のブロック図である。
【図6】この発明のキー信号波形整形装置の他の実施例
のキー信号を説明する図である。
【図7】この発明のキー信号波形整形装置の他の実施例
の片側リミッタ時の不具合を示す図である。
【図8】この発明のキー信号波形整形装置の他の実施例
のNAM回路を示す図である。
【図9】この発明のキー信号波形整形装置の他の実施例
の片側リミッタ時の補正を示す図である。
【図10】従来のキー信号波形整形回路を示す図であ
る。
【図11】従来のキー信号波形整形回路の動作を説明す
る図である。
【符号の説明】
1 加算器(クリップ回路) 2 乗算器(ゲイン回路) 3 第1のリミット回路 4 第2のリミット回路 5 リミット値発生回路 6 加算器(クリップ回路) KS キーソース信号 K キー信号 U 上限値 L 下限値 20 オーバーサンプル回路 21 ハードキー処理回路 22 ローパスフィルタ 23 ダウンサンプル回路 24 リミット値切換回路 25 判定回路 57 NAM回路 83 第1のNAM回路 84 第2のNAM回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キー素材信号に対してキー信号の基準と
    なる所定のスライスレベルのゲインを与えるオフセット
    手段と、 上記オフセット手段によりオフセットされた信号にゲイ
    ンをかけて引き延ばす引き延ばし手段と、 上記引き延ばし手段により引き延ばされた信号の上下を
    カットしてキー信号に変換するリミッタ手段とを有する
    キー信号波形整形装置において、 上記オフセット手段によりオフセットされた信号をオー
    バーサンプリングするオーバーサンプル手段と、 上記オーバーサンプル手段によりオーバーサンプリング
    された信号から1ビットのハードキーを作るハードキー
    処理手段と、 上記ハードキー処理手段により作られたハードキーを滑
    らかにするローパスフィルタと、 上記ローパスフィルタにより滑らかにされた信号をダウ
    ンサンプリングするダウンサンプル手段と、 上記ダウンサンプル手段によりダウンサンプリングされ
    た信号を上限値または下限値とするかを判定する判定手
    段と、 上記判定手段により判定された上限値および下限値を用
    いた第2のリミッタ手段とを有することを特徴とするキ
    ー信号波形整形装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のキー信号波形整形装置に
    おいて、 上記ダウンサンプル手段によりダウンサンプリングされ
    た信号と、上記信号をディレイ手段を介して所定時間遅
    延させた信号との最大値または最小値を出力する非加算
    混合手段を設け、上記非加算混合手段の出力信号を上記
    判定手段および上記第2のリミッタ手段に供給するよう
    にしたことを特徴とするキー信号波形整形装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のキー信号波形整形装置に
    おいて、 上記キー素材信号に対してキー信号の基準となる所定の
    スライスレベルのゲインを与える第2のオフセット手段
    を設け、上記第2のオフセット手段によりオフセットさ
    れた信号を上記オーバーサンプル手段に供給するように
    したことを特徴とするキー信号波形整形装置。
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