JP2005354161A - 補間装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】補間位置の両側の複数の画素間の相関をそれぞれ検出し、その結果に従い適応的に多タップの補間を行い、隣接する2原画素間の1/4、3/4の位置の補間値を出力することで、高域成分を忠実に再現しステップ波形における立ち上がりを急峻にすると共に、画像の輪郭における不自然な波形の発生を抑制し、良好な画質の補間装置を実現する。
【解決手段】原画素の値と隣接する2原画素間の中央の補間値とを切り替え出力する補間回路10と、前記補間回路の出力画素の内、補間位置に対して一方の側の複数の出力画素間の相関を検出する第1の相関検出回路14と、他方の側の複数の出力画素間の相関を検出する第2の相関検出回路15と、第1および第2の相関検出回路により制御され、前記補間回路の4画素以上の出力画素に係数を乗算し、中央位置の補間値を算出する適応補間回路16から構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、テレビジョン受像機をはじめ、CRT、液晶、PDP、DLPなどを用いたディスプレイ装置において、走査線変換等のフォーマット変換に伴い、画像信号を拡大する際の補間装置に関する。
従来の補間装置の基本的な概念は、サンプリング定理に基づいている。サンプリング定理は、入力信号データがサンプリング周波数の1/2の帯域に制限されている場合、この1/2の帯域までは、サンプリングデータにより再現できるという定理である。1/2の帯域までの平坦な周波数特性を再現するためには、理論的には、sin(x)/xに対応した係数を持つFIRフィルタ(非巡回型フィルタ)によって原波形データを再現し、画像の拡大の程度に応じた、オーバーサンプリングを行うことによって、出力の画素データが得られる。実際には遅延回路等の規模の制約に伴いFIRフィルタのタップ数が有限となり、係数も近似的なものとなる。その際、高域成分を忠実に再現しようとすれば多くのタップ数が必要となる。
以下、具体的な例として、NTSCのインターレース信号をプログレッシブ走査(順次走査)に変換する倍率2の走査線変換に関して述べることとする。特に、フィールド内のおよそ240本の走査線から480本の走査線に倍密度に変換するいわゆるフィールド内補間について述べる。走査線変換において従来フィールド内の補間をする方式として簡単なもとしては、1つ上のラインと同一データを利用するとか、2ラインの平均をとるものがあげられるが、帯域を向上させるためには、より多くのラインを利用することが求められる。
図14は従来の補間装置の構成図であり、走査線変換において、フィールド内の4ラインでの補間を行う回路の例を示している。図14において、11、12、13は遅延回路であり、ここではラインメモリとして動作する。101、102、103、104は固定の係数を乗算する係数回路である。以下、係数回路における係数の設定例としては入力の画素に対応した配列で示すこととし、この場合例えば(−1/8, 5/8, 5/8, −1/8)である。105は加算器である。
原信号および図14の補間装置における波形例を図15に示す。原信号波形が正弦波の場合の原信号波形、入力波形、補間装置での出力波形の例を図15(1―a)、(1―b)、(1―c)に示す。図15(1―c)において黒丸が原画素、白丸が補間画素を示し、他の図でも同様とする。2ラインによる直線補間の場合、出力の波形例は省略するが、単純に隣接2画素を直線で結んだ中間の位置となり、原信号が図15(1―a)のような正弦波波形の場合、補間後は台形のように上下の部分がつぶれた波形となる。4ラインでの補間では、図15(1―c)のように正弦波の上下の部分も概ね正しく再現され、2ラインによる直線補間による少ないタップ数での補間に比べると高域成分を忠実に再現でき、良好な波形再現がなされる。
また、隣接する2原画素間の1/4、3/4の位置の補間値を出力する方式は、例えば、特許文献1に示されている。これでは、補間は2タップの直線補間での例が示されている。ここで1/4、3/4の位置の補間値を4タップのFIR構成とすることは、従来の技術より類推される。参考として、図12に回路構成例を示す。ここで、補間回路96においては係数(−1/16, 5/16, 14/16, −2/16)が乗算された後、加算され、補間回路96においては係数(−2/16, 14/16, 5/16, −1/16)が乗算された後、加算されるものとする。4ラインでの補間では、正弦波の上下の部分も概ね正しく再現され、2ラインによる直線補間による少ないタップ数での補間方式に比べると高域成分を忠実に再現でき、ステップ波形における立ち上がりを急峻にすることは可能となる。
特開2001−103433号公報
以上のように、上記の構成の補間装置では、帯域制限された入力波形においては、高域成分を概ね忠実に再現でき、良好な波形再現がなされるものの、本来高域成分を多く含む信号やCG等の人工的な信号など帯域制限されていない信号が入力された場合においては必ずしも良好な波形再現がなされない。例えば輝度差のある画像の境界に対応したステップ波形では、リンギング、オーバーシュート、アンダーシュート等の元の信号に存在しない不自然な波形が発生する。2原画素間の中央の位置の補間による走査線変換ではタップ数を増やしたとしても、ステップ波形の立ち上がりを急峻にすることはできない。また、2原画素間の1/4、3/4の位置の補間による走査線変換ではタップ数を増やしたとしても、オーバーシュート、アンダーシュートの増加なしにステップ波形の立ち上がりを改善することはできない。
図14の補間装置において、ステップ波形の場合の原信号波形、入力波形、補間装置の出力波形例を図15(2―a)、(2―b)、(2―c)に示す。原信号波形がステップ波形の場合には、4ラインで補間を行うことにより、図15(2―c)に示すように立ち上がりの前後でオーバーシュート、アンダーシュートが発生し、良好な波形再現がなされていない。4ラインより多くのラインを用い、sin(x)/xにより近づけたとしても、帯域内信号における高域信号の再現は良好となるものの、ステップの場合等では波形波打つようなリンギング波形がより広範囲に現れ不自然な波形となる。
また図15(2―c)に示すように立ち上がりの部分(図の左から3画素目と4画素目の黒丸の間の部分に相当)の傾きは、左から3画素目と4画素目の原画素を示す黒丸を結んだ直線の傾きに制限されてしまい、使用するライン数を増加してもこの部分の傾きを急峻にすることはできない。非線形な処理により例えば左から3画素と4画素目の黒丸の間の白丸のレベルを、図ではちょうど中間のレベルであるがこれを下方または上方に移動させることにより見かけ上その部分の傾きを増加させるような方式は存在する。しかし、このような方式では、例えば斜めエッジにおいて、本来、なだらかに画像の重心が移動するところが、重心がいずれかに偏るような動作をもたらすため、ギザギザしたジャギーが顕著となり、不自然な画像となる。
また、1/4、3/4の位置の補間値を出力する方式において、多タップの補間フィルタを使用することにより、ステップ波形における立ち上がりを急峻にすることは可能である。しかし、中間位置での補間において多タップの補間フィルタを使用した場合と同様に、立ち上がりの前後でオーバーシュート、アンダーシュートが発生し、良好な波形再現がなされていない。このような回路を図12に示す。またその場合の波形図を図13に示す。
上記課題を解決するために、本発明の補間装置は、多画素を用いた多タップの適応補間回路により隣接する2原画素間の1/4、3/4の位置の補間値を出力し、その際、相関検出回路により補間位置に対して一方の側、他方の側の相関を検出する相関を検出し、この相関検出結果により、適応補間回路を制御することを特徴とするものである。ここで、補間位置に対して一方の側、他方の側という表現は、一般には、左側、右側とか上側、下側を示し、走査線変換の説明においては上側、下側を示す。
このように適応補間回路において、多画素を使用した多タップの補間を行うとともに、上側、下側で相関に従い制御を行うことにより、良好な高域信号を再現するとともに、従来多タップの補間フィルタを使用した場合発生していたリンギング、オーバーシュート、アンダーシュート等の元の信号に存在しない不自然な波形の発生を抑制できる。
以上のように、第1〜第11の発明の補間装置によれば、補間位置に対して両側の複数の画素間の相関をそれぞれ検出し、その結果に従い、適応的に多タップの補間により隣接する2原画素間の1/4、3/4の位置の補間値を出力することで、通常の信号における高域成分を忠実に再現し、ステップ波形における立ち上がりを急峻にすることができ、斜め線においてもジャギーが改善されより自然な画像を得ると共に、画像の輪郭におけるリンギング、オーバーシュート、アンダーシュート等の元の信号に存在しない不自然な波形の発生をなくし、画質劣化の少ない補間装置を実現できる。
(実施の形態1)
図1は、第1の実施の形態における補間装置の構成図である。以下、図1の補間装置の動作について、走査線補間装置とした場合を例に取り、図2から図6と合わせ説明する。図1において、10は隣接する上下の2原画素間の中央の補間値と原画素の値とを切り替えプログレッシブ信号を出力する補間回路、11、12、13は画像信号を一定期間遅延する遅延回路、14、15は相関検出回路、16は適応補間回路である。
まずサンプリングされたインターレースの画像信号が補間回路10の入力端子に入力される。補間回路10は隣接する2原画素間の中央の補間値と原画素の値とを切り替えプログレッシブ信号を出力する。遅延回路11、12、13はここではラインメモリに相当する。補間回路10の出力は、遅延回路11、12、13によりそれぞれ1ラインずつ順次遅延される。入力信号および遅延回路11、12の出力は相関検出回路14に入力される。遅延回路11、12、13の出力は相関検出回路15に入力される。入力信号、遅延回路11、12、13の出力、相関検出回路14、15の出力は適応補間回路に入力される。
補間回路10の構成例を図2に示す。以下図2の内容について説明する。図2において、21、22、23は画像信号を一定期間遅延する遅延回路、24、25は相関検出回路、26は適応補間回路、27は出力回路である。
まず入力延回路21に入力された信号は遅延回路21、22、23によりそれぞれ1ラインずつ順次遅延さ端子にサンプリングされた画像信号が遅延回路21に入力される。遅延回路21、22、23はラインメモリに相当する。入力信号および遅延回路21、22の出力は相関検出回路24に入力される。遅延回路21、22、23の出力は相関検出回路25に入力される。入力信号、遅延回路21、22、23の出力、相関検出回路24、25の出力は適応補間回路に入力される。適応補間回路16は、相関検出回路14,15の出力により制御される。原信号および適応補間回路の出力は出力回路27で1/2に時間圧縮され、交互に切替えられ、プログレッシブ出力される。
上記の説明からわかるように、第1の実施の形態における補間装置は、図2に示す補間回路10と図1における補間回路10以外の回路とからなり、それぞれが似たような回路構成となっている。前者は隣接する上下の2原画素間の中央の補間値と原画素の値とを切り替えプログレッシブ信号を出力し、後者はプログレッシブ信号においてさらに隣接する上下の2画素間の中央の補間値とを出力する。この例では2画素間の中央の補間値を出力する回路を同様な構成としている。このため、図2における適応補間回路26は、以下に述べる図1における適応補間回路16と同様な構成であり、また、相関検出回路24,25は、以下に述べる相関検出回路14,15と同様な構成となっている。
相関検出回路は、上側、下側の相関の検出を行う。相関検出回路14,15の構成例を図3に示す。以下、図3について説明する。相関検出回路14では上側3個の画素値が、最大値検出回路および最小値検出回路に入力され、それらの最大値および最小値を求め、差分回路により最大値と最小値の差が求められ出力される。相関検出回路15は、下側3個の画素値が、最大値検出回路および最小値検出回路に入力され、それらの最大値および最小値を求め、差分回路により最大値と最小値の差が求められ出力される。出力は規格化され、0から1の値をとるものとする。
適応補間回路は、3画素以上の画素を使用した補間を行うことにより、高域成分の再現を可能とするとともに、相関検出回路の出力により適応的に制御される。上側、下側の相関が概ね同等な場合は従来の補間処理を行い、ステップ波形のように上側、下側で相関が異なる場合、相関の小さい側の画素値を使用度合いを少なくするような制御を行う。上側、下側で相関が異なる場合、例えば上下の2画素を用いた直線補間を行う。
適応補間回路16の構成例を図5に示す。以下、図5について説明する。51、52は補間回路、53は最小値検出回路、54は制御回路、55は加算器である。遅延回路11、12の出力は、補間回路51に入力される。入力信号および遅延回路11、12、13の出力は、補間回路52に入力される。補間回路52の出力は制御回路52に入力され、制御回路52の出力と補間回路51の出力は加算器53で加算され出力される。相関検出回路14、15の出力は、最小値検出回路52に入力される。最小値検出回路53の出力により制御回路52においてレベルが制御され出力される。
補間回路52は、前記複数の原画素に係数を乗算および加算を行うことにより補間値を算出する。係数の設定例をについては、4個の原画素に対応した入力信号、遅延回路11、12、13の出力の値に乗算する4個の係数の配列として示す。補間回路51は低域成分の処理に相当し、中央2画素の平均をとる補間回路であり、係数(0,1/2, 1/2,0)が乗算された後、加算される。補間回路52は高域成分の処理に相当し、例えば、係数(−1/8, 1/8, 1/8, −1/8)が乗算された後、加算される。最小値検出回路52は、前記相関検出回路14、15の出力の内、小さい方を出力する。
制御回路54を可変クリップ回路として構成した例を図6(a)に示す。以下図6に示す可変クリップ回について説明する。入力は絶対値回路61に入力され、入力の絶対値を出力する。この絶対値出力と制御値は比較回路62に入力され、比較回路の出力に応じ、選択回路63のおいて絶対値回路の出力と制御値を切り替え出力する。選択回路63の出力は符号回路64に入力され、ここで符号が入力の符号に戻される。以上により、入力の絶対値が制御入力の値を超える場合、制御入力の値にクリップされ出力される。上記可変クリップ回路の特性例を図6(b)に示す。
原信号波形が、正弦波波形、ステップ波形の場合について、原信号波形および第1の実施の形態における主要部分の波形を図7に示し、この図を参照しつつ説明を行う。
入力波形が図7(1―b)のような正弦波波形の場合において、補間回路10により中央の画素を補間する処理に注目し説明する。便宜上、正弦波波形での下側の値を0、上側の値を1とし、0以下、1以上の値も取りえるものとする。その補間位置に関わる4個の原画素は、(0, 1, 1, 0)である。ここで上側の3画素は(0, 1, 1)であり、相関が弱く、相関検出回路14の出力は1が出力される。
下側の3画素は(1, 1, 0)であり、同様に相関が弱く、相関検出回路15の出力は1が出力される。このため、最小値検出回路52の出力は1となり、乗算器である制御回路52に制御値が1として乗算される。1は制御値として最大値であるため、この場合、補間回路51の出力はそのままとなり、係数(−1/8, 1/8, 1/8, −1/8)が乗算された後加算され、さらに補間回路41出力と加算される。これは、結果的に、4個の原画素に対し係数(−1/8, 5/8, 5/8, −1/8)が乗算されたのと同様になり、図7(1―c)示すように、原画素の中間位置に補間画素が挿入された形となり、従来と同等な走査線補間がなされる。
さらに補間回路10以後の回路により、上記の補間回路10と同様な補間処理が行われ、補間回路10の出力画素の中間位置の画素が補間され出力される。この波形においては、上下いずれの側も相関は少ないと見なされ、結果として、従来と同等な4タップの補間処理がなされ、図7(1―d)示すようになる。隣接する2原画素間を基準にすると1/4、3/4の位置の補間値が出力される。
入力波形が図7(2―b)のようなステップ波形の場合において、立ち上がり直後の補間位置に注目し説明する。便宜上、ステップ波形での下側の値を0、上側の値を1とし、0以下、1以上の値も取りえるものとする。その補間位置に関わる4個の原画素は、(0, 1, 1, 1)である。ここで上側の3画素は(0, 1, 1)であり、相関が弱く、相関検出回路14の出力は1が出力される。下側の3画素は(1, 1, 1)であり、相関が強く、相関検出回路15の出力は0が出力される。このため、最小値検出回路52の出力は0となり、乗算器である制御回路52では0が乗算された後加算され、さらに補間回路41出力と加算される。
これは、結果的に、4個の原画素に対し係数(0, 1/2, 1/2, 0)が乗算されたのと同様になり、図7(2―c)示すように、補間値は1となり、原画素の中間位置に補間画素が挿入された形となり、オーバーシュートは発生せず走査線補間がなされる。
さらに補間回路10以後の回路により、上記の補間回路10と同様な補間処理が行われ、補間回路10の出力画素の中間位置の画素が補間され出力される。立ち上がりの部分の画素においては、上下いずれの側も相関は少ないと見なされ、結果として、従来と同等な4タップの補間処理がなされる。
平坦な部分の画素においては、上下いずれの側も相関は少ないと見なされ、オーバーシュート等が発生しない補間がなされる。この結果、図7(2―d)示すような波形となる。
以上により、通常の信号において高域成分を忠実に再現し、ステップ波形における立ち上がりを急峻にすると共に、画像の輪郭におけるリンギング、オーバーシュート、アンダーシュート等の元の信号に存在しない不自然な波形の発生をなくし、画質劣化の少ない補間装置を実現できる。
また、上下の2つの原画素間の1/4、3/4の位置の補間値を出力するようにしたことにより、多タップの補間フィルタを使用したことと合わせ、ステップ波形における立ち上がりを急峻にすることができる。また、2つの原画素間の1/4、3/4の位置の補間値は両方とも均等な性質を持ち、帯域も等しくなる。このため、例えば、斜め線においてもジャギーが軽減し、より自然な画像が得られる。
また、隣接する2原画素間の中央の値を補間し、さらにその出力の隣接する2原画素間の中央の値を補間する構成であるため、従来からある隣接する2原画素間の中央の補間値と原画素の値とを切り替え出力する様々な方式に適用できる。例えば、後述のようにフィールド内補間とフィールド間補間を切替える動き適応方式にも適用可能である。
以上、第1の実施の形態における補間装置の構成例として図1について説明を行ったが、図1の個々の回路としては、以下のような構成でも良い。
補間回路10は、動き適応補間回路としてもよい。動き適応補間回路は、例えば、上下のラインの画素より補間値を算出するフィールド内補間回路と、前後のフィールドの画素より補間値を算出するフレーム間補間回路と、画像の動きを検出する動き検出回路と、出力前記フィールド内補間回路および前記フレーム間補間回路の出力を混合する混合回路からなる。前記混合回路は、前記動き検出回路に制御され、比率を変え混合を行う。
相関検出回路14,15の他の構成例を図4に示す。以下、図4について説明する。図4は3タップのHPF構成としている。41、42、43は係数を乗算する係数回路、44は加算器、45絶対値回路である。上下方向に連続した3個の原画素の値がそれぞれの端子に入力に対し、それぞれ係数回路41,42,43によりの固定の係数が乗算される。係数は、例えば−1/2、1、−1/2の値とする。これらの係数が乗算された後、加算器64により加算され、出力される。これにより、相関が強い場合、つまり3個の入力の値が近い場合は小さな値を出力する。例えば3画素の値が同一の場合は0を出力する。また、相関が弱い場合、つまり3画素の値が大きく変化する場合は大きな値を出力する。出力は規格化され、0から1の値をとるものとする。
また、適応補間回路の他の例としては、相関の強い側があれば、そちらの画素を優先的に使用するよう制御する方法もある。適応補間回路における制御回路としては乗算器としてもよい。
(実施の形態2)
図8は、第2の実施の形態における補間装置の構成図である。以下、図8の補間装置の動作について走査線補間装置とした場合を例に取り説明する。図8において、11、12、13は画像信号を一定期間遅延する遅延回路、74、75は相関検出回路、76、77は適応補間回路、78は出力回路である。
まず、サンプリングされたインターレースの画像信号が入力端子に入力され、ラインメモリに相当する遅延回路11、12、13によりそれぞれ1ラインずつ順次遅延される。入力信号および遅延回路11、12の出力は相関検出回路14に入力され、遅延回路11、12、13の出力は相関検出回路15に入力される。入力信号、遅延回路11、12、13の出力、相関検出回路14、15の出力は適応補間回路76,77に入力される。適応補間回路76,77の出力は、上下の2つの原画素間の1/4、3/4の位置の補間値であり、これらは、出力回路78で1/2に時間圧縮され、交互に切替えられ、プログレッシブ信号として出力される。
相関検出回路74、75は、第1の実施の形態において説明を行ったように、例えば図3に示すように3入力の最大値および最小値を求め、それらの差分を求めるような構成からなる。
適応補間回路76,77は、例えば第1の実施の形態で説明した図5のような構成からなる。但し、第1の実施の形態における適応補間回路16、26はいずれも上下の2画素間の1/2の位置の補間値を出力するものとして説明を行ったが、第2の実施の形態における適応補間回路76,77は上下の2つの原画素間の1/4、3/4の位置の補間値を出力するものとする。このため、具体内容は、第1の実施の形態における適応補間回路の例とは多少異なるため以下それについて説明を行う。
適応補間回路76において、補間回路51は、低域成分の処理に相当し、係数(0, 3/4, 1/4, 0)が乗算された後加算され、上下の2つの原画素間の上から1/4の位置の補間値を出力する。補間回路52は、高域成分の処理に相当し、4入力に対し入力係数(−2/16, 2/16, 1/16, −1/16)が乗算された後、加算される。通常は、制御回路54は補間回路52の出力をそのまま出力し、結果として、補間回路51の出力と補間回路52の出力が加算される。このため適応補間回路76全体としては、4入力に対し係数(−2/16, 14/16, 5/16, −1/16)が乗算された後、加算されたのと同等になる。
適応補間回路77において、補間回路51は、低域成分の処理に相当し、係数(0, 1/4, 3/4, 0)が乗算された後加算され、上下の2つの原画素間の上から3/4の位置の補間値を出力する。補間回路52は、高域成分の処理に相当し、4入力に対し係数(−1/16, 1/16, 2/16, −2/16)が乗算された後、加算される。通常は、制御回路54は補間回路52の出力をそのまま出力し、結果として、補間回路51の出力と補間回路52の出力が加算される。このため適応補間回路77全体としては、4入力に対し係数(−1/16, 5/16, 14/16, −2/16)が乗算された後、加算されたのと同等になる。
適応補間回路76,77のいずれにおいても最小値検出回路52は、前記相関検出回路74、75の出力の内、小さい方を出力する。制御回路52は例えば乗算器が用いられる。
図9に、正弦波波形、ステップ波形の場合について、原信号波形および第2の実施の形態における注目部分の波形を示す。以下この図を参照しつつ説明を行う。
入力波形が図9(1―b)のような正弦波波形の場合において、図での頂点付近の補間位置に注目し説明する。この補間位置に関わる4個の原画素は、(0, 1, 1, 0)である。ここで上側の3画素は(0, 1, 1)であり、相関が弱く、相関検出回路74の出力は1が出力される。下側の3画素は(1, 1, 0)であり、同様に相関が弱く、相関検出回路75の出力は1が出力される。
このため、適応補間回路76における最小値検出回路の出力は1となり、乗算器である制御回路54に制御値として1が入力され、この値が乗算される。このため、制御回路54は特別な処理を行わないことと同等となり、補間回路51の出力はそのまま制御回路52の出力となる。このため、適応補間回路76での補間回路52においては係数(−2/16, 2/16, 1/16, −1/16)が乗算された後加算され、補間回路51においては係数(0, 1/4, 3/4, 0)が乗算された後加算され、さらに補間回路51と補間回路52出力が加算される。これは、結果的に、4入力に対し、係数(−2/16, 14/16, 5/16, −1/16)が乗算された後加算されたのと同等になる。
適応補間回路77においても適応補間回路76の場合とほぼ同様な動作を行う。最小値検出回路53の出力は1となり、乗算器である制御回路52に制御値として1が乗算される。このため、補間回路51の出力はそのまま制御回路52の出力となり、補間回路52においては係数(−2/16, 2/16, 1/16, −1/16)が乗算された後加算され、補間回路41においては係数(0, 1/4, 3/4, 0)が乗算された後加算され、さらに補間回路41と補間回路52出力が加算される。これは、結果的に、4入力に対し、係数(−2/16, 14/16, 5/16, −1/16)が乗算された後加算されたのと同等になる。
以上の結果、図9(1―c)示すように、従来考え方延長で、上下の2つの原画素間の1/4、3/4の位置の補間を行い、それらを4タップで構成した場合の補間がなされる。
次に入力波形が図9(2―b)のように原信号波形がステップ波形の場合において、立ち上がり直後の補間位置に注目し説明する。その補間位置に関わる4個の原画素は、(0, 1, 1, 1)である。
ここで上側の3画素は(0, 1, 1)であり、相関が弱く、相関検出回路74の出力は1が出力される。下側の3画素は(1, 1, 1)であり、同様に相関が強く、相関検出回路75の出力は0が出力される。このため、適応補間回路74、75における最小値検出回路52の出力は0となり、乗算器である制御回路52に制御値が0として乗算されるため補間回路51の出力は0となる。このため、加算回路55の出力は補間回路51出力となる。
これは、結果的に、適応補間回路74において、4入力に対し係数(0, 3/4, 1/4, 0)が乗算された後加算されたのと同等になる。同様に、適応補間回路75において、4入力に対し係数(0, 1/4, 3/4, 0)が乗算された後加算されたのと同様になる。図9(2―c)示すように、補間値である適応補間回路74、75の出力は1となり、オーバーシュートは発生しない。立ち下がり直後の補間位置に対しても同様に動作し、アンダーシュートは発生しない。
以上により、通常の信号において高域成分を忠実に再現し、ステップ波形における立ち上がりを急峻にすると共に、画像の輪郭におけるリンギング、オーバーシュート、アンダーシュート等の元の信号に存在しない不自然な波形の発生をなくし、画質劣化の少ない補間装置を実現できる。
(実施の形態3)
図10は、第3の実施の形態における補間装置の構成図である。以下、この補間装置について、走査線補間装置とした場合を例に取り説明する。図10において、80は上下の2原画素間の上から1/4、3/4の位置の補間値を算出し、これらを時間的に圧縮し切り替えを行いプログレッシブ信号を出力する補間回路、81、82は画像信号を一定期間遅延する遅延回路、83、84、85は係数回路、86,87は加算回路、88は最大値検出回路、89は最小値検出回路、90は制御回路である。
まずサンプリングされたインターレースの画像信号が補間回路80の入力端子に入力される。補間回路80は上下の2原画素間の上から1/4、3/4の位置の補間値を算出し、これらを時間的に圧縮し切り替えを行うことによりプログレッシブ信号を出力する。補間回路80は、例えば、第2の実施の形態における補間装置と同等の構成とすることができ、以下、そのような例について説明を行う。第2の実施の形態における補間装置については、前述の通りである。
補間回路80の出力は、ラインメモリに相当する遅延回路81、82によりそれぞれ1ラインずつ順次遅延される。ここで、遅延回路81の出力を補間回路80の出力における注目画素の値に相当するとするば、遅延回路81の入力および遅延回路82の出力は、注目画素の上下の画素値に相当する。遅延回路81の入力および出力、遅延回路82の出力は係数回路83、84、85により係数として例えば、−1/4、1/2、−1/4が乗算され、加算器86で加算される。これら遅延回路、係数回路、加算器によりHPFが構成されている。注目画素値に相当する遅延回路81の出力とHPF出力は、加算器87で加算される。ここまでの処理は、注目画素値に高域成分であるHPF出力を加算する輪郭強調回路に相当する。
最大値検出回路88、最小値検出回路89は、遅延回路81の入力および出力、遅延回路82の出力、つまり注目画素およびその前後の3画素の値の最大値、最小値を検出する。加算器87の出力は、制御回路90を経由し出力される。制御回路90は最大値検出回路88、最小値検出回路89の出力により制御される。制御回路90は、例えば、入力の上限が最大値検出回路88によりクリップされ、入力の下限が最小値検出回路89によりクリップされるクリップからなる。
原信号波形が、正弦波波形、ステップ波形の場合において、原信号波形および第3の実施の形態の補間装置における主な部分の波形を図11に示す。以下、この図を参照しつつ説明を行う。
まず、入力波形が図11(1―b)のような正弦波波形の場合において、図11での中央の頂点付近の補間位置に注目し説明する。前記補間位置に関わる4個の原画素は、(0, 1, 1, 0)である。ここで補間回路80は、第2の実施の形態における補間装置と同等の構成であるため、中央の1の値を取る2画素間の上から1/4、3/4の位置の補間値は、結果的に、4入力に対し、係数(−2/16, 14/16, 5/16, −1/16)、係数(−2/16, 14/16, 5/16, −1/16)が乗算された後加算されのと同様になり、補間回路80の出力波形は図11(1―c)のようになる。この波形に対し、もとの値とHPF出力の値を加算した加算器87の出力は、HPF出力の値の分増加するが、最大値検出回路88、最小値検出回路89、制御回路90により、もとの注目画素値とその前後の3画素の最大値以上または最小値以下とならないようなクリップ処理が行われるため、第3の実施の形態の補間装置の出力は加算器87の出力と同じ値となる。正弦波波形の傾斜の部分については、制御回路90でクリップ処理を行れないものの高域成分が少ない。このため、最終出力波形である図11(1―d)は補間回路80の出力波形はである図11(1―c)とほぼ等しくなる。
次に、入力波形が図11(2―b)のようなステップ波形の場合において、中央の立ち上がり部分の補間位置に注目し説明する。前記補間位置に関わる4個の原画素は、(0, 0, 1, 1)である。ここで補間回路80は、第2の実施の形態における補間装置と同等の構成であるため、中央の1の値を取る2画素間の上から1/4、3/4の位置の補間値は、結果的に、4個の原画素に対し、係数(−2/16, 14/16, 5/16, −1/16)、係数(−1/16, 5/16, 14/16, −2/16)が乗算された後加算されたのと同様になり、補間回路80の出力波形は図11(2―c)のようになる。
この波形に対し、もとの値とHPF出力の値を加算した加算器87の出力は、HPF出力の値の分を増加する。この場合は、最大値検出回路88、最小値検出回路89、制御回路90により、もとの注目画素値とその前後の3画素の最大値以上または最小値以下とならないような処理が行われるものの、加算器87の出力がもともと最大値以上または最小値以下であるため、結果的に制御回路90では処理が行われないこととなり、HPFによる輪郭補正成分が加算されたことになる。
その他の部分は、一旦、HPF出力が加算される分増加するが、最大値検出回路88、最小値検出回路89、制御回路90により、もとの注目画素値とその前後の3画素の最大値以上または最小値以下とならないような処理が行われるため、HPFによる輪郭補正処理は行われない。
以上のように、高域強調効果が、ステップ波形の立ち上がりの部分にのみ作用しやすい構成となっており、オーバーシュート、アンダーシュートを付加、もしくは増加することなく、立ち上がりの急峻さのみを増加させることができる。
ここで、補間回路80は、第2の実施の形態における補間装置と同等の構成とした場合の例について説明を行ったが、第1の実施の形態における補間装置と同等の構成としてもよく、同等な効果が得られる。また、図12のような構成としてもよく、この場合は、ステップ波形において補間回路80の出力が多少のオーバーシュート、アンダーシュートが発生するものの、オーバーシュート、アンダーシュートを増加することなく、立ち上がりの急峻さを増加させることができる。
本発明にかかる補間装置は、高域成分を忠実に再現しステップ波形における立ち上がりを急峻にすると共に、不自然な波形の発生を抑制し、良好な画質の良好で画質劣化の少ない波形応答を実現できる効果を有し、テレビジョン受像機をはじめ、CRT、液晶、PDP、DLPなどを用いたディスプレイ装置において、走査線変換等のフォーマット変換に伴い、画像信号を拡大する際の補間装置として有用である。
本発明の実施の形態1における補間装置の構成図 図1における補間回路の構成図 図1における相関検出回路の構成図 図1における相関検出回路の他の構成図 図1における適応補間回路の構成図 図5における制御回路の構成図 本発明の実施の形態1の補間装置における波形図 本発明の実施の形態2における補間装置の構成図 本発明の実施の形態2の補間装置における波形図 本発明の実施の形態3における補間装置の構成図 図10の補間装置における波形図 図10における補間回路の構成図 図12の補間回路における波形図 従来の補間装置の構成図 従来の補間装置における波形図
符号の説明
10、80 補間回路
11、12、13、21、22、23 遅延回路
14、15、24、25 相関検出回路
16、26 適応補間回路
27、78 出力回路
31 最大値検出回路
32、53 最小値検出回路
33 差分回路
41、42、43、101、102、103、104 係数回路
44、55、86、105 加算器
51、52、76、77 補間回路
54、90 制御回路
45、61 絶対値回路
62 比較回路
63 選択回路
64 符号回路

Claims (6)

  1. 隣接する2原画素間の中央の補間値と原画素の値とを切り替え出力する第1の補間回路と、前記第1の補間回路の出力画素の内、補間位置に対して一方の側の出力画素間の相関を検出する第1の相関検出回路と、他方の側の出力画素間の相関を検出する第2の相関検出回路と、前記第1の補間回路の出力画素に係数を乗算し補間値を算出する第1の適応補間回路からなり、前記第1の適応補間回路が前記第1および第2の相関検出回路の出力により制御され、隣接する2原画素間の1/4、3/4の位置の補間値を出力することを特徴とする補間装置。
  2. 第1の補間回路が、補間位置に対して一方の側の画素間の相関を検出する第3の相関検出回路と、他方の側の画素間の相関を検出する第4の相関検出回路と、複数の前記原画素に係数を乗算し補間値を算出する第2の適応補間回路からなり、前記第2の適応補間回路が前記第3および第4の相関検出回路の出力により制御されることを特徴とする請求項1記載の補間装置
  3. 第1の補間回路が、補間位置に対し上下のラインより補間値を算出するフィールド内補間回路と、前後のフィールドの画素より補間値を算出するフレーム間補間回路と、画像の動きを検出する動き検出回路と、出力前記フィールド内補間回路および前記フレーム間補間回路の出力を混合する混合回路からなり、前記動き検出回路により前記混合回路が制御されることを特徴とする請求項1記載の補間装置
  4. 第1の適応補間回路が、補間位置の両側に直線に並んだ複数の原画素に係数を乗算し低域の補間成分を出力する第2の補間回路と、前記複数の原画素に係数を乗算し高域の補間成分を出力する第3の補間回路と、前記第3の補間回路の出力を制御する第1の制御回路と、前記第2の補間回路の出力と前記制御回路の出力とを加算することを特徴とする請求項1記載の補間装置
  5. 直線に並んだ原画素の内、補間位置に対して一方の側の複数画素間の相関を検出する第5の相関検出回路と、他方の側の複数画素間の相関を検出する第6の相関検出回路と、前記原画素に係数を乗算し、隣接する2原画素間の1/4、3/4の位置の補間値を算出する第3および第4の適応補間回路とからなり、前記第3および第4の適応補間回路が前記第5および第6の相関検出回路の出力により制御されることを特徴とする補間装置
  6. 隣接する2画素間の1/4、3/4の位置の補間値を算出する第4の補間回路と、前記第4の補間回路の出力の複数画素より高域成分を抽出するHPFと、前記第4の補間回路およびHPFのそれぞれの出力を加算する加算器と、前記加算器の出力を制御する第2の制御回路と、前記第2の制御回路が、前記第4の補間回路の補間位置周辺の複数の出力画素値の最小値および最大値により制御されることを特徴とする補間装置
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