JPH08181653A - 移動通信システムにおける送信電力制御方法 - Google Patents

移動通信システムにおける送信電力制御方法

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JPH08181653A
JPH08181653A JP7274129A JP27412995A JPH08181653A JP H08181653 A JPH08181653 A JP H08181653A JP 7274129 A JP7274129 A JP 7274129A JP 27412995 A JP27412995 A JP 27412995A JP H08181653 A JPH08181653 A JP H08181653A
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mobile station
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悦宏 中野
Shigemi Umeda
成視 梅田
Toshihiro Doi
智弘 土肥
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信電力を必要最小限に押さえることによ
り、従来方式に比べ移動局および基地局での送信電力を
低減し、また、干渉量を減らすことにより、加入者容量
を増大することのできる送信電力制御方法を提供するこ
と。 【解決手段】 基地局と移動局を含んだ移動通信システ
ムにおける送信電力制御方法であって、該基地局と移動
局の一方の局における各無線回線の送信電力を、該基地
局と移動局の他方の局における該無線回線の受信CIR
(搬送波干渉波比)と目標CIRとの差が小さくなるよ
うに制御する時に、該基地局と移動局のどちらかの局に
おける各無線回線の回線品質に基づいて、該他方の局に
おける全ての無線回線の目標CIRを該他方の局毎に設
定し、該他方の局における各無線回線毎の目標CIRを
変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
における送信電力制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無線を介した通信にあっては、送
信電力を押さえる送信電力制御が行なわれる。この送信
電力制御を行うことにより、消費電力の節約や他の無線
回線への干渉の低減といった効果が得られる。特に、C
DMA(Code Division Multipl
e Access;符号分割多重アクセス)方式では干
渉量をできるだけ低く押さえることが、直接加入者容量
の増大につながるため、送信電力制御は必須の技術であ
る。CDMA方式においては、基地局における受信CI
Rが目標CIRと等しくなるように移動局の送信電力を
制御し、移動局における受信CIR(搬送波干渉波比)
が目標CIRと等しくなるように基地局の送信電力を制
御する、という送信電力制御方法が従来より提案されて
いる。
【0003】図1又は図2に移動局送信電力制御方法の
一例を示す。図1の構成において図2に示すタイミング
チャートに従い、基地局103での受信CIRが目標C
IRを下回るときは、移動局101の送信電力を上げる
べく、送信電力制御信号“1”を移動局101に送る。
送信電力制御信号“1”を受信した移動局101は、送
信電力を例えば1dB上げる。逆に、基地局103での
受信CIRが目標CIRを上回るときは、移動局101
の送信電力を下げるべく、送信電力制御信号“0”を移
動局101に送る。送信電力制御信号“0”を受信した
移動局101は、送信電力を例えば1dB下げる。
【0004】現実的には、各受信CIRが目標CIRと
等しくなるように制御しても、測定誤差や制御遅延のた
め、受信CIRを目標CIRに完全に合わせることは不
可能であり、受信CIRは変動し、制御誤差を持つ。
【0005】また、受信CIRの変動量はフェージング
ピッチや受信パス数(無線伝送では、異なるパスを経由
したタイミングの異なる複数の遅延波を生じる。CDM
A方式では拡散符号を用いた広帯域伝送を行うので、上
記複数波を別々に受信でき、それらを合成することによ
り受信特性が向上する。一般に、都市部等反射物が多い
地域ほどパス数は多くなる。)によって異なる。つま
り、制御遅延があるため、フェージングピッチが小さい
場合には送信電力制御がフェージング変動に追いつけな
くなり、CIRの変動量が大きくなる。逆に、フェージ
ングピッチが大きい場合には送信電力制御がフェージン
グ変動に追従するので、CIRの変動量は小さくなる。
また、受信パス数が多い程、パス合成を行うことにより
フェージング変動の影響を小さくすることができるの
で、CIRの変動量は小さくなる。
【0006】従来の送信電力制御方法における目標CI
Rは、図3に示すように、受信CIRが最も大きく変動
した場合にも所要の通信品質を満たすようにマージンを
持たせ、予め固定値として設定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の送信電力制御方法では、受信CIRの変動量が
小さい場合にはマージンを必要以上にとることとなり、
移動局および基地局の送信電力が必要以上に大きくな
り、そのため無駄な送信電力を浪費し、また干渉量が多
くなるので加入者容量の低下を招くという欠点があっ
た。
【0008】また、システム設計を行う際に、予め受信
CIRの変動量の測定もしくは推定を行い、目標CIR
を設定しなければならないので、システム設計時の作業
量が増すという欠点があった。
【0009】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、送信電力を必要最小限に押さえることにより、従来
方式に比べ移動局および基地局での送信電力を低減し、
また、干渉量を減らすことにより、加入者容量を増大す
ることのできる送信電力制御方法を提供することを目的
とする。
【0010】また、本発明は、システム設計を容易に行
うことのできる送信電力制御方法を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、基地局と移動
局を含んだ移動通信システムにおける送信電力制御方法
であって、該基地局と移動局の一方の局における各無線
回線の送信電力を、該基地局と移動局の他方の局におけ
る該無線回線の受信CIR(搬送波干渉波比)と目標C
IRとの差が小さくなるように制御するステップと、該
基地局と移動局のどちらかの局における各無線回線の回
線品質に基づいて、該他方の局における各無線回線毎の
目標CIRを変更するステップとを有することを特徴と
する送信電力制御方法を提供する。
【0012】又、本発明は、前記どちらかの局は各無線
回線毎の回線品質を測定する測定手段を有し、前記変更
するステップは該測定手段により測定された回線品質を
所要値以上とする必要最小値に前記目標CIRを変更す
ることを特徴とする。
【0013】又、本発明は、前記どちらかの局は各無線
回線毎の受信CIRの分布を周期的に測定する測定手段
を有し、前記変更するステップは該測定手段により測定
された受信CIRの分布に基づいて前記目標CIRを変
更することを特徴とする。
【0014】又、本発明は、前記変更するステップは前
記測定手段により測定された受信CIRの分布において
受信CIRが所要CIRより低くなる確率が所定値以下
となるように前記目標CIRを変更することを特徴とす
る。
【0015】又、本発明は、前記どちらかの局は各無線
回線毎のBER(ビットエラーレート)を周期的に測定
する測定手段を有し、前記変更するステップは該測定手
段により測定されたBERに基づいて前記目標CIRを
変更することを特徴とする。
【0016】又、本発明は、前記変更するステップは前
記測定手段により測定されたBERが所要のBERより
小さい時に前記目標CIRを増加し、前記測定手段によ
り測定されたBERが所要のBERより大きい時に前記
目標CIRを減少することを特徴とする。
【0017】又、本発明は、前記どちらかの局は各無線
回線毎の受信パス数及びフェージングピッチを周期的に
測定する測定手段を有し、前記変更するステップは該測
定手段により測定された受信パス数及びフェージングピ
ッチに基づいて前記目標CIRを変更することを特徴と
する。
【0018】又、本発明は、前記変更するステップは前
記測定手段により測定された受信パス数及びフェージン
グピッチから受信CIRの分布を推定し、この推定され
た受信CIRの分布において受信CIRが所要CIRよ
り低くなる確率が所定値以下となるように前記目標CI
Rを変更することを特徴とする。
【0019】又、本発明は、前記目標CIRと受信CI
Rは目標レベルと受信レベルにより与えられることを特
徴とする。
【0020】更に、本発明は、基地局と移動局を含んだ
移動通信システムにおける送信電力制御方法であって、
該基地局と移動局の一方の局における各無線回線の送信
電力を、該基地局と移動局の他方の局における該無線回
線の受信CIR(搬送波干渉波比)と目標CIRとの差
が小さくなるように制御するステップと、該基地局と移
動局のどちらかの局における各無線回線の回線品質に基
づいて、該他方の局における全ての無線回線の目標CI
Rを該他方の局毎に設定するステップとを有することを
特徴とする送信電力制御方法を提供する。
【0021】又、本発明は、前記どちらかの局は各無線
回線毎の受信品質を測定する測定手段を有し、前記他方
の局は該測定手段により測定された回線品質から該他方
の局における平均的な回線品質特性を学習する学習手段
を有し、前記設定するステップは該学習手段により学習
された平均的な回線品質特性に基づいて前記目標CIR
を設定することを特徴とする。
【0022】又、本発明は、前記どちらかの局は各無線
回線毎の受信CIRの分布を測定する測定手段を有し、
前記他方の局は該測定手段により測定された受信CIR
の分布から該他方の局における平均的な受信CIR分布
を学習する学習手段を有し、前記設定するステップは該
学習手段により学習された平均的な受信CIR分布に基
づいて前記目標CIRを設定することを特徴とする。
【0023】又、本発明は、前記設定するステップは前
記学習手段により学習された平均的な受信CIR分布に
おいて受信CIRが所要CIRより低くなる確率が所定
値以下となるように前記目標CIRを設定することを特
徴とする。
【0024】又、本発明は、前記どちらかの局は各無線
回線毎のBER(ビットエラーレート)を測定する測定
手段を有し、前記他方の局は該測定手段により測定され
たBERから該他方の局における平均的なBERを学習
する学習手段を有し、前記設定するステップは該学習手
段により学習された平均的なBERに基づいて前記目標
CIRを設定することを特徴とする。
【0025】又、本発明は、前記設定するステップは前
記学習手段により学習された平均的なBERが所要のB
ERより小さい時に前記目標CIRを増加し、前記学習
手段により学習された平均的なBERが所要のBERよ
り大きい時に前記目標CIRを減少することを特徴とす
る。
【0026】又、本発明は、前記どちらかの局は各無線
回線毎の受信パス数及びフェージングピッチを測定する
測定手段を有し、前記他方の局は該測定手段により測定
された受信パス数及びフェージングピッチから該他方の
局における平均的な受信パス数及び平均的なフェージン
グピッチを学習する学習手段を有し、前記設定するステ
ップは該学習手段により学習された平均的な受信パス数
及び平均的なフェージングピッチに基づいて前記目標C
IRを設定することを特徴とする。
【0027】又、本発明は、前記設定するステップは前
記学習手段により学習された平均的な受信パス数及び平
均的なフェージングピッチから平均的な受信CIR分布
を推定し、この推定された平均的な受信CIR分布にお
いて受信CIRが所要CIRより低くなる確率が所定値
以下となるように前記目標CIRを設定することを特徴
とする。
【0028】又、本発明は、前記他方の局は基地局であ
って、該基地局のカバーするエリア内の建物のデータか
ら該基地局における受信CIR分布を推定する推定手段
を有し、前記設定するステップは該推定手段により推定
された受信CIR分布において受信CIRが所要CIR
より低くなる確率が所定値以下となるように前記目標C
IRを設定することを特徴とする。
【0029】又、本発明は、前記目標CIRと受信CI
Rは目標レベルと受信レベルにより与えられることを特
徴とする。
【0030】更に、本発明は、移動通信システムにおけ
る移動局と通信している基地局であって、該移動局にお
ける各無線回線の送信電力を該基地局における該無線回
線の受信CIR(搬送波干渉波比)と目標CIRとの差
が小さくなるように制御する手段と、該基地局と移動局
のどちらかの局における各無線回線の回線品質に基づい
て、各無線回線毎の目標CIRを変更する手段とを有す
ることを特徴とする基地局を提供する。
【0031】更に、本発明は、移動通信システムにおけ
る基地局と通信している移動局であって、該基地局にお
ける各無線回線の送信電力を該移動局における該無線回
線の受信CIR(搬送波干渉波比)と目標CIRとの差
が小さくなるように制御する手段と、該基地局と移動局
のどちらかの局における各無線回線の回線品質に基づい
て、各無線回線毎の目標CIRを変更する手段とを有す
ることを特徴とする移動局を提供する。
【0032】更に、本発明は、移動通信システムにおけ
る移動局と通信している基地局であって、該移動局にお
ける各無線回線の送信電力を該基地局における該無線回
線の受信CIR(搬送波干渉波比)と目標CIRとの差
が小さくなるように制御する手段と、該基地局と移動局
のどちらかの局における各無線回線の回線品質に基づい
て、該基地局における全ての無線回線の目標CIRを該
基地局毎に設定する手段とを有することを特徴とする基
地局を提供する。
【0033】更に、本発明は、移動通信システムにおけ
る基地局と通信している移動局であって、該基地局にお
ける各無線回線の送信電力を該移動局における該無線回
線の受信CIR(搬送波干渉波比)と目標CIRとの差
が小さくなるように制御する手段と、該基地局と移動局
のどちらかの局における各無線回線の回線品質に基づい
て、該移動局における全ての無線回線の目標CIRを該
移動局毎に設定する手段とを有することを特徴とする移
動局を提供する。
【0034】本発明の送信電力制御方法では、通信網に
接続された複数の基地局と、この基地局に無線回線を介
して接続された複数の移動局とを備え、移動局側の受信
CIR(搬送波干渉波比)もしくは受信レベルと、基地
局側の受信CIRもしくは受信レベルが、それぞれ目標
値に等しくなるように送信電力を制御する無線通信シス
テムにおいて、各無線回線毎の受信CIRもしくは受信
レベルの誤差に応じて、所要の通信品質を保ちながら、
かつ送信電力が最小になるように、異なる目標値を設定
するため、従来方式に比べ移動局および基地局の送信電
力が小さくなり、また、干渉量が減るため加入者容量が
増大する。また、目標とする受信CIRまたは受信レベ
ルを人手により設定しなくても各回線の目標とする受信
CIRまたは受信レベルが自動的に設定されるので、目
標とする受信CIRまたは受信レベルを人手により設定
する必要がなく、システム設計が容易になる。
【0035】また、本発明の送信電力制御方法は、ビッ
ト誤り率を測定する場合、通信品質(ビット誤り率)を
フィードバックして目標の受信CIRまたは受信レベル
を変更することになるため、より精度よく通信品質を一
定に保つことができる。さらに、受信パス数、フェージ
ングピッチを測定する場合、測定時間が短いのでより即
応性の高い制御が可能となる。
【0036】また、本発明の送信電力制御方法は、基地
局毎の通信エリア内の伝搬特性や移動局の移動特性に応
じて目標の受信CIRまたは受信レベルを設定すること
ができる。無線回線毎に目標の受信CIRまたは受信レ
ベルを設定する場合に比べて、送信電力の低減効果や加
入者容量の増大効果は減少するが、無線回線毎に目標の
受信CIRまたは受信レベルを変更する制御が不要にな
り、制御負荷が低減する。また、無線回線毎に目標の受
信CIRまたは受信レベルを設定する場合にも、目標の
受信CIRまたは受信レベルの初期値を決定するために
用いることができる。
【0037】また、本発明の送信電力制御方法は、移動
局毎の移動特性に応じて目標の受信CIRまたは受信レ
ベルを設定することができる。無線回線毎に目標の受信
CIRまたは受信レベルを設定する場合に比べて、送信
電力の低減効果や加入者容量の増大効果は減少するが、
無線回線毎に目標の受信CIRまたは受信レベルを変更
する制御が不要になり、制御負荷が低減する。また、無
線回線毎に目標の受信CIRまたは受信レベルを設定す
る場合にも、目標の受信CIRまたは受信レベルの初期
値を決定するために用いることができる。
【0038】また、本発明の送信電力制御方法は、所要
受信CIRまたは受信レベルを下回る確率が一定以下と
なるように制御するため、受信CIRまたは受信レベル
の下限を一定に保つことが可能となる。
【0039】また、本発明の送信電力制御方法は、ビッ
ト誤り率を一定に保つことができる。
【0040】さらに、本発明の送信電力制御方法は、目
標値として受信レベルもしくは受信CIRいずれを用い
た場合でも同様の効果が得られる。但し、受信レベルを
基準とした場合には、測定は容易になるものの、干渉電
力量によって受信品質が変動することとなり、CIRを
基準とする場合よりもさらにマージンを大きくとる必要
が生じる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図4は本発明に係る送信電力制御
方法が適用される移動通信システムの構成を示したブロ
ック図である。
【0042】図4において、第1の移動局1aと第2の
移動局1bは第1の基地局3aと無線回線を介して接続
されている。また、第1の基地局3aにおける第1の移
動局1aに対する受信CIR(以下、単にBSCIR1
aと記載する)と第1基地局目標CIR(以下、単にB
SCIR1と記載する)との差が小さくなるように第1
の移動局1aの送信電力が制御され、第1の基地局3a
における第2の移動局1bに対する受信CIR(以下、
単にBSCIR2aと記載する)と第2基地局目標CI
R(以下、単にBSCIR2と記載する)との差が小さ
くなるように第2の移動局1bの送信電力が制御されて
いる。また、第1の移動局1aにおける第1の基地局3
bに対する受信CIR(以下、単にPSCIR1aと記
載する)と第1移動局目標CIR(以下、単にPSCI
R1と記載する)との差が小さくなるように、また第2
の移動局1bにおける第1の基地局3aに対する受信C
IR(以下、単にPSCIR2aと記載する)と第2移
動局目標CIR(以下、単にPSCIR2と記載する)
との差が小さくなるように第1の基地局3aの送信電力
が制御されている。
【0043】つぎに、図5のブロック図を参照して本発
明をCDMA方式に適用した場合の基地局3の構成を説
明する。図5に示す基地局3の構成は、複数の移動局1
a,1b,…に対応し得るものであるが、それぞれに対
応する構成は同様であることから、図5では2回線に対
応する部分のみ示し、その説明は1回線に対応する部分
についてのみ行なう。なお、アンテナ11、アンテナ共
用器13、受信部15、送信部39は全ての無線回線で
共用するものである。
【0044】図5を参照するに、アンテナ11およびア
ンテナ共用器13を通して受信部15で受信した信号は
第1の受信用相関器17aに送られる(このとき、同様
に第2の受信用相関器17b、第3の受信用相関器17
c…に対しても送られる)。第1の受信用相関器17a
は第1の移動局1aが送信するチャネルの受信信号を選
択的に出力し、これは第1の復調器19aで復調された
後、第1の基地局送信電力制御情報読み取り部21aに
送られる。ここで、第1の移動局1aからの基地局送信
電力制御情報を読み取り、第1の増幅部37aへ向けて
伝送する一方、情報信号を通信網5に伝送する。この図
5では、この基地局送信電力制御情報は、情報信号に付
随させているが、別のチャネルを用いて送ることも可能
である。
【0045】送信信号については、通信網5から送られ
た情報信号に第1の移動局送信電力制御情報付加部31
aで移動局送信電力制御情報を付加し、第1の変調器3
3aで変調を行い、第1の移動局1aが受信するチャネ
ルに対応した第1の送信用相関器35aで拡散し、第1
の増幅部37aで増幅した後、送信部39に送り、アン
テナ共用器13およびアンテナ11を通じて第1の移動
局1aに対して送信する。
【0046】次に図5を参照して基地局における、送信
電力制御動作について説明する。まず第1のCIR比較
部29aにおいて、第1の目標CIR記憶部27aに記
憶されたBSCIR1と、第1の復調器19aから得ら
れたBSCIR1aとを比較し、その比較結果に基づい
た移動局送信電力制御情報を第1の移動局送信電力制御
情報付加部31aで付加する。移動局送信電力制御情報
の一例を図6に示す。
【0047】この図6に示すように移動局送信電力制御
情報は“0”から“8”の値をとることにより、送信電
力を−2.0dB〜2.0dBの範囲で、0.5dBス
テップで制御することができる。送信電力制御情報はB
SCIR1aがBSCIR1にできるだけ近づくような
値とする。送信電力の変化量と受信CIRの変化量はほ
ぼ一致するため、例えば、BSCIR1aがBSCIR
1より1.2dB低い場合は、送信電力制御情報を
“6”(+1.0dB)とする。これにより、送信電力
制御後の送信電力が1.0dB大きくなり、BSCIR
1aも1.0dB大きくなり、BSCIR1aはBSC
IR1に近づくこととなる。
【0048】一方、第1のBER測定部23aと第1の
受信パス数、フェージングピッチ測定部24aにおいて
BER、受信パス数、フェージングピッチの一制御周期
中の平均値を測定し、第1の受信CIR分布測定部25
aにおいてBSCIR1aの分布を測定し、これらの測
定結果に基づいてBSCIR1を設定もしくは変更す
る。
【0049】基地局3の送信電力については、第1の基
地局送信電力制御情報読み取り部21aで読み取った基
地局送信電力制御情報により、第1の増幅部37aにお
ける増幅率を変化させ制御する。
【0050】続いて、本発明をCDMA方式に適用した
場合の移動局1の構成について図7を参照して説明す
る。図7を参照するに、基地局3が送信した信号を、ア
ンテナ41およびアンテナ共用器43を通して受信部4
5で受信し、受信用相関器47に送り、復調器49で復
調した後、移動局送信電力制御情報読み取り部51に送
り、ここで基地局3からの移動局送信電力制御情報を読
み取り増幅部67へ向けて伝送する一方、情報信号を端
末装置71まで伝送する。尚、本実施例では、この移動
局送信電力制御情報は、情報信号に付随させているが、
別のチャネルを用いて送ることも可能である。
【0051】送信信号については、端末装置71から送
られた情報信号に基地局送信電力制御情報付加部61で
基地局送信電力制御情報を付加し、変調器63で変調を
行い、送信用相関器65で拡散し、増幅部67で増幅し
た後、送信部69に送り、アンテナ共用器43およびア
ンテナ41を通じて基地局3に対して送信する。
【0052】次に、図7を参照して移動局1における送
信電力制御動作について説明する。まず、CIR比較部
59において、目標CIR記憶部57に記憶されたPS
CIR1等の目標CIRと、復調器49から得られたP
SCIR1a等の受信CIRとを比較し、その比較結果
に基づいた基地局送信電力制御情報を基地局送信電力制
御情報付加部61で付加する。移動局送信電力制御情報
については図6に示す送信電力制御情報と同様とする。
【0053】一方、BER測定部53と、受信パス数、
フェージングピッチ測定部54においてBER、受信パ
ス数、フェージングピッチの一制御周期中の平均値を測
定すると共に、受信CIR分布測定部55において受信
CIRの分布を測定し、これらの測定結果に基づいて目
標CIRを設定もしくは変更する。移動局1の送信電力
については、移動局送信電力制御情報読み取り部51で
読み取った移動局送信電力制御情報により、増幅部67
における増幅率を変化させ制御する。
【0054】以下、本実施の形態の基地局3と移動局1
との間の送信電力制御において、目標CIRを設定もし
くは変更する種々の方式について説明する。
【0055】まず、第1の方式について説明する。第1
の方式では、無線回線毎の受信CIRの目標CIRから
の誤差によって目標CIRを変更する場合の例を示す。
第1の方式では、各無線回線の目標CIRを受信CIR
分布測定部25又は55で各無線回線毎に周期的に測定
した受信CIRの分布によって制御する。本方式では、
基本的には移動局1および基地局3の双方で受信CIR
の分布を測定するが、移動局1で測定した受信CIRの
分布と基地局3で測定した受信CIRの分布とは相関が
あるので、移動局1で測定した受信CIRの分布によっ
て基地局3の目標CIRを制御したり、また逆に、基地
局3で測定した受信CIRの分布によって移動局1の目
標CIRを制御することも可能である。
【0056】以下に、移動局1における目標CIRの制
御方法について説明する。移動局1における目標CIR
が10dBに設定されているときの移動局1での受信C
IRの確率分布の例を図8(a),(b)に示す。分布
をとる時間は、送信電力制御の制御間隔に比べて長い時
間とする(例えば送信電力制御の制御間隔を1msecと
すると、1秒間受信CIR分布を測定する)。
【0057】前述したように、移動局が高速移動してい
る場合や、移動局での受信パス数が少ない場合には、図
8(a)に示すように受信CIRの目標CIRからの誤
差は大きくなり、受信CIRの分布が広がる。逆に、移
動局が低速移動している場合や、移動局での受信パス数
が多い場合には、図8(b)に示すように受信CIRの
目標CIRからの誤差は小さくなり、受信CIRの分布
が狭くなる。
【0058】本方式では、受信CIRの分布を各無線回
線毎に周期的に測定し、その分布に従って、所要CIR
を満足できない確率が、例えば1%以下になるように各
無線回線の目標CIRを変更する。図8(a),(b)
の例では、図8(a)の場合は目標CIR=9dBと
し、図8(b)の場合は目標CIR=6dBとすること
により、図9(a),(b)に示すように、いずれの場
合も所要CIR(5dB)を99%満足できることにな
る。また、特に図8(b)の場合には、基地局3の移動
局1に対する送信電力を大幅に下げることができる。
【0059】基地局3における目標CIRの制御方法に
ついても、上述した移動局1における制御と全く同様の
手順で行うことができる。
【0060】以上説明したように、第1の方式に示した
送信電力制御方法によれば、図10に示すように受信C
IRの分布幅が小さい移動局程、目標CIRを小さくす
ることにより、所要の通信品質を満足し、かつ、送信電
力を小さくできるので、他の無線回線に与える干渉量が
減り、加入者容量が増大する。
【0061】尚、この第1の方式を採用した場合、図5
の基地局及び図7の移動局は各々BER測定部23,5
3と、受信パス数、フェージングピッチ測定部24,5
4を省略した図11,図12に示す構成に出来る。
【0062】次に第2の方式について説明する。第2の
方式では、無線回線毎のBERによって目標CIRを変
更する場合の例を示す。この第2の方式では、各無線回
線の目標CIRを、BER測定部23又は53での各無
線回線毎の周期的な測定結果に基づいて制御する。本方
式では、基本的には移動局1および基地局3の双方でB
ERを測定するが、移動局1での測定結果と基地局3で
の測定結果とは相関があるので、移動局1での測定結果
によって基地局3の目標CIRを制御したり、また逆
に、基地局3での測定結果によって移動局1の目標CI
Rを制御することも可能である。
【0063】まず、移動局1においてBERを測定し、
その測定結果に基づいて移動局1における目標CIRを
制御する方法について説明する。ここでは、簡単な例に
ついて説明する。移動局1において、送信電力制御の制
御間隔に比べて長い時間に渡ってBERを測定する(例
えば、受信CIRの分布測定の場合と同様に1秒とす
る)。BERの測定は、例えば、同期用の固定パターン
のビット列部分を利用して測定する。この測定結果が予
め設定された所要BER(例えば10-3)より大きい場
合には移動局1における目標CIRを0.5dB上げ、
小さい場合には移動局1における目標CIRを0.5d
B下げる。この動作を繰り返すことにより受信BERが
所要BER前後に収束することになる。
【0064】図13(a),(b)に示すように、受信
CIRの目標CIRからの誤差が大きい場合には目標C
IRは大きくなり、受信CIRの目標CIRからの誤差
が小さい場合には目標CIRは小さくなり、結果的にB
ERは所要BERに近い値となる。従って、受信CIR
の目標CIRからの誤差の大きさに係わらず、全ての移
動局1における受信BER、つまり通信品質がほぼ一定
となり、かつ送信電力を減少することができる。
【0065】基地局3における目標CIRの制御方法に
ついても、上記移動局1における制御と全く同様の手順
で行うことができる。
【0066】尚、この第2の方式を採用した場合、図5
の基地局及び図7の移動局は各々受信パス数、フェージ
ングピッチ測定部24,54と受信CIR分布測定部2
5,55を省略した図14,図15に示す構成に出来
る。
【0067】次に第3の方式について説明する。第3の
方式では、各無線回線毎の受信パス数、フェージングピ
ッチによって各無線回線の目標CIRを変更する場合の
例を示す。受信パス数およびフェージングピッチと、受
信CIR誤差との関係の一例を図16に示す。図16に
示すように、フェージングピッチが小さいほど、また、
受信パス数が少ないほど、受信CIRの目標CIRから
の誤差は大きくなる。これらの関係は送信電力制御間隔
等のシステムパラメータが決まれば一意に決まる。従っ
て、各無線回線の受信パス数およびフェージングピッチ
の周期的な測定結果から各無線回線の受信CIRの分布
が推定できるので、第1の実施例と同様の制御を行うこ
とにより、送信電力の低減や加入者容量の増大等の効果
が得られる。
【0068】尚、この第3の方式を採用した場合、図5
の基地局及び図7の移動局は各々BER測定部23,5
3と受信CIR分布測定部25,55を省略した図1
7,18に示す構成に出来る。
【0069】以上説明したように、第2,第3の方式に
示した送信電力制御方法によれば、第1の実施例と同
様、所要の通信品質を満足し、かつ、送信電力を小さく
できるので、他の無線回線に与える干渉量が減り、加入
者容量が増大する。
【0070】つぎに第4の方式について説明する。第4
の方式では、基地局毎の受信CIR分布特性を学習また
は推定し、それらの結果によって目標CIRを設定する
場合の例を示す。この第4の方式においては、目標CI
R記憶部27に設けられたソフトウェア或いはファーム
ウェアで構成される学習/推定手段によって、学習又は
推定が行なわれる。尚、CPU等は、この目標CIR記
憶部27に含めても良く、別個に設けても良い。
【0071】以下、本方式の動作を説明する。学習する
場合については、第1の方式及び第3の方式で示した手
順によって、各無線回線の受信CIR分布特性を測定
し、その結果を基地局毎に集計し、平均的な特性を得
て、学習結果として記憶する。ここで都市部など受信パ
ス数が多く、移動局の移動速度が比較的遅い地域では受
信CIRの目標CIRからの誤差は小さい確率が高い。
また、郊外など受信パス数が少なく、移動局の移動速度
が比較的速い地域では受信CIRの目標CIRからの誤
差は大きい確率が高い。
【0072】この記憶された学習結果に基づいて、受信
CIRが所要CIRを下回る確率が例えば1%以下とな
るように目標CIRを設定することにより、送信電力の
低減を図ることができ、加入者容量も増大する。この基
地局毎に異なる目標CIRを設定する第4の方式では、
移動局毎の対応は不可能であるが、例えば目標CIRの
初期値を決める場合等には非常に有用である。
【0073】また、推定する場合は、サービスエリア内
の建物データから、平均的な受信パス数や移動速度を周
知の遅延スプレッド推定法等により推定し、推定結果と
して記憶する。この場合には、第1の方式、第2の方
式、第3の方式で説明したような受信CIRの分布等を
測定する必要がなくなり、装置構成が簡単になり、制御
量も減るという利点がある。即ち、この第4の方式を採
用した場合、図5の基地局はBER測定部23,受信パ
ス数、フェージングピッチ測定部24,受信CIR分布
測定部25を省略した図19に示す構成に出来る。
【0074】次に第5の方式について説明する。第5の
方式では、移動局毎の受信CIR分布特性を学習し、そ
れらの結果によって各移動局の目標CIRを設定する場
合の例を示す。この第5の方式においては、前記第4の
方式と同様に目標CIR記憶部57に設けられたソフト
ウェア或いはファームウェアで構成される学習手段によ
って、学習が行なわれる。尚、CPU等は、この目標C
IR記憶部57に含めても良く、別個に設けても良い。
【0075】学習方法については、第1の方式、第3の
方式で示した手順によって、各無線回線の受信CIR分
布特性を測定し、その結果を移動局毎に集計し、平均的
な特性を得て、学習結果として記憶する。学習結果は移
動局が個々に記憶する方法と、基地局側のデータベース
に記憶する方法がある。ここで、移動速度が比較的遅い
移動局の受信CIRの目標CIRからの誤差は小さく、
移動速度が比較的速い移動局の受信CIRの目標CIR
からの誤差は大きくなる。従って、移動局の移動特性に
応じて受信CIRの分布特性も異なってくる。
【0076】この記憶された学習結果に基づいて、受信
CIRが所要CIRを下回る確率が例えば1%以下とな
るように目標CIRを設定することにより、送信電力の
低減を図ることができ、加入者容量も増大する。
【0077】尚、この第5の方式を採用した場合、図7
の移動局はBER測定部53,受信パス数,フェージン
グピッチ測定部54,受信CIR分布測定部55を省略
した図20に示す構成としても良い。
【0078】又、上述した実施の形態において受信CI
Rは一般に受信レベルを示す量としても良く、受信CI
R分布やBER等は一般に回線品質を示す量としても良
い。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
移動局毎や基地局毎に異なる目標CIRを設定すること
により、各無線回線が過剰品質になることを防ぐことが
できるため、送信電力の低減することができ、また全体
の干渉量が減るので、特にCDMA方式では容易に加入
者容量を増大できる等の効果がある。また、目標CIR
をBER等の測定結果を基に自動的に設定するので、シ
ステム設計が容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の送信電力制御方法を用いた移動通信シス
テムの概略ブロック図。
【図2】図1の移動通信システムにおける従来の送信電
力制御方法を説明するためのタイミングチャート。
【図3】図2の従来の送信電力制御方法を説明するため
の図。
【図4】本発明に係る送信電力制御方法が適用される移
動通信システムの概略構成を示すブロック図。
【図5】本発明に係る送信電力制御方法が適用される基
地局の構成を示すブロック図。
【図6】本発明の送信電力制御方法で使用される送信電
力制御情報の一例を示す図。
【図7】本発明に係る送信電力制御方法が適用される移
動局の構成を示すブロック図。
【図8】目標CIR変更の第1の方式における受信CI
Rの確率分布を示す図。
【図9】目標CIR変更の第1の方式における目標CI
R変更後の受信CIRの確率分布を示す図。
【図10】本発明の送信電力制御方法における目標CI
Rの変更を説明するための図。
【図11】目標CIR変更の第1の方式に適した基地局
の構成を示すブロック図。
【図12】目標CIR変更の第1の方式に適した移動局
の構成を示すブロック図。
【図13】目標CIR変更の第2の方式における目標C
IRの制御を説明するための図。
【図14】目標CIR変更の第2の方式に適した基地局
の構成を示すブロック図。
【図15】目標CIR変更の第2の方式に適した移動局
の構成を示すブロック図。
【図16】目標CIR変更の第3の方式における受信パ
ス数およびフェージングピッチと受信CIRの分散との
関係を説明するための図。
【図17】目標CIR変更の第3の方式に適した基地局
の構成を示すブロック図。
【図18】目標CIR変更の第3の方式に適した移動局
の構成を示すブロック図。
【図19】目標CIR設定の第4の方式に適した基地局
の構成を示すブロック図。
【図20】目標CIR設定の第5の方式に適した移動局
の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 移動局 3 基地局 5 通信網 11 アンテナ 13 アンテナ共用器 15 受信部 17 受信用相関器 19 復調器 21 基地局送信電力制御情報読み取り部 23 BER測定部 24 受信パス数、フェージングピッチ測定部 25 受信CIR分布測定部 27 目標CIR記憶部 29 CIR比較部 31 移動局送信電力制御情報付加部 33 変調器 35 送信用相関器 37 増幅部 39 送信部 41 アンテナ 43 アンテナ共用器 45 受信部 47 受信用相関器 49 復調器 51 移動局送信電力制御情報読み取り部 53 BER測定部 54 受信パス数、フェージングピッチ測定部 55 受信CIR分布測定部 57 目標CIR記憶部 59 CIR比較部 61 基地局送信電力制御情報付加部 63 変調器 65 送信用相関器 67 増幅部 69 送信部 71 端末装置

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局と移動局を含んだ移動通信システ
    ムにおける送信電力制御方法であって、 該基地局と移動局の一方の局における各無線回線の送信
    電力を、該基地局と移動局の他方の局における該無線回
    線の受信CIR(搬送波干渉波比)と目標CIRとの差
    が小さくなるように制御するステップと、 該基地局と移動局のどちらかの局における各無線回線の
    回線品質に基づいて、該他方の局における各無線回線毎
    の目標CIRを変更するステップとを有することを特徴
    とする送信電力制御方法。
  2. 【請求項2】 前記どちらかの局は各無線回線毎の回線
    品質を測定する測定手段を有し、前記変更するステップ
    は該測定手段により測定された回線品質を所要値以上と
    する必要最小値に前記目標CIRを変更することを特徴
    とする請求項1記載の送信電力制御方法。
  3. 【請求項3】 前記どちらかの局は各無線回線毎の受信
    CIRの分布を周期的に測定する測定手段を有し、前記
    変更するステップは該測定手段により測定された受信C
    IRの分布に基づいて前記目標CIRを変更することを
    特徴とする請求項1記載の送信電力制御方法。
  4. 【請求項4】 前記変更するステップは前記測定手段に
    より測定された受信CIRの分布において受信CIRが
    所要CIRより低くなる確率が所定値以下となるように
    前記目標CIRを変更することを特徴とする請求項3記
    載の送信電力制御方法。
  5. 【請求項5】 前記どちらかの局は各無線回線毎のBE
    R(ビットエラーレート)を周期的に測定する測定手段
    を有し、前記変更するステップは該測定手段により測定
    されたBERに基づいて前記目標CIRを変更すること
    を特徴とする請求項1記載の送信電力制御方法。
  6. 【請求項6】 前記変更するステップは前記測定手段に
    より測定されたBERが所要のBERより小さい時に前
    記目標CIRを増加し、前記測定手段により測定された
    BERが所要のBERより大きい時に前記目標CIRを
    減少することを特徴とする請求項5記載の送信電力制御
    方法。
  7. 【請求項7】 前記どちらかの局は各無線回線毎の受信
    パス数及びフェージングピッチを周期的に測定する測定
    手段を有し、前記変更するステップは該測定手段により
    測定された受信パス数及びフェージングピッチに基づい
    て前記目標CIRを変更することを特徴とする請求項1
    記載の送信電力制御方法。
  8. 【請求項8】 前記変更するステップは前記測定手段に
    より測定された受信パス数及びフェージングピッチから
    受信CIRの分布を推定し、この推定された受信CIR
    の分布において受信CIRが所要CIRより低くなる確
    率が所定値以下となるように前記目標CIRを変更する
    ことを特徴とする請求項7記載の送信電力制御方法。
  9. 【請求項9】 前記目標CIRと受信CIRは目標レベ
    ルと受信レベルにより与えられることを特徴とする請求
    項1記載の送信電力制御方法。
  10. 【請求項10】 基地局と移動局を含んだ移動通信シス
    テムにおける送信電力制御方法であって、 該基地局と移動局の一方の局における各無線回線の送信
    電力を、該基地局と移動局の他方の局における該無線回
    線の受信CIR(搬送波干渉波比)と目標CIRとの差
    が小さくなるように制御するステップと、 該基地局と移動局のどちらかの局における各無線回線の
    回線品質に基づいて、該他方の局における全ての無線回
    線の目標CIRを該他方の局毎に設定するステップとを
    有することを特徴とする送信電力制御方法。
  11. 【請求項11】 前記どちらかの局は各無線回線毎の受
    信品質を測定する測定手段を有し、前記他方の局は該測
    定手段により測定された回線品質から該他方の局におけ
    る平均的な回線品質特性を学習する学習手段を有し、前
    記設定するステップは該学習手段により学習された平均
    的な回線品質特性に基づいて前記目標CIRを設定する
    ことを特徴とする請求項10記載の送信電力制御方法。
  12. 【請求項12】 前記どちらかの局は各無線回線毎の受
    信CIRの分布を測定する測定手段を有し、前記他方の
    局は該測定手段により測定された受信CIRの分布から
    該他方の局における平均的な受信CIR分布を学習する
    学習手段を有し、前記設定するステップは該学習手段に
    より学習された平均的な受信CIR分布に基づいて前記
    目標CIRを設定することを特徴とする請求項10記載
    の送信電力制御方法。
  13. 【請求項13】 前記設定するステップは前記学習手段
    により学習された平均的な受信CIR分布において受信
    CIRが所要CIRより低くなる確率が所定値以下とな
    るように前記目標CIRを設定することを特徴とする請
    求項12記載の送信電力制御方法。
  14. 【請求項14】 前記どちらかの局は各無線回線毎のB
    ER(ビットエラーレート)を測定する測定手段を有
    し、前記他方の局は該測定手段により測定されたBER
    から該他方の局における平均的なBERを学習する学習
    手段を有し、前記設定するステップは該学習手段により
    学習された平均的なBERに基づいて前記目標CIRを
    設定することを特徴とする請求項10記載の送信電力制
    御方法。
  15. 【請求項15】 前記設定するステップは前記学習手段
    により学習された平均的なBERが所要のBERより小
    さい時に前記目標CIRを増加し、前記学習手段により
    学習された平均的なBERが所要のBERより大きい時
    に前記目標CIRを減少することを特徴とする請求項1
    4記載の送信電力制御方法。
  16. 【請求項16】 前記どちらかの局は各無線回線毎の受
    信パス数及びフェージングピッチを測定する測定手段を
    有し、前記他方の局は該測定手段により測定された受信
    パス数及びフェージングピッチから該他方の局における
    平均的な受信パス数及び平均的なフェージングピッチを
    学習する学習手段を有し、前記設定するステップは該学
    習手段により学習された平均的な受信パス数及び平均的
    なフェージングピッチに基づいて前記目標CIRを設定
    することを特徴とする請求項10記載の送信電力制御方
    法。
  17. 【請求項17】 前記設定するステップは前記学習手段
    により学習された平均的な受信パス数及び平均的なフェ
    ージングピッチから平均的な受信CIR分布を推定し、
    この推定された平均的な受信CIR分布において受信C
    IRが所要CIRより低くなる確率が所定値以下となる
    ように前記目標CIRを設定することを特徴とする請求
    項16記載の送信電力制御方法。
  18. 【請求項18】 前記他方の局は基地局であって、該基
    地局のカバーするエリア内の建物のデータから該基地局
    における受信CIR分布を推定する推定手段を有し、前
    記設定するステップは該推定手段により推定された受信
    CIR分布において受信CIRが所要CIRより低くな
    る確率が所定値以下となるように前記目標CIRを設定
    することを特徴とする請求項10記載の送信電力制御方
    法。
  19. 【請求項19】 前記目標CIRと受信CIRは目標レ
    ベルと受信レベルにより与えられることを特徴とする請
    求項10記載の送信電力制御方法。
  20. 【請求項20】 移動通信システムにおける移動局と通
    信している基地局であって、 該移動局における各無線回線の送信電力を該基地局にお
    ける該無線回線の受信CIR(搬送波干渉波比)と目標
    CIRとの差が小さくなるように制御する手段と、 該基地局と移動局のどちらかの局における各無線回線の
    回線品質に基づいて、各無線回線毎の目標CIRを変更
    する手段とを有することを特徴とする基地局。
  21. 【請求項21】 移動通信システムにおける基地局と通
    信している移動局であって、 該基地局における各無線回線の送信電力を該移動局にお
    ける該無線回線の受信CIR(搬送波干渉波比)と目標
    CIRとの差が小さくなるように制御する手段と、 該基地局と移動局のどちらかの局における各無線回線の
    回線品質に基づいて、各無線回線毎の目標CIRを変更
    する手段とを有することを特徴とする移動局。
  22. 【請求項22】 移動通信システムにおける移動局と通
    信している基地局であって、 該移動局における各無線回線の送信電力を該基地局にお
    ける該無線回線の受信CIR(搬送波干渉波比)と目標
    CIRとの差が小さくなるように制御する手段と、 該基地局と移動局のどちらかの局における各無線回線の
    回線品質に基づいて、該基地局における全ての無線回線
    の目標CIRを該基地局毎に設定する手段とを有するこ
    とを特徴とする基地局。
  23. 【請求項23】 移動通信システムにおける基地局と通
    信している移動局であって、 該基地局における各無線回線の送信電力を該移動局にお
    ける該無線回線の受信CIR(搬送波干渉波比)と目標
    CIRとの差が小さくなるように制御する手段と、 該基地局と移動局のどちらかの局における各無線回線の
    回線品質に基づいて、該移動局における全ての無線回線
    の目標CIRを該移動局毎に設定する手段とを有するこ
    とを特徴とする移動局。
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