JP2009525002A - Cdma逆方向リンクの集中化された媒体アクセス制御アルゴリズム - Google Patents

Cdma逆方向リンクの集中化された媒体アクセス制御アルゴリズム Download PDF

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Abstract

新規のMACアルゴリズムであって、(a)リンク品質保証、(b)個々の輻輳制御、(c)可変データレート遷移ポリシー、及び/又は(d)逆方向リンク分割を含む、現代のCDMA干渉共有逆方向リンクの様々な特徴を有する、MACアルゴリズムが開示される。リンク品質保証は、送信フィードバック情報(ACK/NACK)を監視して、通信リンクの品質を間接的に判断することによって提供される。無線装置は、逆方向リンクの輻輳制御を実行するように個々にターゲットにされる。可変データ送信レート及び不連続送信は、送信レート及び送信パワーを自律的に調整する個々の無線装置によって達成される。逆方向リンク上で動作している無線装置の送信パワーを個々に制御することによって、逆方向リンクを異なる無線装置の間で分割することもできる。

Description

[米国特許法第119条に基づく優先権の主張]
本特許出願は、2006年1月27日に出願され、本願の譲受人に譲渡される「Centralized Medium Access Control Algorithm for CDMA Reverse Link」という名称の米国仮特許出願第60/762,763号の優先権を主張するものであり、この出願は参照により本明細書に明示的に援用される。
[分野]
本発明の様々な実施の形態は、無線通信システムに関する。本発明の少なくとも1つの実施の形態は、無線通信システムの媒体アクセス制御(MAC)のシステム及び方法に関する。
[背景]
符号分割多元接続(CDMA)は、多くの現代の通信システムによって使用される無線通信技法である。CDMAは、同じスペクトル帯域幅(例えば、1.25MHz)を占める符号化された信号を利用するスペクトル拡散通信プロトコルである。通常、直交符号化信号が順方向リンク(例えば、基地局からユーザ端末に)に使用され、直交性が任意の符号化信号が逆方向リンクに使用される。CDMA信号は、信号をある帯域幅範囲(例えば、およそ1.25MHz)にわたって拡散させるN(例えば、N=64)個の符号(例えば、ウォルシュ符号又は「拡散符号」)のうちの1つによって拡散される。幾人かのユーザが同じ周波数帯域を同時に共有することができるように、ユーザアクセス端末(AT)は、異なる符号又はランダムな符号を利用して、それぞれの送信波形を拡散させる。このような多重化戦略は、「干渉共有(interference shared)」リンクとして既知であるものをもたらす。この種のリンクの2つの重要な特徴は、(1)異なるAT送信が互いに干渉すること、並びに(2)基地局アンテナ(複数可)における総受信パワーが通信システムの安定性及びカバレッジに結びつくことである。総受信パワーが増大するにつれて、通信システムの安定性及びカバレッジの両方が悪化する。
個々のチャネルの状況及び通信システムに存在するユーザの総数は時間と共に変化し得るため、総受信パワー量を所定のレベル未満に保ちながら、最大数のユーザがサービス要件グレードを満たす通信リンクを有することを保証するために、制御アルゴリズムのセットが使用される。このようなアルゴリズムは、通常、媒体アクセス制御(MAC)アルゴリズムとして既知であり、AT間での総パワーの「共有」を調整する。
このようなMAC方式を設計する際のうちの1つの問題は、ATの通信リンクに特定レベルの性能を保証しながら、多くのユーザ間で総リソースを分けることである。通常、効率的なMACアルゴリズムは、通常1つ又は複数の基地局を含むアクセスネットワーク(AN)とATとの間の何らかのフィードバックに頼る。制御フィードバックの典型的な一方法は、基地局が順方向リンクで送信されるパワー制御アップ/ダウンコマンドを通じてATの送信パワーを変更することができる、パワー制御(PC)ループである。本明細書において使用する場合、「順方向リンク」は基地局からATへの通信リンクであり、「逆方向リンク」はATから基地局への通信リンクである。ユーザが通常、同じデータレートを使用して同種のトラフィック(音声)を伝送していた初期のCDMAシステムに対するサービス要件のシンプル性によって、比較的簡単なMACアルゴリズムが可能であった。しかしそれから、サービス種別を固定ビットレート及び低レイテンシの「音声のような」トラフィックを超えて拡張する需要を受けて、より多くの特徴が導入された。例えば、不連続伝送、可変データレート、及び異なるサービス要件グレードを有する異なる種類のトラフィックへのサポートである。IS−856改訂A[1]の逆方向リンクは、このような拡張システムの良い例である。
こういった新しい特徴のサポートは、MACアルゴリズムの複雑性及び有効性に対して大きな影響を有し、ANが個々の各ATの挙動を制御することを特に難しくする。
従来のMACアルゴリズムでは、集中化された(centralized)輻輳制御がセクタ単位で行われる。逆方向アクティビティビット(Reverse Activity Bit)(RAB)がANによってセット及びブロードキャストされ、ANを通じて通信しているすべてのATによって監視される。オンにされると、RABは輻輳を示し、ATのデータレート決定戦略に影響を及ぼす。リンク監視は、ユーザのフレームエラーレートが望ましいレベル、例えば、通常は1パーセント以下を達成するように、すべてのユーザのパワーを制御することによって行われる。通常、データレートは、RABに依存する許容レートを増減するポリシーに従ってATによって決定される。例えば、RABがオンになる場合、ATがそのデータレートを増大する可能性は低く、低減する可能性は高い。この種の輻輳制御が使用されて、すべてのATが等しく集中化制御される。しかし、個々の輻輳制御のこの欠如によって、データレートを増大するポリシーを設計する際の柔軟性が制限される。ANが個々のATに素早く対応することができないことによって(これは干渉共有の大きすぎる部分を占める場合がある(すなわち、ATの送信パワーが高すぎる))、システムは、レートの増大を可能にするために厳しい規則を適用せざるを得ない。
[概要]
一態様において、装置は、干渉共有通信チャネルを通じて1つ又は複数の無線装置と無線通信する通信インタフェースと、通信インタフェースに結合される処理ユニットであって、1つ又は複数の無線装置のそれぞれについて最大受信パワー限度を判断するように、且つ、個々のパワー制御コマンドを1つ又は複数の無線装置に送信して、各無線装置の受信パワーを対応する最大受信パワー限度内に保つように構成される、処理ユニットとを備える。
別の態様において、媒体アクセス制御を実施する方法は、干渉共有通信チャネル上で動作している1つ又は複数の無線装置のそれぞれについて最大受信パワー限度を決定することと、輻輳が通信チャネルに存在するか否かを判断することと、所望の輻輳レベルを達成するように、無線装置のうちの1つ又は複数の無線装置の選択的な送信パワー制御を実施することとを含む。
上記の装置及び方法において、チャネル輻輳が通信チャネルに存在するか否かの判断を行うことができる。すべての無線装置から受信される総パワーと通信チャネルの熱雑音との比が閾値量よりも大きい場合に、輻輳が存在すると判断することができる。チャネル輻輳が存在する場合、最大受信パワー限度のうちの1つ又は複数を、チャネル輻輳を低減するように調整することができる。通信チャネルの逆方向リンクは、1つ又は複数の無線装置間で分けることができる。最小受信パワー限度は、1つ又は複数の無線装置のそれぞれに関して決めることができ、パワー制御コマンドを無線装置のうちの1つ又は複数に送信して、それぞれの受信パワーを対応する最小受信パワー限度よりも上に維持することができる。
さらなる一態様において、装置は、調整可能な送信パワーを有する無線通信インタフェースであって、干渉共有逆方向リンク通信チャネルを介して基地局と通信する、無線通信インタフェースと、無線通信インタフェースに結合される処理ユニットであって、最大送信パワー限度を取得するように、且つ、送信パワーを最大送信パワー限度以下に維持しながら所望のサービスグレードを満たすために送信レート及び送信パワーを自律的に調整するように構成される、処理ユニットとを備える。
さらに別の態様において、無線装置で動作する媒体アクセス制御の方法は、最大送信パワー限度を取得することと、送信パワーを最大送信パワー限度以下に維持しながら、所望のサービスグレードを満たすために逆方向リンクの送信レート及び送信パワーを自律的に調整することとを含む。
上記の装置及び方法において、無線通信インタフェースを通じて受信されるパワー制御コマンドには、パワー制御コマンドに従って送信パワーを調整することによって従うことができる。パワー制御コマンドの受信を監視することができ、最大送信パワー限度は、パワー制御コマンドが受信されるパワーレベルを突き止めることによって決めることができる。以前に送信された情報の復号に関連するフィードバック情報を受信することができ、逆方向リンク通信チャネルのサービス品質をそのフィードバック情報に基づいて求めることができる。パワー制御ダウンコマンドは2つ以上のセクタから受信することができ、それらの2つ以上のセクタに関連付けられる最大送信パワー限度のうちの最も低い限度を送信用に選択することができる。
上述した装置及び/又は方法が、装置及び/又は方法のうちの1つ又は複数の機能を実行するように構成されるプロセッサによって実施することができることに留意されたい。同様に、説明した装置及び/又は方法は、命令を含む機械可読媒体によって実施することができ、命令は、装置及び/又は方法のうちの1つ又は複数の機能を実行するように構成される。
[詳細な説明]
以下の説明において、実施形態の完全な理解を提供するために、特定の詳細が与えられる。しかし、実施形態をこれらの特定の詳細なしで実施することが可能なことが当業者に理解されるであろう。例えば、実施形態を不必要に詳細にして曖昧にしないように、回路はブロック図で示されていないことがある。
また、実施形態をフローチャート、流れ図、構造図、又はブロック図として示されるプロセスとして説明することがあることに留意されたい。フローチャートは、動作を順次プロセスとして説明することができるが、動作の多くは並列又は同時に実行することが可能である。さらに、動作の順序は並び替えが可能である。プロセスは、動作が完了すると終了する。プロセスは、メソッド、関数、プロシージャ、サブルーチン、サブプログラム等に対応することができる。プロセスが関数に対応する場合、その終了は、呼び出し側の関数又はメイン関数に関数を返すことに対応する。
さらに、記憶媒体は、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、及び/又は情報を記憶する他の機械可読媒体を含む、データを記憶する1つ又は複数のデバイスを表すことができる。用語「機械可読媒体」は、ポータブル又は固定の記憶装置、光記憶装置、無線チャネル、並びに命令(複数可)及び/又はデータの記憶、収容、又は搬送が可能な様々な他の媒体を含むが、これらに制限されない。
さらに、実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、又はこれらの組み合わせで実施することができる。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、又はマイクロコードで実施される場合、必要なタスクを実行するためのプログラムコード又はコードセグメントを、記憶媒体又は他の記憶手段等の機械可読媒体に記憶することができる。この必要なタスクは、プロセッサが実行してもよい。コードセグメントは、プロシージャ、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラスを表し得、又は命令、データ構造、若しくはプログラム命令の組み合わせを表し得る。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、又はメモリ内容を渡し且つ/又は受け取ることによって別のコードセグメント又はハードウェア回路に結合することができる。情報、引数、パラメータ、データ等は、特にメモリ共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、及びネットワーク伝送を含む、適当な手段を介して渡すか、転送するか、又は伝送することができる。
新規のMACアルゴリズムであって、(a)リンク品質保証、(b)個々の輻輳制御、(c)可変データレート遷移ポリシー、及び/又は(d)逆方向リンク分割を含む、現代のCDMA干渉共有逆方向リンクに望ましい様々な特徴を有する、新規のMACアルゴリズムが開示される。このMAC設計は、すでに存在するパワーチャネルの機能を再定義すると共にこれまでに無視されてきたACK/NACKチャネルによって提供される情報を使用することによって、必要な帯域幅容量の多くを占有し得る新たな物理層シグナリングチャネルの導入を回避することができる。
新規のMAC方式は、伝送フィードバック情報(ACK/NACK)を監視して、通信リンクの品質を間接的に判断することによって逆方向リンクの品質保証を提供する。別の態様のMAC方式は、逆方向リンクの輻輳制御を実行する個々のATを標的にする能力を提供する。このMAC方式の別の特徴は、ANとATとの間での可変データレート及び不連続伝送をサポートとし、個々のATが送信レート及び送信パワーを自律的に調整することができるようにする。MAC方式は、逆方向リンク上で動作する無線装置の送信パワーを個々に制御することによって総チャネルリソースを異なるATに分けることもできる。
図1は、MAC方式を含む一例の無線通信システムを示す。アクセスネットワーク(AN)は、複数の基地局102、104、106、及び108を含み、複数の基地局102、104、106、及び108は、CDMAプロトコルを実施して、1つ又は複数のアクセス端末(AT)110、112、及び114とリンクを確立することができる。アクセス端末は、無線電話、携帯電話、無線計算装置、無線マルチメディアプレーヤ等の様々な無線装置を含むことができる。基地局コントローラ116は、通信リンクを介して基地局102、104、106、及び108に結合して、各基地局の動作を管理することができる。様々な実施態様によれば、MACアルゴリズムは、コントローラ116、1つ又は複数の基地局102、104、106、及び108、並びに/若しくはAT110、112、及び114、又はこれらの組み合わせで動作して、通信チャネルの使用を調整すると共に、総パワーをATに分配する。特に、MACアルゴリズムは、基地局が認識又は受信するパワーを管理する。逆方向リンク上において、AN(例えば、基地局102、104、106、及び108)がATから受信するパワーは、電力損失、環境条件、及び/又は地理的障害物によって、ATがANに送信するパワーよりも小さい場合がある。
最も単純なシナリオにおいて、固定データレートrにおいて逆方向リンクを通じてANと通信している多数(U個)のATがあり、ターゲットフレームエラーレート(FER)がε0であり得る。ライズオーバーサーマルγ(Rise Over Thermal)(ROT)(式1)が、ANにおけるすべてのATから受信される総パワー(例えば、基地局において認識される個々の各ATからの受信パワーpuRxの和)と熱雑音σ2との比として定義される。ROTは、セクタ内の輻輳の指標として機能することができ、
Figure 2009525002
として表現することができる。一般に、セクタのROTγは最大閾値γ0未満に保たれる。この単純化されたシナリオの場合、ANで動作可能なMACアルゴリズムは、ATからANが受信するパワーpuRxに基づいて、パワー制御コマンド、アップ(UP)又はダウン(DOWN)を使用し、ATから送信されるパワーである個々の送信パワーpuTxを設定する。したがって、ANは、ATから受信したパワーpuRxに基づいてATの最大送信パワー限度puTxMaxを設定させる。この最大送信パワー限度puTxMax内で、ATは、フレームエラーレート(FER)が
Figure 2009525002
であるように送信データレートrを変更することができる。この送信データレートrは、制約γ<γ0(例えば、これはANが最大送信パワー限度受信パワー限度puTxMaxを設定することによって制御される)を受ける。上式中、εuはターゲットATの所望のFERである。U、r、及びγ0の値によっては、所望のFER εuを提供する送信パワーpuのセットがないことがある。その場合、通信システムは輻輳していると言える。
ANにおいて動作可能な従来のMACアルゴリズムは、通常、例えば、逆方向リンク送信を停止するように何人かのユーザへのサービスを拒絶し、それによって、残りのATの干渉状況を軽減することによって輻輳制御を実施する。しかし、開示されるMACアルゴリズムは、輻輳制御が実施される場合に特定のATを標的にする能力を提供する。切り捨てるか、又は抑制する(例えば、「ダウン」パワー制御コマンドを使用して最大送信パワーpuTxMaxを低減することによって送信レートを強制的に低減する)ATを選択するために、様々な基準を使用することができる。例えば、MACは、ATのリソース利用(例えば、ライズオーバーサーマル)、サービスクラス種別(例えば、音声、データ等)、及び/又は顧客クラスを利用して、ATの送信レートを個々に低減又は制御することができる。
一実施態様は、アクセスネットワークAN(例えば、基地局)及び/又はアクセス端末ATにおいて動作可能なMACアルゴリズムを提供する。このMACアルゴリズムは、ATが、ANによるROT(例えば、輻輳指標)の予測可能性及び制御可能性に影響することなく送信レートrを増大及び/又は低減することができるようにしながら、無線通信システムの輻輳制御を提供する。例えば、ANは、ATからの受信パワーpuRxを見て、最大送信パワーpuTxMaxをATにおいて設定させる。そして、ATは、送信パワーpuTxを最大限度puTxMax以下に保ちながら送信レートrを増減することができる。
図2は、集中化されたMACアルゴリズムによって輻輳制御を実施する一例の方法を示す流れ図である。いくつかの実施態様において、この方法はAN(例えば、基地局(複数可)及び/又は基地局コントローラ)によって実施することができる。干渉共有通信チャネル又はセクタ内で動作している各AT(AT(u)、但し、但し、u=1,…,U)に関してANが受信する最大受信パワー限度(puRxMax、但し、u=1,…,U)が求められる(202)。この最大受信パワー限度puRxMaxは、ANがそのセクタに対して維持したい所望の輻輳レベル(例えば、ROTγ)に基づいて決めることができる。干渉共有通信チャネル又はセクタで動作している各ATの最小受信パワー限度(puRxMin)(AN/基地局によって受信される)も決めることができる(204)。この最小受信パワー限度puRxMinは、それより下では、追跡ループの維持及び/又は新しい信号マルチパスの探索が実行不可能であると考えられるパワーレベルであることができる。異なるチャネル状況及び/又は現代の復調技法(例えば、マルチアンテナビーム形成等)によって、異なるAT間で同じデータレートrを維持するために異なるパワーレベルpuになり得ることに留意されたい。したがって、最大受信パワーpuRxMax及び最小受信パワーpuRxMinは、セクタ内の各ATで異なり得る。
ANは、パワー制御「アップ」/「ダウン」コマンドを無線装置(例えば、AT)に送信して、その受信パワーpuRx(ANによって受信される)を対応する最大受信パワー限度puRxMax及び/又は最小受信パワー限度puRxMin内に維持する(206)。これらの「アップ」/「ダウン」コマンドは、実際には、無線装置(例えば、AT)の送信されるパワーpuRxを増大又は低減する。ANは、ROTが閾値γ0よりも大きいか否かを監視することによって輻輳が通信チャネルに存在するか否かを判断する(208)。
Figure 2009525002
輻輳が存在する場合、ANは、所望の輻輳レベルを達成するために、1つ又は複数のATによって送信されるパワーpuTxの(間接的又は直接的な)選択的パワー制御を実施する(210)。ANは、そのATから受信されるパワーpuRxが最大受信パワーpuRxMaxよりも大きいか、又は最小パワーpuRxMinよりも小さい場合、ATの送信パワーpuTxを調整する。最大受信パワーpuRxMax及び最小受信パワーpuRxMinは、ANによって各ATに対して個々に決定または設定することができる。すなわち、ANは、パワー制御「アップ」コマンドを送信して、ATがその送信パワーpuTxを増大することを示すことができ、且つ/又はパワー制御「ダウン」コマンドを送信して、その送信パワーpuTxを低減することを示すことができる。これらのパワー制御コマンドは、他のATに生じる干渉を最小化するために、ANが受信するパワーpuRxが適正であることを保証するので、ATはこれらのパワー制御コマンドに従う。パワー制御コマンドの使用によって、輻輳が発生すると、ANは各ATの最大パワー限度を個々に調整することができる。基地局は、端末ATが使用しているROTが多すぎる、又は少なすぎる場合にパワー制御コマンドを使用することができ、その他の場合、パワー制御コマンドを使用しない。アクセス端末ATは、ANからのパワー制御コマンドに従うが、パワー制御コマンドがない場合には、所望のFERに応じてより大きな/小さなパワーを送信することができる。すなわち、送信レートを増減することができる。いくつかの実施態様において、ANからの「アップ」パワー制御コマンド及び「ダウン」パワー制御コマンドに加えて、ANは、送信パワーの上限又は下限を変更する必要がないことを示す「変更なし(No Change)」コマンドを送信することもできる。「変更なし」コマンドをANから受信する場合、ATは送信パワーpuTxを適宜増大又は低減することができる。
最大受信パワーpuRxMaxを設定する能力によって、通信チャネルの逆方向リンクを1つ又は複数の無線装置に分けることも可能になる(212)。すなわち、各ATから受信されるパワーpuRxの量を個々に制御することによって、ANは、各ATがセクタ内の多重化通信チャネルの逆方向リンクにもたらす干渉を調整することができる。セクタ内の各ATからの受信パワーpuRxMaxを個々に調整することによって、ANは所望通りに逆方向リンクを分割することができる。
最大受信パワーpuRxMax(及びpuRxMin)は、AN上で動作しているMACアルゴリズムによって決められるため、ATはこの値にアクセスすることができない。しかし、puRxMaxの適切な知識であっても、ATは、許容最大パワー限度を越える場合に、パワー制御「ダウン」コマンドをANから常に受信する必要なく、可変レート送信という自由を十分に行使することができる。ATは、最大受信パワー限度puRxMax(ATが通信するANによって決められる)に関しての適切な知識を有する場合、所望通りにその送信レートrを自律的に変更することができる。したがって、MACアルゴリズムを、推定される最大受信パワー限度puRxMaxに基づいて各自の送信パワーpuTxを制御するATで動作可能なように提供することができる。最大受信パワー限度puRxMaxを取得するために、ATが利用することができるいくつかの選択肢がある。これらの概念は、所望であれば、ATが最小受信パワー限度puRxMinを得られるように修正することができる。
最大受信パワー限度puRxMaxを取得する一方法は、現在のパワー制御チャネルと同様に、ユーザ(AT)毎に物理層シグナリングチャネルを有することであり、ANは、この物理層シグナリングチャネルにおいて、puRxMax値をATに送信する。コマンドを送信、復号、及び返信することができる速度に関して、物理層シグナリングによって制御フィードバックループを実施する(パワー制御シグナリングのように)ことが非常に望ましい。しかしながら、通常、これらの物理層シグナリングチャネルは軽く符号化され、送信に使用されるリンクの総容量を大幅に低減し得るため、これはリソースの点でコストがかかる選択肢であり得る。したがって、いくつかの実施態様では、特に各ユーザ(例えば、AT)が個々のチャネルを利用するとき、物理層シグナリングチャネルの新しいMACへの追加を回避することが望ましいことがある。
ATがANから最大受信パワー限度puRxMaxを取得する第2の方法は、puRxMaxをATに転送する上位層シグナリングチャネルを有することである。この方式では、ANは制御パケットを使用して、各最大受信パワー限度puRxMaxを各ATに定期的に通知することができる。最大受信パワー限度puRxMaxは、通常、物理層シグナリングの更新速度よりもゆっくりと変化する数量であるため、高いシグナリングレートは必要ない。これは、この第2の方式を、専用の物理層シグナリングチャネルを有するよりも魅力的な選択肢にする。
図3は、アクセス端末(AT)が、その送信レートr及び/又は送信パワーpuTxを自律的に制御することができるように、そのアクセスネットワーク(AN)から最大受信パワー限度puRxMaxを間接的に取得する一例の方法を示す。この方法は、ATが、通常の動作中に受信するパワー制御「ダウン」コマンドに基づいてpuTxMax値を個々に推定することができるようにする。この方式は、ANとATとの間にpuRxMaxの明示的な通信がないものと仮定する。ATは、パワー制御コマンドの受信を監視する(302)。例えば、ANは、受信パワーがpuRxMax閾値を超えているATの送信パワーpuTxを、パワー制御「ダウン」コマンドを通じて低減する。パワー制御「ダウン」/「アップ」コマンドが受信される送信パワーレベルpuTxを追跡することによって、ATはこれらのパワー制御コマンドが受信された最大送信パワー限度puTxMax及び/又は最小送信パワー限度puTxMinを突き止めることができる(304)。したがって、ATは、干渉が割り振られた分を越える送信パワーレベルpuTxを求めることができ、ひいては送信ポリシーを変更することができる。例えば、最後のパワー制御「ダウン」コマンド後の時間τに、ATは、パワー制御「ダウン」コマンドをトリガしたパワーレベルと同じパワーレベルに達しないように送信機を自律的に調整することができる(304)。τの値は、ANがpuRxMax閾値を増大したときを素早く判断する能力(例えば、τはこのためには可能な限り短い)と、τと共に増大するATの挙動の可制御性との間でバランスをとるように選択することができる。
上述した方法のうちの1つ又は複数を使用して最大送信パワー限度puTxMax及び/又は最小送信パワー限度puTxMinを取得することによって、ATは、逆方向リンクの可変送信レート制御を実施することができる。
図4は、アクセス端末がその逆方向リンクの品質を監視して、所望のフレームエラーレートを達成することができるようにする一例の特徴を示す流れ図である。
一般に、ATは、通信チャネル上で以前に送信された情報の復号に関連するフィードバック情報を受信する(402)。現代の逆方向リンクプロトコルは、ANがACK/NACK物理層チャネルによって復号プロセスの結果をATに素早く通知するハイブリッド自動再送要求(H−ARQ)を含む。AN又は基地局は、(ATからANに)送信されたフレームが復号に成功した(ACK)か、又はフレームが復号に成功しなかった(NACK)かを示すビット又はシンボルをATに送信することができる。ACKを受信すると、ATは、現在のフレームの復号が成功したことを知り、したがって、次の送信期間中に新しいフレームをANに送信することができる。逆に、NACKの受信は復号エラーを示し、ATは、そのフレームの復号が成功するチャンスを増大するために、冗長な情報をANに送信する。この方式は、多くのチャネル状況下においてシステム容量を増大させる。
ATは、フィードバック情報に基づいて通信チャネルのサービス品質を判断する(404)。ACK/NACKメカニズムは、ATが、ANから見たフレームエラーレート(FER)を理解することができるようにする。特に、アクセス端末ATは、基地局ANから来るACK/NACKビットを使用してFERを追跡することができる。したがって、ATは、所望のFERに繋がる送信レートを選択することができる。ATは、明示的なAN制御なしでサービス品質要件を満たすために、これを使用して、逆方向リンクでの送信パワー及び/又はレート調整を自律的に行うことができる。或る意味において、ANがATに順方向リンクで送信するバイナリACK/NACKチャネルは、パワー制御を行う現在の方法(例えば、「アップ」/「ダウン」制御コマンド)に部分的に重複する。これは、両チャネルが何らかの形で逆方向リンクの状態をATに通知するためである。1つの特徴によって、ATはACK/NACKビットを使用して、送信パワー及び/又は送信レートを自律的に設定することができる。
図5は、順方向リンク上のACK/NACK情報を使用して、ATが所望のフレームエラーレートを満たすようにその送信パワー及びレートを自律的に調整することができるようにする一例の方法を示す。ATは、最大送信パワー限度puTxMaxを取得し(502)且つ/又は最小送信パワー限度puTxMin(504)を取得する。ANは、所望の輻輳レベルに基づいて最大受信パワー限度puRxMax及び/又は最小受信パワー限度puRxMinを決めることができる。次に、ATは、本明細書において述べた方法のうちの1つ又は複数によって、最大送信パワーpuTxMax(ANでの最大受信パワーpuRxMaxに対応する)及び/又は最小送信パワーpuTxMin(ANでの最小受信パワーpuRxMinに対応する)の値を求めるか、又は推定することができる。ATは、ATに送信パワーpuTxを最大パワー閾値と最小パワー閾値との間に維持させるパワー制御コマンド(例えば、「アップ」、「ダウン」、「変更なし」等)をANから受信する(506)。ATは、送信機をそれに従って調整することによって、ANからのこれらのパワー制御コマンドに従う(508)。これによって、素早く、且つ個別化された輻輳制御が可能となる。ANからのパワー制御コマンドに従いながら(例えば、送信パワーpuTxを範囲puTxMin<puTx<puTxMax内に維持しながら)、ATは、サービス要件グレードを満たすように、送信レートr及びパワーpuTxを自由に変更することができる。したがって、ATは、送信機を最大送信パワー限度puTxMaxと最小送信パワー限度puTxMinの範囲内に維持しながら、所望のサービスグレードを満たすように送信レートr及びパワーpuTxを自律的に調整することができる(510)。これは、上述したように、ACK/NACKビットを使用してフレームエラーレート(FER)を監視し、それによって、サービス品質を保証することによって行うことができる。「濫用している」ATを、FERを心配する必要なく素早くパワー制御ダウンする能力によって(ATは、フレーム又はパケットが失われ始めると、それに従って送信レートを低減する)、現在のレート制御方式よりもはるかに積極的な送信レート増大ポリシーが可能になる。
1つの特徴によれば、ATは、所望のフレームエラーレートを満たすように、送信パワーpuTx及びレートrを自律的且つ段階増分的に調整することができる。時間期間k中に、ATは推定される最大送信パワー限度pkTxMaxを更新する。但し、
Figure 2009525002
は、送信期間kの利用可能な各情報送信レートr=1,…,Rに対して、所望のFERを達成する送信パワーの推定を含む、R次元ベクトルである。パワー制御コマンドが「ダウン」である場合、ATは、pkTxMax=pk-1−Δであるように推定最大送信パワー限度を更新する。但し、Δは推定最大送信パワー限度を低減する量である。パワー制御コマンドが「アップ」である場合、ATは、pkTxMax=pk-1+Δであるように推定最大送信パワー限度を更新する。但し、Δは推定最大送信パワー限度を増大する量である。その他の場合、パワー制御コマンドがANから受信されないと、推定最大送信パワー限度は、前のパワー推定と、時間τと、他の係数との関数(pkTxMax=f(p(k-1)TxMax,τ,…))として更新される。「変更なし」であるとき、又はパワー制御コマンドがANから受信されないとき、ATは、所望のFERを達成するように送信レートを調整することができる。
kTxMaxを増大する別の選択肢は、順方向リンクで送信される汎用ビット(例えば、肯定応答−ACKビット)であって、送信パワーpkTxを増大することができることをATに通知する、汎用ビットをANにセットさせることである。例えば、ATの送信パワー
Figure 2009525002
は、受信されるACKビットを追跡すると共に、式
Figure 2009525002
に従ってパワーレベルを調整することによって更新される。式中、復号がANにおいて失敗した場合はACKk=0であり、復号が成功した場合はACKk=1であり、δ+及びδ-はそれぞれ、送信パワーを増減する増分である。
Figure 2009525002
は、ATが所望FERを有するために送信するパワーレベルを追跡する。レートの数と同じ数の
Figure 2009525002
値があり得る。パケットが失われると(NACK又はACK=0)、これは、ATの送信パワーレベルが低すぎること、及びATは送信パワーを増大することを意味する。さらに、パケットが正確に受信されると(ACK=1)、ATは送信パワーを低減することができる。すなわち、送信パワー
Figure 2009525002
は、続く送信でどれくらいのパワーを使用すべきかの推定値を提供する。送信パワー
Figure 2009525002
は、ACKビットの論理状態に従ってδ+だけ増大されるか、又はδ-だけ低減され、送信パワー
Figure 2009525002
は、直前の送信の復号が失敗した場合に増大され、直前の送信の復号が成功した場合に低減される。送信データレートrは、
Figure 2009525002
に従って決められる。式中、rkは特定の時間kにおける上位層からの所望の送信レートであり、rmaxは、送信パワー
Figure 2009525002
が最大送信パワー限度pkTxMax以下に保たれながら許容される最大のレートである。このようにして、ATは、所望の送信レートrk及び最大許容送信レートrmaxのうちの小さい方である送信レートrを有する。
いくつかの実施態様において、通信システム内のうちの1つ又は複数のアクティブなATを、2つ以上のセクタ(例えば、異なる基地局又は異なるネットワーク)によって監視し、パワー制御することができる。図6は、競合するパワー制御コマンドが存在する中で送信パワーを制御する一例の方法を示す流れ図である。特定の通信システムにおいて、ATは、例えば、2つ以上のセクタからパワー制御「ダウン」コマンドを受信し得る(602)。すなわち、2つのセクタが提案されている集中化MACを使用している場合、特定のATに対する最大受信パワーpuRxMaxのそれぞれの特定の割り当てによって、同じATに対して2つの異なる最大受信パワー限度puRxMaxが発生する可能性がある。ATは、「OR」関数を2つ以上のセクタから受信したパワー制御「ダウン」コマンドに適用することによってこれらの2つ以上の最大受信パワー限度puRxMaxの中から決めることができる。特に、ATは、2つ以上のセクタに関連する最大送信パワー限度puTxMaxのうちの最も低い限度(例えば、最も制約的な限度)を選択する(604)。最も低い最大送信パワー限度は、いずれのセクタからもそれ以上のパワー制御「ダウン」コマンドを受信しない送信パワーレベルpuTxMaxであることができる。2つ以上の最大送信パワー限度のうちの小さい方で送信機を動作させるように選択することによって、ATは、逆方向リンク上の干渉を1つ又は複数のセクタに指定された閾値未満に保つ。そして、ATは、最大送信パワー限度のうちの最も低い限度で送信することができる(606)。
図6に示される方法は、いくつかのMAC実施態様において、ATが2つ以上のパワー制御「アップ」コマンドの中から選択することによっても実施することができる。さらに、2つ以上の異なる基地局からの「アップ」コマンド及び「ダウン」コマンドの間では、ATは「ダウン」コマンドに従う。すなわち、1つの基地局が「ダウン」コマンドをATに送信する限り、ATはその「ダウン」コマンドに従う。これは、いずれのATも近傍のATからの送信による負の影響を受けないことを保証する。
図7は、MACアルゴリズムのうちの1つ又は複数の特徴を実施することができる一例の装置702を示す。装置702は、基地局、AT、及び/又はコントローラの一部である。装置702は、処理ユニット704、記憶ユニット706、及び通信インタフェース708を備えることができる。処理ユニット704は、MACアルゴリズを実施するために記憶ユニットに記憶されている命令、データ、及び/又は他の情報を取得することができる。処理ユニット704は、有線の又は無線の通信インタフェース708を通じて通信を外部の有線又は無線装置から送受信して、本MACアルゴリズムを実施することができる。様々な実施態様において、装置は、本明細書において述べた、リンク品質保証、個々の輻輳制御、可変データレート遷移ポリシー、及び/又は逆方向リンク分割の特徴のうちの1つ又は複数を実施することができる。
図8は、逆方向リンクチャネル輻輳制御及び逆方向リンク分割を実行するように構成される、基地局等のアクセスネットワークAN装置802の構成要素例を示す。アクセスネットワーク装置802は、干渉共有通信チャネル上で動作している1つ又は複数の無線装置のそれぞれについて最大受信パワー限度を決めるように構成される最大受信パワープロセッサ804を備える。通信チャネル輻輳検出器806は、輻輳が通信チャネルに存在するか否かを判断するように構成される。選択的受信パワーコントローラ808は、1つ又は複数の無線装置の選択的受信パワー制御を実施して、所望の輻輳レベルを達成する。逆方向リンク分割器810は、通信チャネルの逆方向リンク上で動作している1つ又は複数の無線装置の間で、そのうちの1つ又は複数の無線装置の最大受信パワー限度を個々に調整することによって、通信チャネルの逆方向リンクを分割することができるようにする。
図9は、逆方向リンクサービス品質を間接的に判断すると共に、送信レート及びパワーを調整するように構成される無線装置AT902の構成要素を示す。無線装置902は、オプションとして、パワー制御コマンドを受信するための通信インタフェース904を備えることができる。無線装置902は、パワー制御コマンドが受信されるパワーレベルを突き止めることによって最大送信パワー限度を推定する最大送信パワー推定器906を備える。無線装置902は、送信された情報の復号に成功したか否かのフィードバックに基づいて、通信チャネルの逆方向リンク上のサービス品質を判断するサービス品質検出器も備える。送信レート・パワーコントローラ910によって、サービス品質が所望のサービスグレードを満たすように、逆方向リンク送信レート及び送信パワーを調整することができるようにする。
図7、図8、及び/又は図9に示される構成要素及び機能のうちの1つ又は複数は、本発明から逸脱することなく、単一の構成要素に再構成し、且つ/又は組み合わせるか、又はいくつかの構成要素で具現化することができる。本発明から逸脱することなく、追加の要素又は構成要素を追加してもよい。図7、図8、及び/又は図9に示される装置、デバイス、及び/又は構成要素は、図2、図3、図4、図5、及び/又は図6に示される方法、特徴、又はステップを実行するように構成することができる。
上記実施形態は単なる例であり、本発明を制限するものとして解釈されないことを留意されたい。例えば、本媒体アクセス制御を実施するデバイスは、干渉共有通信チャネルで動作している1つ又は複数の無縁装置のそれぞれについて最大受信パワー限度を決める手段と、輻輳が通信チャネルに存在するか否かを判断する手段と、1つ又は複数の無線装置の選択的送信パワー制御を実施して、所望の輻輳レベルを達成する手段とを備えることができる。ここで、最大受信パワー限度を決める手段は、図10の装置1000に示されるパワー決定モジュール1010で構成することができる。装置1000に示されるように、輻輳が存在するか否かを判断する手段は、輻輳判断モジュール1020で構成することができ、選択的送信パワー制御を実施する手段はパワー実施モジュール1030で構成することができる。
別の例において、無線装置は、最大送信パワー限度を取得する手段と、送信パワーを最大送信パワー限度以下に維持しながら、所望のサービスグレードを満たすように逆方向リンク送信レート及び送信パワーを自律的に調整する手段とを備える。無線装置は、パワー制御コマンドを受信する手段と、パワー制御コマンドが受信されるパワーレベルを突き止めることによって最大送信パワー限度を推定する手段とをさらに備えることができる。また、無線装置は、送信された情報の復号が成功したか否かのフィードバックに基づいて逆方向リンク通信チャネルのサービス品質を判断する手段と、サービス品質が所望のサービスグレードを満たすように、逆方向リンク送信レート及び送信パワーを調整する手段とをさらに備えることができる。ここで、最大送信パワー限度を取得する手段は、図11の装置1100に示されるパワー取得モジュール1110で構成することができる。逆方向リンクを自律的に調整する手段は、装置1100に示される調整モジュール1120で構成することができる。
別法として、装置1000及び/又は装置1100のうちの1つ又は複数の要素は、そのうちの1つ又は複数の要素の機能を制御及び/又は実行するように構成されるプロセッサによって実施することができる。同様に、装置1000及び/又は装置1100のうちの1つ又は複数の要素は、そのうちの1つ又は複数の要素の機能を実行するように構成される命令を含む機械可読媒体によって実施することができる。
したがって、実施形態の説明は特許請求の範囲を制限するものではなく例示を目的とする。したがって、本教示は、他の種類の装置に容易に適用することが可能であり、多くの代替形態、変更形態、及び変形形態が当業者に明らかになるであろう。
MAC方式を実施する無線通信システムを示す一例の図である。 集中化されたMACアルゴリズムによる輻輳制御を実施する方法を示す一例の流れ図である。 アクセス端末がアクセスネットワークから最大送信パワー限度を間接的に取得して、アクセス端末がその送信レートを自律的に制御することができるようにする一例の方法を示す図である。 アクセス端末がその逆方向リンクの品質を監視して、所望の最大フレームエラーレートを達成することができるようにする特徴を示す流れ図である。 順方向リンク上のACK/NACK情報を使用して、アクセス端末が所望のフレームエラーレートを満たすようにその送信パワー及びレートを自律的に調整することができるようにする一例の方法を示す図である。 競合するパワー制御コマンドが存在する場合に送信パワーを制御する一例の方法を示す流れ図である。 MACアルゴリズムのうちの1つ又は複数の特徴を実施する一例の装置を示す図である。 逆方向リンクチャネル輻輳制御及び逆方向リンク分割を実行するように構成されるアクセスネットワーク装置の構成要素例を示す図である。 逆方向リンクサービス品質を間接的に判断すると共に、送信レート及びパワーを調整するように構成される無線装置の構成要素例を示す図である。 媒体アクセス制御を実施する一例のデバイスを示す図である。 無線装置の別の例を示す図である。

Claims (37)

  1. 干渉共有通信チャネルを通じて1つ又は複数の無線装置と無線通信する通信インタフェースと、
    前記通信インタフェースに結合される処理ユニットであって、
    前記1つ又は複数の無線装置のそれぞれについて最大受信パワー限度を決めるように、且つ、
    受信パワーを、対応する最大受信パワー限度内に維持するように、個々のパワー制御コマンドを前記1つ又は複数の無線装置に送信するように
    構成される、処理ユニットと
    を備える、装置。
  2. 前記処理ユニットは、チャネル輻輳が前記通信チャネルに存在するか否かを判断するようにさらに構成される、請求項1に記載の装置。
  3. すべての無線装置から受信される総パワーと前記通信チャネルの熱雑音との比が閾値量を超える場合、輻輳が存在する、請求項2に記載の装置。
  4. 前記処理ユニットは、チャネル輻輳が存在する場合、チャネル輻輳を低減するように前記最大受信パワー限度のうちの1つ又は複数を調整するようにさらに構成される、請求項2に記載の装置。
  5. 前記処理ユニットは、前記通信チャネルの逆方向リンクを前記1つ又は複数の無線装置の間で分割するようにさらに構成される、請求項1に記載の装置。
  6. 前記通信チャネルの前記逆方向リンクを分割することは、前記装置が通信するすべての無線装置の間で前記通信チャネルの前記逆方向リンクを比例的に分割することを含む、請求項5に記載の装置。
  7. 前記逆方向リンクを分割することは、所望の分割を達成するように、1つ又は複数の無線装置について前記最大受信パワー限度を個々に調整することによって達成される、請求項5に記載の装置。
  8. 前記処理ユニットは、前記1つ又は複数の無線装置のそれぞれについて最小受信パワー限度を決めるように、且つ
    受信パワーを、対応する最小受信パワー限度よりも上に維持するようにパワー制御コマンドを前記無線装置のうちの1つ又は複数に送信するように
    さらに構成される、請求項1に記載の装置。
  9. 媒体アクセス制御を実施するデバイスであって、
    干渉共有通信チャネル上で動作している1つ又は複数の無線装置のそれぞれについて最大受信パワー限度を決める手段と、
    輻輳が前記通信チャネルに存在するか否かを判断する手段と、
    所望の輻輳レベルを達成するように、前記1つ又は複数の無線装置の選択的送信パワー制御を実施する手段と
    を備える、デバイス。
  10. 前記1つ又は複数の無線装置の前記最大受信パワー限度を個々に調整することによって、前記通信チャネルの逆方向リンク上で動作している前記1つ又は複数の無線装置の間で前記通信チャネルの前記逆方向リンクを分割する手段をさらに備える、請求項9に記載のデバイス。
  11. 媒体アクセス制御を実施する方法であって、
    干渉共有通信チャネル上で動作している1つ又は複数の無線装置のそれぞれについて最大受信パワー限度を決めることと、
    輻輳が前記通信チャネルに存在するか否かを判断することと、
    所望の輻輳レベルを達成するように、前記無線装置のうちの1つ又は複数の選択的送信パワー制御を実施することと
    を含む、方法。
  12. 前記1つ又は複数の無線装置の間で前記通信チャネルの逆方向リンクを分割することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 所望の分割を達成するように、1つ又は複数の無線装置について前記最大受信パワー限度を個々に調整することをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記1つ又は複数の無線装置のそれぞれについて最小受信パワー限度を決めることと、
    受信パワーを、対応する最小受信パワー限度よりも上に維持するように、パワー制御コマンドを前記無線装置のうちの1つ又は複数に送信することと
    をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  15. 処理ユニットであって、
    干渉共有通信チャネルを通じて1つ又は複数の無線装置と通信することと、
    干渉共有通信チャネル上で通信している1つ又は複数の無線装置のそれぞれについて最大受信パワー限度を決めることと、
    受信パワーを、対応する最大受信パワー限度内に維持するように、パワー制御コマンドを1つの無線装置に送信することと、
    輻輳が前記通信チャネルに存在するか否かを判断することと、
    輻輳が閾値レベルよりも大きい場合、前記最大受信パワー限度のうちの1つ又は複数を調整することによって輻輳を低減することと
    を制御するように構成される、処理ユニット。
  16. 前記通信チャネル上で動作している前記1つ又は複数の無線装置のうち複数の間で前記通信チャネルの逆方向リンクを分割することを制御するようにさらに構成される、請求項15に記載の処理ユニット。
  17. 干渉共有通信チャネルの媒体アクセス制御用の、プロセッサによって実行可能な命令を含む機械可読媒体であって、前記命令は、プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに、
    前記干渉共有通信チャネル上で動作している1つ又は複数の無線装置のそれぞれについて最大受信パワー限度を決めることと、
    輻輳が前記通信チャネルに存在するか否かを判断することと、
    前記通信チャネルを閾値輻輳レベル以下に維持するように、前記無線装置のうちの1つ又は複数の選択的送信パワー制御を実施することと
    を含む動作を実行させる、機械可読媒体。
  18. 前記1つ又は複数の無線装置の間で前記通信チャネルの逆方向リンクを分割するように、前記1つ又は複数の無線装置について前記最大受信パワー限度を個々に調整することをさらに含む、請求項17に記載の機械可読媒体。
  19. 調整可能な送信パワーを有する無線通信インタフェースであって、干渉共有逆方向リンク通信チャネルを介して基地局と通信する、無線通信インタフェースと、
    前記無線通信インタフェースに結合される処理ユニットであって、
    最大送信パワー限度を取得するように、且つ
    前記送信パワーを前記最大送信パワー限度以下に維持しながら、所望のサービスグレードを満たすように、送信レート及び前記送信パワーを自律的に調整するように
    構成される、処理ユニットと
    を備える、装置。
  20. 前記処理ユニットは、パワー制御コマンドに従って前記送信パワーを調整することによって、前記無線通信インタフェースを通じて受信される前記パワー制御コマンドに従うようにさらに構成される、請求項19に記載の装置。
  21. 前記処理ユニットは、
    前記パワー制御コマンドの受信を監視するように、且つ
    パワー制御コマンドが受信されるパワーレベルを突き止めることによって、前記最大送信パワー限度を決めるように
    さらに構成される、請求項19に記載の装置。
  22. 前記処理ユニットは、
    以前に送信された情報の復号に関連するフィードバック情報を受信するように、且つ
    前記フィードバック情報に基づいて前記逆方向リンク通信チャネルのサービス品質を判断するように
    さらに構成される、請求項19に記載の装置。
  23. 前記受信されるフィードバック情報は、送信された情報の復号に成功したか否かの肯定応答を含む、請求項22に記載の装置。
  24. 前記サービス品質はフレームエラーレートである、請求項22に記載の装置。
  25. 前記処理ユニットは、前記逆方向リンク通信チャネルの前記サービス品質が前記所望のサービスグレードを満たすように前記送信パワーを調整するようにさらに構成される、請求項22に記載の装置。
  26. 前記処理ユニットは、前記逆方向リンク通信チャネルの前記サービス品質が前記所望のサービスグレードを満たすように前記送信レートを調整するようにさらに構成される、請求項22に記載の装置。
  27. 無線装置であって、
    最大送信パワー限度を取得する手段と、
    送信パワーを前記最大送信パワー限度以下に維持しながら、所望のサービスグレードを満たすように、逆方向リンク送信レート及び前記送信パワーを自律的に調整する手段と
    を備える、無線装置。
  28. パワー制御コマンドを受信する手段と、
    パワー制御コマンドが受信されるパワーレベルを突き止めることによって、前記最大送信パワー限度を推定する手段と
    をさらに備える、請求項27に記載の装置。
  29. 送信された情報の復号に成功したか否かのフィードバックに基づいて、前記逆方向リンク通信チャネルのサービス品質を判断する手段と、
    前記サービス品質が前記所望のサービスグレードを満たすように、前記逆方向リンク送信レート及び前記送信パワーを調整する手段と
    をさらに備える、請求項32に記載の無線装置。
  30. 無線装置上で動作可能な媒体アクセス制御の方法であって、
    最大送信パワー限度を取得することと、
    送信パワーを前記最大送信パワー限度以下に維持しながら、所望のサービスグレードを満たすように、逆方向リンクの送信レート及び前記送信パワーを自律的に調整することと
    を含む、方法。
  31. パワー制御コマンドの受信を監視することと、
    前記パワー制御コマンドに従って前記送信パワーを調整することによって、受信されるパワー制御コマンドに従うことと、
    パワー制御コマンドが受信されるパワーレベルを突き止めることによって、前記最大送信パワー限度を決めることと
    をさらに含む、請求項30に記載の方法。
  32. 送信された情報の復号が成功したか否かの肯定応答を受信することと、
    前記受信された肯定応答に基づいて前記逆方向リンク通信チャネルのサービス品質を判断することと
    をさらに含む、請求項30に記載の方法。
  33. 2つ以上のセクタからパワー制御ダウンコマンドを受信することと、
    前記2つ以上のセクタに関連付けられる前記最大送信パワー限度のうちの最も低い限度を選択することと、
    前記最大送信パワー限度のうちの最も低い限度で送信することと
    をさらに含む、請求項30に記載の方法。
  34. 処理ユニットであって、
    干渉共有逆方向リンク通信チャネルを通じて基地局と通信することと、
    最大送信パワー限度を取得することと、
    送信パワーを前記最大送信パワー限度以下に維持しながら、所望のサービスグレードを満たすように、逆方向リンク送信レート及び送信パワーを自律的に調整することと
    を制御するように構成される、処理ユニット。
  35. パワー制御コマンドの受信を監視することと、
    パワー制御コマンドが受信されるパワーレベルを突き止めることによって、前記最大送信パワー限度を推定することと
    を制御するようにさらに構成される、請求項34に記載の処理ユニット。
  36. 送信された情報の復号が成功したか否かのフィードバックに基づいて、前記逆方向リンク通信チャネルのサービス品質を判断することと、
    前記サービス品質が前記所望のサービスグレードを満たすように、前記逆方向リンク送信レート及び前記送信パワーを調整することと
    を制御するようにさらに構成される、請求項34に記載の処理ユニット。
  37. 干渉共有通信チャネルの媒体アクセス制御用の、プロセッサによって実行可能な命令を含む機械可読媒体であって、前記命令は、プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに、
    最大送信パワー限度を取得することと、
    送信パワーを前記最大送信パワー限度以下に維持しながら、所望のサービスグレードを満たすように、逆方向リンク送信レート及び送信パワーを自律的に調整することと
    を含む動作を実行させる、機械可読媒体。
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