JPH08181291A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

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JPH08181291A
JPH08181291A JP6324811A JP32481194A JPH08181291A JP H08181291 A JPH08181291 A JP H08181291A JP 6324811 A JP6324811 A JP 6324811A JP 32481194 A JP32481194 A JP 32481194A JP H08181291 A JPH08181291 A JP H08181291A
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JP
Japan
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film
semiconductor substrate
forming
storage node
oxide film
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JP6324811A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Tsukamoto
和宏 塚本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、より微少な領域で十分なキャパシ
タ容量を得ることができるように改良された半導体記憶
装置を提供することを最も主要な特徴とする。 【構成】 半導体基板1の上にストレージノード10が
設けられている。ストレージノード10は、半導体基板
1の表面から上方向に延びる垂直部20と、半導体基板
1に対して実質的に平行に延びる上面21aと下面21
bを有する水平部21と、垂直部20の上端から延び、
水平部21の上面21aに接続されるように折曲げら
れ、垂直部20と水平部21とを接続する接続部22と
を含む。ストレージノード10の水平部21の上面21
aと下面21b、および接続部22の外表面を被覆する
ように、半導体基板1の上に、キャパシタ絶縁膜11が
設けられている。キャパシタ絶縁膜11を介在させて、
ストレージノード10に対向するようにセルプレート電
極12が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般に半導体記憶装
置に関するものであり、より特定的には、微少な領域で
十分なキャパシタ容量を得ることができるように改良さ
れた半導体記憶装置に関する。この発明は、さらに、そ
のような半導体記憶装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイナミックランダムアクセスメモリ
(DRAM)は、1個のトランジスタと1個のキャパシ
タ・セルからなるメモリセルを集積した構造を有してい
る。最近のDRAMの高集積化の要求に伴って、より小
さなサイズのキャパシタセルが必要とされている。この
ため、より小さなスペースでキャパシタの容量を大きく
するための手段として、キャパシタセルの表面積を広げ
る方法が種々考えられている。
【0003】図17は、特開平6−53412号公報に
開示されているスタックトキャパシタ型DRAMの断面
図である。
【0004】図17を参照して、シリコン基板31の上
に、フィールド酸化膜32が設けられている。素子形成
領域にゲート絶縁膜33、ゲート電極41、ソース・ド
レイン領域51,52が設けられている。ゲート電極4
1を覆うように、シリコン基板31の上に、層間絶縁膜
36が設けられている。第1の層間絶縁膜37の上に第
2の層間絶縁膜39が設けられ、さらに、第2の酸化膜
38の上に第3の層間絶縁膜310が設けられている。
第3の層間絶縁膜310、第2の層間絶縁膜39、第1
の層間絶縁膜37を貫通する、ソース・ドレイン領域5
1の表面を露出させるためのコンタクト孔321が設け
られている。コンタクト孔321の側面に、絶縁性スペ
ーサ19が形成され、ひいては、コンタクト孔321a
が設けられている。コンタクト孔321aを通って、ソ
ース・ドレイン領域51に蓄積電極316が接続されて
いる。蓄積電極316の表面を被覆するように、キャパ
シタ絶縁膜317がシリコン基板31の上に設けられて
いる。キャパシタ絶縁膜317を介在させて、蓄積電極
316を被覆するように、セルプレート電極318が設
けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のスタックトキャ
パシタ型DRAMは以上のように構成されている。しか
しながら、今後、より高度な微細化に対処するために
は、より微少な領域で十分なキャパシタ容量を得る工夫
が必要とされている。
【0006】それゆえに、この発明の目的は、より微少
な領域で十分なキャパシタ容量が得られるように改良さ
れた半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0007】この発明のさらに他の目的は、そのような
半導体記憶装置を製造する方法を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の局面に
従う半導体記憶装置は、半導体基板と、上記半導体基板
の上に設けられたストレージノードと、を備える。上記
ストレージノードは、上記半導体基板の表面から上方向
に延びる垂直部と、上記半導体基板に対して実質的に平
行に延び、上面と下面を有する水平部と、上記垂直部の
上端から延び、上記水平部の上記上面に接続されるよう
に折曲げられ、上記垂直部と上記水平部とを接続する接
続部とを含む。当該装置は、さらに、上記水平部の上面
と下面、上記接続部の外表面を被覆するように上記半導
体基板の上に設けられたキャパシタ絶縁膜を備える。上
記キャパシタ絶縁膜を介在させて、上記ストレージノー
ドに対向するように、セルプレート電極が設けられてい
る。
【0009】この発明の好ましい実施態様によれば、上
記ストレージノードの上記垂直部には、該垂直部の上端
から上記半導体基板の表面近くまで掘り下げられた凹部
が形成されており、上記キャパシタ絶縁膜は上記凹部の
表面をも被覆している。
【0010】この発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、上記ストレージノードは、上記水平部と上記半導体
基板との間に位置し、上記垂直部の側壁から水平方向に
延びる第2の水平部を含み、上記キャパシタ絶縁膜は、
上記第2の水平部の外表面をも被覆している。
【0011】この発明の第2の局面に従う半導体記憶装
置の製造方法によれば、まず、半導体基板の上に、第1
の酸化膜、窒化膜、および第2の酸化膜を順次形成す
る。上記第2の酸化膜中に、上記窒化膜の表面を露出さ
せるための、所定の径を有する開口部を形成する。上記
開口部の側壁面を被覆するスペーサを形成する。上記ス
ペーサをマスクにして、異方性酸化膜エッチングを全面
に行ない、それによって、上記第2の酸化膜の膜厚を減
少させ、かつ上記スペーサで取囲まれた領域内にある上
記窒化膜の部分、および上記第1の酸化膜の部分をエッ
チング除去し、上記半導体基板の表面を露出させるスト
レージノードコンタクトホールを形成する。上記ストレ
ージノードコンタクトホール内を埋込むように、上記半
導体基板の上に第1の導電体膜を形成する。上記第1の
導電体膜の上であり、かつ上記開口部の上に、該開口部
を中心にして、上記開口部が占める領域よりも広い領域
を覆うレジストを形成する。上記レジストをマスクにし
て、上記第1の導電体膜をパターニングし、その後、ウ
ェットエッチングにより上記第1の酸化膜をすべて除去
する。パターニングされた上記第1の導電体膜の外表面
を被覆するキャパシタ絶縁膜を形成する。上記キャパシ
タ絶縁膜を介在させて、上記第1の導電体膜に対向する
第2の導電体膜を上記半導体基板の上に形成する。
【0012】この発明の第3の局面に従う半導体記憶装
置の製造方法においては、まず、半導体基板の上に、第
1の酸化膜、ポリシリコン膜、および第2の酸化膜を順
次形成する。上記第2の酸化膜中に、上記ポリシリコン
膜の表面を露出させるための、所定の径を有する開口部
を形成する。上記開口部の側壁面を被覆するスペーサを
形成する。上記スペーサで取囲まれた領域内にある上記
ポリシリコン膜の部分をエッチング除去する。上記スペ
ーサをマスクにして、異方性酸化膜エッチングを全面に
行ない、それによって、上記第2の酸化膜の膜厚を減少
させ、かつ上記スペーサで取囲まれた領域内にある上記
第1の酸化膜の部分をエッチング除去し、上記半導体基
板の表面を露出させるストレージノードコンタクトホー
ルを形成する。上記ストレージノードコンタクトホール
内を埋込むように、上記半導体基板の上に第1の導電体
膜を形成する。上記第1の導電体膜の上であり、かつ上
記開口部の上に、該開口部を中心にして、該開口部が占
める領域よりも広い領域を覆うレジストを形成する。上
記レジストをマスクにして、上記第1の導電体膜をパタ
ーニングし、その後ウェットエッチングにより上記第2
のシリコン酸化膜をすべて除去する。上記レジストをマ
スクにして、上記ポリシリコン膜を異方性エッチングす
る。パターニングされた上記第1の導電体膜および上記
ポリシリコン膜の外表面を被覆するキャパシタ絶縁膜を
形成する。上記キャパシタ絶縁膜を介在させて、上記第
1の導電体膜および上記ポリシリコン膜に対向する第2
の導電体膜を上記半導体基板の上に形成する。
【0013】
【作用】この発明の第1の局面に従う半導体記憶装置に
よれば、ストレージノードが、半導体基板の表面から上
方向に延びる垂直部と、上記半導体基板に対して実質的
に平行に延び、上面と下面を有する水平部と、上記垂直
部の上端から延び、上記水平部の上記上面に接続される
ように折曲げられ、上記垂直部と上記水平部とを接続す
る接続部とを含むので、ストレージノードの表面積が増
大する。
【0014】この発明の第2の局面に従う半導体記憶装
置の製造方法によれば、半導体基板の表面から上方向に
延びる垂直部と、上記半導体基板に対して実質的に平行
に延び、上面と下面を有する水平部と、上記垂直部の上
端から延び上記水平部の上記上面に接続されるように折
曲げられ、上記垂直部と上記水平部とを接続する接続部
とを含むストレージノードが得られるので、ストレージ
ノードの表面積の大きい半導体記憶装置が得られる。
【0015】この発明の第3の局面に従う半導体記憶装
置の製造方法によれば、半導体基板の表面から上方向に
延びる垂直部と、上記半導体基板に対して実質的に平行
に延び、上面と下面を有する水平部と、上記垂直部の上
端から延び、上記水平部の上記上面に接続されるように
折曲げられた、上記垂直部と上記水平部とを接続する接
続部と、上記水平部と上記半導体基板との間に位置し、
上記垂直部の側壁から水平方向に延びる第2の水平部
と、を含むストレージノードが得られるので、ストレー
ジノードの表面積の大きい半導体記憶装置が得られる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。
【0017】実施例1 図1は、実施例1に係る半導体記憶装置の断面図であ
る。
【0018】実施例1に係るDRAMは、半導体基板1
を備える。半導体基板1の上にシリコン酸化膜2とシリ
コン窒化膜3が設けられている。当該DRAMは、シリ
コン基板1の上に設けられたストレージノード10を備
える。ストレージノード10は、シリコン基板1の表面
から上方向に延びる垂直部20と、シリコン基板1に対
して実質的に平行に延び、上面21aと下面21bを有
する水平部21と、垂直部20の上端から延び、水平部
21の上面21aに接続されるように折曲げられ、垂直
部20と水平部21とを接続する接続部22を含む。水
平部21の上面21aと下面21b、接続部22の外表
面を、キャパシタ絶縁膜11が被覆している。キャパシ
タ絶縁膜11を介在させて、ストレージノード10に対
向するようにセルプレート電極12が設けられている。
ストレージノード10は、後述するように、スペーサ7
の段差を利用して形成される。ストレージノード10が
スペーサ7の段差を利用して形成され、かつ水平部21
の裏面21bまでもキャパシタとして利用しているの
で、ストレージノード10の表面積が増大し、ひいて
は、キャパシタ容量の大きい半導体記憶装置が得られ
る。
【0019】次に、上述の半導体記憶装置の製造方法に
ついて説明する。図2を参照して、シリコン基板1の上
に、第1のシリコン酸化膜2、シリコン窒化膜3、およ
び第2のシリコン酸化膜4を、CVD法等により形成す
る。その後、フォトレジスト5を塗布する。フォトレジ
スト5中に、後に形成すべきストレージノードコンタク
トホールを形成するための開口部5aができるように、
フォトレジスト5をパターニングする。
【0020】図2と図3を参照して、フォトレジスト5
をマスクにして、第2のシリコン酸化膜4をエッチング
し、第2のシリコン酸化膜4中に開口部4aを形成す
る。その後、フォトレジスト5を除去した後、全面にリ
ン等を含むポリシリコン膜6を、CVD等により形成す
る。
【0021】図3と図4を参照して、ポリシリコン膜6
を異方性エッチングし、第2のシリコン酸化膜4の開口
部4aの側壁に、ポリシリコンスペーサ7を形成する。
【0022】図4と図5を参照して、ポリシリコンスペ
ーサ7をマスクにして、異方性酸化膜エッチングを全面
に行ない、それによって、第2のシリコン酸化膜4の膜
厚を減少させ、かつポリシリコンスペーサ7で囲まれた
領域内にある、窒化膜3の部分および第1の酸化膜2の
部分をエッチング除去し、シリコン基板1の表面を露出
させるストレージノードコンタクトホール8を形成す
る。この方法によると、ストレージノードコンタクトホ
ール8の径は、フォトレジスト5の開口部5aより小さ
くなり、ひいては高集積化を図ることができる。
【0023】図5と図6を参照して、ストレージノード
コンタクトホール8内を埋込むように、シリコン基板1
の上に、リン等を含むポリシリコン膜9を、CVD法等
で形成する。その後、ポリシリコン膜9の上であり、か
つ開口部4aの上に、開口部4aを中心にして、開口部
4aが占める領域よりも広い領域を覆うフォトレジスト
101を形成する。
【0024】図6と図7を参照して、フォトレジスト1
01をマスクにして、ポリシリコン膜9をエッチングし
た後、フッ酸処理により、第2のシリコン酸化膜4をす
べて除去し、シリコン窒化膜3の表面を露出させる。
【0025】図7と図8を参照して、パターニングされ
たポリシリコン膜9の外表面を被覆するキャパシタ誘電
体膜11を形成し、リン等を含むポリシリコン12を堆
積し、キャパシタ13を形成する。
【0026】この方法によりストレージノードの構造を
フィン型円筒形状にすることができ、キャパシタセルの
表面積を広げることができ、ひいては微少な領域で十分
なキャパシタ容量を有する、半導体記憶装置を製造する
ことができる。
【0027】実施例2 図15は、実施例2に係る半導体記憶装置の断面図であ
る。実施例2に係る半導体装置の構造を、その製造方法
を説明しつつ、説明する。
【0028】図9を参照して、シリコン基板1の上に、
第1のシリコン酸化膜2、リン等を含むポリシリコン膜
14、および第2のシリコン酸化膜4を順次形成する。
ストレージノードコンタクトホールを形成すべき領域の
上に開口部5aを有するフォトレジスト5を形成する。
【0029】図9と図10を参照して、フォトレジスト
5をマスクにして、第2のシリコン酸化膜4をエッチン
グし、その後フォトレジスト5を除去する。次に、全面
にリン等を含むポリシリコン膜6を、CVD法等により
形成する。
【0030】図10と図11を参照して、ポリシリコン
膜6を異方性エッチングし、開口部4aの側壁に、ポリ
シリコンスペーサ7を形成する。その後、ポリシリコン
スペーサ7で取囲まれた領域内にあるポリシリコン膜1
4の部分をエッチング除去する。ポリシリコンスペーサ
7をマスクにして、異方性酸化膜エッチングを全面に行
ない、それによって、第2の酸化膜4の膜厚を減少さ
せ、かつポリシリコンスペーサ7で取囲まれた領域内に
ある第1の酸化膜2の部分をエッチング除去し、シリコ
ン基板1の表面を露出させるストレージノードコンタク
トホール8を形成する。ストレージノードコンタクトホ
ール8を埋込むように、シリコン基板1の上に、リン等
を含むポリシリコン膜9を、全面にCVD等で形成す
る。ポリシリコン膜9の上であり、かつ開口部4aの上
に、開口部4aを中心にして、開口部4aが占める領域
より広い領域を覆うレジスト101を形成する。
【0031】図13と図14を参照して、フォトレジス
ト101をマスクにして、ポリシリコン膜9を異方性エ
ッチングし、その後、フッ酸処理により、第2のシリコ
ン酸化膜4のすべてを除去し、次にフォトレジスト10
1をマスクにして、ポリシリコン膜14を異方性エッチ
ングする。その後、レジスト101を除去する。
【0032】図15を参照して、ポリシリコン膜9の外
表面およびポリシリコン膜14の外表面を被覆するよう
に、キャパシタ絶縁膜11をシリコン基板1の上に形成
する。キャパシタ絶縁膜11を介在させて、ポリシリコ
ン膜9およびポリシリコン膜14に対向するように、セ
ルプレート電極12を形成する。
【0033】本実施例によると、ポリシリコン膜14の
外表面も、ストレージノードとして作用するので、実施
例1のキャパシタ以上に、キャパシタセルの表面積を広
げることができ、ひいては、キャパシタ容量をさらに大
きくすることができる。
【0034】実施例3 図16は、実施例3に係る半導体記憶装置の断面図であ
る。
【0035】本実施例によると図16を参照して、スト
レージノードの垂直部22は、垂直部20の上端からシ
リコン基板1の表面近くまで掘り下げられた凹部23が
形成されている。キャパシタ絶縁膜11は、凹部23の
表面をも被覆している。セルプレート電極12は、凹部
23に埋め込まれるように形成されている。本実施例に
よると、実施例1に比べて、凹部23の外表面も、容量
として寄与させることができるので、実施例1に比べて
より大きいキャパシタ容量を得ることができる。ひいて
は、高集積化を図ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の第1の
局面に従う半導体記憶装置によれば、ストレージノード
が、半導体基板の表面から上方向に延びる垂直部と、上
記半導体基板に対して実質的に平行に延び、上面と下面
を有する水平部と、上記垂直部の上端から延び、上記水
平部の上記上面に接続されるように折曲げられ、上記垂
直部と上記水平部とを接続する接続部とを含むので、ス
トレージノードの表面積が増大する。ひいては、より微
少な領域で十分なキャパシタ容量が得られる。
【0037】この発明の第2の局面に従う半導体記憶装
置の製造方法によれば、半導体基板の表面から上方向に
延びる垂直部と、上記半導体基板に対して実質的に平行
に延び、上面と下面を有する水平部と、上記垂直部の上
端から延び上記水平部の上記上面に接続されるように折
曲げられ、上記垂直部と上記水平部とを接続する接続部
とを含むストレージノードが得られるので、ストレージ
ノードの表面積の大きい半導体記憶装置が得られる。ひ
いては、より微少な領域で、十分なキャパシタ容量を有
する半導体記憶装置が得られる。
【0038】この発明の第3の局面に従う半導体記憶装
置の製造方法によれば、半導体基板の表面から上方向に
延びる垂直部と、上記半導体基板に対して実質的に平行
に延び上面と下面を有する水平部と、上記垂直部の上端
から延び、上記水平部の上記上面に接続されるように折
曲げられた、上記垂直部と上記水平部とを接続する接続
部と、上記水平部と上記半導体基板との間に位置し、上
記垂直部の側壁から水平方向に延びる第2の水平部と、
を含むストレージノードが得られるので、ストレージノ
ードの表面積の大きい半導体記憶装置が得られる。ひい
ては、より微少な領域で十分なキャパシタ容量を有する
半導体記憶装置が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1に係る半導体記憶装置の断面図であ
る。
【図2】 実施例1に係る半導体記憶装置の製造方法の
順序の第1の工程における半導体記憶装置の断面図であ
る。
【図3】 実施例1に係る半導体記憶装置の製造方法の
順序の第2の工程における半導体記憶装置の断面図であ
る。
【図4】 実施例1に係る半導体記憶装置の製造方法の
順序の第3の工程における半導体記憶装置の断面図であ
る。
【図5】 実施例1に係る半導体記憶装置の製造方法の
順序の第4の工程における半導体記憶装置の断面図であ
る。
【図6】 実施例1に係る半導体記憶装置の製造方法の
順序の第5の工程における半導体記憶装置の断面図であ
る。
【図7】 実施例1に係る半導体記憶装置の製造方法の
順序の第6の工程における半導体記憶装置の断面図であ
る。
【図8】 実施例1に係る半導体記憶装置の製造方法の
順序の第7の工程における半導体記憶装置の断面図であ
る。
【図9】 実施例2に係る半導体記憶装置の製造方法の
順序の第1の工程における半導体記憶装置の断面図であ
る。
【図10】 実施例2に係る半導体記憶装置の製造方法
の順序の第2の工程における半導体記憶装置の断面図で
ある。
【図11】 実施例2に係る半導体記憶装置の製造方法
の順序の第3の工程における半導体記憶装置の断面図で
ある。
【図12】 実施例2に係る半導体記憶装置の製造方法
の順序の第4の工程における半導体記憶装置の断面図で
ある。
【図13】 実施例2に係る半導体記憶装置の製造方法
の順序の第5の工程における半導体記憶装置の断面図で
ある。
【図14】 実施例2に係る半導体記憶装置の製造方法
の順序の第6の工程における半導体記憶装置の断面図で
ある。
【図15】 実施例2に係る半導体記憶装置の製造方法
の順序の第7の工程における半導体記憶装置の断面図で
ある。
【図16】 実施例3に係る半導体記憶装置の断面図で
ある。
【図17】 従来のスタックトタイプキャパシタセルを
有する半導体記憶装置の断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板、11 キャパシタ絶縁膜、12 セル
プレート電極、20垂直部、21 水平部、22 接続
部、21a 上面、21b 下面。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/822

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板の上に設けられたストレージノードと、
    を備え、 前記ストレージノードは、前記半導体基板の表面から上
    方向に延びる垂直部と、前記半導体基板に対して実質的
    に平行に延び、上面と下面を有する水平部と、前記垂直
    部の上端から延び、前記水平部の前記上面に接続される
    ように折曲げられ、前記垂直部と前記水平部とを接続す
    る接続部とを含み、 当該装置は、さらに、前記水平部の上面と下面、前記接
    続部の外表面を被覆するように前記半導体基板の上に設
    けられたキャパシタ絶縁膜と、 前記キャパシタ絶縁膜を介在させて、前記ストレージノ
    ードに対向するように設けられたセルプレート電極と、
    を備えた半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記ストレージノードは、前記水平部と
    前記半導体基板との間に位置し、前記垂直部の側壁から
    水平方向に延びる第2の水平部を含み、 前記キャパシタ絶縁膜は、前記第2の水平部の外表面を
    も被覆している、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記ストレージノードの前記垂直部に
    は、該垂直部の上端から前記半導体基板の表面近くまで
    掘り下げられた凹部が形成されており、 前記キャパシタ絶縁膜は前記凹部の表面をも被覆してい
    る、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 半導体基板の上に第1の酸化膜、窒化
    膜、および第2の酸化膜を順次形成する工程と、 前記第2の酸化膜中に、前記窒化膜の表面を露出させる
    ための、所定の径を有する開口部を形成する工程と、 前記開口部の側壁面を被覆するスペーサを形成する工程
    と、 前記スペーサをマスクにして、異方性酸化膜エッチング
    を全面に行ない、それによって、前記第2の酸化膜の膜
    厚を減少させ、かつ前記スペーサで取囲まれた領域内に
    ある前記窒化膜の部分、および前記第1の酸化膜の部分
    をエッチング除去し、前記半導体基板の表面を露出させ
    るストレージノードコンタクトホールを形成する工程
    と、 前記ストレージノードコンタクトホール内を埋込むよう
    に、前記半導体基板の上に第1の導電体膜を形成する工
    程と、 前記第1の導電体膜の上であり、かつ前記開口部の上
    に、該開口部を中心にして、前記開口部が占める領域よ
    りも広い領域を覆うレジストを形成する工程と、 前記レジストをマスクにして、前記第1の導電体膜をパ
    ターニングし、その後、ウェットエッチングにより前記
    第1の酸化膜をすべて除去する工程と、 パターニングされた前記第1の導電体膜の外表面を被覆
    するキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、 前記キャパシタ絶縁膜を介在させて、前記第1の導電体
    膜に対向する第2の導電体膜を前記半導体基板の上に形
    成する工程と、を備えた半導体記憶装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板の上に、第1の酸化膜、ポリ
    シリコン膜、および第2の酸化膜を順次形成する工程
    と、 前記第2の酸化膜中に、前記ポリシリコン膜の表面を露
    出させるための、所定の径を有する開口部を形成する工
    程と、 前記開口部の側壁面を被覆するスペーサを形成する工程
    と、 前記スペーサで取囲まれた領域内にある前記ポリシリコ
    ン膜の部分をエッチング除去する工程と、 前記スペーサをマスクにして、異方性酸化膜エッチング
    を全面に行ない、それによって、前記第2の酸化膜の膜
    厚を減少させ、かつ前記スペーサで取囲まれた領域内に
    ある前記第1の酸化膜の部分をエッチング除去し、前記
    半導体基板の表面を露出させるストレージノードコンタ
    クトホールを形成する工程と、 前記ストレージノードコンタクトホール内を埋込むよう
    に、前記半導体基板の上に第1の導電体膜を形成する工
    程と、 前記第1の導電体膜の上であり、かつ前記開口部の上
    に、該開口部を中心にして、前記開口部が占める領域よ
    りも広い領域を覆うレジストを形成する工程と、 前記レジストをマスクにして、前記第1の導電体膜をパ
    ターニングし、その後ウェットエッチングにより前記第
    2のシリコン酸化膜をすべて除去する工程と、 前記レジストをマスクにして、前記ポリシリコン膜を異
    方性エッチングする工程と、 パターニングされた前記第1の導電体膜および前記ポリ
    シリコン膜の外表面を被覆するキャパシタ絶縁膜を形成
    する工程と、 前記キャパシタ絶縁膜を介在させて、前記第1の導電体
    膜および前記ポリシリコン膜に対向する第2の導電体膜
    を前記半導体基板の上に形成する工程と、を備えた、半
    導体記憶装置の製造方法。
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