JPH08179346A - 液晶表示パネルの製造方法 - Google Patents
液晶表示パネルの製造方法Info
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- JPH08179346A JPH08179346A JP32255694A JP32255694A JPH08179346A JP H08179346 A JPH08179346 A JP H08179346A JP 32255694 A JP32255694 A JP 32255694A JP 32255694 A JP32255694 A JP 32255694A JP H08179346 A JPH08179346 A JP H08179346A
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Abstract
成し、基板5上の表示領域の周囲にそって、表面を導電
性にした樹脂球状体を含有する接着用樹脂を線条に塗布
してシール剤13を設けると同時に、表示領域の一辺に
沿った内側にも塗布して電気的トランスファ部材14を
形成し、基板5の上に複数個のスペーサ7を散布し、基
板4、5とをシール剤13を介して貼り合わせる。その
際に基板4および基板5の各透明電極パターンを個別に
電気的トランスファ部材14を通して導電するように設
定されている。しかる後に上記貼り合わせ基板の表示領
域の空間に液晶8を封入する。
Description
ストを削減した液晶表示パネルの製造方法に関するもの
である。
他方の透明基板へ電気的に転移させるための接続手段を
有した液晶表示パネルが特開昭52−20047号に提
案されている。この技術をチップオングラス(CHIP
−ON−GLASS、以下、COGと略記する)方式の
実装技術を利用した液晶表示パネルに適用した場合も提
案され、すでに実用化されている。
面図であり、図4は図3のX−X断面線による断面図で
ある。同図によれば、内面に透明電極2、3が形成され
た走査側基板4と信号側基板5が対向して配置され、各
透明電極2、3の上には配向膜(図示せず)が設けられ
ている。両者の基板4、5はシール剤6を介して固定さ
れ、更にスペーサ7でもって基板間隔を一定にしてい
る。そして、両者基板間の内部に液晶8が封入されてい
る。また、走査側基板4の透明電極2はその端部におい
て印刷法にて設けられたAgペースト9を介して信号側
基板5の透明電極3に電気的導通が達成されている。1
0は駆動用IC、11は入力ケーブルである。
構成の液晶表示パネル1を製造する場合には信号側基板
5上にシール剤6をスクリーン印刷する工程と、走査側
基板4上にAgペースト9を塗布する工程とが必要とな
り、2工程である分、製造コストが高くなっており、未
だ満足し得るような低コストがおこなわれていない。
されたものであって、その目的は工程数を減らして製造
コストを削減した液晶表示パネルの製造方法を提供する
ことにある。
次下記A〜Eの工程から成ることを特徴とする。 A工程:一方の透明基板上および他方の透明基板上に透
明電極パターンを形成することで正方形もしくは矩形状
の表示領域を設ける。 B工程:一方の透明基板上の表示領域の周囲にそって導
電性にした樹脂球状体を含有する接着用樹脂を線条に塗
布してシール部材を設けると同時に、表示領域の一辺に
沿った内側にも塗布して電気的トランスファ部材を形成
する。 C工程:一方の透明基板上および他方の透明基板のいず
れか一方の基板上に複数個の球状体のスペーサを散布す
る。 D工程:一方の透明基板と他方の透明基板とを上記シー
ル部材を介して貼り合わせるとともに、一方の透明基板
上および他方の透明基板上の各透明電極パターンを個別
に上記電気的トランスファ部材を通して導電せしめる。 E工程:上記貼り合わせ透明基板の表示領域の空間に液
晶材を封入する。
は、B工程において、一方の透明基板上の表示領域の周
囲にそって表面を導電性にした樹脂球状体を含有する接
着用樹脂を線条に塗布してシール部材を設けると同時
に、表示領域の一辺に沿った内側にも塗布して電気的ト
ランスファ部材を形成するので、従来のように別途、電
気的トランスファ部材を塗布しなくても、一度の工程に
より同時にシール部材と電気的トランスファ部材を形成
することができ、その結果、工程数を減らして製造コス
トが削減できる。
液晶表示パネル12の平面図であり、図2は図1のY−
Y断面線による断面図である。なお、従来の液晶表示パ
ネル1と同一箇所には同一符号を付す。
2、3が形成された走査側基板4と信号側基板5が対向
して配置され、各透明電極2、3の上にはポリイミド系
樹脂の配向膜(図示せず)が設けられている。両者の基
板4、5はシール剤13を介して固定され、更にスペー
サ7でもって基板間隔を一定にしている。そして、両者
基板間の内部に液晶8が封入されている。10は駆動用
IC、11は入力ケーブルである。
体であり、これに対してシール剤13は、表面をたとえ
ばNiにより導電性にした樹脂球状体(たとえばジビニ
ルベンゼン架橋重合体)を約10%の比率でもって含有
するエポキシ系の接着用樹脂から成り、上記樹脂球状体
の径はスペーサ7の径と比べて大きく、7.0μm程度
にしている。そして、同樹脂は導電性にした樹脂球状体
を含有しているので、電気的トランスファ部材14とし
て適用できる。走査側基板4の透明電極2はその端部に
おいて上記電気的トランスファ部材14を介して、信号
側基板5の透明電極3に電気的導通が達成されている。
なお、上記シール剤13には、表面をたとえばNiによ
り導電性にした樹脂球状体が含有されたものを使用した
が、この表面導電性の樹脂球状体に代えて、樹脂全体が
導電性を有する樹脂球状体や、微小な金属粒子を多数含
んで導電性にした樹脂球状体を用いてもよい。
を詳述する。液晶表示パネル12の製造方法は順次下記
A〜Eの工程から成る。
に透明電極2、3の透明電極パターンをそれぞれに形成
することで、正方形もしくは矩形状の表示領域を設け
る。
にそって、前記接着用樹脂を線条に塗布して前記シール
部材としてのシール剤13を設けると同時に、表示領域
の一辺に沿った内側にも塗布して電気的トランスファ部
材14を形成する。
のいずれか一方の基板上に複数個のスペーサ7を散布す
る。
とを上記シール剤13を介して貼り合わせる。その際に
走査側基板4および信号側基板5の各透明電極パターン
を個別に上記電気的トランスファ部材14を通して導電
するように設定されている。
空間に液晶8を封入する。
おいて、シール剤13と電気的トランスファ部材14と
を同時にスクリーン印刷でき、これによって従来に比べ
て工程数を減らすことができる。
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の
変更や改善等は何ら差し支えない。
的トランスファ部材を塗布しなくても、一度の工程によ
り同時にシール部材と電気的トランスファ部材を形成す
ることができるので、工程数を減らすことができ、これ
によって製造コストが削減でき、その結果、安価な液晶
表示パネルが提供できる。
ある。
ある。
る。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 順次下記A〜Eの工程から成る液晶表示
パネルの製造方法。 A工程:一方の透明基板上および他方の透明基板上に透
明電極パターンを形成することで正方形もしくは矩形状
の表示領域を設ける。 B工程:上記一方の透明基板上の表示領域の周囲にそっ
て導電性にした樹脂球状体を含有する接着用樹脂を線条
に塗布してシール部材を設けると同時に、上記表示領域
の一辺に沿った内側にも塗布して電気的トランスファ部
材を形成する。 C工程:一方の透明基板および他方の透明基板のいずれ
か一方の基板上に複数個の球状体のスペーサを散布す
る。 D工程:上記一方の透明基板と他方の透明基板とを上記
シール部材を介して貼り合わせるとともに、一方の透明
基板上および他方の透明基板上の各透明電極パターンを
個別に上記電気的トランスファ部材を通して導電せしめ
る。 E工程:上記貼り合わせ透明基板の表示領域の空間に液
晶材を封入する。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32255694A JP3323018B2 (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 液晶表示パネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32255694A JP3323018B2 (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 液晶表示パネルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08179346A true JPH08179346A (ja) | 1996-07-12 |
JP3323018B2 JP3323018B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=18145001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32255694A Expired - Fee Related JP3323018B2 (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 液晶表示パネルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3323018B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100397019B1 (ko) * | 2000-03-30 | 2003-09-03 | 인터내셔널 비지네스 머신즈 코포레이션 | 액정 표시 장치 및 그 검사 방법 |
KR100904263B1 (ko) * | 2002-12-20 | 2009-06-25 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정표시장치의 제조방법 |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP32255694A patent/JP3323018B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100397019B1 (ko) * | 2000-03-30 | 2003-09-03 | 인터내셔널 비지네스 머신즈 코포레이션 | 액정 표시 장치 및 그 검사 방법 |
KR100904263B1 (ko) * | 2002-12-20 | 2009-06-25 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정표시장치의 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3323018B2 (ja) | 2002-09-09 |
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