JPH08178474A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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Publication number
JPH08178474A
JPH08178474A JP32765394A JP32765394A JPH08178474A JP H08178474 A JPH08178474 A JP H08178474A JP 32765394 A JP32765394 A JP 32765394A JP 32765394 A JP32765394 A JP 32765394A JP H08178474 A JPH08178474 A JP H08178474A
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JP
Japan
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dryer
water content
bypass circuit
refrigeration cycle
comparing
Prior art date
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Pending
Application number
JP32765394A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanji Haneda
完爾 羽根田
Toru Yasuda
透 安田
Akira Fujitaka
章 藤高
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP32765394A priority Critical patent/JPH08178474A/ja
Publication of JPH08178474A publication Critical patent/JPH08178474A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/04Refrigeration circuit bypassing means
    • F25B2400/0413Refrigeration circuit bypassing means for the filter or drier

Landscapes

  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、電磁弁を切り換え制御することに
より、ドライヤー中のモレキュラーシーブを振動させ、
ドライヤーの劣化を促進させたり、ドライヤー中に確保
されたゴミが再び冷凍サイクル中に流れ出したりする可
能性を少なくし、冷凍装置の信頼性を向上させることを
目的としている。 【構成】 運転開始からの運転時間を計測するタイマー
8を設け、タイマー8により計測された運転時間と所定
時間とを比較する運転時間比較手段を設け、運転時間比
較手段により得られた結果に応じて主回路とバイパス回
路の流路を切り換え制御する電磁弁6a、6bを設けた
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドライヤーを有する冷
凍装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の冷凍装置は、バイパス回路のない
冷凍サイクルを構成していた。そこで、以下、図面を参
照しながら、上記従来の冷凍装置について説明する。
【0003】図14は、従来の冷凍装置の冷凍サイクル
図である。この冷凍装置では、圧縮機13、凝縮器1
4、ドライヤー15、キャピラリーチューブ16、蒸発
器17を順次接続して冷凍サイクルを構成していた。
【0004】圧縮機13を吐出された冷媒ガスは、凝縮
器14で放熱して液化され、ドライヤー15で水分を除
去された後、キャピラリーチューブ16で減圧されて一
部ガス化し、蒸発器17で吸熱して冷媒ガスとなり、圧
縮機13に戻る。
【0005】図2は、水分量とドライヤーの吸着水分容
量を示したものである。同図より明らかなように、ドラ
イヤーでは、冷凍サイクル中の水分量に応じてドライヤ
ーが水分を吸着し、冷凍サイクル内の水分量と平衡する
点までドライヤーは水分を吸着する。そのため、ドライ
ヤーの水分吸着により、極めてアイスチョークの可能性
の少ない冷凍サイクルが実現される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の冷凍装置には以下のような課題があった。
【0007】すなわち、水分を吸着したドライヤーに常
に冷媒が流れ込むと、ドライヤー中のモレキュラーシー
ブを振動させ、ドライヤーの劣化を促進するとともに、
ドライヤー中に確保されたゴミが再び冷凍サイクル中に
流れ出す可能性があるという課題を有していた。
【0008】本発明の冷凍装置は上記課題に鑑み、冷凍
サイクルの構成を複雑にすることなく、ドライヤーの劣
化防止を可能にする冷凍装置を提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の冷凍装置は、圧縮機、凝縮器、ドライヤー、
減圧器、蒸発器を順次接続して冷凍サイクルの主回路を
構成し、前記ドライヤーをバイパスするバイパス回路を
設け、運転開始からの運転時間を計測する運転時間計測
手段を設け、前記運転時間計測手段により計測された運
転時間と所定時間とを比較する運転時間比較手段を設
け、前記運転時間比較手段により得られた結果に応じて
前記主回路と前記バイパス回路の流路を切り換え制御す
る流路切り換え制御手段を設けたものである。
【0010】また、本発明の他の冷凍装置は、圧縮機、
凝縮器、ドライヤー、第一の減圧器、蒸発器を順次接続
して冷凍サイクルの主回路を構成し、前記ドライヤーを
バイパスするバイパス回路を設け、そのバイパス回路上
に第二の減圧器を設け、運転開始からの運転時間を計測
する運転時間計測手段を設け、前記運転時間計測手段に
より計測された運転時間と所定時間とを比較する運転時
間比較手段を設け、前記運転時間比較手段により得られ
た結果に応じて前記主回路と前記バイパス回路の流路を
切り換え制御する流路切り換え制御手段を設けたもので
ある。
【0011】また、本発明の他の冷凍装置は、圧縮機、
凝縮器、ドライヤー、減圧器、蒸発器を順次接続して冷
凍サイクルの主回路を構成し、前記ドライヤーをバイパ
スするバイパス回路を設け、運転開始からの運転時間を
計測する運転時間計測手段を設け、前記運転時間計測手
段により計測された運転時間と所定時間とを比較する運
転時間比較手段を設け、前記運転時間比較手段により得
られた結果に応じて前記主回路と前記バイパス回路の流
路を切り換え制御する流路切り換え制御手段を設け、か
つ、前記運転時間比較手段により得られた結果に応じて
前記ドライヤーの出口部を閉鎖する流路閉鎖手段を設け
たものである。
【0012】また、本発明の他の冷凍装置は、圧縮機、
凝縮器、ドライヤー、減圧器、蒸発器を順次接続して冷
凍サイクルの主回路を構成し、前記ドライヤーをバイパ
スするバイパス回路を設け、前記ドライヤー中の水分量
を計測する水分量計測手段を設け、前記水分量計測手段
により計測された水分量と所定水分量とを比較する水分
量比較手段を設け、前記水分量比較手段により得られた
結果に応じて前記主回路と前記バイパス回路の流路を切
り換え制御する流路切り換え制御手段を設けたものであ
る。
【0013】また、本発明の他の冷凍装置は、圧縮機、
凝縮器、ドライヤー、第一の減圧器、蒸発器を順次接続
して冷凍サイクルの主回路を構成し、前記ドライヤーを
バイパスするバイパス回路を設け、そのバイパス回路上
に第二の減圧器を設け、前記ドライヤー中の水分量を計
測する水分量計測手段を設け、前記水分量計測手段によ
り計測された水分量と所定水分量とを比較する水分量比
較手段を設け、前記水分量比較手段により得られた結果
に応じて前記主回路と前記バイパス回路の流路を切り換
え制御する流路切り換え制御手段を設けたものである。
【0014】また、本発明の他の冷凍装置は、圧縮機、
凝縮器、ドライヤー、減圧器、蒸発器を順次接続して冷
凍サイクルの主回路を構成し、前記ドライヤーをバイパ
スするバイパス回路を設け、前記ドライヤー中の水分量
を計測する水分量計測手段を設け、前記水分量計測手段
により計測された水分量と所定水分量とを比較する水分
量比較手段を設け、前記水分量比較手段により得られた
結果に応じて前記主回路と前記バイパス回路の流路を切
り換え制御する流路切り換え制御手段を設け、かつ、前
記水分量比較手段により得られた結果に応じて前記ドラ
イヤーの出口部を閉鎖する流路閉鎖手段を設けたもので
ある。
【0015】
【作用】本発明は、上記手段により次のような作用を有
する。
【0016】すなわち、本発明の冷凍装置は、圧縮機、
凝縮器、ドライヤー、減圧器、蒸発器を順次接続して冷
凍サイクルの主回路を構成し、前記ドライヤーをバイパ
スするバイパス回路を設け、運転開始からの運転時間を
計測する運転時間計測手段を設け、前記運転時間計測手
段により計測された運転時間と所定時間とを比較する運
転時間比較手段を設け、前記運転時間比較手段により得
られた結果に応じて前記主回路と前記バイパス回路の流
路を切り換え制御する流路切り換え制御手段を設けるこ
とで、ドライヤー中のモレキュラーシーブを振動させ、
ドライヤーの劣化を促進させたり、ドライヤー中に確保
されたゴミが再び冷凍サイクル中に流れ出したりする可
能性を少なくし、冷凍装置の信頼性を向上させることが
できる。
【0017】また、本発明の他の冷凍装置は、圧縮機、
凝縮器、ドライヤー、第一の減圧器、蒸発器を順次接続
して冷凍サイクルの主回路を構成し、前記ドライヤーを
バイパスするバイパス回路を設け、そのバイパス回路上
に第二の減圧器を設け、運転開始からの運転時間を計測
する運転時間計測手段を設け、前記運転時間計測手段に
より計測された運転時間と所定時間とを比較する運転時
間比較手段を設け、前記運転時間比較手段により得られ
た結果に応じて前記主回路と前記バイパス回路の流路を
切り換え制御する流路切り換え制御手段を設けること
で、ドライヤー中のモレキュラーシーブを振動させ、ド
ライヤーの劣化を促進させたり、ドライヤー中に確保さ
れたゴミが再び冷凍サイクル中に流れ出したりする可能
性を少なくし、冷凍装置の信頼性を向上させることがで
きるとともに、常に最適な冷凍サイクルを実現できる。
【0018】また、本発明の他の冷凍装置は、圧縮機、
凝縮器、ドライヤー、減圧器、蒸発器を順次接続して冷
凍サイクルの主回路を構成し、前記ドライヤーをバイパ
スするバイパス回路を設け、運転開始からの運転時間を
計測する運転時間計測手段を設け、前記運転時間計測手
段により計測された運転時間と所定時間とを比較する運
転時間比較手段を設け、前記運転時間比較手段により得
られた結果に応じて前記主回路と前記バイパス回路の流
路を切り換え制御する流路切り換え制御手段を設け、か
つ、前記運転時間比較手段により得られた結果に応じて
前記ドライヤーの出口部を閉鎖する流路閉鎖手段を設け
ることで、ドライヤー中のモレキュラーシーブを振動さ
せ、ドライヤーの劣化を促進させたり、ドライヤー中に
確保されたゴミが再び冷凍サイクル中に流れ出したりす
る可能性を少なくし、冷凍装置の信頼性を向上させるこ
とができるとともに、冷凍サイクル中の水分量が減少し
た場合のドライヤーからの水分の放出を防止することが
できる。
【0019】また、本発明の他の冷凍装置は、圧縮機、
凝縮器、ドライヤー、減圧器、蒸発器を順次接続して冷
凍サイクルの主回路を構成し、前記ドライヤーをバイパ
スするバイパス回路を設け、前記ドライヤー中の水分量
を計測する水分量計測手段を設け、前記水分量計測手段
により計測された水分量と所定水分量とを比較する水分
量比較手段を設け、前記水分量比較手段により得られた
結果に応じて前記主回路と前記バイパス回路の流路を切
り換え制御する流路切り換え制御手段を設けることで、
ドライヤー中のモレキュラーシーブを振動させ、ドライ
ヤーの劣化を促進させたり、ドライヤー中に確保された
ゴミが再び冷凍サイクル中に流れ出したりする可能性を
少なくし、冷凍装置の信頼性を向上させることができ
る。
【0020】また、本発明の他の冷凍装置は、圧縮機、
凝縮器、ドライヤー、第一の減圧器、蒸発器を順次接続
して冷凍サイクルの主回路を構成し、前記ドライヤーを
バイパスするバイパス回路を設け、そのバイパス回路上
に第二の減圧器を設け、前記ドライヤー中の水分量を計
測する水分量計測手段を設け、前記水分量計測手段によ
り計測された水分量と所定水分量とを比較する水分量比
較手段を設け、前記水分量比較手段により得られた結果
に応じて前記主回路と前記バイパス回路の流路を切り換
え制御する流路切り換え制御手段を設けることで、ドラ
イヤー中のモレキュラーシーブを振動させ、ドライヤー
の劣化を促進させたり、ドライヤー中に確保されたゴミ
が再び冷凍サイクル中に流れ出したりする可能性を少な
くし、冷凍装置の信頼性を向上させることができるとと
もに、常に最適な冷凍サイクルを実現できる。
【0021】また、本発明の他の冷凍装置は、圧縮機、
凝縮器、ドライヤー、減圧器、蒸発器を順次接続して冷
凍サイクルの主回路を構成し、前記ドライヤーをバイパ
スするバイパス回路を設け、前記ドライヤー中の水分量
を計測する水分量計測手段を設け、前記水分量計測手段
により計測された水分量と所定水分量とを比較する水分
量比較手段を設け、前記水分量比較手段により得られた
結果に応じて前記主回路と前記バイパス回路の流路を切
り換え制御する流路切り換え制御手段を設け、かつ、前
記水分量比較手段により得られた結果に応じて前記ドラ
イヤーの出口部を閉鎖する流路閉鎖手段を設けること
で、ドライヤー中のモレキュラーシーブを振動させ、ド
ライヤーの劣化を促進させたり、ドライヤー中に確保さ
れたゴミが再び冷凍サイクル中に流れ出したりする可能
性を少なくし、冷凍装置の信頼性を向上させることがで
きるとともに、冷凍サイクル中の水分量が減少した場合
のドライヤーからの水分の放出を防止することができ
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参考
に説明する。
【0023】図1は、本発明の冷凍装置の第1の実施例
における冷凍サイクル図である。同図において、主回路
にはインバータ駆動の周波数可変形圧縮機1(以下単に
圧縮機と称す)、凝縮器2、流路切り換え用の電磁弁6
a、ドライヤー3、キャピラリーチューブ4a、蒸発器
5が順次設けられている。また、ドライヤーのバイパス
回路7上には流路切り換え用の電磁弁6bが設けられて
いる。また、圧縮機には圧縮機の運転時間を計測するタ
イマー8が設けられている。
【0024】そこで、この冷凍装置における電磁弁の制
御方法について図3の本実施例における電磁弁の開閉制
御の流れを示すブロック図により説明する。
【0025】まず、圧縮機の運転が開始されると、圧縮
機運転の信号がタイマー8に送られ、運転時間tが計測
され始める。次に、タイマー8で計測された運転時間を
運転時間比較回路9に信号として送出し、ここで所定運
転時間t1 と比較する。そして、0≦t≦t1 の場合は
下記(表1)により、電磁弁6aに開、6bに閉の信号
を送り、冷媒は主回路を流れる運転を行う。
【0026】
【表1】
【0027】すなわち、圧縮機1を吐出された冷媒ガス
は、凝縮器2で放熱して液化され、電磁弁6aを通過し
てドライヤー3で水分を除去された後、キャピラリーチ
ューブ4aで減圧されて一部ガス化し、蒸発器5で吸熱
して冷媒ガスとなり、圧縮機1に戻る。
【0028】次に、運転時間tが増加し、t≧t1 とな
った場合、上記(表1)により、電磁弁6aに閉、6b
に開の信号を送り、冷媒はバイパス回路7を流れる運転
を行う。
【0029】すなわち、圧縮機1を吐出された冷媒ガス
は、凝縮器2で放熱して液化され、バイパス回路7の電
磁弁6bを通過した後キャピラリーチューブ4aで減圧
されて一部ガス化し、蒸発器5で吸熱して冷媒ガスとな
り、圧縮機1に戻る。
【0030】このような運転を行うことにより、ドライ
ヤー中のモレキュラーシーブを振動させ、ドライヤーの
劣化を促進させたり、ドライヤー中に確保されたゴミが
再び冷凍サイクル中に流れ出したりする可能性を少なく
し、冷凍装置の信頼性を向上させることができる。
【0031】次に、本発明の第2の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図4は、本発明の第2の実
施例における冷凍サイクル図である。この冷凍サイクル
が上記第1の実施例の場合と異なる点は、ドライヤーの
バイパス回路7上には流路切り換え用の電磁弁6bと第
二のキャピラリーチューブ4bとが設けられている点で
ある。なお、第2の実施例における電磁弁の開閉制御の
流れを示すブロック図は、図3に示す第1の実施例の場
合と同一であるので、説明を省略する。
【0032】このように、バイパス回路上にドライヤー
と同じ抵抗を持つ第二のキャピラリーチューブを設ける
ことにより、冷媒を主回路に流して実現した最適な冷凍
サイクルが、電磁弁の切り換えによりバイパス回路に流
した場合でも実現できる。
【0033】このような運転を行うことにより、ドライ
ヤー中のモレキュラーシーブを振動させ、ドライヤーの
劣化を促進させたり、ドライヤー中に確保されたゴミが
再び冷凍サイクル中に流れ出したりする可能性を少なく
し、冷凍装置の信頼性を向上させることができるととも
に、常に最適な冷凍サイクルを実現できる。
【0034】次に、本発明の第3の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図5は、本発明の第3の実
施例における冷凍サイクル図である。この冷凍サイクル
が上記第1の実施例の場合と異なる点は、ドライヤーの
出口部に流路を閉鎖する電磁弁6cが設けられている点
である。
【0035】そこで、本発明の第3の実施例における電
磁弁の制御方法について図6の本実施例における電磁弁
の開閉制御の流れを示すブロック図により説明する。
【0036】まず、圧縮機の運転が開始されると、圧縮
機運転の信号がタイマー8に送られ、運転時間tが計測
され始める。次に、タイマー8で計測された運転時間を
運転時間比較回路9に信号として送出し、ここで所定運
転時間t1 と比較する。そして、0≦t≦t1 の場合は
下記(表2)により、電磁弁6aに開、6bに閉、6c
に開の信号を送り、冷媒は主回路を流れる運転を行う。
【0037】
【表2】
【0038】すなわち、圧縮機1を吐出された冷媒ガス
は、凝縮器2で放熱して液化され、電磁弁6aを通過し
てドライヤー3で水分を除去された後、電磁弁6cを経
てキャピラリーチューブ4aで減圧されて一部ガス化
し、蒸発器5で吸熱して冷媒ガスとなり、圧縮機1に戻
る。
【0039】次に、運転時間tが増加し、t≧t1 とな
った場合、上記(表2)により、電磁弁6aに閉、6b
に開の信号を送り、冷媒はバイパス回路7を流れる運転
を行う。この時、同時に電磁弁6cに閉の信号を送る。
【0040】すなわち、圧縮機1を吐出された冷媒ガス
は、凝縮器2で放熱して液化され、バイパス回路7の電
磁弁6bを通過して後キャピラリーチューブ4aで減圧
されて一部ガス化し、蒸発器5で吸熱して冷媒ガスとな
り、圧縮機1に戻る。
【0041】このバイパス回路を流れる運転中に、オイ
ルの加水分解などにより冷凍サイクル中の水分量が減少
すると、図2に示したドライヤーの性能上、ドライヤー
の吸着水分容量が減少し、今まで吸着していた水分を再
び冷凍サイクル中に放出する現象が発生する。しかしな
がら、電磁弁6cを閉鎖することにより、冷凍サイクル
中の水分量が減少した場合でもドライヤーが吸着した水
分を逃がさず、より水分量の少ない冷凍サイクルが実現
できる。
【0042】このような運転を行うことにより、ドライ
ヤー中のモレキュラーシーブを振動させ、ドライヤーの
劣化を促進させたり、ドライヤー中に確保されたゴミが
再び冷凍サイクル中に流れ出したりする可能性を少なく
し、冷凍装置の信頼性を向上させることができるととも
に、冷凍サイクル中の水分量が減少した場合のドライヤ
ーからの水分の放出を防止することができる。
【0043】次に、本発明の第4の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図7は、本発明の第4の実
施例における冷凍サイクル図である。この冷凍サイクル
が上記第1の実施例の場合と異なる点は、ドライヤーの
バイパス回路7上に流路切り換え用の電磁弁6bと第二
のキャピラリーチューブ4bとが設けられ、同時に、ド
ライヤーの出口部に流路を閉鎖する電磁弁6cが設けら
れている点である。なお、第4の実施例における電磁弁
の開閉制御の流れを示すブロック図は、図6に示す第3
の実施例の場合と同一であるので、説明を省略する。
【0044】このように、バイパス回路上にドライヤー
と同じ抵抗を持つ第二のキャピラリーチューブを設け、
ドライヤーの出口部に流路を閉鎖する電磁弁6cを設け
ることにより、冷媒を主回路に流して実現した最適な冷
凍サイクルが、電磁弁の切り換えによりバイパス回路に
流した場合でも実現でき、しかも、冷凍サイクル中の水
分量が減少した場合でもドライヤーが吸着した水分を逃
がさず、より水分量の少ない冷凍サイクルが実現でき
る。
【0045】このような運転を行うことにより、ドライ
ヤー中のモレキュラーシーブを振動させ、ドライヤーの
劣化を促進させたり、ドライヤー中に確保されたゴミが
再び冷凍サイクル中に流れ出したりする可能性を少なく
し、冷凍装置の信頼性を向上させることができるととも
に、常に最適な冷凍サイクルを実現でき、また、冷凍サ
イクル中の水分量が減少した場合のドライヤーからの水
分の放出を防止することができる。
【0046】次に、本発明の第5の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図8は、本発明の第5の実
施例における冷凍サイクル図である。この冷凍サイクル
が上記第1の実施例の場合と異なる点は、圧縮機の運転
時間を計測するタイマー8の代わりに、ドライヤーの水
分量を検知する検知管10が主回路中に設けられている
点である。
【0047】そこで、この冷凍装置における電磁弁の制
御方法について図9の本実施例における電磁弁の開閉制
御の流れを示すブロック図により説明する。
【0048】まず、圧縮機の運転が開始されると、冷媒
が検知管を流れる。検知管中には、水分量に応じて色が
変わる色変更部11aとその色の持つ周波数を検出する
色検出部11bが設けられている。そこで、色検出部1
1bで検出された色の周波数fを水分量比較回路12に
信号として送出し、ここで所定水分量に相当する色の持
つ周波数f1 と比較する。そして、0≦f≦f1 の場合
は下記(表3)により、電磁弁6aに開、6bに閉の信
号を送り、冷媒は主回路を流れる運転を行う。
【0049】
【表3】
【0050】すなわち、圧縮機1を吐出された冷媒ガス
は、凝縮器2で放熱して液化され、電磁弁6aを通過し
て検知管10を経て、ドライヤー3で水分を除去された
後、キャピラリーチューブ4aで減圧されて一部ガス化
し、蒸発器5で吸熱して冷媒ガスとなり、圧縮機1に戻
る。
【0051】次に、色の周波数fが増加し、f≧f1
なった場合、上記(表3)により、電磁弁6aに閉、6
bに開の信号を送り、冷媒はバイパス回路7を流れる運
転を行う。
【0052】すなわち、圧縮機1を吐出された冷媒ガス
は、凝縮器2で放熱して液化され、バイパス回路7の電
磁弁6bを通過した後キャピラリーチューブ4aで減圧
されて一部ガス化し、蒸発器5で吸熱して冷媒ガスとな
り、圧縮機1に戻る。
【0053】このような運転を行うことにより、ドライ
ヤー中のモレキュラーシーブを振動させ、ドライヤーの
劣化を促進させたり、ドライヤー中に確保されたゴミが
再び冷凍サイクル中に流れ出したりする可能性を少なく
し、冷凍装置の信頼性を向上させることができる。
【0054】次に、本発明の第6の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図10は、本発明の第6の
実施例における冷凍サイクル図である。この冷凍サイク
ルが上記第5の実施例の場合と異なる点は、ドライヤー
のバイパス回路7上には流路切り換え用の電磁弁6bと
第二のキャピラリーチューブ4bとが設けられている点
である。なお、第6の実施例における電磁弁の開閉制御
の流れを示すブロック図は、図9に示す第5の実施例の
場合と同一であるので、説明を省略する。
【0055】このように、バイパス回路上にドライヤー
と同じ抵抗を持つ第二のキャピラリーチューブを設ける
ことにより、冷媒を主回路に流して実現した最適な冷凍
サイクルが、電磁弁の切り換えによりバイパス回路に流
した場合でも実現できる。
【0056】このような運転を行うことにより、ドライ
ヤー中のモレキュラーシーブを振動させ、ドライヤーの
劣化を促進させたり、ドライヤー中に確保されたゴミが
再び冷凍サイクル中に流れ出したりする可能性を少なく
し、冷凍装置の信頼性を向上させることができるととも
に、常に最適な冷凍サイクルを実現できる。
【0057】次に、本発明の第7の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図11は、本発明の第7の
実施例における冷凍サイクル図である。この冷凍サイク
ルが上記第5の実施例の場合と異なる点は、ドライヤー
の出口部に流路を閉鎖する電磁弁6cが設けられている
点である。
【0058】そこで、本発明の第7の実施例における電
磁弁の制御方法について図12の本実施例における電磁
弁の開閉制御の流れを示すブロック図により説明する。
【0059】まず、圧縮機の運転が開始されると、冷媒
が検知管を流れる。検知管中には、水分量に応じて色が
変わる色変更部11aとその色の持つ周波数を検出する
色検出部11bが設けられている。そこで、色検出部1
1bで検出された色の周波数fを水分量比較回路12に
信号として送出し、ここで所定水分量に相当する色の持
つ周波数f1 と比較する。そして、0≦f≦f1 の場合
は下記(表4)により、電磁弁6aに開、6bに閉、6
cに開の信号を送り、冷媒は主回路を流れる運転を行
う。
【0060】
【表4】
【0061】すなわち、圧縮機1を吐出された冷媒ガス
は、凝縮器2で放熱して液化され、電磁弁6aを通過し
て検知管10を経て、ドライヤー3で水分を除去された
後、電磁弁6cを通過し、キャピラリーチューブ4aで
減圧されて一部ガス化し、蒸発器5で吸熱して冷媒ガス
となり、圧縮機1に戻る。
【0062】次に、色の周波数fが増加し、f≧f1
なった場合、上記(表4)により、電磁弁6aに閉、6
bに開の信号を送り、冷媒はバイパス回路7を流れる運
転を行う。この時、同時に電磁弁6cに閉の信号を送
る。
【0063】すなわち、圧縮機1を吐出された冷媒ガス
は、凝縮器2で放熱して液化され、バイパス回路7の電
磁弁6bを通過した後キャピラリーチューブ4aで減圧
されて一部ガス化し、蒸発器5で吸熱して冷媒ガスとな
り、圧縮機1に戻る。
【0064】このバイパス回路を流れる運転中に、オイ
ルの加水分解などにより冷凍サイクル中の水分量が減少
すると、図2に示したドライヤーの性能上、ドライヤー
の吸着水分容量が減少し、今まで吸着していた水分を再
び冷凍サイクル中に放出する現象が発生する。しかしな
がら、電磁弁6cを閉鎖することにより、冷凍サイクル
中の水分量が減少した場合でもドライヤーが吸着した水
分を逃がさず、より水分量の少ない冷凍サイクルが実現
できる。
【0065】このような運転を行うことにより、ドライ
ヤー中のモレキュラーシーブを振動させ、ドライヤーの
劣化を促進させたり、ドライヤー中に確保されたゴミが
再び冷凍サイクル中に流れ出したりする可能性を少なく
し、冷凍装置の信頼性を向上させることができるととも
に、冷凍サイクル中の水分量が減少した場合のドライヤ
ーからの水分の放出を防止することができる。
【0066】次に、本発明の第8の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図13は、本発明の第4の
実施例における冷凍サイクル図である。この冷凍サイク
ルが上記第5の実施例の場合と異なる点は、ドライヤー
のバイパス回路7上に流路切り換え用の電磁弁6bと第
二のキャピラリーチューブ4bとが設けられ、同時に、
ドライヤーの出口部に流路を閉鎖する電磁弁6cが設け
られている点である。なお、第8の実施例における電磁
弁の開閉制御の流れを示すブロック図は、図12に示す
第7の実施例の場合と同一であるので、説明を省略す
る。
【0067】このように、バイパス回路上にドライヤー
と同じ抵抗を持つ第二のキャピラリーチューブを設け、
ドライヤーの出口部に流路を閉鎖する電磁弁6cを設け
ることにより、冷媒を主回路に流して実現した最適な冷
凍サイクルが、電磁弁の切り換えによりバイパス回路に
流した場合でも実現でき、しかも、冷凍サイクル中の水
分量が減少した場合でもドライヤーが吸着した水分を逃
がさず、より水分量の少ない冷凍サイクルが実現でき
る。
【0068】このような運転を行うことにより、ドライ
ヤー中のモレキュラーシーブを振動させ、ドライヤーの
劣化を促進させたり、ドライヤー中に確保されたゴミが
再び冷凍サイクル中に流れ出したりする可能性を少なく
し、冷凍装置の信頼性を向上させることができるととも
に、常に最適な冷凍サイクルが実現でき、また、冷凍サ
イクル中の水分量が減少した場合のドライヤーからの水
分の放出を防止することができる。
【0069】なお、第2、第4、第6および第8の実施
例では、ドライヤーと同じ抵抗を持つ第二のキャピラリ
ーチューブを設けたが、ドライヤーと第一のキャピラリ
ーチューブの合計の抵抗を持つ第二のキャピラリーチュ
ーブを設けても構わない。
【0070】また、第1〜第8の実施例では、流路切り
換え制御手段として、電磁弁を用いて説明したが、二方
弁、三方弁、あるいは他の制御手段を用いても構わな
い。
【0071】また、第1〜第8の実施例では、減圧器と
してキャピラリーチューブを用いて説明したが、例えば
ステッピングモーターを用いて弁開度をパルス制御可能
とした電動膨張弁や他の減圧器を用いても構わない。
【0072】また、第3、第4、第7および第8の実施
例では、流路閉鎖手段として電磁弁を用いて説明した
が、手動のバルブや他の二方弁、三方弁などの他の流路
閉鎖手段を用いても構わない。
【0073】
【発明の効果】上記実施例より明らかなように本発明の
冷凍装置は、圧縮機、凝縮器、ドライヤー、減圧器、蒸
発器を順次接続して冷凍サイクルの主回路を構成し、前
記ドライヤーをバイパスするバイパス回路を設け、運転
開始からの運転時間を計測する運転時間計測手段を設
け、前記運転時間計測手段により計測された運転時間と
所定時間とを比較する運転時間比較手段を設け、前記運
転時間比較手段により得られた結果に応じて前記主回路
と前記バイパス回路の流路を切り換え制御する流路切り
換え制御手段を設けることで、ドライヤー中のモレキュ
ラーシーブを振動させ、ドライヤーの劣化を促進させた
り、ドライヤー中に確保されたゴミが再び冷凍サイクル
中に流れ出したりする可能性を少なくし、冷凍装置の信
頼性を向上させることができる。
【0074】また、本発明の他の冷凍装置は、圧縮機、
凝縮器、ドライヤー、第一の減圧器、蒸発器を順次接続
して冷凍サイクルの主回路を構成し、前記ドライヤーを
バイパスするバイパス回路を設け、そのバイパス回路上
に第二の減圧器を設け、運転開始からの運転時間を計測
する運転時間計測手段を設け、前記運転時間計測手段に
より計測された運転時間と所定時間とを比較する運転時
間比較手段を設け、前記運転時間比較手段により得られ
た結果に応じて前記主回路と前記バイパス回路の流路を
切り換え制御する流路切り換え制御手段を設けること
で、ドライヤー中のモレキュラーシーブを振動させ、ド
ライヤーの劣化を促進させたり、ドライヤー中に確保さ
れたゴミが再び冷凍サイクル中に流れ出したりする可能
性を少なくし、冷凍装置の信頼性を向上させることがで
きるとともに、常に最適な冷凍サイクルを実現できる。
【0075】また、本発明の他の冷凍装置は、圧縮機、
凝縮器、ドライヤー、減圧器、蒸発器を順次接続して冷
凍サイクルの主回路を構成し、前記ドライヤーをバイパ
スするバイパス回路を設け、運転開始からの運転時間を
計測する運転時間計測手段を設け、前記運転時間計測手
段により計測された運転時間と所定時間とを比較する運
転時間比較手段を設け、前記運転時間比較手段により得
られた結果に応じて前記主回路と前記バイパス回路の流
路を切り換え制御する流路切り換え制御手段を設け、か
つ、前記運転時間比較手段により得られた結果に応じて
前記ドライヤーの出口部を閉鎖する流路閉鎖手段を設け
ることで、ドライヤー中のモレキュラーシーブを振動さ
せ、ドライヤーの劣化を促進させたり、ドライヤー中に
確保されたゴミが再び冷凍サイクル中に流れ出したりす
る可能性を少なくし、冷凍装置の信頼性を向上させるこ
とができるとともに、冷凍サイクル中の水分量が減少し
た場合のドライヤーからの水分の放出を防止することが
できる。
【0076】また、本発明の他の冷凍装置は、圧縮機、
凝縮器、ドライヤー、減圧器、蒸発器を順次接続して冷
凍サイクルの主回路を構成し、前記ドライヤーをバイパ
スするバイパス回路を設け、前記ドライヤー中の水分量
を計測する水分量計測手段を設け、前記水分量計測手段
により計測された水分量と所定水分量とを比較する水分
量比較手段を設け、前記水分量比較手段により得られた
結果に応じて前記主回路と前記バイパス回路の流路を切
り換え制御する流路切り換え制御手段を設けることで、
ドライヤー中のモレキュラーシーブを振動させ、ドライ
ヤーの劣化を促進させたり、ドライヤー中に確保された
ゴミが再び冷凍サイクル中に流れ出したりする可能性を
少なくし、冷凍装置の信頼性を向上させることができ
る。
【0077】また、本発明の他の冷凍装置は、圧縮機、
凝縮器、ドライヤー、第一の減圧器、蒸発器を順次接続
して冷凍サイクルの主回路を構成し、前記ドライヤーを
バイパスするバイパス回路を設け、そのバイパス回路上
に第二の減圧器を設け、前記ドライヤー中の水分量を計
測する水分量計測手段を設け、前記水分量計測手段によ
り計測された水分量と所定水分量とを比較する水分量比
較手段を設け、前記水分量比較手段により得られた結果
に応じて前記主回路と前記バイパス回路の流路を切り換
え制御する流路切り換え制御手段を設けることで、ドラ
イヤー中のモレキュラーシーブを振動させ、ドライヤー
の劣化を促進させたり、ドライヤー中に確保されたゴミ
が再び冷凍サイクル中に流れ出したりする可能性を少な
くし、冷凍装置の信頼性を向上させることができるとと
もに、常に最適な冷凍サイクルを実現できる。
【0078】また、本発明の他の冷凍装置は、圧縮機、
凝縮器、ドライヤー、減圧器、蒸発器を順次接続して冷
凍サイクルの主回路を構成し、前記ドライヤーをバイパ
スするバイパス回路を設け、前記ドライヤー中の水分量
を計測する水分量計測手段を設け、前記水分量計測手段
により計測された水分量と所定水分量とを比較する水分
量比較手段を設け、前記水分量比較手段により得られた
結果に応じて前記主回路と前記バイパス回路の流路を切
り換え制御する流路切り換え制御手段を設け、かつ、前
記水分量比較手段により得られた結果に応じて前記ドラ
イヤーの出口部を閉鎖する流路閉鎖手段を設けること
で、ドライヤー中のモレキュラーシーブを振動させ、ド
ライヤーの劣化を促進させたり、ドライヤー中に確保さ
れたゴミが再び冷凍サイクル中に流れ出したりする可能
性を少なくし、冷凍装置の信頼性を向上させることがで
きるとともに、冷凍サイクル中の水分量が減少した場合
のドライヤーからの水分の放出を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷凍装置の第1の実施例における冷凍
サイクル図
【図2】水分量とドライヤーの吸着水分容量の特性図
【図3】本発明の第1の実施例における電磁弁の開閉制
御の流れを示すブロック図
【図4】本発明の冷凍装置の第2の実施例における冷凍
サイクル図
【図5】本発明の冷凍装置の第3の実施例における冷凍
サイクル図
【図6】同実施例における電磁弁の開閉制御の流れを示
すブロック図
【図7】本発明の冷凍装置の第4の実施例における冷凍
サイクル図
【図8】本発明の冷凍装置の第5の実施例における冷凍
サイクル図
【図9】同実施例における電磁弁の開閉制御の流れを示
すブロック図
【図10】本発明の冷凍装置の第6の実施例における冷
凍サイクル図
【図11】本発明の冷凍装置の第7の実施例における冷
凍サイクル図
【図12】同実施例における電磁弁の開閉制御の流れを
示すブロック図
【図13】本発明の冷凍装置の第8の実施例における冷
凍サイクル図
【図14】従来の冷凍装置の冷凍サイクル図
【符号の説明】
1 圧縮機 2 凝縮器 3 ドライヤー 4a キャピラリーチューブ 4b 第二のキャピラリーチューブ 5 蒸発器 6a 電磁弁 6b 電磁弁 6c 電磁弁 7 バイパス回路 8 タイマー 9 運転時間比較回路 10 検知管 11a 色変更部 11b 色検出部 12 水分量比較回路 13 圧縮機 14 凝縮器 15 ドライヤー 16 キャピラリーチューブ 17 蒸発器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機、凝縮器、ドライヤー、減圧器、蒸
    発器を順次接続して冷凍サイクルの主回路を構成し、前
    記ドライヤーをバイパスするバイパス回路を設け、運転
    開始からの運転時間を計測する運転時間計測手段を設
    け、前記運転時間計測手段により計測された運転時間と
    所定時間とを比較する運転時間比較手段を設け、前記運
    転時間比較手段により得られた結果に応じて前記主回路
    と前記バイパス回路の流路を切り換え制御する流路切り
    換え制御手段を設けたことを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】圧縮機、凝縮器、ドライヤー、第一の減圧
    器、蒸発器を順次接続して冷凍サイクルの主回路を構成
    し、前記ドライヤーをバイパスするバイパス回路を設
    け、そのバイパス回路上に第二の減圧器を設け、運転開
    始からの運転時間を計測する運転時間計測手段を設け、
    前記運転時間計測手段により計測された運転時間と所定
    時間とを比較する運転時間比較手段を設け、前記運転時
    間比較手段により得られた結果に応じて前記主回路と前
    記バイパス回路の流路を切り換え制御する流路切り換え
    制御手段を設けたことを特徴とする冷凍装置。
  3. 【請求項3】圧縮機、凝縮器、ドライヤー、減圧器、蒸
    発器を順次接続して冷凍サイクルの主回路を構成し、前
    記ドライヤーをバイパスするバイパス回路を設け、運転
    開始からの運転時間を計測する運転時間計測手段を設
    け、前記運転時間計測手段により計測された運転時間と
    所定時間とを比較する運転時間比較手段を設け、前記運
    転時間比較手段により得られた結果に応じて前記主回路
    と前記バイパス回路の流路を切り換え制御する流路切り
    換え制御手段を設け、かつ、前記運転時間比較手段によ
    り得られた結果に応じて前記ドライヤーの出口部を閉鎖
    する流路閉鎖手段を設けたことを特徴とする冷凍装置。
  4. 【請求項4】圧縮機、凝縮器、ドライヤー、減圧器、蒸
    発器を順次接続して冷凍サイクルの主回路を構成し、前
    記ドライヤーをバイパスするバイパス回路を設け、前記
    ドライヤー中の水分量を計測する水分量計測手段を設
    け、前記水分量計測手段により計測された水分量と所定
    水分量とを比較する水分量比較手段を設け、前記水分量
    比較手段により得られた結果に応じて前記主回路と前記
    バイパス回路の流路を切り換え制御する流路切り換え制
    御手段を設けたことを特徴とする冷凍装置。
  5. 【請求項5】圧縮機、凝縮器、ドライヤー、第一の減圧
    器、蒸発器を順次接続して冷凍サイクルの主回路を構成
    し、前記ドライヤーをバイパスするバイパス回路を設
    け、そのバイパス回路上に第二の減圧器を設け、前記ド
    ライヤー中の水分量を計測する水分量計測手段を設け、
    前記水分量計測手段により計測された水分量と所定水分
    量とを比較する水分量比較手段を設け、前記水分量比較
    手段により得られた結果に応じて前記主回路と前記バイ
    パス回路の流路を切り換え制御する流路切り換え制御手
    段を設けたことを特徴とする冷凍装置。
  6. 【請求項6】圧縮機、凝縮器、ドライヤー、減圧器、蒸
    発器を順次接続して冷凍サイクルの主回路を構成し、前
    記ドライヤーをバイパスするバイパス回路を設け、前記
    ドライヤー中の水分量を計測する水分量計測手段を設
    け、前記水分量計測手段により計測された水分量と所定
    水分量とを比較する水分量比較手段を設け、前記水分量
    比較手段により得られた結果に応じて前記主回路と前記
    バイパス回路の流路を切り換え制御する流路切り換え制
    御手段を設け、かつ、前記水分量比較手段により得られ
    た結果に応じて前記ドライヤーの出口部を閉鎖する流路
    閉鎖手段を設けたことを特徴とする冷凍装置。
JP32765394A 1994-12-28 1994-12-28 冷凍装置 Pending JPH08178474A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100347501C (zh) * 2004-07-01 2007-11-07 松下电器产业株式会社 冷却加热系统,使用该系统的冷藏加热库及自动售货机
WO2012136610A3 (de) * 2011-04-06 2013-05-10 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Kältemaschine und fertigungsverfahren dafür
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