JPH0817815A - 半導体デバイスの製造方法、半導体基板の処理方法、分析方法及び製造方法 - Google Patents

半導体デバイスの製造方法、半導体基板の処理方法、分析方法及び製造方法

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JPH0817815A
JPH0817815A JP6171648A JP17164894A JPH0817815A JP H0817815 A JPH0817815 A JP H0817815A JP 6171648 A JP6171648 A JP 6171648A JP 17164894 A JP17164894 A JP 17164894A JP H0817815 A JPH0817815 A JP H0817815A
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oxide film
aqueous solution
etching
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semiconductor substrate
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Mokuji Kageyama
山 もくじ 影
Moriya Miyashita
下 守 也 宮
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲート酸化膜の部分的薄膜化の防止、良好な
状態での半導体基板(ウェーハ)のエッチング(処理)
と表面の分析並びに金属不純物の低減化。 【構成】 第1発明においては、F含有水溶液を基板に
接触させつつ紫外線が照射されるので、酸化膜と半導体
基板とが同等のエッチング速度で制御性良く、平坦性を
失うことなくエッチングされ、第2発明においては、半
導体ウェーハは、酸性水溶液に曝された状態で紫外線が
照射され、これによりエッチングされ、表面のラフネス
を劣化させることなく表面金属汚染とパーティクルが除
去され、このエッチングに使われた酸性水溶液の元素分
析により、半導体ウェーハの最表面層内の不純物元素は
高精度に分析され、第3発明においては、紫外線の照射
により発生するキールに多結晶シリコン中の金属が電子
を供給して再結合させ、自らはイオンとなって水溶液中
に流出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体デバイスの製造
方法、半導体基板の処理方法、分析方法及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】第1の従来技術 一般に、半導体デバイスの製造において、微細加工が重
要な工程である。その際、素子間を電気的に分離するこ
とにより所望の特性を得ている。そのため、従来よりL
OCOS法と呼ばれる局所的な基板の酸化方法により、
素子間の電気的な分離が行われてきた。LOCOS法に
よって、素子間の電気的分離を行わせるために、図4か
らわかるように、水素燃焼酸化等を用いて局所的に厚い
酸化膜(フィールド酸化膜)14を形成している。
【0003】より詳しくは、図4(A)からわかるよう
に、Si基板11上にpad酸化膜12を形成し、その
上の素子形成予定領域に対応する部分に酸化に対するマ
スクとしての窒化膜13を形成する。
【0004】この後、同図(B)からわかるように、水
素燃焼酸化等を用いて局所的に酸化膜104を形成す
る。
【0005】この後、同図(C)からわかるように、中
央部分の窒化膜13及び薄い酸化膜(pad酸化膜)1
2をエッチングする。
【0006】この後、同図(D)からわかるように、全
体的に再び酸化し、図中左右のフィールド酸化膜104
を形成する。
【0007】上述したところからわかるように、フィー
ルド酸化膜104の形成による素子分離により、フィー
ルド酸化膜104に囲まれた素子領域が形成される。そ
の素子領域にMOSトランジスタやMOSキャパシタ等
が形成される。しかしながら、デバイスの高集積化・微
細化に伴ない、要求されるデバイスの電気的特性が厳し
くなり、これにつれて、LOCOS法にも種々の不具点
が生じてきている。そのひとつがバーズビークである。
バーズビークとは、LOCOS法によるフィールド酸化
膜の選択酸化の際に、酸化マスクとして用いる窒化膜1
3の下に酸素が侵入することにより、図4(A),
(B)からわかるように、断面形状が素子領域を挟んで
向い合うように伸びる鳥のくちばし状の酸化膜部分をい
う。この状態で、同図(B),(C)からわかるよう
に、ゲート酸化膜14Aの形成工程に進むため、ゲート
酸化の前処理工程としての、素子領域上の比較的薄い酸
化膜12Aのエッチング処理で、その酸化膜12Aを完
全に除去するよう、処理時間にマージンを見込んでい
る。このため、同図(C)からわかるように、フィール
ド酸化膜14もわずかながらエッチングされてしまい、
素子領域端部に角11Aができ、平坦性がわるくなる。
そのために、その後にゲート酸化膜14Aを形成して
も、その角部分に起因して、その部分のゲート酸化時の
酸化速度が他の部分に比べて遅いために、局所的な薄膜
化(thinning)が生じ、つまり薄い部分14Bが生じ、
ゲート酸化膜14Aの破壊の起点となり易い。
【0008】第2の従来技術 紫外線を用いた半導体ウェーハの処理方法はいくつか考
えられている。その多くは、紫外線により、水中の酸素
もしくは空気中の酸素から、オゾンもしくは活性酸素を
生成させて、生成したオゾンの著しい酸化力で半導体ウ
ェーハ表面の有機物の除去しようとするいわゆるオゾン
酸化方法である。
【0009】オゾン酸化以外の紫外線の利用方法として
のドライ洗浄では、種々の反応性ガスのラジカル化など
が挙げられる。湿式洗浄では、上述のオゾン酸化の他
に、無機物質の除去など、抽象的な表現の結果にとどま
っている。
【0010】また、半導体ウェーハの洗浄という観点か
らみれば、重要なパラメータは、金属汚染とパーティク
ルである。通常のプロセスでは、外部からの多量の汚染
がないため、有機物の除去はレジストの除去に限られて
いる。従来より、湿式の洗浄が多用されているが、アル
カリ洗浄では半導体ウェーハ表面をエッチングできるた
めにパーティクルの除去には有効であるものの、金属の
吸着やラフネスの劣化を抑えることが難しい。反対に、
酸洗浄では、金属汚染の除去には有効であるものの、半
導体ウェーハ表面をエッチングすることができないため
に、パーティクルの除去に不向きである。よって、一般
的に、これらのアルカリ洗浄や酸洗浄を組み合わせて使
うことが多く、経済的にも最適な洗浄法とはいい難い。
【0011】一方、半導体ウェーハの金属不純物分析技
術は、表面分析やバルクの分析に関して、種々の高感度
な手法が開発されてきている。表面分析では、例えば、
全反射蛍光X線分析やVPD(Vapor Phase Decomposit
ion method)/AAS(Atomic Absorption Spectrosco
py)[気相分解原子吸光分光分析法]などが特に高感度
な分析として有効である。また、バルクの分析では、半
導体の表層を弗酸と硝酸の混合液(弗硝酸)によりエッ
チングし、そのエッチング液を加熱濃縮してAASで分
析する方法、もしくは半導体片を全量弗硝酸溶液にて溶
かしてAAS(フレームレス原子吸光分光分析)もしく
はICP(Induction Coupled Plasma)/MS(Mass S
pectroscopy )[誘導結合プラズマ質量分析法]等で分
析する方法が行われている。
【0012】しかしながら、実際の半導体ウェーハ中の
金属不純物の分布は、分析直前の熱工程等により著しく
異なり、多くの場合、最表面に最も多く、バルク中心に
向かうに従って漸減する傾向が強い。場合によってはバ
ルク中心付近の結晶欠陥部に金属不純物がトラップ・析
出され、これによってその金属不純物の深さ方向の分布
は大きく異なってくる。即ち、上述の半導体表層のエッ
チングによる分析がこのような分布を知る上で重要にな
ってくる。一般的に、弗硝酸系のエッチャントでエッチ
ングするため、上記半導体表層分析には比較的高濃度の
酸を必要とする。また、反応性が高いため、半導体ウェ
ーハに接触した直後より反応が始まる。このため、どう
してもエッチングむらが生じやすく、さらに薬液自身の
高純度化が必須となる。特に、10nm程度の最表層を
分析しようとした場合には、上記薬液自身の純度やエッ
チングむらが分析値に大きな影響を与える。
【0013】第3の従来技術 MOS型半導体基板として用いられるシリコン単結晶ウ
ェーハは、多結晶シリコンを石英るつぼ内で溶解し、C
Z法といわれる引上げ方法によって単結晶インゴットを
製造し、ウェーハ状に切り出すことで作られる。原料と
なる多結晶シリコンは、硅岩を還元して固体シリコンと
したものを更に数段階精製することによって作られる。
この多結晶シリコンは、単結晶シリコン引上げの原料と
して石英るつぼに入れて溶解される。この多結晶シリコ
ンは、石英るつぼに入れられる前に、多結晶シリコン表
面の不純物を取り除くため、酸と硝酸の混合液により表
面を1〜5μmエッチングされる。
【0014】従来技術で用いられている多結晶シリコン
は非常に純度の高いものである。しかし、一般に、それ
から作られたシリコンウェーハにはデバイス特性を劣化
させるだけの金属不純物が存在する。シリコンウェーハ
を酸と硝酸の混合液で溶解し、その溶解液をフレームレ
ス原子吸光法で分析した結果、Feが1010atoms /c
3 、Alが1011atoms /cm3 存在することがわか
った。前述のように、多結晶シリコン表面の不純物は取
り除くことができるため、多結晶シリコン中に含まれて
いる金属不純物は実際上取り除くことができない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来
は、ゲート酸化膜に薄い部分ができて、それの破壊の起
点となり易いという難点があった。さらに、半導体ウェ
ーハの洗浄を簡単に行うのが困難であり、且つ、半導体
ウェーハの金属不純物の分析を的確に行うのが困難であ
った。さらに、多結晶シリコン表面の不純物は除去でき
るものの、多結晶シリコン中の金属不純物の除去は困難
であった。
【0016】本発明は、上記多種の観点に鑑みてなされ
たもので、その目的は、フィールド酸化膜形成後に形成
されるゲート酸化膜の薄膜化を防ぐこと、半導体ウェー
ハの表面の金属汚染を防ぎつつ且つ表面のラフネスの劣
化を防ぎつつそのウェーハを処理すると共に表面の分析
を行うこと及びウェーハ中の金属不純物を低減すること
にある。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、半導体基
板の表面の特定の領域を酸化して酸化膜を形成する第1
の工程と、この第1の工程の後に、少なくとも弗素を含
む水溶液を前記半導体基板の表面に接触させつつ紫外線
を照射して、前記酸化膜及び半導体基板をほぼ等しい速
度でエッチングする第2の工程と、を備えるものとして
構成される。
【0018】第2の発明は、半導体ウェーハに酸性水溶
液を曝す第1工程と、その状態で紫外線を照射すること
により、この半導体ウェーハをエッチングする第2工程
を有するものとして構成される。
【0019】第3の発明は、酸性水溶液中に粒状とした
多結晶シリコンを浸漬し、その状態の多結晶シリコンに
紫外線を照射することにより、前記多結晶シリコン中の
金属不純物を低減させるものとして構成される。
【0020】
【作用】第1発明においては、F含有水溶液を基板に接
触させつつ紫外線が照射されるので、酸化膜と半導体基
板とが同等のエッチング速度で制御性良く、平坦性を失
うことなくエッチングされる。
【0021】第2発明においては、半導体ウェーハは、
酸性水溶液に曝された状態で紫外線が照射され、これに
よりエッチングされ、表面のラフネスを劣化させること
なく表面金属汚染とパーティクルが除去され、このエッ
チングに使われた酸性水溶液の元素分析により、半導体
ウェーハの最表面層内の不純物元素は高精度に分析され
る。
【0022】第3発明においては、紫外線の照射により
発生するホールに多結晶シリコン中の金属が電子を供給
して再結合させ、自らはイオンとなって水溶液中に流出
する。
【0023】
【実施例】第1発明の実施例 第1発明は、概略的には次のように説明される。即ち、
LOCOS法によりフィールド酸化膜を形成して素子分
離させた後の工程であって、ゲート酸化膜を形成する工
程の前の工程としての、素子領域の既存酸化膜をエッチ
ングする工程において、F含有水溶液を塗布あるいは同
水溶液に基板を浸漬し、その状態で紫外線を照射するこ
とにより、その後のゲート酸化膜の薄膜化を防ぐように
した。
【0024】以下、第1発明の一実施例を図1〜図3を
参照して説明する。
【0025】図1は本実施例で用いた枚葉式の紫外線処
理装置を示す側面図である。この装置は、基板支持ステ
ージ5を有し、このステージ5上に、表面に水溶液2を
塗布したSi基板1を支持している。このSi基板1と
対向する位置に、サファイア製ランプカバー3を介し
て、紫外線ランプ4が設けられている。
【0026】このような構造の装置を用いて、図2
(A)〜(D)に示すプロセスによりMOSキャパシタ
を製造した。図2と図4は(C)工程以外は同時に処理
を行う処理である。つまり、図2と図4とは(C)工程
以外は同じである。図2(B)のステップで得たSi基
板1(図1)を、図1に示す装置を用いて、図2(C)
のステップで処理して同図(D)のSi基板1とする。
即ち、図2(B)に示されたSi基板1は、図中左右に
フィールド酸化膜14,14が形成されていると共に、
それらをつなぐ薄いpad酸化膜12が形成されてい
る。このような基板1は、次のステップで、破線で示
す、フィールド酸化膜14,14の表層部分14A,1
4Aとpad酸化膜12が除去されて、同図(C)に示
すようになる。この図(C)における処理は次のように
して行われる。即ち、図1に示す装置に基板1を搬入
し、酸素雰囲気に置いた状態とする。この後、紫外線を
照射するとともに、0.05%HF2を上記基板1に塗
布する。0.05%HF水溶液2は基板1上に表面張力
により、約2〜4μm厚さに塗布される。この状態で1
0分間以上保持する。これにより、pad酸化膜11と
フィールド酸化膜14が塗布液である0.05%HF2
によりエッチングされるとともに、pad酸化膜12が
完全にエッチングされ、これにより露出した下地として
のSi基板1も0.05%HF2と紫外線との相乗効果
により、酸化膜とほぼ同等の速度でエッチングされる。
【0027】上記処理後にSi基板1を同装置内で水洗
した後搬出する。このようにして製造されたSi基板1
は、フィールド酸化膜14と露出したSi基板1の表面
との境界は、図4(C)のときのような角部11Aを有
しない、図2(C)のような形状を維持している。従っ
て、その後にゲート酸化膜14Cを形成しても、角部1
1Aを有しないために、その酸化膜14Cは薄い部分は
有しない。
【0028】このようにして作ったMOSキャパシタの
ゲート酸化膜の絶縁耐圧測定を用い、酸化膜の破壊箇所
を従来の方法で作ったMOSキャパシタのそれと比較し
た。その結果を図3に示す。図3(A)は従来方法によ
るMOSキャパシタ、(B)は本発明によるものであ
る。従来の方法で作ったMOSキャパシタ(A)は、図
中X印に示した酸化膜の破壊箇所が、酸化膜のエッジ部
分に集中している。一方、本方法で作ったMOSキャパ
シタ(B)の酸化膜の破壊箇所は、エッジ部分に集中し
ている結果となった。また、破壊に至る耐圧の値も従来
例(A)よりも高かった。これは、ゲート酸化膜のエッ
ジ部分に従来なら形成されてしまう薄膜部分が生じない
ためと考えられる。これは、紫外線とHF水溶液とを用
いてエッチングを行うと、酸化膜とSi基板のそれぞれ
のエッチング速度がほぼ同じとなり、選択比が低くなる
からである。
【0029】なお、本装置での処理には、80mW/c
2 の出力をもつ低圧水銀灯を紫外線ランプ4として、
Si基板1より2cm離した状態で用いた。装置内雰囲
気を酸素に置換して処理を行ったのは、雰囲気がアルゴ
ンガスの場合よりも紫外線によるエッチング処理後の素
子領域の平坦度が良かったためであり、アルゴン雰囲気
でも同様なエッチングが可能である。
【0030】つまり、Si基板1のエッチングは、水溶
液中の溶存酸素の紫外線によるオゾン化ではなく、Si
の光励起によるキャリアに起因するSiのアノード溶解
が生じていると思われる。よって、光源としては、より
出力の高いものが望ましい。塗布する水溶液2として
は、シリコン酸化膜をエッチングできるものを用いねば
ならないが、そのエッチング速度は紫外線による下地と
してのSiのエッチング速度に等しいことが望ましい
(表1参照)。よって、本実施例においては薬液として
0.05%の弗酸水溶液を用いたが、塗布液2としては
弗酸に限らず、弗化アンモニウム水溶液もしくはフルオ
ロ硅酸でも良い。この場合pHや濃度を調整することで
弗酸を用いた場合と同等の効果が得られる。
【0031】 表 1 SiとSiOのエッチング速度 塗布液のHF濃度 Si SiO 比(Si/SiO ) 2 2 0.05% 0.3nm/min 0.2nm/min 1.5 0.5% 1.0nm/min 5 nm/min 0.2 当然のことながら、紫外線照射時の薬液の供給は上記塗
布以外方法、例えば浅い容器中へ基板を浸漬するといっ
た方法でも良く、また紫外線照射中に液を供給し続けた
り、基板を回転させたりしても良い。
【0032】なお、SiO(シリコン酸化膜)とSi
を紫外線等の光を用いて同様にエッチングする手段とし
て弗硝酸(HFとHNOの混合水溶液)を用いること
が挙げられる。しかしながら、この弗硝酸を用いると、
本発明者らの実験では、平坦度が劣化すること及びエッ
チングの制御性が劣ることがわかった。これに対し、実
施例で述べた紫外線を用いる方法によれば、少なくとも
Siのエッチングに関しては紫外線光源のオン/オフも
しくはその光源の遮蔽により十分に制御でき、且つ、エ
ッチングむらも基板の回転により抑制することができ
た。
【0033】第1発明の実施例によれば、従来と同様な
弗酸等のF含有水溶液を基板に接触させつつ、紫外線を
照射することで、酸化膜と基板とを同時に同等のエッチ
ング速度で制御よく、平坦性を失うことなくエッチング
できる。このため、LOCOS法により素子分離した後
のゲート酸化膜形成直前の前処理に適用すれば、フィー
ルド酸化膜エッジでのフィールド酸化膜のオーバーエッ
チングによる素子領域エッジの角部の形成と、それによ
るゲート酸化膜の薄膜化を抑制することができる。
【0034】第2発明の実施例 第2発明は、概略的には、以下の通りである。即ち、酸
性水溶液を半導体ウェーハ上に塗布し、その状態でこの
半導体ウェーハに紫外線を照射し、それにより半導体ウ
ェーハをエッチングする。さらに、上記処理後の酸性水
溶液を分析することにより、半導体ウェーハ最表面層の
金属不純物を分析する。
【0035】以下、第2発明の一実施例を図10〜図1
4を参照しつつ説明する。
【0036】評価に使用した装置は図10に示される。
図10において、この装置は、上方を開放した容器状の
装置筐体53を有する。この筐体53の内部には、内チ
ャンバ54がスペーサで浮した状態に設けられている。
さらにこの内チャンバ54の内部に、半導体ウェーハ5
1を回転可能に支持するウェーハステージ102が設け
られている。このウェーハ51に薬液と純水とを切り換
え供給するための供給ノズル56が、内チャンバ側壁の
上方部分に設けられている。このノズル56からの薬液
が、例えば、図10に示すように、ウェーハ51の表面
に載ることになる。このように構成された筐体53には
上蓋58が被せられる。この上蓋58は表面にサファイ
ヤ窓59を有し、その内側には、吊下状態に低圧水銀灯
55が取り付けられている。
【0037】より詳しくは、半導体ウェーハ51は回転
および上下方向に運動可能なステージ52上に固定され
ており、サファイヤ窓59を介して低圧水銀灯55と対
向している。本装置は、構造材としてのPTFE製筐体
53で構成されており、その内側には石英製の内チャン
バ54が挿入されており、上部サファイヤ窓59との間
で密閉空間を形成するようになっている。固定ノズルで
ある薬液/純水供給ノズル57からは図示しない切換バ
ルブにより薬液もしくは純水が半導体ウェーハ51上に
供給される。供給された薬液もしくは純水は、半導体ウ
ェーハ51上に表面張力により塗布された状態を保つ
(57)。また、本装置内は真空ポンプによる粗引きと
ガスの供給により、チャンバ内の雰囲気を所望の成分に
替え可能となっている。
【0038】酸化膜でパターニングされた半導体ウェー
ハ51を図9に示したシーケンスで処理した。即ち、ウ
ェーハ51をチャンバ内に搬入(S11)後、Arにて
チャンバ内をガス置換した(S12)。その後、0.5
%HFにてSi露出部の自然酸化膜を除去し(S1
3)、いったんウェーハ51を乾燥させた。その後、3
5%HClをウェーハ上に塗布し(S14)、紫外線を
30分間照射した(S15)。その結果、図15に示す
ような、深さ約15nmの段差が得られた。この間、酸
化膜は殆どエッチングされていないのがわかる。このエ
ッチング面はエッチング前と同レベルのラフネスを示
し、とくにチャンバ内雰囲気をOにした場合、そのラ
フネスは比較的良いという結果が得られた(図16)。
【0039】高温で処理されたウェーハ、特にエピタキ
シャルウェーハや水素アニールウェーハなどでは、表面
に酸化膜が存在しない。このため、塗布時にウェーハの
表面に金属が析出することが知られている。即ち、デバ
イス活性層となる表面近傍に高濃度の金属不純物が存在
することになる。このような半導体ウェーハに対して
は、第3発明の処理が有効で、平坦性を失わずに高濃度
に偏析した不純物層を除去・洗浄が可能となる。さらに
パーティクルの除去にも効果があるのもわかった(図1
7)。
【0040】HClによるエッチングの場合、7%のH
Clではエッチングの効果は殆ど期待できなかった。酸
化膜とベアSiとの選択エッチング条件が厳しくない場
合はHFを使用することが望ましい。
【0041】上述のパターニングされたサンプル、即
ち、図9のステップS11で搬入した半導体ウェーハ5
1を、ステップS14において、HClに代えて0.5
%HFあるいは0.05%HFを塗布して図9と同様な
処理を行った。この場合、図9に示したの処理(ステ
ップ13)は不要である。0.5%HFを塗布した場
合、20分間の紫外線照射処理で100nmの酸化膜パ
ターンはすべてエッチングされてしまったが、より厚い
酸化膜パターンの場合は、この0.5%HFを用いる方
がエッチング速度の点で有利である。0.05%HFを
塗布した場合には、その酸化膜は充分な厚さで残存して
いた。HF濃度を半分にしてもそのエッチング量は1/
2程度であり、酸化膜とベアSiとの選択性は向上す
る。
【0042】当然のことながら、酸化膜などのパターン
を有しないウェーハの場合には、より高濃度のHFを塗
布して紫外線照射することで、より高いエッチング速度
が得られる。ウェーハ表面に付着していたパーティクル
も、リフトオフによりウェーハ表面より脱離する。この
ため、ウェーハ表面のパーティクル数の減少も観察され
た。処理後のウェーハは疎水性を示し、パーティクル等
の付着しやすい状態にある。HF塗布・紫外線照射処理
を連続して純水塗布・紫外線処理もしくはオゾン酸化す
ることでパーティクルの付着は抑えられる。金属不純物
も除去されている。
【0043】因みに、上記実施例では、低圧水銀灯10
5として、直径150mmの渦巻状のランプで、80m
W/cm2 の出力をもつものを用いたが、より高出力の
ものや、より短波長の光を出す光源を用いると、上記エ
ッチングはより速やかに進行する。
【0044】図11は、上記のようなウェーハ処理に基
づいて分析を行う装置である。図11において、この装
置は、半導体ウェーハ31を固定状態に挟持する一対の
筐体72,75を有する。筐体75にはサファイヤ窓7
6を介して筐体79が付設されている。N又はArガ
スで置換可能なこの筐体79の内部には、低圧水銀灯7
7が密閉されている。筐体75における半導体ウェーハ
71とサファイヤ窓79によって区画される空間73に
は、供給バルブ74から薬液と純水とを選択的に供給充
填可能となっている。この空間73中の薬液又は純水は
排液用バルブ78で外部に排出可能となっている。
【0045】このような構成の装置において、図12に
示すシーケンスで処理を行った。従来例に示したよう
に、これまでの弗硝酸系などの化学反応に因るエッチン
グでは、薬液の供給/排出時のタイムラグによりウェー
ハ面内でエッチングむらが生じてしまった。これに対
し、この実施例では、紫外線ランプの点灯/消灯により
エッチング時間を制御でき、これにより、そのようなエ
ッチングむらは生じなかった。なお、エッチング前に、
表面に吸着している金属不純物やパーティクルを除去す
るため、短時間の薬液中での紫外線処理や図9のステッ
プ13の従来の薬液洗浄を行ってもよい。
【0046】本実施例では、薬液としてHCl、HFを
用いたが、密閉された空隙(73)に薬液を供給するた
め、その薬液量は僅少で済む。また、希釈した薬液(例
えば0.05%HF)でも顕著なエッチングを示すこと
から、薬液自身の純度の影響も抑え易い。
【0047】また、空隙(73)中に薬液を介して半導
体ウェーハとの間に電圧をかけることのできる電極を設
けて、両者の間に電圧をかけつつ、上記紫外線照射を行
うことにより、より高速でエッチングができる。
【0048】エッチング処理用の薬液はテフロンビーカ
に移して加熱・濃縮することにより、AAS、ICP−
MS等で定量/定性分析が可能となる。当然のことなが
ら、より少量の薬液でエッチングをすれば、濃縮の必要
はないし、濃縮も特に加熱の必要もない。また、この濃
縮を、希HF処理したもののような疎水性ウェーハ上に
滴下し蒸発乾固させることにより可能である。従来のエ
ッチャントは蒸発・乾固中にウェーハが溶解されてしま
うので特別な処理が必要である。ウェーハ上で蒸発・乾
固したサンプルはそのままで全反射蛍光X線分析(TR
XRF)することが可能であり、簡便で高感度な定性・
定量分析ができる。図18は上記分析法と従来法とを比
較したものである。本発明によれば、とくに半導体ウェ
ーハの最表面層の分解能を向上でき、かつ薬液自身の純
度の影響を受けにくいことから高感度な分析ができたの
がわかる。
【0049】以上述べてきた紫外線と酸性水溶液による
Siのエッチングのメカニズムは、光励起された酸化水
溶液中の陰イオンとSiとの反応および紫外線照射によ
り励起熱されたSi中のキャリアの上記反応への寄与と
考えられる。純水の光分解は低圧水銀灯による紫外線
(>184.9nm)では生じない。本処理に用いた薬
液はHClとHFであったが、HやHNOのよ
うな酸化性酸ではSiのエッチングは顕著でなく、例え
ばHClやHF中にこのようなHやHNOを添
加することは、光化学反応以外のSiのエッチング反応
が生ずるため、制御性が悪化し好ましくない。HClや
HF以外でも非酸化性の酸であれば同様なエッチングが
期待できることは明白である。
【0050】以上詳述した実施例によれば、半導体ウェ
ーハを酸性水溶液に浸した状態もしくはウェーハに酸性
水溶液を塗布した状態で紫外線を照射することにより、
半導体ウェーハがエッチングされ、これによって従来の
洗浄法では2種類以上の洗浄を組み合わせなければでき
なかった、表面金属汚染とパーティクルの表面のラフネ
スを劣化させることなく同時に除去できる。また、エッ
チングに使用した酸水溶液を、必要に応じて濃縮し、元
素分析をすることにより、半導体ウェーハの最表面層内
の不純物元素を精度よく分析できる。
【0051】さらに、上記のような多くのエッチングを
必要としない場合、以下の方法を適用できる。
【0052】この方法は、概略的には、弗素を含む水溶
液もしくはガスにより半導体基板表面の酸化膜を除去
後、連続して前記半導体表面に純水を供給し、その状態
で前記半導体基板表面の純水を介して紫外線を照射す
る、というものである。
【0053】以下、この方法を図5〜図8を用いて説明
する。図5はこの一実施例のシーケンスを示すフローチ
ャートであり、図6はこの方法の実施に使用する装置、
図7はラフネス(Ra)の紫外線照射時間、図8はエッ
チング深さとラフネス(Ra)のHF濃度依存性を示
す。
【0054】図6において、ここに示される装置は、内
外を隔離するチャンバ37を有する。このチャンバ37
内に、表面に純水34を塗布した状態の半導体基板35
を回転可能に保持するステージ36が設けられている。
このチャンバ37内には、その側壁に設けた薬液供給ノ
ズル32及び純水供給ノズル33から薬液及び純水を供
給可能としている。基板35と対向するチャンバ37外
に低圧水銀灯(80mW/cm2 )を設けている。
【0055】このような図6の構成の装置を用いて図5
に示したシーケンスに従って以下に述べるように半導体
基板をエッチングした。
【0056】ステージ36上に固定した直径150mm
のシリコン半導体基板(以下、Siウェーハという)3
5の表面に0.5%の弗酸(以下HF)をノズル32よ
り供給し、Siウェーハ35の表面の自然酸化膜をエッ
チングする(S1)。その後、上記HFを除去するため
にステージ36を回転させるてHFをふき飛ばす(S
2)。次に、ノズル33よりSiウェーハ35上に純水
を供給する(S3)。そのときの流量は0.2l/mi
nとした。Siウェーハ35上には、表面張力により、
厚みが2〜4mmに、φ150Siウェーハでは約55
ccに純水が塗布できる。そこで、ある程度の塗布ムラ
や供給ムラを考慮して、60ccの純水が供給されるよ
うに純水の供給時間を制御した。この場合、純水の供給
量が多いとエッチング速度が減少してしまう現象がみら
れた。
【0057】純水がSiウェーハ35上に塗布された状
態で紫外線を10分間照射した(S4)。
【0058】この後、ステージ36の回転により、純水
をふき飛ばし、スピン乾燥した(S5)。
【0059】その結果、約8nmのエッチングが認めら
れ、なおかつ表面のラフネスは、処理前のラフネス以下
に抑えることができた。また、エッチング深さを調べる
ために、厚さ100nmの熱酸化膜をパターニングした
Siウェーハを用いた。HF塗布工程での2分間と合わ
せて12分間の処理の間でも酸化膜はエッチングされず
に残った。
【0060】エッチング量は、紫外線照射時間(図7)
と塗布するHF濃度により変化する(図8)のがわかっ
た。0.5%HFで自然酸化膜をエッチングした後、1
0分間流水洗してから紫外線照射した場合、エッチング
量は、1/3以下に減少した。このことから、水洗によ
り除去され易いSiに吸着しているFがエッチングに関
係しているものと考えられる。純水の供給量が多いとエ
ッチング速度が低下するのは、新たな純水の供給により
Si−F結合のSi−OH結合への置換が促進されるか
らと思われる。
【0061】このような方法でエッチングを行えば、S
iウェーハ35の表面の平坦化を維持しつつ、少なくと
も初期状態を維持しつつ、酸化膜をマスクとして選択的
にエッチングが可能となる。
【0062】なお、この方法は上記実施例においては特
に処理雰囲気について言及していないが、O雰囲気の
方が不活性ガス(ArやN)雰囲気よりエッチング
量、ラフネスとも良好な結果を示した。
【0063】また、以上にはHFによる前処理を0.5
%HF水溶液で行った場合について述べたが、49%H
F水溶液ではより速いエッチング速度が得られ、かつラ
フネスの向上もみられた(図8)。また、HFの代わり
にNHFを用いても同等の効果が得られた。
【0064】さらに、Siウェーハの自然酸化膜を除去
するのに液体でなく、たとえばHF蒸気を用いても良
い。この場合、熱酸化膜のパターンがすべてエッチング
される前に純水を塗布すれば良い。上記実施例の如く熱
酸化膜厚が100nmあれば十分な選択性が得られる。
さらにこの場合には自然酸化膜が溶解された表面には高
濃度にFが吸着しているため、高速度のSiエッチング
処理が可能となる(図8)。
【0065】また、処理後の表面を親水性にすることに
よって微粒子の付着等を防ぎたい場合が考えられる。こ
のような場合には、所望の時間紫外線照射をしたのち、
引き続きノズルより純水を供給しつつ紫外線照射処理を
すれば、疎水性表面を気中に曝露させずに親水性表面を
得ることも可能である。加えて、当然のことながら、紫
外線による有機物の除去も可能である。
【0066】そこで、酸化膜耐圧、およびTDDB評価
を行ったところ、ゲート酸化直前に処理を行ったサンプ
ルでは良品率の向上が見られた。
【0067】以上述べたように、この方法によれば、H
Fによる前処理の後、連続して純水を塗布しつつ紫外線
を照射するようにしたので、Fが吸着したSi表面での
みSiのエッチングが進行し、このために酸化膜の有無
に応じてエッチングが選択的に行われ、かつラフネスが
向上し、さらに金属不純物の除去も同時に行うことがで
きる。
【0068】第3発明の実施例 第3発明の概要は次の通りである。即ち、粒状に粉砕し
た多結晶シリコンを水あるいは酸性水溶液中に浸し、そ
の液を攪拌しながら紫外線照射することにより、多結晶
シリコン中の金属不純物を低減させる。
【0069】この第3発明は次の原理によるものであ
る。紫外線が照射されることによって、多結晶シリコン
中に電子とホールのペアが発生する。このとき多結晶シ
リコン中の金属はホールに電子を供給し再結合させる。
金属が電子を放出することは自らが酸化されるというこ
とであり、金属はイオンとなって水あるいは酸性水溶液
中に溶け出す。酸性水溶液中ならば溶け出したイオンは
多結晶シリコンに再吸着しにくい。
【0070】次に、第3発明の実施例を説明する。
【0071】本発明の実施に使用する装置は図19に示
される。この装置は、多結晶シリコン91と水溶液92
を入れるための槽94と、槽94を載置する回転台95
と、槽94の周囲に設けられている紫外線ランプ93を
有する。
【0072】槽94に入れる多結晶シリコンは、粒径が
小さい程表面積が大きいことから、効果があがる。本実
施例では多結晶シリコンとして5mm以下の小片に粉砕
したものを用いている。この多結晶シリコン91の5k
gを、1%の酸水溶液92の20kgとともに石英製の
槽94に入れる。60回転/分の速さで回転台95を回
転させながら紫外線ランプ93を照射する。低圧水銀の
紫外線ランプ93は波長185.4、253.7mmに
主ピークを有するものであり、槽94の周囲及び上部に
照射可能に合計10本が設けられており、各ランプの出
力は300Wである。この状態で30分処理し、その後
酸水溶液92を抜き、純水ですすいだ後乾燥窒素で多結
晶シリコン91を乾燥させ、その多結晶シリコン91を
単結晶育成用の原料として使用する。
【0073】次に、第2の実施例を説明する。この実施
例の実施に使用される装置は図20に示される。この装
置は、深さの浅い槽94Aに液体を供給する供給口96
と排液口97が設けられているのが特徴である。供給口
96からは純水と0.5%酸水溶液を別々に供給するこ
とができるようになっている。第1実施例と同様に、5
kgの多結晶シリコン91を槽94A内になるべく均一
に置き、最初に0.5%酸水溶液92を3分間供給す
る。その後、純水を10分間供給する。このシーケンス
中はランプ93によって紫外線を照射し続けている。こ
のシーケンスを3回繰り返した後、液体の供給をやめ、
乾燥窒素で多結晶シリコン91を乾燥させ、多結晶シリ
コン91を単結晶育成用の原料として使用する。
【0074】この第4の発明の実施例を用いることによ
り、多結晶シリコン中の金属不純物を低減させることが
可能となった。この多結晶シリコンを原料として製造し
たシリコン単結晶ウェーハ中の金属不純物を従来のもの
と比べると、 Fe Al 従 来 3×1010atoms /cm3 5×1011atoms /cm3 本発明 4×104 atoms /cm3 8×1010atoms /cm3 となり、低減効果が明らかである。
【0075】
【発明の効果】第1発明によれば、酸化膜と半導体基板
とを同等の速度でエッチングすることができ、よってこ
の方法をLOSOS法による素子分離後のゲート酸化膜
形成を前の前処理に適用すれば、ゲート酸化膜の薄膜化
を防ぐことができる。
【0076】第2発明によれば、1つのプロセスで半導
体ウェーハ表面の金属汚染とパティクルを表面のラフネ
スを劣化させることなく同時に除去することができる。
【0077】第3発明によれば、多結晶シリコン中の不
純物がイオンとなって水溶液中に流出し、不純物を取り
除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の実施に使用する装置の縦断面図。
【図2】その工程断面図。
【図3】MOSキャパシタの絶縁破壊測定後の酸化膜の
破壊箇所を統計的に示した、従来例(A)と本発明の実
施例(B)における比較マップ。
【図4】従来例の工程断面図。
【図5】第2発明の実施例のフローチャート。
【図6】それに使用する装置の縦断面図。
【図7】紫外線処理時間によるラフネス(Ra)の変化
を示すグラフ。
【図8】HF濃度によるエッチング深さとラフネスの変
化を示すグラフ。
【図9】1つ目の第2発明(ウェーハ処理)の処理シー
ケンス図
【図10】それの実施に使用する装置の縦断面図
【図11】2つ目の第2発明(ウェーハの分析)の実施
に使用する装置の縦断面図
【図12】その処理シーケンス図
【図13】35%HCl塗布した場合の紫外線処理時間
によるエッチング深さの変化を示すグラフ。
【図14】35%HCl塗布した場合の紫外線処理時間
によるエッチング深さの変化を示すグラフ。
【図15】図13に示したサンプルのAFMによる段差
測定結果のグラフ。
【図16】AFM(原子間力顕微鏡)により得たサンプ
ル表面の顕微鏡写真であり、電子顕微鏡と同様に、検出
した電気信号を画像に変換することにより得た顕微鏡写
真であり、O中での処理のラフネスを示す図面代用写
真。
【図17】パーティクルの除去能力を示すグラフ。
【図18】表面層の分析比較例を示すグラフ。
【図19】第3発明の第1実施例を示す図。
【図20】第3発明の第2実施例を示す図。
【符号の説明】
1,11 Si基板 2 塗布液 3 サファイフ製ランプカバー 4 紫外線ランプ 5 基板支持ステージ 12 pad酸化膜 13 窒化膜 14 フィールド酸化膜 31 低圧水銀灯(紫外線ランプ) 32 薬液供給ノズル 33 純水供給ノズル 34 半導体基板上に塗布された純水 35 半導体基板 36 ステージ 37 チャンバ 51,71 半導体ウェーハ 52 ウェーハステージ 53 装置筐体 54 内チャンバ 55,77 低圧水銀灯 56 薬液/純水供給ノズル 57 薬液 58 上蓋 59,76 サファイヤ窓 72,75 ウェーハ固定用筐体 73 薬液もしくは純水 74 薬液/純水供給ノズル 78 排液用バルブ 91 多結晶シリコン 92 純水(あるいは酸水溶液) 93 紫外線ランプ 94 槽 95 回転台 96 液体供給口
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/306 B

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板の表面の特定の領域を酸化して
    酸化膜を形成する第1の工程と、 この第1の工程の後に、少なくとも弗素を含む水溶液を
    前記半導体基板の表面に接触させつつ紫外線を照射し
    て、前記酸化膜及び半導体基板をほぼ等しい速度でエッ
    チングする第2の工程と、 を備えることを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
  2. 【請求項2】前記第2の工程は、酸素雰囲気中で行われ
    る、請求項1の方法。
  3. 【請求項3】前記水溶液は弗酸の水溶液である、請求項
    1又は2の方法。
  4. 【請求項4】前記第1の工程では、前記酸化膜として、
    LOCOS法により素子分離のフィールド酸化膜を形成
    し、 前記第2の工程では、前記半導体基板の表面への前記水
    溶液の塗布と前記半導体基板の前記水溶液中への浸漬と
    のいずれかが行われる、請求項1〜3の1つに記載の方
    法。
  5. 【請求項5】半導体ウェーハを酸性水溶液に曝す第1工
    程と、 その状態で紫外線を照射することにより、この半導体ウ
    ェーハをエッチングする第2工程と、 を有する半導体基板の処理方法。
  6. 【請求項6】前記第1工程前に弗酸によりArガス雰囲
    気中でSi露出部の自然酸化膜を除去し、前記酸性水溶
    液として塩酸、弗酸及びそれらの混合液のうちの1つを
    用いる、請求項5の方法。
  7. 【請求項7】請求項5で用いたエッチング処理後の前記
    酸性水溶液を分析することにより、前記半導体ウェーハ
    の最表面層の金属不純物の分析を行うことを特徴とす
    る、半導体基板の分析方法。
  8. 【請求項8】酸性水溶液中に粒状とした多結晶シリコン
    を浸漬し、その状態の多結晶シリコンに紫外線を照射す
    ることにより、前記多結晶シリコン中の金属不純物を低
    減させる、半導体基板の製造方法。
  9. 【請求項9】前記酸性水溶液として水及び弗酸水溶液の
    いずれかを用い、前記紫外線ランプとして低圧水銀灯を
    用いた、請求項8の方法。
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