JPH0817760B2 - 電気掃除機の電力制御装置 - Google Patents
電気掃除機の電力制御装置Info
- Publication number
- JPH0817760B2 JPH0817760B2 JP1130407A JP13040789A JPH0817760B2 JP H0817760 B2 JPH0817760 B2 JP H0817760B2 JP 1130407 A JP1130407 A JP 1130407A JP 13040789 A JP13040789 A JP 13040789A JP H0817760 B2 JPH0817760 B2 JP H0817760B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭に使用される電気掃除機の電力制
御装置の改良に関するものである。
御装置の改良に関するものである。
従来の技術 以下図面に基づき従来の電気掃除機の電力制御装置の
一例について説明する。第２図は電気掃除機の概略構成
図である。第２図において、１は掃除機本体、２は床用
吸込具、３はホース先端に設けられた手元操作部であ
る。４はホースの吸込空気流路内に設けられた塵埃セン
サー部である。
一例について説明する。第２図は電気掃除機の概略構成
図である。第２図において、１は掃除機本体、２は床用
吸込具、３はホース先端に設けられた手元操作部であ
る。４はホースの吸込空気流路内に設けられた塵埃セン
サー部である。
第３図（ａ）（ｂ）は塵埃センサー部４の概略構成図
およびその回路図を示す。第３図において、塵埃センサ
ー部４の発光素子５、発光素子６は第３図（ａ）に示す
ように、ホース７の対向した位置に取付けられ、透明な
ホルダー８によって支持されている。そして第３図
（ｂ）に示すように、発光素子５は抵抗９により電流が
供給されて、点灯状態にある。また、受光素子６はコレ
クタ抵抗10より電流が供給されている。受光素子６のコ
レクタ信号はコンデンサ11を介して増幅器12の反転入力
端子に接続されており、受光素子６のコレクタ信号の変
化量を増幅する構成となっている。増幅器12の非反転入
力端子には、基準電圧E013が入力される。増幅器12の出
力端子は比較器14の反転入力端子に接続され、非反転入
力端子には基準電圧E115が入力されている。
およびその回路図を示す。第３図において、塵埃センサ
ー部４の発光素子５、発光素子６は第３図（ａ）に示す
ように、ホース７の対向した位置に取付けられ、透明な
ホルダー８によって支持されている。そして第３図
（ｂ）に示すように、発光素子５は抵抗９により電流が
供給されて、点灯状態にある。また、受光素子６はコレ
クタ抵抗10より電流が供給されている。受光素子６のコ
レクタ信号はコンデンサ11を介して増幅器12の反転入力
端子に接続されており、受光素子６のコレクタ信号の変
化量を増幅する構成となっている。増幅器12の非反転入
力端子には、基準電圧E013が入力される。増幅器12の出
力端子は比較器14の反転入力端子に接続され、非反転入
力端子には基準電圧E115が入力されている。
上記構成において、発光素子５、受光素子６の光軸を
塵埃が通過することにより、受光素子６のコレクタ電位
が変化し、その変化量は増幅器12で増幅され、比較器14
でパルス整形されることにより、比較器14出力には16,1
7に示すような塵埃の通過量に比例したパルス出力が得
られる。このパルス出力は、細塵であればパルス巾小の
出力16を、また大きな塵埃であればパルス巾大の出力17
が発生する。このような塵埃量に比例した信号により、
掃除機の電動送風機を制御し、吸込力を制御するように
構成されている。
塵埃が通過することにより、受光素子６のコレクタ電位
が変化し、その変化量は増幅器12で増幅され、比較器14
でパルス整形されることにより、比較器14出力には16,1
7に示すような塵埃の通過量に比例したパルス出力が得
られる。このパルス出力は、細塵であればパルス巾小の
出力16を、また大きな塵埃であればパルス巾大の出力17
が発生する。このような塵埃量に比例した信号により、
掃除機の電動送風機を制御し、吸込力を制御するように
構成されている。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記従来の構成では、掃除機の使用回数が増
えるごとに、ホース内面に塵埃などが付着し、発光素子
５からの光量が低下し、受光素子６の動作点が移動し、
パルス巾が塵埃などの付着により変動してしまい、パル
ス巾を正確に検出できないという問題を有していた。
えるごとに、ホース内面に塵埃などが付着し、発光素子
５からの光量が低下し、受光素子６の動作点が移動し、
パルス巾が塵埃などの付着により変動してしまい、パル
ス巾を正確に検出できないという問題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、発光素
子からの光量低下による受光素子の動作点が移動する
と、自動的に比較器の基準電圧E1を同時に移動させるな
どして、一定の感度が得られるよう構成した電気掃除機
の電力制御装置を提供することを目的とするものであ
る。
子からの光量低下による受光素子の動作点が移動する
と、自動的に比較器の基準電圧E1を同時に移動させるな
どして、一定の感度が得られるよう構成した電気掃除機
の電力制御装置を提供することを目的とするものであ
る。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明は、電気掃除機の
吸込空気流路内に対向して設けられた発光素子、受光素
子、増幅回路を有し、かつ増幅回路からの出力をパルス
基準値と比較してパルス信号に変換するパルス整形器を
有する塵埃センサー部と、前記パルス整形器のパルス巾
により電動送風機の電力を制御する電力制御装置と、吸
込空気流路内面に発生する塵埃付着などの汚れによる上
記発光素子の輝度低下を検出する手段と、この検出手段
の出力に基づいて前記パルス整形器のパルス基準値を変
更し、塵埃センサー部の感度を一定になるように補正す
る手段とを備えたものである。
吸込空気流路内に対向して設けられた発光素子、受光素
子、増幅回路を有し、かつ増幅回路からの出力をパルス
基準値と比較してパルス信号に変換するパルス整形器を
有する塵埃センサー部と、前記パルス整形器のパルス巾
により電動送風機の電力を制御する電力制御装置と、吸
込空気流路内面に発生する塵埃付着などの汚れによる上
記発光素子の輝度低下を検出する手段と、この検出手段
の出力に基づいて前記パルス整形器のパルス基準値を変
更し、塵埃センサー部の感度を一定になるように補正す
る手段とを備えたものである。
作用 上記構成により、塵埃などの付着により発光素子の光
量が低下して受光素子の出力が変化すると、受光素子か
らの出力を増幅回路を介して入力するパルス整形器のパ
ルス基準値を変化させ、塵埃などの付着による受光素子
の出力変動でパルス整形器から出力されるパルス巾が変
動するのを防止できる。
量が低下して受光素子の出力が変化すると、受光素子か
らの出力を増幅回路を介して入力するパルス整形器のパ
ルス基準値を変化させ、塵埃などの付着による受光素子
の出力変動でパルス整形器から出力されるパルス巾が変
動するのを防止できる。
実施例 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第１図は本発明の一実施例の電気掃除機の電力制御装
置の制御回路図である。第１図において、直流電源に
は、抵抗21、発光素子22が直列に接続されて発光素子22
は点灯状態にある。また、受光素子23のコレクタには抵
抗24よりバイアス電流が供給されている。受光素子23の
コレクタ出力はコンデンサ25を介して増幅器26に入力さ
れ、増幅器26の出力はパルス整形器27を介してマイクロ
プロセッサ28に入力されている。また、受光素子23のコ
レクタ電圧はA/D変換器29に入力され、ディジタル量に
変換されてマイクロプロセッサ28に入力されている。一
方、電動送風機30と双方向性サイリスタ31は交流電源に
直列に接続され、双方向性サイリスタ31のゲート端子に
はマイクロプロセッサ28からゲート信号が入力されてい
る。
置の制御回路図である。第１図において、直流電源に
は、抵抗21、発光素子22が直列に接続されて発光素子22
は点灯状態にある。また、受光素子23のコレクタには抵
抗24よりバイアス電流が供給されている。受光素子23の
コレクタ出力はコンデンサ25を介して増幅器26に入力さ
れ、増幅器26の出力はパルス整形器27を介してマイクロ
プロセッサ28に入力されている。また、受光素子23のコ
レクタ電圧はA/D変換器29に入力され、ディジタル量に
変換されてマイクロプロセッサ28に入力されている。一
方、電動送風機30と双方向性サイリスタ31は交流電源に
直列に接続され、双方向性サイリスタ31のゲート端子に
はマイクロプロセッサ28からゲート信号が入力されてい
る。
上記構成において、ホース内面に塵埃付着などで発光
素子22の光量が低下すると、受光素子23のベース電流が
低下し、受光素子23のコレクタ電位が上昇する。ここ
で、コレクタ電位の絶対値はA/D変換器29によりマイク
ロプロセッサ28に入力されており、コレクタ電位が初期
の設定値から移動すると、マイクロプロセッサ28よりパ
ルス整形器27の基準電圧を補正する信号が出力され、感
度が常に一定になるよう制御されるので、パルス整形器
は塵埃などの付着にかかわらず精度の良いパルス巾を出
力でき、パルス巾に基づいて電動送風機の電力を制御す
るものでは、きわめて有用である。また、双方向性サイ
リスタ31には塵埃センサー部からの塵埃量の大小、つま
りパルス巾の大小により、設定されたゲート信号がマイ
クロプロセッサ28より出力され、電動送風機の電力が制
御される構成になっている。
素子22の光量が低下すると、受光素子23のベース電流が
低下し、受光素子23のコレクタ電位が上昇する。ここ
で、コレクタ電位の絶対値はA/D変換器29によりマイク
ロプロセッサ28に入力されており、コレクタ電位が初期
の設定値から移動すると、マイクロプロセッサ28よりパ
ルス整形器27の基準電圧を補正する信号が出力され、感
度が常に一定になるよう制御されるので、パルス整形器
は塵埃などの付着にかかわらず精度の良いパルス巾を出
力でき、パルス巾に基づいて電動送風機の電力を制御す
るものでは、きわめて有用である。また、双方向性サイ
リスタ31には塵埃センサー部からの塵埃量の大小、つま
りパルス巾の大小により、設定されたゲート信号がマイ
クロプロセッサ28より出力され、電動送風機の電力が制
御される構成になっている。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、ホースの内面に塵埃
などが付着しても、塵埃センサー部の感度低下が発生せ
ず、一定の感度が常に保たれるので、パルス整流器から
出力されるパルス巾が塵埃などの付着により変動するの
を防止でき、パルス整流器からのパルス巾で電動送風機
の電力を制御する精度を高めることができ、塵埃に応じ
て適切な吸引力で掃除することができる。
などが付着しても、塵埃センサー部の感度低下が発生せ
ず、一定の感度が常に保たれるので、パルス整流器から
出力されるパルス巾が塵埃などの付着により変動するの
を防止でき、パルス整流器からのパルス巾で電動送風機
の電力を制御する精度を高めることができ、塵埃に応じ
て適切な吸引力で掃除することができる。
第１図は本発明の一実施例の電気掃除機の電力制御装置
の制御回路図、第２図は掃除機の概略構成図、第３図
（ａ）（ｂ）は従来の塵埃センサー部の概略構成図およ
びその回路図である。 ４……塵埃センサー部、22……発光素子、23……受光素
子、27……パルス整形器、28……マイクロプロセッサ、
29……A/D変換器、30……電動送風機、31……双方向性
サイリスタ。
の制御回路図、第２図は掃除機の概略構成図、第３図
（ａ）（ｂ）は従来の塵埃センサー部の概略構成図およ
びその回路図である。 ４……塵埃センサー部、22……発光素子、23……受光素
子、27……パルス整形器、28……マイクロプロセッサ、
29……A/D変換器、30……電動送風機、31……双方向性
サイリスタ。
Claims (1)
- 【請求項１】電気掃除機の吸込空気流路内に対向して設
けられた発光素子、受光素子、増幅回路を有し、かつ増
幅回路からの出力をパルス基準値と比較してパルス信号
に変換するパルス整形器を有する塵埃センサー部と、前
記パルス整形器のパルス巾により電動送風機の電力を制
御する電力制御装置と、吸込空気流路内面に発生する塵
埃付着などの汚れによる上記発光素子の輝度低下を検出
する手段と、この検出手段の出力に基づいて前記パルス
整形器のパルス基準値を変更し、塵埃センサー部の感度
を一定になるように補正する手段とを備えた電気掃除機
の電力制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1130407A JPH0817760B2 (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | 電気掃除機の電力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1130407A JPH0817760B2 (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | 電気掃除機の電力制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02307419A JPH02307419A (ja) | 1990-12-20 |
| JPH0817760B2 true JPH0817760B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=15033542
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1130407A Expired - Lifetime JPH0817760B2 (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | 電気掃除機の電力制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0817760B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BE1008470A3 (fr) * | 1994-07-04 | 1996-05-07 | Colens Andre | Dispositif et systeme automatique de depoussierage de sol et engin y adapte. |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0728982B2 (ja) * | 1985-05-30 | 1995-04-05 | 三洋電機株式会社 | 洗濯機 |
| JPH0779787B2 (ja) * | 1987-10-26 | 1995-08-30 | 松下電器産業株式会社 | 電気掃除機 |
-
1989
- 1989-05-23 JP JP1130407A patent/JPH0817760B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02307419A (ja) | 1990-12-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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