JPH08177030A - スクリーン移動式除塵機の運転方法 - Google Patents
スクリーン移動式除塵機の運転方法Info
- Publication number
- JPH08177030A JPH08177030A JP6336015A JP33601594A JPH08177030A JP H08177030 A JPH08177030 A JP H08177030A JP 6336015 A JP6336015 A JP 6336015A JP 33601594 A JP33601594 A JP 33601594A JP H08177030 A JPH08177030 A JP H08177030A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water level
- screen
- dust remover
- speed
- operating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 設定した水位を検出して除塵機を高速又は通
常の運転速度となるよう制御して不必要な運転をなくし
能率的にして効果的に夾雑物の除去を行う。 【構成】 パンチングメタル、ネット等の濾材を用いて
スクリーンユニットとし、これを互いに隣接して構成し
た無端状スクリーンを水路と平行に、かつ水路水面下に
没するように張架配設する。そしてこの無端状スクリー
ン７を回転駆動し、かつスクリーンにて捕捉された夾雑
物を除去するようになしたスクリーン移動式除塵機の運
転方法において、水路１内水位が予め定めた水位に上昇
し、これを検出すると除塵機２を高速で運転した後徐々
に運転速度を下げるようにして制御する。また設定水位
以下では除塵機２を停止もしくは微速運転をして待機す
る。
常の運転速度となるよう制御して不必要な運転をなくし
能率的にして効果的に夾雑物の除去を行う。 【構成】 パンチングメタル、ネット等の濾材を用いて
スクリーンユニットとし、これを互いに隣接して構成し
た無端状スクリーンを水路と平行に、かつ水路水面下に
没するように張架配設する。そしてこの無端状スクリー
ン７を回転駆動し、かつスクリーンにて捕捉された夾雑
物を除去するようになしたスクリーン移動式除塵機の運
転方法において、水路１内水位が予め定めた水位に上昇
し、これを検出すると除塵機２を高速で運転した後徐々
に運転速度を下げるようにして制御する。また設定水位
以下では除塵機２を停止もしくは微速運転をして待機す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、下水処理に使用する無
端状スクリーンを移動させる除塵機において、流入汚水
量の変化に追従して除塵機の運転を効率的に制御し、こ
れにより動力を節約して夾雑物を効果的に濾過除去する
スクリーン移動式除塵機の運転方法に関するものであ
る。
端状スクリーンを移動させる除塵機において、流入汚水
量の変化に追従して除塵機の運転を効率的に制御し、こ
れにより動力を節約して夾雑物を効果的に濾過除去する
スクリーン移動式除塵機の運転方法に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】都市部に降った雨水や家庭での廃水は、
暗渠・下水道等を経て下水処理場へ集められ、ここで下
水中に含まれるごみ等を取り除いた後、この下水を直
接、またはポンプアップして次処理槽へ送って処理する
か、雨水ならば次に河川へ放流している。この下水中の
細塵等の除去は一般にバースクリーン等を用いている。
しかしこのバースクリーンはスクリーンの目幅を小さく
すればスクリーンの有効通過面積が少なくなり、降雨時
等の如く一般的に大容量の汚水を流して処理するには損
失が大きくなり、またフィルム，ひも状のごみは、スク
リーン目より抜けやすく、確実な除去は困難であった。
また目幅を小さくすると掻上時、バースクリーン下部に
てこの狭いバースクリーンの間に、掻上レーキの歯を挿
入する際、レーキの歯が薄いため小さなゴミがかんだ場
合でも変形しやすく挿入不能に陥り、故障に至る等の欠
点がある。このバースクリーンの欠点を改良するため、
両側に配したエンドレス状の２状のチェン間に枠を配
し、これにネット等の濾体を張ったユニットを隣接配設
した無端状スクリーンが実用化されている。この無端状
スクリーンは、パンチングメタル、ネット等の濾材を用
いてスクリーンユニットとし、これを互いに隣接して構
成した無端状スクリーンを水路と平行に、かつ水路水面
下に没するように張架配設し、この無端状スクリーンを
回転駆動し、このスクリーンにて捕捉された夾雑物を除
去するようにしている。
暗渠・下水道等を経て下水処理場へ集められ、ここで下
水中に含まれるごみ等を取り除いた後、この下水を直
接、またはポンプアップして次処理槽へ送って処理する
か、雨水ならば次に河川へ放流している。この下水中の
細塵等の除去は一般にバースクリーン等を用いている。
しかしこのバースクリーンはスクリーンの目幅を小さく
すればスクリーンの有効通過面積が少なくなり、降雨時
等の如く一般的に大容量の汚水を流して処理するには損
失が大きくなり、またフィルム，ひも状のごみは、スク
リーン目より抜けやすく、確実な除去は困難であった。
また目幅を小さくすると掻上時、バースクリーン下部に
てこの狭いバースクリーンの間に、掻上レーキの歯を挿
入する際、レーキの歯が薄いため小さなゴミがかんだ場
合でも変形しやすく挿入不能に陥り、故障に至る等の欠
点がある。このバースクリーンの欠点を改良するため、
両側に配したエンドレス状の２状のチェン間に枠を配
し、これにネット等の濾体を張ったユニットを隣接配設
した無端状スクリーンが実用化されている。この無端状
スクリーンは、パンチングメタル、ネット等の濾材を用
いてスクリーンユニットとし、これを互いに隣接して構
成した無端状スクリーンを水路と平行に、かつ水路水面
下に没するように張架配設し、この無端状スクリーンを
回転駆動し、このスクリーンにて捕捉された夾雑物を除
去するようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この無端状スクリーン
を回転駆動するスクリーン移動式除塵機の除塵能力は濾
体の回転駆動速度に比例する。従って処理場に流出する
ごみ量の最高値により最高設計ごみ濃度としてその速度
を定め、連続運転、さらには一定水位に達した時予め定
めた時間を運転するように設定している。しかし処理場
に流入するごみは通常微量でほとんどなく、時々急に流
入してくる場合が多い。従って従来のようにタイマーに
よる間欠あるいは連続で予め定めた最高速度で運転する
と、流入するごみがなくても頻繁に運転することとな
り、エネルギーの無駄となり、また機械の摩耗を早める
等の欠点がある。
を回転駆動するスクリーン移動式除塵機の除塵能力は濾
体の回転駆動速度に比例する。従って処理場に流出する
ごみ量の最高値により最高設計ごみ濃度としてその速度
を定め、連続運転、さらには一定水位に達した時予め定
めた時間を運転するように設定している。しかし処理場
に流入するごみは通常微量でほとんどなく、時々急に流
入してくる場合が多い。従って従来のようにタイマーに
よる間欠あるいは連続で予め定めた最高速度で運転する
と、流入するごみがなくても頻繁に運転することとな
り、エネルギーの無駄となり、また機械の摩耗を早める
等の欠点がある。
【０００４】本発明は設定した水位を検出して除塵機を
高速又は通常の運転速度となるよう制御して不必要な運
転をなくし能率的にして効果的に夾雑物の除去を行うこ
とを目的とする。
高速又は通常の運転速度となるよう制御して不必要な運
転をなくし能率的にして効果的に夾雑物の除去を行うこ
とを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、水路内水位が予め定めた水位
に上昇し、これを検出している間はその水位に応じた速
度で除塵機を運転し、水位が下り検出しなくなった後徐
々に運転速度を下げるようにして制御し、設定水位以下
では除塵機を停止もしくは微速運転をして待機するよう
にすることを要旨とする。
するためになしたもので、水路内水位が予め定めた水位
に上昇し、これを検出している間はその水位に応じた速
度で除塵機を運転し、水位が下り検出しなくなった後徐
々に運転速度を下げるようにして制御し、設定水位以下
では除塵機を停止もしくは微速運転をして待機するよう
にすることを要旨とする。
【０００６】
【作用】両側に対向した２条のエンドレスチェン間に互
いに隣接してスクリーンユニットを架設したスクリーン
移動式除塵機は水路内に設置され、通常は停止もしくは
微速で運転される。そして流入量が多くなり水路内水位
が予め設定した水位に上昇すると、その検出水位に応じ
て除塵機を高速、低速の制御をして運転され、流入量が
少なくなって設定水位以下になると自動的に停止して待
機するため、不必要な運転を避けることができ、省エネ
ルギーとなり、かつ機械の消耗を防止できるものとな
る。
いに隣接してスクリーンユニットを架設したスクリーン
移動式除塵機は水路内に設置され、通常は停止もしくは
微速で運転される。そして流入量が多くなり水路内水位
が予め設定した水位に上昇すると、その検出水位に応じ
て除塵機を高速、低速の制御をして運転され、流入量が
少なくなって設定水位以下になると自動的に停止して待
機するため、不必要な運転を避けることができ、省エネ
ルギーとなり、かつ機械の消耗を防止できるものとな
る。
【０００７】
【実施例】以下本発明のスクリーン移動式除塵機の運転
方法を図示の実施例に基づいて説明する。図４はスクリ
ーン移動式除塵機の一実施例を示す縦断面図、図５はそ
の平面図を示す。図４，図５において１は水路で、所要
孔径及び穿孔数を有するパンチングメタルまたは所要間
隔を有するネットを一つのスクリーンユニットとし、こ
れを隣接配列し、かつこの各ユニットの両側に配したエ
ンドレスチェン間に架設するように係止したエンドレス
状スクリーンを主体としたスクリーン移動式除塵機２を
設置する。
方法を図示の実施例に基づいて説明する。図４はスクリ
ーン移動式除塵機の一実施例を示す縦断面図、図５はそ
の平面図を示す。図４，図５において１は水路で、所要
孔径及び穿孔数を有するパンチングメタルまたは所要間
隔を有するネットを一つのスクリーンユニットとし、こ
れを隣接配列し、かつこの各ユニットの両側に配したエ
ンドレスチェン間に架設するように係止したエンドレス
状スクリーンを主体としたスクリーン移動式除塵機２を
設置する。
【０００８】一実施例を示すこのスクリーン移動式除塵
機２は、水路上に設置した本体フレーム３に、駆動装置
４にて駆動されるスプロケットホイール５と従動スプロ
ケットホイール６を回動自在に支持すると共に、これら
ホイール５，６，及び水路内で無端状スクリーンの両側
部をガイドするＵ字形の２本のガイドレール８、８にエ
ンドレス状にしたスクリーン７を図示のように２つ折Ｗ
字形状又は多段折曲式にして張架し、かつこの２つ折Ｗ
字形状又は多段折曲式とした無端状スクリーン７の下部
はほぼ水路１の底部近くに達するようにして張架配設
し、かつスクリーン７内にスクリーン渣の収集排出装置
９を設けてなるものである。
機２は、水路上に設置した本体フレーム３に、駆動装置
４にて駆動されるスプロケットホイール５と従動スプロ
ケットホイール６を回動自在に支持すると共に、これら
ホイール５，６，及び水路内で無端状スクリーンの両側
部をガイドするＵ字形の２本のガイドレール８、８にエ
ンドレス状にしたスクリーン７を図示のように２つ折Ｗ
字形状又は多段折曲式にして張架し、かつこの２つ折Ｗ
字形状又は多段折曲式とした無端状スクリーン７の下部
はほぼ水路１の底部近くに達するようにして張架配設
し、かつスクリーン７内にスクリーン渣の収集排出装置
９を設けてなるものである。
【０００９】この無端状スクリーン７は、スクリーンの
能力に合わせた所要の幅と水路深等に合わせた長さ（全
長）を有し、かつこのほぼ全長にわたって平滑な平板に
所要径の孔と、所要ピッチで多数配列穿孔のなされたパ
ンチングメタル（例えばパンチグメタルの空隙率を５０
〜８０％程度とすることにより効率的なごみの除去が行
える）をスクリーンユニットとして用い、このスクリー
ンユニットを互いに長手方向側縁を隣接し、両端部を平
行する２条のエンドレスチェン間に係着して構成され、
各スクリーンユニットの連設部と、この両側のチェンの
連結部とを一致させ、スプケットホイールやガイドレー
ルに沿ってチェンのリンクが屈曲する際、、このリンク
の屈曲に合わせて各スクリーンユニットの連設部も互い
に円滑に屈曲できるようにしたものである。
能力に合わせた所要の幅と水路深等に合わせた長さ（全
長）を有し、かつこのほぼ全長にわたって平滑な平板に
所要径の孔と、所要ピッチで多数配列穿孔のなされたパ
ンチングメタル（例えばパンチグメタルの空隙率を５０
〜８０％程度とすることにより効率的なごみの除去が行
える）をスクリーンユニットとして用い、このスクリー
ンユニットを互いに長手方向側縁を隣接し、両端部を平
行する２条のエンドレスチェン間に係着して構成され、
各スクリーンユニットの連設部と、この両側のチェンの
連結部とを一致させ、スプケットホイールやガイドレー
ルに沿ってチェンのリンクが屈曲する際、、このリンク
の屈曲に合わせて各スクリーンユニットの連設部も互い
に円滑に屈曲できるようにしたものである。
【００１０】このように構成したスクリーン移動式除塵
機の運転は次の様になされる。水路内の水位が、最高水
位ＨＨよりも低い予め定めた運転水位Ｈ以下の場合、通
常除塵機は停止しているか、微速運転している。そして
水路内への流入水により水位が上昇しＨレベルになる
と、これを除塵機の上流側、又は上流側と下流側に設け
た水位計１０にて検出する。この水位検出は１つの水位
計にて単なる水路の水位変化を計測するか、或いは除塵
機の上流側と下流側の双方の水位計によるその水位差に
て検出するようにするものである。
機の運転は次の様になされる。水路内の水位が、最高水
位ＨＨよりも低い予め定めた運転水位Ｈ以下の場合、通
常除塵機は停止しているか、微速運転している。そして
水路内への流入水により水位が上昇しＨレベルになる
と、これを除塵機の上流側、又は上流側と下流側に設け
た水位計１０にて検出する。この水位検出は１つの水位
計にて単なる水路の水位変化を計測するか、或いは除塵
機の上流側と下流側の双方の水位計によるその水位差に
て検出するようにするものである。
【００１１】この検出水位が運転水位Ｈであれば図１に
示すように低速で除塵機を運転し、流入するごみを順次
掻き揚げ排出除去する。その後運転水位が下回ったら除
々に除塵機の運転速度を下げるように制御する。この
時、流入水量の増大が一過性のものならば水位は上がら
ず、除塵機は元の停止状態あるいは微速運転の状態に至
る。
示すように低速で除塵機を運転し、流入するごみを順次
掻き揚げ排出除去する。その後運転水位が下回ったら除
々に除塵機の運転速度を下げるように制御する。この
時、流入水量の増大が一過性のものならば水位は上がら
ず、除塵機は元の停止状態あるいは微速運転の状態に至
る。
【００１２】この運転水位Ｌが除塵機の運転によっても
あまり下がらない場合は除塵機の運転は継続され、水路
内に流入するごみの除去を行い、水位の低下によって停
止する。
あまり下がらない場合は除塵機の運転は継続され、水路
内に流入するごみの除去を行い、水位の低下によって停
止する。
【００１３】さらに流入量が多く、高水位ＨＨを検出す
ると除塵機は最高速度で駆動される。そして水位が運転
水位Ｌに下がれば除塵機の運転速度も通常の運転速度に
下がり継続運転が行われる。しかし通常濾体が一循する
時点でごみは除去され、水位は下がるものである。
ると除塵機は最高速度で駆動される。そして水位が運転
水位Ｌに下がれば除塵機の運転速度も通常の運転速度に
下がり継続運転が行われる。しかし通常濾体が一循する
時点でごみは除去され、水位は下がるものである。
【００１４】水路内への流入水による水位変化と、除塵
機の運転速度との関係を図１に示す。これにより除塵機
の運転は検出水位によって通常の運転速度又は最高速で
一旦駆動され、水位が下がれば徐々に速度を下げるよう
に制御する。従って図３に示すようにタイマー単独ある
いはタイマーと水位検出との組み合わせにより除塵機を
運転する従来の方法では流入水位が低くても除塵機は定
期的に運転され、しかも水位が下がっても設定された最
高速度で運転されるので動力の無駄が生じるものであ
る。
機の運転速度との関係を図１に示す。これにより除塵機
の運転は検出水位によって通常の運転速度又は最高速で
一旦駆動され、水位が下がれば徐々に速度を下げるよう
に制御する。従って図３に示すようにタイマー単独ある
いはタイマーと水位検出との組み合わせにより除塵機を
運転する従来の方法では流入水位が低くても除塵機は定
期的に運転され、しかも水位が下がっても設定された最
高速度で運転されるので動力の無駄が生じるものであ
る。
【００１５】
【発明の効果】請求項１記載の発明、スクリーン移動式
除塵機の運転方法は、水路内水位が予め定めた水位に上
昇し、これを検出すると除塵機を水位に応じた速度で運
転した後徐々に運転速度を下げるようにして制御し、設
定水位以下では除塵機を停止もしくは微速運転をして待
機するようにしているので、不必要な運転を省き、省エ
ネルギー化を図れると共に必要な時には高い除塵能力が
得られ、かつ機械の不必要な摩耗を防止し、除塵が確実
に行える利点がある。請求項２記載の発明において、水
路内水位が運転水位に達すると除塵機を通常運転速度で
運転した後徐々に運転速度を下げるように制御している
ので、無駄な運転をさけ、高い除塵能力を発揮する利点
がある。請求項３記載の発明において、水路内水位が運
転水位に達すると除塵機を通常運転速度で運転しても水
位がさらに上昇し、高水位に達すると最高速度で運転
し、水位の低下に追従して徐々に運転速度を下げるよう
に制御しているので、流入水量の変化に対応した除塵を
効率的に行える利点がある。
除塵機の運転方法は、水路内水位が予め定めた水位に上
昇し、これを検出すると除塵機を水位に応じた速度で運
転した後徐々に運転速度を下げるようにして制御し、設
定水位以下では除塵機を停止もしくは微速運転をして待
機するようにしているので、不必要な運転を省き、省エ
ネルギー化を図れると共に必要な時には高い除塵能力が
得られ、かつ機械の不必要な摩耗を防止し、除塵が確実
に行える利点がある。請求項２記載の発明において、水
路内水位が運転水位に達すると除塵機を通常運転速度で
運転した後徐々に運転速度を下げるように制御している
ので、無駄な運転をさけ、高い除塵能力を発揮する利点
がある。請求項３記載の発明において、水路内水位が運
転水位に達すると除塵機を通常運転速度で運転しても水
位がさらに上昇し、高水位に達すると最高速度で運転
し、水位の低下に追従して徐々に運転速度を下げるよう
に制御しているので、流入水量の変化に対応した除塵を
効率的に行える利点がある。
【図１】本発明のスクリーン移動式除塵機の運転と流入
水量との関係を示す説明図である。
水量との関係を示す説明図である。
【図２】ごみの流入パターンの一例を示す説明図であ
る。
る。
【図３】従来例のスクリーン移動式除塵機の運転と流入
水量との関係を示す説明図である。
水量との関係を示す説明図である。
【図４】本発明のスクリーン移動式除塵機の運転方法を
説明するための一実施例を示す縦断面図である。
説明するための一実施例を示す縦断面図である。
【図５】同スクリーン部の平面図である。
１ 水路 ２ 除塵機 ５ 駆動スプロケットホイール ６ 従動スプロケットホイール ７ 無端状スクリーン ８ ガイドレール ９ スクリーン渣の収集排出装置
Claims (3)
- 【請求項１】 パンチングメタル、ネット等の濾材を用
いてスクリーンユニットとし、これを互いに隣接して構
成した無端状スクリーンを水路と平行に、かつ水路水面
下に没するように張架配設し、この無端状スクリーンを
回転駆動し、かつスクリーンにて捕捉された夾雑物を除
去するようになしたスクリーン移動式除塵機の運転方法
において、水路内水位が予め定めた水位に上昇し、これ
を検出すると除塵機を高速で運転した後徐々に運転速度
を下げるようにして制御し、設定水位以下では除塵機を
停止もしくは微速運転をして待機するようにすることを
特徴とするスクリーン移動式除塵機の運転方法。 - 【請求項２】 水路内水位が運転水位に達すると除塵機
を通常運転速度で運転した後徐々に運転速度を下げるよ
うに制御する請求項１記載のスクリーン移動式除塵機の
運転方法。 - 【請求項３】 水路内水位が運転水位に達すると除塵機
を通常運転速度で運転しても水位がさらに上昇し、高水
位に達すると最高速度で運転し、水位の低下に追従して
徐々に運転速度を下げるように制御する請求項１記載の
スクリーン移動式除塵機の運転方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6336015A JPH08177030A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | スクリーン移動式除塵機の運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6336015A JPH08177030A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | スクリーン移動式除塵機の運転方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08177030A true JPH08177030A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18294819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6336015A Pending JPH08177030A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | スクリーン移動式除塵機の運転方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08177030A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018062844A (ja) * | 2017-11-27 | 2018-04-19 | アクアインテック株式会社 | スクリーンシステム |
| JP2018076771A (ja) * | 2017-12-25 | 2018-05-17 | アクアインテック株式会社 | 夾雑物除去スクリーン装置の運転方法、およびスクリーンシステム |
-
1994
- 1994-12-22 JP JP6336015A patent/JPH08177030A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018062844A (ja) * | 2017-11-27 | 2018-04-19 | アクアインテック株式会社 | スクリーンシステム |
| JP2018076771A (ja) * | 2017-12-25 | 2018-05-17 | アクアインテック株式会社 | 夾雑物除去スクリーン装置の運転方法、およびスクリーンシステム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4849381B2 (ja) | ベルト型ろ過濃縮機 | |
| JPH08177030A (ja) | スクリーン移動式除塵機の運転方法 | |
| US6613238B2 (en) | Fixed media filter screen, screen protector, and CSO screen | |
| JP2002356832A (ja) | バースクリーン装置 | |
| JP2001262541A (ja) | 塵芥除去設備 | |
| JP3730709B2 (ja) | 微細ごみ除去装置の運転制御方法 | |
| JPH08177029A (ja) | スクリーン移動式除塵機の運転方法 | |
| CN209703660U (zh) | 市政工程用多层过滤雨水口装置 | |
| JP2012026256A (ja) | 路面排水処理装置 | |
| JP4401969B2 (ja) | 越流水の除塵装置 | |
| CN218011504U (zh) | 雨水净化装置及雨水净化处理系统 | |
| JPH07108115A (ja) | 濾体移動式細塵除塵機における濾体補強装置 | |
| CN214456918U (zh) | 并联式内进流格栅除污机 | |
| KR102393954B1 (ko) | 저류시설 월류수로의 협잡물 처리장치 | |
| JP3239019B2 (ja) | スクリーン移動式除塵機 | |
| JP2001259628A (ja) | スカム回収装置 | |
| KR101908848B1 (ko) | 하수 및 폐수 처리를 위한 드럼스크린용 여과망 | |
| JP2004278200A (ja) | 越流雨水の除塵装置 | |
| CN220989947U (zh) | 一种污水过滤装置 | |
| JP2764691B2 (ja) | 濾体循環式除塵機 | |
| KR101126198B1 (ko) | 폐수정화장치용 무빙스크린기의 스크린판 | |
| JPH07108108A (ja) | 濾体移動式細塵除塵機における付着ごみ除去装置 | |
| RU2107781C1 (ru) | Устройство для задержания и извлечения механических включений из потока жидкости | |
| JP4057224B2 (ja) | 河川浄化装置の運転方法 | |
| JPH07108107A (ja) | 濾体移動式除塵機 |