JPH08176917A - 帯状体及びこの帯状体からなるファッションベルト、腕時計バンド及びグリップバンド - Google Patents
帯状体及びこの帯状体からなるファッションベルト、腕時計バンド及びグリップバンドInfo
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- JPH08176917A JPH08176917A JP33545494A JP33545494A JPH08176917A JP H08176917 A JPH08176917 A JP H08176917A JP 33545494 A JP33545494 A JP 33545494A JP 33545494 A JP33545494 A JP 33545494A JP H08176917 A JPH08176917 A JP H08176917A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】文字や模様をカラフルに印刷したりすることが
でき、水に強い帯状体及びこの帯状体からなるファッシ
ョンベルト、腕時計バンド及びグリップバンド等を提供
する。 【構成】熱可塑性プラスチックからなる一乃至複数の帯
状部材の端部を、帯状部材の長手方向に配置された熱可
塑性プラスチックからなる伸縮性の一乃至複数のスパイ
ラル状部材で連結して直線又は環状の帯状にしてなる。
でき、水に強い帯状体及びこの帯状体からなるファッシ
ョンベルト、腕時計バンド及びグリップバンド等を提供
する。 【構成】熱可塑性プラスチックからなる一乃至複数の帯
状部材の端部を、帯状部材の長手方向に配置された熱可
塑性プラスチックからなる伸縮性の一乃至複数のスパイ
ラル状部材で連結して直線又は環状の帯状にしてなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は帯状体及びこの帯状体か
らなるファッションベルト等に関する。
らなるファッションベルト等に関する。
【０００２】
【従来の技術】ズボン用のベルトには、体を動かしたと
きにそれに応じて伸縮するベルトがあるが、このような
ベルトとしては従来は、例えば横糸にゴム素材を使用し
た糸を用いて織ってなる帯状体が使用されている。
きにそれに応じて伸縮するベルトがあるが、このような
ベルトとしては従来は、例えば横糸にゴム素材を使用し
た糸を用いて織ってなる帯状体が使用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ゴム素材を使
用した糸を用いて織ったベルトでは文字や模様をカラフ
ルに印刷したりすることができず、水にも弱く、またフ
ァッション性がないことから若者用やスポ−ツ用のファ
ッションベルトとしてはあまり人気がなかった。
用した糸を用いて織ったベルトでは文字や模様をカラフ
ルに印刷したりすることができず、水にも弱く、またフ
ァッション性がないことから若者用やスポ−ツ用のファ
ッションベルトとしてはあまり人気がなかった。
【０００４】本発明は、文字や模様をカラフルに印刷し
たりすることができ、水に強い帯状体及びこの帯状体か
らなるファッションベルト、腕時計バンド及びグリップ
バンド等を提供することを目的としている。
たりすることができ、水に強い帯状体及びこの帯状体か
らなるファッションベルト、腕時計バンド及びグリップ
バンド等を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の帯状体では、熱
可塑性プラスチックからなる一乃至複数の帯状部材の端
部を、帯状部材の長手方向に配置された熱可塑性プラス
チックからなる伸縮性の一乃至複数のスパイラル状部材
で連結して直線又は環状の帯状にしてなるように構成さ
れている。
可塑性プラスチックからなる一乃至複数の帯状部材の端
部を、帯状部材の長手方向に配置された熱可塑性プラス
チックからなる伸縮性の一乃至複数のスパイラル状部材
で連結して直線又は環状の帯状にしてなるように構成さ
れている。
【０００６】熱可塑性プラスチックとしては、例えばポ
リ塩化ビニル、ポリエステル樹脂、ポリアミド、ポリウ
レタン、熱可塑性エラストマ−等を使用できる。帯状部
材は、押出成形や射出成形等によりつくられ、また樹脂
シ−トを切断して帯状としてもよいが、製品の仕上りが
よく後加工が少ない点で射出成形が優れている。
リ塩化ビニル、ポリエステル樹脂、ポリアミド、ポリウ
レタン、熱可塑性エラストマ−等を使用できる。帯状部
材は、押出成形や射出成形等によりつくられ、また樹脂
シ−トを切断して帯状としてもよいが、製品の仕上りが
よく後加工が少ない点で射出成形が優れている。
【０００７】スパイラル状部材は、上記のような熱可塑
性プラスチックからなる線材をスパイラル状に巻回して
なり、線材の断面は円形でも方形でもその他の形状でも
よく、またスパイラル状部材の断面も円形でも、楕円で
も、或いは楕円をさらに扁平につぶしたような形状でも
よい。またスパイラル状部材の伸縮性を高めたり、引っ
張り強度を高めるために、線材にアラミド繊維等からな
る心材を入れたり、スパイラル状部材を熱可塑性プラス
チックの伸縮性のチューブで被覆したり、熱可塑性プラ
スチックの伸縮性のフィルムをスパイラル状部材の真ん
中の空間部に長手方向に補強材として配置してもよい。
性プラスチックからなる線材をスパイラル状に巻回して
なり、線材の断面は円形でも方形でもその他の形状でも
よく、またスパイラル状部材の断面も円形でも、楕円で
も、或いは楕円をさらに扁平につぶしたような形状でも
よい。またスパイラル状部材の伸縮性を高めたり、引っ
張り強度を高めるために、線材にアラミド繊維等からな
る心材を入れたり、スパイラル状部材を熱可塑性プラス
チックの伸縮性のチューブで被覆したり、熱可塑性プラ
スチックの伸縮性のフィルムをスパイラル状部材の真ん
中の空間部に長手方向に補強材として配置してもよい。
【０００８】帯状部材とスパイラル状部材の連結には、
接着剤を用いても、高周波、超音波、熱ウエルダー等に
より融着してもよい。また帯状部材とスパイラル状部材
は直接両者だけで連結してもよいが、連結をより強固に
し、また連結部を隠すために連結部材を別途設けた方が
よい。
接着剤を用いても、高周波、超音波、熱ウエルダー等に
より融着してもよい。また帯状部材とスパイラル状部材
は直接両者だけで連結してもよいが、連結をより強固に
し、また連結部を隠すために連結部材を別途設けた方が
よい。
【０００９】帯状部材とスパイラル状部材の数や配置な
どは自由である。例えば２つ又は３つの帯状体を使用
し、それぞれの間を一乃至複数のスパイラル状部材で連
結したり、或いは１つの帯状体の一方端又は両端にスパ
イラル状部材を連結し、スパイラル状部材の他方端を帯
状体が取り付けられるべき部材に取り付けてもよい。帯
状体は直線状でも環状にしてもよい。
どは自由である。例えば２つ又は３つの帯状体を使用
し、それぞれの間を一乃至複数のスパイラル状部材で連
結したり、或いは１つの帯状体の一方端又は両端にスパ
イラル状部材を連結し、スパイラル状部材の他方端を帯
状体が取り付けられるべき部材に取り付けてもよい。帯
状体は直線状でも環状にしてもよい。
【００１０】帯状部材、スパイラル状部材及び連結部材
の色は自由であり、同一色であっても、異なる色であっ
てもよい。また帯状部材には文字や模様を印刷してもよ
い。
の色は自由であり、同一色であっても、異なる色であっ
てもよい。また帯状部材には文字や模様を印刷してもよ
い。
【００１１】このような帯状体は、ファッションベルト
や、腕時計バンド、ビデオカメラ用のグリップバンド、
ゴーグルのバンド、腕輪等、伸縮性が要求される直線状
や環状のものに広く適用できる。
や、腕時計バンド、ビデオカメラ用のグリップバンド、
ゴーグルのバンド、腕輪等、伸縮性が要求される直線状
や環状のものに広く適用できる。
【００１２】
【作用】帯状部材とスパイラル状部材からなる帯状体
は、スパイラル状部材が伸縮することによりその長手方
向において伸縮可能となる。
は、スパイラル状部材が伸縮することによりその長手方
向において伸縮可能となる。
【００１３】
＜実施例１＞図１において帯状体１は、２つの帯状部材
２と、これら帯状部材２間を連結している４本のスパイ
ラル部材３からなる。帯状部材２とスパイラル部材３は
共にポリウレタンからなる。帯状部材２は射出成形や押
出成形、或いは樹脂シートを切断して形成されている。
２と、これら帯状部材２間を連結している４本のスパイ
ラル部材３からなる。帯状部材２とスパイラル部材３は
共にポリウレタンからなる。帯状部材２は射出成形や押
出成形、或いは樹脂シートを切断して形成されている。
【００１４】スパイラル状部材３は、図２のようにポリ
ウレタン製の線材５をスパイラル状に巻回してなり、そ
の長手方向（図２では左右方向）に対して直交する断面
は円形である。４本のスパイラル状部材３は、帯状部材
２の長手方向に対して平行に配置されている。スパイラ
ル状部材３の線材中にアラミド繊維等からなる心材６を
入れたり、ポリウレタン製の透明や有色のチュ−ブ７を
被せて補強してもよい。
ウレタン製の線材５をスパイラル状に巻回してなり、そ
の長手方向（図２では左右方向）に対して直交する断面
は円形である。４本のスパイラル状部材３は、帯状部材
２の長手方向に対して平行に配置されている。スパイラ
ル状部材３の線材中にアラミド繊維等からなる心材６を
入れたり、ポリウレタン製の透明や有色のチュ−ブ７を
被せて補強してもよい。
【００１５】スパイラル状部材３の断面形状は円形に限
定されるものではなく、図３及び図４のように扁平な断
面のスパイラル状部材を使用してもよい。さらに扁平な
断面のスパイラル状部材３に、図５のようにスパイラル
状部材３の真ん中の空間部８に補強材としてポリウレタ
ンのフィルム９を入れてもよい。フィルム９の端部は線
材５に設けたスリット９ａに通すなどして固定される。
定されるものではなく、図３及び図４のように扁平な断
面のスパイラル状部材を使用してもよい。さらに扁平な
断面のスパイラル状部材３に、図５のようにスパイラル
状部材３の真ん中の空間部８に補強材としてポリウレタ
ンのフィルム９を入れてもよい。フィルム９の端部は線
材５に設けたスリット９ａに通すなどして固定される。
【００１６】図１のように帯状部材２とスパイラル状部
材３の連結箇所には、ポリウレタン製の扁平なリング状
の連結部材４が配置されている。連結部材４の箇所で
は、図１の右側に断面にて示すように、帯状部材２とス
パイラル状部材３がそれぞれ連結部材４内に両側から入
れられ、ここでポリウレタン用の接着剤を用いて帯状部
材２とスパイラル状部材３と連結部材４とが互いに固着
される。連結部材４は帯状部材２とスパイラル状部材３
の連結箇所を隠すカバーの役目もしている。
材３の連結箇所には、ポリウレタン製の扁平なリング状
の連結部材４が配置されている。連結部材４の箇所で
は、図１の右側に断面にて示すように、帯状部材２とス
パイラル状部材３がそれぞれ連結部材４内に両側から入
れられ、ここでポリウレタン用の接着剤を用いて帯状部
材２とスパイラル状部材３と連結部材４とが互いに固着
される。連結部材４は帯状部材２とスパイラル状部材３
の連結箇所を隠すカバーの役目もしている。
【００１７】帯状部材２の幅、厚さ及び長さ、幾つの帯
状部材２を用いるか等は自由に決めうる。またスパイラ
ル状部材３の本数や太さや長さも自由である。
状部材２を用いるか等は自由に決めうる。またスパイラ
ル状部材３の本数や太さや長さも自由である。
【００１８】＜実施例２＞図６は図１の帯状体をファッ
ションベルトに適用した場合を示すもので、ファッショ
ンベルト１０は、３つの帯状部材１１からなり、各帯状
部材１１の間は４本のスパイラル状部材１２により連結
されている。一つの帯状部材１１の端部には金属製のバ
ックル１３が連結されている。
ションベルトに適用した場合を示すもので、ファッショ
ンベルト１０は、３つの帯状部材１１からなり、各帯状
部材１１の間は４本のスパイラル状部材１２により連結
されている。一つの帯状部材１１の端部には金属製のバ
ックル１３が連結されている。
【００１９】各帯状部材１１は、幅３ｃｍ、厚さ３ｍｍ
のポリウレタン製で射出成形により別々に作られてい
る。射出成形ではなく樹脂シートを細幅のベルト状に切
断したものにすると、切断面がエッヂとなりベルトをす
るときに手を切ったりするので、面取り等の加工を施す
必要がある。また押し出し成形により帯状部材１１を作
った場合、押し出し口から樹脂を押し出すためどうして
も帯状部材１１の表面に長手方向に押し出し口によるス
ジが付き体裁が悪くファッションベルトとしての価値が
低減するが、射出成形によるとこのような欠点がない。
また射出成形によるとベルトの穴１５等が同時に形成で
き後から穴開け加工等を施す必要がない。
のポリウレタン製で射出成形により別々に作られてい
る。射出成形ではなく樹脂シートを細幅のベルト状に切
断したものにすると、切断面がエッヂとなりベルトをす
るときに手を切ったりするので、面取り等の加工を施す
必要がある。また押し出し成形により帯状部材１１を作
った場合、押し出し口から樹脂を押し出すためどうして
も帯状部材１１の表面に長手方向に押し出し口によるス
ジが付き体裁が悪くファッションベルトとしての価値が
低減するが、射出成形によるとこのような欠点がない。
また射出成形によるとベルトの穴１５等が同時に形成で
き後から穴開け加工等を施す必要がない。
【００２０】１つの帯状部材１１の長さは１ｍ以下、好
ましくは７０ｃｍ以下になされる。１ｍを越えるベルト
（普通１１０ｃｍぐらいである）を一本ものとして射出
成形しようとすると、細幅の長い型の先端まで樹脂を圧
入するのが難しく、圧力を高めると樹脂は先端部にいか
ずに途中の上型と下型の合わせ部分から出てバリとなる
ことが多く良好な状態のものができない。しかし各帯状
部材が長くても７０ｃｍぐらいだとバリもできず、十分
仕上りが良好な帯状部材ができる。
ましくは７０ｃｍ以下になされる。１ｍを越えるベルト
（普通１１０ｃｍぐらいである）を一本ものとして射出
成形しようとすると、細幅の長い型の先端まで樹脂を圧
入するのが難しく、圧力を高めると樹脂は先端部にいか
ずに途中の上型と下型の合わせ部分から出てバリとなる
ことが多く良好な状態のものができない。しかし各帯状
部材が長くても７０ｃｍぐらいだとバリもできず、十分
仕上りが良好な帯状部材ができる。
【００２１】スパイラル状部材１２は、ポリウレタン製
の線材を巻回してなり長さ３ｃｍ、直径７ｍｍで断面形
状が円形のものが４本使用されている。スパイラル状部
材１２の本数や長さ、直径や断面の形状は自由である。
またスパイラル状部材１２には例えばアラミド繊維等か
らなる心材を線材中に入れたり、ポリウレタン製のチュ
−ブでスパイラル状部材を被覆してもよい。実施例２の
ファッションベルトではスパイラル状部材１２は、ベル
トをしたとき両脇に位置するようになる。
の線材を巻回してなり長さ３ｃｍ、直径７ｍｍで断面形
状が円形のものが４本使用されている。スパイラル状部
材１２の本数や長さ、直径や断面の形状は自由である。
またスパイラル状部材１２には例えばアラミド繊維等か
らなる心材を線材中に入れたり、ポリウレタン製のチュ
−ブでスパイラル状部材を被覆してもよい。実施例２の
ファッションベルトではスパイラル状部材１２は、ベル
トをしたとき両脇に位置するようになる。
【００２２】帯状部材１１とスパイラル状部材１２の連
結箇所には、ポリウレタン製の扁平なリング状の連結部
材１４が配置され、ポリウレタン用の接着剤により帯状
部材１１及びスパイラル状部材１２に接着され両者を連
結している。連結部材１４は帯状部材１１とスパイラル
状部材１２の連結箇所を隠すカバーの役目をすると共
に、ベルトをベルト穴に通す際に連結箇所で引っ掛から
ないようにする役目もしている。そのために連結部材１
４の縁部に丸みを持たせるなどしてもよい。
結箇所には、ポリウレタン製の扁平なリング状の連結部
材１４が配置され、ポリウレタン用の接着剤により帯状
部材１１及びスパイラル状部材１２に接着され両者を連
結している。連結部材１４は帯状部材１１とスパイラル
状部材１２の連結箇所を隠すカバーの役目をすると共
に、ベルトをベルト穴に通す際に連結箇所で引っ掛から
ないようにする役目もしている。そのために連結部材１
４の縁部に丸みを持たせるなどしてもよい。
【００２３】帯状部材１１、スパイラル状部材１２及び
連結部材１４にはあらかじめ着色されたポリウレタンを
使用してもよく、必要に応じて帯状部材１１には文字や
模様が印刷される。
連結部材１４にはあらかじめ着色されたポリウレタンを
使用してもよく、必要に応じて帯状部材１１には文字や
模様が印刷される。
【００２４】なお図６のファッションベルト１０は、３
つの帯状部材１１と、２か所に配置されたスパイラル部
材１２からなっているが、各部材の数や配置などは自由
である。例えば２つの帯状部材と１か所のスパイラル部
材１２を使用し、スパイラル部材１２が背中側にくるよ
うにしてもよい。
つの帯状部材１１と、２か所に配置されたスパイラル部
材１２からなっているが、各部材の数や配置などは自由
である。例えば２つの帯状部材と１か所のスパイラル部
材１２を使用し、スパイラル部材１２が背中側にくるよ
うにしてもよい。
【００２５】＜実施例３＞図７は図１の帯状体を腕時計
バンドに適用した場合を示すもので、図７の腕時計バン
ド２０は幅１．５〜２ｃｍ、厚さ２ｍｍの２つの帯状部
材２１と、これと同じ幅及び厚さの扁平な１本のスパイ
ラル状部材２２とからなる。２３は時計本体、２４は連
結部材である。帯状部材２１、スパイラル状部材２２及
び連結部材２４はポリウレタンからなる。なお、帯状部
材とスパイラル状部材の数や配置は図７のものに限定さ
れるものではない。この腕時計バンドでは伸縮性がある
ので手を洗うときなどは手首にある腕時計バンドを腕の
上の方に移動することができる。
バンドに適用した場合を示すもので、図７の腕時計バン
ド２０は幅１．５〜２ｃｍ、厚さ２ｍｍの２つの帯状部
材２１と、これと同じ幅及び厚さの扁平な１本のスパイ
ラル状部材２２とからなる。２３は時計本体、２４は連
結部材である。帯状部材２１、スパイラル状部材２２及
び連結部材２４はポリウレタンからなる。なお、帯状部
材とスパイラル状部材の数や配置は図７のものに限定さ
れるものではない。この腕時計バンドでは伸縮性がある
ので手を洗うときなどは手首にある腕時計バンドを腕の
上の方に移動することができる。
【００２６】＜実施例４＞図８はビデオカメラを持つ手
を固定するためのビデオカメラ用のグリップバンドに適
用した場合を示すもので、グリップバンド３０は幅２ｃ
ｍ、厚さ２ｍｍの２つの帯状部材３１ａ、３１ｂと、こ
れと同じ幅及び厚さの１本の扁平なスパイラル状部材３
２とからなり、連結部材３３の箇所で互いに連結固定さ
れている。一方の帯状部材３１ａの一方端はビデオカメ
ラ３６の取付部３７に取り付けられ、他方の帯状部材３
１ｂはビデオカメラ３６の取付具３８を通って折返され
て、その先端部３４はマジックテ−プのような着脱可能
の固定部材３５により帯状部材３１ｂに着脱可能に固定
される。
を固定するためのビデオカメラ用のグリップバンドに適
用した場合を示すもので、グリップバンド３０は幅２ｃ
ｍ、厚さ２ｍｍの２つの帯状部材３１ａ、３１ｂと、こ
れと同じ幅及び厚さの１本の扁平なスパイラル状部材３
２とからなり、連結部材３３の箇所で互いに連結固定さ
れている。一方の帯状部材３１ａの一方端はビデオカメ
ラ３６の取付部３７に取り付けられ、他方の帯状部材３
１ｂはビデオカメラ３６の取付具３８を通って折返され
て、その先端部３４はマジックテ−プのような着脱可能
の固定部材３５により帯状部材３１ｂに着脱可能に固定
される。
【００２７】グリップバンド３０を使用するには、固定
部材３５により固定されている帯状部材３１ｂの先端部
３４を点線のように剥し、手をビデオカメラ３６とグリ
ップバンド３０との間に入れてから先端部３４を引っ張
りぎみにしてスパイラル状部材３２を伸すようにして手
を固定し、再び先端部３４を固定部材３５により帯状部
材３１ｂに固定する。これにより手はしっかりと保持さ
れる。
部材３５により固定されている帯状部材３１ｂの先端部
３４を点線のように剥し、手をビデオカメラ３６とグリ
ップバンド３０との間に入れてから先端部３４を引っ張
りぎみにしてスパイラル状部材３２を伸すようにして手
を固定し、再び先端部３４を固定部材３５により帯状部
材３１ｂに固定する。これにより手はしっかりと保持さ
れる。
【００２８】なお実施例２〜４では、ファッションベル
ト、腕時計バンド及びグリップバンドについて示した
が、本発明の帯状体は、これ等に限定されるものではな
く、ゴ−グルのバンド、腕輪、ヘヤ−バンド、サスペン
ダ−その他伸縮性、ファッション性が要求される直線状
及び環状の帯状体に広く適応できる。
ト、腕時計バンド及びグリップバンドについて示した
が、本発明の帯状体は、これ等に限定されるものではな
く、ゴ−グルのバンド、腕輪、ヘヤ−バンド、サスペン
ダ−その他伸縮性、ファッション性が要求される直線状
及び環状の帯状体に広く適応できる。
【００２９】
【発明の効果】本発明の帯状体は、熱可塑性プラスチッ
クからなる一乃至複数の帯状部材の端部を、帯状体の長
手方向に配置された熱可塑性プラスチックからなる伸縮
性の一乃至複数のスパイラル状部材で連結して直線又は
環状の帯状にしてなるので、伸縮力が強く丈夫で、水に
濡れても大丈夫であり、着色や印刷が自由にできファッ
ショナブルな帯状体になる。またスパイラル状部材が機
械的造形となりアクセントにもなる。
クからなる一乃至複数の帯状部材の端部を、帯状体の長
手方向に配置された熱可塑性プラスチックからなる伸縮
性の一乃至複数のスパイラル状部材で連結して直線又は
環状の帯状にしてなるので、伸縮力が強く丈夫で、水に
濡れても大丈夫であり、着色や印刷が自由にできファッ
ショナブルな帯状体になる。またスパイラル状部材が機
械的造形となりアクセントにもなる。
【００３０】また帯状体はスパイラル状部材により連結
されて長い帯状体になされるので、１つの帯状部材はそ
れほど長くする必要がなく、製品の仕上り精度のよい射
出成形したものを使用でき、製品の価値を高めることが
できる。特に材質にポリウレタンを使用すると仕上りが
よく商品価値を高める。またスパイラル状部材を構成す
る線材中に心材を入れたり、空間部にポリウレタンのフ
ィルムを補強材として配置したり、ポリウレタンのチュ
−ブで被覆すると、スパイラル状部材の伸縮力がさらに
強まる。
されて長い帯状体になされるので、１つの帯状部材はそ
れほど長くする必要がなく、製品の仕上り精度のよい射
出成形したものを使用でき、製品の価値を高めることが
できる。特に材質にポリウレタンを使用すると仕上りが
よく商品価値を高める。またスパイラル状部材を構成す
る線材中に心材を入れたり、空間部にポリウレタンのフ
ィルムを補強材として配置したり、ポリウレタンのチュ
−ブで被覆すると、スパイラル状部材の伸縮力がさらに
強まる。
【００３１】ファッションベルト、腕時計バンド、グリ
ップバンドとした場合、伸縮性が強く丈夫で、かつ耐水
性がありファッショナブルなものになる。
ップバンドとした場合、伸縮性が強く丈夫で、かつ耐水
性がありファッショナブルなものになる。
【図１】本発明の帯状体の一例を示す図。
【図２】断面が円形のスパイラル状部材を一部伸ばして
示す図。
示す図。
【図３】断面が扁平のスパイラル状部材を一部伸ばして
示す図。
示す図。
【図４】図３のスパイラル状部材の側面図。
【図５】真ん中の空間部に補強材のフィルムが配置され
ている断面が扁平のスパイラル状部材を示す図。
ている断面が扁平のスパイラル状部材を示す図。
【図６】実施例２のファッションベルトを示す図。
【図７】実施例３の腕時計バンドを示す図。
【図８】実施例４のグリップバンドを示す図。
１ 帯状体 ２ 帯状部材 ３ スパイラル状部材 ４ 連結部材 ５ 線材 ６ 心材 ７ チューブ ８ 空間部 ９ 補強材（フィルム） １０ ファッションベルト １１ 帯状部材 １２ スパイラル状部材 １３ バックル １４ 連結部材 １５ 穴 ２０ 腕時計バンド ２１ 帯状部材 ２２ スパイラル状部材 ２３ 腕時計本体 ２４ 連結部材 ３０ グリップバンド ３１ａ、３１ｂ 帯状部材 ３２ スパイラル状部材 ３３ 連結部材 ３４ 先端部 ３５ 固定部材 ３６ ビデオカメラ ３７ 取付部 ３８ 取付具
Claims (7)
- 【請求項１】熱可塑性プラスチックからなる一乃至複数
の帯状部材の端部を、帯状部材の長手方向に配置された
熱可塑性プラスチックからなる伸縮性の一乃至複数のス
パイラル状部材で連結して直線又は環状の帯状にしてな
る帯状体。 - 【請求項２】帯状部材がポリウレタン製で射出成形して
なり、スパイラル状部材もポリウレタンからなることを
特徴とする請求項１に記載の帯状体。 - 【請求項３】スパイラル状部材が、熱可塑性プラスチッ
ク製のチュ−ブで被覆されていることを特徴とする請求
項１又は２に記載の帯状体。 - 【請求項４】スパイラル状部材の真ん中の空間部に長手
方向に、熱可塑性プラスチック製のフィルムからなる補
強材が配置されていることを特徴とする請求項１又は２
に記載の帯状体。 - 【請求項５】請求項１から４のいづれか一つに記載の帯
状体からなるファッションベルト。 - 【請求項６】請求項１から４のいづれか一つに記載の帯
状体からなる腕時計バンド。 - 【請求項７】請求項１から４のいづれか一つに記載の帯
状体からなるグリップバンド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33545494A JPH08176917A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 帯状体及びこの帯状体からなるファッションベルト、腕時計バンド及びグリップバンド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33545494A JPH08176917A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 帯状体及びこの帯状体からなるファッションベルト、腕時計バンド及びグリップバンド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08176917A true JPH08176917A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18288744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33545494A Pending JPH08176917A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 帯状体及びこの帯状体からなるファッションベルト、腕時計バンド及びグリップバンド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08176917A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008247556A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Teraoka Seisakusho:Kk | 粘着テープ巻回体、その製造方法及び巻芯 |
-
1994
- 1994-12-22 JP JP33545494A patent/JPH08176917A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008247556A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Teraoka Seisakusho:Kk | 粘着テープ巻回体、その製造方法及び巻芯 |
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