JPH08175671A - プラスチック容器分離個別化方法とその装置 - Google Patents

プラスチック容器分離個別化方法とその装置

Info

Publication number
JPH08175671A
JPH08175671A JP28779893A JP28779893A JPH08175671A JP H08175671 A JPH08175671 A JP H08175671A JP 28779893 A JP28779893 A JP 28779893A JP 28779893 A JP28779893 A JP 28779893A JP H08175671 A JPH08175671 A JP H08175671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plastic container
flat plate
row
plastic
plate portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28779893A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Kobayashi
秀▲あき▼ 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOBAYASHI GIKEN KOGYO KK
Original Assignee
KOBAYASHI GIKEN KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOBAYASHI GIKEN KOGYO KK filed Critical KOBAYASHI GIKEN KOGYO KK
Priority to JP28779893A priority Critical patent/JPH08175671A/ja
Publication of JPH08175671A publication Critical patent/JPH08175671A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、従来、手作
業にたよっていた積層プラスチック容器群からのプラス
チック容器の分離個別化作業を自動的に行えるようにす
る事にある。 【構成】 製品収納部(1)の周縁に平板
部(2)を延出したプラスチック容器(C)で、これらを積層
したものからプラスチック容器(C)を1つ々々分離する
プラスチック容器(C)の分離個別化方法において、積層
されたプラスチック容器(C)…群の最前列のプラスチッ
ク容器(C)の平板部にを引張して第2列目のプラスチッ
ク容器(C)の平板部(2)との間に間隙(K)を形成し、続い
て前記間隙(K)に空気を吹き込んで最前列のプラスチッ
ク容器(C)を第2列目のプラスチック容器(C)から分離
し、然る後、最前列のプラスチック容器(C)を取り出す
事を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチック容器分離
個別化方法とその装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】製品収納用プラスチック容器は、一般的
に製品収納部の周縁に平板部を延出した形状を有してい
る。これらプラスチック容器はプラスチックシートを加
熱し、金型にて製品収納部を押出成形する同時に、又は
押出成形の後に、切断して前記形状のものとする。切断
されたプラスチック容器は積層されて次の工程である製
品詰め工程に移送される。製品詰め工程においては、作
業者が積層されたプラスチック容器群から1つ々々プラ
スチック容器を手で外し、手で外したプラスチック容器
を1つづつ手で自動機に改めてセットし、製品を製品収
納部に詰め、台紙を嵌め込んでステープル固定するとい
う作業を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来例
に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、従来、
手作業にたよっていた積層プラスチック容器群からのプ
ラスチック容器の分離個別化作業を自動的に行えるよう
にする事にある。
【0004】
【課題を解決するための技術的手段】本発明のプラスチ
ック容器分離個別化方法は、 製品収納部(1)の周縁に平板部(2)を延出したプラス
チック容器(C)で、これらを積層したものからプラスチ
ック容器(C)を1つ々々分離するプラスチック容器(C)の
分離個別化方法において、 積層されたプラスチック容器(C)…群の最前列のプ
ラスチック容器(C)の平板部にを引張して第2列目のプ
ラスチック容器(C)の平板部(2)との間に間隙(K)を形成
し、 続いて前記間隙(K)に空気を吹き込んで最前列のプ
ラスチック容器(C)を第2列目のプラスチック容器(C)か
ら分離し、 然る後、最前列のプラスチック容器(C)を取り出す
事を特徴とする。
【0005】これによれば、プラスチック容器(C)の平
板部(2)を吸着・引張すると、吸着された平板部(2)だけ
が斜めに引き出され、第2番目のプラスチック容器(C)
の平板部(2)との間に間隙(K)が形成されるようになる。
この状態でも第1列目のプラスチック容器(C)の製品収
納部(1)と第2列目のプラスチック容器(C)の製品収納部
(1)とは金型の抜け勾配の作用により、強く圧着された
まま固定されている。
【0006】ここで前記間隙(K)に圧縮空気を吹き込ん
でやると、第1列目のプラスチック容器(C)の製品収納
部(1)と第2列目のプラスチック容器(C)の製品収納部
(1)の間に僅かな空気層が形成され、第1列目のプラス
チック容器(C)の製品収納部(1)が第2列目のプラスチッ
ク容器(C)の製品収納部(1)から離間する。このようにす
る事によって、従来、人手に頼っていたプラスチック容
器(C)の個別化作業を機械によって自動的行うことがで
きるようになった。
【0007】請求項2は前記方法を実施するための装置
に関し、 製品収納部(1)の周縁に平板部(2)を延出したプラス
チック容器(C)で、これらを積層したものからプラスチ
ック容器(C)を1つ々々分離するプラスチック容器(C)の
分離個別化装置(X)において、 積層されたプラスチック容器(C)…群の最前列のプ
ラスチック容器(C)の平板部(2)に係合してプラスチック
容器(C)…群を保持する保持枠(5)を有する容器保持部
(4)と、 保持枠(5)に対向して配設され、プラスチック容器
(C)に対して近接・離間し且つ近接時に最前列のプラス
チック容器(C)の平板部(2)に吸着して前記平板部(2)を
引張し、第2列目のプラスチック容器(C)の平板部(2)と
の間に間隙(K)を形成する吸着パッド(40)を有し、分離
された最前列のプラスチック容器(C)を吸着保持して次
工程に搬送する容器分離取出装置(B)と、 保持枠(5)に沿って配設され且つ前記平板部(2)方向
にスライドし、前記間隙(K)が形成された時に間隙(K)に
挿入されて間隙(K)内に空気を吹き込むセパレータ(3)と
で構成された事を特徴とする。
【0008】これによれば、容器分離取出装置(B)の吸
着パッド(40)にて最前列のプラスチック容器(C)の平板
部(2)を吸着し、前記平板部(2)を引張して第2列目のプ
ラスチック容器(C)の平板部(2)との間に間隙(K)を形成
し、この間隙(K)に挿入したセパレータ(3)にて空気を吹
き込んで最前列のプラスチック容器(C)を第2列目のプ
ラスチック容器(C)から分離する事ができる。そして、
分離された最前列のプラスチック容器(C)は吸着パッド
(40)にて吸着保持され次工程に搬送される。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示実施例に従い詳述する。
図1は、プラスチック容器(C)の分離個別化装置(X)の正
面図で、プラスチック容器(C)の分離個別化装置(X)は積
層容器保持装置(A)と容器分離取出装置(B)とで構成され
ている。積層容器保持装置(A)は搬送路(H)の側に立設さ
れており、容器分離取出装置(B)から取り出したプラス
チック容器(C)を搬送路(H)上に移送する役目を持つ。
【0010】以下、積層容器保持装置(A)について詳述
する。積層容器保持装置(A)は、架台(G)上に傾斜して立
設された傾斜脚(6)と、傾斜脚(6)上に傾斜して取り付け
られたベース(7)、並びにベース(7)に立設された一対の
側板(8)、側板(8)の前面に取り付けられた保持枠(5)、
保持枠(5)に対して直角に取り付けられたセパレータ(3)
等で構成されている。
【0011】保持枠(5)は側板(8)の前面内側に若干突出
するように取り付けられており、プラスチック容器(C)
の耳部が係止して保持されるようになっている。図3〜
6にセパレータ(3)とその駆動機構並びにその動作につ
いての断面図を示す。
【0012】スライド受け台(10)はZ字状に形成されて
おり、スライド脚部(10a)が側板(8)の前端外側面に縦方
向に押設されたスライド溝(8a)内にスライド自在に嵌め
込まれている。スライド受け台(10)にはスライドガイド
台(11)が固着されており、ガイド孔(11a)が形成されて
いる。
【0013】セパレータ(3)は平板状の中空体で、その
先端部がガイド孔(11a)内にスライド自在に挿入されて
おり、先端の空気噴出孔(3a)から空気が噴出するように
なっている。セパレータ(3)の後端にはスライドブロッ
ク(3b)が設けてあり、スライド受け台(10)に接してスラ
イドするようになっている。スライド受け台(10)の他端
にはシリンダ取付部(10b)が設けられており、ブロック
駆動シリンダ(9)が装着されている。このブロック駆動
シリンダ(9)のシリンダロッド(9a)がスライドブロック
(3b)に螺着されており、セパレータ(3)をスライド駆動
するようになっている。ブロック駆動シリンダ(9)は本
実施例では、複動型のエアシリンダが使用されている。
【0014】スライド受け台(10)は側板(8)の側面に螺
着されたスライド受け台固定金具(12)によって平板部
(2)の任意の位置に固定されるようになっている。スラ
イドブロック(3b)には空気供給孔(3c)が設けられてお
り、空気噴出孔(3a)に空気が吹き出す様にここから空気
が供給されるようになっている。セパレータ(3)の先端
部の形状は特に限定されないが、本実施例では先端部が
ナイフエッジ状に形成されている。
【0015】架台(G)上には所定の傾斜面を持つ固定台
(18)が装着されており、一対のガイド台(14)と容器保持
部(4)を昇降駆動させるための昇降モータ(16)とが装着
されている。ベース(7)の下面には昇降ガイド(15)が垂
設されており、ガイド台(14)にスライド自在に挿通さ
れ、ガイドされるようになっている。ベース(7)の下面
にはさらに昇降ナット(19)が設けられており、カップリ
ング(17)を介して昇降モータ(16)と接続された昇降ネジ
(13)が螺入されている。
【0016】次に容器分離取出装置(B)について説明す
る。容器分離取出装置(B)はヘッド部(29)と駆動部(21)
と立設脚(22)並びにヘッド部(29)に装着された吸着取出
機構部(20)とで構成されている。駆動部(21)の要部を構
成する駆動部本体(23)には一対のガイドバー(24)が挿通
されており、駆動部本体(23)自体が複動型のシリンダと
なっていてガイドバー(24)を往復駆動するようになって
いる。空気出入孔(26)、空気出入孔(26)は駆動部本体(2
3)のシリンダ部のエア流入・排出口である。更に駆動部
本体(23)は立設脚(22)に回動自在に枢着されており、枢
着軸(27)のまわりに回動するようになっている。(28)は
駆動部本体(23)を回動駆動するための回動アクチュエー
タである。
【0017】駆動部本体(23)の先端側には、ヘッド部(2
9)が装着されており、ヘッド部(29)に吸着取出機構部(2
0)が取り付けられている。(31)は背面板で、ヘッド部(2
9)に取り付けられたスライドバー(29a)にスライド自在
に装着されており、背面板(31)の上下に天井板(32)、下
面板(33)が取り付けられている。天井板(32)、下面板(3
3)の内側対向面には一対のリンク機構(34)が設けてあ
り、板側枢着軸(34a)が天井板(32)、下面板(33)にそれ
ぞれ枢着されており、ブロック側枢着軸(34b)が取出ブ
ロック(35)に枢着されている。
【0018】シリンダ取付ブロック(36)は、天井板(32)
及び下面板(33)に枢着されたブロック枢着軸(36a)にて
回動自在に枢着されており、前記シリンダ取付ブロック
(36)にブロック駆動シリンダ(37)が装着されている。ブ
ロック駆動用シリンダロッド(37a)は枢着ピン(37b)にお
いて取出ブロック(35)に枢着されており、ブロック駆動
用シリンダロッド(37a)を伸縮することにより、取出ブ
ロック(35)をリンク機構(34)にて所定の回動駆動を行わ
せるようになっている。
【0019】取出ブロック(35)には枢着ノズル駆動シリ
ンダ(38)が螺入されており、更に枢着ノズル駆動シリン
ダ(38)に平行してガイド棒(39)が取出ブロック(35)にス
ライド自在に挿通されており、繋ぎバー(41)にて両者が
接続されている。ガイド棒(39)の先端には軟質樹脂にて
構成された吸着パッド(40)が装着されており、中空のガ
イド棒(39)を介して吸排ホース(42)が接続されている。
【0020】(C)は製品収納用のプラスチック容器の一
実施例で、中央に製品収納部(1)が凹設されており、平
板部(2)が製品収納部(1)の開口縁から延出されている平
板部(2)である。製品収納部(1)の側壁(1a)には金型の抜
け勾配が形成されており、図2に示すように積層された
とき、側壁(1a)同士が強く弾接して取り外しにくくなる
性質をもっている。
【0021】次に本発明作用について説明する。図2に
示すように積層されたプラスチック容器(C)を容器保持
部(4)に挿入する。第1番目のプラスチック容器(C)の平
板部(2)の耳部分が保持枠(5)に当接し、斜め下向きにて
全体が保持される。回動アクチュエータ(28)を作動させ
て容器分離取出装置(B)を斜め上に向け、吸着取出機構
部(20)がプラスチック容器(C)に対して正対するように
する。この状態から図1に示すように駆動部(21)を作動
させて吸着取出機構部(20)をプラスチック容器(C)方向
に突出させ、吸着パッド(40)がプラスチック容器(C)の
平板部(2)近傍に移動させる。これを図1の吸着取出機
構部(20)の仮想線で示す。また、この状態の平面図が図
3である。
【0022】図3ではブロック駆動シリンダ(37)、及び
枢着ノズル駆動シリンダ(38)が作動しておらず、吸着パ
ッド(40)が第一列目のプラスチック容器(C)の平板部(2)
から離間し且つ斜め方向を向いた状態となっている。更
にセパレータ(3)も図中左端にひかれており、保持枠(5)
の端部より内側に位置した状態となっている。
【0023】次に、第4図に示すようにブロック駆動シ
リンダ(37)を作動させて、取出ブロック(35)をリンク作
動させ、吸着パッド(40)がプラスチック容器(C)の平板
部(2)に正対するように回動させ、次いで枢着ノズル駆
動シリンダ(38)を作動させて吸着パッド(40)をプラスチ
ック容器(C)の平板部(2)に押圧する。すると吸着パッド
(40)は吸排ホース(42)による吸引作用によって、プラス
チック容器(C)の平板部(2)を強く吸着する。
【0024】次に第5図に示すように、吸着パッド(40)
を平板部(2)に強く吸着した状態でブロック駆動シリン
ダ(37)を作動させる。すると取出ブロック(35)はリンク
運動によって反時計方向に回動し、平板部平板部(2)を
吸着したままで元の位置に戻る。この時、平板部(2)は
保持枠(5)を越えて引き出され、第2番目のプラスチッ
ク容器(C)の平板部(2)と、第1番目のプラスチック容器
(C)の平板部(2)との間に間隙(K)が形成される。この状
態でも前述の金型の抜け勾配の作用により、第1列目の
プラスチック容器(C)の製品収納部(1)と第2列目のプラ
スチック容器(C)の製品収納部(1)とは強く圧着されたま
ま固定されている。
【0025】ここでセパレータ駆動シリンダ(9)を作動
させてセパレータ(3)を前記間隙(K)の間に挿入し、空気
供給孔(3c)に圧縮空気を供給し、空気噴出孔(3a)から圧
縮空気を間隙(K)内に吹き出す。吹き出された圧縮空気
は第1列目のプラスチック容器(C)の製品収納部(1)と第
2列目のプラスチック容器(C)の製品収納部(1)の間に吹
き込まれ僅かな空気層を形成する。これによって第1列
目のプラスチック容器(C)の製品収納部(1)は第2列目の
プラスチック容器(C)の製品収納部(1)から離間して個別
化が図られる。尚、図3〜図6では、吸着取出機構部(2
0)は左側のみを記載しており、実際は図のものと対称な
右側用吸着取出機構部並びにセパレータが設けられてお
り、プラスチック容器(C)の平板部(2)を両側から吸着パ
ッド(40)にて吸着するようになっている。
【0026】次に図6に示すように、枢着ノズル駆動シ
リンダ(38)を逆方向に作動させて、第1列目のプラスチ
ック容器(C)を取出ブロック(35)側に引き離す。これで
完全に第1列目のプラスチック容器(C)と第2列目のプ
ラスチック容器(C)とは離間される。第2列目のプラス
チック容器(C)は重量により、ワンシート分だけ前に移
動し、第1列目のプラスチック容器(C)となる。引き出
された元第1列目のプラスチック容器(C)の吸着が完了
すると駆動部(21)を作動させて、更にプラスチック容器
(C)を引き戻し、この状態で回動アクチュエータ(28)を
逆回転させ、吸着取出機構部(20)が下向きになるように
する。これを図1の駆動部(21)の仮想線で示す。
【0027】吸着取出機構部(20)が下を向いたところ
で、再び駆動部(21)を作動させて吸着取出機構部(20)を
下方に移動させ、吸着したプラスチック容器(C)が搬送
路(H)上に載置されるようにする。プラスチック容器(C)
が搬送路(H)上に設置されたところで、吸排ホース(42)
に圧縮空気を供給し、吸着パッド(40)の吸着を解き、プ
ラスチック容器(C)を搬送路(H)に移送する。搬送路(H)
に移送されたプラスチック容器(C)は、搬送路(H)に設け
られた移送手段(図示せず)の運動により、次工程の第
1ステージ(図示せず)に搬送される。第1ステージで
はプラスチック容器(C)の平板部(2)が内側に折曲され、
次に第2ステージに移送され、ここで製品収納部(1)に
製品(図示せず)が供給され、最後に第3ステージで台
紙(図示せず)が供給されて製品の梱包が完了する。
【0028】一方、プラスチック容器(C)を搬送路(H)に
移送した後、回動アクチュエータ(28)が再度作動して、
吸着取出機構部(20)が斜め上を向くように再度回動さ
せ、吸着パッド(40)をプラスチック容器(C)に正対させ
る。そして前述の動作を繰り返し、プラスチック容器
(C)の分離・取り出しを行う。
【0029】
【発明の効果】本発明のプラスチック容器分離個別化方
法によれば、プラスチック容器の平板部を吸着・引張
し、第2番目のプラスチック容器の平板部との間に生じ
た間隙に圧縮空気を吹き込んでやるので、第1列目のプ
ラスチック容器の製品収納部と第2列目のプラスチック
容器の製品収納部の間に僅かな空気層が形成され、これ
により、簡単に第1列目のプラスチック容器の製品収納
部が第2列目のプラスチック容器の製品収納部から離間
させる事ができる。また、本発明のプラスチック容器分
離個別化装置は前記方法を利用したもので、これによ
り、従来、人手に頼っていたプラスチック容器の個別化
作業を機械によって自動的行うことができるようになっ
た。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるプラスチック容器分離個別化装
置の正面図
【図2】本発明の分離個別化装置を構成する容器分離取
出装置の要部斜視図
【図3】本発明の吸着取出機構部のプラスチック容器の
平板部吸着前の要部平面図
【図4】本発明の吸着取出機構部のプラスチック容器の
平板部吸着時の要部平面図
【図5】本発明の吸着取出機構部のプラスチック容器の
平板部引き出し時の要部平面図
【図6】本発明の吸着取出機構部のプラスチック容器の
分離・取り出し時の要部平面図
【図7】本発明に積層容器保持装置の傾斜脚の右側面図
【符号の説明】
(X)…プラスチック容器の分離個別化装置 (A)…積層容器保持装置 (B)…容器分離取出装置 (C)…プラスチック容器 (K)…間隙 (1)…製品収納部 (2)…平板部 (3)…セパレータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品収納部の周縁に平板部を延出
    したプラスチック容器で、これらを積層したものからプ
    ラスチック容器を1つ々々分離するプラスチック容器の
    分離個別化方法において、 積層されたプラスチック容器群の最前列のプラスチック
    容器の平板部を引張して第2列目のプラスチック容器の
    平板部との間に間隙を形成し、続いて前記間隙に空気を
    吹き込んで最前列のプラスチック容器を第2列目のプラ
    スチック容器から分離し、然る後、最前列のプラスチッ
    ク容器を取り出す事を特徴とするプラスチック容器分離
    個別化方法。
  2. 【請求項2】 製品収納部の周縁に平板部を延出
    したプラスチック容器で、これらを積層したものからプ
    ラスチック容器を1つ々々分離するプラスチック容器の
    分離個別化装置において、 積層されたプラスチック容器群の最前列のプラスチック
    容器の平板部に係合してプラスチック容器群を保持する
    保持枠を有する容器保持部と、保持枠に対向して配設さ
    れ、プラスチック容器に対して近接・離間し且つ近接時
    に最前列のプラスチック容器の平板部に吸着し、吸着し
    た状態で前記平板部を引張して第2列目のプラスチック
    容器の平板部との間に間隙を形成する吸着パッドを有
    し、分離された最前列のプラスチック容器を吸着保持し
    て次工程に搬送する容器分離取出装置と、保持枠に沿っ
    て配設され且つ前記平板部方向にスライドし、前記間隙
    が形成された時に間隙に挿入されて間隙内に空気を吹き
    込むセパレータとで構成された事を特徴とするプラスチ
    ック容器分離個別化装置。
JP28779893A 1993-10-22 1993-10-22 プラスチック容器分離個別化方法とその装置 Pending JPH08175671A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28779893A JPH08175671A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 プラスチック容器分離個別化方法とその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28779893A JPH08175671A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 プラスチック容器分離個別化方法とその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08175671A true JPH08175671A (ja) 1996-07-09

Family

ID=17721892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28779893A Pending JPH08175671A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 プラスチック容器分離個別化方法とその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08175671A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015124005A (ja) * 2013-12-27 2015-07-06 株式会社マシン小谷 積層容器の個別分離方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015124005A (ja) * 2013-12-27 2015-07-06 株式会社マシン小谷 積層容器の個別分離方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR900005809Y1 (ko) 상자 제조장치
JP6041310B2 (ja) 食品把持装置と容器詰め装置
JPH0272021A (ja) 包装容器用ブランクの移送装置
CN212354547U (zh) Pcb包装设备
JPH08175671A (ja) プラスチック容器分離個別化方法とその装置
JP4089848B2 (ja) 包装物の貼り合わせ部を利用した開封装置及びそれに用いる切断刃
JP4644350B2 (ja) 折畳箱の取出供給装置
CN210708139U (zh) 彩盒翻转装置
JPH07315337A (ja) カートン開函装置
JP4505969B2 (ja) カートン起函装置
JP2005119730A (ja) ロボット式ケーサ
JPH0742970Y2 (ja) 包装袋への液充填装置
CN110844159A (zh) 自动异形盒装烟支设备及其操作方法
CN217373933U (zh) 带翻页、点胶、粘贴功能的不动产权证书自助制证一体机
CN216581494U (zh) 鞋盒底盒贴标签和鞋子裹包装纸系统
CN210708138U (zh) 拆卸彩盒装置
JPH0735103B2 (ja) 箱製造装置
JP4091382B2 (ja) 自動搬送プラズマ洗浄装置
JPS6362406B2 (ja)
JPH10114316A (ja) 袋押込み式敷設装置
CN110589091A (zh) 拆卸彩盒装置
JPH07106724B2 (ja) ゴルフボール箱詰機
JP3802141B2 (ja) 包装機
JP2548768Y2 (ja) 袋体の補強材貼着装置
JPS631649A (ja) シ−ト状積層物の取出装置