JP2015124005A - 積層容器の個別分離方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】開口の周縁部に鍔を有しかつ可撓性を有する容器の積層体から容器を個別に分離する。
【解決手段】離反方向に移動可能な支持板11a、11bの上に載置された積層体Wの最下層の容器とその直上に積層された容器とのそれぞれの鍔の間の隙間に対し、積層体Wを挟む対称位置のそれぞれから第1突片26を近接させて挿入するとともにブロック25により上記隙間の上側の容器の鍔を押圧する。また、第1突片26が互いに近接する方向と直交する方向上の対称位置のそれぞれから第2突片35を近接させて上記隙間に挿入するとともに上記隙間の上側の容器の鍔を長辺部分33により押圧する。これらの押圧により上側の容器は撓んで変形し、それが嵌入する最下層の容器との間に空隙が生じることから、支持板11a、11bを開放すると最下層の容器は上側の容器から離脱して落下する。これを順に繰り返すと、積層体Wの最下層の容器から一つずつ順に分離される。
【選択図】図1

Description

本発明は、積層容器の個別分離方法、特に、周縁部に鍔を有しかつ可撓性を有する容器の積層体から容器を個別に分離するための方法に関する。
調理済みの麺類や惣菜を販売用に収容する容器は、通常、プラスチックシートを金型で押出成形等することで量産されており、開口の周縁部に鍔を有している。そして、この種の容器は、輸送や保管の都合上、開口内に他の容器の底側を嵌入することで多数個を積層した状態で包装、販売されることから、麺類や惣菜の調理現場において個々に分離する必要がある。
積層された容器は、使用時に手作業で個々に分離されることもあるが、コンビニエンスストアやデパート等への出荷用に麺類や惣菜を量産する必要がある場合は手作業での対応に限界が生じる。そこで、容器の積層体から容器を個々に分離するための機械的方法や装置が提案されている。例えば、特許文献1は、積層された容器群の最前列の容器の鍔を引っ張ることで第2列目の容器の鍔との間に間隙を形成した後、この間隙に空気を吹き込んで最前列の容器を第2列目の容器から分離する方法および装置を提案している。
しかし、特許文献1の方法は、隣接する容器の鍔の間に空気を吹き込む必要があることから煩雑であり、また、当該方法を実施するための装置は構造が複雑化する。
特開平8−175671号公報
本発明は、開口の周縁部に鍔を有しかつ可撓性を有する容器の積層体から、簡素な機械的方法により容器を個別に分離できるようにするものである。
本発明は、開口の周縁部に鍔を有しかつ可撓性を有する容器の積層体から容器を個別に分離するための方法に関するものである。この個別分離方法は、開閉式の載置部の上に起立状態で載置された積層体に対し、積層体を挟む第1の対称位置のそれぞれと、積層体を挟む、第1の対称位置の間を結ぶ線分方向との交差方向上の第2の対称位置のそれぞれとから突片および押圧体を近接させ、積層体の最下層の容器とその直上に積層された容器とのそれぞれの鍔の間の隙間に対して突片を挿入するとともに突片を挿入した隙間の上側の容器の鍔を押圧体により押圧する工程1と、載置部を開放する工程2と、載置部を閉鎖した後に積層体から突片および押圧体を離反させる工程3とを含み、工程1、工程2および工程3を繰り返す。
工程1において、載置部の上に載置された積層体の最下層の容器とその直上に積層された容器とのそれぞれの鍔の間の隙間に対して第1の対称位置のそれぞれから突片を近接させて挿入するとともに上記隙間の上側の容器の鍔を押圧体により押圧し、また、同積層体の上気隙間に対して第2の対称位置のそれぞれから突片を近接させて挿入するとともに上記隙間の上側の容器の鍔を押圧体により押圧すると、当該上側の容器が撓んで変形し、それが嵌入する最下層の容器との間に空隙が生じる。
このような空隙が生じることにより、最下層の容器は、工程2において載置部が開放されることで上側の容器から離脱し、載置部から落下する。この際、最下層の容器を除く積層体は、各突片により支えられるとともに各押圧体により挟まれることで載置部から浮上した状態で起立状態が維持される。
次に、工程3において載置部を閉鎖し、積層体から各突片および各押圧体を離反させると、積層体は支えを失って自重により載置部上へ落下し、載置部上に載置された状態に戻る。このため、工程1、工程2および工程3をこの順に繰り返すと、積層体の容器は、最下層のものから一つずつ順に分離されることになる。
この個別分離方法では、通常、第1の対称位置の間を結ぶ線分方向との上記交差方向を直交方向に設定するのが好ましい。
この個別分離方法の工程1の一形態では、積層体に対して第1の対称位置のそれぞれから突片および押圧体を近接させた後、積層体に対して第2の対称位置のそれぞれから突片および押圧体を近接させる。
この個別分離方法の工程1の他の一形態では、積層体に対して第1の対称位置のそれぞれから突片および押圧体を近接させるのと同時に、積層体に対して第2の対称位置のそれぞれから突片および押圧体を近接させる。
また、この個別分離方法の一形態では、工程2において、積層体の最下層の容器を載置部の下方から吸引する。
なお、この分離方法では、通常、容器の底側が載置部に接するよう積層体を載置部の上に載置する。
他の観点に係る本発明は、開口の周縁部に鍔を有しかつ可撓性を有する容器の積層体から容器を個別に分離するための装置に関するものである。この個別分離装置は、積層体を起立状態で載置可能でありかつ載置された積層体から容器を落下させるための開閉式の載置部を有する積載部と、載置部の上方において積層体を挟む第1の対称位置から互いに近接方向および離反方向へ移動可能な一対の第1移動体を有する第1可動部と、積層体を挟む、第1の対称位置の間を結ぶ線分方向との交差方向上の第2の対称位置から互いに近接方向および離反方向へ移動可能な一対の第2移動体を第1移動体の上方に有する第2可動部と、載置部、一対の第1移動体および一対の第2移動体の動作を制御するための制御部とを備えている。
ここで、第1可動部は、一対の第1移動体のそれぞれにおいて互いに対向するよう設けられた、載置部に載置された積層体の最下層の容器とその直上に積層された容器とのそれぞれの鍔の間の隙間に挿入可能な第1突片と、第1突片が挿入された隙間の上側の容器の鍔を押圧可能な第1押圧体とを有している。また、第2可動部は、一対の第2移動体のそれぞれにおいて互いに対向するよう設けられた、載置部に載置された積層体の最下層の容器とその直上に積層された容器とのそれぞれの鍔の間の隙間に挿入可能な第2突片と、第2突片が挿入された隙間の上側の容器の鍔を押圧可能な第2押圧体とを有している。さらに、制御部は、第1突片が隙間に挿入されかつ第1突片が挿入された隙間の上側の容器の鍔を第1押圧体が押圧するよう一対の第1移動体を近接方向へ移動させるとともに、第2突片が隙間に挿入されかつ第2突片が挿入された隙間の上側の容器の鍔を第2押圧体が押圧するよう一対の第2移動体を近接方向へ移動させる動作と、載置部を開放する動作と、載置部を閉鎖した後に一対の第1移動体および一対の第2移動体をそれぞれ離反方向へ移動させる動作とを繰り返す。
この個別分離装置により容器の積層体から容器を個別に分離するときは、積載部の載置部上に容器の積層体を載置する。制御部は、載置された積層体に対し、一対の第1移動体を第1の対称位置のそれぞれから互いに近接する方向へ移動させ、また、一対の第2移動体を第2の対称位置のそれぞれから互いに近接する方向へ移動させる。これにより、一対の第1移動体および一対の第2移動体の各突片は、積層体の最下層の容器とその直上に積層された容器との鍔の間の隙間に挿入される。また、一対の第1移動体および一対の第2移動体の各押圧体は、各突片が挿入された上記隙間の上側の容器の鍔を押圧する。この押圧を受け、当該上側の容器は撓んで変形し、それが嵌入する最下層の容器との間に空隙が生じる。
このような空隙が生じることにより、最下層の容器は、制御部が載置部を開放したときに上側の容器から離脱し、載置部から落下する。この際、最下層の容器を除く積層体は、各突片により支えられるとともに各押圧体により挟まれることで載置部から浮上した状態で起立状態が維持される。
制御部が載置部を閉鎖し、一対の第1移動体および一対の第2移動体をそれぞれ離反方向へ移動させると、積層体は支えを失って自重により載置部上へ落下し、載置部上に載置された状態に戻る。このため、制御部が上述の動作を繰り返すと、積層体の容器は、最下層のものから一つずつ順に分離される。
この個別分離装置では、通常、第1の対称位置の間を結ぶ線分方向との上記交差方向を直交方向に設定するのが好ましい。
また、この個別分離装置において、載置部の一例は、積層体を載置可能な一対の支持板を有し、一対の支持板を互いに離反方向および近接方向へ移動することで開閉可能である。
さらに、この個別分離装置の一形態は、載置部の下方から積層体に向けて出入可能な、容器の吸引装置をさらに備えている。
本発明に係る積層容器の個別分離方法は、工程1から工程3を機械的に実行できることから、開口の周縁部に鍔を有しかつ可撓性を有する容器の積層体から手作業によらずに容器を個別に分離することができる。
本発明に係る積層容器の個別分離装置は、上述の各部を備えているため、開口の周縁部に鍔を有しかつ可撓性を有する容器の積層体から手作業によらずに容器を個別に分離することができる。
本発明の一形態に係る積層容器の個別分離装置を用いた容器搬送装置の斜視概略図。 図1のII方向から見た一部断面図。 図1のIII方向から見た図。 容器の積層体を形成する容器の斜視図。 容器の積層体の正面図。 前記容器搬送装置の動作フローチャート。 前記容器搬送装置の一動作過程を示す図。 前記容器搬送装置の他の動作過程を示す図。 前記容器搬送装置のさらに他の動作過程を示す図。
図1から図3を参照し、本発明の実施の一形態に係る個別分離装置を用いた容器搬送装置を説明する。容器搬送装置1は、容器の積層体から容器を個別に分離するとともに、分離された容器を所定の作業場所へ搬送するためのものであり、図1に示すように、個別分離装置2、搬送装置3および制御装置(図示省略)を主に備えている。
個別分離装置2は、積載部10、第1可動部20、第2可動部30および吸引装置40を主に備えている。
積載部10は、上面に容器の積層体Wを載置するための載置部11を有している。載置部11は、水平に配置された一対の支持板11a、11bを有している。一対の支持板11a、11bは、矢印Aで示すように、隙間Sを隔てて互いに近接した状態と互いに離反した状態との間を駆動装置(図示省略)により往復移動可能である。そして、一対の支持板11a、11bは、互いに近接した状態のときに、図1に二点鎖線で示すように、それらを跨ぐように積層体Wを載置可能であり、互いに離反した状態へ移動したときに隙間Sが拡大し、積層体Wから分離した容器を下方の搬送装置3へ落下させることができる。このように、一対の支持板11a、11bは、積層体Wを上面に支持可能な閉鎖状態と、積層体Wから分離した容器を搬送装置3へ落下させることができる開放状態とに切換え可能である。
第1可動部20は、積載部10の上方に設けられており、水平にかつ対称に配置されたL字状の一対の第1移動体21a、21bと、第1駆動部22とを有している。一対の第1移動体21a、21bは、それぞれの長辺部分23が一方の支持板11a側から他方の支持板11b側に延び、かつ、支持板11a、11bの移動方向と平行に配置されており、また、それぞれの短辺部分24が一方の支持板11a上で互いに接近するようそれぞれの長辺部分23の末端から直角に屈曲している。
各長辺部分23は、一方の支持板11b側の端部の上面において、隙間Sの両側へ均等に延びるよう矩形の板状のブロック25(第1押圧体の一例)が配置されている。ブロック25は、他方の長辺部分23方向へ水平に突出する第1突片26を挟んで長辺部分23に固定されている。第1突片26は、隙間Sの両側へ均等に延びる、先端部が鋭利な板状の部材である。
第1駆動部22は、一対の第1移動体21a、21bのそれぞれの短辺部分24の間に配置されており、各短辺部分24を互いに近接する方向と離反する方向とに連動して移動させるためのものである。第1駆動部22は、このようにそれぞれの短辺部分24を移動させることで、矢印Bで示すように、各長辺部分23を互いに近接する方向と離反する方向とに連動して移動させることができる。
第1可動部20は、昇降機構(図示省略)を備えており、一対の支持板11a、11bから第1突片26までの高さH1(図2)を調整可能である。
第2可動部30は、第1可動部20の上方に設けられており、水平にかつ対称に配置されたL字状の一対の第2移動体31a、31bと、第2駆動部32とを有している。一対の第2移動体31a、31bは、それぞれの長辺部分33が隙間Sを両者の中央に挟むよう互いに平行に配置されており、一方の第2移動体31aの長辺部分33が一方の支持板11b上に延び、かつ、他方の第2移動体31bの長辺部分33が一方の第1移動体21aの長辺部分23と直交するよう他方の支持板11a上に延びている。また、それぞれの短辺部分34は、互いに接近するようそれぞれの長辺部分33の末端から直角に屈曲している。
各長辺部分33は、厚さが略均一な板状に形成されており、載置部11の幅方向(一対の支持板11a、11bの移動方向との直交方向)の略中央部に当たる位置において、他方の長辺部分33方向へ水平に突出する第2突片35を有している。第2突片35は、先端部が鋭利な板状の部材であり、長辺部分33の下面に固定されている。
第2駆動部32は、一対の第2移動体31a、31bのそれぞれの短辺部分34の間に配置されており、各短辺部分34を互いに近接する方向と離反する方向とに連動して移動させるためのものである。第2駆動部32は、このようにそれぞれの短辺部分34を移動させることで、矢印Cで示すように、各長辺部分33を互いに近接する方向と離反する方向とに連動して移動させることができる。
第2可動部30は、昇降機構(図示省略)を備えており、一対の支持板11a、11bから第2突片35までの高さH2(図3)を調整可能である。
吸引装置40は、載置部11の幅方向の中央部であって、隙間Sの下方に配置されており、油圧式や空圧式などの流体圧式のシリンダー41により、吸着パッド42を先端に備えたロッド43を上下方向に出し入れ可能なものである。吸着パッド42は、空気を吸引可能なものであり、この吸引力により容器の底面に吸着可能である。
搬送装置3は、積層体Wから分離した容器を所定の作業場所へ搬送するためのものであり、一対の支持板11a、11bの下方に配置された一対の無端の搬送ベルト61a、61bを有するベルトコンベアである。一対の搬送ベルト61a、61bは、吸引装置40を挟むように間隔を設けて支持板11a、11bの移動方向と平行に配置されており、駆動装置(図示省略)により矢印D方向に回転可能である。
制御装置は、予め記録されたプログラムに従って個別分離装置2の載置部11、第1可動部20、第2可動部30および吸引装置40の動作を含む、容器搬送装置1全体の動作を制御するためのコンピュータであり、具体的な制御は後記の動作において説明する。
なお、制御装置は、コンピュータ以外の制御方法、例えば、タイマー制御などのシーケンス制御により容器搬送装置1全体の動作を制御するものであってもよい。
容器搬送装置1において適用可能な積層体Wを構成する容器50は、樹脂材料を用いて形成された可撓性を有するものであり、図4に示すように、例えば平面形状が円形であり、開口51の周縁部に鍔52を有するものである。この容器50は、樹脂シートを押出成形や真空成形などの各種の方法により成形することで量産され、図5に示すように、開口51に他の容器50の底部を嵌め込んで積み重ねられることにより積層体Wを形成している。
次に、図6に示す動作フローチャートを参照し、容器搬送装置1の動作を説明する。
容器搬送装置1において、操作者が制御装置の電源スイッチをONにすると、制御装置のプログラムは、ステップS1において初期設定を実行する。初期設定では、積載部10において駆動装置を作動し、一対の支持板11a、11bを互いに近接した状態に移動させるとともに、吸引装置40においてロッド43がシリンダ41に侵入した状態に設定する。また、第1可動部20において第1駆動部22を作動し、一対の第1移動体21a、21bのそれぞれの長辺部分23を互いに離反した位置に移動させるとともに、第2可動部30において第2駆動部32を作動し、一対の第2移動体31a、31bのそれぞれの長辺部分33を互いに離反した位置に移動させる。
容器搬送装置1は、初期設定の完了により載置部11に積層体Wを載置可能な状態になり、プログラムは、ステップS2において、操作者が動作スイッチをONにしたか否かを判定するための待機状態になる。
この待機状態において、操作者は、載置部11の一対の支持板11a、11bの幅方向(移動方向との直交方向)の中央部であって、容器50の底部が均等に隙間Sを跨ぐように積層体Wを載置することができる。このように積層体Wを載置すると、一対の第1移動体21a、21bのそれぞれの第1突片26は、積層体Wを挟む対称位置(第1の対称位置)において互いに対向して配置された状態になる。また、一対の第2移動体31a、31bのそれぞれの第2突片35は、各第1突片26の中央部同士を結ぶ線分方向と直交する方向であって積層体Wを挟む対称位置(第2の対称位置)において互いに対向して配置された状態になる。
載置部11に積層体Wを載置したとき、昇降装置により第1可動部20を昇降させることで、各第1突片26の高さ位置が載置された積層体Wの最下層の容器50とその直上に積層された容器50とのそれぞれの鍔52の間の隙間に対応するように調整する。また、昇降装置により第2可動部30を昇降させることで、各第2突片35の高さ位置が載置された積層体Wの最下層の容器50とその直上に積層された容器50とのそれぞれの鍔52の間の隙間に対応するように調整する。
操作者が制御装置の動作スイッチをONにすると、プログラムは、ステップS3に移行し、搬送装置3の駆動装置を作動させる。これにより、一対の搬送ベルト61a、61bが矢印D方向に回転駆動する。
次のステップS4において、プログラムは、工程1を実行する。ここで、プログラムは、先ず、第1可動部20を作動し、一対の第1移動体21a、21bのそれぞれの長辺部分23を互いに近接する方向に移動させる。これにより、積層体Wは、それを挟む対称位置(第1の対称位置)のそれぞれから第1突片26が近接し、この第1突片26は、図7に示すように、積層体Wの最下層の容器50の鍔52と、最下層の容器50の直上に積層された容器50の鍔52との隙間に挿入される。また、それぞれの長辺部分23のブロック25は、積層体Wの最下層の容器50の直上に積層された容器50、すなわち、積層体Wにおいて第1突片26が挿入された上側の容器50の鍔52を押圧する。
工程1では、次に、第2可動部30を作動し、一対の第2移動体31a、31bのそれぞれの長辺部分33を互いに近接する方向に移動させる。これにより、積層体Wは、それを挟む対称位置(第2の対称位置)のそれぞれから第2突片35が近接し、この第2突片35は、図8に示すように、積層体Wの最下層の容器50の鍔52と、最下層の容器50の直上に積層された容器50の鍔52との隙間に挿入される。また、それぞれの長辺部分33は、積層体Wの最下層の容器50の直上に積層された容器50、すなわち、積層体Wにおいて第2突片35が挿入された上側の容器50の鍔52を押圧する。
このように、工程1においては、積層体Wの最下層の容器50の鍔52と、最下層の容器50の直上に積層された容器50の鍔52との隙間に対し、四方向から第1突片26および第2突片35が挿入された状態になる。また、同時に、積層体Wの最下層の容器50の直上に積層された容器50、すなわち、積層体Wにおいて第1突片26および第2突片35が挿入された上側の容器50の鍔52は、四方向からブロック25および長辺部分33により押圧された状態になる。このように四方向から鍔52が押圧されることにより、上側の容器50は、全体に撓みが生じて変形し、それが嵌入している最下層の容器50との間に空隙が生じる。
次に、プログラムは、ステップS5へ移行し、工程2を実行する。ここで、プログラムは、積載部10において駆動装置を作動させて一対の支持板11a、11bを互いに離反する方向へ移動させ、これと同期して吸引装置40のシリンダ41からロッド43を速やかに出入りさせる。
この工程において、積層体Wの最下層の容器50は、その上側の容器50との間に隙間が生じていることから、積層体Wから離脱し、支持板11a、11bが離反方向に移動することで拡大した隙間Sから落下する。このとき、最下層の容器50を除く積層体Wは、第1突片26および第2突片35により支えられるとともに、ブロック25および長辺部分33により押圧されることから、載置部11から浮上した状態で起立状態が維持される。
支持板11a、11bの移動と同期して吸引装置40のシリンダ41から出入りするロッド43は、図8に示すように、シリンダ41から突出したときに吸着パット42が隙間Sから落下しようとする最下層の容器50の底面外側に吸着し、図9に示すように、シリンダ41へ戻るときに容器50を安定に保持しながら搬送装置3の一対の搬送ベルト61a、61b間に架け渡した状態で載置する。そして、この容器50は、一対の搬送ベルト61a、61bにより所定の作業場所へ搬送される。
ステップS5の終了後、プログラムはステップS6へ移行し、工程3を実行する。この工程において、プログラムは、積載部10において駆動装置を作動し、一対の支持板11a、11bを図9に矢印で示すように互いに近接した状態に移動させる。また、一対の支持板11a、11bの移動後、第1可動部20において第1駆動部22を作動し、一対の第1移動体21a、21bの長辺部分23を互いに離反した位置に移動させるとともに、第2可動部30において第2駆動部32を作動し、一対の第2移動体31a、31bの長辺部分33を互いに離反した位置に移動させる。
この工程において、積層体Wは、第1突片26、第2突片35、ブロック25および長辺部分33による支持を失うことから自重により載置部11上へ落下し、載置部11上に載置された状態に戻る。
ステップS6の終了後、プログラムはステップS7へ移行し、操作者が動作スイッチをOFFに設定しているか否かを判定する。動作スイッチがOFFに設定されていない限り、プログラムはステップS4へ戻り、同ステップでの工程1、ステップS5での工程2およびステップS6での工程3を繰り返す。この繰返しにより、積層体Wは最下層の容器50から一つずつ順に分離され、搬送装置3により所定の作業場所へ順次搬送される。
ステップS7において、操作者が動作スイッチをOFFに設定しているものと判定したとき、プログラムはステップS8において容器搬送装置1の全動作を停止する。
上述の実施の形態は、例えば、次のような変更が可能である。
上述の実施の形態では、工程1において、第1可動部20を作動した後に第2可動部30を作動させることで、積層体Wに対して第1の対称位置のそれぞれから第1突片26およびブロック25を近接させた後、積層体Wに対して第2の対称位置のそれぞれから第2突片35および第2押圧体となる長辺部分33を近接させているが、第1可動部20と第2可動部30とを同時に作動させることで、積層体Wに対して第1の対称位置のそれぞれから第1突片26およびブロック25を近接させるのと同時に、積層体Wに対して第2の対称位置のそれぞれから第2突片35および第2押圧体となる長辺部分33を近接させることもできる。
上述の実施の形態では、第1移動体21a、21bの移動方向が一対の支持板11a、11bの幅方向になるよう設定し、第2移動体31a、31bの移動方向が支持板11a、11bの開閉方向になるよう設定しているが、これらの移動方向は逆に設定することもできる。すなわち、第1移動体21a、21bの移動方向を一対の支持板11a、11bの開閉方向になるよう設定し、第2移動体31a、31bの移動方向を支持板11a、11bの幅方向になるよう設定することもできる。
上述の実施の形態では、第1の対称位置の間を結ぶ線分方向と直交する方向に第2の対称位置を設定しているが、第2の対称位置は当該線分方向と交差する方向であれば任意の方向に設定することができる。例えば、この交差方向は、後記する容器50の平面形状に応じ、ブロック25および長辺部分33での押圧により容器50を変形させやすい方向に設定することができる。
上述の実施の形態において、載置部11は、単一の支持板に容器50が通過可能な開口を設け、この開口にシャッターを設けることで開閉できるように変更することもできる。
上述の実施の形態は、吸引装置40を省き、積層体Wから離脱した容器50が自重のみで搬送ベルト61a、61b上に落下するように変更することもできる。但し、吸引装置40を用いた場合、容器50をより速やかにかつ確実に搬送ベルト61a、61b上に移動させることができ、容器50の個別分離をより安定的に高速化することができる。
なお、吸引装置40を用いる場合、互いに近接した状態の支持板11a、11bの隙間Sを吸着パッド42が出入り可能なように設定する(例えば、隙間Sを拡大したり、支持板11a、11bの互いの対向端に吸着パッド42が出入り可能な切り欠きを設けたりする。)とともに、工程2での動作を変更することもできる。例えば、工程2の動作は、吸引装置40のシリンダ41からロッド43を突出させて吸着パッド42を隙間Sを通じて積層体Wの最下層の容器50の底面に吸着させた後に支持板11a、11bを互いに離反する方向へ移動させ、その後にロッド43をシリンダ41へ戻すことで吸着した容器50を一対の搬送ベルト61a、61b間に載置するように変更することができる。この場合、容器50の個別分離をさらに安定的に高速化することができる。
上述の実施の形態では、平面形状が円形の容器50の積層体Wから当該容器50を個別に分離する場合を例に説明しているが、容器50の平面形状は、楕円形であってもよく、また、三角形、四角形、五角形、六角形および八角形などの多角形であってもよい。
2 個別分離装置
10 積載部
11 載置部
11a、11b 支持板
20 第1可動部
21a、21b 第1移動体
25 ブロック
26 第1突片
30 第2可動部
31a、31b 第2移動体
33 長辺部分
35 第2突片
40 吸引装置
50 容器
51 開口
52 鍔
W 積層体

Claims (9)

  1. 開口の周縁部に鍔を有しかつ可撓性を有する容器の積層体から前記容器を個別に分離するための方法であって、
    開閉式の載置部の上に起立状態で載置された前記積層体に対し、前記積層体を挟む第1の対称位置のそれぞれと、前記積層体を挟む、前記第1の対称位置の間を結ぶ線分方向との交差方向上の第2の対称位置のそれぞれとから突片および押圧体を近接させ、前記積層体の最下層の前記容器とその直上に積層された前記容器とのそれぞれの前記鍔の間の隙間に対して前記突片を挿入するとともに前記突片を挿入した前記隙間の上側の前記容器の前記鍔を前記押圧体により押圧する工程1と、
    前記載置部を開放する工程2と、
    前記載置部を閉鎖した後に前記積層体から前記突片および前記押圧体を離反させる工程3と、
    を含み、
    前記工程1、工程2および工程3を繰り返す、
    積層容器の個別分離方法。
  2. 前記交差方向が直交方向である、請求項1に記載の積層容器の個別分離方法。
  3. 工程1において、前記積層体に対して前記第1の対称位置のそれぞれから前記突片および前記押圧体を近接させた後、前記積層体に対して前記第2の対称位置のそれぞれから前記突片および前記押圧体を近接させる、請求項1または2に記載の積層容器の個別分離方法。
  4. 工程1において、前記積層体に対して前記第1の対称位置のそれぞれから前記突片および前記押圧体を近接させるのと同時に、前記積層体に対して前記第2の対称位置のそれぞれから前記突片および前記押圧体を近接させる、請求項1または2に記載の積層容器の個別分離方法。
  5. 工程2において、前記積層体の最下層の前記容器を前記載置部の下方から吸引する、請求項1から4のいずれかに記載の積載容器の個別分離方法。
  6. 開口の周縁部に鍔を有しかつ可撓性を有する容器の積層体から前記容器を個別に分離するための装置であって、
    前記積層体を起立状態で載置可能でありかつ載置された前記積層体から前記容器を落下させるための開閉式の載置部を有する積載部と、
    前記載置部の上方において前記積層体を挟む第1の対称位置から互いに近接方向および離反方向へ移動可能な一対の第1移動体を有する第1可動部と、
    前記積層体を挟む、前記第1の対称位置の間を結ぶ線分方向との交差方向上の第2の対称位置から互いに近接方向および離反方向へ移動可能な一対の第2移動体を前記第1移動体の上方に有する第2可動部と、
    前記載置部、一対の前記第1移動体および一対の前記第2移動体の動作を制御するための制御部と、
    を備え、
    前記第1可動部は、一対の前記第1移動体のそれぞれにおいて互いに対向するよう設けられた、前記載置部に載置された前記積層体の最下層の前記容器とその直上に積層された前記容器とのそれぞれの前記鍔の間の隙間に挿入可能な第1突片と、前記第1突片が挿入された前記隙間の上側の前記容器の前記鍔を押圧可能な第1押圧体とを有し、
    前記第2可動部は、一対の前記第2移動体のそれぞれにおいて互いに対向するよう設けられた、前記載置部に載置された前記積層体の最下層の前記容器とその直上に積層された前記容器とのそれぞれの前記鍔の間の隙間に挿入可能な第2突片と、前記第2突片が挿入された前記隙間の上側の前記容器の前記鍔を押圧可能な第2押圧体とを有し、
    前記制御部は、前記第1突片が前記隙間に挿入されかつ前記第1突片が挿入された前記隙間の上側の前記容器の前記鍔を前記第1押圧体が押圧するよう一対の前記第1移動体を近接方向へ移動させるとともに、前記第2突片が前記隙間に挿入されかつ前記第2突片が挿入された前記隙間の上側の前記容器の前記鍔を前記第2押圧体が押圧するよう一対の前記第2移動体を近接方向へ移動させる動作と、前記載置部を開放する動作と、前記載置部を閉鎖した後に一対の前記第1移動体および一対の前記第2移動体をそれぞれ離反方向へ移動させる動作とを繰り返す、
    積層容器の個別分離装置。
  7. 前記交差方向が直交方向である、請求項6に記載の積層容器の個別分離装置。
  8. 前記載置部は、前記積層体を載置可能な一対の支持板を有し、一対の前記支持板を互いに離反方向および近接方向へ移動することで開閉可能である、請求項6または7に記載の積層容器の個別分離装置。
  9. 前記載置部の下方から前記積層体に向けて出入可能な、前記容器の吸引装置をさらに備えている、請求項6から8のいずれかに記載の積層容器の個別分離装置。
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