JPH08175612A - ファイルホルダの払出し装置 - Google Patents

ファイルホルダの払出し装置

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JPH08175612A
JPH08175612A JP31790694A JP31790694A JPH08175612A JP H08175612 A JPH08175612 A JP H08175612A JP 31790694 A JP31790694 A JP 31790694A JP 31790694 A JP31790694 A JP 31790694A JP H08175612 A JPH08175612 A JP H08175612A
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JP
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JP31790694A
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English (en)
Inventor
Shinichi Murakoshi
真一 村越
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Itoki Crebio Corp
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Itoki Crebio Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 格納棚における複数の放出口に対して、ファ
イルホルダFを選択的に放出させる払出し装置を1つに
共通化させ、必要スペースを少なくする。 【構成】 内部に多数のファイルホルダFを所定位置に
格納した格納棚21の前面上下に第1放出口10と第2
放出口11とを形成し、ファイルホルダFの出庫指令に
応じて、格納棚21内の払出し部6には、ファイルホル
ダFの載置台を枢軸661に左右回動可能に設け、正逆
回転可能な出庫正回転モータ662により、載置台66
を、水平状態と左右両側への傾斜状態とに選択的に姿勢
変更制御するように構成する一方、載置台66の左右両
側の下方には、前記それぞれの放出口への案内通路6
2,61を設け、払出し部6からファイルホルダFを前
記複数の放出口に選択的に出庫するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、書類を挟んだ状態で持
ち運びできるファイルホルダ等、薄手の物品(以下単に
ファイルホルダと称する)を所定の個所に収納する格納
棚ユニットにおいて、複数のファイルホルダを、指示し
たとおりに払い出す装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】病院におけるカルテや、各事務所におけ
る各種書類は、ファイルホルダに挟んだ状態にてファイ
ルホルダ格納棚に収納しておき、必要に応じて取出し、
また用件が済めば元の位置に返却するように構成された
装置において、本出願人は先に特公平4−44481号
公報に示すような出庫制御装置を提案した。
【0003】この出庫制御装置は、ファイルホルダ格納
棚の前面には、これに沿って上下左右及び前後に移動す
る搬送台を設け、ファイルホルダ格納棚の各ファイルホ
ルダ収納位置に番地コードを割り当てる一方、各ファイ
ルホルダには前記指定される番地コードに対応するマー
クを付し、入庫部にあるファイルホルダを、前記搬送台
の自動制御により、ファイルホルダ格納棚の所定位置に
収納し、反対にファイルホルダ格納棚の所定位置からフ
ァイルホルダを取出して放出口に放出するものである。
【0004】ファイルホルダの放出の一態様では、搬送
台にて挟持された放出すべきファイルホルダを、臨時の
払出し部に設けた載置台に載せる。そして、この載置台
は駆動モータとリンク機構とにより傾けられ、該載置台
から落下したファイルホルダは滑り台に沿って滑り落ち
る。他方、複数並設した格納棚ユニットの前面に沿って
広巾の搬送コンベヤを配設し、前記各格納棚ユニット前
面上部に開口した放出口毎に前記滑り台を搬送コンベヤ
に向かうように臨ませ、搬送コンベヤ上には、前記各滑
り台に対応させてそれから滑り落ちてくるファイルホル
ダを寝かせた状態で一旦受け止める受け台を設け、この
各受け台の下方の搬送コンベヤ箇所に移送中のファイル
ホルダがないことを判別センサにて感知して、前記受け
台を傾けて、ファイルホルダを搬送コンベヤに払い出す
構成を提案した。
【0005】他方、この格納棚ユニットの前面には、前
記放出口より下方位置に、単体出庫口を開口させ、この
単体出庫口に連通する滑り台の上端にも、前記と同様の
払出し部とその載置台などの払出し機構を設ける等して
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように、格納棚ユニットの前面に、複数箇所の放出口を
設け、別々の払出し部と払出し機構を設けると、そのた
めに必要な空間だけ、ファイルホルダを収納するスペー
スが少なくなるという問題があった。本発明の目的は、
複数の放出口に対する払出し装置を共通化させて、ファ
イルホルダの収納スペースの増大を図ることのできるフ
ァイルホルダの払出し装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
発明のファイルホルダの払出し装置は、内部に多数のフ
ァイルホルダを所定位置に格納した格納棚ユニットに上
下に複数の放出口を形成し、ファイルホルダの出庫指令
に応じて、格納棚ユニットの払出し部からファイルホル
ダを前記複数の放出口に選択的に出庫するように構成し
て成るファイルホルダの払出し装置において、前記払出
し部には、ファイルホルダの載置台を支軸の回りに左右
回動可能に設け、正逆回転可能なアクチュエータによ
り、前記載置台を、水平状態と左右両側への傾斜状態と
に選択的に姿勢変更制御するように構成する一方、載置
台の左右両側の下方には、前記それぞれの放出口への案
内通路を設けたものである。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のフ
ァイルホルダの払出し装置において、前記格納棚ユニッ
トの上部寄り部位に開口した第1放出口からの案内通路
を、当該格納棚ユニットの前面に沿って搬送コンベヤ上
に臨ませる一方、該搬送コンベヤより下方に開口した他
の放出口の少なくとも一つを緊急出庫口としたものであ
る。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に従って説明する
と、図1においてファイルホルダFの自動格納・出庫装
置1は、多数のファイルホルダFを所定の位置に図示し
ないハンガーに吊下げ状態にて収納できる左右一対のフ
ァイルホルダ格納棚21,21と、該両ファイルホルダ
格納棚21,21前面間の通路において上下に配設され
たレールに沿って移動するスタッカークレーン22に立
設したコラム22aに上下動自在に設けられた搬送台2
3とから成る格納棚ユニット2が横一列状に複数配設さ
れたものから成る。
【0010】前記各格納棚ユニット2における前記各フ
ァイルホルダ格納棚21,21の端部には、複数のファ
イルホルダFが吊支されて収納された台車3を入れる入
出庫部4を設け、前記台車内のファイルホルダFを搬送
台23にて掴んで取り込んだ後、スタッカークレーン2
2を移動させてファイルホルダ格納棚21の所定位置に
格納し、反対にその所定位置からファイルホルダFを搬
送台23にて掴んで、台車3に取り出して出庫するよう
に構成する一方、前記各格納棚ユニット2ごとの払出し
部6(実施例では装置1を前から見て左側のファイルホ
ルダ格納棚21内の前側上部位置)を設け、該払出し部
6からファイルホルダ格納ユニット前面に開口する複数
の放出口10、11、12に向かってファイルホルダF
を後述するように放出(出庫)させる。
【0011】各格納棚ユニット2前面に開口するファイ
ルホルダの第1放出口10と、後述の搬送コンベヤ7と
の間には、ファイルホルダFを受け継いで搬送コンベヤ
7に排出するための、滑り台71と受け台8と排出駆動
手段9とからなる受け継ぎ部を設ける。滑り台71は、
第1放出口10から搬送コンベヤ7上に向かって下向き
傾斜状に配設してあり、この各滑り台71に沿って寝か
した状態にて滑り落ちてくるファイルホルダFは、搬送
コンベヤ7上に設けた受け台8に寝かされた状態で支持
され、該受け台8は後述の排出駆動手段9により傾動可
能に構成されている。なお、ファイルホルダFを単体で
取り出すことのできる緊急出向口としての第2放出口1
1は、前記搬送コンベヤ7よりも下方の前記各格納棚ユ
ニット2前面に開口している。さらに、図2に示し、後
述する第3放出口12は、オプションであり、必要に応
じて設けるものである。
【0012】そして、搬送コンベヤ7の終端はサイドコ
ンベヤにファイルホルダFを寝かせた状態にして移し替
える移し替え装置14を設け、サイドコンベヤの移送終
端部から駆動モータにより駆動する中継ぎコンベヤ及び
滑り台とからなるシュート部を経て集積ボックスにファ
イルホルダFが一旦集められる順序出庫部15を設け
る。
【0013】なお、前記搬送台23はコラム22aに沿
って上下動自在な昇降装置に摺動自在に支持され、該搬
送台23は図示しない制御装置によりその入力端末器へ
の指令に応じて移動すると共に、搬送台23に前後移動
可能に設けた左右一対の挟持体にてファイルホルダFの
ファイルホルダ格納棚21へのファイルホルダFの挟持
出し入れ等の作動をする。
【0014】前記入出庫部4においては、その内部の台
車3から前記搬送台23の左右一対の挟持体(図示せ
ず)にてファイルホルダFの上端前側を左右から挟持し
て取出し、ファイルホルダ格納棚21の所定位置に移送
して収納し、反対に前記所定の位置から台車3へ取り出
す作業を行う。前記複数の払出し口10,11に対する
払出し部6は、図3〜図5に示すように、ファイルホル
ダ格納棚21内の前部寄り位置の上下複数の棚部分を取
り払った空間に形成されるもので、左右両側に傾動可能
な載置台66と、格納棚ユニット2前面に開口する第1
放出口10まで連通する傾斜配置された案内通路62
と、第2放出口11に連通する傾斜配置された案内通路
61等とからなり、前記払出し部6の上端位置には、左
右一対のガイド部材65,65を配設し、該両ガイド部
材65,65にて、前記搬送台23の左右一対の挟持体
(図示せず)によって挟持された状態にて挿入されるフ
ァイルホルダFの上端の左右側面をその長手方向に沿っ
て案内する。該両ガイド部材65,65の前端は前記挿
入されるファイルホルダFが入り易いように互いに離れ
る方向に湾曲形成する。
【0015】前記一対のガイド部材65,65の下方位
置であって案内通路61,62の上端に隣接して配設さ
れる載置台66は、前記ガイド部材65の長手方向と同
方向に長く形成され、該載置台66の前後端枢軸661
周りに回動自在に支持され、ファイルホルダ格納棚21
内に設けたアクチュエータとしての出庫制御モータ66
2の回動アーム663に一端が回動自在に枢支されたク
ランク664の他端は、前記載置台66下面であって枢
軸661の側方に平行状に設けた支軸665に回動可能
に連結されている(図3及び図5参照)。
【0016】なお、載置台66の傾き姿勢及び水平姿勢
を選択的に実現するため、前記枢軸661に正逆回転可
能な駆動モータや回動電磁ソレノイドを直接連結しても
良いことはいうまでもない。図3に示すように、入力装
置(図示せず)を備えた中央制御装置5は、格納棚ユニ
ット2の外に設け、後述する搬送コンベヤ7、サイドコ
ンベヤ、中継ぎコンベヤの駆動を制御すると共に、各格
納棚ユニット2内のスタッカークレーン21に搭載され
たローカル制御装置51との間で光通信により各種のデ
ータを送受信する。ローカル制御装置51では、ファイ
ルホルダFの入庫制御及び出庫制御のためにスタッカー
クレーン21を駆動し、正逆回転可能なステップモータ
等の出庫制御モータ662を駆動させる。
【0017】そして、所定のファイルホルダFを前記い
ずれかの放出口10又は放出口11に出庫するように入
力装置にて指令すると、搬送台23が格納棚内の所定位
置から指定されたファイルホルダFを取り出し、前記払
出し部6の載置台66に載せる。光透過式の払出し部在
庫センサ67により載置台66にファイルホルダFが載
置されたことを感知して前記制御モータ662を駆動さ
せる。このとき、ファイルホルダFの出庫箇所として第
1放出口10を選択すると、出庫制御モータ662は図
5の矢印A方向に所定角度だけ回動し、回動アーム66
3及びクランク664を介して載置台66は枢軸661
を中心にして矢印A′方向に傾き、その上のファイルホ
ルダFは第1案内通路62方向に放出された後、当該載
置台66はその上面が水平状板に復帰する。従って、後
述する受け台8から搬送コンベヤ7を介して順序出庫部
15に放出される。
【0018】ファイルホルダFを緊急出庫したい場合と
して第2放出口11を選択すると、出庫制御モータ66
2は図5の矢印B方向に所定角度だけ回動し、載置台6
6は枢軸661を中心にして矢印B′方向に傾き、その
上のファイルホルダFは第2案内通路61方向に放出さ
れた後、当該載置台66はその上面が水平状板に復帰す
る。この場合、第2放出口11には、開閉扉68が設け
られており、第2案内通路61下端からファイルホルダ
Fを手で取り出すことができる。
【0019】図6は、前記第1放出口10及び第2放出
口11に加え、第3放出口12からも選択的にファイル
ホルダFを放出したい場合の実施例を示し、搬送台23
による格納作業不良により格納棚21の所定位置に格納
出来ないエラーとなったファイルホルダFを格納棚21
の上端側(払出し部6の近傍)に形成したエラー格納部
13(図6参照)に一旦吊支して貯めておき、このエラ
ー格納部13からファイルホルダFを取り出すための第
3放出口12は、前記第2放出口11より下方に開口さ
せる。前記第2案内通路61より下方には第3案内通路
69を設け、前記第2案内通路61の上端の切換弁板6
1aと補助案内板61bとを、図示しない電磁ソレノイ
ド等のアクチュエータの作動にて図6の二点鎖線で示す
方向に回動するときには、載置台66から矢印B′方向
に落下したファイルホルダFは、第3案内通路69方向
に導かれ、第3放出口12の溜まり部(図示せず)方向
に放出される。
【0020】従って、第3放出口12の溜まり部から、
前記エラーのファイルホルダFを取り出し、当該ファイ
ルホルダFの折れ曲がり等の作業不良の原因を除去した
後、再度台車3に入れて格納作業を実行すれば良い。以
上のように、第1放出口10と第2放出口11の2つ、
または第3放出口12との3つ等複数の放出口に対する
払出し装置としての載置台66とその駆動のための出庫
制御モータ662等を1つで済ませて共通化させたの
で、ファイルホルダFの払出しのための必要スペースが
少なくなり、格納棚21における、ファイルホルダの収
納スペースの増大を図ることができる。しかも、必要部
品数も少なくして製造コストを低減できるという効果を
奏する。
【0021】次に、図7〜図9を参照して、受け台8及
び排出駆動手段9の構成について説明すると、第1案内
通路62下端における各格納棚ユニット2前面に開口す
るファイルホルダの第1放出口10から、広巾のエンド
レスベルト状の搬送コンベヤ7上に向かって滑り台71
を略直角方向に臨ませてあり、該滑り台71の下端は、
搬送コンベヤ7における左右両側の枠体72,72のう
ち各格納棚ユニット2に近い側の枠体72上面に立設し
た側カバー板73の上端に連結する。符号74は前記側
カバー板73と対峙した側面に立設する側カバー板であ
り、該側カバー板74にて滑り台71からのファイルホ
ルダFが搬送コンベヤ7から外に飛び出さないように遮
りの機能を果たす。
【0022】この各滑り台71に沿って寝かした状態に
て滑り落ちてくるファイルホルダFは、搬送コンベヤ7
上に設けた受け台8に寝かせた状態にて乗り移ることに
なる。本実施例における受け台8は、図7〜図9に示す
ように、滑り台71の下端からその左右両側に沿って前
記搬送コンベヤ7の長手方向と直角方向に延びる左右一
対の支持枠81,82から成り、両支持枠81,82は
断面L字状で、両支持枠81,82の水平板部分にてフ
ァイルホルダFの左右両側下面を支持するものである。
【0023】搬送コンベヤ7によるファイルホルダF移
送方向(矢印C)の後側に位置する一方の支持枠81は
搬送コンベヤ7における左右両側の枠体72,72の上
部に跨って固定されている。搬送コンベヤ7によるファ
イルホルダF移送方向前側に位置する他方の支持枠82
は、排出駆動手段9の支持台91の左右両側から突出す
るブラケット92,92にピン93,93を介して上下
回動自在に枢支されている。
【0024】該支持枠82の背面と排出駆動手段9であ
る制御モータ94とは、クランクアーム95及びリンク
96を介して連結し、制御モータ94の矢印D方向への
一回転により支持枠82が第6図の二点鎖線で示すよう
に支持板部の自由端が一旦下向きに回動した後再度略水
平状に復帰するように構成するものである。即ち、排出
駆動手段9により片方の支持枠82を傾動させて、これ
にて支持されているファイルホルダFを搬送コンベヤ7
上に移し替えるものである。
【0025】なお、ファイルホルダFを入庫させるに
は、入庫すべきファイルホルダFを吊支した台車3を格
納棚ユニット2における左右いずれか一方の入出庫部4
内に入れセットし、搬送台23を台車3の前面に対峙さ
せ、図示しない挟持体にてファイルホルダFの上端を掴
んで取り込む作業の途中で、当該ファイルホルダFの側
面に付された識別コード(IDコード)マークを読取る
と共に、そのファイルホルダFの厚みを検出する。これ
らのデータは中央処理装置5に記憶させる。その後、前
記入力装置等の入庫スイッチを押すことにより、中央処
理装置5に記憶された空きの吊支箇所のデータに基づ
き、搬送台23は制御された作動に従って、台車3内の
各ファイルホルダFをファイルホルダ格納棚21,21
における空の吊支体の位置に順次収納する。格納された
吊支体の番地データは、前記格納したファイルホルダF
のIDコードと対にして中央処理装置5に記憶されるの
である。
【0026】前記ファイルホルダFを取り出すときに
は、前記入力装置の操作盤に必要なIDコードのデータ
を入力し、取出し指令を与えることにより、ファイルホ
ルダ格納棚21の所定位置から搬送台23の挟持体によ
って挟持されて取出したファイルホルダFを払出し部6
に位置させるのである。
【0027】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明のフ
ァイルホルダの払出し装置は、内部に多数のファイルホ
ルダを所定位置に格納した格納棚ユニットに上下に複数
の放出口を形成し、ファイルホルダの出庫指令に応じ
て、格納棚ユニットの払出し部からファイルホルダを前
記複数の放出口に選択的に出庫するように構成して成る
ファイルホルダの払出し装置において、前記払出し部に
は、ファイルホルダの載置台を支軸の回りに左右回動可
能に設け、正逆回転可能なアクチュエータにより、前記
載置台を、水平状態と左右両側への傾斜状態とに選択的
に姿勢変更制御するように構成する一方、載置台の左右
両側の下方には、前記それぞれの放出口への案内通路を
設けたものである。
【0028】従って、複数の放出口に対する払出し装置
としての載置台とその駆動のためのアクチュエータ等を
1つで済ませて共通化させたので、ファイルホルダの払
出しのための必要スペースが少なくなり、格納棚におけ
る、ファイルホルダの収納スペースの増大を図ることが
できる。しかも、必要部品数も少なくして製造コストを
低減できるという効果を奏する。
【0029】請求項2記載の発明は、請求項1記載のフ
ァイルホルダの払出し装置において、前記格納棚ユニッ
トの上部寄り部位に開口した第1放出口からの案内通路
を、当該格納棚ユニットの前面に沿って搬送コンベヤ上
に臨ませる一方、該搬送コンベヤより下方に開口した他
の放出口の少なくとも一つを緊急出庫口としたものであ
る。
【0030】従って、この発明によれば、前記請求項1
記載の発明の作用・効果に加えて、作業者が邪魔になら
ない格納棚ユニットの高い位置に設置した搬送コンベヤ
を設けて、多数のファイルホルダを順序良く出庫できる
一方、この搬送コンベヤより下方に開口した放出口を緊
急出庫口としたので、緊急に必要なファイルホルダを作
業者の手の届く範囲内の緊急出庫口から迅速に取り出せ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】格納棚ユニット装置の一部斜視図である。
【図2】格納棚ユニット装置の一部切欠き正面図であ
る。
【図3】図1の III−III 線矢視で示す払出し部の拡大
断面図である。
【図4】払出し部の概略斜視図である。
【図5】載置台と出庫制御モータの作用説明図である。
【図6】第2実施例の払出し装置の断面図である。
【図7】受け継ぎ部の要部一部切欠き正面図である。
【図8】図7の VIII −VIII線矢視断面図である。
【図9】受け継ぎ部の要部平面図である。
【符号の説明】
F ファイルホルダ 2 格納棚ユニット 5 中央制御装置 6 払出し部 7 搬送コンベヤ 8 受け台 9 排出駆動手段 10 第1放出口 11 第2放出口 12 第3放出口 13 エラー格納部 21 ファイルホルダ格納棚 23 搬送台 51 ローカル制御装置 61 第2案内通路 62 第1案内通路 69 第3案内通路 66 載置台 662 出庫制御モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に多数のファイルホルダを所定位置
    に格納した格納棚ユニットに上下に複数の放出口を形成
    し、ファイルホルダの出庫指令に応じて、格納棚ユニッ
    トの払出し部からファイルホルダを前記複数の放出口に
    選択的に出庫するように構成して成るファイルホルダの
    払出し装置において、前記払出し部には、ファイルホル
    ダの載置台を支軸の回りに左右回動可能に設け、正逆回
    転可能なアクチュエータにより、前記載置台を、水平状
    態と左右両側への傾斜状態とに選択的に姿勢変更制御す
    るように構成する一方、載置台の左右両側の下方には、
    前記それぞれの放出口への案内通路を設けたことを特徴
    とするファイルホルダの払出し装置。
  2. 【請求項2】 前記格納棚ユニットの上部寄り部位に開
    口した第1放出口からの案内通路を、当該格納棚ユニッ
    トの前面に沿って搬送コンベヤ上に臨ませる一方、該搬
    送コンベヤより下方に開口した他の放出口の少なくとも
    一つを緊急出庫口としたことを特徴とする請求項1記載
    のファイルホルダの払出し装置。
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