JPH08175074A - 筆記具 - Google Patents

筆記具

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JPH08175074A
JPH08175074A JP6336028A JP33602894A JPH08175074A JP H08175074 A JPH08175074 A JP H08175074A JP 6336028 A JP6336028 A JP 6336028A JP 33602894 A JP33602894 A JP 33602894A JP H08175074 A JPH08175074 A JP H08175074A
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JP
Japan
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pen
tip
cover
pen shaft
shaft
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JP6336028A
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Sadao Yamamoto
貞夫 山本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ペン先に対する手の力と弾性部材の湾曲によ
る屈伸反発作用との相乗効果によりペン力とペン勢のあ
る躍動感あふれる抑揚弾力をもたらし、書き易く疲労感
を覚えない筆記具を提供する。 【構成】 筒状のペン軸1と、このペン軸の先端からペ
ン先3およびペン先付け根部分7aが露出した状態でペ
ン軸内に貫挿されたインク芯7と、ペン軸1の先端に装
着されてペン先の基部およびペン先付け根部分を覆うカ
バー8とを備え,かつインク芯7を合成樹脂,プラスチ
ックなどの弾性材料により形成して湾曲可能とすると共
に、カバー8を天然ゴム,合成ゴムなどの柔軟性弾性材
料により形成してインク芯7のペン先付け根部分7aの
湾曲を支持するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ボールペン,水性ボ
ールペン,サインペンなどの筆記具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なボールペンを図29〜図
31について説明する。図29は全体側面図、図30は
図29の先端部分の縦断側面図、図31は図29の後端
部分の縦断側面図である。図において、1は筒状のペン
軸、2はペン軸1内に貫挿したインク芯、3はインク芯
2の先端に設けたペン先、4は突出防止用のストッパ
ー、5はペン軸1の先端ねじ部1aに螺合装着した硬質
カバー、6はペン軸1の後端ねじ部1bに螺合装着した
硬質キャップである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のボールペンは以
上のように硬質カバー5によりペン先3が固定されてい
るので、ペン先3の受圧力に対しペン先3部分は抑揚弾
力機能を全く具備せず、図32に示すように真直な状態
でただ点画を強く押えて書くのみであり、ペン力とペン
勢のある躍動感あふれる生きた文字の表現,顕示は機能
的に困難であると共に無弾力で固く書きづらいため疲労
感を覚えるという問題点があった。
【0004】また、従来のボールペンは長時間の未使
用,空気の乾燥時にインク芯2内のインクの出が悪くな
り、書き始めには試し書きが必要になるし、さらにはイ
ンクのかすれ,途中切れについては応急処置が取りにく
く使用に不便さが供なうという問題点があった。
【0005】この発明はかかる問題点を解消するために
なされたもので、ペン先に対する手の力と弾性部材の湾
曲による屈伸反発作用との相乗効果によりペン力とペン
勢のある躍動感あふれる抑揚弾力をもたらし、書き易く
疲労感を覚えないし、特にカバーをペン軸の外周面に被
せて装着した場合にはその被せ部分が柔軟性グリップホ
ールダの役目を兼ねるのでさらに書き易く疲労感を覚え
ない筆記具を得ることを目的とする。
【0006】また、この発明は必要に応じてインクの湧
出しを促進して試し書きが不要になり、インクのかす
れ,途切れにもすぐさま対応できる使い易い筆記具を得
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る筆記具
は、筒状のペン軸と、このペン軸の先端からペン先およ
びペン先付け根部分が露出した状態でペン軸内に貫挿さ
れたインク芯と、前記ペン軸の先端に装着されて前記ペ
ン先の基部およびペン先付け根部分を覆うカバーとを備
え、かつ前記インク芯を合成樹脂,プラスチックなどの
弾性材料により形成して湾曲可能とすると共に、前記カ
バーを天然ゴム,合成ゴムなどの柔軟性弾性材料により
形成して前記インク芯のペン先付け根部分の湾曲を支持
するようにしたものである。
【0008】また、この発明に係る筆記具は、筒状のペ
ン軸と、このペン軸の後端から基端側が露出した状態で
ペン軸内に貫挿されたインク芯と、前記ペン軸の後端に
装着されて前記インク芯の基端側を覆うキャップとを備
え、かつ前記インク芯を合成樹脂,プラスチックなどの
弾性材料により形成して湾曲可能とすると共に、前記キ
ャップを天然ゴム,合成ゴムなどの柔軟性弾性材料によ
り形成して前記インク芯の基端側の軸方向移動と湾曲と
を支持するようにしたものである。
【0009】
【作用】この発明においては、ペン先に対する手の力に
よりインク芯のペン先付け根部分が湾曲し、柔軟性弾性
材料のカバーの屈伸加圧反発作用により前記ペン先付け
根部分の湾曲が支持されるので、ペン力とペン勢のある
躍動感あふれる抑揚弾力が得られる。
【0010】また、この発明においては、柔軟性弾性材
料のキャップをノックするように押し曲げることによ
り、インク芯の基端側が湾曲(屈曲)してインクに空気
圧のポンプ作用と微振動の相乗効果により、インクの湧
出しが促進される。
【0011】
【実施例】
実施例1.請求項1の発明の一実施例を図1〜図3につ
いて説明する。図1は全体側面図、図2は図1の先端部
分の縦断側面図、図3は使用状態図であり、前記従来の
ものと同一または相当部分には同一符号を付して説明を
省略する。
【0012】図において、7は合成樹脂,プラスチック
などの弾性材料により湾曲可能に形成されたインク芯、
8は天然ゴム,合成ゴムなどの柔軟性弾性材料により形
成されてペン先3の基部およびインク芯7のペン先付け
根部分7aを覆うカバーで、ペン軸1の先端筒口1Aに
挿入固着(圧入,螺合)により装着されている。
【0013】使用時には、図3に示すようにペン先3に
対する手の力によりインク芯7のペン先付け根部分7a
が湾曲し、カバー8の柔軟性弾性材料による屈伸加圧反
発作用によりペン先付け根部分7aの前記湾曲が支持さ
れるので、ペン力とペン勢のある躍動感あふれる抑揚弾
力が得られる。
【0014】実施例2.上記実施例1ではカバー8をペ
ン軸1の先端筒口1Aに挿入固着したものを示したが、
図4に示すようにカバー8を先端筒口1Aの外周面に被
せて装着してもよい。なお、図示しないがカバー8の被
せた部分が先端筒口1Aの外周面に沈んで面一(外周面
が平滑面となる)になるようにしてもよい。
【0015】このようにカバー8を被せて装着しておく
と、カバー8をペン軸1およびインク芯7に沿って矢印
9の先方向に楽にスライド(回転も)させることができ
るので、図5に示すようにカバー8内にスペース10が
形成され、このスペース10の大小を前記スライドによ
って調整することによってペン先付け根部分7aの湾曲
度合を大きな幅で大きく変化させることができるし、ま
たその被せた部分が柔軟性グリップホールダの役目を兼
ねるので書き易く疲労感を覚えない。
【0016】実施例3.請求項2の発明の一実施例を図
6,図7について説明する。図6は全体側面図、図7は
図6の後端部分の縦断側面図であり、前記従来のものお
よび前記実施例1と同一または相当部分には同一符号を
付して説明を省略する。
【0017】図において、11は天然ゴム,合成ゴムな
どの柔軟性弾性材料により形成されてインク芯7の基端
側7bを覆うキャップで、ペン軸1の後端筒口1Bに挿
入固着(圧入,螺合)により装着されている。
【0018】今、キャップ11を矢印12で示す方向に
ノックするように押し曲げると、インク芯7の基端側7
bが図中想像線で示すように湾曲(屈曲)するので、そ
の湾曲の際にインク芯7に形成される凹み13により空
気がインク芯7の先に送られ、このノックを連続して複
数回行なうことによりインクに微振動を与えるポンプ作
用となり、インクの湧出しが促進される。
【0019】また、このように柔軟性弾性材料のキャッ
プ11を備えていると、インク芯7が矢印14で示す軸
方向に少し動くので、従来の硬質カバー5の図27に示
す使用状態であってもペン先3が弾力的に上下動して柔
らかいタッチが得られる。
【0020】実施例4.上記実施例3において、図8に
示すようにキャップ11に穴15を設けておくと、この
穴15から押込部材16を挿入してインク芯7内のイン
クを直接押し込めるので、インクの湧出しをさらに促進
できる。なお、この押込部材16はインク芯7の内径の
大小によっても多少異なるが、25号〜30号のナイロ
ン釣り糸が適当である。
【0021】実施例5.上記実施例3,4ではキャップ
11をペン軸1の後端筒口1Bに挿入固着したものを示
したが、図9に示すようにキャップ11を後端筒口1B
の外周面に被せて装着してもよい。
【0022】このキャップ11に、図10〜図12に示
すようにタコあし11aをつけたり,眼11bを描いた
り、あるいは図13,図14に示すように魚の尾形11
cにしたりすれば、タコ踊り的,魚的な装飾キャップと
しても使える。
【0023】実施例6.請求項3の発明の一実施例を図
15について説明する。図15は全体側面図であり、前
記実施例1,3と同一または相当部分には同一符号を付
して説明する。
【0024】即ち、この実施例のものは、前記実施例1
のカバー8と前記実施例3のキャップ11とを備えてお
り、よってカバー8によるペン力とペン勢のある躍動感
あふれる抑揚弾力とキャップ11によるペン先3の上下
動とによりさらに柔らかいタッチが得られると共に、キ
ャップ11のノック操作によりインクの湧出しも促進で
きるものである。なお、キャップ11に前記実施例4の
穴15を設けることも可能である。
【0025】実施例7.上記実施例6ではカバー8とキ
ャップ11とをペン軸1の先端筒口1Aおよび後端筒口
1Bにそれぞれ挿入固着したものを示したが、図16に
示すようにカバー8とキャップ11とを先端筒口1Aお
よび後端筒口1Bの外周面にそれぞれ被せて装着しても
よい。その際、各筒口1A,1Bの外周面に螺旋溝を設
けておくと、容易に回転させながら被せられるので装着
が楽に行える。
【0026】この場合、カバー8とキャップ11を個々
に単独にスライド(回転も)させることにより、それぞ
れのスペース(空間)調整を可能にし、ペン先3のカバ
ー8からの突出具合,湾曲弾力の調整,およびキャップ
11のノック時の振幅作用を大きくすることができる。
【0027】この実施例において、キャップ11を上記
実施例6の如く挿入固着にしたり、あるいはカバー8を
上記実施例6の如く挿入固着にして互い違いの固着構成
にしてもよい。
【0028】実施例8.請求項4の発明の一実施例を図
17〜図19について説明する。図17は全体側面図、
図18は図17の後端部分の縦断側面図、図19は第2
の使用態様を示す全体側面図であり、前記実施例3と同
一または相当部分には同一符号を付して説明を省略す
る。図において、17はペン軸1の後端筒口1Bに挿入
固着により装着したキャップで、前記実施例1のカバー
8と同質同形をしている。
【0029】図17,図18に示す第1の使用態様で
は、前記実施例3の場合と同様にキャップ17によるイ
ンク湧出しの効果とペン先3の弾力的上下動の効果とを
有する,いわゆる比較的ペン先の硬い使用態様である。
【0030】これを図19に示すようにインク芯7をひ
っくり返すと、キャップ17がカバーとなるので、丁度
前記実施例1と同様にキャップ17によってペン先付け
根部分7aの抑揚弾力が得られる,いわゆる柔らかい第
2の使用態様となる。
【0031】以上の説明ではインク芯7をひっくり返す
としたが、インク芯7はそのままにして硬質カバー5と
キャップ17とをつけ変えてもよい。なお、図18のキ
ャップ17の穴および図19の硬質カバー5の穴に、前
記実施例4の押込部材16を挿入してインクの湧出しを
促進することもできる。
【0032】実施例9.請求項5の発明の一実施例を図
20,図21について説明する。図20は先端部分を示
す縦断側面図、図21は使用状態図であり、前記実施例
1と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省
略する。
【0033】図において、18はペン軸1の先端筒口1
Aに挿入固着により装着されたカバーで、ペン軸1の中
心線19に対して俯角度θ=1°〜10°をもつように
天然ゴム,合成ゴムなどの柔軟性弾性材料により形成さ
れている。
【0034】このカバー18によりインク芯7のペン先
付け根部分7aが湾曲状態に支持されるのでペン先3に
俯角度θが形成される。従って、図16の(イ)に示す
ように使用すればペン先3が立ってペン圧をかけた字
(重厚感あふれる字)がかけるし,図16の(ロ)に示
すように使用すればペン先3が倒れてペン圧が逃げて楽
にかけるので、剛柔を自在に使い分けることができる。
勿論この場合にも、前記実施例1と同様カバー18とペ
ン先付け根部分7aとにより抑揚弾力が得られる。な
お、図中αはペン軸1の傾斜角度を示している。この実
施例は前記した実施例1〜8のいずれの実施例にも対応
できて実施可能である。
【0035】実施例10.請求項6の発明の一実施例を
図22,図23について説明する。図22は先端部分を
示す側面図、図23は図22の縦断側面図であり、前記
実施例1と同一または相当部分には同一符号を付して説
明を省略する。
【0036】図において、20はカバー8の外周面に一
本または数本(図面では一本)設けた周方向溝である。
このようにカバー8の外周面に周方向溝20を設けてお
くと、カバー8の湾曲が大きくなってインク芯7のペン
先付け根部分7aの湾曲が大きくなるし、溝本数の選択
によって湾曲範囲の大きさを調整することができる。
【0037】この実施例は前記した実施例1〜9のいず
れの実施例にも対応できて実施可能であるし、その際カ
バーとキャップとのいずれか一方あるいは両方に実施可
能である。
【0038】実施例11.請求項7の発明の一実施例を
図24,図25について説明する。図24は先端部分を
示す側面図、図25は図24の縦断側面図であり、前記
実施例1と同一または相当部分には同一符号を付して説
明を省略する。
【0039】図において、21はカバー8に一個または
数個(図面では一個)設けた空気抜き穴である。このよ
うにカバー8に空気抜き穴21を設けておくと、カバー
8内の空気が抜けるので、執筆時の手の把握傾斜角度の
筆圧に応じて長手方向に対して上部は扁平形,下部は長
方形に変化して湾曲がし易くなると共に、内部温度が上
昇してインクがあふれるということがない。穴数の選択
によって外気温度に合わせることができる。
【0040】この実施例は前記した実施例1〜10のい
ずれの実施例にも対応できて実施可能であるし、その際
カバーとキャップとのいずれか一方あるいは両方に実施
可能である。このようにカバーとキャップの両方に空気
抜き穴21を設けると、カバー側の空気抜き穴21から
冷たい空気が入ってペン軸1を通過した後、キャップ側
の空気抜き穴から暖かくなった空気が排出されるので、
内部温度が適温に保たれ、インクのニジミ現象は生じな
い。
【0041】実施例12.請求項8の発明の一実施例を
図26について説明する。図26は先端部分を示す縦断
側面図であり、前記実施例2と同一または相当部分には
同一符号を付して説明を省略する。
【0042】図において、22はペン軸1の先端内側に
装着したスポンジで、インク芯7を支持している。この
ようにスポンジ22を挿着しておくと、冠せたカバー8
が先にスライドしてスペース10が形成されるとき、イ
ンク芯7がスポンジ22により支持されるので、インク
芯7が極端に踊らず、インク芯7が安定する。
【0043】実施例13.請求項9の発明の一実施例を
図27,図28について説明する。図27は後端部分を
示す縦断面図、図28は図27の分解図であり、前記実
施例3と同一または相当部分には同一符号を付して説明
を省略する。
【0044】図において、23はインク芯7の基端に末
栓用として封入設置したゴムパッキンで、粘液体ノリ状
ゴム(シリコンゴムシーラント入り)をカートリッジに
空気圧により少量充填させ空気中の水分を吸集して自然
ゴム化して成るものである。24はキャップ11に穿設
した穴で、押込部材16をキャップ11からペン軸1内
に収納しておくための挿入口である。
【0045】このようにインク芯7の末栓としてシリコ
ンゴムなどのゴムパッキン23を封入設置しておくと、
このゴムパッキン23を押込部材16(ナイロン釣り糸
25号〜30号,またはビニール紐)により押し込める
ので、インクの圧送用として使える。その際、押込部材
16がたわんで(曲がる)押込力が過大であってもそれ
以上の送圧力はかからず、先端ボールを突出させたり、
脱落させることがない。
【0046】キャップ11の穴24は前記実施例11の
空気抜き穴21を兼ねることも可能であるし、ペン軸1
に穴24を設けることもできる。
【0047】
【発明の効果】以上のように、この発明によればペン先
に対する手の力と弾性部材の湾曲による屈伸反発作用と
の相乗効果によりペン力とペン勢のある躍動感あふれる
抑揚弾力をもたらし、書き易く疲労感を覚えないし、特
にカバーをペン軸の外周面に被せて装着した場合にはそ
の被せ部分が柔軟性グリップホールダの役目を兼ねるの
でさらに書き易く疲労感を覚えないという効果が得られ
る。
【0048】また、この発明によれば必要に応じてイン
クの湧出しを促進して試し書きが不要になり、インクの
かすれ,途切れにもすぐさま対応できる使い易いという
効果が得られる。
【0049】さらに、この発明によれば一本のボールペ
ンで各人各様の好みの執筆弾力が使用時において微調整
で選択して得られるので、楷書,草書,英文字,縦書
き,横書き,速記用,複写用など用筆並びに書体を問わ
ず、硬軟弾力両用の選出ができるという効果が得られ
る。
【0050】また、この発明によればカバー,キャップ
をペン軸の外周面に被せて装着すれば、ペン軸に天然素
材の竹などが利用でき、口径の内外寸法の多少の誤差な
どに関係なく、趣味を兼ねた工芸的ボールペンの製作も
可能になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す全体側面図である。
【図2】図1の先端部分を示す縦断側面図である。
【図3】図1の使用状態を示す図である。
【図4】この発明の実施例2を示す先端部分の縦断側面
図である。
【図5】図4の変化図である。
【図6】この発明の実施例3を示す全体側面図である。
【図7】図6の後端部分を示す縦断側面図である。
【図8】この発明の実施例4を示す後端部分の縦断側面
図である。
【図9】この発明の実施例5を示す後端部分の縦断側面
図である。
【図10】図9の応用例を示す全体側面図である。
【図11】図10の後端部分を示す縦断側面図である。
【図12】図10の使用状態を示す図である。
【図13】図9の異なる応用例を示す全体側面図であ
る。
【図14】図13の使用状態を示す図である。
【図15】この発明の実施例6を示す全体側面図であ
る。
【図16】この発明の実施例7を示す全体側面図であ
る。
【図17】この発明の実施例8を示す全体側面図であ
る。
【図18】図17の後端部分を示す縦断側面図である。
【図19】第2の使用態様を示す全体側面図である。
【図20】この発明の実施例9を示す先端部分の縦断側
面図である。
【図21】図20の使用状態図である。
【図22】この発明の実施例10を示す先端部分の側面
図である。
【図23】図22の縦断側面図である。
【図24】この発明の実施例11を示す先端部分の側面
図である。
【図25】図24の縦断側面図である。
【図26】この発明の実施例12を示す先端部分の側面
図である。
【図27】この発明の実施例13を示す後端部分の側面
図である。
【図28】図27の分解図である。
【図29】従来のボールペンを示す全体側面図である。
【図30】図29の先端部分を示す縦断側面図である。
【図31】図29の後端部分を示す縦断側面図である。
【図32】図29の使用状態図である。
【符号の説明】
1 ペン軸 3 ペン先 5 硬質カバー 6 硬質キャップ 7 インク芯 7a ペン先付け根部分 7b 基端側 8 カバー 11 キャップ 15 穴 16 押込部材 17 カバー8と同質同形のキャップ 18 俯角度をもつカバー 20 周方向溝 21 空気抜き穴 22 スポンジ 23 ゴムパッキン θ 俯角度

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のペン軸と、このペン軸の先端から
    ペン先およびペン先付け根部分が露出した状態でペン軸
    内に貫挿されたインク芯と、前記ペン軸の先端に装着さ
    れて前記ペン先の基部およびペン先付け根部分を覆うカ
    バーとを備えた筆記具において、 前記インク芯を合成樹脂,プラスチックなどの弾性材料
    により形成して湾曲可能とすると共に、前記カバーを天
    然ゴム,合成ゴムなどの柔軟性弾性材料により形成して
    前記インク芯のペン先付け根部分の湾曲を支持するよう
    にしたことを特徴とする筆記具。
  2. 【請求項2】 筒状のペン軸と、このペン軸の後端から
    基端側が露出した状態でペン軸内に貫挿されたインク芯
    と、前記ペン軸の後端に装着されて前記インク芯の基端
    側を覆うキャップとを備えた筆記具において、 前記インク芯を合成樹脂,プラスチックなどの弾性材料
    により形成して湾曲可能とすると共に、前記キャップを
    天然ゴム,合成ゴムなどの柔軟性弾性材料により形成し
    て前記インク芯の基端側の軸方向移動と湾曲とを支持す
    るようにしたことを特徴とする筆記具。
  3. 【請求項3】 筒状のペン軸と、このペン軸の先端から
    ペン先およびペン先付け根部分が露出すると共にペン軸
    の後端から基端側が露出した状態でペン軸内に貫挿され
    たインク芯と、前記ペン軸の先端に装着されて前記ペン
    先の基部およびペン先付け根部分を覆うカバーと、前記
    ペン軸の後端に装着されて前記インク芯の基端側を覆う
    キャップとを備えた筆記具において、 前記インク芯を合成樹脂,プラスチックなどの弾性材料
    により形成して湾曲可能とすると共に、前記カバーを天
    然ゴム,合成ゴムなどの柔軟性弾性材料により形成して
    前記インク芯のペン先付け根部分の湾曲を支持するよう
    にし、また前記キャップを天然ゴム,合成ゴムなどの柔
    軟性弾性材料により形成して前記インク芯の基端側の軸
    方向移動と湾曲とを支持するようにしたことを特徴とす
    る筆記具。
  4. 【請求項4】 筒状のペン軸と、このペン軸の先端から
    ペン先およびペン先付け根部分が露出すると共にペン軸
    の後端から基端側が露出した状態でペン軸内に貫挿され
    たインク芯と、前記ペン軸の先端に装着されて前記ペン
    先の基部およびペン先付け根部分を覆うカバーと、前記
    ペン軸の後端に装着されて前記インク芯の基端側を覆う
    キャップとを備えた筆記具において、 前記インク芯を合成樹脂,プラスチックなどの弾性材料
    により形成して湾曲可能とすると共に前記キャップを、
    天然ゴム,合成ゴムなどの柔軟性弾性材料により形成し
    て前記インク芯の基端側の軸方向移動と湾曲とを支持す
    る使用態様と前記インク芯のペン先の基部およびペン先
    付け根部分を覆ってペン先付け根部分の湾曲を支持する
    使用態様とに両用できるようにしたことを特徴とする筆
    記具。
  5. 【請求項5】 ペン軸の中心線に対して俯角度をもつよ
    うにカバーを形成し、このカバーによりインク芯のペン
    先付け根部分を湾曲状態に支持してペン先に前記俯角度
    をもたせたことを特徴とする請求項1,3,4記載のい
    ずれかの筆記具。
  6. 【請求項6】 柔軟性弾性材料により形成されるカバー
    またはキャップの外周面に、一本または数本の周方向溝
    を設けたことを特徴とする請求項1〜5記載のいずれか
    の筆記具。
  7. 【請求項7】 柔軟性弾性材料により形成されるカバー
    または/およびキャップに、一個または数個の空気抜き
    穴を設けたことを特徴とする請求項1〜6記載のいずれ
    かの筆記具。
  8. 【請求項8】 柔軟性弾性材料により形成されるカバー
    がペン軸の先端外周面に嵌着されるものにおいて、ペン
    軸の先端内側にスポンジを挿着してインク芯を支持する
    ようにしたことを特徴とする請求項1,3〜7記載のい
    ずれかの筆記具。
  9. 【請求項9】 インク芯の基端に末栓用としてシリコン
    ゴムなどのゴムパッキンを封入設置すると共に、このゴ
    ムパッキンを押込むためのナイロン釣り糸またはビニー
    ル紐などの押込部材を備えたことを特徴とする筆記具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000085290A (ja) * 1998-08-17 2000-03-28 Pentech Internatl Inc 筆記具及びその製造方法
JP2018103429A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 株式会社パイロットコーポレーション マーキングペン

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