JPH0817451B2 - ビデオカメラ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオカメラに関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来のビデオカメラはビューファインダでVTRの録画
再生画面を見ることができるが、テレビ放送画面を見る
ことはできなかった。

発明の目的 本発明は、ビデオカメラのビューファインダを通して
テレビ放送画面も見ることが出来るようにしたものであ
る。

発明の構成 そのために本発明は、チューナー回路，音声映像分離
回路等を有するテレビチューナーをビデオカメラに対し
着脱自在とし、ビューファインダへの映像信号の切換が
できるようにしたものである。

実施例の説明 以下本発明の一実施例を第１図〜第４図により説明す
る。１はビューファインダ,2はビデオカメラ,3はビデオ
カメラ２に対し着脱自在のテレビチューナーである。

この場合、ビデオカメラは第２図のように撮像出力端
子4,VTR（図示せず）およびテレビチューナー３等が接
続される端子5,および端子５側に制御信号が加わった
際、これでもってオフになるスイッチ回路5aからなる。

また、テレビチューナー３は第３図のようにチューナ
ー回路6,音声映像分離回路7,音声出力回路8,電源回路9,
および出力端子10を有している。この場合、出力端子10
とカメラ２の端子５とは、第４図のように結合自在であ
って、両者を結合する際カメラ２とテレビチューナー３
とは電気的，機械的に結合できるようになっている。

以上の構成において、ビデオカメラ２の端子５にVTR
が接続されれば、スイッチ回路5aをオン、オフすること
により、ビューファインダ１ではVTRへの録画内容，ま
たVTRの再生画を見ることができる。

今、VTRの代わりにカメラ２にテレビチューナー３を
結合し、カメラ２のスイッチ回路5aをオフすることによ
り、ビューファインダ１はテレビチューナー３のモニタ
となる。また、音声は、音声映像分離回路７によって音
声信号が分離され、さらに音声出力回路８を通して出力
される。

なお、スイッチ回路5aはカメラ側でオン、オフするよ
うにしてもよく、この場合、ビデオカメラの映像とテレ
ビ放送画面とを容易に切り換えることができる。また、
電源回路９のうち特にバッテリはテレビチューナー３と
は別構成とし、ケーブルでもって結合するタイプとして
も、またはカメラ，テレビチューナーとの三者一体形式
としてもよい。

発明の効果 本発明は手動にて切り換えることにより、映像表示部
に撮像部からの信号に代えてテレビチューナーの信号の
映像信号を表示させ、かつ音声信号を音声出力手段より
出力させることができ、テレビ放送画面と音声とを同時
に鑑賞することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるビデオカメラの側面
図、第２図は第１図の要部ブロック図、第３図はテレビ
チューナーのブロック図、第４図はビデオカメラよりテ
レビチューナーを取りはずした状態を示す概略側面図で
ある。 １……ビューファインダ、２……ビデオカメラ、３……
テレビチューナー、5a……スイッチ回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】撮像部からの信号を表示させる映像表示部
   を備えたビデオカメラにおいて、映像信号と音声信号と
   を分離する映像音声分離手段とこの映像音声分離手段の
   音声信号を出力する音声出力手段を有する着脱自在のテ
   レビチューナーと、前記撮像部の信号に代えて前記映像
   信号を手動にて切り換え前記映像表示部に供給する切換
   供給手段とを備え、前記映像信号を前記映像表示部に供
   給する時に前記音声信号を同時に出力することを特徴と
   するビデオカメラ。