JPH08173996A - 汚物脱水装置 - Google Patents

汚物脱水装置

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JPH08173996A
JPH08173996A JP6315253A JP31525394A JPH08173996A JP H08173996 A JPH08173996 A JP H08173996A JP 6315253 A JP6315253 A JP 6315253A JP 31525394 A JP31525394 A JP 31525394A JP H08173996 A JPH08173996 A JP H08173996A
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cylinders
filtration
transfer
rotary
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Seiyo Ri
正▲よう▼ 李
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Abstract

(57)【要約】 【目的】構造がコンパクトで汚物等の濾過・脱水及び濾
過円筒の洗滌を確実かつ効率的に行い得る、複数の濾過
円筒を具備する汚物脱水装置を提供する。 【構成】外筒体1の内部に、固定濾過円筒5と端部に周
面にギヤ7が固着された回転濾過円筒6とを接合して複
数個並設し、円筒内に軸径が排出口に向かって漸次径大
に変化するように形成された移送用スクリュー8を回動
自在に配設し、かつ移送用スクリュー8の軸部に設けら
れたギヤ10と回転濾過円筒6のギヤ7を伝達軸部14を介
して連結し、伝達軸部14の他端に形成されたカム溝37に
噴射管25、26の支持アーム35の端部を差し入れる。移送
用スクリュー8が回転すると回転濾過円筒6も回転し、
同時に噴射管25、26が左右に往復動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水産物や食肉等の食品
加工工場や各種生産工場から排出される汚物や産業廃水
を濾過し、含水量の少ないスラッジや浮遊物を抽出し、
処理するための汚物脱水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種従来の汚物脱水装置としては、例
えば米国特許第 4,614,801号、第 4,755,292号、第 4,8
44,799号、第 4,976,853号等に記載のものがある。これ
らは、周面に突片が螺旋状に巡らされてなる移送用スク
リューを濾過円筒内に設置し、これを回動して汚物を移
送・圧縮し、同時に濾過が行われるように構成されてい
た。これら何れのものも、装置内部に設置された一つの
移送用スクリューをモータで駆動して汚物を処理するよ
うになっており、また上記モータとは別に濾過円筒内の
圧力を調整するためのモータを具備するものであった。
また、これらの装置には、濾過円筒の上方に圧力水や圧
縮蒸気或いは圧縮空気等を噴出するための噴射管が固定
されており、ここから圧力水等を濾過円筒上に噴出して
当該円筒を洗滌するように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の汚物脱水装
置は、内部に設置された一つの移送用スクリューを駆動
するように構成されているから、汚物の処理量を増やす
場合には、別個に装置を設置しなければならず、製作費
用が多くなるという問題があった。また、この場合、各
装置で用途の異なる二つのモータが必要となるので、設
置面積が大きくならざるを得なかった。また、圧力水等
を噴出する噴射管が固定されているので、洗滌時、濾過
円筒表面に圧力水等をくまなく噴射することができず、
濾過孔に挟まった汚物の微細なカスやゴミを効果的に除
去することができなかった。
【0004】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みみてなされたものであり、その目的とすると
ころは、汚物等の濾過・脱水及び濾過円筒の洗滌を確実
かつ効率的に行え、而も構造がコンパクトで設置場所を
とらない、装置内部に複数の濾過円筒を具備する汚物脱
水装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の汚物脱水装置は、汚物注入口とスラッジ排出口
とを有する外筒体の内部に、表面に多数の濾過孔が穿設
されていてギヤ部が同軸一体的に設けられた回転濾過円
筒を複数個並設し、当該各円筒内には外周に突片が螺旋
状に周設された移送用スクリューを回動自在に、かつ、
移送用スクリュー外周の円筒内が排出口に向かって狭く
なるように設定して配設すると共に、移送用スクリュー
の軸部に設けられたギヤ部と上記回転濾過円筒のギヤ部
とを連繋するように配設した構成を有している。
【0006】上記回転濾過円筒は、スラッジ排出口に固
定濾過円筒を複数個並設し、当該濾過円筒の端部に回動
自在に連結することが好ましい。
【0007】また、圧力水等の供給口と接続されていて
表面に上記圧力水等を噴出する噴射孔が多数穿設された
噴射管を外筒体の内部に摺動自在に取付け、移送用スク
リューのギヤ部と回転濾過円筒のギヤ部を連結する伝達
軸部部周面と上記噴射管の一端とをカム機構で連結し、
伝達軸部部の回動に応じて上記噴射管が往復動するよう
に構成することが好ましい。
【0008】さらに、緩衝部材を有していて濾過円筒の
端部を閉塞する蓋板と、上記緩衝部材の端部を連結する
連結片と、当該連結片を支持する作動片と、当該作動片
を押圧する押圧機構とからなる圧力調節弁を移送用スク
リューの軸端に摺動自在に配設することが好ましい。
【0009】
【作用】移送用スクリューが回転すると、回転濾過円筒
内に注入された汚物はスラッジ排出口に向かって濾過さ
れつつ移送され、かつ、徐々に圧縮される。これと同時
に回転濾過円筒が回転して円筒内で汚物を攪拌し、汚物
を均一にむらなく濾過・脱水させる。汚物の圧縮力が大
きくなるスラッジ排出口側の濾過円筒は固定させてある
ので、汚物を滞りなく移送し、濾過することができる。
洗滌時に移送用スクリューを回転させると、噴射管が往
復動して圧力水等の噴射角度が変化せしめられ、濾過円
筒の周面や濾過孔に付着したカス等をきれいに除去す
る。圧力調節弁の蓋板に設けた緩衝部材により、各濾過
円筒の蓋板を同一部材で同時、かつ、均一な力で押圧す
ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を図面を参照
して説明する。図中、外筒体1は有底箱型に形成されて
いて、その長手方向の一端側上部に汚物注入口2を、他
端側下部にスラッジ排出口3をそれぞれ有し、その底面
を適宜傾斜させると共に、当該傾斜下端部に適宜幅の汚
水排出口4を設けて形成してある。
【0011】外筒体1内には、周面に多数の濾過孔5a
が穿設されてなる四つの濾過円筒5,5,5,5を、各
々平行状に等間隔離間させて上下各2列に並設し、か
つ、一端を筒体の中間部内壁に固設された支持台1a
に、他端をスラッジ排出口3側の内壁部1bにそれぞれ
固定し、各円筒5内部空間をスラッジ排出口3と連通し
て配設してある。
【0012】各濾過円筒5の支持台1a側の端部には、
同じく周面に多数の濾過孔6aが穿設されていて濾過円
筒5と同寸の内外径を有する回転濾過円筒6を回動自在
に接合し、この回転濾過円筒6の他端の内周面を汚物注
入口2側の内壁部1cで回動自在に支持して、各円筒
5,6の内部空間がスラッジ排出口3及び汚物注入口2
と連通するように設置してある。また、回転濾過円筒6
の汚物注入口2側の外周にはギヤ7が固着してある。
【0013】なお、濾過円筒5と回転濾過円筒6の濾過
孔5a,6aは適宜な大きさとすることができるが、ス
ラッジ排出口3に近く、汚物圧縮力が高くなる濾過円筒
5の濾過孔5aを濾過孔6aよりも小さくすることが好
ましい。
【0014】移送用スクリュー8は、濾過円筒5及び回
転濾過円筒6内に回動自在に横設してあり、軸径を汚物
注入口2側端からスラッジ排出口3側端に向かって漸次
径大となるように変化させて形成された柱体の周面に、
適宜幅の突片8aの周設両端部分を汚物注入口2とスラ
ッジ排出口3に位置せしめ、かつ、上記柱体の一端側か
ら延出させた回転軸8bを外筒体1の壁部1dに、他端
側から延出させた回転軸8cを外筒体1の壁部1eでそ
れぞれ支持させてある。
【0015】各移送用スクリュー8の一端の回転軸8b
の端部には大ギヤ9が固着してあり、他端の回転軸8c
の端部にはピニオン10が固着してある。上記各大ギヤ
9は、外筒体1の外側に設置されたモータ11及びこれ
に連結する減速機12の駆動軸12aに固着したピニオ
ン13と噛み合わせてある。一方、各ピニオン10は、
汚物注入口2部分に横設された伝達軸部14の一端に固
着した大ギヤ15と噛み合わせてある。また、この伝達
軸部14の他端にはピニオン16が固着してあり、この
ピニオン16は各回転濾過円筒6の周面に固着したギヤ
7と噛み合わせてある。
【0016】モータ11を回転駆動させると、その駆動
力が減速機12により回転数が減少されてピニオン13
に伝達され、ピニオン13の回転により大ギヤ9がさら
に低速で回転し、移送用スクリュー8を回転駆動せしめ
る。移送用スクリュー8の回転と同時にピニオン10も
回転し、これと噛み合う大ギヤ15,大ギヤ15と一体
の伝達軸部14及びピニオン16を、ピニオン10より
も低速で回転させ、さらにピニオン16と噛み合うギヤ
7を駆動させて回転濾過円筒6が低速で回転するように
なっている。
【0017】各濾過円筒5のスラッジ排出口3側の端部
には、図3及び4に示す如く、移送用スクリュー8の回
転軸8bに摺動自在に挿通されていて濾過円筒5の開口
端を閉蓋可能なテーパ状の縁部を有する蓋板17を、適
宜な力で押圧せしめる圧力調節弁24が設けてある。
【0018】この圧力調節弁24は、蓋板17の裏面の
周縁部であって当該蓋板の中心に対して対向する位置に
中空筒状の連結キャップ18,18を立設すると共に各
連結キャップ18に緩衝部材たるコイルスプリング19
及び棒体からなるピストン20を装入してあり、ピスト
ン20を押圧する力がコイルスプリング19を介して蓋
板17に伝わるように構成してある。
【0019】ピストン20の端部は、連結片21により
当該ピストンが押圧する蓋板17に隣接配置された他の
蓋板17のピストン20の端部と連結してある。連結片
21は図4に示すように十字状に形成された作動片22
の各片部で支持されている。作動片22は中央部に適宜
深さで凹部22aが形成されており、この凹部22a内
に、外筒体1の内壁部1dに固設された油圧作動機構2
3の一部とピストンシリンダー23aが配設されるよう
に設けてある。
【0020】従って、油圧作動機構23を作動させ、ピ
ストンシリンダー23aを進退させると、作動片22,
連結片21及びピストン20がピストンシリンダー23
aと同方向に移動し、当該移動量に応じた押圧力がコイ
ルスプリング19を介して各濾過円筒5に配設された各
蓋板17に付与されるようになっている。
【0021】外筒体1内で2列に並設された各濾過円筒
の間には、表面に噴射孔25a,26aが所定間隔で多
数穿設されていて濾過円筒5乃至回転濾過円筒6と略同
長さを有する噴射管25,26が、上記円筒と平行に上
下2列に、かつ、両管の両端を連結管27,28により
内部を連通接続して配設してある。また、噴射管25の
スラッジ排出口3側の端部には、圧力水や圧縮蒸気或い
は圧縮空気等の供給口に接続されたホース(図示せず)
が接続してある。
【0022】噴射管25,26は、図5に示すように、
その汚物注入口2側の端部が、噴射管25の上部に設け
た支持管29と噴射管26の下部に設けた支持管30に
それぞれ外筒体1の内壁部1cに突設したピン31,3
2を挿通して支持され、スラッジ排出口3側の端部が、
連結管27に固着した支持具33の長穴33aに外筒体
1の内壁部1bに摺動自在に嵌挿されたピン34の折曲
端部34aを挿通して摺動自在に支持され、さらに連結
管28に設けた支持アーム35のピン36を、前記伝達
軸部14の軸端外周面に形成されたカム溝37に差し入
れて設置してある。従って、伝達軸部14の回動により
カム溝37が回動し、これに応じて支持アーム35が左
右に変位し、同時に噴射管25,26全体が左右に往復
摺動するようになっている。
【0023】本例の汚物脱水装置は以上の構成よりな
り、以下の如く稼働する。装置に電源を投入してモータ
11を回転駆動すると、モータ11と同軸に設けられた
減速機12を介してモータ11よりも低速でピニオン1
3を回転させ、ピニオン13の回転により大ギヤ9がさ
らに低速で回転し、移送用スクリュー8を回転駆動せし
める。
【0024】この状態で汚物や産業用廃水等を汚物注入
口2に注入すると、汚物は注入口2内で回転する移送用
スクリュー8の突片8aにより回転濾過円筒6内に搬送
される。回転濾過円筒6内に搬送された汚物は突片8a
と共に当該円筒内を回転しながら水分が濾過され、さら
に濾過円筒5に移送され同様に水分が濾過される。
【0025】また、回転濾過円筒6に固着されたギヤ7
が伝達軸部14を介して移送用スクリュー8に固着され
たピニオン10と噛み合っているので、移送用スクリュ
ー8の回転に伴って、これよりも低速で回転濾過円筒3
aも回転し、これにより円筒内の汚物を攪拌し、汚物を
均一にむらなく濾過する。
【0026】さらに、移送用スクリュー8の軸径が汚物
注入口2側からスラッジ排出口3側に向かって漸次大き
くなっており、従って移送用スクリュー8の外周面と濾
過円筒5及び回転濾過円筒6の内周面との間隔,即ち汚
物の移送空間がスラッジ排出口3側に向かって漸次狭ま
り、一方、濾過円筒5の端部は圧力調節弁24により適
宜押圧力を以て閉塞されているから、汚物はスラッジ排
出口3側に移送されるにつれて小さく圧縮され、これに
より汚物を脱水するようになっている。
【0027】この場合、濾過円筒5の端部に取り付けら
れた蓋板17の押圧力を、油圧作動機22を操作して全
各濾過円筒5で一括して同時に行なうことができると共
に、各蓋板17とピストン20とがコイルスプリング1
9を介して接続してあるので、各濾過円筒5の内圧の変
化が各蓋板17及び作動片22を介して他の濾過円筒5
に伝わることがなく、各濾過円筒5において効率的に汚
物の脱水が行え、また、一つの油圧作動機構23で全濾
過円筒5の内圧を調節することができるので、濾過円筒
毎に調節用モータが具備されていた従来の装置と比較し
て、装置の設置面積を小さくすることができる。
【0028】濾過円筒5内で濾過・脱水された汚物は、
含水量の少ないスラッジとなってスラッジ排出口3に排
出され、当該排出口より装置外部に搬出される。また、
濾過円筒5及び回転濾過円筒6で濾過・脱水された水分
は、濾過円筒5及び回転濾過円筒6の各濾過孔5a,6
aから装置底部に落下し、底部傾斜面を伝って汚水排出
口4から装置外部に排出される。
【0029】上記の如く汚物を処理した際に濾過円筒5
及び回転濾過円筒6の周面や濾過孔5a,6a等に付着
したゴミやカスは、噴射管25,26に送出された圧力
水等を噴射孔25a,26aから上記各円筒の周面に噴
出させることにより除去することができる。この際、移
送用スクリュー8を回転して回転濾過円筒6を回転せし
めることにより、当該円筒の全周面に渡って圧力水等を
噴出させることができる。
【0030】また、伝達軸部14の軸端に形成されたカ
ム溝37に支持アーム35と一体のピン36を差し入れ
ると共に、噴射管25,26が摺動自在に支持されてい
るから、圧力水等の噴出時に移送用スクリュー8を回転
すると伝達軸部14及びカム溝37も回転し、カム溝3
7の回転に伴ってピン36が当該溝に沿って平行に往復
移動せしめられ、これと一体に噴射管25,26も左右
に往復移動する。従って、濾過円筒5及び回転濾過円筒
6の全周面に圧力水等を噴出させることができ、而も噴
射管25,26が往復移動しているから、各円筒5,6
周面への圧力水等の噴出角度が連続的に変化し、濾過孔
5a,6aに挟まって除去しにくいゴミやカス等を確実
に流し落とし、各円筒5,6周面をきれいに洗滌するこ
とができる。
【0031】なお、本実施例において、図6に示されて
いるように、各濾過円筒を上下2列に等間隔離間させて
並設し、左右の各濾過円筒の中央部に圧力水等の噴射管
を配設する構成としたが、各部材の配置態様はこれに限
られず、各濾過円筒を水平状に並設したり、噴射管を濾
過円筒の外側周囲に設置したりするものでもよい。
【0032】
【発明の効果】以上、本発明の汚物脱水装置によれば、
移送用スクリューの軸径が汚物注入口側からスラッジ排
出口側に向かって漸次大きくなるように形成してあり、
回転濾過円筒内で濾過されつつ移送される汚物を適宜に
圧縮して脱水させ、また、稼働中、移送用スクリューと
共に濾過円筒も回転するので、汚物を濾過円筒内で攪拌
し、移送された汚物を均一にむらなく濾過・脱水するこ
とができる。この場合、汚物の圧縮力が大きくなるスラ
ッジ排出口側の濾過円筒は固定させてあるので、汚物を
滞りなく移送し、脱水することができる。
【0033】また、洗滌時、移送用スクリューの回転に
より噴射管を往復動することができるので、噴射管から
噴射されて濾過円筒の表面に当たる圧力水等の噴射角度
が連続的に変化せしめられ、濾過円筒の周面や濾過孔に
付着した微細なカスやゴミを除去し、きれいに洗滌する
ことができる。
【0034】さらに、圧力調節弁の蓋板に緩衝部材を設
け、各蓋板を同一の部材で同時に押圧して、全濾過円筒
の内圧を調節することができ、濾過円筒毎に調節用モー
タが具備されていた従来の装置と比較して、装置の設置
面積を小さくすることができる。
【0035】従って、複数の濾過円筒及び移送用スクリ
ューを具備するにも関わらず、これらを一つのモータ及
び一つの油圧作動機構で駆動することができ、製作費用
がかからず、而も構造がコンパクトで設置場所をとらな
い汚物脱水装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の汚物脱水装置の一実施例の内部断面図
である。
【図2】(A),(B)及び(C)はそれぞれ図1のA
−A線,B−B線及びC−C線端面図である。
【図3】図1の汚物脱水装置の圧力調節弁の構造を示す
図である。
【図4】図3のD−D線端面図である。
【図5】図1の汚物脱水装置の噴射管の構造を示す図で
ある。
【図6】図5のE−E線から見た略端面図であって圧力
水等を噴出している状態を示す図である。
【符号の説明】
1 外筒体 2 汚物注入口 3 スラッジ排出口 4 汚物廃水口 5 濾過円筒 6 回転濾過円筒 8 移送用スクリュー 11 モータ 12 減速機 14 伝達軸部 17 蓋板 19 コイルスプリング 22 作動片 23 油圧作動機構 24 圧力調節弁 25,26 噴射管 27,28 連結管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 33/44 33/58 24/38 33/70

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚物注入口とスラッジ排出口とを有する
    外筒体の内部に、表面に多数の濾過孔が穿設されていて
    ギヤ部が同軸一体的に設けられた回転濾過円筒を複数個
    並設し、当該各円筒内には外周に突片が螺旋状に周設さ
    れた移送用スクリューを回動自在に、かつ、移送用スク
    リュー外周の円筒内が排出口に向かって狭くなるように
    設定して配設すると共に、移送用スクリューの軸部に設
    けられたギヤ部と上記回転濾過円筒のギヤ部とを連繋す
    るように配設した構成を有する汚物脱水装置。
  2. 【請求項2】 スラッジ排出口に固定濾過円筒を複数個
    並設し、当該濾過円筒の端部に回転濾過円筒を回動自在
    に連結した構成を有する請求項1に記載の汚物脱水装
    置。
  3. 【請求項3】 圧力水等の供給口と接続されていて表面
    に上記圧力水等を噴出する噴射孔が多数穿設された噴射
    管を外筒体の内部に摺動自在に取付け、移送用スクリュ
    ーのギヤ部と回転濾過円筒のギヤ部を連結する伝達軸部
    部周面と上記噴射管の一端とをカム機構で連結し、伝達
    軸部部の回動に応じて上記噴射管が往復動するように構
    成した請求項1又は2に記載の汚物脱水装置。
  4. 【請求項4】 緩衝部材を有していて濾過円筒の端部を
    閉塞する蓋板と、上記緩衝部材の端部を連結する連結片
    と、当該連結片を支持する作動片と、当該作動片を押圧
    する押圧機構とからなる圧力調節弁を、移送用スクリュ
    ーの軸端に摺動自在に配設した構成を有する請求項1,
    2又は3のいずれかに記載の汚物脱水装置。
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