JPH08173765A - 有機塩素化合物の光酸化分解処理方法 - Google Patents

有機塩素化合物の光酸化分解処理方法

Info

Publication number
JPH08173765A
JPH08173765A JP6334877A JP33487794A JPH08173765A JP H08173765 A JPH08173765 A JP H08173765A JP 6334877 A JP6334877 A JP 6334877A JP 33487794 A JP33487794 A JP 33487794A JP H08173765 A JPH08173765 A JP H08173765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
photocatalyst
organic chlorine
ultraviolet rays
carbon dioxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6334877A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Matsutani
浩 松谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurita Water Industries Ltd filed Critical Kurita Water Industries Ltd
Priority to JP6334877A priority Critical patent/JPH08173765A/ja
Publication of JPH08173765A publication Critical patent/JPH08173765A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】有機塩素化合物を含有する空気に、300nm
以下の波長を有する紫外線を照射し、ついで光触媒存在
下に導き、この光触媒を励起可能な光を照射することを
特徴とする有機塩素化合物の光酸化分解処理方法。 【効果】本発明方法によれば、空気中に含有される有機
塩素化合物を、従来の光触媒反応に比べて、効率よく二
酸化炭素にまで完全分解することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有機塩素化合物の光酸
化分解処理方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、
有機塩素化合物を含有する空気、例えば、有機塩素化合
物で汚染された土壌を真空抽出して得られたガス、地下
水をエアーストリッピングして得られたガス、ドライク
リーニングの排ガス等を浄化するために、光を用いて有
機塩素化合物を効率よく完全分解し得る、有機塩素化合
物の光酸化分解処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地下水や土壌がトリクロロエチレ
ン、テトラクロロエチレン等の有機塩素化合物で汚染さ
れていることが大きな問題となり、また、ドライクリー
ニングで有機塩素化合物を使用する場合の排ガスも同様
に問題とされている。このような地下水、土壌、大気等
の汚染の原因物質である有機塩素化合物の除去方法とし
ては、現在は、活性炭吸着による方法が一般的である。
しかし、このような方法は、汚染物質を単に移行させる
のみで、根本的な解決にはなっていない。したがって、
有機塩素化合物を分解して無害化する方法の研究がこれ
まで積極的に行われ、種々の技術が提案されている。例
えば、パラジウム等の酸化触媒と塩素化炭化水素含有排
ガスとを高温で接触させる塩素化炭化水素含有排ガスの
処理方法(特開昭50−92857号公報)、紫外線と
光触媒で有機塩素化合物を分解し、光触媒を集塵器で回
収する排ガス処理装置(特開平5−285342号公
報)、トリクロロエチレンを含むガスとオゾンを60〜
110℃で反応させたのち、アルカリ液に吸収又は活性
炭に吸着させて、トリクロロエチレンを除去する方法
(特開昭63−190620号公報)、1,1,1−トリ
クロロエタンを含むガスを固体酸と100〜300℃で
接触させたのち、オゾンと50〜120℃で反応させ
て、1,1,1−トリクロロエタンを分解除去する方法
(特開昭63−190621号公報)、ハロゲン化非環
式炭化水素化合物とオゾンとを混合して紫外線を照射
し、ハロゲン化非環式炭化水素化合物を分解する装置
(特開平1−236925号公報)等が提案されてい
る。光触媒反応は常温・常圧で起こるため、水および空
気の浄化への応用をめざして活発に研究されている。し
かし、反応効率が低いため実用化に至った例は少ない。
そこで反応効率を向上させるために、種々の取り組みが
なされている。例えば、無機材料に有機チタネートを付
着したのち焼成し、さらに白金族金属を担持させる方法
(特公昭62−19240号公報)、通水性または通気
性を持つ透明性の物質にチタニア微粒子を固定化する方
法(特公平5−3360号公報)、多孔性膜に半導体コ
ロイドを保持させる方法(特公平3−65231号公
報)等が挙げられる。例示した方法は、いずれも光触媒
の活性の向上や固定化をめざしたものである。従来の有
機塩素化合物の光酸化分解処理方法としては、通常、光
触媒を充填し、光源を備えた反応塔に有機塩素化合物を
含むガスを通す方法が知られている。この方法では反応
効率が悪く、二酸化炭素まで完全に分解される有機塩素
化合物の割合が十分でなく、未反応の有機塩素化合物や
中間生成物が多量に残存する。有機塩素化合物のうち、
塩化ビニル、塩化ビニリデン、ジクロロエチレン、トリ
クロロエチレン、テトラクロロエチレン等は分子内に炭
素−炭素不飽和結合を有するので、200nm以上の波
長の紫外線を吸収することができ、紫外線を吸収し励起
されると塩素原子を放出する。放出された塩素原子は、
他の分子を攻撃することができるので、この反応の量子
収率は光触媒反応の量子収率よりもはるかに大きい。し
かし、ここで述べた光反応だけでは有機塩素化合物を完
全分解させることはできず、分子内に塩素を含んだ反応
中間体が残存する。これまで光触媒表面上で有機塩素化
合物からの脱塩素反応と、反応中間体の二酸化炭素への
完全分解の両方の反応を行わせていたので、光エネルギ
ーを無駄に消費していた。このため、光エネルギーを効
率よく利用し、経済的に有機塩素化合物を完全に分解す
ることができる処理方法の開発が求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、空気中に含
有される有機塩素化合物を、光触媒を用いて効率的に完
全分解する処理方法を提供することを目的としてなされ
たものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、有機塩素化合物
を光触媒分解するにあたり、最初に紫外線を照射して脱
塩素反応を起こし、ついで生成した反応中間体を光触媒
分解すれば、効率よく有機塩素化合物を完全分解し得る
ことを見いだし、この知見に基づいて本発明を完成する
に至った。すなわち、本発明は、(1)有機塩素化合物
を含有する空気に、300nm以下の波長を有する紫外
線を照射し、ついで光触媒存在下に導き、この光触媒を
励起可能な光を照射することを特徴とする有機塩素化合
物の光酸化分解処理方法、を提供するものである。さら
に、本発明の好ましい態様として、(2)有機塩素化合
物が、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ジクロロエチレ
ン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン又はこ
れらの混合物である第(1)項記載の有機塩素化合物の光
酸化分解処理方法、(3)光触媒が担体にチタニアを担
持させたものである第(1)〜(2)項記載の有機塩素化合
物の光酸化分解処理方法、(4)光触媒に照射する光が
紫外線である第(1)〜(3)項記載の有機塩素化合物の光
酸化分解処理方法、及び、(5)紫外線の波長が300
nm以下である第(4)項記載の有機塩素化合物の光酸化
分解処理方法、を挙げることができる。
【0005】本発明方法は、有機塩素化合物を含有する
空気に適用することができる。有機塩素化合物の種類に
は特に制限はなく、揮発して空気中に混在する有機塩素
化合物は本発明方法により処理することができ、このよ
うな有機塩素化合物としては、例えば、塩化メチル、塩
化メチレン、クロロホルム、塩化エチル、ジクロロエタ
ン、トリクロロエタン、テトラクロロエタン、塩化プロ
ピル、ジクロロプロパン等の脂肪族飽和塩素化合物、塩
化ビニル、塩化ビニリデン、ジクロロエチレン、トリク
ロロエチレン、テトラクロロエチレン、塩化アリル、塩
化プロペニル、塩化イソブテニル等の脂肪族不飽和塩素
化合物、クロロシクロペンタン、クロロシクロヘキサン
等の脂環式塩素化合物、クロロベンゼン、ジクロロベン
ゼン、クロロトルエン、塩化ベンジル等の芳香族塩素化
合物、クロロ酢酸エチル、塩化フルフリル等のその他の
有機塩素化合物等を挙げることができる。本発明方法に
おいては、これらの有機塩素化合物を含有する空気に、
300nm以下の波長を有する紫外線を照射する。紫外
線の有するエネルギーは波長に反比例し、紫外線の波長
が300nmを超えると、有機塩素化合物の炭素−塩素
結合を切断するに十分なエネルギーが供給されないおそ
れがある。有機塩素化合物に紫外線が照射されると、塩
素原子の非結合性のn電子が励起され、炭素−塩素結合
がラジカル的に切断する。有機塩素化合物が、塩化ビニ
ル、ジクロロエチレン、トリクロロエチレン、テトラク
ロロエチレン等のように、炭素−炭素二重結合を有し、
かつ、炭素原子に塩素原子が結合していると、その化合
物は紫外線吸収スペクトルの極大値が200nm付近に
あるので、300nm以下の波長を有する紫外線を特に
効率よく吸収し、炭素−炭素二重結合のπ電子が励起さ
れ、炭素−塩素結合のラジカル的切断が起こる。
【0006】本発明方法においては、有機塩素化合物を
含有する空気に300nm以下の波長を有する紫外線を
照射するが、紫外線が同時に300nmを超える波長の
光を有していてもよい。300nm以下の波長の紫外線
の照射に用いることができる光源としては、例えば、低
圧水銀ランプ、中圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、キセ
ノンランプ、重水素ランプ、メタルハライドランプ等を
挙げることができる。これらの中で、紫外線照射効率の
高い低圧水銀ランプを、特に好適に使用することができ
る。光源を保護するためにランプの保護筒を設ける場合
は、石英ガラス、透明テフロン製がよく、パイレックス
ガラスは300nm以下の波長をカットするので適切で
はない。本発明方法においては、有機塩素化合物は紫外
線を吸収して励起され不安定になると塩素原子を放出す
る。放出された塩素原子は、さらに他の有機塩素化合物
の分子をラジカル的に攻撃し、反応は連鎖的に進行する
ので、この反応の量子収率は、光触媒反応の量子収率に
比べてはるかに高く、効率よく有機塩素化合物の濃度を
低下させることができる。しかし、この反応だけでは、
有機塩素化合物を二酸化炭素まで完全分解させることは
できず、反応中間体が残存する。この反応中間体は、光
触媒表面に吸着しやすい性質を有しているので、次の工
程において、光触媒表面において二酸化炭素まで完全に
分解することが可能である。本発明方法においては、有
機塩素化合物を含有する空気は、紫外線照射を受けたの
ち、光触媒存在下に導かれる。本発明方法に用いられる
光触媒としては、二酸化チタン、硫化カドミウム、酸化
亜鉛、チタン酸ストロンチウム、チタン酸バリウム、酸
化鉄、酸化タングステン、酸化ジルコニウム等を挙げる
ことができる。光触媒の形状としては、粉末状、担体に
固定化した成形状等を挙げることができるが、取扱い上
は成形状が好ましい。本発明方法において、光触媒を励
起することが可能な光源としては、先に述べた300n
m以下の波長の紫外線を照射できる光源を使用すること
ができるが、光触媒の禁制帯幅以上のエネルギーを有す
る光を照射すればよく、例えば、光触媒の種類によって
は太陽光も利用することができる。反応時間は光強度に
もよるが、極めて短時間、例えば、0.01秒程度の時
間で反応する。
【0007】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細
に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限
定されるものではない。 実施例1 チタンテトライソプロポキサイド[Ti(O−i−C3
7)4]のエタノール溶液を塩酸酸性の条件で加水分解
し、チタニアゾル溶液を得た。このゾル溶液に粒子径1
mmのシリカゲル(比表面積90m2/g)を浸漬し、引
き上げて乾燥させた。次に、このチタニアゾルを付着し
たシリカゲルを、550℃に昇温した電気炉に入れて3
0分間焼成し、光触媒の成形体を調製した。内部に6W
の低圧水銀ランプを備えた、内容積100mlの同一形状
の円筒型石英ガラス製反応容器を2セット製作した(そ
れぞれA、Bとする)。反応容器Aは空のまま、反応容
器Bには上記の光触媒の成形体を充填し、2個の反応容
器を図1に示すように、A→Bの順に直列につなぎ、低
圧水銀ランプを点灯した。次に、この反応容器Aにトリ
クロロエチレン500ppm(容量比)を含む高純度空気
を流量100ml/分で送り、反応容器B出口から流出す
る空気について、トリクロロエチレン濃度及び二酸化炭
素濃度をガスクロマトグラフで測定したところ、トリク
ロロエチレンは15ppm(容量比)、二酸化炭素は96
5ppm(容量比)であった。トリクロロエチレン500p
pm(容量比)が二酸化炭素まで完全に分解すると、二酸
化炭素1000ppm(容量比)を生成するので、この反
応により96.5容量%のトリクロロエチレンが完全に
二酸化炭素まで分解し、3.0容量%のトリクロロエチ
レンが未反応で残存し、0.5容量%のトリクロロエチ
レンが反応中間体の段階で残っていることが分かる。 実施例2 有機塩素化合物として、トリクロロエチレンの代わりに
テトラクロロエチレンを用いた以外は、実施例1と全く
同じ操作を繰り返した。反応容器B出口から流出する空
気中の、テトラクロロエチレンの濃度は8ppm(容量
比)であり、二酸化炭素の濃度は970ppm(容量比)
であった。テトラクロロエチレン500ppm(容量比)
が二酸化炭素まで完全に分解すると、二酸化炭素100
0ppm(容量比)を生成するので、この反応により97.
0容量%のテトラクロロエチレンが完全に二酸化炭素ま
で分解し、1.6容量%のテトラクロロエチレンが未反
応で残存し、1.4容量%のテトラクロロエチレンが反
応中間体の段階で残っていることが分かる。
【0008】比較例1 反応容器A及び反応容器Bともに光触媒の成形体を充填
し、2個の反応容器を図1に示すように直列につなぎ、
低圧水銀ランプを点灯した。次に、この反応容器Aにト
リクロロエチレン500ppm(容量比)を含む高純度空
気を流量100ml/分で送り、反応容器B出口から流出
する空気について、トリクロロエチレン濃度及び二酸化
炭素濃度をガスクロマトグラフで測定したところ、トリ
クロロエチレンは155ppm(容量比)、二酸化炭素は
655ppm(容量比)であった。この反応により、65.
5容量%のトリクロロエチレンが完全に二酸化炭素まで
分解し、31.0容量%のトリクロロエチレンが未反応
で残存し、3.5容量%のトリクロロエチレンが反応中
間体の段階で残っていることが分かる。反応容器Aにも
光触媒の成形体を充填すると、光触媒の陰では紫外線が
到達しないので、トリクロロエチレンの光分解が起こら
なくなり、実施例1と比較して、全体として反応効率が
低下したものと考えられる。 比較例2 反応容器Aに光触媒の成形体を充填し、反応容器Bは空
のまま、2個の反応容器を図1に示すように、A→Bの
順に直列につなぎ、低圧水銀ランプを点灯した。次に、
この反応容器Aにトリクロロエチレン500ppm(容量
比)を含む高純度空気を流量100ml/分で送り、反応
容器B出口から流出する空気について、ガスクロマトグ
ラフで測定したところ、トリクロロエチレンの濃度は2
2ppm(容量比)、二酸化炭素の濃度は750ppm(容量
比)であり、他に反応中間体と考えられるピークが検出
された。この反応により、75.0容量%のトリクロロ
エチレンが完全に二酸化炭素まで分解し、4.4容量%
のトリクロロエチレンが未反応で残存し、20.6容量
%のトリクロロエチレンが反応中間体の段階にとどまっ
ている。トリクロロエチレンを含有する空気に、まず紫
外線を照射して炭素−塩素結合を切断し、連鎖的ラジカ
ル反応を起こしたのち光触媒による反応を行った実施例
1と比較すると、本比較例においては、反応容器Bにお
いて紫外線照射を受けたトリクロロエチレン分子には、
反応中間体の段階にとどまったまま、完全に二酸化炭素
まで分解されないものが多いことが分かる。 比較例3 反応容器A及び反応容器Bともに空のまま、2個の反応
容器を図1に示すように直列につなぎ、低圧水銀ランプ
を点灯した。次に、この反応容器Aにトリクロロエチレ
ン500ppm(容量比)を含む高純度空気を流量100m
l/分で送り、反応容器B出口から流出する空気につい
て、ガスクロマトグラフで測定したところ、トリクロロ
エチレンの濃度は10ppm(容量比)、二酸化炭素の濃
度は200ppm(容量比)であり、他に反応中間体と考
えられるピークが検出された。この反応により、20.
0容量%のトリクロロエチレンが完全に二酸化炭素まで
分解し、2.0容量%のトリクロロエチレンが未反応で
残存し、78.0容量%のトリクロロエチレンが反応中
間体の段階にとどまっている。光触媒による分解を行わ
ず単に紫外線を照射するのみでは、トリクロロエチレン
の分解は大部分が反応中間体の段階までしか進まないこ
とが分かる。実施例1〜2及び比較例1〜3の結果を、
まとめて第1表に示す。
【0009】
【表1】
【0010】
【発明の効果】本発明方法によれば、空気中に含有され
る有機塩素化合物を、従来の光触媒反応に比べて、効率
よく二酸化炭素にまで完全分解することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施例及び比較例で使用した反応容器
のフローである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 35/02 J

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有機塩素化合物を含有する空気に、300
    nm以下の波長を有する紫外線を照射し、ついで光触媒
    存在下に導き、この光触媒を励起可能な光を照射するこ
    とを特徴とする有機塩素化合物の光酸化分解処理方法。
JP6334877A 1994-12-20 1994-12-20 有機塩素化合物の光酸化分解処理方法 Pending JPH08173765A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6334877A JPH08173765A (ja) 1994-12-20 1994-12-20 有機塩素化合物の光酸化分解処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6334877A JPH08173765A (ja) 1994-12-20 1994-12-20 有機塩素化合物の光酸化分解処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08173765A true JPH08173765A (ja) 1996-07-09

Family

ID=18282226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6334877A Pending JPH08173765A (ja) 1994-12-20 1994-12-20 有機塩素化合物の光酸化分解処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08173765A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002273173A (ja) * 2001-03-21 2002-09-24 Adeka Engineering & Consutruction Co Ltd 揮発性有機化合物の分解除去装置及び方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002273173A (ja) * 2001-03-21 2002-09-24 Adeka Engineering & Consutruction Co Ltd 揮発性有機化合物の分解除去装置及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4966665A (en) Method for photochemical decomposition of volatile organic chlorine compound in vent gas
Jeong et al. Photochemical and photocatalytic degradation of gaseous toluene using short-wavelength UV irradiation with TiO2 catalyst: comparison of three UV sources
JP4505688B2 (ja) 新規な光触媒及びその製造方法
JP2009514663A (ja) ガス状流出物のコールドプラズマ及び光触媒による併用処理
JPH09262482A (ja) 光触媒、光触媒の製造方法および光触媒反応方法
EP0537451B1 (en) Process for the decomposition of organochlorine solvent contained in water
Ray Photodegradation of the volatile organic compounds in the gas phase: a review
JP2560233B2 (ja) ハロゲン化炭化水素分解法
JPH0824629A (ja) 光触媒反応槽
JPH08243351A (ja) 有機塩素化合物の分解方法
JP4247780B2 (ja) 新規光触媒及びそれを用いた有害有機物質の無害化処理方法
JPH09234338A (ja) 有機塩素化合物の光分解法
JPH08173765A (ja) 有機塩素化合物の光酸化分解処理方法
JP2004290748A (ja) 光反応による窒素酸化物の除去方法
Halmann et al. Photodegradation of dichloromethane, tetrachloroethylene and 1, 2-dibromo-3-chloropropane in aqueous suspensions of TiO2 with natural, concentrated and simulated sunlight
JP2001300260A (ja) ガス中の非金属フッ化物の光分解方法
JP5219372B2 (ja) 高純度液化塩素の製造方法
JP2001113162A (ja) 有機化合物の分解装置
JP3760199B2 (ja) 汚染流体の浄化方法及び浄化装置
JPH09299753A (ja) 有機塩素化合物の光分解装置
JPH03151023A (ja) 気体状有害物質の光化学的処理方法
JPS61178402A (ja) オゾンの分解処理法
JP2002320664A (ja) 光触媒体を用いた空気の浄化方法及び空気浄化装置
US6238635B1 (en) Catalytic process for the decomposition of organic pollutants
JP4824185B2 (ja) トリクロロエタンの分解除去方法