JPH08173590A - 商品払い出しゲーム機 - Google Patents

商品払い出しゲーム機

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JPH08173590A
JPH08173590A JP32313694A JP32313694A JPH08173590A JP H08173590 A JPH08173590 A JP H08173590A JP 32313694 A JP32313694 A JP 32313694A JP 32313694 A JP32313694 A JP 32313694A JP H08173590 A JPH08173590 A JP H08173590A
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JP
Japan
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product
payout
dispensing
game
game machine
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Withdrawn
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JP32313694A
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English (en)
Inventor
Susumu Hirota
進 広田
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Sega Corp
Original Assignee
Sega Enterprises Ltd
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Publication date
Application filed by Sega Enterprises Ltd filed Critical Sega Enterprises Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】利用者が積極的にゲームに参加し、楽しみなが
ら鉛筆を買うことのできる、簡単な構造の従来に無い商
品払い出しゲーム機を提供する。 【構成】貨幣の投入に応じて商品を払い出す自動販売機
である。貨幣の投入に応答して利用者の参加を仰ぐゲ−
ムを行うゲ−ム実行手段(コントローラ19、表示回路
13D、表示装置13)と、貨幣に見合う分の商品数を
基準にして当該基準数にゲ−ム実行手段によるゲ−ム結
果を加味した商品払出し数の商品を払い出す払出し装置
(コントローラ19、鉛筆払出し装置21)とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は商品払い出しゲーム機に
係り、とくに利用者が参加する利用者参加型のゲ−ム機
能を有し、このゲ−ム結果に応じてサ−ビス分をプラス
した商品の払い出しを受けることができ、楽しさ、おも
しろさが倍加したゲ−ム感覚の商品払い出しゲーム機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動販売機を含む商品払い出しゲ
ーム機には種々の形態のものがある。例えば、硬貨を入
れ、商品の種類を指定すると、単純に商品を払い出すも
のや、清涼飲料水の自動販売機に見られるようなゲ−ム
機能を備えたものがある。
【0003】この後者のタイプの商品払い出しゲーム機
の一態様として、利用者がコインを投入すると、販売機
側でLEDランプによるル−レットゲ−ムを自動開始
し、利用者が商品選択釦を押すと、この押すタイミング
によって出目が決定されるとともに、指定商品の払出し
を受ける。そして、この出目が当たり目である場合、硬
貨を再投入しなくても再びル−レットゲ−ムが自動開始
され、再び商品選択の機会が与えられる。このため、2
回目のル−レットゲ−ムの結果が当たり目でなくても、
指定商品をもう1つ余分にもらうことができ、ゲ−ム機
能によるある程度の娯楽性を発揮させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の商品払い出しゲーム機の内、単に商品を払い出
す前者のタイプのものは販売機能のみを追及するもの
で、扱う商品に依っては娯楽性に欠ける。
【0005】また後者のゲ−ム機能付きの商品払い出し
ゲーム機にあっては、上記前者のタイプのものに比べれ
ば若干の娯楽性は確保されるものの、ゲ−ムへの参加度
は以前として低い。つまり、前述のル−レットゲ−ムの
場合、出目を決めるタイミングは利用者が決める形には
なっているが、釦を押した後の処理は全て販売機側で処
理してしまって結果のみが表示される、殆どが一方通行
のゲ−ムであり、ゲ−ムのおもしろさ、楽しさの面から
は物足りないという印象を与えることが多かった。
【0006】ところで、従来、清涼飲料水や煙草など、
比較的大きくしかもボリュームのある商品については種
々の商品払い出しゲーム機があるが、鉛筆などの小形で
しかも長尺状の物品を自動で販売する商品払い出しゲー
ム機は見当たらなかった。
【0007】本発明は、上述した従来の商品払い出しゲ
ーム機の実情に鑑みてなされたもので、単に商品を買う
というだけでなく、ゲ−ム機の感覚で楽しみながら、し
かも金額に見合う所定数は保証された上で、景品分を含
めた数の商品を買う機会が与えられる新しいタイプの商
品払い出しゲーム機を提供することを、第1の目的とす
る。
【0008】本発明はさらに、鉛筆、ボ−ルペンなどの
筆記用具を含む、長尺状の商品を簡単な構成の装置で容
易に払い出すことのできる商品払い出しゲーム機を提供
することを、第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、請求項1乃至3記載の発明に係る商品払い出し
ゲーム機は、前記貨幣の投入に応答して利用者の参加を
仰ぐゲ−ムを行うゲ−ム実行手段と、前記貨幣に見合う
分の商品数を基準にして当該基準数に前記ゲ−ム実行手
段によるゲ−ム結果を加味した商品払出し数の商品を払
い出す払出し装置とを備えた。好適には、前記払出し装
置は、前記貨幣に見合う分の商品数を基準にして当該基
準数に前記ゲ−ム実行手段によるゲ−ム結果を加味した
商品払出し数を算定する算定手段と、払出し指令に基づ
いて前記商品を払い出す払出し機と、前記算定手段の算
定結果に基づいて前記払出し機に前記払出し指令を送る
払出し制御手段とを備える。また好適には、前記払出し
機は、その商品払出し口に設けられ且つ前記商品の通過
を検知するセンサを有し、前記払出し制御手段は、前記
センサの検知信号にしたがって前記商品を払い出す払出
し指令を送る手段である。例えば、前記商品は長尺状の
文房具である。
【0010】また上記第2の目的を達成するため、請求
項4乃至12記載の発明に係る商品払い出しゲーム機
は、払出し指令に応じて長尺状の商品を払い出す払出し
機を備え、この払出し機は、少なくとも外周面が円柱状
を成し且つこの外周面上に軸方向に沿って前記商品を受
入れ保持可能な搬送溝が形成されたドラム体と、このド
ラム体を前記商品の収納スペ−スに臨ませた状態で軸方
向中心軸の囲りに回転可能に軸支する軸支手段と、前記
ドラム体の外周に当接させた状態で前記商品を保持する
商品収納手段と、前記ドラム体を前記払出し指令に基づ
いて回転させる回転駆動手段とを備えた。好適には、前
記ドラム体は当該商品払い出しゲーム機の設置状態にお
いて横向きに配置されている。前記搬送溝は例えば、複
数本形成されている。前記商品は例えば、長尺状の文房
具である。また好適には、前記商品収納手段は、前記ド
ラム体の円柱外周面の横位置から上方に傾斜して配設さ
れた底板を備えている。さらに好適には、前記回転駆動
手段は前記払出し指令に付勢されて回転する電動モ−タ
と、この電動モ−タの回転を前記ドラム体の回転軸に伝
達するベルト体とを備える。この回転駆動手段は前記ベ
ルト体に常時張力を掛けるテンション機構を更に備える
ことが望ましい。このテンション機構は、弾性体と、こ
の弾性体のバネ力を前記ベルト体に伝える押圧部材と、
前記弾性体のバネ力を手動にて押し戻して前記ベルト体
への押圧部材による押圧を解除可能な押圧解除部材とを
備えるのが望ましい。さらに好適には、前記払出し商品
の数に応じた払出し指令を前記回転駆動手段に与える払
出し制御手段をさらに備えることである。さらに、前記
払出し機は、前記ドラム体の回転に伴って搬送されてき
た商品を商品払出し口まで案内する案内手段を備える一
方、前記払出し制御手段は、前記商品払出し口に設けら
れ且つ前記払出し商品の通過を検知するセンサとを備え
ることが望ましい。
【0011】
【作用】請求項1乃至3記載の発明に係る商品払い出し
ゲーム機では、貨幣の投入に応答してゲームが開始さ
れ、利用者はそのゲームに参加することになる。貨幣に
見合う分の商品数を基準にして当該基準数にゲ−ム結果
を加味した数量の商品(例えば鉛筆)が払出し装置から
払い出される。利用者参加型のゲームを通して商品を購
入できるので、商品購入のおもしろさ、娯楽性が著しく
増す。払出し機は、商品払出し口を通過する商品をセン
サで検知することで、商品数を管理でき、払出し機が簡
単、小形になる。
【0012】また、請求項4乃至12記載の発明に係る
商品払い出しゲーム機では、ドラム体が回転すると、こ
のドラム体の外周に当接している商品(例えば鉛筆)が
搬送溝に自然に転がるようにして入り込み、そのまま払
出し口の方向に搬送される。ドラム体は商品の収納スペ
ースに直接臨んでいるので、省スペース化できる。また
ドラム体を横置き構造にすることで、設計が容易にな
る。搬送溝を複数とすることで、搬送効率が上がられ
る。さらに、ドラム体の円柱外周面の横位置から上方に
傾斜して配設された底板の傾斜によって、鉛筆は自重で
常に下方、つまりドラム体の円周上に当接しており、鉛
筆をドラム体に当接させておくための余分なエネルギが
不要になる。さらに、電動モ−タの回転が適度なテンシ
ョンのベルト体を介してドラム体に伝えられるので、ド
ラム体の回転が安定しかつ確実となる。このテンション
は押圧解除部材を手動で押すことで解除できるので、保
守点検や鉛筆詰まり解除のときに便利である。さらに払
出し商品の数に応じた払出し指令によって制御でき、し
かも商品払出し口のセンサで商品の通過を検知すること
により、簡単な制御で払出しが可能になる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図9に基づ
いて説明する。
【0014】図1はこの実施例に係る商品払い出しゲー
ム機の外観を示す。この商品払い出しゲーム機は商品と
して鉛筆を扱う鉛筆自動販売機である。
【0015】この鉛筆自動販売機は、図1に示す如く、
キャスタ−付きの台座1の上に子供の背丈程度の高さの
小規模なボックス2が立設した構造を有し、このボック
ス2のフロント側及び内部にゲ−ム機及び販売機の両方
のコンポ−ネントを一体に搭載している。
【0016】ボックス2のフロント側最上部にはスクリ
−ン10が設置され、ゲ−ムのときに必要な画像や絵を
表示できるようになっている。スクリ−ン10の下側に
は、円状に配置され且つ数字を表すことができる複数の
ランプ11…11と、その中心部に配置されたドットマ
トリクス12を有する表示装置13が設置されている。
複数のランプ11…11は、後述する如く与えられる制
御信号によってル−レット動作を行うことができる。ド
ットマトリクス12は、後述するように与えられる指令
信号に応じて数字や文字を表示可能になっている。表示
装置13の裏側、つまりボックス2内には表示装置13
の表示内容を制御する表示回路13Dが設置されてい
る。
【0017】この表示装置13のフロント下側には、利
用者がゲ−ムに参加するときに操作(押す)する操作ス
イッチ14が設けられている。この操作スイッチ14の
下側にはさらに、フロント側に開口する形でコイン投入
口15aが設けられ、この投入口15aがコイン投入検
出器15の一部を成している。またスピ−カなどの音声
出力装置16もフロント側に設置されている。さらに、
フロント側の一番下には鉛筆取出し口17が設けられて
いる。なお、このコイン投入検出器15、音声出力装置
16、及び鉛筆取出し口17を配設している部分はドア
18を有する開閉構造になっている。
【0018】またボックス2の内部の下部には、この販
売機を統括するコントロ−ラ19を搭載したメイン基板
20と、コントロ−ラ19の管理下に置かれる鉛筆払出
し機21とが設置されている。コントローラ19は、C
PU、メモリ等よりなる制御回路から構成されている。
なお、この実施例では、コントローラ19で実行される
処理ステップの一部(すなわちコントローラ19)及び
鉛筆払出し機21によって鉛筆払出し装置が構成されて
いる。
【0019】鉛筆払出し機21は図2に示すように、後
ろ側上部をその奥行き方向に出っ張らせた形状を特徴と
する略箱形のケーシング30を備え、このケーシング3
0の内部に鉛筆P…Pを収納する収納庫とその鉛筆P…
Pを払い出す機構とを一体に備えている。
【0020】ケーシング30は、両サイドを覆う2枚の
側面板30L,30R、後ろ側の裏板30K、前側のフ
ロント板30F及びフロントドア30D、並びに部分的
な底面を形成する底板30Bを備える。側面板30L,
30R、裏板30K、フロント板30F及び底板Bは例
えば金属製の板体で成る。
【0021】側面板30L,30Rは、鉛筆払出し機2
1を横方向からみたとき、上側の部分が装置後方に大き
く張り出した略逆L字状に形成され、しかもその底辺部
は後ろ側に行くほど上がる勾配を有するとともに、前後
方向の両端を図示の如く所定寸法だけ直角に折り曲げた
フランジ部30Lf,30Lr及び30Rf,30Rrを
各々成している。裏板30Kは後ろ側のフランジ部30
Lr,30Rrに接合され、またフロント板30F及びフ
ロントドア30Dが前側のフランジ部30Lf,30Rf
に接合されている。この内、フロントドア30Dは透明
のプラスチック板などで形成され、蝶番によって前側の
略上半分を開閉自在になっている。フロントドア30D
は下側にスペースを残す状態でフランジ部に結合されて
おり、鉛筆を払い出す払出し口の形成を一部担ってい
る。底板30Bは側面板30L,30Rの下端の勾配部
分に図示の如く固着され、後ろ側から前側に傾斜した底
面部を形成している。これにより、底板30Bの無い前
側部分を除いて、周りを囲んだ鉛筆格納庫PGができて
いる。
【0022】この鉛筆払出し機21はさらに、図2、3
に示す如く、上述の如く形成されているケーシング30
の前寄りの底板の無い部分、すなわちフロント板30D
と後ろの底板30Bとをほぼ塞ぐ状態で、略円柱状のド
ラム31が横置きに配置されている。このドラム31の
軸方向中心の回転軸31sは両側板30L,30Rに固
定したベアリング31L,31Rにより軸支され、その
中心軸の周りに回転可能になっている。回転軸31sは
その一部が左側側板30L側に突き出している(図4参
照)。このドラム31の外周面には、その軸方向に沿っ
て4本の断面略U字状の鉛筆P搬送用の搬送溝31a…
31dが等間隔(すなわち90度ずつずれた位置)で形
成されている。この搬送溝31a…31dの断面形状及
び長さは、鉛筆Pを適度な遊びで受け入れることのでき
る値に決めてある。このドラム31の材料としては、例
えば樹脂材料を用いることで軽量化を図ることもでき
る。なお、ドラム31の内部は必ずしも中実構造である
必要はなく、回転軸31sさえ確保できれば中空構造で
あってもよい。
【0023】ドラム31とフロント板30Dとの隙間に
は、収納中の鉛筆Pが入り込んで詰まらないように、棒
状の封止部材32が横設されている。
【0024】このドラム31の下方には、左側側板30
Lに固設した回転駆動源としてのDCモータ33を配し
てある。このモータ33の回転軸33sはその左側側板
30Lの外部に突き出ており、その上方に位置するドラ
ム31の回転軸31sと例えばゴム製のベルト34を介
して連結している。このため、DCモータ33が回転す
ると、その回転はベルト34によりドラム31に伝わ
り、ドラム31が回転をするようになっている。
【0025】この回転駆動機構には、図4、5に示す如
く、ベルト34に張力を印加するテンション機構35
が、左側側板30Lのベルト34に対向する所定高さに
設置してある。このテンション機構35は、固定軸35
a、遊挿軸35b、連結金具35c、スプリング35
d、及び押圧軸35eを備えている。固定軸35aは後
ろ側のフランジ部30Lrに前向きに立設されるととも
に、遊挿軸35bは前側のフランジ部30Lfに遊挿し
ている。連結金具35cは、その一端が遊挿軸35bの
フロント側端に固着されるとともに、他端が固定軸35
aに遊挿しており、上下方向からみて略コ字状側面に成
型された短冊状を成している。スプリング35dは、固
定軸35aに巻装され且つ後ろ側のフランジ部30Lr
と連結金具35cとに付勢している。さらに、押圧軸3
5eは連結金具35cの裏面所定位置に装置側に向かっ
て立設されている。
【0026】このため、通常の動作時には図5(a)に
示す如く、スプリング35dが連結金具35cをフロン
ト側に押圧し、押圧軸35eがベルト34の途中位置を
押して所定の張力を印加している。これにより、ベルト
34の空回りが防止され、回転力が確実にドラム31に
伝達されるので、確実且つ安定したドラム回転となる。
一方、保守点検や鉛筆詰まりなどのときは、オペレータ
がフロント面よりも突出している連結金具35cをスプ
リング力に抗して装置側に押すと、押圧軸35eがベル
ト33から離れ、張力が解除される。この張力解除の状
態で必要な作業を簡単に行うことができる。連結金具3
5cから手を離すと、再びスプリング35dに拠ってベ
ルト34に張力が掛かる。
【0027】さらに、この鉛筆払出し機21にあって
は、ドラム31の下方であってフロント側の位置に図
2、3に示す如く、鉛筆ガイド板37が横設されてい
る。この鉛筆ガイド板37は斜め後ろに傾斜して配設さ
れており、これにより下側に至るほど若干狭くなる鉛筆
払出し口XTが形成されている。この鉛筆ガイド板37
の中央下端には図2に示すように凹状の切り欠き37a
が形成されている。鉛筆ガイド板37aには鉛筆Pの払
出しを検知する払出しセンサとしてのリミットスイッチ
38が取り付けられており、そのスイッチ38の作動片
38aが切り欠き37aからフロント側を覗いている。
なお、この払出しセンサは、このリミットスイッチのほ
かにも、例えば鉛筆Pが光ビームや磁気を遮断すること
を感知する光センサ、磁気センサを使うこともできる。
【0028】いま、鉛筆Pが鉛筆収納庫PGに複数本収
納されていたとする。そして、ドラム31が回転してき
て、ある保持溝31aが例えば図6(a)に示す如く底
板30Bの縁の位置(以下、「ピックアップ位置」とい
う)まで到達すると、重力や重みによってその搬送溝3
1aに対向した鉛筆P1が搬送溝31aに自動的に押し
込まれる。この搬送溝31aはこの1本の鉛筆P1で一
杯になるので、その他の鉛筆が入り込むことはない。ド
ラム31は連続的に所定速度で同図中の反時計向き(フ
ロント側)に回転しており、鉛筆P1は搬送溝31aに
乗ってまま搬送される(同図(b)参照)。その内に、
1/4周離れた次の搬送溝31bが上述したピックアッ
プ位置まで到達するので、次の鉛筆P2が同様に押し込
まれ、円周軌道に沿って搬送される(同図(b),
(c)参照)。さらに別の搬送溝31cがピックアップ
位置まで到達すると、別の鉛筆P3が同様に搬送される
(同図(c)参照)。そして、この時点からドラム31
がさらに回転すると、鉛筆P1を保持している保持溝3
1aは円周軌道を半分以上、周回してきており、やがて
同図(d)に示すように自重により鉛筆P1が落下す
る。落下した鉛筆P1は鉛筆ガイド板37によりフロン
ト側に案内されつつ、鉛筆払出し口XTまで落ちてく
る。この鉛筆P1は払出し口XTでリミットスイッチ3
8の作動片38aを確実に付勢するので、リミットスイ
ッチ38がオンとなり、鉛筆の払出しを検知できる。
【0029】図7に、この鉛筆自動販売機の電気ブロッ
ク図を示す。同図に示すように、メイン基板20に実装
されたコントローラ19を中心に制御行われる。つま
り、コイン投入検出器15からは硬貨(紙幣でも可)の
投入があった旨の検知信号Aがコントローラ19に供給
される。コントローラ19からは表示内容に関する信号
Bが表示回路13Dに出力されるとともに、音声情報の
信号Cが音声出力装置16に必要に応じて出力される。
さらに、コントローラ19は操作スイッチ14からのス
イッチ信号Fを入力する一方で、鉛筆払出し機21に鉛
筆の払出し指令信号Dを供給しつつ、鉛筆1本毎の払出
し検知信号Eを入力する。これらの信号A〜Fは、コン
トローラ19が図8に示すフローチャートの処理を順次
実行していくことでやり取りされる。
【0030】図8の処理を説明する。コントローラ19
は常時は、表示回路13Dに表示指令信号Bを送って、
表示装置13及び/又はスクリーン10に所定のプログ
ラムによる広告を表示させている(ステップ40)。こ
の状態で、コントローラ19は利用者からの硬貨投入が
あるか否かを判断しながら待機する(ステップ41)。
利用者から硬貨が投入されると、コイン投入検出機15
からコントローラ19に硬貨検知信号Aが送られてくる
ので、その処理はステップ42〜43に進められる。
【0031】ステップ42では、表示回路13Dを介し
て、ゲーム上の敵が設定され、中央のドットマトリクス
12に敵の名前とヒットポイントが表示される。ステッ
プ43では、表示回路13Dに、円状に配置された複数
のランプ11…11にルーレット動作を行うように指令
する。ランプ11…11の各々にはゲーム上のアタック
ポイントが設定・表示されており、このルーレット表示
動作によってランプ11…11は交互に点滅しながら、
見掛け上回転する。
【0032】このルーレット表示状態において、コント
ローラ19は利用者が操作スイッチ(アタックボタン)
を押したか否かをそのスイッチ信号Fをモニタしながら
待機する(ステップ44)。利用者が好みのタイミング
で操作スイッチ14を押すと、それまでのルーレット表
示が止まり、その時点で点灯しているランプ11のアタ
ックポイントが確定するので、この確定ポイントが敵の
ヒットポイントから引かれる(ステップ45)。
【0033】次いでステップ46に移行し、敵のヒット
ポイント>0か否かを判断し、YES(敵のヒットポイ
ントが未だ零になっていない)の場合、続いてステップ
47のゲーム回数(すなわち操作スイッチを押した回
数)=2回か否かを判断する。このステップ47の判断
でNOとなるときは、アタック回数が3回に達しておら
ず且つ敵のヒットポイントも零になっていない状態であ
るから、ステップ42に戻り、減算された敵のアタック
ポイントが設定・表示されて、同様の処理が繰り返され
る。敵のヒットポイントが零にならず、3回のアタック
が終了してしまうと、ステップ47でYESの判断にな
るから、ステップ48に移行し、最初に投入した硬貨に
見合う数(基準数量)の鉛筆1本の払出しを鉛筆払出し
機21に指令する。
【0034】この鉛筆の払出しは図9に示すように行わ
れる。コントローラ19は駆動信号Dを鉛筆払出し機2
1のモータ33の回転を指令する(ステップS1)。こ
れによりドラム31も所定方向に回転するから、前述し
たように鉛筆収納庫PG内の鉛筆Pが掬い上げられ、フ
ロント側に搬送されて、鉛筆払出し口XTに落とされ
る。そこでコントローラ19は、ステップS2、S3で
リミットスイッチ38からのスイッチ信号Eを読み込み
ながら、その信号Eがオンになるのを待つ。次いでステ
ップS4で、スイッチ信号E=オンになる回数をカウン
トし、払出し完了か否かを判断する。前記ステップ47
でYESとなる場合、払出し算定数は基準数量の1本で
あるから、リミットスイッチ38が1回オンになると、
直ちにステップS5に移行してモータ33の回転を停止
する。これにより、ドラム31も回転停止するから、そ
れ以上の払出しは行われない。払い出された鉛筆Pは自
動販売機の鉛筆取出し口17に落ちる。
【0035】これに対して、図8のステップ46でNO
の判断となる場合、3回のアタックの最中に減算値のト
ータルが敵の最初のアタックポイントを上回り、アタッ
クポイントが零になった場合であり、利用者(プレー
ヤ)の勝利となる。この場合、さらにステップ49で最
初に設定された敵が強敵だったか否かを判断する。ここ
で強敵とは、ある一定の確率で設定されるヒットポイン
トの大きい敵のことである。このステップ49の判断で
強敵でなかった場合は、ステップ50で基準数量にサー
ビス分1本を加算した合計2本の鉛筆を洗い出すように
鉛筆払出し機21を駆動させる。もし強敵を倒した(ヒ
ットポイントが零)場合、ステップ51にて基準数量に
特別サービス分の2本を加算した合計3本の払出しを指
令する。このステップ50、51での払出し処理も図9
と同様で、ステップS4での鉛筆払出しのカウント数が
2本及び3本に夫々多くなるだけである。
【0036】このようにゲーム結果に応じた払出しが完
了すると、コントローラ19は再びステップ40に戻っ
て上述した処理を繰り返す。なお、ステップS48にお
いて、鉛筆を全く払い出さないようにしても良い。すな
わち、利用者が負けた場合には、鉛筆を払い出さないこ
とにより、ゲーム性を増すことが可能となる。
【0037】本実施例によれば以上如く機能するので、
単なる商品を販売する機能のみならず、利用者の側から
積極的に働き掛けて結果を出すゲームを行うことがで
き、このゲーム結果に応じて実用的な商品の販売サービ
スを受けることができる。しかもゲーム結果に関係無
く、投入硬貨に見合う所定数の鉛筆は必ず保証されてい
る。これにより、利用者がゲームに参加して楽しみなが
ら鉛筆を購入することができ、従来には無かった娯楽性
のある鉛筆自動販売機を提供できる。
【0038】一方、鉛筆という長尺状の商品という特殊
性を考慮し、搬送用のドラムを直接、鉛筆収納庫に臨ま
せる構造を採用したため、簡単な構成で、しかも自動的
に払出しを行う小形の鉛筆用自動販売機を提供できる。
【0039】さらに、自動販売機の前面のドア18を開
けると、直ぐに鉛筆払出し装置21が見え、しかもその
フロントドア30Dは透明になっているので、中の鉛筆
の収納状態が一目瞭然である。このため、鉛筆の補充も
容易かつ簡単に行うことができる。また、保守点検や鉛
筆詰まりのときは、テンション機構35を手動で解除状
態にでき、必要な作業を容易に行うことができる。
【0040】なお、本発明の自動販売機は前述した実施
例記載のものに限定されることなく、種々の変形が可能
である。まず、前述したゲーム機能を搭載せずに、鉛筆
払出し機とそれに必要な機構、回路のみを搭載し、簡単
かつ小形の自動販売機にしてもよい。
【0041】また、前述した実施例における利用者参加
型のゲーム機能もルーレット動作のものに限定されるこ
となく、従来のゲーム機で周知の他の利用者参加型のも
のを採用してもよい。なお、ルーレットゲームはある確
率(設定可能)で「会心の一撃」出すことができるの
で、これが出たときには、アタックポイントの2倍のポ
イントを敵のヒットポイントから減算するようにしても
よいし、また利用者が「ミス」を出すと、アタックポイ
ントを「0」にするように処理してもよい。
【0042】さらに、扱う商品も鉛筆に限定されるもの
ではなく、ボールペン、定規などの長尺状の文房具であ
ってもよい。一方、これらの文房具に人気キャラクタの
デザインを付与して、商品価値を高める工夫も勿論可能
である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の商品払い
出しゲーム機では、利用者はゲームに参加することで、
貨幣に見合う分の商品数を基準にした、しかもその基準
数にゲ−ム結果を加味した数量の商品(例えば鉛筆)が
払い出されるので、商品購入のおもしろさ、娯楽性が著
しく増し、従来には無いユニークな商品払い出しゲーム
機を提供できる。
【0044】また、ドラム体の回転によってその搬送溝
に商品を自然に受入れ、そのまま商品払出し方向に搬送
するとともに、ドラム体を商品収納スペースに直接臨ま
せる構造を基本としているため、構造が簡単でかつ小形
な、鉛筆などの長尺状の文房具の好適な商品払い出しゲ
ーム機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る鉛筆自動販売機の外観
斜視図である。
【図2】同鉛筆商品払い出しゲーム機に搭載した払出し
機の一部破断した斜視図である。
【図3】図2中のIII-III線に沿った断面図である。
【図4】図2に示す払出し機の左側面図である。
【図5】(a)、(b)は払出し機のテンション機構の
図4のVI-VI線に沿う部分断面図で、張力の印加動作及
び手動解除動作を説明する図である。
【図6】(a)〜(d)は共に同鉛筆自動販売機のドラ
ムによる鉛筆払出しの過程を示す説明図である。
【図7】同鉛筆自動販売機の電気系の一例を示すブロッ
ク図である。
【図8】コントローラの処理例を示すフローチャートで
ある。
【図9】払出し機に対する詳細な処理例を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…台座 2…ボックス 10…スクリーン 13…表示装置 13A…表示回路 14…操作スイッチ 17…商品取出し口 19…コントローラ 21…鉛筆払出し機 30…ケーシング 31…ドラム 31a〜31d…搬送溝 33…モータ 34…ベルト 35…テンション機構 38…リミットスイッチ P…鉛筆 PG…鉛筆収納庫 XT…鉛筆払出し口

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前記貨幣の投入に応答して利用者の参加
    を仰ぐゲ−ムを行うゲ−ム実行手段と、前記貨幣に見合
    う分の商品数を基準にして当該基準数に前記ゲ−ム実行
    手段によるゲ−ム結果を加味した商品払出し数の商品を
    払い出す払出し装置とを備えた商品払い出しゲーム機。
  2. 【請求項2】 前記払出し装置は、前記貨幣に見合う分
    の商品数を基準にして当該基準数に前記ゲ−ム実行手段
    によるゲ−ム結果を加味した商品払出し数を算定する算
    定手段と、払出し指令に基づいて前記商品を払い出す払
    出し機と、前記算定手段の算定結果に基づいて前記払出
    し機に前記払出し指令を送る払出し制御手段とを備える
    請求項1記載の商品払い出しゲーム機。
  3. 【請求項3】 前記払出し機は、その商品払出し口に設
    けられ且つ前記商品の通過を検知するセンサを有し、前
    記払出し制御手段は、前記センサの検知信号にしたがっ
    て前記商品を払い出す払出し指令を送る手段である請求
    項2記載の商品払い出しゲーム機。
  4. 【請求項4】 払出し指令に応じて長尺状の商品を払い
    出す払出し機を備え、この払出し機は、少なくとも外周
    面が円柱状を成し且つこの外周面上に軸方向に沿って前
    記商品を受入れ保持可能な搬送溝が形成されたドラム体
    と、このドラム体を前記商品の収納スペ−スに臨ませた
    状態で軸方向中心軸の囲りに回転可能に軸支する軸支手
    段と、前記ドラム体の外周に当接させた状態で前記商品
    を保持する商品収納手段と、前記ドラム体を前記払出し
    指令に基づいて回転させる回転駆動手段とを備えた商品
    払い出しゲーム機。
  5. 【請求項5】 前記搬送溝は複数本形成されている請求
    項4記載の商品払い出しゲーム機。
  6. 【請求項6】 前記商品は長尺状の文房具である請求項
    4記載の商品払い出しゲーム機。
  7. 【請求項7】 前記商品収納手段は、前記ドラム体の円
    柱外周面の横位置から上方に傾斜して配設された底板を
    備えている請求項4記載の商品払い出しゲーム機。
  8. 【請求項8】 前記回転駆動手段は前記払出し指令に付
    勢されて回転する電動モ−タと、この電動モ−タの回転
    を前記ドラム体の回転軸に伝達するベルト体とを備える
    請求項4記載の商品払い出しゲーム機。
  9. 【請求項9】 前記回転駆動手段は前記ベルト体に常時
    張力を掛けるテンション機構を更に備える請求項8記載
    の商品払い出しゲーム機。
  10. 【請求項10】 前記テンション機構は、弾性体と、こ
    の弾性体のバネ力を前記ベルト体に伝える押圧部材と、
    前記弾性体のバネ力を手動にて押し戻して前記ベルト体
    への押圧部材による押圧を解除可能な押圧解除部材とを
    備えた請求項9記載の商品払い出しゲーム機。
  11. 【請求項11】 前記払出し商品の数に応じた払出し指
    令を前記回転駆動手段に与える払出し制御手段をさらに
    備えた請求項4記載の商品払い出しゲーム機。
  12. 【請求項12】 前記払出し機は、前記ドラム体の回転
    に伴って搬送されてきた商品を商品払出し口まで案内す
    る案内手段を備える一方、前記払出し制御手段は、前記
    商品払出し口に設けられ且つ前記払出し商品の通過を検
    知するセンサとを備えた請求項11記載の商品払い出し
    ゲーム機。
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