JPH08172414A - 警報転送検出方式 - Google Patents

警報転送検出方式

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JPH08172414A
JPH08172414A JP6316183A JP31618394A JPH08172414A JP H08172414 A JPH08172414 A JP H08172414A JP 6316183 A JP6316183 A JP 6316183A JP 31618394 A JP31618394 A JP 31618394A JP H08172414 A JPH08172414 A JP H08172414A
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signal
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一広 大沼
Hirohito Nakajima
弘仁 中島
Kazuyoshi Okuma
一好 大隈
Akira Kuroki
晃 黒木
Takeshi Komatsu
剛 小松
Hideyuki Koizumi
秀之 小泉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】SDH伝送装置における警報の転送および検出
方式に関し、セクション冗長切替えとパス冗長切替えと
を併せ持つ装置における、セクション警報およびパス警
報の転送検出方式を提供することを目的とする。 【構成】SDH伝送装置において、セクション切替部1
01に、セクション区間の信号に付随する警報信号を終
端して警報を検出する機能を設け、パス切替部102
に、パス区間の信号に付随する警報信号を終端して警報
を検出する機能を設け、装置内二重化切替部103に、
セクション区間の信号に付随する一部の警報信号を終端
して警報を検出する機能と、パス区間の信号に付随する
一部の警報信号を終端して警報を検出する機能とを設け
るとともに、各部からの警報を収集して対応する各部の
切替えを指示する出力を発生する監視部104を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、SDH(Synchronous
Digital Hierarchy )伝送装置における警報の転送およ
び検出方式に関し、特にセクション冗長切替えとパス冗
長切替えとを併せ持つ装置における、セクション警報お
よびパス警報の転送検出方式に関するものである。
【0002】SDH伝送システムにおいては、セクショ
ン冗長切替えを持つSDH伝送装置と、パス冗長切替え
を持つSDH伝送装置とを一体化した装置が、開発され
るようになった。
【0003】このような装置における、警報転送検出方
式は、セクション監視区間の警報と、パス警報区間の警
報とを一括して行なうことができるとともに、警報発生
箇所を的確にフェイル評定することができ、保守の簡略
化が図れるものであることが、要求されている。
【0004】
【従来の技術】新同期伝送装置(SDH伝送装置)にお
いては、従来、装置主信号入出力部においてセクション
切替方式をとる装置と、装置主信号入出力部においてパ
ス切替方式をとる装置とが用いられている。
【0005】図6は、セクション冗長切替えを持つSD
H伝送装置の概略構成を示したものである。図中におい
て、1,2はセクションでの冗長切替えを持つSDH伝
送装置であって、通常,モジュールA(Mod−A)と
呼ばれるものである。3は光伝送路、4は中継装置であ
る。
【0006】SDH伝送装置1,2は、低速側と高速側
(セクション)とに対応して、それぞれ0系と1系とに
二重化されている。光伝送路3は、0系の信号路と1系
の信号路とを含む光ファイバケーブルからなっている。
低速側の信号は、SDH伝送装置1,2において高速側
の信号と相互に変換され、高速側の信号は、光伝送路3
を経て伝送され、中継装置4を介して中継されることに
よって、双方向に通信を行なうことができる。
【0007】図6に示されたシステムでは、装置の入出
力インタフェースにおいて冗長構成をとっていて、例え
ば0系で運用中に、低速側または高速側において障害を
発生したときは、両端のSDH伝送装置1,2におい
て、低速側と高速側とで0系と1系とを切り替えて接続
する内部処理を行なうことによって、回線を維持するこ
とができるようになっている。
【0008】図7は、パス冗長切替えを持つSDH伝送
装置の概略構成を示したものである。図中において、
5,6はパスでの冗長切替えを持つSDH伝送装置であ
る。7,8はそれぞれ0系と1系の光伝送路、9,10
はそれぞれ0系と1系の中継装置である。
【0009】SDH伝送装置5,6は、低速側と高速側
(パス)とに対応して、それぞれ0系と1系とによって
二重化されている。低速側の信号は、SDH伝送装置
5,6において高速側の信号と相互に変換される。0系
の高速側の信号は、例えば山側の光伝送路7を経て伝送
され、中継装置9を介して中継され、1系の高速側の信
号は、例えば海側の光伝送路8を経て伝送され、中継装
置10を介して中継されることによって、異なる経路で
双方向に通信を行なうことができる。
【0010】図7に示されたシステムにおいては、装置
の入出力インタフェースにおいて冗長構成をとることに
よって、同様に運用系の障害時に、両端のSDH伝送装
置5,6において、低速側と高速側とで0系と1系との
切り替えを行なうことによって、回線を維持することが
できるようになっている。
【0011】セクションとパスとは、それぞれ保守用,
監視用の情報を伝送するためのオーバヘッドとして、S
OH(Section Overhead)とPOH(Pass Overhead )
とを有しているが、装置の入出力インタフェースの冗長
構成に対応して、監視されている警報は、運用系と非運
用系の警報コードを付加して出力される。
【0012】SOHはフレーム内の先頭位置に挿入さ
れ、POHは伝送する多重化単位のディジタル信号に付
加して伝送されるので、セクションのSDH伝送装置
と、パスのSDH伝送装置では、それぞれに対応して終
端することによって、監視を行なうように構成されてい
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】セクションのSDH伝
送装置と、パスのSDH伝送装置とでは、SDHインタ
フェースにおける切替方式が異なっており、そのため従
来は、別個の装置として扱われていて、セクション警報
とパス警報とは、それぞれ独立に監視されるようになっ
ていた。
【0014】これに対して、パス区間とセクション区間
の乗り入れを目的として、セクション冗長切替えを持つ
装置と、パス冗長切替えを持つ装置とを複合した装置が
開発されている。
【0015】図8は、セクション冗長切替えとパス冗長
切替えとを持つSDH伝送装置の概略構成を示したもの
である。11,12はセクションでの冗長切替えを持つ
図5に示されたものと同様なSDH伝送装置、13,1
4はセクションでの冗長切替えとパスでの冗長切替えと
を持つSDH伝送装置である超高速専用回線終端装置、
15,16はそれぞれ0系と1系の光伝送路、17,1
8はそれぞれ0系と1系の中継装置である。
【0016】SDH伝送装置11,12は、低速側とセ
クションとに対応して、それぞれ0系と1系とによって
二重化されている。超高速専用回線終端装置13,14
は、セクションとパスとに対応して、それぞれ0系と1
系とによって二重化されている。低速側の信号は、SD
H伝送装置11,12においてセクションの信号と相互
に変換される。超高速専用回線終端装置13,14は、
セクションに対応するセクション切替部Sと、パスに対
応するパス切替部Pと、装置内の二重化切替えを行なう
装置内二重化切替部Aとからなり、セクションの信号と
パスの信号との相互の接続を行なう。
【0017】0系のパスの信号は、例えば山側の光伝送
路15を経て伝送され、中継装置17を介して中継さ
れ、1系のパスの信号は、例えば海側の光伝送路16を
経て伝送され、中継装置18を介して中継されることに
よって、異なる経路で双方向に通信を行なうことができ
る。
【0018】このような装置における警報転送および検
出については、複合されるそれぞれの装置の構成や切替
方式の違いに基づいて、次のような各種の問題を生じ
る。 装置入出力インタフェース部において、パス切替え
とセクション切替えとを行なうため、パス監視機能およ
びセクション監視機能が必要となる。従って、入力−出
力間のパッケージの介在数が多くなって、セクション警
報およびパス警報の装置内転送が複雑になる。
【0019】 装置構成と警報の装置内転送が複雑に
なるため、警報が発生した場合、保守性を考慮して、フ
ェイル評定を確実に行なえるようにすることが必要であ
る。 セクション警報転送方式と、パス警報転送方式を結
合する定義が必要になる。 異機能機種の融合を行なうものであるため、制御C
PUパッケージの新規開発が必要になる等、開発の効率
を阻害する要因が存在する。
【0020】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理的
構成を示したものである。
【0021】(1) セクション区間の信号と低速信号との
相互の変換を行なう機能を二重化して有し、指示に応じ
て切替えを行なうセクション切替部101と、パス区間
の信号と低速信号との相互の変換を行なう機能を二重化
して有し、指示に応じて切替えを行なうパス切替部10
2と、セクション区間側の低速信号とパス区間側の低速
信号との接続を行なう機能を二重化して有し、指示に応
じて切替えを行なう装置内二重化切替部103とを備え
てなるSDH伝送装置において、セクション区間の信号
に付随する警報信号を終端して警報を検出する機能をセ
クション切替部101に設け、パス区間の信号に付随す
る警報信号を終端して警報を検出する機能をパス切替部
102に設け、セクション区間の信号に付随する一部の
警報信号を終端して警報を検出する機能と、パス区間の
信号に付随する一部の警報信号を終端して警報を検出す
る機能とを装置内二重化切替部103に設けるととも
に、各部からの警報を収集して対応する各部の切替えを
指示する出力を発生する監視部104を設ける。
【0022】(2) (1) の場合に、装置内におけるセクシ
ョン切替えおよびパス切替えに複数の切替方式モードを
有する場合、切替方式モードの変更に応じて警報の検出
方法を変更する。
【0023】(3) (1) の場合に、装置内におけるセクシ
ョン切替えおよびパス切替えに応じて、運用系の警報に
特定の運用コードを付加し、非運用系の警報に特定の非
運用コードを付加して転送する。
【0024】
【作用】本発明においては、セクション区間からパス区
間への警報転送、およびパス区間からセクション区間へ
の警報転送を行なう回路を、SDH伝送装置に搭載し
て、セクション−パス間の警報転送と警報検出とを行な
う。
【0025】本発明の警報転送検出方式においては、図
7に示されたSDH伝送装置において、次のような機能
を有している。
【0026】 セクション側からパス警報を検出する
場合、パス警報の扱いは次のようになる。 a) セクション側とのインタフェースをとるセクション
インタフェース部から、パス警報が転送されてきた場合
は、以下のような方法によってパス警報を検出する。
【0027】セクション区間でのパス警報検出方法とし
て、従来は、運用系のみの警報出力を行なっている。図
7に示された装置においては、セクション切替部とパス
切替部との間に設けられた、装置内二重化切替部におい
て、セクションから入力された信号を両系に分岐して出
力する。分岐出力された信号を、両系のパス切替部で受
信して、この部分で、従来のパス警報転送方式と同様
に、運用コードまたは非運用コードを付加して警報出力
を行なう。
【0028】b) パス側とのインタフェースをとるパス
インタフェース部から、パス警報が転送されてきた場合
は、以下のような方法によってパス警報を検出する。
【0029】パス区間でのパス警報検出方法として、従
来は、運用系と非運用系に対する警報出力を行なってい
る。図7に示された装置においても、従来の仕様どおり
としているが、装置内二重化部からセクション側に分岐
出力された信号は、非運用系の検出警報に、ソフトマス
クの手段を用いて、外部に発出禁止とすることによっ
て、セクション切替部の運用系によって警報検出を行な
えるようにして、パス警報は運用系のみに警報出力す
る、従来仕様に合わせている。
【0030】 セクション警報の扱いは、次のように
なる。装置は、運用系および非運用系のすべてのセクシ
ョン警報を、認識することができるが、そのセクション
警報を検出したパッケージ部において、警報出力のフェ
イル評価および警報出力を行なう仕様とした。また、装
置内二重化部のセクション警報は、殆どの場合、装置内
故障に基づく警報検出であるため、すべて装置故障(E
QP ALM)として、警報出力するようにしている。
【0031】
【実施例】以下、図2ないし図4に基づいて、本発明の
実施例を説明する。図2は、本発明の一実施例の構成を
示したものであって、本発明を適用した超高速専用回線
終端装置の概略構成を、パッケージ単位のブロック図に
よって示し、210,211はセクションインタフェース
部、220,221 は切替盤、230,231 はパスインタ
フェース部、240,241 はパス側OH終端部、250,
251 はOH終端部であって、各部において、添字0は
0系,添字1は1系を表している。
【0032】また各部において、DISは定常的に信号
の分配を行なう分配部、SELは正常時と異常時との切
替えを行なう選択部である。26はセクション側の警報
収集CPU、27はパス側の警報収集CPU、28はセ
クション側の警報出力処理CPU、29はパス側の警報
出力処理CPUである。図中において、→の方向は主信
号上り回線を示し、←は主信号下り回線を示している。
【0033】セクションインタフェース部210,211
は、高速切替インタフェース部を形成し、セクションの
切替機能と、セクション区間の高速側の警報終端機能と
を有している。すなわち、0系と1系のセクション区間
の主信号のインタフェースをとって、高速信号と低速信
号との相互の変換を行なうとともに、それぞれ分配部D
ISを備えて、入力信号を0系と1系に分配し、選択部
SELを備えて、0系または1系の信号から選択して入
力することによって、高速側の系切替えを行なう。ま
た、セクションの高速側のオーバヘッド(SOH)を抽
出して、その中で警報に定義されているビット,バイト
を検出する。
【0034】切替盤220,221 は、低速切替インタフ
ェース部を形成し、セクション区間の低速側の切替え機
能と、セクション区間の低速側の警報終端機能とを有し
ている。すなわち、それぞれ選択部SELを備えて、0
系と1系の入力を選択して入力するとともに、それぞれ
分配部DISを備えて、入力信号を0系と1系に分配し
て出力することによって低速側の系切替えを行なう。ま
た、セクションの低速側のオーバヘッドを抽出して、そ
の中で警報に定義されているビット,バイトを検出す
る。
【0035】パスインタフェース部230,231 は、高
速切替インタフェース部を形成し、パスの切替機能と、
パス区間の高速側の警報終端機能とを有している。すな
わち、0系と1系のパス区間の主信号のインタフェース
をとって、高速信号と低速信号との相互の変換を行なう
とともに、それぞれ分配部DISを備えて、入力信号を
0系と1系に分配し、選択部SELを備えて、0系また
は1系の信号から選択して入力することによって、高速
側の系切替えを行なう。また、パスの高速側のオーバヘ
ッド(POH)を抽出して、その中で警報に定義されて
いるビット,バイトを検出する。
【0036】パスのOH終端部240,241 は、低速切
替インタフェース部を形成し、パス区間の低速側の切替
え機能と、パス区間の低速側の警報終端機能とを有して
いる。すなわち、それぞれ選択部SELを備えて、0系
と1系の入力を選択して入力するとともに、それぞれ分
配部DISを備えて、入力信号を0系と1系に分配して
出力することによって低速側の系切替えを行なう。ま
た、パスの低速側のオーバヘッドを抽出して、その中で
警報に定義されているビット,バイトを検出する。
【0037】OH終端部250,251 は、SOH中の一
部の警報を終端するとともに、POH中の一部の警報を
終端することによって、装置内の障害やパッケージ間の
ケーブル断等を検出して、系切替えの警報を発生する。
【0038】セクションインタフェース部210,211
の切替機能と、切替盤220,221の切替機能とは、セ
クション切替部を形成し、パスインタフェース部230,
23 1 の切替機能と、パスのOH終端部240,241
切替機能とは、パス切替部を形成し、さらにセクション
切替部とパス切替部とによって、装置内二重化切替部を
形成する。
【0039】警報収集CPU26は、セクションインタ
フェース部210,211 と、切替盤220,221 と、O
H終端部250,251 とから警報を収集し、警報出力処
理CPU28は、収集された警報に基づいてそれぞれ必
要な出力処理を行ない、警報収集CPU27は、パスイ
ンタフェース部210,211 と、パスのOH終端部24
0,241 とから警報を収集し、警報出力処理CPU29
は、収集された警報に基づいてそれぞれ必要な出力処理
を行なって、図示されない外部出力装置に対して指示を
発生する。
【0040】セクション切替部は、外部出力装置からの
制御に応じて、それぞれの選択部SELの切替えを行な
うことによって、セクションインタフェース部における
警報検出機能と、切替盤における警報検出機能とからな
る、セクションの警報検出部の情報に応じて系切替動作
を行ない、パス切替部は、外部出力装置からの制御に応
じて、それぞれの選択部SELの切替えを行なうことに
よって、パスインタフェース部における警報検出機能
と、パスのOH終端部における警報検出機能とからな
る、パスの警報検出部の情報に応じて系切替動作を行な
い、さらに装置内二重化切替部は、外部出力装置からの
制御に応じて、それぞれの選択部SELの切替えを行な
うことによって、OH終端部における警報検出機能から
なる、セクションの警報検出部とパスの警報検出部の情
報に応じて系切替動作を行なう。
【0041】このように、本発明方式の超高速専用回線
終端装置においては、装置内各パッケージにおいて、オ
ーバーヘッドを終端して、セクション警報とパス警報と
をそれぞれ分配,選択して二重化切替えを行なうことが
できるようになっている。
【0042】図3は、本発明方式における、装置内切替
モードとパス警報検出方法の変更方法を説明するもので
あって、0系,1系のセクションインタフェース部とパ
スインタフェース部の構成に対応する、4種類の設定可
能モードを示している。これらの各モードは、超高速専
用回線終端装置における、図示されない制御装置からそ
れぞれに対応するコマンドを入力することによって、任
意に設定できるように構成されている。
【0043】ここで、セクション二重化は、SOHのK
1/K2バイトを切替情報として用いるセクション切替
方式であり、パス二重化は、POH内のZ4バイトを切
替情報として用いるパス切替方式である。また一重化
は、セクション0系と、パス0系を冗長構成を有しない
構成として、主信号のみを伝送する回線とする方式であ
る。
【0044】完全二重化は、セクション0系と、パス0
系を冗長構成を有しない構成として、主信号のみを伝送
する回線とする方式であり、1システム内に2回線を収
容する。また、回線に接続されている図示されないDS
U(Digital Service Unit)からの制御によって、許容
されない回線使用時、回線を遮断するシャッタ制御が可
能である。
【0045】図4は、二重化設定時のパス警報検出方法
を説明するものであって、図3におけるモード1の場合
のパス警報検出方法を例示している。図中において31
はLT(Line Terminal )であって、モジュールAから
なっている。32は、本発明方式の超高速専用回線終端
装置である。33は光伝送路、34,35はモジュール
Aからなる現用の中継装置であって、これらは例えば山
側の伝送路を形成する。36は光伝送路、37,38は
予備の中継装置であって、これらは例えば海側の伝送路
を形成している。39は、対向側の超高速専用回線終端
装置である。
【0046】超高速専用回線終端装置32では、Sで示
すセクションインタフェース部に入力されるP−AIS
(Alarm Indication Signal )によって、以下のように
して警報検出を行なう。
【0047】 セクションインタフェース部Sにおい
て、P−AISを受信し検出する。 セクションインタフェース部において検出されたP
−AISは、装置内二重化切替部によって、運用側と非
運用側の双方に分配され、Pで示すパスインタフェース
部へ送られる。
【0048】 パスインタフェース部Pでは、運用系
パッケージと非運用系パッケージの両方でP−AISを
検出し、系の運用状態を示す運用コード、または非運用
状態を示す非運用コードからなる運用情報を付加して、
監視装置へ警報を出力する。また、各チャネルの回線
は、常に0系と1系のいずれかが運用状態になっている
ので、運用回線側を出力する。
【0049】なおパス回線区間では、主信号回線として
運用回線と非運用回線の2回線持つので、出力警報に
は、それぞれの運用コードを付加して送出する。
【0050】図5は、完全二重化設定時のパス警報検出
方法を説明するものであって、図3におけるモード4の
場合に対応している。図中において、図4におけると同
じものを同じ番号で示している。
【0051】超高速専用回線終端装置32では、Sで示
すセクションインタフェース部に入力されるP−AIS
によって、以下のようにして警報検出を行なう。
【0052】 セクションインタフェース部Sから入
力されたP−AISに対しては、0系,1系ともに、運
用回線の場合は、運用警報を出力する。 完全二重化設定モードでは、各チャネルの回線は2
回線となるので、チャネルの警報であるCH−AIS
は、2回線分出力できる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、セ
クション切替えの機能とパス切替えの機能とを統合した
装置内部の主信号系パッケージに、セクション警報とパ
ス警報の終端回路を有しているので、警報発生箇所を的
確にフェイル(故障)評定することができ、保守の簡略
化を図ることができる。またセクション監視区間とパス
監視区間の主信号回線を結合できる装置において警報監
視を行なうので、それぞれの警報監視を一括して行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図3】本発明方式における、装置内切替モードとパス
警報検出方法の変更方法を説明する図である。
【図4】二重化設定時のパス警報検出方法を説明する図
である。
【図5】完全二重化設定時のパス警報検出方法を説明す
る図である。
【図6】セクション冗長切替えを持つSDH伝送装置の
概略構成を示す図である。
【図7】パス冗長切替えを持つSDH伝送装置の概略構
成を示す図である。
【図8】セクション冗長切替えとパス冗長切替えとを持
つSDH伝送装置の概略構成を示す図である。
【符号の説明】
101 セクション切替部 102 パス切替部 103 装置内二重化切替部 104 監視部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 29/14 (72)発明者 大隈 一好 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目22番8 号 富士通九州ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 黒木 晃 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目22番8 号 富士通九州ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 小松 剛 石川県金沢市尾山町1番8号 富士通北陸 通信システム株式会社内 (72)発明者 小泉 秀之 石川県金沢市尾山町1番8号 富士通北陸 通信システム株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セクション区間の信号と低速信号との相
    互の変換を行なう機能を二重化して有し、指示に応じて
    切替えを行なうセクション切替部と、パス区間の信号と
    低速信号との相互の変換を行なう機能を二重化して有
    し、指示に応じて切替えを行なうパス切替部と、セクシ
    ョン区間側の低速信号とパス区間側の低速信号との接続
    を行なう機能を二重化して有し、指示に応じて切替えを
    行なう装置内二重化切替部とを備えてなるSDH伝送装
    置において、 セクション区間の信号に付随する警報信号を終端して警
    報を検出する機能を前記セクション切替部に設け、パス
    区間の信号に付随する警報信号を終端して警報を検出す
    る機能を前記パス切替部に設け、セクション区間の信号
    に付随する一部の警報信号を終端して警報を検出する機
    能と、パス区間の信号に付随する一部の警報信号を終端
    して警報を検出する機能とを前記装置内二重化切替部に
    設けるとともに、該各部からの警報を収集して対応する
    各部の切替えを指示する出力を発生する監視部を設けた
    ことを特徴とする警報転送検出方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の警報転送検出方式にお
    いて、装置内におけるセクション切替えおよびパス切替
    えに複数の切替方式モードを有する場合、該切替方式モ
    ードの変更に応じて警報の検出方法を変更することを特
    徴とする警報転送検出方式。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の警報転送検出方式にお
    いて、装置内におけるセクション切替えおよびパス切替
    えに応じて、運用系の警報に特定の運用コードを付加
    し、非運用系の警報に特定の非運用コードを付加して転
    送することを特徴とする警報転送検出方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012023664A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Nec Corp 冗長ペア、信号伝送方法およびプログラム

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