JPH08172372A - 無線通信機 - Google Patents

無線通信機

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JPH08172372A
JPH08172372A JP6334613A JP33461394A JPH08172372A JP H08172372 A JPH08172372 A JP H08172372A JP 6334613 A JP6334613 A JP 6334613A JP 33461394 A JP33461394 A JP 33461394A JP H08172372 A JPH08172372 A JP H08172372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
position data
data
cpu
station
memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP6334613A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Kakinuma
英明 柿沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaesu Musen Co Ltd
Original Assignee
Yaesu Musen Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yaesu Musen Co Ltd filed Critical Yaesu Musen Co Ltd
Priority to JP6334613A priority Critical patent/JPH08172372A/ja
Publication of JPH08172372A publication Critical patent/JPH08172372A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 指向性アンテナを用いて、中・遠距離通信を
行う場合、無線従事者の判断・計算等を要せずに、相手
局の方向を識別し、指向性アンテナの方向制御操作を簡
便化することのできる無線通信機の提供を目的とする。 【構成】 送信時においては自局の位置データを送信の
最初又は途中又は最後に送出する手段と、また受信時に
おいては相手局から送信された位置データを検出する手
段と、検出した該位置データを記憶する手段と、該位置
データから方向指示データを計算し出力する手段とから
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、指向性アンテナを用い
て中距離・遠距離通信を行うアマチュア無線通信機及び
業務用無線通信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】指向性アンテナを用いて中距離・遠距離
通信(数10Km〜数1000Km以上の距離間の無線
通信)を行う場合においては、無線通信業務の安定確保
のために、指向性アンテナの指向性を相手局の方向へと
制御する必要性があり、従来から用いられている相手局
の位置確認の手段としては、以下の様なものがあった。
【0003】相手局のコールサインから局名録(無線局
名簿)等を検索する事により、その国籍・所在地等につ
いての大雑把な判断は可能である。その大雑把な位置情
報から、無線従事者が地図等を用いて自局から見た相手
局の方向を判断し、指向性アンテナの方向操作を行って
いた。
【0004】相手局が位置情報をアナウンスしてから、
その位置情報により無線従事者が相手局の方向を判断
し、指向性アンテナの方向操作を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のいずれにおいて
も、得られた位置情報より、無線従事者自らが自局から
見た相手局の方向を、地図等を用い検索・計算を行い判
断しなければならなかった。また無線従事者自らが、無
線通信業務の安定確保のため、お互いの信号の電界強度
をなるべく強くかつ明瞭に送信・受信出来るように、指
向性アンテナの指向性を相手局の方向へと適宜調整・操
作しなければならないという問題があった。
【0006】また一部には、FSK(Frequency-Shift-
Keying)等を用いてコールサインをデータにより送出す
る無線通信機もあったが、単にコールサイン確認のため
の表示や記録用のデータとして使用されている程度であ
った。
【0007】従って本発明の目的は、無線を用いた中距
離・遠距離通信において、相手局との無線通信業務の安
定確保のために、指向性アンテナの方向操作を行う場合
に生じる問題に解決を与える点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、送信時におい
ては自局の位置データを送信の最初又は途中又は最後に
送出する手段と、また受信時においては相手局から送信
された位置データを検出する手段と、検出した該位置デ
ータを記憶する手段と、該位置データから方向指示デー
タを計算し出力する手段とから構成される。
【0009】
【作用】本発明は、相手局より送出された位置データを
受信した場合、その位置データを記憶し、CPUにおい
て予め入力してある自局の位置データと演算処理を行
い、無線従事者が利用し易い方向指示データへと変換
し、ディスプレイ表示をするものである。
【0010】
【実施例】アマチュア無線において、海外と交信を行う
場合には、主に短波帯が使用される。また、短波帯のア
マチュア無線用無線通信機では、データ送出の方法とし
ては、一般にFSKを用いたディジタル変調が用いられ
ている。しかし、短波帯ではフェーディング、つまり電
離層の電波伝搬状態の乱れによる信号強度変化の影響な
どでビット・エラーが生じるため、ディジタル変調の送
出スピードは低速度に制限され、多量の連続データ通信
には向かないが、位置データ等の短いデータ送出に用い
るのは充分に有効である。
【0011】図4、図5及び図6を用いて、グリッド・
ロケーター法について説明する。グリッド・ロケーター
法(Grid-Locator又は Grid-Square-Locator)とは、主
にアマチュア無線従事者において一般的に使用されてい
る地球上の位置区分方法である。地球上の全域を網目状
に区切り、それぞれに対し番地を割り当てる事により地
球上の位置を一意的に表す方法である。この網目は必要
に応じ、細分化することにより、より細かな位置情報を
得ることが可能である。
【0012】図4は世界全体をAAからRRまで、32
4個に区分したものである。また図5は、図4で区分さ
れた1区画をさらに100個に区分したものである。例
を上げると、東京はこの区分のうち、図4においてはP
Mに含まれる。次に、このPMは図5のとうり、さらに
100個に区分されている。このうち、東京は95の区
画に含まれる。即ち、東京をグリッド・ロケーター法に
よる区分で表示すると、PM95に含まれるということ
になる。図6により、これをさらに分割した場合には、
576個に分割され、縦約4.6km、横約7.5km
の矩形にまで区分できる。例えば、東京都豊島区巣鴨駅
周辺はPM95URと表すことができる。つまり、グリ
ッド・ロケーター法を用いると、6文字のデータで十分
に精度の高い位置データを構成する事が可能である。
【0013】次に図1を用いて、本発明の構成について
説明する。図1において、1は指向性アンテナ、2は分
配部、3は受信部、4は復調部、5はAF増幅部、6は
スピーカ、7はCPU、8は表示部、9は送信部、10
は変調部、11はマイクである。
【0014】先ず受信時の動作について説明する。指向
性アンテナ1で、検出した高周波信号は分配部2を通過
し、受信部3及び復調部4で低周波信号へ変換される。
CPU7において、低周波信号に位置データが含まれて
いると判断されると、自局の位置データと演算処理され
て方向指示データとしてCPU7内部のメモリに格納さ
れる。そのメモリに格納された方向指示データは表示部
8においてディスプレイ表示される。この表示から、無
線従事者が指向性アンテナ1の方向を相手局方向へ操作
し、互いに電界強度最大に近い状態に設定ができて、通
信が安定確保されることとなる。方向指示データのディ
スプレイ表示は、方位角を数字で示したり、又は方位磁
石のようにアナログ的に針で示すものでもよい。
【0015】一方送信時は、CPU7に予め無線従事者
が入力しておいた自局の位置データを、CPU7から送
信の最初、途中又は最後に変調部10へと出力し、送信
部9を経て分配部2を通り、アンテナ1から電波として
送出される。
【0016】次に、図2のフローチャート図を用いて、
受信時の動作について説明する。指向性アンテナ1で検
出された高周波信号は分配部2、受信部3、復調部4を
経て低周波信号へと変換され、CPU7へと入力され
る。CPU7において低周波信号中に位置データが検出
されると、判断ボックスS1においてYへと進む。位置
データが検出されない場合はスタートへと戻る。S2に
おいてCPU7内部で位置データの演算処理を経て、S
3でメモリ1へ格納される。次に、自局の位置データが
予め入力されている場合には、S4において、Yへと進
む。S5においては、予め入力されている自局の位置デ
ータと、S3においてメモリ1に格納されている相手局
の位置データとを演算処理する。その処理結果をS6に
おいてメモリ2へと格納する。最後にS7では、そのメ
モリ1及びメモリ2の内容をディスプレイ表示し終了す
る。しかしS4において、自局の位置データが入力され
ていない場合については、Nへ進み、S7でメモリのデ
ィスプレイ表示を行い終了する。この場合、メモリ2は
当然データ無しの表示となる。
【0017】次に、図3のフローチャート図を用いて、
送信時の動作について説明する。先ず、自局の位置デー
タが予め無線従事者により入力されていない場合には、
P1の判断ボックスでNへと進む。つまりCPU7にお
いて自局の位置データ無しと判断され、位置データの送
出はされない。即ち位置データを送出可能な状態にする
には、予め自局の位置データを入力しておく必要があ
る。位置データが入力されている場合には、P1の判断
ボックスにおいてYへ進む。つまりCPU7において自
局の位置データ有りと判断され、変調部10、送信部
9、分配部2を経て指向性アンテナ1から位置データが
送信される。例えば、無線局の設置場所が巣鴨駅周辺の
場合、PM95URという位置データを予め入力してお
けば、送信時に自動的に位置データとして送信される。
【0018】また、受信時に検出した方向指示データを
CPU7からのデータ出力端子より取り出し、直接指向
性アンテナ1の方向制御データとして用いて、指向性ア
ンテナ1の方向の自動制御を行わせるという応用も可能
である。
【0019】
【発明の効果】本発明によって、無線を用いた中距離・
遠距離通信において、相手局から送出された位置データ
から、CPUにより演算処理を行い方向指示データに変
更し、その方向指示データを元に無線従事者が指向性ア
ンテナの方向を操作し最適な状態で通信が行えるという
効果が生じる。即ち、無線従事者の手を煩わすことな
く、単に無線従事者がディスプレイ表示を一瞥するだけ
で相手局の方向を正確に確認できるというものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の受信時の動作を示すフローチャート
図。
【図3】本発明の送信時の動作を示すフローチャート
図。
【図4】グリッド・ロケーター法による位置データの説
明図。
【図5】図4のPMの区画をさらに区分した説明図。
【図6】図5のPM95の区画をさらに区分した説明
図。
【符号の説明】
1 指向性アンテナ 2 分配部 3 受信部 4 復調部 5 AF増幅部 6 スピーカ 7 CPU 8 表示部 9 送信部 10 変調部 11 マイク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信及び受信する手段を有する無線通信
    機において、 送信時においては自局の位置データを送信の最初又は途
    中又は最後に送出する手段と、受信時においては相手局
    から送信された位置データを検出する手段と、検出した
    該位置データを記憶する手段と、該位置データから方向
    指示データを計算し出力する手段とを有することを特徴
    とした無線通信機。
  2. 【請求項2】 前記位置データとしてはグリッド・ロケ
    ーター法を用いる請求項1記載の無線通信機。
  3. 【請求項3】 前記方向指示データとしては方位角を用
    いる請求項1記載の無線通信機。
JP6334613A 1994-12-20 1994-12-20 無線通信機 Pending JPH08172372A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6334613A JPH08172372A (ja) 1994-12-20 1994-12-20 無線通信機

Applications Claiming Priority (1)

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JP6334613A JPH08172372A (ja) 1994-12-20 1994-12-20 無線通信機

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JPH08172372A true JPH08172372A (ja) 1996-07-02

Family

ID=18279341

Family Applications (1)

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JP6334613A Pending JPH08172372A (ja) 1994-12-20 1994-12-20 無線通信機

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Cited By (2)

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JP2007124424A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Icom Inc 無線通信機
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