JPH08171837A - 短絡コネクタ - Google Patents

短絡コネクタ

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JPH08171837A
JPH08171837A JP31684294A JP31684294A JPH08171837A JP H08171837 A JPH08171837 A JP H08171837A JP 31684294 A JP31684294 A JP 31684294A JP 31684294 A JP31684294 A JP 31684294A JP H08171837 A JPH08171837 A JP H08171837A
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JP
Japan
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contact
short
connector
circuit
separator
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JP31684294A
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English (en)
Inventor
Koji Takahashi
廣次 高橋
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子回路基板の回路接続において、回路短絡
用として使用される短絡コネクタ自体を単一部品とし、
これによって部品管理を容易にするとともに、電子回路
基板への実装作業における工数削減を可能とした短絡コ
ネクタを提供すること。 【構成】 導電性の弾性部材で形成された対向する接点
部4a、5aを有する対のコンタクト4、5と、絶縁材
で形成され、コンタクト4、5の接点部4a。5a間に
侵入して、これらの接点部どうしを離間する位置と、接
点部間から退避して接点部4a、5aどうしが接触する
位置との間で移動自在に設けられたセパレータ2と、セ
パレータ2と対のコンタクト4、5とを保持するコネク
タ本体1から構成されており、セパレータ2の操作によ
り、接点部4a、5a間を、短絡または開放状態とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、短絡コネクタにかか
り、特に、電子回路基板上の回路接続部の回路開閉用と
して使用される短絡コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】図3に従来例を示す。この図3に示す従
来は、電子回路基板上の回路接続部において、回路短絡
用として使用されるもので、雄側コネクタ14と雌側コ
ネクタ15とが個別の部品となっている。そして、電子
回路基板13上に半田付け部16で半田付けされた雄側
コネクタ14の雄側コンタクト部材14aに対して、雌
側コネクタ15の雌側コンタクト部材15aが、図3に
示す矢印方向に嵌合させることによって回路の短絡を行
うように構成されている。
【0003】この種の短絡コネクタでは、半田付け実装
の後に行われる電子回路基板13の洗浄工程において、
雄側コネクタ14と雌側コネクタ15とを嵌合させたま
ま洗浄を行うと、前記雄側コンタクト部材14a及び雌
側コンタクト部材15aに洗浄後の残渣として、フラッ
クス等の異物が付着して、接触不良を発生させる恐れが
ある。このため、電子回路基板13へ雄側コネクタ14
を半田付け実装した状態で電子回路基板13を洗浄し、
洗浄完了後に雄側コネクタ14の雄側コンタクト部材1
4aに雌側コネクタ15の雌側コンタクト部材15a
を、図4に示す状態に嵌合するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構造の従来の短絡コネクタにおいては、雄側コネクタ
14と雌側コネクタ15が個別の部品として構成されて
いるため、電子回路基板13に実装する際に、雄側コネ
クタ14と雌側コネクタ15のそれぞれに異なった生産
工程上の部品管理が必要となる。また、特に雌側コネク
タ15は手作業によって電子回路基板13へ装着を行っ
ているため、装着忘れが発生したり、部品準備を含めた
取付工数が多くなる等の欠点があった。
【0005】さらに、電子回路基板13に実装された短
絡コネクタの部分で回路を開放状態に設定する際に、雌
側コネクタ15を雄側コネクタ14から抜き取って保管
する場合、雌側コネクタ15を紛失する恐れがあった。
【0006】そこで、上記のような従来構造の短絡コネ
クタの代わりに、特開平3−214523号公報に記載
されているような単一部品として構成されるスライドス
イッチを使用することも考えられている。
【0007】しかしながら、この特開平3−21452
3号公報に記載されているスライドスイッチは、空洞の
絶縁体内をスライドする絶縁部材に弾性スイッチコンタ
クトを設け、弾性スイッチコンタクトによって対のコン
タクト部材間を選択的に短絡させる構造のため、サイズ
が大きく、部品集積度の高い電子回路基板上の所望の位
置に短絡コネクタとして多数配置することは困難であっ
た。
【0008】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに、電子回路基板の回路接続において、
回路短絡用の短絡コネクタを単一部品として構成するこ
とにより部品管理を容易にするとともに、電子回路基板
への実装作業における工数を削減し、これによって、本
来的な機能を損なうことなく実装作業の能率向上および
生産性向上を図った短絡コネクタを提供することを、そ
の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、電子回路基
板の回路接続で回路開閉用として使用される短絡コネク
タにおいて、導電性の弾性部材で形成され対向する接点
部を有する対のコンタクト部材と、絶縁材で形成され,
前記対のコンタクト部材の前記接点部間に侵入して当該
各接点部を離間し,或いは接点部相互間から退避して接
点部同志が接触するのを許容するセパレータとを備えて
いる。そして、セパレータと前述した対のコンタクト部
材とを保持するコネクタ本体を装備する、等の構成を採
っている。これによって前述した目的を達成しようとす
るものである。
【0010】
【作用】上記のように構成された本発明にかかるコネク
タは、セパレータを対のコンタクト部材の接点部間に侵
入させた位置では、接点部間が離間され回路は開放され
た状態となる。回路を短絡させるには、セパレータを対
のコンタクト部材の接点部間から退避させると、対のコ
ンタクト部材の弾性によって接点部どうしが接触して短
絡状態となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図2に基
づいて詳細に説明する。
【0012】図1において、電子回路基板の回路接続で
回路開閉用として使用される短絡コネクタは、導電性の
弾性部材で形成され対向する接点部4a,5aを有する
対のコンタクト部材4,5と、絶縁材で形成され,当該
対のコンタクト部材4,5の接点部4a,5a間に侵入
して当該各接点部4a,5aを離間し,或いは接点部4
a,5a相互間から退避して接点部4a,5a同志が接
触するのを許容するセパレータ2とを備えている。ま
た、セパレータ2と前述した対のコンタクト部材4,5
とを保持するコネクタ本体1を装備している。
【0013】対のコンタクト部材4,5は、相互に対向
してコネクタ本体1内に装備され、また、その先端部は
対向面側にそれぞれほぼV字状に曲折され、その曲折さ
れた先端に前述した接点部4a,5aが設けられてい
る。また、前述した対のコンタクト部材4,5は、その
先端部の接点部4a,5aが、各コンタクト部材4,5
の相互間の中央部に配設されている。
【0014】これを更に詳述すると、図1に示すよう
に、短絡コネクタは、電子回路基板3上へ半田付け部6
によって接続される対のコンタクト部材4及びコンタク
ト部材5、セパレータ2、および合成樹脂等の絶縁材に
よって成形されたコネクタ本体1とから組み立てられた
単一の部品として構成されている。
【0015】コンタクト部材4とコンタクト部材5は、
燐青銅等の弾性に富む導電性材によって形成されてお
り、それぞれの上部は折り曲げられて、先端に接点部4
a、接点部5aが形成されている。そして、コンタクト
部材4及びコンタクト部材5の下部は、後述するコネク
タ本体1の底部に支持されるとともに、コネクタ本体1
を貫通してそれぞれの下端が電子回路基板3上に半田付
け部6で半田付けされて固定される端子部4b,5bと
なっている。
【0016】コネクタ本体1は、ブロック状で、その内
部が中空に形成されている。コネクタ本体1の上面に
は、その内部と連通されたセパレータ挿通孔1aが設け
られている。このセパレータ挿通孔1aは適度の摩擦力
が発生し得るように所定のプラスチックによるコーティ
ングが付されている。これによって、セパレータ2は任
意の位置に停止し得るようになっている。
【0017】コンタクト部材4とコンタクト部材5は、
それぞれ接点部4aと接点部5aとがコネクタ本体1内
で互いに対向して、それぞれの弾性によって互いに接触
状態を保持できるようにコネクタ本体1によって保持さ
れている。また、コネクタ本体1に設けられているセパ
レータ挿通孔1aによって、セパレータ2が上下動自在
に支持されている。
【0018】セパレータ2は、その上部が操作部2aと
なっており、また、操作部2aの下面から接点作動部2
bが垂直に設けられている。セパレータ2の接点作動部
2bは、セパレータ挿通孔1aを摺動自在に貫通して、
その下部がコネクタ本体1内に配置されており、コンタ
クト部材4とコンタクト部材5の対向している接点部4
aと接点部5aとの間に侵入する位置と、これらの間か
ら上方へ退避する位置とが選択できるように構成されて
いる。
【0019】上記のように構成された本実施例における
短絡コネクタは、コネクタ本体1の下面から突出された
コンタクト部材4とコンタクト部材5のそれぞれの端子
部4b,5bを、電子回路基板3上に形成された回路
に、半田付け部6で半田付けすることによって装着され
る。そして、短絡コネクタを短絡状態にするには、コネ
クタ本体1の上面に露出されているセパレータ2の操作
部を引上げた位置に移動させることによって、セパレー
タ2の接点作動部の下端は、対向している接点部4aと
接点部5aとの間から退避し、接点部4aと接点部5a
はそれぞれの弾性によって互いに接触して図1に示すよ
うな短絡状態となる。
【0020】また、短絡コネクタの短絡状態を解除する
場合には、図2に示すように、セパレータ2の操作部2
aを上方から押圧して、コネクタ本体1内にセパレータ
2の接点作動部2bをさらに押し込むと、接点作動部2
bの下端は、互いに接触状態となっている接点部4aと
接点部5aとの間に割り込んでこれらを離間させ、短絡
状態が解除される。
【0021】ここで、上記実施例において用いられてい
るセパレータ2は、接点部4aと接点部5aとの短絡状
態を解除している位置で、コネクタ本体1からの脱落を
防止するために、コネクタ本体1のセパレータ挿通孔1
aの下面側と当接する突起等の係止部を接点作動部2b
に形成することが好ましい。また、セパレータ2の接点
作動部2bには、接点部4aと接点部5aとの間に侵入
した位置が保持されるように、これらの接点部4a,5
aと係合する突部を設けて、振動等の外力によって、セ
パレータ2が移動してコンタクト部材4とコンタクト部
材5の接点部4a,5a間が不用意に短絡状態になるこ
とを防止するように構成しても良い。
【0022】また、コネクタ本体1は、コンタクト部材
4及びコンタクト部材5の各接点部4a,5aを内部に
密閉する中空構造とすることが、接点部4a,5aの保
護及び、電子回路基板3上の電子部品との短絡事故や接
点部4a,5aへの埃等の付着を防止する面から好まし
いが、コネクタ本体1を、コンタクト部材4,5とセパ
レータ2とを支持する厚み方向の両面が開放された枠状
に形成することにより、組立や調整が容易となり、ま
た、コネクタ本体1の電子回路基板3上での取付に必要
なスペースを少なくすることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は短絡コネ
クタを、対のコンタクト部材とこれらのコンタクト部材
相互間を開放状態あるいは短絡状態とするためのセパレ
ータとを、コネクタ本体に組み込んで単一部品として構
成しているため、電子回路基板への実装作業における部
品点数の削減を図ることができ、作業性の向上を図るこ
とができる。
【0024】また、短絡コネクタが単一部品として構成
されているため、生産工程上の部品管理が容易になる。
【0025】さらに、上記の効果に加えて、本発明の短
絡コネクタは、従来の雄側コネクタと雌側コネクタが個
別の部品として構成されている構造の短絡コネクタのよ
うに、雌側コネクタを紛失する恐れがない。また、本発
明の短絡コネクタは構造が簡単でコンパクトにできるた
め、電子回路基板上での占有スペースが少なく、電子回
路基板上の所望の位置に配置することが容易にできる、
という従来にない優れた短絡コネクタ装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における回路短絡状態を示す
断面図である。
【図2】本発明の一実施例における回路開放状態を示す
断面図である。
【図3】従来構造の短絡コネクタにおける回路開放状態
を示す図である。
【図4】従来の短絡コネクタにおける回路短絡状態を示
す図である。
【符号の説明】
1 コネクタ本体 2 セパレータ 3 電子回路基板 4,5 コンタクト部材 4a,5a 接点部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路基板の回路接続で回路開閉用と
    して使用される短絡コネクタにおいて、 導電性の弾性部材で形成され対向する接点部を有する対
    のコンタクト部材と、絶縁材で形成され,前記対のコン
    タクト部材の前記接点部間に侵入して当該各接点部を離
    間し,或いは接点部相互間から退避して接点部同志が接
    触するのを許容するセパレータとを備え、 前記セパレータと前記対のコンタクト部材とを保持する
    コネクタ本体を装備したことを特徴とする短絡コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記対のコンタクト部材は、相互に対向
    して前記コネクタ本体内に装備されると共に、その先端
    部が対向面側にほぼV字状に曲折され、その曲折された
    先端に前記接点部が設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の短絡コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記対のコンタクト部材は、その先端部
    の接点部が、各コンタクト部材相互間の中央部に配設さ
    れることを特徴とする請求項2記載の短絡コネクタ。
JP31684294A 1994-12-20 1994-12-20 短絡コネクタ Pending JPH08171837A (ja)

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JP31684294A JPH08171837A (ja) 1994-12-20 1994-12-20 短絡コネクタ

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JPH08171837A true JPH08171837A (ja) 1996-07-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180002128U (ko) * 2016-12-30 2018-07-10 주식회사 유라코퍼레이션 퓨즈 스위치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5343480B1 (ja) * 1969-12-09 1978-11-20
JPS5343479B2 (ja) * 1976-12-21 1978-11-20

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971118