JPH08171496A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH08171496A
JPH08171496A JP6312996A JP31299694A JPH08171496A JP H08171496 A JPH08171496 A JP H08171496A JP 6312996 A JP6312996 A JP 6312996A JP 31299694 A JP31299694 A JP 31299694A JP H08171496 A JPH08171496 A JP H08171496A
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良弘 久保
Hideyuki Iino
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数のアドレス出力端子と複数のデータ入出力
端子とを有してなる半導体集積回路に関し、端子数の少
ない低価なLSIテスタを使用した試験を行うことによ
る価格の低減化と、特別な試験パターンを必要とせずに
バスファイトを避けることによる試験の容易化とを図
る。 【構成】試験時、第1サイクルで、アドレスA31〜A
16をデータ入出力端子群29から出力させ、アドレス
A15〜A0をアドレス出力端子群28から出力させ、
データD31〜D16をデータ入出力端子群30に入力
させ、第2サイクルで、アドレスA31〜A16をデー
タ入出力端子群29から出力させ、アドレスA15〜A
0をアドレス出力端子群28から出力させ、データD1
5〜D0をデータ入出力端子群30に入力させ、第3サ
イクルで、データD31〜D16をデータ入出力端子群
29から出力させ、データD15〜D0をアドレス出力
端子群28から出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試験用回路を内蔵して
なる半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
第1従来例・・図12〜図14 図12は第1従来例の要部を示す回路図であり、図12
中、1は32ビットのアドレスA31〜A0を生成する
アドレス生成部、2は32ビットのデータD31〜D0
を出力するデータ出力部、3は32ビットのデータD3
1〜D0を入力するデータ入力部である。
【0003】また、4はアドレスA31〜A0に対応し
て設けられている32個のアドレス出力端子からなるア
ドレス出力端子群、5はデータD31〜D0に対応して
設けられている32個のデータ入出力端子からなるデー
タ入出力端子群である。
【0004】ここに、マイクロプロセッサや、マイクロ
コントローラ等の半導体集積回路の試験は、半導体集積
回路用の試験装置、いわゆる、LSIテスタを使用して
行われるが、図13は、この半導体集積回路の試験方法
を示す概念図である。
【0005】図13中、7は試験対象である半導体集積
回路、たとえば、図12に示す第1従来例の半導体集積
回路、8はLSIテスタである。
【0006】また、LSIテスタ8において、9は半導
体集積回路7に与えるべき入力値及び半導体集積回路7
から出力される出力値と比較すべき期待値を発生するテ
ストパターン信号発生回路、10は半導体集積回路7か
ら出力される出力値とテストパターン信号発生回路9か
ら出力される期待値とを比較する比較回路である。
【0007】ここに、半導体集積回路7の試験は、チェ
ックすべき試験項目が網羅されているテストパターンを
LSIテスタ8に与え、テストパターン信号発生回路9
から発生されるテストパターンにより指定される入力値
を半導体集積回路7に与え、半導体集積回路7から出力
される出力値とテストパターン信号発生回路9から出力
される期待値とを比較回路10において比較し、期待通
りの動作をしているか否かを検証することにより行われ
る。
【0008】第2従来例・・図15 図15は第2従来例の要部を示す回路図であり、図15
中、12は中央処理装置であるCPU(central proces
sing unit)、13は独立してなるアドレスバス14及
びデータバス15からなる独立バスである。なお、これ
らアドレスバス14及びデータバス15はCPU12に
接続されている。
【0009】また、16は時分割的にアドレスバス又は
データバスとして使用される時分割バス、17は時分割
バス16に接続された周辺回路、18は時分割バス16
に接続されたRAM(random access memory)である。
【0010】また、19は独立バス13と時分割バス1
6とを接続するインタフェース回路であり、この例で
は、この時分割バス16は、CPU12に直接的には接
続されていない。
【0011】また、このインタフェース回路19におい
て、20はCPU12からアドレスバス14に出力され
た時分割バス16に割り当てられているアドレスを指定
するアドレス信号の時分割バス16への伝送に必要な処
理を行うアドレス処理部である。
【0012】また、21はCPU12からデータバス1
5に出力されたデータの時分割バス16への伝送に必要
な処理及び周辺回路17やRAM18等から時分割バス
16に出力されたデータバス15へのデータの伝送に必
要な処理を行うデータ処理部である。
【0013】また、22はアドレス処理部20の出力端
20A又はデータ処理部21の時分割バス16側の入出
力端21Aと時分割バス16との接続を選択的に行うセ
レクタである。
【0014】この第2従来例の半導体集積回路では、特
に、インタフェース回路19が正常に動作しなければ、
時分割バス16に接続されている周辺回路17やRAM
18等を正常に動作させることができないことから、イ
ンタフェース回路19の試験が必要とされる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
第1従来例が有する問題点 第1従来例においては、試験モード時においても、通常
モード時の場合と同様に、アドレス出力端子はアドレス
出力端子として使用され、データ入出力端子はデータ入
出力端子として使用される。
【0016】このため、第1従来例の試験を行う場合に
は、図13に示すLSIテスタ8として、第1従来例が
有する32個のアドレス出力端子、32個のデータ入出
力端子及び制御信号用端子に対応する端子を備えてある
LSIテスタが必要となる。
【0017】しかし、端子数の多いLSIテスタは端子
数の少ないLSIテスタよりも高価であることから、端
子数の多いLSIテスタを使用する場合には、その分、
半導体集積回路の価格が上昇してしまうという問題点が
あった。
【0018】また、図14は、この第1従来例が有する
他の問題点を説明するためのタイミングチャートであ
り、図14(A)は出力サイクルから入力サイクルに切
り換える場合、図14(B)は入力サイクルから出力サ
イクルに切り換える場合を示している。
【0019】即ち、第1従来例においては、データ入出
力端子を介してデータの入出力が行われるので、図14
(A)に示すように、出力サイクルから入力サイクルに
切り換える場合において、出力信号が遅延した場合、あ
るいは、図14(B)に示すように、入力サイクルから
出力サイクルに切り換える場合において、入力信号の入
力タイミングをずらした場合には、論理値の異なる信号
がデータバス上でオーバラップし、いわゆる、バスファ
イトが発生してしまう場合がある。
【0020】したがって、この第1従来例においては、
このバスファイトを避けるために、特別な試験パターン
を作成しなければならず、容易に試験を行うことができ
ないという問題点があった。
【0021】ここに、出力サイクルから入力サイクルへ
の切換時や、入力サイクルから出力サイクルへの切換時
に、アイドルサイクルを挿入する場合には、バスファイ
トを容易に避けることができるが、このようにする場合
には、試験時間が長くなってしまうという問題点があっ
た。
【0022】第2従来例が有する問題点 インタフェース回路19のデータ処理部21について
は、例えば、RAM18にデータを書込み、この書き込
んだデータの全ビットを正確に読み出すことができれ
ば、正常であると判定することができる。
【0023】しかし、このように、例えば、RAM18
に対するデータの書込み、読出しを行うことにより、デ
ータ処理部21の正常動作を確認できたとしても、この
場合、CPU12から出力されたアドレス信号の内容が
アドレス処理部20において変更されていないと断定す
ることはできない。
【0024】この点について、例えば、0000H番地
から03FFH番地までがRAM18に割り当てられて
いる場合において、アドレス処理部20に、CPU12
から出力されたアドレス信号の最下位ビットの値を
「0」から「1」に変更してしまう故障がある場合につ
いて説明する。
【0025】この場合、書込みサイクルとされ、CPU
12から0000H番地を指定するアドレス信号と、0
000H番地に書き込むべきデータDAが出力された場
合、この0000H番地を指定するアドレス信号はアド
レス処理部20で0001H番地を指定するアドレス信
号に変更され、データDAはRAM18の0001H
地に書き込まれることになる。
【0026】続いて、読出しサイクルとされ、CPU1
2から0000H番地を指定するアドレス信号が出力さ
れた場合には、この0000H番地を指定するアドレス
信号は、アドレス処理部20で0001H番地を指定す
るアドレス信号に変更され、RAM18の0001H
地に書き込まれているデータDAが読み出される。
【0027】このように、この第2従来例においては、
例えば、データ処理部21がCPU12から出力された
アドレス信号の1ビット目の値を「0」から「1」に変
更してしまう故障がある場合、これを検出することがで
きない場合がある。
【0028】そこで、この第2従来例においては、注目
するアドレス以外のアドレス、前例で言えば、0000
H番地以外の番地に異なるデータを予め書き込んでお
き、注目するアドレスの試験後、それ以外の番地のデー
タが変化していないことの確認が必要となる。
【0029】しかし、このようにする場合には、試験時
間が増大してしまうと共に、時分割バス16に接続され
る回路が異なるようなシリーズ品を製造する場合、シリ
ーズ品ごとに異なる試験パターンを作成しなければなら
ず、開発費用の増加による製品価格の上昇を招いてしま
うという問題点があった。
【0030】本発明は、かかる点に鑑み、複数のアドレ
ス出力端子と、複数のデータ入出力端子とを有してなる
半導体集積回路であって、低価格のLSIテスタを使用
した試験を行うことによる価格の低減化と、特別な試験
パターンを必要とせずにバスファイトを避けることによ
る試験の容易化とを図ることができるようにした半導体
集積回路を提供することを第1の目的とする。
【0031】また、本発明は、CPUに接続されている
独立バスと、CPUに接続されていない時分割バスとを
インタフェース回路を介して接続してなる半導体集積回
路であって、インタフェース回路のアドレス処理部の試
験時間の短縮化と、開発費用の低減化による価格の低減
化を図ることができるようにした半導体集積回路を提供
することを第2の目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】
第1の発明 本発明中、第1の発明の半導体集積回路は、複数のアド
レス出力端子と、複数のデータ入出力端子とを有してな
る半導体集積回路において、複数のデータ入出力端子の
一部をアドレス出力端子又はデータ出力端子として使用
するための第1の手段と、これらアドレス出力端子又は
データ出力端子として使用されるデータ入出力端子以外
のデータ入出力端子をデータ入力端子として使用し、こ
れらデータ入力端子として使用されるデータ入出力端子
に時分割で入力される全ビットのデータを一括してデー
タ入力部に供給するための第2の手段と、複数のアドレ
ス出力端子の一部をデータ出力端子として使用するため
の第3の手段とを設けるというものである。
【0033】第2の発明 本発明中、第2の発明の半導体集積回路は、CPUと、
独立してなるアドレスバス及びデータバスからなり、こ
れらアドレスバス及びデータバスをCPUに接続してな
る独立バスと、時分割的にアドレスバス又はデータバス
として使用され、CPUに直接的には接続されていない
時分割バスと、独立バスと時分割バスとを接続するイン
タフェース回路とを設けてなる半導体集積回路におい
て、インタフェース回路から時分割バスに出力されたア
ドレス信号をCPUが読出し可能に保持することができ
るアドレス信号保持手段を設けるというものである。
【0034】
【作用】
第1の発明 本発明中、第1の発明においては、複数のデータ入出力
端子の一部をアドレス出力端子又はデータ出力端子とし
て使用するための第1の手段が設けられている。
【0035】したがって、アドレス出力端子の一部と、
アドレス出力端子として使用できるデータ入出力端子と
を使用することにより、アドレスの全ビットを出力させ
ることができる。
【0036】また、アドレス出力端子又はデータ出力端
子として使用されるデータ入出力端子以外のデータ入出
力端子をデータ入力端子として使用し、これらデータ入
力端子として使用されるデータ入出力端子に時分割で入
力される全ビットのデータを一括してデータ入力部に供
給するための第2の手段が設けられている。
【0037】したがって、アドレス出力端子又はデータ
出力端子として使用されるデータ入出力端子以外のデー
タ入出力端子にデータの全ビットを時分割で入力するこ
とにより、これらデータの全ビットをデータ入力部に供
給することができる。
【0038】また、複数のアドレス出力端子の一部をデ
ータ出力端子として使用するための第3の手段が設けら
れている。
【0039】したがって、データ出力端子として使用さ
れるアドレス出力端子と、データ出力端子として使用さ
れるデータ入出力端子とを使用することにより、データ
の全ビットを出力させることができる。
【0040】このように、第1の発明によれば、データ
出力端子として使用されるアドレス出力端子以外のアド
レス出力端子を使用することなく、アドレス信号の全ビ
ットの出力と、データの全ビットの入力と、データの全
ビットの出力とを行うことができるので、端子数の少な
い低価なLSIテスタを使用してなる試験を行うことが
でき、試験費用の低減化を図ることができる。
【0041】また、この第1の発明によれば、使用され
るアドレス出力端子は出力専用に使用され、データ入出
力端子は、出力専用の端子と、入力専用の端子とに区分
されて使用されるので、特別な試験パターンを作成しな
くとも、バスファイトを避けることができる。
【0042】第2の発明 本発明中、第2の発明においては、インタフェース回路
から時分割バスに出力されたアドレス信号をCPUが読
出し可能に保持するアドレス信号保持手段を設けるとし
ている。
【0043】したがって、このアドレス信号保持手段に
書込みアクセスをするためのアドレス信号を、このアド
レス信号保持手段に保持させ、この保持されたアドレス
信号を読出すことで、インタフェース回路を構成するア
ドレス処理部の故障を検出することができる。
【0044】また、第2の発明においては、時分割バス
に接続される回路が異なるシリーズ品を製造する場合に
おいても、シリーズ品ごとに異なる試験パターンを作成
する必要がなく、試験パターンをシリーズ品で共通化す
ることができる。
【0045】
【実施例】以下、図1〜図11を参照して、本発明の第
1実施例〜第4実施例について説明する。
【0046】第1実施例・・図1〜図6 図1は、本発明の第1実施例の要部を示す回路図であ
り、図1中、24は32ビットのアドレスA31〜A0
を生成するアドレス生成部、25は32ビットのデータ
D31〜D0を出力するデータ出力部、26は32ビッ
トのデータD31〜D0を入力するデータ入力部であ
る。
【0047】また、27は上位16ビットのアドレスA
31〜A16に対応して設けられている16個のアドレ
ス出力端子からなるアドレス出力端子群、28は下位1
6ビットのアドレスA15〜A0に対応して設けられて
いる16個のアドレス出力端子からなるアドレス出力端
子群である。
【0048】また、29は上位16ビットのデータD3
1〜D16に対応して設けられている16個のデータ入
出力端子からなるデータ入出力端子群、30は下位16
ビットのデータD15〜D0に対応して設けられている
16個のデータ入出力端子からなるデータ入出力端子群
である。
【0049】また、31はアドレス生成部24のアドレ
スA15〜A0の出力端とアドレス出力端子群28との
接続又はデータ出力部25のデータD15〜D0の出力
端とアドレス出力端子群28との接続を選択的に行うセ
レクタである。
【0050】また、32はアドレス生成部24のアドレ
スA31〜A16の出力端とデータ入出力端子群29と
の接続又はデータ出力部25のデータD31〜D16の
出力端とデータ入出力端子群29との接続を選択的に行
うセレクタである。
【0051】また、33はデータ入出力端子群30を介
して入力されるデータD15〜D0をラッチするラッチ
回路である。
【0052】また、34はラッチ回路33の出力端とデ
ータ入力部26のデータD31〜D16の入力端との接
続又はデータ入出力端子群29とデータ入力部26のデ
ータD31〜D16の入力端との接続を選択的に行うセ
レクタである。
【0053】また、35は試験信号TESTが入力され
る試験信号入力端子、36は試験信号TESTにより試
験モードを設定する試験モード設定回路である。
【0054】ここに、図2は、この第1実施例を通常モ
ードに設定した場合を示しており、この場合には、セレ
クタ31に対して、アドレス生成部24のアドレスA1
5〜A0の出力端とアドレス出力端子群28との接続を
選択させる。
【0055】また、セレクタ32に対して、データ出力
部25のデータD31〜D16の出力端とデータ入出力
端子群29との接続を選択させる。
【0056】また、セレクタ34に対して、データ入出
力端子群29とデータ入力部26のデータD31〜D1
6の入力端との接続を選択させる。
【0057】このようにする場合には、アドレス生成部
24から出力されるアドレスA31〜A16は、アドレ
ス出力端子群27から出力させ、同じくアドレス生成部
24から出力されるアドレスA15〜A0は、アドレス
出力端子群28から出力させることができる。
【0058】また、データ出力部25から出力されるデ
ータD31〜D16は、データ入出力端子群29から出
力させ、データ出力部25から出力されるデータD15
〜D0は、データ入出力端子群30から出力させること
ができる。
【0059】また、データ入出力端子群29に入力され
るデータD31〜D16は、データ入力部26のデータ
D31〜D16の入力端に入力させ、データ入出力端子
群30に入力されるデータD15〜D0は、データ入力
部26のデータD15〜D0の入力端に入力させること
ができる。
【0060】また、図3は試験モード設定時の動作を説
明するためのタイミングチャートであり、図3(A)は
試験クロック、図3(B)はアドレス出力端子群27の
信号状態、図3(C)はアドレス出力端子群28の信号
状態、図3(D)はデータ入出力端子群29の信号状
態、図3(E)はデータ入出力端子群30の信号状態を
示している。
【0061】また、図4〜図6は、同じく、試験モード
設定時の動作を説明するための回路図である。
【0062】試験モードの設定は、試験信号TESTに
より試験モード設定回路36を起動することにより行わ
れるが、この場合には、まず、図4に示すように、セレ
クタ31に対して、アドレス生成部24のアドレスA1
5〜A0の出力端とアドレス出力端子群28との接続を
選択させる。
【0063】また、セレクタ32に対して、アドレス生
成部24のアドレスA31〜A16の出力端とデータ入
出力端子群29との接続を選択させる。
【0064】また、セレクタ34に対して、ラッチ回路
33の出力端とデータ入力部26のデータD31〜D1
6の入力端との接続を選択させる。
【0065】このようにセレクタ31、32、34を設
定して、アドレス生成部24からアドレスA31〜A0
を出力させる。
【0066】このようにすると、図3にも示すように、
アドレス生成部24から出力されるアドレスA31〜A
16は、データ入出力端子群29から出力させ、同じく
アドレス生成部24から出力されるアドレスA15〜A
0は、アドレス出力端子群28から出力させることがで
きる。
【0067】これに対応させて、LSIテスタからは、
第1実施例に入力すべきデータD31〜D0のうち、ま
ず、データD31〜D16をデータ入出力端子群30に
入力させる。
【0068】そして、第1実施例において、このLSI
テスタからデータ入出力端子群30に入力されるデータ
D31〜D16をラッチ回路33にラッチさせる。
【0069】次に、図5に示すように、セレクタ31に
対して、アドレス生成部24のアドレスA15〜A0の
出力端とアドレス出力端子群28との接続を選択させ
る。
【0070】また、セレクタ32に対して、アドレス生
成部24のアドレスA31〜A16の出力端とデータ入
出力端子群29との接続を選択させる。
【0071】また、セレクタ34に対して、ラッチ回路
33の出力端とデータ入力部26のデータD31〜D1
6の入力端との接続を選択させる。
【0072】このようにセレクタ31、32、34を設
定して、アドレス生成部24からアドレスA31〜A0
を出力させる。
【0073】このようにすると、図3にも示すように、
アドレス生成部24から出力されるアドレスA31〜A
16は、データ入出力端子群29から出力させ、同じく
アドレス生成部24から出力されるアドレスA15〜A
0は、アドレス出力端子群28から出力させることがで
きる。
【0074】これに対応させて、LSIテスタからは、
第1実施例に入力すべきデータD31〜D0のうち、デ
ータD15〜D0をデータ入出力端子群30に入力させ
ると共に、第1実施例においては、ラッチ回路33にラ
ッチされているデータD31〜D16を出力させる。
【0075】この結果、ラッチ回路33から出力される
データD31〜D16は、データ入力部26のデータD
31〜D16の入力端に入力させ、データ入出力端子群
30に入力されるデータD15〜D0は、データ入力部
26のデータD15〜D0の入力端に入力させることが
できる。
【0076】次に、図6に示すように、セレクタ31に
対して、データ出力部25のデータD15〜D0の出力
端とアドレス出力端子群28との接続を選択させる。
【0077】また、セレクタ32に対して、データ出力
部25のデータD31〜D16の出力端とデータ入出力
端子群29との接続を選択させる。
【0078】また、セレクタ34に対して、ラッチ回路
33の出力端とデータ入力部26のデータD31〜D1
6の入力端との接続を選択させる。
【0079】このようにセレクタ31、32、34を設
定して、データ出力部25からデータD31〜D0を出
力させる。
【0080】このようにすると、図3にも示すように、
データ出力部25から出力されるデータD31〜D16
は、データ入出力端子群29から出力させ、同じくデー
タ出力部25から出力されるデータD15〜D0は、ア
ドレス出力端子群28から出力させることができる。
【0081】このように、この第1実施例においては、
最初のデータ入力サイクルで、アドレスA31〜A0の
出力及びデータD31〜D16の入力を行い、次のデー
タ入力サイクルで、アドレスA31〜A0の出力及びデ
ータD15〜D0の入力を行い、続くデータ出力サイク
ルで、データD31〜D0の出力を行い、試験を行うこ
とができる。
【0082】なお、LSIテスタから入力されるデータ
が16ビット又は8ビットの場合には、データの入力
は、最初のデータ入力サイクルだけで足りる。
【0083】ここに、この第1実施例においては、セレ
クタ31、32、34と、ラッチ回路33とを設けてい
るので、試験モード設定時には、アドレス出力端子群2
7の16個のアドレス出力端子を使用する必要がない。
【0084】したがって、この第1実施例によれば、L
SIテスタとして、32個のアドレス出力端子、32個
のデータ入出力端子及び制御信号用端子に対応する端子
を備えてなるLSIテスタを用意する必要がなく、これ
よりも、端子数が16個少ないLSIテスタを用意すれ
ば足りる。
【0085】また、この第1実施例では、試験モード設
定時、アドレス出力端子群28においては、最初のデー
タ入力サイクル時、アドレスA15〜A0が出力され、
次のデータ入力サイクル時、アドレスA15〜A0が出
力され、データ出力サイクル時、データD15〜D0の
出力が行われ、信号が入力されることはない。
【0086】即ち、アドレス出力端子群28は、出力専
用とされているので、アドレス出力端子群28が接続さ
れているアドレスバスにおいては、バスファイトが発生
することはない。
【0087】また、データ入出力端子群29において
は、最初のデータ入力サイクル時、アドレスA31〜A
16が出力され、次のデータ入力サイクル時、アドレス
A31〜A16が出力され、データ出力サイクル時、デ
ータD31〜D16の出力が行われ、信号が入力される
ことはない。
【0088】即ち、データ入出力端子群29は、出力専
用とされているので、データ入出力端子群29に接続さ
れているデータバスにおいても、バスファイトが発生す
ることはない。
【0089】また、データ入出力端子群30では、最初
のデータ入力サイクル時、データD31〜D16が入力
され、次のデータ入力サイクル時、データD15〜D0
が入力され、信号が出力されることはない。
【0090】即ち、データ入出力端子群30は、入力専
用とされているので、データ入出力端子群30に接続さ
れているデータバスにおいても、バスファイトが発生す
ることはない。
【0091】この結果、この第1実施例においては、バ
スファイトを避けるために、特別な試験パターンを作成
する必要がない。
【0092】このように、この第1実施例によれば、端
子数の少ない低価なLSIテスタを使用して試験を行う
ことができるので、試験費用の低減化による価格の低減
化を図ることができると共に、特別な試験パターンを必
要とせずにバスファイトを避けることができるので、試
験の容易化を図ることができる。
【0093】第2実施例・・図7〜図9 図7は本発明の第2実施例の要部を示す回路図であり、
本発明の第2実施例は、時分割バス16に、インタフェ
ース回路19のアドレス処理部20を試験するためのア
ドレス信号保持回路38を接続し、その他については、
図15に示す第2従来例と同様に構成したものである。
【0094】ここに、アドレス信号保持回路38におい
て、39はアドレスデコーダ、40はラッチ回路、41
はフラグ(フラグ・レジスタ)であり、42は前段部フ
ラグ(前段部フラグ・レジスタ)、43は後段部フラグ
(後段部フラグ・レジスタ)である。
【0095】アドレスデコーダ39は、時分割バス16
上のアドレス信号をデコードして、読出し制御信号RD
及び書込み制御信号WRを出力し、ラッチ回路40の読
出し動作及び書込み動作を制御すると共に、フラグ・セ
ット信号SET及びフラグ・クリア信号CLRを出力
し、フラグ41のセット及びクリアを制御するものであ
る。
【0096】また、ラッチ回路40は、アドレスデコー
ダ39から出力される読出し制御信号RD及び書込み制
御信号WRに制御されて、保持しているアドレス信号の
時分割バス16上への出力及び時分割バス16上のアド
レス信号の保持を行うものである。
【0097】また、フラグ41は、アドレスデコーダ3
9に対して、ラッチ回路40に対する書込みの許可、不
許可を指示するものであり、前段部フラグ42と、後段
部フラグ43とは、半クロック・サイクルずれて動作す
るようにされている。
【0098】また、図8は、アドレス信号保持回路38
の動作を説明するためのタイミングチャートであり、図
8(A)はクロック信号CLK、図8(B)は時分割バ
ス16の状態を示しており、「A」はアドレス信号が出
力されている状態、「D」はデータが出力されている状
態を示す。
【0099】また、図8(C)はインタフェース回路1
9から出力される読出し/書込み制御信号、図8(D)
はアドレスデコーダ39から出力される読出し制御信号
RD、図8(E)はアドレスデコーダ39から出力され
る書込み制御信号WRを示している。
【0100】また、図8(F)はアドレスデコーダ39
から出力されるフラグ・クリア信号CLR、図8(G)
はアドレスデコーダ39から出力されるフラグ・セット
信号SETを示している。
【0101】また、図8(H)は前段部フラグ42の出
力、図8(I)は後段部フラグ43の出力、図8(J)
はラッチ回路40が保持する内容を示している。
【0102】ここに、CPU12からアドレスバス1
4、アドレス処理部20及びセレクタ22を介して時分
割バス16に対してラッチ回路40のアドレスを指定す
るアドレス信号が出力され、読出しアクセスが行われる
と、アドレスデコーダ39は、このアドレス信号をデコ
ードし、読出し制御信号RDをHレベルとして、ラッチ
回路40が保持する内容を時分割バス16に出力させ
る。
【0103】また、この場合、アドレスデコーダ39
は、フラグ・セット信号SET=Hレベルとし、フラグ
41をセットし、アドレスデコーダ39がラッチ回路4
0に対する書込みを許可できる状態にする。
【0104】なお、この場合、フラグ41においては、
前段部フラグ42及び後段部フラグ43は、これら前段
部フラグ42、後段部フラグ43の順に半クロック・サ
イクルずれてセットされる。
【0105】その後、最初の書込みアクセスの際に、イ
ンタフェース回路19から時分割バス16にアドレス信
号が出力されると、アドレスデコーダ39は、書込み制
御信号WRをHレベルとし、ラッチ回路40に対して、
そのアドレス信号をラッチさせる。
【0106】また、この場合には、フラグ41がクリア
され、以降、時分割バス16上のアドレス信号は、ラッ
チ回路40からデータの読出しが行われるまでは、ラッ
チ回路40にラッチされなくなる。
【0107】なお、この場合、フラグ41においては、
前段部フラグ42及び後段部フラグ43は、これら前段
部フラグ42、後段部フラグ43の順に半クロック・サ
イクルずれてクリアされる。
【0108】その後、CPU12からアドレスバス1
4、アドレス処理部20及びセレクタ22を介して時分
割バス16に対してラッチ回路40のアドレスを指定す
るアドレス信号を出力し、読出しアクセスが行われる
と、アドレスデコーダ39は、このアドレス信号をデコ
ードして、読出し制御信号RDをHレベルとして、ラッ
チ回路40が保持する内容、即ち、先にラッチしたアド
レス信号を時分割バス16に出力させる。
【0109】また、この場合には、アドレスデコーダ3
9は、クリアされていたフラグ41をセットして、ラッ
チ回路40に対して、新たなアドレス信号をラッチ指示
可能な状態にする。
【0110】そこで、この第2実施例においては、例え
ば、0000H番地〜7FFFH番地が時分割バス16に
割り当てられており、ラッチ回路40には00FFH
地が割り当てられている場合には、CPU12から、例
えば、図9に示すようなアドレス信号を出力させ、アド
レス信号保持回路38のラッチ回路40に読出し動作又
は書込み動作を行わせる。
【0111】即ち、試験時には、まず、00FFH番地
に読出しアクセスを行う。このようにすると、ラッチ回
路40の内容が読み出されると共に、フラグ・クリア信
号CLRがHレベルとされ、フラグ41がセットされ
る。
【0112】次に、0001H番地に書込みアクセスを
行う。このようにすると、ラッチ回路40は、0001
H番地を指定するアドレス信号の内容を保持すると共
に、フラグ41がクリアされる。
【0113】次に、00FFH番地に読出しアクセスを
行う。このようにすると、アドレス処理部20が正常で
あるならば、ラッチ回路40から0001Hというアド
レス値がデータとして出力されると共に、フラグ41が
セットされる。
【0114】これに対して、アドレス処理部20に故障
があり、CPU12から出力されたアドレスを変更して
しまう場合においては、ラッチ回路40は0001H
上の値を保持しているので、0001Hというアドレス
値がデータとして出力されることはない。
【0115】次に、7FFEH番地に書込みアクセスを
行う。このようにすると、ラッチ回路40は、7FFE
H番地を指定するアドレス信号を保持すると共に、フラ
グ41がクリアされる。
【0116】次に、00FFH番地に読出しアクセスを
行う。このようにすると、アドレス処理部20が正常で
あるならば、ラッチ回路40から7FFEHというアド
レス値がデータとして出力されると共に、フラグ41が
セットされる。
【0117】これに対して、アドレス処理部20に故障
があり、CPU12から出力されたアドレスを変更して
しまう場合においては、ラッチ回路40は7FFEH
外の値を保持しているので、7FFEHというアドレス
値がデータとして出力されることはない。
【0118】そこで、次に、0002H番地(書込
み)、00FFH番地(読出し)、7FFDH番地(書込
み)、00FFH番地(読出し)、0004H番地(書込
み)、00FFH番地(読出し)、7FFBH番地(書込
み)、00FFH番地(読出し)、0008H番地(書込
み)、00FFH番地(読出し)、7FF7H番地(書込
み)、00FFH番地(読出し)、0010H番地(書込
み)、00FFH番地(読出し)、7FEFH番地(書込
み)、00FFH番地(読出し)、・・・、4000H
地(書込み)、00FFH番地(読出し)、BFFFH
地(書込み)、00FFH番地(読出し)に対する書込
み又は読出しのアクセスを順に行う。
【0119】このようにすることで、インタフェース回
路19のアドレス処理部20がアドレス信号の特定のビ
ットの値を「1」から「0」に変更してしまう故障があ
るか否か、又は、「0」から「1」に変更してしまう故
障があるか否かを試験することができる。
【0120】このように、この第2実施例においては、
注目するアドレス以外のアドレスに異なるデータを予め
書き込んでおくことなくアドレス処理部20の試験を行
うことができるので、インタフェース回路19のアドレ
ス処理部20の試験時間の短縮化を図ることができる。
【0121】また、この第2実施例によれば、時分割バ
ス16に接続される回路が異なるシリーズ品を製造する
場合においても、シリーズ品ごとに異なる試験パターン
を作成する必要がなく、試験パターンをシリーズ品で共
通化することができるので、開発費用の低減化による価
格の低減化を図ることができる。
【0122】なお、この第2実施例では、フラグ41の
セットをアドレスデコーダ39により制御するようにし
ているが、フラグ41のセットをソフトウエアにより制
御するようにしても良い。
【0123】また、この第2実施例では、注目するアド
レスに対するアクセスを書込み動作により行っている
が、この代わりに、注目するアドレスに対するアクセス
を読出し動作により行うようにしても良い。
【0124】また、この第2実施例では、独立バス13
のデータバス15のビット数と、時分割バス16のビッ
ト数とが同一の場合を前提として説明したが、この第2
実施例は、独立バス13のデータバス15のビット数が
時分割バス16のビット数よりも多い場合、例えば、独
立バス13のデータバス15が32ビットで、時分割バ
ス16が16ビットの場合においても適用することがで
きる。
【0125】即ち、この場合には、CPU12から出力
されるべき32ビットのアドレス信号のうち、先に出力
される16ビットのアドレス信号をラッチ回路40のア
ドレスを指定する内容、前例で言えば、00FFH
し、後から出力される16ビットの信号をラッチ回路4
0に保持させたい内容としておくことで、同様の試験を
行うことができる。
【0126】第3実施例・・図10 図10は本発明の第3実施例の要部を示す回路図であ
り、この第3実施例は、第2実施例が設けているアドレ
ス信号保持回路38の代わりに、回路構成の異なるアド
レス信号保持回路45を設け、その他については、第2
実施例と同様に構成したものである。
【0127】ここに、アドレス信号保持回路45におい
て、46、47はラッチ回路であり、ラッチ回路46
は、インタフェース回路19から時分割バス16にアド
レス信号が出力された場合、これをラッチするように構
成、制御される。
【0128】即ち、この第3実施例では、インタフェー
ス回路19から時分割バス16にアドレス信号が出力さ
れると、ラッチ回路46は、これをラッチし、次のサイ
クルで、ラッチ回路46の内容がラッチ回路47にラッ
チされ、その後、ラッチ回路47に読出しアクセスが行
われると、ラッチ回路47の内容が時分割バス16に出
力されると共に、ラッチ回路47を指定するアドレス信
号がラッチ回路46にラッチされる。
【0129】したがって、この第3実施例によっても、
第2実施例の場合と同様に、インタフェース回路19の
アドレス処理部20の試験時間の短縮化を図ることがで
きると共に、試験パターンを共通化することができるの
で、開発費用の低減化による価格の低減化を図ることが
できる。
【0130】また、この第3実施例によれば、アドレス
信号保持回路45は、第2実施例が設けているアドレス
信号保持回路38よりも回路構成を単純にするものであ
るから、回路構成の簡略化を図ることができる。
【0131】第4実施例・・図11 図11は本発明の第4実施例の要部を示す回路図であ
り、この第4実施例は、第2実施例が設けているアドレ
ス信号保持回路38の代わりに、回路構成の異なるアド
レス信号保持回路49を設け、その他については、第2
実施例と同様に構成したものである。
【0132】ここに、アドレス信号保持回路49におい
て、50はラッチ回路であり、このラッチ回路50は、
インタフェース回路19から時分割バス16にアドレス
信号が出力された場合、これをラッチするように構成、
制御されるものであるが、その出力端をデータバス15
に接続されている。
【0133】即ち、この第4実施例では、インタフェー
ス回路19から時分割バス16にアドレス信号が出力さ
れると、ラッチ回路50は、このアドレス信号をラッチ
し、その後、その内容が独立バス13のデータバス15
に出力される。
【0134】したがって、この第4実施例によっても、
第2実施例の場合と同様に、インタフェース回路19の
アドレス処理部20の試験時間の短縮化を図ることがで
きると共に、試験パターンを共通化することができるの
で、開発費用の低減化による価格の低減化を図ることが
できる。
【0135】また、この第4実施例によれば、アドレス
信号保持回路49は、第3実施例が設けているアドレス
信号保持回路45よりも回路構成を単純にするものであ
るから、更に回路構成の簡略化を図ることができる。
【0136】
【発明の効果】
第1の発明 本発明中、第1の発明によれば、データ出力端子として
使用されるアドレス出力端子以外のアドレス出力端子を
使用することなく、アドレス信号の全ビットの出力と、
データの全ビットの入力と、データの全ビットの出力と
を行うことができるので、端子数の少ない低価なLSI
テスタを使用してなる試験を行うことができ、試験費用
の低減化による価格の低減化を図ることができる。
【0137】また、第1の発明によれば、試験時、使用
されるアドレス出力端子は出力専用に使用し、データ入
出力端子は、出力専用の端子と、入力専用の端子とに区
分して使用することができ、特別な試験パターンを必要
とせずにバスファイトを避けることができるので、試験
の容易化を図ることができる。
【0138】第2の発明 本発明中、第2の発明によれば、アドレス信号保持手段
に書込みアクセスをするためのアドレス信号を、このア
ドレス信号保持手段に保持させ、この保持されたアドレ
ス信号を読出すことで、インタフェース回路を構成する
アドレス処理部を試験することができ、注目するアドレ
ス以外のアドレスに異なるデータを予め書き込んでおく
必要がないので、インタフェース回路のアドレス処理部
の試験時間の短縮化を図ることができる。
【0139】また、第2の発明によれば、注目するアド
レス以外のアドレスに異なるデータを予め書き込んでお
く必要がないので、時分割バスに接続される回路が異な
るシリーズ品を製造する場合においても、シリーズ品ご
とに異なる試験パターンを作成する必要がなく、試験パ
ターンをシリーズ品で共通化することができ、開発費用
の低減化による価格の低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の要部を示す回路図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例の動作(通常モード設定時
の動作)を説明するための回路図である。
【図3】本発明の第1実施例の動作(試験モード設定時
の動作)を説明するためのタイミングチャートである。
【図4】本発明の第1実施例の動作(試験モード設定時
の動作)を説明するための回路図である。
【図5】本発明の第1実施例の動作(試験モード設定時
の動作)を説明するための回路図である。
【図6】本発明の第1実施例の動作(試験モード設定時
の動作)を説明するための回路図である。
【図7】本発明の第2実施例の要部を示す回路図であ
る。
【図8】本発明の第2実施例が設けているアドレス信号
保持回路の動作を説明するためのタイミングチャートで
ある。
【図9】本発明の第2実施例において、試験時、CPU
から出力させるアドレス信号を示す図である。
【図10】本発明の第3実施例の要部を示す回路図であ
る。
【図11】本発明の第4実施例の要部を示す回路図であ
る。
【図12】第1従来例の要部を示す回路図である。
【図13】半導体集積回路の試験方法を示す概念図であ
る。
【図14】第1従来例が有する他の問題点を説明するた
めのタイミングチャートである。
【図15】第2従来例の要部を示す回路図である。
【符号の説明】
A31〜A0 アドレス D31〜D0 データ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のアドレス出力端子と、複数のデータ
    入出力端子とを有してなる半導体集積回路において、前
    記複数のデータ入出力端子の一部をアドレス出力端子又
    はデータ出力端子として使用するための第1の手段と、
    これらアドレス出力端子又はデータ出力端子として使用
    されるデータ入出力端子以外のデータ入出力端子をデー
    タ入力端子として使用し、これらデータ入力端子として
    使用されるデータ入出力端子に時分割で入力される全ビ
    ットのデータを一括してデータ入力部に供給するための
    第2の手段と、前記複数のアドレス出力端子の一部をデ
    ータ出力端子として使用するための第3の手段とを設け
    ていることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】CPUと、独立してなるアドレスバス及び
    データバスからなり、これらアドレスバス及びデータバ
    スを前記CPUに接続してなる独立バスと、時分割的に
    アドレスバス又はデータバスとして使用され、前記CP
    Uに直接的には接続されていない時分割バスと、前記独
    立バスと前記時分割バスとを接続するインタフェース回
    路とを設けてなる半導体集積回路において、前記インタ
    フェース回路から前記時分割バスに出力されたアドレス
    信号を前記CPUが読出し可能に保持することができる
    アドレス信号保持手段を設けていることを特徴とする半
    導体集積回路。
  3. 【請求項3】前記アドレス信号保持手段は、前記インタ
    フェース回路から前記時分割バスに出力されたアドレス
    信号を前記独立バスのアドレスバスに読出し可能に保持
    するように構成されていることを特徴とする請求項2記
    載の半導体集積回路。
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