JPH08171179A - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents

レンズ付きフイルムユニット

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Publication number
JPH08171179A
JPH08171179A JP31290594A JP31290594A JPH08171179A JP H08171179 A JPH08171179 A JP H08171179A JP 31290594 A JP31290594 A JP 31290594A JP 31290594 A JP31290594 A JP 31290594A JP H08171179 A JPH08171179 A JP H08171179A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
film
cartridge
frame number
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP31290594A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Mochida
光義 持田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP31290594A priority Critical patent/JPH08171179A/ja
Publication of JPH08171179A publication Critical patent/JPH08171179A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 有効撮影画面内の画像に対するコマ番号を正
確に判別できるようにする。 【構成】 レンズ付きフイルムユニットを背面側から見
て、撮影レンズ16を挟む右側にロール状に巻かれた写
真フイルム30を配置し、左側にパトローネ19を配置
する。撮影レンズ16に入射した被写体光は、写真フイ
ルム30の有効撮影画面35内に倒立して結像され、こ
の画像39は、潜像で記録されたコマ番号36の向きと
一致する。 【効果】 画像の向きとコマ番号の向きとが一致される
ので、焼増しの注文時にコマ番号見誤ることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレンズ付きフィルムユニ
ットに関し、詳しくは、写真フイルムのコマ番号表示の
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】撮影レンズやシャッタ機構及びフイルム
巻き上げ機構等の簡単な撮影機構が組み込まれ、製造段
階で予め写真フイルムパトローネが装填されたレンズ付
きフイルムユニット、例えば「写ルンですSuper800(商
品名)」が本出願人より製造販売されている。このよう
なレンズ付きフイルムユニットは、気軽に購入して写真
撮影が楽しめるように難しい操作は必要とせず、価格も
低く抑えられている。
【0003】上記レンズ付きフイルムユニットに用いら
れている写真フイルムパトローネは、図4に示すよう
に、135サイズの写真フイルム2と、この写真フイル
ム2をスプール3に巻き付けて光密に収納し、フイルム
入出口4から写真フイルム2を出入りさせるパトローネ
5とから構成されたもので、一般的なカメラに使用され
ているものが流用されている。また、レンズ付きフイル
ムユニット内でのパトローネ5と写真フイルム2との配
置は、レンズ付きフイルムユニットを背面側から見て、
撮影レンズ7の右側にパトローネ5が配置され、このパ
トローネ5から全て引き出された写真フイルム2がロー
ル状に巻かれて撮影レンズ7の左側に配置されている。
そして、撮影が行われる毎にパトローネ5のスプール3
に係合された巻上げノブ8が図中反時計方向に回動さ
れ、1コマ分の写真フイルム2がパトローネ5内に巻き
上げられる。そのため、レンズ付きフイルムユニットで
の写真フイルム2への撮影順序は、スプール3に係止さ
れている後端部9側から自由端である先端部10に向け
て順に行われる。
【0004】ところで、上記写真フイルムパトローネ6
は、そのほとんどが一般的なカメラで使用されるため、
各所がカメラの撮影機構に合わせられたものとなってい
る。例えば、有効撮影画面12の外側に予め潜像として
記録されているコマ番号13は、カメラの場合の撮影順
序に合わせて写真フイルム2の先端部10側から後端部
9側に向けて順に設けられており、コマ番号13の向き
も、レンズ付きフイルムユニットとは逆に配置される写
真フイルム2とパトローネ5との配置に合わせて、写真
フイルム2に記録される画像の向きに合致するように設
けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そのため、レンズ付き
フイルムユニットでは、コマ番号13の姿勢が有効撮影
画面12内に記録された画像の天地に対して倒立した向
きになるという問題がある。このため、焼増しプリント
を注文するときに、ネガフイルムを画像の天地が正常に
なるように配置して観察したときに、コマ番号13の読
み誤りをすることがあった。このような問題は、大量に
消費されるレンズ付きフイルムユニットにおいては解決
が望まれていた。
【0006】本発明は、ネガフイルムの画像に対するコ
マ番号を正確に判別できるレンズ付きフイルムユニット
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1記載のレンズ付きフイルムユニットは、
レンズ付きフイルムユニットを背面側から見て、撮影レ
ンズの左側にパトローネを、撮影レンズの右側にパトロ
ーネから引き出されてロール状に巻かれた写真フイルム
を装填し、写真フイルムの撮影範囲外に潜像として記録
されているコマ番号の向きと、写真フイルムに写し込ま
れる画像の向きとを一致させるようにしたものである。
これによれば、現像後の焼増し時等にコマ番号の読み間
違いを防止できる。
【0008】
【実施例】本発明のレンズ付きフイルムユニットの外観
を示す図2において、レンズ付きフイルムユニット15
は、撮影レンズ16やシャッタ機構,フイルム巻上げ機
構等の撮影機構が内蔵されたユニット本体17と、この
ユニット本体17を装飾的に収納する外ケース18とか
ら構成されている。ユニット本体17からは、シャッタ
ボタン19,ファインダ20,撮影枚数表示窓21,ス
トロボ発光部22,ストロボ充電ボタン23,巻上げノ
ブ24等が外部に露呈されており、外ケース18には、
これらを操作できるように露出させるための穴や切欠が
形成されている。
【0009】巻上げノブ24は、撮影レンズ16に対し
て図中右側下方に配置されており、レンズ付きフイルム
ユニット15の前面側と、図示していないが背面側とに
一部が露呈されており、フイルム巻上げ時には、巻上げ
ノブ24を前後から摘むようにして回動操作する。巻上
げノブ24の上方のユニット本体17内には、パトロー
ネが収納されるパトローネ収納室が配置されている。ま
た、撮影レンズ16の左方には、撮影時に握持されるグ
リップ部26が設けられており、このグリップ部26の
内部には、ロール状に巻かれた写真フイルムが収納され
るフイルムロール室が配置されている。また、撮影時に
必ず操作されるシャッタボタン19と巻上げノブ24と
が、撮影レンズ16を挟んで左右に振り分けられている
ので、撮影時にはレンズ付きフイルムユニット15を両
手で保持する必要が生じ、手触れ等による撮影ミスが減
少する。
【0010】図1に示すように、レンズ付きフイルムユ
ニット15に装填されている写真フイルムパトローネ2
8は、レンズ付きフイルムユニット15を背面側から見
て、撮影レンズ16を挟む左側にパトローネ29が、右
側にパトローネ29のフイルム入出口37から全て引き
出されてロール状に巻かれた写真フイルム30が配置さ
れている。写真フイルム30は、ストロボ発光部22を
含むストロボ装置の電源となる単三型乾電池31に巻き
付けられている。写真フイルム30が装填されるグリッ
プ部26内のフイルムロール室の上下内壁には、ストロ
ボ装置に接続され、乾電池31の電極に接触する金属接
片が設けられている。このように、乾電池31を写真フ
イルム30の巻芯部分に配置することにより、従来のレ
ンズ付きフイルムユニットで乾電池が配置されていた撮
影レンズ16の下方部分が空くので、この空いた部分に
ストロボ装置の回路やフイルム巻止め機構等を配置する
ことができる。パトローネ29のスプール33には、下
方側から巻上げノブ24の係合軸24aが係合される。
【0011】写真フイルム30には、有効撮影画面35
の外側に図中下向きにコマ番号36が予め潜像として記
録されている。有効撮影画面35には、撮影レンズ16
を介して入射した被写体光が倒立して結像され記録され
るので、画像39の向きとコマ番号36の向きとが一致
される。
【0012】次に上記実施例の作用について説明する。
図2に示すように、レンズ付きフイルムユニット15を
購入したユーザーは、巻上げノブ24を図中時計方向に
回動してシャッタチャージを行う。このシャッタチャー
ジ後、右手でグリップ部26を握持し、左手で巻上げノ
ブ24の付近を持って、ファインダ20を覗いて構図を
決定する。このように、シャッタボタン19と巻上げノ
ブ24との位置を撮影レンズ16を挟んで左右に振り分
けたことにより、レンズ付きフイルムユニット15を両
手で保持するようになるため、手触れ等の撮影ミスの発
生が減少する。構図の決定後、シャッタボタン19を押
下する。すると、図1に示すように、撮影レンズ16に
入射した被写体光が、写真フイルム30の有効撮影画面
35に結像され、画像39として記録される。この画像
39は倒立したものとなり、有効撮影画面35外に設け
られたコマ番号36の向きと一致する。
【0013】撮影後、巻上げノブ24を時計方向に回動
して、パトローネ29内に1コマ分の写真フイルム30
を巻き上げる。この巻上げ時には、シャッタチャージも
行われる。以後、シャッタボタン19の操作によるシャ
ッタレリーズと、巻上げノブ24の操作によるフイルム
巻上げとを繰り返して、収納されている写真フイルム3
0の全てに撮影を行う。
【0014】全ての写真フイルム30への撮影が終了し
たレンズ付きフイルムユニット15は、ユーザーによっ
てDPE店に持ち込まれ、ほとんどの場合、同時プリン
トの依頼が行われる。DPE店では、ユニット本体17
から外ケース18を剥がし、ユニット本体17を分解し
て撮影済みの写真フイルム30が巻き込まれたパトロー
ネ29を取り出す。取り出されたパトローネ29は、フ
イルムプロセッサにセットされ、収納していた写真フイ
ルム30は現像されてネガフイルムとなる。次に写真フ
イルム30は、プリンタプロセッサにセットされて各コ
マのプリントが行われる。作成されたプリント写真は収
納ケースに収納され、ネガフイルムは6コマづつに切断
されてネガシートに収納されて顧客に渡される。
【0015】図3に示すように、ネガフイルム42は、
画像39の天地と、コマ番号36との姿勢が一致してい
るので、焼増し等の注文を行う際にコマ番号36を誤読
して誤った注文をすることはない。
【0016】なお、上記実施例では、巻上げノブをパト
ローネの下方に配置したが、上方に配置してもよい。ま
た、巻上げノブは、ユニット本体の前面側と背面側とに
露呈させるようにしたが、背面側のみに露呈させるよう
にしてもよい。更に、巻上げノブの回動方向は図2中に
おいて時計方向となっているが、操作しにくい場合に
は、巻上げノブとパトローネのスプールとの間にギヤを
介在させるようにしてもよい。また、写真フイルムの巻
芯に乾電池を用いたが、乾電池を従来のように撮影レン
ズの下方に配置するようにしてもよい。これによれば、
写真フイルムの巻径が細くなるため、グリップ部を廃止
してユニット本体を薄型化することができる。また、シ
ャッタボタンやストロボ発光部、ストロボ充電スイッチ
等をユニット本体を背面側から見て撮影レンズの右側に
配置し、パトローネが収納される左側にグリップ部を設
けるようにしてもよい。また、ISO規格に準拠した規
定の外径をもつパトローネだけでなく、外径を小さくし
たパトローネでも同様に適用することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレンズ付
きフイルムユニットは、有効撮影画面内の画像とコマ番
号との向きを一致させることができるので、焼増し時等
にコマ番号を読み誤ることなく正確に指定することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレンズ付きフイルムユニットの写真フ
イルムとパトローネとの配置を示す概略図である。
【図2】レンズ付きフイルムユニットの外観を示す斜視
図である。
【図3】ネガフイルムの概略図である。
【図4】従来のレンズ付きフイルムユニットの写真フイ
ルムとパトローネとの配置を示す概略図である。
【符号の説明】
15 レンズ付きフイルムユニット 16 撮影レンズ 24 巻上げノブ 28 写真フイルムパトローネ 29 パトローネ 30 写真フイルム 31 乾電池 35 有効撮影画面 36 コマ番号 39 画像

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズやシャッタ機構及びフイルム
    巻上げ機構等の簡単な撮影機構が組み込まれ、予め写真
    フイルムパトローネが装填されたレンズ付きフイルムユ
    ニットにおいて、 前記レンズ付きフイルムユニットを背面側から見て、撮
    影レンズの左側にパトローネが、撮影レンズの右側にパ
    トローネから引き出されてロール状に巻かれた写真フイ
    ルムが装填され、写真フイルムの撮影範囲外に潜像とし
    て記録されているコマ番号の向きと、写真フイルムに写
    し込まれる画像の向きとが一致されることを特徴とする
    レンズ付きフイルムユニット。
JP31290594A 1994-12-16 1994-12-16 レンズ付きフイルムユニット Pending JPH08171179A (ja)

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JP31290594A JPH08171179A (ja) 1994-12-16 1994-12-16 レンズ付きフイルムユニット

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JP31290594A JPH08171179A (ja) 1994-12-16 1994-12-16 レンズ付きフイルムユニット

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JPH08171179A true JPH08171179A (ja) 1996-07-02

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ID=18034876

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JP31290594A Pending JPH08171179A (ja) 1994-12-16 1994-12-16 レンズ付きフイルムユニット

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