JPH08171037A - 撚り合わせ用光ファイバ心線ガイド - Google Patents

撚り合わせ用光ファイバ心線ガイド

Info

Publication number
JPH08171037A
JPH08171037A JP6315285A JP31528594A JPH08171037A JP H08171037 A JPH08171037 A JP H08171037A JP 6315285 A JP6315285 A JP 6315285A JP 31528594 A JP31528594 A JP 31528594A JP H08171037 A JPH08171037 A JP H08171037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
spacer
fiber core
coated optical
supplied
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6315285A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3054568B2 (ja
Inventor
Yoji Fukuda
洋二 福田
Keiji Mitsumori
啓二 光森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP6315285A priority Critical patent/JP3054568B2/ja
Publication of JPH08171037A publication Critical patent/JPH08171037A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3054568B2 publication Critical patent/JP3054568B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】SZスペーサの同一の収納溝に複数の光ファイ
バ心線を挿入する場合、スペーサの収納溝内へ挿入後の
マイクロベンディングを少なくし、伝送特性の安定及び
伝送特性の低下を防ぐ。 【構成】外周面の螺旋状に形成される複数の収納溝1の
溝形成方向が一定間隔で反転するSZスペーサ2が走行
通過する筒体22と,複数の心線スタンド26から供給
される複数条の光ファイバ心線10の内、前記SZスペ
ーサの1つの収納溝に収納する複数本の光ファイバ心線
を、1グループ毎に光ファイバ心線が隣り合うように通
過走行するファイバ挿通孔25の連設された固定分線板
21と,前記固定分線板のファイバ挿通孔の形成位置に
対向して複数個のファイバ挿通孔が形成され、前記固定
分線板から供給されてくる複数条の光ファイバ心線を1
本1本分離し前記固定分線板との間で平行な状態で走行
通過する回転分線板23とによって構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、SZスペーサの各収納
溝内に複数の光ファイバ心線を挿入する際に心線相互の
絡み付きをなくし収納溝内への挿入後にマイクロベンデ
ィングを起こすことのない撚り合わせ用光ファイバ心線
ガイドに関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバは、従来の銅導体と比べ物理
的な或いは機械的な特性に著しい違いがあるため、1次
被覆、2次被覆等を施し、光ファイバ心線として機械的
な特性、取扱い易さの向上を図っている。しかし、ケー
ブル化する場合には、光ファイバ心線に側圧等の大きな
外力が加わると、光ファイバに微小な曲り(マイクロベ
ンディング)を生じ、伝送損失が増加するので、ケーブ
ル構造及び製造に配慮する必要がある。この点を考慮し
て光ファイバケーブルの構造としては、スペーサ形があ
る。このスペーサ形光ファイバケーブルは、ケーブルの
機械特性の向上、特に側圧に対する高信頼性をねらった
構造となっている。また、光ファイバ素線は、光ファイ
バ線引装置において、電気炉から引き出され紡糸されて
製造されるが、このままの状態では表面に傷が付きやす
く、機械的強度も弱いので紡糸と同時に、UV硬化型の
樹脂等で被覆されて形成される。この光ファイバ素線を
アクリル酸塩、アクリル酸エステル、アクリル酸樹脂な
どのアクリレート樹脂で保護被覆して光ファイバ心線を
形成している。
【0003】このように構成される光ファイバ心線は、
溝付スペーサの収納溝に収納されるが、溝付スペーサの
溝方向が一定間隔で溝方向が反転するようなSZスペー
サの場合、従来は、実開平2−45506号公報に示す
如き方法が採られている。すなわち、実開平2−455
06号公報においては、図4に示す如く、所定の間隔で
360度回転した後に螺旋方向が反転する螺旋形状の収
納溝1が外周に形成されたSZスペーサ2が、円筒状の
固定目板3の中央部に設けられたスペーサ通路4、ベア
リング5を介して保持枠6に回転自在に保持される回転
目板7の中央部に設けられたスペーサ通路8に挿入さ
れ、図4に図示の矢印Aの方向に走行する。このSZス
ペーサ2には、固定された供給ボビン9から供給される
2条の光ファイバ心線10が固定目板3の2つの光ファ
イバ心線通路11、回転目板7の2つの光ファイバ心線
通路12を通過して、光ファイバ心線通路12に接続さ
れる光ファイバ心線挿入部13から供給される。そし
て、SZスペーサ2が走行し収納溝1の形成方向に沿っ
て回転目板7が回転すると、光ファイバ心線10は、固
定目板3と回転目板7との間に配置された光ファイバ巻
き付けガイド14の表面に巻き付いた状態と、解放され
た当初の平行状態とを繰り返しながら光ファイバ心線挿
入部13からSZスペーサ2の収納溝1に挿入される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の実開
平2−45506号公報に示す如き光ファイバ心線撚り
合わせ用の光ファイバ心線ガイドは、光ファイバ巻き付
けガイド14を設け、光ファイバ心線10がSZスペー
サ2に巻き付くことを防止し、光ファイバ心線10のキ
ズの発生や張力のバラつき発生を防止しようとしてい
る。
【0005】このような従来の撚り合わせ用光ファイバ
心線ガイドは、複数の光ファイバ心線10をSZスペー
サ2の同一の収納溝1に挿入する場合、供給ボビン9か
ら供給されてくる複数の光ファイバ心線10を固定目板
3に形成された複数の光ファイバ心線通路11で集合さ
せるようになり、光ファイバ心線通路11、光ファイバ
巻き付けガイド14、光ファイバ心線通路12において
複数の光ファイバ心線10が相互に絡み合うことがあ
る。このため、各光ファイバ心線10の張力がバラつ
き、また同一心線においても一定張力が加わらなくな
り、マイクロベンディングを起こし、伝送特性を低下さ
せることがある。
【0006】本発明の目的は、SZスペーサの同一の収
納溝に複数の光ファイバ心線を挿入する場合、心線相互
の絡み付きをなくし、心線張力を安定かつ一定にするこ
とにより、スペーサの収納溝内へ挿入後のマイクロベン
ディングを少なくし、伝送特性の安定及び伝送特性の低
下を防ごうというものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、筒状に形成さ
れその筒内を、外周面の螺旋状に形成される複数の収納
溝の溝形成方向が一定間隔で反転するSZスペーサが走
行通過する筒体と,前記筒体の後端に固着され、複数の
心線スタンドから供給される複数条の光ファイバ心線の
内、前記SZスペーサの1つの収納溝に収納する複数本
の光ファイバ心線を1グループとして前記SZスペーサ
の収納溝の数のグループに分けて、1グループ毎に光フ
ァイバ心線が隣り合うように通過走行するファイバ挿通
孔の連設された固定分線板と,前記筒体の先端近傍外周
面に回転自在にかつ前記筒体の任意の位置に移動可能に
設けられ、前記固定分線板のファイバ挿通孔の形成位置
に対向して複数個のファイバ挿通孔が形成され、前記固
定分線板から供給されてくる複数条の光ファイバ心線を
1本1本分離し前記固定分線板との間で平行な状態で走
行通過する回転分線板とによって構成し,前記回転分線
板の連設された複数個のファイバ挿通孔を通過して供給
されてくる複数本の光ファイバ心線を各グループ毎に前
記SZスペーサの各収納溝のそれぞれに誘導挿入する撚
り合わせ治具の前段に配置して構成したものである。
【0008】
【作用】本発明によると、筒状に形成されその筒内を、
外周面の螺旋状に形成される複数の収納溝の溝形成方向
が一定間隔で反転するSZスペーサが走行通過する筒体
と,前記筒体の後端に固着され、複数の心線スタンドか
ら供給される複数条の光ファイバ心線の内、前記SZス
ペーサの1つの収納溝に収納する複数本の光ファイバ心
線を1グループとして前記SZスペーサの収納溝の数の
グループに分けて、1グループ毎に光ファイバ心線が隣
り合うように通過走行するファイバ挿通孔の連設された
固定分線板と,前記筒体の先端近傍外周面に回転自在に
かつ前記筒体の任意の位置に移動可能に設けられ、前記
固定分線板のファイバ挿通孔の形成位置に対向して複数
個のファイバ挿通孔が形成され、前記固定分線板から供
給されてくる複数条の光ファイバ心線を1本1本分離し
前記固定分線板との間で平行な状態で走行通過する回転
分線板とによって構成し,前記回転分線板の連設された
複数個のファイバ挿通孔を通過して供給されてくる複数
本の光ファイバ心線を各グループ毎に前記SZスペーサ
の各収納溝のそれぞれに誘導挿入する撚り合わせ治具の
前段に配置して構成してあるため、SZスペーサの同一
の収納溝に複数の光ファイバ心線を挿入する場合、心線
相互の絡み付きをなくして、心線張力を安定かつ一定に
し、スペーサの収納溝内に挿入した後にマイクロベンデ
ィングを少なくし、伝送特性の安定及び伝送特性の低下
を防ぐことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1、図2、図3には、本願請求項記載の発明に係る撚り
合わせ用光ファイバ心線ガイドの一実施例が示されてい
る。20は撚り合わせ用光ファイバ心線ガイドで、固定
分線板21と、筒体22と、回転分線板23とによって
構成されており、撚り合わせ治具40の前段に配置され
ている。
【0010】固定分線板21は、図2に示す如く円板状
に形成され、略中央にSZスペーサ2を走行する穴24
が形成されており、この穴24に連通し、穴24と同一
の径の内径を備えた筒体22が穴24の外側に固着され
ている。また、この固定分線板21の外周寄りには、光
ファイバ心線10を通すファイバ挿通孔25が円形状に
複数個形成されており、このファイバ挿通孔25には、
光ファイバ心線10が巻き付けられ必要に応じて繰り出
す複数の心線スタンド26から供給される光ファイバ心
線10が1本通るようになっている。このように固定分
線板21においては、複数個のファイバ挿通孔25のそ
れぞれに光ファイバ心線10を1本づつ挿入することに
より複数の心線スタンド26から供給されてくる複数条
の光ファイバ心線10を1本1本分離した状態で回転分
線板23に供給することができるようになっている。
【0011】また、このファイバ挿通孔25は、本実施
例においては固定分線板21の同一円周上に等間隔に連
設されている。そして、このファイバ挿通孔25は、複
数個(例えば、3個)づつが1つの挿通孔グループ25
A、25B、25C、25Dを形成し、この1つの挿通
孔グループから走行してくる光ファイバ心線10がSZ
スペーサ2の複数条の収納溝1の内の1条に供給され、
収納されるようになっている。したがって固定分線板2
1には、SZスペーサ2の収納溝1の数の分の挿通孔グ
ループが形成されている。そして、SZスペーサ2の同
一の収納溝内に収納される光ファイバ心線10は、同一
挿入孔グループ内で隣り合うファイバ挿通孔25を通過
走行するように配設されている。また、この固定分線板
21のファイバ挿通孔25は、光ファイバ心線10の表
面にキズが発生しないように加工されており、心線スタ
ンド26の設置位置の関係上、下部60゜の範囲には形
成されていない。なお、この固定分線板21は、図示さ
れていないが、架台に固定支持されて、一体となってい
る。
【0012】筒体22は、筒状に形成され内径が固定分
線板21の略中央に形成される穴24と同形となってお
り、内部をSZスペーサ2が走行するようになってい
る。この筒体22の一端(後端)には、取付フランジ2
7が設けられており、この取付フランジ27に固定分線
板21がボルト28を介して取り付けられている。回転
分線板23は、中央に孔32を有して円板状に形成さ
れ、図3に示す如く、筒体22の外周面に嵌合固着され
た心線ガイド取付具29にリング状ベアリング31を介
して回転自在に又、筒体22の外周面長手方向に移動す
ることができるように構成されており、心線ガイド取付
具29の筒体22への取付位置を任意に設定することに
より、回転分線板23の取付位置を任意に設定すること
ができる。また、この回転分線板23には、固定分線板
21に形成されているファイバ挿通孔グループ25A、
25B、25C、25Dに対応して光ファイバ心線10
を通すファイバ挿通孔30が複数個同一円周上にグルー
プ毎に形成されており、各ファイバ挿通孔グループに
は、固定分線板21から供給されてくる対応するグルー
プの光ファイバ心線線10が通るようになっている。し
たがって、この回転分線板23の挿通孔グループ30A
は固定分線板21の挿通孔グループ25Aと、回転分線
板23の挿通孔グループ30Bは固定分線板21の挿通
孔グループ25Bと、回転分線板23の挿通孔グループ
30Cは固定分線板21の挿通孔グループ25Cと、回
転分線板23の挿通孔グループ30Dは固定分線板21
の挿通孔グループ25Dとそれぞれ対をなしており、固
定分線板21の挿通孔グループ25Aを通過した光ファ
イバ心線10は回転分線板23の挿通孔グループ30A
を通過する。また、固定分線板21の挿通孔グループ2
5B、25C、25Dを通過した光ファイバ心線10も
同様に回転分線板23の挿通孔グループ30B、30
C、30Dをそれぞれ通過する。
【0013】回転分線板23においては、複数個のファ
イバ挿通孔30のそれぞれに光ファイバ心線10を1本
づつグループ毎に挿入することにより固定分線板21か
ら供給されてくる複数条のグループ毎光ファイバ心線1
0を1本1本並びにグループ毎に分離した状態で、しか
も固定分線板21と回転分線板23の間で複数の光ファ
イバ心線10を、互いに平行状態に保持したまま回転分
線板23に供給することができるようになっている。ま
た、このファイバ挿通孔30は、本実施例においては回
転分線板23の同一円周上に等間隔に連設されており、
このファイバ挿通孔30は、固定分線板21に対応して
複数個(図3においては、3個)づつが1つの挿通孔グ
ループ30A、30B、30C、30Dを形成し、この
1つの挿通孔グループから走行してくる光ファイバ心線
10がSZスペーサ2の複数条の収納溝1の内の1条に
供給され、収納されるようになっている。このようにし
て構成される撚り合わせ用光ファイバ心線ガイド20
は、撚り合わせ治具40の前段に配置される。
【0014】撚り合わせ治具40は、走行するSZスペ
ーサ2の外周面長手方向に所定の間隔で360度回転し
た後に螺旋方向が反転する螺旋形状の収納溝1内に光フ
ァイバ心線10を収納するためのもので、41は筒状に
形成される筒状体である。この筒状体41は、略中央部
に段差部42が設けられ、この段差部42の部分で外径
の大きい大径部41Aと、外径の小さい小径部41Bと
に分かれている。この筒状体41を、段差部42を設け
て外周径の大径部41Aと小径部41Bとによって構成
することによって、保持具43によって光ファイバ心線
10の撚り合わせ治具40を容易に固定できるようにし
てある。また、撚り合わせ治具40の軸中央には、SZ
スペーサ2の通過用の穴44が形成され、図1に図示の
矢印Bに示す方向に走行するSZスペーサ2がスムーズ
に、かつガタつき等がなく通過するに十分な径の大きさ
となっている。この穴44の周囲には、ステンレス鋼製
のガイドパイプ45を貫入保持するための取付穴46が
複数個形成されている。ガイドパイプ45は、回転分線
板23のファイバ挿通孔30から供給されてくる光ファ
イバ心線10の複数本(本実施例においては、3本)を
まとめてSZスペーサ2の1個の収納溝1内へ誘導する
ためのものである。このガイドパイプ45は、筒状に形
成される筒部を備え、この筒部の一端には光ファイバ心
線10がスムーズに挿入されるようにロート状に形成さ
れた誘導口部が設けられている。
【0015】このようにガイドパイプ45を、光ファイ
バ心線10挿入側にロート状に形成された誘導口部を設
けているため、ガイドパイプ45に複数本の光ファイバ
心線10をスムーズに挿入することができる。したがっ
て、ガイドパイプ45を取り付ける取付穴46は、撚り
合わせ治具40の端部から内壁面に貫通して形成されて
おり、取付穴46に装着されたガイドパイプ45の先端
は、図1に図示の如くSZスペーサ2の外周面長手方向
に形成される螺旋状の収納溝1内に収容された状態とな
っている。このため、撚り合わせ治具40は、ガイドパ
イプ45に誘導されて収納溝1の溝形成方向の動きに沿
って回動することになり、この撚り合わせ治具40の動
きによって回転分線板23から供給されている光ファイ
バ心線10が捻られ、この光ファイバ心線10の捻回力
によって回転分線板23が回動する。
【0016】次に、本実施例の動作について説明する。
複数の心線スタンド26から供給される複数本の光ファ
イバ心線10はそれぞれ1本1本が固定分線板21のフ
ァイバ挿通孔25の1個1個に供給され、3本を1グル
ープとしてファイバ挿通孔25を挿通する。ファイバ挿
通孔25を通過した光ファイバ心線10は、固定分線板
21に対向する回転分線板23のグループ毎のファイバ
挿通孔30に互いに平行状態を保持したまま供給され、
回転分線板23のファイバ挿通孔30を各光ファイバ心
線10が1本1本の状態で通過する。
【0017】ファイバ挿通孔30を挿通した各光ファイ
バ心線10は、3本を1グループとして撚り合わせ治具
40のそれぞれのガイドパイプ45に供給され、このガ
イドパイプ45において1つに集合される。ガイドパイ
プ45に供給されたグループ毎のガイドパイプ45の先
端は、それぞれSZスペーサ2のそれぞれの収納溝1内
に挿入されており、収納溝1の溝形成方向(一定周期で
正転・反転する方向)の動きに沿って撚り合わせ治具4
0が回動し、この撚り合わせ治具40の回動に合わせて
回転分線板23から供給されている光ファイバ心線10
が捻られ、この光ファイバ心線10の捻回力によって回
転分線板23が回動する。このようにガイドパイプ45
が収納溝1の溝形成方向の動きに追従して各グループ毎
に3本の光ファイバ心線10を収納溝1内に誘導するた
め、3本の光ファイバ心線10は、収納溝1内にスムー
ズにかつ正確に収納される。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、SZスペーサの同一の
収納溝にグループ毎に複数の光ファイバ心線を挿入する
ので、心線相互の絡み付きをなくし、心線張力を安定か
つ一定にすることができる。また、スペーサの収納溝内
へ挿入後のマイクロベンディングを少なくし、伝送特性
の安定及び伝送特性の低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る撚り合わせ用光ファイバ心線ガイ
ドの実施例を示す全体構成図である。
【図2】図1に図示の固定分線板の正面図である。
【図3】図1に図示の回転分線板の正面図である。
【図4】従来の光ファイバをスペーサの収納溝に収納す
る誘導装置を示す全体構成図である。
【符号の説明】
1…………………………………………収納溝 2…………………………………………SZスペーサ 10………………………………………光ファイバ心線 20………………………………………撚り合わせ用光フ
ァイバ心線ガイド 21………………………………………固定分線板 22………………………………………筒体 23………………………………………回転分線板 24………………………………………穴 25………………………………………ファイバ挿通孔 25A、25B、25C、25D……挿通孔グループ 26………………………………………心線スタンド 27………………………………………取付フランジ 28………………………………………ボルト 29………………………………………心線ガイド取付具 30………………………………………ファイバ挿通孔 30A、30B、30C、30D……挿通孔グループ 31………………………………………ベアリング 32………………………………………穴 40………………………………………撚り合わせ治具 41………………………………………筒状体 42………………………………………段差部 43………………………………………保持具 44………………………………………穴 45………………………………………ガイドパイプ 46………………………………………取付穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状に形成されその筒内を、外周面の螺
    旋状に形成される複数の収納溝の溝形成方向が一定間隔
    で反転するSZスペーサが走行通過する筒体と,前記筒
    体の後端に固着され、複数の心線スタンドから供給され
    る複数条の光ファイバ心線の内、前記SZスペーサの1
    つの収納溝に収納する複数本の光ファイバ心線を1グル
    ープとして前記SZスペーサの収納溝の数のグループに
    分けて、1グループ毎に光ファイバ心線が隣り合うよう
    に通過走行するファイバ挿通孔の連設された固定分線板
    と,前記筒体の先端近傍外周面に回転自在にかつ前記筒
    体の任意の位置に移動可能に設けられ、前記固定分線板
    のファイバ挿通孔の形成位置に対向して複数個のファイ
    バ挿通孔が形成され、前記固定分線板から供給されてく
    る複数条の光ファイバ心線を1本1本分離し前記固定分
    線板との間で平行な状態で走行通過する回転分線板とに
    よって構成し,前記回転分線板の連設された複数個のフ
    ァイバ挿通孔を通過して供給されてくる複数本の光ファ
    イバ心線を各グループ毎に前記SZスペーサの各収納溝
    のそれぞれに誘導挿入する撚り合わせ治具の前段に配置
    してなる撚り合わせ用光ファイバ心線ガイド。
JP6315285A 1994-12-19 1994-12-19 撚り合わせ用光ファイバ心線ガイド Expired - Lifetime JP3054568B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6315285A JP3054568B2 (ja) 1994-12-19 1994-12-19 撚り合わせ用光ファイバ心線ガイド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6315285A JP3054568B2 (ja) 1994-12-19 1994-12-19 撚り合わせ用光ファイバ心線ガイド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08171037A true JPH08171037A (ja) 1996-07-02
JP3054568B2 JP3054568B2 (ja) 2000-06-19

Family

ID=18063566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6315285A Expired - Lifetime JP3054568B2 (ja) 1994-12-19 1994-12-19 撚り合わせ用光ファイバ心線ガイド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3054568B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3054568B2 (ja) 2000-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4195468A (en) Method and apparatus for use in the assembly of optical cables
CA1247344A (en) Process and apparatus for inserting optical fibers in helical grooves of a cable core
US4757675A (en) Process and apparatus for making fiber optic cable
GB2040063A (en) A fibre optic cable and its method of manufacture
US4663926A (en) Head for laying optical fibers in alternating-lay grooves in a cylindrical core
US5282353A (en) Continuous self-neutralizing strander
JPH08171037A (ja) 撚り合わせ用光ファイバ心線ガイド
KR100342519B1 (ko) 루즈튜브 옥내용 케이블
JP2991400B2 (ja) 光ファイバテープ心線の撚り合わせ治具
EP3686639A1 (en) Optical fiber cable
CN114594558A (zh) 一种具有内卷结构的光纤带光缆
HU181317B (en) Equipment for preparing electric cables
WO2006010326A1 (fr) Dispositif et procede de bobinage d'une fibre optique
US7266273B2 (en) Method for making an optical cable and related machine
KR101108328B1 (ko) 광섬유 복합 전력케이블용 광섬유 유닛 권취기
JPH10206711A (ja) 撚り合わせ用光ファイバ心線ガイド
JPS60241004A (ja) 光フアイバケ−ブルの製造方法
JP3266462B2 (ja) 光ファイバテープ心線の挿入治具
JP3235186B2 (ja) 光ファイバユニットの製造方法
JP2627976B2 (ja) 光ファイバケーブル及びスロットロッド
JP2741053B2 (ja) 光ファイバケーブルの製造方法
EP0500628B1 (en) A method of and an apparatus for producing an optical multi-fibre cable element
JPH05241056A (ja) 光ファイバユニット
JPH10206712A (ja) Szスロット型光ファイバケーブルの製造方法
CN115050520A (zh) 一种笼式复合修复工艺及其修复机