JPH0817001B2 - デジタル信号再生装置 - Google Patents

デジタル信号再生装置

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JPH0817001B2
JPH0817001B2 JP61176671A JP17667186A JPH0817001B2 JP H0817001 B2 JPH0817001 B2 JP H0817001B2 JP 61176671 A JP61176671 A JP 61176671A JP 17667186 A JP17667186 A JP 17667186A JP H0817001 B2 JPH0817001 B2 JP H0817001B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、オーディオ信号をPCM信号化し、これを単
位時間づつ回転ヘッドにより記録媒体上に1本づつの斜
めのトラックとして記録したデジタル信号を再生するの
に適したデジタル信号再生装置に関するものである。
〔発明の技術的背景及びその問題点〕
ヘリカルスキャン型の回転ヘッドによって磁気テープ
上にオーディオ信号を単位時間分毎に1本づつの斜めの
トラックを形成して記録し、これを再生する場合に、オ
ーディオ信号をPCM化して記録再生する装置として考え
られているDAT(回転ヘッド式デジタル・オーディオ・
テープレコーダ)と称されるデジタル信号記録再生装置
がある。
R-DATにおいて実際に記録されるトラックのフォーマ
ットは第15図(a)に示すようなパターンとなってお
り、MARGIN、PLL、POSTAMBLEの各々の周波数は1/2fM(fM
=9.4MHz)、IBGの周波数は1/6fMである。SUBとPCMは第
15図(b)に示すようなブロックから構成されている。
SYNCは10ビット(9ビット固定)であり、残りのもの
は、場所や音声信号などで様々なパターンとなる。SUB
の場合はこのブロックが8個、PCMの場合はこのブロッ
クが128回繰返される。なお、第15図(a)中の数値は
各領域が占めるブロック数を表わしている。
SUB-1とPCMの間とPCMとSUB-2との間に配置されている
ATF1及びATF2の領域(ATF:Automatic Track Finding)
は、再生時記録トラック上を正しく回転ヘッドが走査す
るようにするトラッキング制御が特別なヘッドを設ける
ことなく回転ヘッドの出力により行えるようにするため
のものである。
すなわち、該ATF領域は、PCM信号を時間軸圧縮して2
個の回転ヘッドによって斜めにトラックをガードバンド
なしに磁気テープ上に形成して記録する際に、各トラッ
クの始めと終りの部分にPCM信号とは記録領域を独立に
してトラッキング用パイロット信号をそれぞれ記録し、
再生時、走査幅がトラックの幅より広い回転ヘッドによ
って記録トラックを走査し、回転ヘッドが走査中のトラ
ックの両隣接トラックからのパイロット信号の再生出力
によって回転ヘッドのトラッキングを制御するのに利用
される。
そして、このATFについてのトラックパターンが第16
図に示すように定められており、図示パターンをドラム
径30mm、ドラム巻き付け角度90°、回転速度2000rpmの
場合について説明する。
各トラックの前の部分と後の部分にあるATF1及びATF2
はトラッキング用のパイロット信号としてアジマス効果
の少ない低周波数の信号f1を有し、これは再生時に両隣
接トラックからのクロストークのレベルの大きさを検出
し、両隣接トラックのクロストーク成分のレベル差をト
ラッキングエラー信号として得るために利用される。上
記パイロット信号f1としてfM/72(130KHz)の低周波信
号が使用される。
またATF1及びATF2には、パイロット信号f1が記録され
ている位置を判別するためのシンク信号が記録されてい
る。シンク信号はクロストークがあるとオントラックと
隣接トラックとの区別がつかないので、アジマス効果の
ある周波数で、かつPCM信号に存在しないパターンとな
るものが選定される。シンク信号は+アジマスに対応す
るヘッドをA、−アジマスに対応するヘッドをBとする
と、AヘッドとBヘッドとを区別するために互に異なる
ようになっていて、Aヘッドに対しては周波数fM/18
(=522KHz)のシンク1信号f2が、Bヘッドに対しては
周波数fM/12(=784KHz)のシンク2信号f3がそれぞれ
所定の位置に記録される。
R-DATでは消去ヘッドが設けられず、信号の書き替え
は前の記録上に重ね書きする、所謂オーバライトで行わ
れる。このため、前の記録のパイロット信号f1、シンク
1信号f2及びシンク2信号f3を消去するための所定の位
置に周波数fM/6(=1.56MHz)の消去信号f4が記録され
る。
ATFのパイロット信号はオントラックと両隣接トラッ
クとで全て位置が異なり、オントラックのパイロット信
号のレベルと両隣接トラックのパイロット信号のレベル
とが時間的に各々異なり、3種類のレベルをそれぞれサ
ンプリングすることができるように配置されている。
ATF1,ATF2の各ATF領域はそれぞれ5ブロック割り当て
られ、そのうちの2ブロックにパイロット信号f1が記録
されている。シンク信号f2,f3は一方の隣接トラックが
記録されている位置の中央から1ブロック又は0.5ブロ
ック利用して記録されている。他方の隣接トラックのパ
イロット信号f1はオントラックに記録されているシンク
信号の最初から2ブロック後にその中央が位置するよう
に記録されている。1ブロックのシンク信号は奇数フレ
ームに、0.5ブロックのシンク信号は偶数フレームにそ
れぞれ割り当てられている。
以上のように、ATFはAヘッド及びBヘッドによって
シンク信号の周波数が異なり、また奇数フレームと偶数
フレームでシンク信号の記録長が異なる。従って、連続
する4トラックは全て異なるATFが付与されるため、区
別できるようになっている。上述のようなATFパターン
は4トラック毎に繰返される4トラック完結型となって
いる。
ところで第15図(a)に示すようなフォーマットで記
録された磁気テープのトラックを各回転ヘッドで再生す
ると、回転ヘッドからは第17図(a)に示すようなRF信
号が得られる。このRF信号が例えば第16図中の(A)奇
数フレームトラックの再生により得られるものである場
合、130KHzのバンドパスフィルタ(BPF)を通すことに
より、(b)に示すようなパイロット信号f1が得られ
る。
区間Iはオントラックのパイロット信号によるもの、
区間II及びIIIは(B)奇数フレームトラック及び
(B)偶数フレームトラックのパイロット信号のクロス
トークによるものである。回転ヘッドがオントラック上
を正しく走査しているときには、本来、区間II及びIII
のエンベロープレベル、すなわち(c)のVII及びVIII
は等しいはずであるが、トラックズレがあるとVII≠VII
Iとなり、その大きさと極性によりオントラックに対す
る回転ヘッドのズレ量と方向が判る。従って、VIIとVII
Iの差によってキャプスタンサーボを働らかせテープ速
度を微調整することによって回転ヘッドをオントラック
上で走行させることができるようになる。
ところが、ドラムに取付けられているAヘッドとBヘ
ッドの性能や取付け条件などにバラツキがあると、Aヘ
ッドとBヘッドの再生レベルが異なるようになり、これ
に伴いパイロット信号のクロストークのレベルもヘッド
毎に異なったものとなる。このようにヘッド毎にクロス
トークの出力レベルが異なると、ATFトラッキングの誤
差信号が再生ヘッド毎に変化し、誤差信号の変動が大き
くなる。
すなわち、AヘッドとBヘッドがそれぞれ接触し再生
するトラックに対する機械的なズレ量が同じであって
も、各ヘッドの出力レベルが異なると、本来同じレベル
であるはずの両隣接トラックのパイロット信号のクロス
トークのレベル差が同じでなくなり、ヘッド切替え毎に
キャプスタンサーボの働き方が違ったものとなる。この
ため、例えば一方のヘッドにおける制御方向が他方のヘ
ッドに対してはかえってトラックズレを大きくする方向
となる場合が生じる。
よって、このような場合、各ヘッド毎にトラッキング
誤差信号にオフセットをもたせて補正してやればよい
が、このためには装置1台毎にオフセット設定のための
調整作業が必要になり、これが量産の際の大きなネック
となる。
また、R-DATは上述のように消去ヘッドをもたず、オ
ーバライトにより2度目,3度目の記録を行っているた
め、シンク信号を正確に検出してVII及びVIIIをサンプ
リングして正しい誤差信号を発生することができなくな
ることがあった。
すなわち、R-DATでは、記録はPCM領域の中心から±2
ブロック以内で行えばよいことになっている。また、パ
イロット信号f1(=130KHz)の記録レベルは他の信号の
レベルよりも若干下げて行うことになっている。これは
周波数の低い信号ほどテープへの記録レベルが深く、オ
ーバライトの際前に記録されているパイロット信号f1
消去信号により消去することができるようにするためで
ある。しかし、このようにパイロット信号f1のレベルを
低くすると、前に記録されているシンク信号f2又はf3
ところにパイロット信号f1を新たに記録したとき前のシ
ンク信号が完全に消去されずに残ってしまうことがあ
る。
具体的には、前の記録よりも前にずれて後の記録が行
われたときは、後の記録のシンク信号が前の記録の消し
残りのシンク信号よりトラック上で常に先行するように
なるため問題となることはないが、後の記録が後方にず
れた場合には、消し残りのシンク信号が後の記録のシン
ク信号よりも先行するようになる。このような例として
は、後に1〜2ブロックの範囲でずれた場合であり、AT
F-1については(A)偶数フレーム、(A)奇数フレー
ムにおいて、ATF-2については(B)偶数フレーム、
(B)奇数フレームにおいてパイロット信号f1の部分に
前の記録のシンク信号f2,f3の一部又は全部が消し残る
ようになる。
このようなことが起ると、前の記録のシンク信号に応
じそのときの再生RF信号中のパイロット信号の周波数成
分のレベルをサンプリングしてしまう。このパイロット
信号は本来一方の隣接トラックのサンプリング信号のク
ロストークのレベルでなければならないのに、上記サン
プリングされる周波数成分はオントラックのパイロット
信号そのものであり、該サンプリングにより得られるレ
ベルは極めて大きな値となる。その後2ブロック後の再
生RF信号中のパイロット信号の周波数成分をサンプリン
グし、このサンプリング値と2ブロック前のサンプル値
との差をとり、このレベル差をトラックズレ量としてキ
ャプスタンサーボを制御するようになるが、先にサンプ
リングしたものは隣接トラックのクロストークのレベル
でなくオントラックのレベルであるため、実際のトラッ
クズレ量とはかけ離れた非常に大きな値のレベル差が得
られるようになる。このようなことが起ると、キャプス
タンサーボが乱れ、テープ走行に悪影響を与えるように
なる。
以上は、前のシンク信号が後に記録したパイロット信
号部分に残った場合であったが、シンク信号が消去信号
f4によって完全に消されずにノイズとして残ってしまう
ことも可能性としては充分にありうる。
〔目的〕
本発明は上述した問題点を解消するためになされたも
ので、複数の回転ヘッドの性能や取付条件にバラツキが
あっても面倒な調整作業なしにかつオーバライトにより
前の記録のシンク信号が消し残っても誤動作することな
く、各回転ヘッドにより得られる両隣接トラックのパイ
ロット信号のクロストークのレベル差によるキャプスタ
ンサーボの制御を安定に行うことができるデジタル信号
再生装置を提供することを目的とするものである。
〔発明の概要〕
本発明は上述した目的を達成するためになされたもの
で、各回転ヘッドにより得られるオントラックのパイロ
ット信号のレベルをサンプリングし保持し、該保持した
レベルを基準にして、各回転ヘッドの出力に基づく両隣
接トラックのパイロット信号のクロストークのレベル差
を補正すると共に、シンク信号の検出に応じて行うサン
プリングの前後の各回転ヘッドの出力のパイロット信号
周波数成分のレベルが一方の隣接トラックのパイロット
信号のクロストークとして適正か否かを判定し、該判定
結果により上記クロストークのレベル差をトラックズレ
量を表わす信号としてキャプスタンサーボに供給するか
否かを決定することにより、回転ヘッドの性能や取付条
件のバラツキの他、オーバーライ時のシンク信号の消し
残りなどによるキャプスタンサーボの乱れを解消してい
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はデジタル信号記録再生装置として構成された
本発明による装置の一実施例のシステムブロック図であ
る。
同図において、1は径30φの回転ドラムであり、該回
転ドラム1には、+アジマスを録再するAヘッド1Aと−
アジマスを録再するBヘッド1Bとの2個の回転ヘッドが
180°離間して配置されると共に、Aヘッド1AとBヘッ
ド1Bの中間位置に2個のパルスジェネレータ(PG)PGA
及びPGBが配置されている。
2は9.4MHzの基本クロックfMを発生する水晶発振器で
あり、基本クロックfMはシステムの各部に供給される。
3はシステムの制御を行うシステムコントローラ(シ
スコン)であり、PB/▲▼切替信号を出力してス
イッチSW1及びSW2からなるトグルスイッチ4の切換え制
御などを行う。
5は基準信号発生器であり、CK入力に印加される基本
クロックfMに基づいてXHz(66Hz:2PGの場合)、YHz(キ
ャプスタンモータのFGの数による)及びZHzの基準信号
を発生する。
6はドラムサーボであり、システムコントローラ3の
制御により基準信号XHzに基づいてドラムモータの回転
をサーボ制御する。7はリールサーボであり、システム
コントローラ3の制御のもとで基準信号ZHzに基づいて
リールモータの回転をサーボ制御する。8はキャプスタ
ンサーボであり、システムコントローラ3によりスイッ
チ4がb接点側に切換えられている記録時には、基準信
号YHzに基づいてキャプスタンモータの回転をサーボ制
御し、スイッチ4がa接点側に切換えられている再生時
には、トラックズレ量に基づいてキャプスタンモータの
回転をサーボ制御する。
9はHSWP(A/)信号生成器であり、ドラム1上の2
個のPGからのパルスに基づいてAヘッド1A及びBヘッド
1B間の切替えを行うHSWP(A/)信号を生成し、HSWP
(A/)信号はAヘッド時H、Bヘッド時Lとなり、こ
れもシステムの各部に供給される。
10は位相反転検出回路であり、CK入力に印加される基
本クロックfMとHSWP(A/)信号が入力されており、出
力はイニシャルフラッグラッチ11のS入力に供給され
る。イニシャルフラッグラッチ11はR入力にイニシャル
カウンタ12のCY出力が入力され、Q出力がイニシャルカ
ウンタ12のR入力に供給される。
イニシャルカウンタ12はシステムコントローラ3から
のPB/▲▼信号の制御下にあるテーブル13からの
スレッシュホールド値がセットされるようになってお
り、該セット値のカウントによりCY出力がHになる。該
CY出力はインバータ13aを介して印刷されるPB/▲
▼信号により開閉されるアンドゲート13bを介してエン
コードデータ処理部18に入力されると共に、PB/▲
▼信号により開閉されるアンドゲート13cを介してヘ
ッドタッチウインドウフラッグラッチ14のS入力に供給
されている。
ヘッドタッチウインドウフラッグラッチ14はヘッド切
替え時のノイズの期間ヘッドタッチ検出動作を禁止する
ウインドウを発生するためのもので、Q出力がオン信号
としてデコードデータ処理部17に入力され、R入力に該
処理部17からクリア信号が入力される。
15は再生アンプであり、回転ヘッド1A及び1Bからの信
号を増幅して後述するデコードデータ処理部17に供給す
る。16は記録アンプであり、HSWP(A/)信号に基づい
て後述のエンコードデータ処理部18より記録データを受
け取りスイッチSW1を介して回転ヘッド1A及び1Bに供給
する。
デコードデータ処理部17は、再生アンプ15からのRF信
号からデータを抽出し、10/8変換(復調)、ディインタ
リーブ、誤り訂正など行った後D/A変換部に送出すると
共に、ヘッドタッチ検出、ATFシンク検出、トラッキン
グエラー検出などを行い、トラックズレ信号発生部17a
からキャプスタンサーボ8に誤差信号を供給する。
エンコードデータ処理部18はA/D変換されたデータに
ついてインターリーブ、パリティ付加、8/10変換、ATF
信号付加などを行った後記録アンプ16に供給する。
以上の構成において、システムコントローラ3からの
PB/▲▼信号がLのとき記録動作が行われる。
PB/▲▼信号がLであることによりスイッチ4
はb接点側に切換えられ、キャプスタンサーボ8には基
準信号発生器5からの基準信号YHzが供給され、該基準
信号YHzを基準にキャプスタンサーボがかかり、トラッ
キングが制御される。
ドラム1の回転によりPGA及びPGBが発生するパルスに
基づいてHSWP(A/)生成器9が出力するHSWP(A/)
信号はAヘッド1A時にH、Bヘッド1B時にLとなる。こ
のHSWP(A/)信号は位相反転検出回路10に入力され、
HSWP(A/)信号のレベルが変化したとき、すなわちヘ
ッドが切替わったことを検知したとき、位相反転検出回
路10の出力が1基本クロックの期間だけHとなる。
この位相反転検出回路10の出力のLからHへの立上り
に応じてイニシャルフラッグラッチ11がセットされてそ
のQ出力がHになる。このことにより、イニシャルカウ
ンタ12がカウント動作を開始する。本例では、イニシャ
ルカウンタ12がテーブル13からのセット値により3.75ms
に相当する一定期間に対応する数の基本クロックfMをカ
ウントすると、そのCY出力が立上り、このことによって
イニシャルフラッグラッチ11がリセットされると共に、
CY出力の立上りが記録スタート信号としてエンコードデ
ータ処理部18に印加される。この記録スタート信号に基
づいてエンコードデータ処理部18は所定のフォーマット
の記録データを出力する。
次にシステムコントローラ3からのPB/▲▼信
号がHのときは、スイッチ4がa側になり、回転ヘッド
1A及び1Bが再生アンプ15に接続され、RF信号はデコード
データ処理部17に供給される。
キャプスタンサーボ8はデコードデータ処理部17から
供給されるトラックズレ量を基準にして動作する。トラ
ックズレ量は両隣接トラックのパイロット信号のクロス
トークの振幅のレベル差に応じたATF誤差信号であり、
詳細については後述する。
HSWP(A/)生成器9及び位相反転検出回路10は記録
時と同様に動作するが、イニシャルカウンタ12はテーブ
ル13からのセット値により再生モードのカウンタとな
り、カウント値が例えば100μs/1msに相当する値となっ
たときCY出力がHとなる。これはヘッドが切替った時の
ノイズなどが発生している間後述するヘッドタッチ動作
を禁止し、上記一定時間後アンドゲート13を介してヘッ
ドタッチウインドウフラッグラッチ14をセットしてその
Q出力をHにし、ヘッドタッチ検出のためのオン信号を
出力するためである。ヘッドタッチウインドウフラッグ
ラッチ14からのオン信号はデコードデータ処理部17にお
いてヘッドタッチ、すなわちテープTとヘッド1A又は1B
が接触してRF信号が出力することが検出されると、ヘッ
ドタッチウインドウフラグラッチ14がクリアされ、オン
信号がLになる。
以下、上記デコードデータ処理部17中の特にトラッキ
ング制御に関連する部分の詳細を第2図のブロック図を
参照して説明する。
同図中一点鎖線より上方がアナログ系、下方がデジタ
ル系である。アナログ系は、再生アンプ15、バンドパス
フィルタ(BPF)101、エンベロープ検波器102、第1サ
ンプルホールド(S/H)回路103、第2S/H回路104、第3S/
H回路105a及び105b、トグルスイッチ106、コンパレータ
107、差動増幅器108、レベル補正回路109、並びに抵抗R
1〜R4からなっている。
一方、デジタル系は水晶発振器2、ヘッドタッチ検出
回路201、シンク検出回路202、ATFタイミング発生器20
3、再生フラッグラッチ204、システムカウンタ205、タ
イミングジェネレータ206、1/2分周器207、ATFイニシャ
ルフラッグラッチ208、パワーオンリセット回路209、ラ
ッチ回路210、保護カウンタ211、ノイズイフラッグラッ
チ212、ラッチ213、誤検出カウンタ214、サンプリング
カウンタ215並びにオアゲート216及び217からなってい
る。
まずアナログ系から説明すると、再生アンプ15の入力
には回転ヘッド1A及び1B(第1図)からRF信号が入力さ
れ、その出力はBPF101、ヘッドタッチ検出回路215、シ
ンク検出回路216の各入力に供給されている。
BPF101はRF信号中の130KHz成分のみを通過しこれをエ
ンベロープ検波器102に入力する。エンベロープ検波器1
02は130KHz成分をエンペロープ検波し、これをS/H回路1
03,105a,105bの各入力と差動増幅器108の+入力に印加
する。
S/H回路103は、C入力にシンク検出回路202から印加
されるサンプリング信号SP1によりエンペロープ検波器1
02の出力をサンプルホールドし、これをコンパレータ10
7の一方の入力、差動増幅器108の−入力にそれぞれ印加
する。該S/H回路103によりサンプルホールドされるもの
は、一方の隣接トラックのパイロット信号のクロストー
クのDCレベルである。
S/H回路104は入力にレベル調整回路109によりレベル
調整された信号が印加され、これをATFタイミング発生
器203からのサンプリング信号SP2によりサンプルホール
ドし、キャプスタンサーボ8(第1図)にATF誤差信号
として供給する。誤差信号は両隣接トラックのクロスト
ークのDCレベル差である。
S/H回路105aはエンベロープ検波器102からの出力をAT
Fタイミング発生器203からのサンプリング信号SP3Aによ
りサンプルホールドし、これを抵抗R1の一端とトグルス
イッチ106のスイッチSW1のa接点に出力する。S/H回路1
05aがサンプルホールドしているものは、Aトラック再
生時のオントラックパイロット信号のDCレベルである。
S/H回路105bはエンベロープ検波器102からの出力をAT
Fタイミング発生器203からのサンプリング信号SP3Bによ
りサンプルホールドし、これを抵抗R3の一端とトグルス
イッチ106のスイッチSW1のb接点に出力する。S/H回路1
05bがサンプルホールドしているものは、Bトラック再
生時のオントラックパイロット信号のDCレベルである。
抵抗R1〜R4は同一の値であり、抵抗R1及びR3の一端に
それぞれ加えられるS/H回路105a及び105bの出力をそれ
ぞれ分割するためのものである。抵抗R1及びR2の相互接
続点と抵抗R3及びR4の相互接続点はトグルスイッチ106
のスイッチSW2のa接点とb接点とにそれぞれ接続され
ており、各相互接続点には各S/H回路のサンプルホール
ド値の1/2のレベルが得られる。
トグルスイッチ106はHSWP(A/)信号により制御さ
れ、HSWP(A/)信号がHのときはa側に、Lのときは
b側に切換えられる。
コンパレータ107は一方の入力にS/H回路105a及び105b
の出力の1/2のレベルが抵抗R1〜R4及びスイッチSW2を介
して印加され、他方の入力にはS/H回路103の出力が印加
される。コンパレータ107はS/H回路105a及び105bのサン
プルホールド値の1/2がS/H回路103の出力レベルより大
きいときその出力がHとなり、これをATFタイミング発
生器203の入力にOK信号として供給する。
差動増幅器108は、+入力に印加されているエンベロ
ープ検波器102の出力と−入力に印加されているS/H回路
103の出力との差をとり、これをレベル調整回路109に入
力する。すなわち、エンベロープ検波器102の出力が他
方の隣接トラックのクロストークのDCレベルを出力して
いる時、両隣接トラックのクロストークの差、つまりト
ラックズレ量を出力する。
レベル調整回路109は、S/H回路105a及び105bの出力レ
ベル、すなわちオントラックのパイロット信号の出力レ
ベルに基づいて差動増幅器108からの信号レベル、すな
わち両隣接トラックのパイロット信号のクロストークの
レベル差を調整し、回転ヘッド1A及び1B相互間の出力レ
ベルのバラツキを補正するものである。該レベル調整回
路109としては、例えば両隣接トラックのパイロット信
号のクロストークのレベル差を分子とし、オントラック
のパイロット信号の出力レベルを分母として割り算する
アナログ割り算回路或いは第3図に示すような利得可変
増幅回路が適用することができる。
第3図において、コンパレータ109aは、一方の入力に
S/H回路105a又は105bにサンプルホールドされたオント
ラックのパイロット信号のレベルが入力され、他方の入
力に基準電圧V1がスレッシュホールドレベルとして入力
されており、パイロット信号のレベルがV1より大きいと
き出力がHとなる。ウインドウコンパレータ109bは、第
1の入力にパイロット信号のレベルが、第2及び第3の
入力に基準電圧V1及びV2がそれぞれ入力され、パイロッ
ト信号のレベルが基準電圧V1及びV2により2点のスレッ
シュホールド値の間にあるとき出力がHになる。コンパ
レータ109cは、一方の入力にパイロット信号のレベル
が、他方の入力に基準電圧V2がスレッシュホールド値と
してそれぞれ入力されており、パイロット信号のレベル
が基準電圧V2により小さいとき出力がHとなる。
アンプ109dはコンパレータ109a〜109cの出力がHのと
きオンするスイッチ109e〜109gを介してその入出力間に
抵抗109h〜109jが接続されると共に、入力が抵抗109kを
介して差動増幅器108の出力に接続され、かつ出力がS/H
回路104の入力に接続されている。
抵抗109h〜109jはアンプ109dの利得を決定し、抵抗10
9hが接続されたときの利得が1番小さく、抵抗109i,109
jが接続されることに応じて利得が順次高くなるように
なっている。すなわち、S/H回路105a又は105bからの信
号レベル、すなわちパイロット信号レベルが大きくなる
に従ってアンプ109aの利得が小さくなり、これに応じて
両隣接トラックのパイロット信号のクロストークのレベ
ル差は他の場合よりも小さなレベルで出力されるように
なる。そして、オントラックのパイロット信号のレベル
が小さいときには、クロストークのレベル差は他の場合
よりも大きなレベルで出力される。このことにより、A
回転ヘッド1A及びB回転ヘッド1B間の特性等のバラツキ
によるクロストークのレベル差のバラツキが自動的に吸
収補正されるようになる。
図示しないがレベル調整回路が割算回路により構成さ
れる場合、例えばA回転ヘッド1Aのオントラックのパイ
ロット信号のレベルが10Vであり、かつクロストークの
レベル差が4Vであれば、割算の結果は4/10=0.4Vとな
る。一方、B回転ヘッド1Bのオントラックのパイロット
信号のレベルが8Vであり、クロストークのレベル差が3.
2Vであれば、割算結果は3.2/8=0.4Vとなる。すなわ
ち、A,B回転ヘッドでの出力レベルに差があった場合で
も、ATF誤差信号としては等しい値が出力され、クロス
トークのレベル差のバラツキは補正されるようになる。
次にデジタル系について説明すると、ヘッドタッチ検
出回路201はヘッドタッチウインドウフラッグラッチ14
(第1図)からのオン信号と、基本クロックfMとにより
RF信号が入力されたことを検出し、再生フラッグラッチ
204のS入力に信号を供給するもので、詳細については
後述する。
シンク検出回路202は、RF信号、HSWP(A/)信号、
タイミングジェネレータ206からのATFウインドウセット
信号、オアゲート217からのATFウインドウオフ信号、ノ
イズイフラッグラッチ212からのノイズイ信号、水晶発
振器2からの基本クロックfM、及びオアゲート216から
のイネーブルクリア信号が入力され、その出力にサンプ
リング信号SP1、イネーブル信号及び検出パルス信号を
送出する。サンプリング信号SP1はS/H回路103のC入力
とラッチ210のR入力とに、イネーブル信号及び検出パ
ルス信号はATFタイミング発生回路203にそれぞれ入力さ
れる。該シンク検出回路202は、RF信号をデジタル信号
に変換した後、回転ヘッド1A及び1BのATFシンクパター
ンSY1,SY2の最初を検出してサンプリング信号SP1を出力
し、その後連続して検出したシンクに対して検出パルス
信号を出力するように動作するが、詳細については後述
する。
ATFタイミング回路203は、コンパレータ107の出力で
あるOK信号、1/2分周器207のQ出力である▲▼/E
VEN信号、ATFイニシャルフラッグラッチ208のQ出力で
あるイニシャル信号、シンク検出回路202からのイネー
ブル信号及び検出パルス信号、タイミングジェネレータ
206からの後/ 信号、オアゲート216からのイネーブルクリア信号、及
び水晶発振器2からの基本クロックfMが入力され、その
出力にサンプリング信号SP2,SP3A,SP3B、誤検出信号、
及びATFEND信号を送出する。サンプリング信号SP2はS/H
回路104のC入力とATFイニシャルフラッグラッチ208の
S入力に、サンプリング信号SP3AはS/H回路105aのC入
力、サンプリング信号SP3BはS/H回路105bのC入力に、
誤検出信号はラッチ210のS入力とオアゲート216の一方
の入力と誤検出カウンタ214のCK入力に、ATFEND信号は
オアゲート216及び217の1つの入力にそれぞれ入力され
る。
ATFタイミング発生器203は、シンク検出回路202から
イネーブル信号を受け、該信号がHのときタイミング発
生用のタイマーカウンタ(図示せず)が動作可能になる
と共に、シンク検出回路202から検出パルス信号を受信
してそれをカウントし、規定の時間までに検出パルスが
規定値以上となれば、サンプリング信号SP2,SP3A,SP3B
を出力し、規定値以下又はコンパレータ107の出力であ
るOK信号がLレベルのときは誤検出信号を出力するよう
に動作し、詳細については後述する。
水晶発振器2はR-DATのチャンネルビットデータの伝
送レートである9.4MHzで発振し、基本クロックfMを出力
する。該基本クロックfMはヘッドタッチ検出回路201、
シンク検出回路202、ATFタイミング発生器203、システ
ムカウンタ205、保護カウンタ211のCK入力にそれぞれ印
加される。
ラッチ204,208,210及び213はS入力の立上りエッジに
応じてQ出力がH、R入力の立上りエッジに応じてQ出
力がLとなるR-Sフリップフロップにより構成されてい
る。
再生フラッグラッチ204はS入力にヘッドタッチ検出
回路201の出力が、R入力にタイミングジェネレータ206
の出力であるEND信号がそれぞれ入力され、そのQ出力
がシステムカウンタ205のR入力に入力される。この再
生フラッグラッチ204のQ出力がHであるとき再生動作
中である。
システムカウンタ205はR入力に再生フラッグラッチ2
04のQ出力が、CK入力に基本クロックfMがそれぞれ入力
され、その出力Q0〜QXはタイミングジェネレータ206に
入力される。このシステムカウンタ205はトラック上で
各信号が記録されている位置を概略示すためのものであ
る。
タイミングジェネレータ206はシステムカウンタから
のQ1〜QX出力に基づいてその出力にATFウインドウセッ
ト信号、後/ 信号、ウインドウクリア信号及びEND信号を発生し、ATF
ウインドウセット信号をシンク検出回路202に、後/ 信号をATFタイミング発生器203に、ウインドウクリア信
号をオアゲート217に、そしてEND信号を再生フラッグラ
ッチ204のR入力にそれぞれ供給する。このタイミング
ジェネレータ206はシステムカウンタ205の出力をデコー
ドして各部に必要なタイミングを発生する。
1/2分周器207はCK入力に印加されるHSWP(A/)信号
を1/2分周してQ出力に▲▼/EVEN信号を発生し、
これをATFタイミング発生器203に供給する。該1/2分周
器のR入力にはATFイニシャルフラッグラッチ208のQ出
力が入力される。
ATFイニシャルフラッグラッチ208はS入力にATFタイ
ミング発生器203からのサンプリング信号SP2が、R入力
にパワーオンリセット回路209からの信号がそれぞれ入
力され、Q出力が1/2分周器207のR入力とATFタイミン
グ発生器203に入力されている。該ATFイニシャルフラッ
グラッチ208はATFによるキャプスタンサーボがかかって
いることを示すフラッグを発生する。
パワーオンリセット回路209は電源オン時に出力がH
となる。
ラッチ210はS入力にATFタイミング発生器203からの
誤検出信号が、R入力にシンク検出回路202からのサン
プリング信号SP1がそれぞれ入力され、Q出力が保護カ
ウンタ211のR入力に入力される。該ラッチ210は誤検出
した場合にQ出力がHとなり、サンプリング信号SP1の
出力に応じてリセットされる。
保護カウンタ211は誤検出から一定時間をカウントす
るためのもので、R入力がHのときのみCK入力に印加さ
れている基本クロックfMのカウント動作をし、R入力の
Lによりクリアされる。R入力にはラッチ210のQ出力
が入力され、CY出力はオアゲート217に入力される。
ノイズイフラッグラッチ212は再生中ノイズイである
か否かを一時記憶しておくためのもので、D型フリップ
フロップから構成されている。該ラッチ212はD入力に
ラッチ213のQ出力が、CK入力にサンプリングカウンタ2
15のCY出力がそれぞれ入力され、Q出力がシンク検出回
路202にノイズイ信号として供給される。
ラッチ213はS入力に誤検出カウンタ214のCY出力が、
R入力にサンプリングカウンタ215のCY出力がそれぞれ
入力され、Q出力がノイズイフラッグラッチ212のD入
力に供給される。
誤検出カウンタ214はCK入力にATFタイミング発生器20
3からの誤検出信号が、R入力にサンプリングカウンタ2
15のCY出力がそれぞれ入力され、CY出力がラッチ213の
S入力に供給される。この誤検出カウンタ214は、一定
期間にサンプリング信号SP1を誤って何回検出したかを
カウントし、一定値以上になるとCY出力がHになる。
サンプリングカウンタ215はCK入力にHSWP(A/)信
号が入力され、CY出力は誤検出カウンタ214のR入力、
ラッチ213のR入力、及びノイズイフラッグラッチ212の
CK入力にそれぞれ供給される。
オアゲート216はATFタイミング発生器203からの誤検
出信号及びATFEND信号と保護カウンタ211のCY出力が入
力され、その出力にシンク検出回路202及びATFタイミン
グ発生器203へのイネーブルクリア信号を送出する。
オアゲート217はタイミングジェネレータ206からのウ
インドウクリア信号、ATFタイミング発生器203からのAT
FEND信号及び保護カウンタ211からのCY出力がそれぞれ
入力され、その出力にシンク検出回路202へのATFウイン
ドウオフ信号を送出する。
以上の構成において、RF信号は再生アンプ15を経てヘ
ッドタッチ検出回路201及びシンク検出回路202に供給さ
れると共にBPF101に供給される。BPF101に供給されたRF
信号は130KHz成分のみが通過される。130KHz成分の振幅
のレベルはエンベロープ検波器102でDCレベルに変換
後、S/H回路103,104,105a及び105bの各々の入力及び差
動増幅器108の+入力に印加される。
エンベロープ検波器102からは、時系列で順番に、一
方の隣接トラックのパイロット信号のクロストーク、他
方の隣接トラックのパイロット信号のクロストークの振
幅のDCレベルが順次出力され、また両隣接トラックのパ
イロット信号の前又は後にオントラックのパイロット信
号の振幅のDCレベルが出力される。
S/H回路103は一方の隣接トラックのパイロット信号の
DCレベルをシンク検出回路202からのサンプリング信号S
P1のタイミングでサンプルホールドする。該サンプルホ
ールドされた一方の隣接トラックのクロストークのレベ
ルはコンパレータ107と差動増幅器108の−入力に印加さ
れる。
S/H回路105aは+アジマスのAトラックを再生中のオ
ントラックパイロット信号のDCレベルを、S/H回路105b
は−アジマスのBトラックを再生中のオントラックのパ
イロット信号のDCレベルをそれぞれサンプルホールドし
ている。S/H回路105aの出力、すなわちオントラックの
パイロット信号のDCレベルは、トグルスイッチ106のス
イッチSW1のa接点を介してレベル調整回路109の制御入
力に供給されると共に、抵抗R1及びR2により1/2に分圧
された後スイッチSW2のa接点を介してコンパレータ107
の一方の入力に供給される。同様に、S/H回路105bの出
力はスイッチSW1のb接点を介してレベル調整回路109
に、また抵抗R3及びR4により1/2に分圧された後スイッ
チSW2のb接点を介してコンパレータ107の一方の入力に
供給される。
コンパレータ107は、スイッチSW2を介して入力される
レベルがS/H回路103からの入力よりも大きいときOK信号
がHとなる。すなわち、一方の隣接トラックのクロスト
ークのレベルを正しくサンプリングしたと判断する。逆
の場合には、オントラックのレベルをサンプリングした
と判断する。従って、OK信号がLのときには、シンクを
誤って検出したと判断する。このOK信号はATFタイミン
グ発生器203に供給される。
差動増幅器108は、エンベロープ検波器102が他方の隣
接トラックのクロストークの振幅のDCレベルを出力して
いるとき、−入力に一方の隣接トラックのクロストーク
の振幅のDCレベルが入力されているので、出力には両隣
接トラックのクロストークのDCレベルの差、すなわちト
ラックズレ量が得られ、これがレベル調整回路109に入
力される。
レベル調整回路109はS/H回路105a及び105bの出力が制
御入力として印加されており、該制御入力が大きいとき
その入力信号のレベルを下げて、小さいとき上げてそれ
ぞれ出力する。要するに、レベル調整回路109は、2つ
の回転ヘッドの出力のバラツキを自動的に補正して、次
のS/H回路104に入力する。S/H回路104はサンプリング信
号SP2により補正後の両隣接トラックのズレ量をサンプ
ルホールドする。このS/H回路104の出力はキャプスタン
サーボ8に供給される。
第4図(a)〜(i)は以上の動作により各部に発生
される信号波形を各部に付した符号に対応して示すタイ
ミングチャート図である。
第4図(b)に示したHSWP(A/)信号は+アジマス
のAヘッド1Aによる再生時にはH、Bヘッド1Bによる再
生時にはLになる。ヘッドが切換わるとHSWP(A/)信
号の位相が反転する。位相が反転するとイニシャルフラ
ッグラッチ11(第1図)のQ出力がHになり、イニシャ
ルカウンタ12(第1図)が動作する。イニシャルカウン
タ12はノイズの多い部分をテープが過ぎたと判断される
タイミングでそのCY出力がHになり、ヘッドタッチウイ
ンドウフラッグラッチ14(第1図)をセットしてそのQ
出力をHにする。ヘッドタッチウインドウフラッグラッ
チ14のQ出力がHになると、ヘッドタッチ検出回路201
が動作する。
ヘッドタッチ検出回路201はテープとヘッドが接触し
てRF信号が再生されたことを検出するとその出力がHに
なり、再生フラッグラッチ204をセットしてそのQ出力
をHにする。再生フラッグラッチ204のQ出力がHにな
ると、システムカウンタ205がカウント動作を開始す
る。この時点を基準にして、システムカウンタ205はテ
ープ上の各信号の記録されている位置についての概略の
判断を行うことができる。タイミングジェネレータ206
はシステムカウンタ205のQ0〜QX出力に基づいてATF-1,A
TF-2の記録されている少し前でATFウインドウセット信
号をシンク検出回路202に供給する。
シンク検出回路202は、RF信号をデジタル信号に変換
後、Aヘッド1Aによる再生の場合のシンク1(=f2
と、Bヘッド1Bの場合のシンク2(=f3)のパターンは
フレームによりそれぞれ下表の関係になることに基づい
て各シンクを検出する。
ここでシンク検出回路202でシンクをノーマルの場合
4個又はノイズイの場合5個連続して検出したときサン
プリング信号SP1を出力し、S/H回路103に一方の隣接ト
ラックのパイロット信号f1のクロストークのレベルをサ
ンプルホールドさせると共に、イネーブル信号をATFタ
イミング発生器203に供給する。そして連続するシンク
を検出する毎にATFタイミング発生器203に検出パルス信
号を供給する。
ATFタイミング発生器203は、シンク検出回路202から
のイネーブル信号のHに応じてシンク検出カウンタ及び
タイマーが動作する。ATFタイミング発生器はサンプリ
ング信号SP1がシンク検出回路202から出力されてから0.
25ブロック後にサンプリング信号SP1により正しく隣接
トラックのクロストークがサンプルホールドされたかど
うかをチェックする。次に1.25ブロック後にシンクが規
定値以上検出されたかどうかを判断し、規定値以上であ
れば正しくシンクを検出したとして2ブロック後にサン
プリング信号SP2をS/H回路104に供給し、両隣接トラッ
クのクロストークのレベル差をサンプリングホールドさ
せ、その出力をキャプスタンサーボ8にトラックズレ量
として供給させる。
また、オントラックのパイロット信号f1がシンクより
も後に存在する場合、Aヘッド1Aによる再生時にはATF-
2、Bヘッド再生時にはATF-1のときであるので、この場
合にはそれぞれ4ブロック後にサンプリング信号SP3A及
びSP3Bを出力し、これをS/H回路105a及びS/H105bにそれ
ぞれ供給して各ヘッドで再生しているオントラックのパ
イロット信号のレベルをサンプルホールドさせる。
以上の一連の動作が正しく行われた場合、ATFEND信号
が出力され、これがオアゲート216を介してイネーブル
クリア信号としてシンク検出回路202及びATFタイミング
発生器203に供給される。ATFEND信号はまたオアゲート2
17を介してウインドウオフ信号としてシンク検出回路20
2に供給され、これに応じてシンク検出回路202によるシ
ンク検出のためのウインドウがなくなり、シンク信号の
パターンを検出する動作が停止される。
ミスサンプリング、すなわちコンパレータ107の出力
がLでオントラックのパイロット信号のレベルをS/H回
路103がサンプルホールドしたと判断された場合、及び
シンクが規定値以上なかった場合は、誤検出信号をHに
し、ラッチ210のQ出力をHにして保護カウンタ211のカ
ウント動作を行わせると共に、誤検出カウンタ214に+
1動作を行わせる。上記誤検出信号がHになることによ
り、また、オアゲート216を介してシンク検出回路202及
びATFタイミング発生器203へのイネーブルクリア信号が
Hになる。イネーブルクリア信号がHになると、シンク
検出回路202は再度最初からシンクを検出する動作を行
い、シンクを検出したらサンプリング信号SP1を再度出
力する。一方、ATFタイミング発生器203はシンク検出カ
ウンタ及びタイマーを初期状態にセットする。上述のよ
うに、シンク検出回路202が再度サンプリング信号SP1を
出力すると、ラッチ210がリセットされ、Q出力がLと
なり、保護カウンタ211は初期状態にセットされる。
1度誤検出信号が出力されてから保護カウンタ211のC
Y出力がHになった後、すなわち規定時間(2.5ブロッ
ク)後には、オアゲート216を介してシンク検出回路202
及びATFタイミング発生器203へのイネーブルクリア信号
がHとなり、動作が停止する。
また、サンプリングカウンタ215はHSWP(A/)信号
の立上りエッジで+1となるが、これはテープを或る長
さで管理し、その期間で誤検出が一定以上になれば、誤
検出カウンタ214のCY出力がHとなり、これによってノ
イズイフラッグラッチ213のQ出力をHにしてシンク検
出回路202にテープがノイズイであることを知らせる。
また、タイミングジェネレータ206からのウインドウ
クリア信号によりオアゲート217を介してシンク検出回
路202へのATFウインドウオフ信号がHになるが、これは
大きなドロップアウト対策のためのものである。
なお、第5図(a)〜(c)及び(A)〜(G)は再
生時にイニシャルフラッグラッチ11がセットされた後の
デジタル系の各部の信号波形の概略を示すタイミングチ
ャート図であり、対応する符号を第1図及び第2図に付
してある。
第6図は上述したヘッドタッチ検出回路201の具体的
な構成例を示すブロック図である。
図において、コンパレータ1-1は一方の入力にRF信号
が、他方の入力に基準電圧+Vがそれぞれ入力されてい
る。コンパレータ1-2は一方の入力にRF信号が、他方の
入力に基準電圧−Vがそれぞれ入力されている。コンパ
レータ1-1及び1-2の出力はオアゲート1-3、抵抗1-4を介
してD型フリップフロップ(FF)1-5のD入力に接続さ
れると共に更にコンデンサ1-6を介してグランドに接続
されている。
D型FF1-5はCK入力に基本クロックfMが入力され、そ
のQ出力はアンドゲート1-7の入力に、出力はアンド
ゲート1-8の入力にそれぞれ接続されている。
アンドゲート1-7及び1-8の入力には基本クロックfM
入力されていて、各々の出力はアップダウンカウンタ1-
9のUP入力及びDOWN入力にそれぞれ接続されている。ア
ップダウンカウンタ1-9のQA〜QD出力はオアゲート1-10
を介してアンドゲート1-8の入力に、CY出力はD型FF1-1
1のCK入力にそれぞれ接続されている。D型FF1-11のD
入力はVCCに接続され、Q出力がタッチ検出回路201の出
力となっている。
アップダウンカウンタ1-9及びD型FF1-11のR入力に
は、ヘッドタッチウインドウフラッグラッチ14(第1
図)のQ出力が印加される。
以上の構成において、コンパレータ1-1はRF信号が+
Vよりレベルが高ければ出力がH、低ければLとなる。
コンパレータ1-2はRF信号が−Vよりレベルが一側に高
ければ出力がH、低ければLとなる。すなわち、RF信号
が±Vの範囲内にないときオアゲート1-3の出力がHに
なる。
抵抗1-4及びコンデンサ1-6は積分回路を構成してお
り、該積分回路はオアゲート1-3の出力にもれるノイズ
などを吸収する。該積分回路によりスパイク状のノイズ
が除去されたオアゲート1-3の出力はD形FF1-5のD入力
に印加される。
D型FF1-5はCK入力に印加されている基本クロックfM
によりD入力の状態をサンプリングしその状態をQ出力
に出力する。出力はQ出力の反転出力となっている。
D型FF1-5のQ出力は基本クロックfMが一方の入力に印
加されているアンドゲート1-7の他方の入力に印加され
ていて、D型FF1-5のQ出力がHのとき、アンドゲート1
-7を介してアップダウンカウンタ1-9のUP入力に基本ク
ロックfMが入力される。従って、アップダウンカウンタ
1-9は、ヘッドタッチウインドウフラッグラッチ14のQ
出力がHでウインドウが立っていてかつD型FF1-5のQ
出力がHのとき、基本クロックfMをアップカウントす
る。
D型FF1-5のQ出力がLのとき、すなわちRF信号のレ
ベルが±V内にあり、信号がないと判断されるとき、
出力がHとなる。このような状態で、アップダウンカウ
ンタ1-9のQA〜QDのいずれかがHのとき、すなわちカウ
ンタが0でないとき、基本クロックfMがアンドゲート1-
8を通じてDOWN入力に印加され、アップダウンカウンタ1
-9はダウンカウント動作する。なお、このダウンカウン
トにより又はリセットにより、カウンタの内容が0とな
りQA〜QDの出力の全てがLになっているときは、オアゲ
ート1-10の出力はLとなり、アンドゲート1-8は閉じら
れるため、基本クロックfMはDOWN入力には供給されな
い。
アップダウンカウンタ1-9のアップカウントによりキ
ャリーが発生し、CY出力がHになると、この立上りによ
りD型FF1-11がD入力の状態を記憶する。D入力はHで
あるので、Q出力はHになる。
第7図(a)〜(j)は(a)に示すRF信号が入力さ
れたときの第5図に示すヘッドタッチ検出回路の各部の
波形を示すタイミングチャートである。
RF信号は信号のある状態において連続して±Vより大
きい振幅となっていて、信号のない状態では、すなわち
ヘッドがテープに接触していないところでは±Vより大
きな振幅はほとんどない。なお、±Vは信号とノイズを
明らかに区別することのできる値に設定される。
(a)に示すようなRF信号の入力に応じ、コンパレー
タ1-1の出力には(b)に示すような波形、コンパレー
タ1-2の出力には(c)に示すような波型がそれぞれ現
われる。そしてオアゲート1-3の出力には、(b)と
(c)の波形の論理和をとった(d)に示すような波形
が現われる。(d)の波形から明らかなように、ゲート
1-3の出力にはゲートもれなどがある。このゲートもれ
などは積分回路により除去され、D型FF1-5の入力には
(e)に示すような波形の信号が入力される。
この結果、D形FF1-5のQ出力には(f)に示すよう
な波形が現われ、Q出力がHの期間アンドゲート1-7を
基本クロックfMが通過することにより、アンドゲート1-
7の出力には(g)に示すような信号が現われる。一
方、アンドゲート1-8の出力には(h)に示すような信
号が現われる。
なお、±Vをわずかに越えるノイズ成分やゲートもれ
は積分回路により除去されるが、大きな振幅のノイズが
単発で現われる場合には積分回路では除去しきれない。
信号(g)及び(h)はアップダウンカウンタ1-9のU
P入力及びDOWN入力にそれぞれ印加される。アップダウ
ンカウンタ1-9は所定数のカウントを行うと(i)に示
すようなキャリーをCY出力に送出し、これに応じてD型
FF1-11がD入力を記憶し、Q出力が(j)に示すように
立上る。
以上のようにして、小さなノイズやゲートもれは積分
回路により、大きなノイズはアップダウンカウンタ1-9
による時間幅の管理により除去され、実際にテープとヘ
ッドが接触して信号が再生されているか、非接触で信号
が再生されていないかの判断が確実に行われる。すなわ
ち、ヘッドタッチの検出が行われる。
第8図はシンク検出回路202の具体的な構成例を示
す。
シンク検出回路202には、RF信号、HSWP(A/)信
号、基本クロックfM、ATFウインドウセット信号、ATFウ
インドウクリア信号、ノイズ信号及びイネーブルクリア
信号が入力されている。
再生アンプ15(第1図)からRF信号が供給されるATF
イコライザ2-1はATFシンク信号の帯域400KHz〜900KHzを
強調してリミッタ2-2に出力する。リミッタ2-2は信号の
振幅が規定のレベルより大きい場合はH、小さい場合は
LにしてRF信号をデジタル信号に変換する。
リミッタ2-2の出力は、CK入力に基本クロックfMが入
力されているD型FF2-3のD入力に供給されると共にエ
クスクルーシブ(E)オアゲート2-4の一方の入力に供
給されている。EORゲート2-4の他方の入力にはD型FF2-
3のQ出力が供給されていて、このEORゲート2-4とD型F
F2-3によって位相反転検出回路を構成する。
ATFウインドウセット信号はR入力にATFウインドウク
リア信号が入力されるATFウインドウラッチ2-5のS入力
に供給され、該ATFウインドウラッチ2-5のQ出力からAT
Fウインドウ信号が出力される。
上記EORゲート2-4の出力は、CK入力に基本クロックfM
が、R入力にATFウインドウラッチ2-5からのATFウイン
ドウ信号がそれぞれ入力される11段シフトレジスタ2-6
のD入力に供給される。11段シフトレジスタ2-6のQ1
力はインバータ2-7を介してアンドゲート2-8及びアンド
ゲート2-9に、Q2〜Q5出力はアンドゲート2-8及び2-9
に、Q6〜Q8出力はノアゲート2-10及びアンドゲート2-9
に、Q9〜Q11出力はノアゲートにそれぞれ供給され、ノ
アゲート2-10及び2-11の出力はアンドゲート2-8及び2-9
にそれぞれ供給されている。アンドゲート2-8及び2-9の
入力には、インバータ2-12により反転後と前のHSWP(A/
)信号がそれぞれ供給されている。アンドゲート2-8
及び2-9の出力はオアゲート2-13の入力に供給される。
オアゲート2-13の出力はCK入力に基本クロックfMが入
力されている29段シフトレジスタ2-14のD入力に供給さ
れる。29段シフトレジスタ2-14のQ1出力はアンドゲート
2-15〜2-20の入力に、シンク2のときHとなるQ6〜Q8
力はオアゲート2-21の入力に、シンク1のときHとなる
Q9〜Q11出力はオアゲート2-22の入力に、シンク2のと
きHとなるQ12〜Q14出力はオアゲート2-23の入力に、シ
ンク1及びシンク2の両方でHとなるQ18〜Q20出力はオ
アゲート2-24の入力に、そしてシンク1のときHとなる
Q27〜Q29出力はオアゲート2-25の入力にそれぞれ供給さ
れる。
オアゲート2-21の出力はアンドゲート2-16及び2-18の
入力並びにオアゲート2-26の入力に、オアゲート2-22の
出力はアンドゲート2-15及び2-17の入力並びにオアゲー
ト2-27の入力に、オアゲート2-23の出力はアンドゲート
2-16及び2-18の入力並びにオアゲート2-26の入力に、オ
アゲート2-24の出力はアンドゲート2-15〜2-18の入力及
びオアゲート2-27の入力に、そしてオアゲート2-25の出
力はアンドゲート2-15の入力にそれぞれ供給される。ま
た、オアゲート2-26及び2-27の出力はアンドゲート2-20
及び2-19の入力にそれぞれ供給される。
上記アンドゲート2-15,2-17及び2-19にはHSWP(A/
)信号が、アンドゲート2-16,2-18及び2-20にはイン
バータ2-12により反転されたHSWP(A/)信号がそれぞ
れ供給される。また、アンドゲート2-15及び2-16にはノ
イズイ信号が、アンドゲート2-17及び2-18にはインバー
タ2-28により反転されたノイズイ信号がそれぞれ供給さ
れる。
上記アンドゲート2-19及び2-20の出力はオアゲート2-
28′に供給され、オアゲート−28の出力はアンドゲート
2-29を介して検出パルス信号として出力される。一方、
上記アンドゲート2-15〜2-18の出力はオアゲート2-30に
供給され、オアゲート2-30の出力はアンドゲート2-31を
介してサンプリング信号SP1として出力されると共に、
R入力にイネーブルクリア信号が供給されるATFイネー
ブルラッチ2-32のS入力に供給される。ATFイネーブル
ラッチ2-32のQ出力はイネーブル信号として出力される
と共に、アンドゲート2-29の入力に供給される。出力
はアンドゲート2-15〜2-18及び2-31の入力に供給されそ
の開閉を制御する。
以上の構成においてシンク検出回路202は以下のよう
に動作する。
リミッタ2-2にはRF信号中のATF用のシンク1及びシン
ク2に対応するデジタル信号が出力され、該デジタル信
号の位相反転に応じてEORゲート2-4の出力が1クロック
分Lになる。このEORゲート2-4の出力がD入力に印加さ
れるシフトレジスタ2-6は、R入力に印加されるATFウイ
ンドウラッチ2-5からのウインドウ信号がHになってい
るときCK入力に印加される基本クロックfMの立上りに応
じてD入力を取り込み、Q1出力に送出し、以後基本クロ
ックfMの立上り毎に順次シフトし、Q2〜Q11出力に送出
する。すなわち、シフトレジスタ2-6はEORゲート2-4の
出力を1〜11クロック分遅延してQ1〜Q11出力に送出す
る。
Q1出力がLのとき、すなわち変化があったとき、これ
がインバータ2-7を介してアンドゲート2-8及び2-9に印
加され、Q6〜Q8出力のいずれか1つがLになると、ナン
ドゲート2-10を介してアンドゲート2-8の1つの入力を
Hにする。Q2〜Q5出力については変化がないときHであ
る。このとき、HSWP(A/)信号がLである場合、イン
バータ2-12を介してアンドゲート2-8の入力にHを印加
する。
このような状態において、アンドゲート2-8の全入力
がHとなり、出力がHになる。従って、この条件を満さ
ない時は出力はLのままであり、最低4クロックでは変
化せず、5〜7クロック期間で変化があり、HSWP(A/
)信号がLでBヘッド1Bによる再生が行われていると
きのシンク2信号の1/2周期が検出される。なお、実際
には、シンク2信号f3(=784KHz、fM/12)であるの
で、変化しない長さは6クロック分あるが、クロックの
タイミング、ジッタ等の関係で±1クロック分の余裕を
もたせてある。
アンドゲート2-8の出力からはシンク2信号の1/2周期
毎に1クロック期間Lになるパルスが出力される。ま
た、アンドゲート2-9の出力からは、シンク2と同様の
処理でシンク1信号f2(=520KHz、fM/18)が、HSWP(A
/)信号がH、すなわちAヘッド1Aで再生が行われて
いるとき検出され、アンドゲート2-9から出力される。
なお、変化のない期間は7クロック分で、8〜10クロッ
クの間で変化が生じる。
シンク2信号はHSWP(A/)がLのときアンドゲート
2-8から、シンク1信号はHSWP(A/)信号がHのとき
アンドゲート2-9からそれぞれオアゲート2-13を介して
出力され、シフトレジスタ2-14のD入力に印加される。
29段シフトレジスタ2-14はD入力の状態をクロックの
立上りで記憶し、Q1出力に送出し、以後クロックの印加
毎にシフトされQ2〜Q29出力に送出される。すなわち、Q
1〜Q29出力には1〜29のクロック分遅延されてD入力の
状態が出力される。
シフトレジスタ2-14のQ1出力に変化があった場合、Q1
出力がHになる。シンク2信号(f3=780KHz、1/12fM
の場合、Q1出力を基準にして、1/2周期前に変化がある
と、オアゲート2-21の出力がHになる。また、1周期前
に変化があると、オアゲート2-23の出力がHになる。従
って、オアゲート2-26の出力は、1/2及び/又は1周期
前に変化があった場合にHになる。オアゲート2-26の出
力はシフトレジスタ2-14のQ1出力及びHSWP(A/)信号
と共にアンドゲート2-20の入力に印加されている。すな
わち、シンク2の場合、アンドゲート2-8によりシンク
2を検出してから1クロック遅延後Q1出力に出力が現わ
れ、このとき1/2周期前の変化はオアゲート2-21及び2-2
6を介して、また1周期前の変化はオアゲート2-23及び2
-26を介してそれぞれアンドゲート2-20の入力に同時に
印加されると、アンドゲート2-20の出力がHとなり、こ
れに伴いオアゲート2-28の出力がHになる。
29段シフトレジスタ2-14の出力に接続されたオアゲー
ト2-21,2-23及び2-24はシンク2のときその出力がHと
なるので、ノイズイ信号がLのとき、アンドゲート2-18
の出力がHとなり、これがオアゲート2-30及びアンドゲ
ート2-31を介してサンプリング信号SP1として出力され
ると共に、ATFイネーブルラッチ2-32のS入力に印加さ
れ、ATFイネーブルラッチ2-32のQ出力がH,出力がL
になる。Q出力はイネーブル信号として出力されると共
に、アンドゲート2-29に印加されてアンドゲート2-29を
通じてその後検出パルス信号が出力可能になる。
シンク2の場合においてノイズイ信号がHのときに
は、アンドゲート2-16の出力がHになり、同様の動作が
行われる。
一方、シンク1のときは、オアゲート2-22,2-24及び2
-25の出力がHとなり、ノイズイ信号がLのときには、
アンドゲート2-17の出力がHになり、ノイズイ信号がH
のときはアンドゲート2-15の出力がHとなり、上述と同
様のことが行われる。
すなわち、ノイズイ信号に応じてシンク検出の判定を
3点と4点の間で切換えている。
第9図(a)〜(g)はシンク2の検出時の各部の波
形を示すタイミングチャート図であり、対応する符号を
第7図中に付してある。
また、第10図(A)〜(E)はシンク1の検出時の各
部の波形を示すタイミングチャート図であり、対応する
符号を図中に付してある。
第11図はATFタイミング発生器203の具体的な構成例を
示す。
ATFタイミング発生器203には、▲▼/EVEN信
号、基本クロックfM、HSWP(A/)信号、イネーブル信
号、イネーブルクリア信号、後/ 信号、OK信号、イニシャル信号及び検出パルス信号が入
力されている。
E入力にイネーブル信号、CK入力に基本クロックfM
そしてR入力にイネーブルクリア信号がそれぞれ入力さ
れている0.25ブロックカウンタ3-1は、9.5μsに相当す
るカウントを行うとそのCY出力がHになり、これがハイ
カウンタ3-2のE入力及びデコーダ3-3のC入力にそれぞ
れ入力される。
ハイカウンタ3-2はCK入力に基本クロックfM、R入力
にイネーブルクリア信号がそれぞれ入力されていて、0.
25ブロック毎にカウントアップする。該カウンタ3-2のQ
0〜Q3(20〜23)出力はデコーダ3-3に入力されている。
デコーダ3-3は各時間をデコードするためのもので、
C入力がHのときのみ0〜8、16及び17出力がアクティ
ブになり、0〜8出力からは0.25〜2.25ブロック信号を
0.25ブロックおきに、16及び17出力からは4ブロック信
号及び4.25ブロック信号がそれぞれ出力される。
該デコーダ3-3の出力はゲート3-4〜3-11に入力される
と共に、0.5ブロック信号はラッチ3-12のR入力、D型F
F3-13のCK入力に供給され、1ブロック信号は、D型FF3
-14のCK入力に供給される。
HSWP(A/)信号と後/ 信号がそれぞれ入力されているデコーダ3-15は現在再生
しているATF信号の位置をデコードするためのもので、
0〜3出力にB-ATF-1,A-ATF-1,B-ATF-2及びA-ATF-2信号
を出力に、これを上記ゲート3-4及び3-7の他にゲート3-
16及び3-17に供給している。
HSWP(A/)信号及びイニシャル信号が入力されてい
るテーブル3-18はシンク検出スレッシュホールド値を保
有し、HSWP(A/)信号及びイニシャル信号により該保
有しているスレッシュホールド値を切替えてシンク検出
カウンタ3-19にセットとする。HSWP(A/)信号によっ
てAヘッド再生時にはシンク1用、Bヘッド再生時には
シンク2用の各値をセットし、各値とも連続するシンク
パターンの数の50%となっている。ただし、イニシャル
信号がLのときはシンク2が連続した場合の数の60%に
される。シンク検出カウンタ3-19は検出パルス信号をカ
ウントし、CY出力をラッチ3-12のS入力に供給する。
ATFタイミング発生器203は、上記の他に、ゲート3-20
〜3-27とインバータ3-28〜3-30を有する。
そして、ゲート3-10の出力にサンプル信号SP2、ゲー
ト3-26の出力に誤検出信号、ゲート3-4の出力にサンプ
ル信号SP3A、ゲート3-27の出力にATFEND信号、そしてゲ
ート3-7の出力にサンプル信号SP3Bをそれぞれ出力す
る。
以上の構成において、シンク検出回路202がサンプリ
ング信号SP1を発生したときその立下りによりHとなる
イネーブル信号及びOK信号に応じて0.25ブロックカウン
タ3-1がカウントを開始し、0.25ブロック毎にそのCY出
力がHとなる。デコーダ3-3は、ハイカウンタ3-2の状態
をデコードし、0.25ブロックカウンタ3-1のCY出力がH
のときのみその出力がHとなる。
デコーダ3-3の0出力が現われたとき、すなわちサン
プリング信号SP1の発生後0.25ブロック後には、一方の
隣接トラックのクロストークのサンプル値がオントラッ
クのレベルの1/2以下である場合OK信号がLになってい
るので、該OK信号がインバータ3-9を介して入力されて
いるアンドゲート3-8の出力にはデコーダ3-3のD出力は
現われない。しかし、OK信号がない場合には、アンドゲ
ート3-8の出力がHとなり、これがオアゲート3-26から
誤検出信号として出力される。
デコーダ3-3の1出力がHになったときには、0.5ブロ
ック後の処理として、これがオアゲート3-11を介してシ
ンク検出カウンタ3-19のL入力に印加されると共に、ラ
ッチ3-12のR入力及びD型FF3-13のCK入力にも印加され
る。
D型FF3-13のD入力には、ラッチ3-12を介してシンク
検出カウンタ3-19のCY出力が入力されているので、0.5
ブロック後に規定の値以上の検出パルス信号があったか
否かがD型FF3-13によりサンプリングされることにな
る。また、これと同時に、ラッチ3-12をリセットすると
共にシンク検出カウンタ3-19に再度テーブル3-18からシ
ュレシュホールド値をセットする。
デコーダ3-3の3出力がHのときには1ブロック後の
処理が行われ、シンク検出カウンタ3-19のCY出力がラッ
チ3-12を介してD入力に印加されているD型FF3-14に1
ブロック後に規定値の検出パルスがあったか否かをサン
プリングさせる。
ゲート3-20,3-21,3-23及び3-30の組合せ回路は、▲
▼/EVEN信号に基づいて規定の検出パルス信号があ
ったか否かの判定を行う。ODDの場合にはD型FF3-13,3-
14のQ出力は共にH、EVENの場合にはD型FF3-13のQ出
力がHのとき、規定の検出パルス信号があったとしてオ
アゲート3-25の出力がHとなる。
同様の処理において、イニシャル信号がHの場合は、
インバータ3-29、アンドゲート3-22を介してオアゲート
3-25の出力がHになる。
シンク検出カウンタ3-19が規定値を検出しなかった場
合、オアゲート3-25の出力はLになる。従って、デコー
ダ3-3の4出力がHのとき、すなわち1.25ブロック後に
は、規定数の検出パルス信号が検出されなかったときイ
ンバータ3-28及びアンドゲート3-9を介してオアゲート3
-26の出力からHである誤検出信号が出力される。
デコーダ3-3の7出力がHのとき、すなわち2ブロッ
ク後には、規定の検出パルス信号があったこととOK信号
とによりアンドゲート3-10の出力に他の隣接トラックの
サンプリングを行うためのサンプリング信号SP2を出力
する。
また、Aヘッドにより再生時でデコーダ3-15の3出力
がHであり、かつデコーダ3-3の16出力がHである4ブ
ロック後には、サンプリング信号SP3Aを、Bヘッドによ
る再生時でデコーダ3-15の1出力がHであり、かつデコ
ーダの16出力がHであるときにはSP3Bを出力し、オント
ラックのレベルをサンプリングさせる。
更に、デコーダ3-3の17出力がHで、かつAヘッドでA
TF-2、BヘッドでATF-1のときには、ゲート3-17,3-5及
び3-27を介してATFEND信号が出力される。そして、Aヘ
ッドでATF-1又はBヘッドでATF-2のときにデコーダ3-3
の8出力がHとなるとゲート3-16,3-6及び3-27を介して
ATFEND信号が出力される。
第12図(a)〜(1)は上記動作に伴う各部の波形を
示すタイミングチャートであり、対応する符号を各部に
付してある。
なお、上述の実施例では、シンク検出回路202からの
サンプリング信号SP1によりS/H回路103にサンプルホー
ルドされた信号レベルと、シンク検出回路202からのサ
ンプリング信号SP3A又はSP3BによりS/H回路105a又は105
bにサンプルホールドされた信号レベルの1/2とをコンパ
レータ107において比較し、その結果をOK信号としてATF
タイミング発生器203に入力し、アンドゲート3-10にお
いてサンプリング信号SP2の出力を制御するようにして
いる。すなわち、サンプリング信号SP1によりサンプル
ホールドした信号レベルと該サンプルホールドから2ブ
ロック後の信号レベルとの差をATF誤差信号としてS/H回
路104にサンプルホールドすべきか否かの制御を行って
いる。このことにより、サンプリング信号SP1によりサ
ンプルホールドしたレベルが異常に大きいとき、該レベ
ルが適正な一方の隣接トラックのパイロット信号のクロ
ストークでないと判断し、該異常信号に基づいてATF誤
差信号を形成しないようにしトラッキングの乱れを防い
でいる。
上述と同様にトラッキングの乱れを防ぐための回路構
成はこれに限定されるものでなく、種々の方法が考えら
れる。
第13図はその一変形例を示す回路図であり、コンパレ
ータ107は差動増幅器108の出力とS/H回路105a又は105b
の出力の1/2とを比較し、その結果によりATFタイミング
発生器203へのOK信号を出力するようになっている。こ
れは、S/H回路103にサンプルホールドした信号レベルが
異常であればこの信号レベルと2ブロック後のレベルと
の差も異常になることに着目してなされたもので、第2
図に示した回路と同様の効果が得られる。
第14図は他の変形例を示す回路図であり、コンパレー
タ107はS/H回路105a又は105bの出力の1/2とS/H回路104
の出力とを比較し、その結果をラッチ110のD入力に印
加している。ラッチ110は、デレイ回路111で一定時間遅
延されたサンプリング信号SP2がCK入力に印加されたと
きのD入力の状態を記憶し、それを出力に送出する。
出力はスイッチ回路112の制御信号として利用され
る。スイッチ回路112は互に連動する2つのスイッチSW1
及びSW2を有し、スイッチSW1及びSW2のa接点はS/H回路
104の出力に接続され、スイッチSW1のコモン接点及びス
イッチSW2のb接点は一端がアースされたコンデンサ113
の他端に接続され、スイッチSW2のコモン接点からATF誤
差信号が出力される。
この回路はS/H回路104にサンプルホールドしたレベル
差が正常であるとき、スイッチ回路112のスイッチSW1及
びSW2をa接点側に切換え、S/H回路104の出力をATF誤差
信号として出力すると共に、コンデンサ113を充電す
る。そしてレベル差が異常になったときには、SW1及びS
W2をb接点側に切換え、異常レベル差をATF誤差信号と
して出力しないようにすると共に、以前にコンデンサ11
3に保持したレベルをATF誤差信号として出力するように
なっている。
これと同様のことは、レベル差が正常のときのみS/H
回路104にサンプルホールドしたレベル差と同じレベル
差をサンプルホールドするS/H回路をコンデンサに代え
て設けても可能である。
また、図示実施例ではサンプリング信号SP3A,SP3Bに
応じてそれぞれオントラックのパイロット信号のレベル
をサンプルホールドするS/H回路105a,105bを設けている
が、これら2つのS/H回路を1つのS/H回路に置き換え、
該1つのS/H回路にサンプリング信号SP3A,SP3Bに応じて
オントラックのパイロット信号をサンプルホールドさせ
るようにしてもよい。このようにした場合、スイッチ回
路106は省略される。
なお、図示実施例ではコンパレータ107の一方の入力
には、S/H回路105a,105bに保持されているレベルの1/2
がスイッチSW2を介して入力されるようになっている
が、このレベルはこれに限られるものでなく、例えば1/
2以上の2/3或いはそれ以上の値であってもよい。
〔効果〕 以上説明したように本発明によれば、オントラックの
パイロット信号のサンプリング保持レベルにより、両隣
接トラックのクロストークのレベル差を補正すると共に
シンク信号に応じて行うサンプリングの前後のレベルが
適正であるか否かを判定し、適正でないクロストークの
レベル差によるキャプスタンサーボの制御を行わないよ
うにしているため、キャプスタンサーボの乱れを防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による実施例の全体構成を示すシステム
ブロック図、第2図は本発明の要部を示すブロック図、
第3図は第2図中の一部分の具体的な構成例を示す回路
図、第4図及び第5図は第2図中の各部の信号波形を示
すタイミングチャート図、第6図は第2図中の一部分の
具体的構成を示す回路図、第7図は第6図中の各部の信
号波形を示すタイミングチャート図、第8図は第2図中
の他の一部分の具体的構成を示すブロック図、第9図及
び第10図は第8図中の各部の信号波形を示すタイミング
チャート図、第11図は第2図中の更に他の一部分の具体
的構成を示す回路図、第12図は第11図中の各部の信号波
形を示すタイミングチャート図、第13図及び第14図は第
2図中の一部分の変形例をそれぞれ示す回路図、第15図
はR-DATのトラックフォーマットとブロックフォーマッ
トを示す図、第16図はR-DATのATFトラックパターンを示
す図並びに第17図は第16図のトラックパターンによるト
ラッキング制御の原理を説明するための図である。 1A,1B……回転ヘッド、105a,105b……サンプルホールド
回路、107……コンパレータ、109……レベル調整回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の斜めのトラックの各々にデジタル信
    号とアジマス効果の少ない周波数信号からなるトラッキ
    ング用パイロット信号とシンク信号とを含む複数の信号
    を各トラックの長手方向において記録領域を独立にして
    予め定められたフォーマットで記録してなり、かつ連続
    する3つのトラックに記録される前記パイロット信号を
    互に位置を異ならせると共にシンク信号を一方の隣接ト
    ラックに対応する位置に記録してなる記録媒体上の前記
    複数の信号を再生する少なくとも2つの回転ヘッドを有
    し、 各回転ヘッドの幅を各トラックの幅より広くし、各トラ
    ックの再生により各回転ヘッドの出力にオントラックの
    パイロット信号及び両隣接トラックのパイロット信号の
    クロストークを得、該両隣接トラックのパイロット信号
    のクロストークのレベル差によりキャプスタンサーボの
    制御を行い、各回転ヘッドが各トラック上を走査するよ
    うにしたものにおいて、 各回転ヘッドにより得られるオントラックのパイロット
    信号のレベルをサンプリングし保持する手段と、 該保持手段に保持したレベルを基準にして前記両隣接ト
    ラックのパイロット信号のクロストークのレベル差を補
    正する手段と、 前記保持手段に保持したレベルを基準にして、前記シン
    ク信号の検出に応じてサンプリングした各回転ヘッドの
    出力のパイロット信号周波数成分のレベルが一方の隣接
    トラックのパイロット信号のクロストークとして適正か
    否かを判定する手段とを備え、 該判定手段による判定結果により前記クロストークのレ
    ベル差をトラックズレ量を表わす信号として前記キャプ
    スタンサーボに供給するか否かを決定するようにした、 ことを特徴とするデジタル信号再生装置。
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