JPH08168836A - 運動可能な保持装置を備えた加工機械 - Google Patents

運動可能な保持装置を備えた加工機械

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JPH08168836A
JPH08168836A JP7244887A JP24488795A JPH08168836A JP H08168836 A JPH08168836 A JP H08168836A JP 7244887 A JP7244887 A JP 7244887A JP 24488795 A JP24488795 A JP 24488795A JP H08168836 A JPH08168836 A JP H08168836A
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piston
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 公知の加工機械に対して加工速度を一層高め
る。 【解決手段】 切換エレメント22が、配設された保持
装置20に結合されていて、切換スライダを有してお
り、該切換スライダが、ストッパ21に乗上げる位置
で、ストッパ21の方向に力負荷されて、該ストッパに
支持されており、切換スライダが、少なくとも1つのス
ライダ位置で、エネルギー源と、配設された保持装置2
0の駆動手段とを接続し、少なくとも1つの別のスライ
ダ位置では、このエネルギー源と駆動手段との接続を中
断するようになっている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、打抜き機械のよう
な加工機械であって、加工ヘッドと、該加工ヘッドに対
して相対運動可能な加工品ガイドとが設けられており、
該加工品ガイドに、加工しようとする未完成製品(以
下、加工品と呼ぶ)のための少なくとも2つの保持装置
が設けられており、該保持装置が、制御された状態で加
工品に固定可能であり、かつ、エネルギー源に接続され
た駆動手段によって、加工品および加工品ガイドに対し
て相対運動可能であり、保持装置の駆動手段が、加工品
と連動可能なそれぞれ少なくとも1つの切換エレメント
を介して、エネルギー源に接続されており、切換エレメ
ントには、加工ヘッドに対して定置のストッパが対応し
ており、該ストッパへの切換エレメントの乗上げた時
に、当該保持装置が、加工品を解放する位置に制御され
て、加工品に対して相対的に、加工ヘッドから安全な間
隔を置いた位置に運動させられるようになっている形式
のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の加工機械においては、
加工品が機械的にもしくは自動化されて加工ヘッドに向
かって送られる。この場合保持装置が、送り運動時にも
加工動作時にも、規定された位置に加工品を固定するた
めに役立つ。これとともに、材料ロスをほぼ回避するた
めに、加工品全体が加工ヘッドにとってアクセス可能で
なければならない。このことは特に、加工品に固定され
た保持装置によって遮蔽された加工品部分にも当て嵌ま
る。
【0003】このことから、個々の保持装置を、加工品
を解放する位置に制御し、かつ加工品に対して相対的に
シフト可能にすることが必要になる。これにより、さも
なければ当該保持装置によって遮蔽されていたはずの加
工品部分の加工が可能となる。加工品を保持装置解離時
にもシフトし、規定された加工位置に保持することがで
きるように、加工機械に設けられた保持装置のうちの少
なくとも1つが常に加工品に固定されていなければなら
ない。
【0004】加工ヘッドに対して定置のストッパ、つま
りいわゆる死角滑子ガイド(Totbereichskulisse)によっ
て、加工機械には加工ヘッドの周囲に、そこから保持装
置が特に損傷を回避するために遠ざけられなければなら
ないような領域が規定される。従って、解放位置に制御
された保持装置の、加工品に対する先に述べたような相
対運動は、当該保持装置が加工品の送り運動中に加工ヘ
ッド周囲の危険領域の制限部に達するや否や作動する。
【0005】これを目的として公知の加工機械において
は、加工品ガイドに結合された電気的なスイッチが設け
られている。このスイッチは、死角滑子ガイドに乗上げ
ることによって電気油圧式の弁を切換える。この弁を介
して、配設された保持装置のためのシフト駆動装置が、
油圧式のピストン・シリンダユニットの形で作動させら
れる。この油圧式の駆動装置によって、保持装置は、加
工ヘッドから離反する終端位置にシフトされる。加工品
ガイドが、加工ヘッドに対する送り運動中に、電気的な
スイッチと死角滑子ガイドとの接触が中止されるような
位置に達するや否や、電気油圧式の弁が、保持装置の油
圧式駆動装置がこの保持装置を出発位置に戻すような切
換位置に切換えられる。このシフト駆動装置に機械的に
連動して、保持装置に設けられた、加工品のためのクラ
ンプジョーが制御される。
【0006】上に述べたように機能経過が複数の切換動
作を含んでいるので、このような公知の加工機械の場合
には、保持装置の作動は比較的緩慢である。加工品ガイ
ドに取付けられた電気的なスイッチと、このスイッチに
対応する死角滑子ガイドとの接触が、保持装置の運動と
は無関係に維持され続けるので、このスイッチが死角滑
子ガイドに接触している間は、これらの保持装置は加工
品から解離したのちに、常に不変の一様な距離だけ、シ
フト駆動装置のピストン・シリンダユニットの構造的な
構成により規定された終端位置にシフトされる。これに
より、このような公知の加工機械においては、保持装置
は加工ヘッドを比較的大きく迂回し、保持装置が、加工
ヘッドを通過したあとに再び加工品に固定されるまえに
は比較的長い時間が必要となる。このような事情によ
り、公知の加工機械においては、短い加工時間が得られ
ないので不都合である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の加工機械を改良して、公知の加工機械に
比べて一層高速の加工が可能であるような加工機械を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、切換エレメントが、配設された保
持装置に結合されていて、切換スライダを有しており、
該切換スライダが、ストッパに乗上げる位置で、ストッ
パの方向に力負荷されて、該ストッパに支持されてお
り、切換スライダが、少なくとも1つのスライダ位置
で、エネルギー源と、配設された保持装置の駆動手段と
を接続し、少なくとも1つの別のスライダ位置では、こ
のエネルギー源と駆動手段との接続を中断するようにな
っているようにした。
【0009】
【発明の効果】このような加工機械においては、保持装
置を加工品に対して相対運動させるような駆動手段が、
切換エレメントによって直接的に切換えられる。付加的
な切換時間を伴う別の切換動作が省かれる。さらに、切
換エレメントの切換えは、それぞれ配設された保持装置
の、加工品に対する相対運動と直接的に連動して行われ
る。切換エレメントの切換スライダが、加工ヘッド周囲
の危険域を規定するストッパに乗上げると、この切換ス
ライダは、駆動手段が当該保持装置を加工ヘッドから離
反する方向に運動させる切換位置にシフトする。この保
持装置が運動中、加工ヘッド周囲の危険域外の位置に達
するや否や、保持装置と一緒に運動する切換スライダ
は、保持装置が静止させられるようなスライダ位置を取
る。加工ヘッドを通過したあと、切換エレメントの切換
スライダは、死角滑子ガイドとして役立つストッパが適
当に相応に構成されているので、これまでの運動とは反
対方向にシフトされ、最終的には、当該保持装置が加工
品における出発位置に戻される。公知の加工機械におけ
る保持装置は、加工ヘッドの確実な迂回のためにどうし
ても必要な距離だけ加工品から離反する方向に運動する
にすぎない。これに対して本発明による加工機械におけ
る保持装置は、危険域の制限部に直接隣接して加工ヘッ
ドを迂回するので、加工ヘッド通過後には最短時間内で
加工品に固定することができる。要するに、本発明によ
る加工機械においては高い加工速度が実現される訳であ
る。
【0010】基本的には、本発明による加工機械の先に
述べた利点は、保持装置が電気的な駆動手段によって加
工品および加工品ガイドに対して相対運動するような場
合にも得られる。本発明による加工機械の有利な構成で
は、保持装置が、駆動手段として形成された、少なくと
も1つの駆動ピストン・駆動シリンダユニットを備えた
各シフト駆動装置によって、加工品および加工品ガイド
に対して相対的にシフト可能であり、駆動ピストン・駆
動シリンダユニットが切換エレメントを介して駆動圧力
源に接続されており、切換エレメントとして、切換スラ
イダとして形成された弁スライダを備えた方向切換弁が
設けられており、該方向切換弁が少なくとも1つのスラ
イダ位置では、駆動圧力源と駆動ピストン・駆動シリン
ダユニットとの接続を可能にし、少なくとも1つの別の
スライダ位置ではこの接続を遮断するようになってい
る。
【0011】本発明による加工機械の別の有利な構成で
は、このような形式の加工機械において、駆動シリンダ
が保持装置に結合されており、駆動ピストンが複動式の
ピストンとして形成されて、ピストンロッドを介して加
工品ガイドに結合されており、駆動シリンダの環状室が
駆動圧力源に永続的に接続されており、駆動ピストン
の、環状室とは離反した側のシリンダ室が方向切換弁を
介して駆動圧力源または無圧の室に接続可能である。少
なくとも1つのスライダ位置において、弁スライダは駆
動圧力源と、駆動ピストンの、環状室とは離反した側の
シリンダ室との接続を可能にする。別のスライダ位置に
おいては、弁スライダは、このような接続を遮断し、か
つ駆動ピストンの、環状室とは離反した側のシリンダ室
と、無圧の室との接続を可能にする。弁スライダが駆動
圧力源と駆動ピストンの、環状室とは反対側のシリンダ
室との接続を可能にするようなスライダ位置において
は、配設された保持装置は、加工品における出発位置に
位置している。弁スライダが、加工ヘッド周囲の危険域
をマーキングするストッパに乗上げると、弁スライダは
駆動圧力源と駆動ピストンの、環状室とは反対側のシリ
ンダ室との接続を遮断し、このシリンダ室と無圧の室と
の接続を可能にする。従って、駆動シリンダおよびこれ
に結合された保持装置は、駆動シリンダの環状室内に永
続的に存在する駆動圧力によって、駆動ピストンに対し
て相対的にシフトされる。この場合、駆動ピストンはこ
の駆動ピストンの、環状室とは離反した側の環状室内に
存在する圧力媒体を無圧の室内に押退け、保持装置は最
終的には、加工ヘッドから離反した位置を取る。保持装
置が加工ヘッドを通過し、かつ弁スライダがストッパに
おいて解放されたあと、この弁スライダは出発位置に戻
される。今や駆動ピストンの、環状室とは離反した側の
シリンダ室が新たに駆動圧力源に接続されている。これ
により、このようなシリンダ室には、駆動ピストンをそ
の出発位置に戻すような圧力が発生する。このような駆
動ピストンの出発位置においては、当該保持装置は加工
品における出発位置に位置している。
【0012】先に述べたシフト駆動装置は空気圧式駆動
系として構成されても油圧式駆動系として構成されても
よい。油圧式の構成は、本発明による加工機械の有利な
構成形式であることが判っている。このような構成にお
いては、切換エレメントとして、油圧式の方向切換弁が
設けられている。油圧式の方向切換弁によって油圧式の
シフト駆動装置を直接的に切換えることができる。
【0013】本発明のさらに別の有利な構成では、弁ス
ライダがばねエレメントによってストッパの方向に力負
荷されている。ばねエレメントは、弁スライダを力負荷
するための構造上簡単かつ整備し易い手段である。ばね
エレメントによる負荷を補足して、または、ばねエレメ
ントによる負荷の代わりに、弁スライダが駆動圧力源に
よってストッパの方向に力負荷されていてよい。
【0014】加工品および加工品ガイドに対して相対的
に保持装置を駆動するほかに、加工品における保持装置
の固定を制御するか、もしくは加工品からの保持装置の
解離を制御することにより、加工速度を高めることがで
きる。加工品ガイドによって加工ヘッドの方向に運動す
る保持装置が、加工ヘッドに達するまえに加工品から解
離されるのが速ければ速いほど、さらに、解離された保
持装置が、加工ヘッドを通過したあとで再び加工品に固
定されるのが速ければ速いほど、加工ガイドにおける固
定の確実さが損なわれることなく、加工品を加工ヘッド
に対してそれだけ速く送ることができる。
【0015】本発明による加工機械のさらに別の有利な
構成では、保持装置が、それぞれ配設された切換エレメ
ントにより制御されて加工品に固定可能である。加工品
および加工品ガイドに対する保持装置の相対運動と、保
持装置の固定・解離とを直接的に機械的に連動すること
に関連した機械的な慣性がこうして回避される。切換エ
レメントが相応に構成されていると、「保持装置の運
動」と「保持装置の固定もしくは解離」という両機能を
時間的に平行させるか、または少なくとも短い時間的間
隔しか置かずに相前後してこれらの機能を果たすことが
できる。
【0016】本発明による加工機械のさらに別の有利な
構成では、保持装置が、それぞれ少なくとも2つのクラ
ンプジョーを有しており、該両クランプジョー相互間
に、固定された加工品がクランプ状態で保持されてお
り、両クランプジョーのうちの少なくとも一方が旋回軸
を中心にして旋回可能に支承されており、切換エレメン
トとして、弁スライダを備えた方向切換弁が設けられて
おり、旋回可能に支承されたクランプジョーが、回転軸
の、加工品とは離反した側で、この旋回軸を超えて突出
しており、加工品とは反対方向に上り勾配を有する制御
カムに支持されており、該制御カムが、制御シリンダ内
で案内された制御ピストンに結合されていて、該制御ピ
ストンにおいて加工品平面に対して平行にシフト可能で
あり、制御シリンダが方向切換弁を介して制御圧力源に
接続可能であり、方向切換弁の弁スライダが、少なくと
も1つの制御位置では、制御シリンダと制御圧力源との
接続を可能にし、少なくとも1つの別の制御位置では、
この接続を遮断するようになっている。このように構成
されていると、加工品を解放もしくは固定する位置に、
対応する保持装置を制御するための切換エレメントと、
加工品および加工品ガイドに対して当該保持装置を相対
運動させるための駆動装置を作動させるための切換エレ
メントとを、同一のもので利用することができる。制御
圧力で負荷可能な制御ピストン・制御シリンダユニット
を別個に使用することによって、加工品および加工品ガ
イドに対する相対運動とは切離された状態で保持装置を
加工品に固定するか、またはこの加工品から解離するこ
とができる。方向切換弁の弁スライダに制御縁部が相応
に配置されていると、「加工品を解放する」機能と、
「加工品から離反する方向に保持装置を運動させる」機
能と、「加工品に向かって保持装置を運動させる」機能
と、「保持装置を固定する」機能とを、僅かな時間的間
隔しか置かずに相前後して確実に行うことができる。
【0017】本発明による加工機械のさらに別の有利な
構成では、制御ピストンが、差動ピストンとして形成さ
れており、制御シリンダの、小さめのピストン面によっ
て制限された室が、制御圧力源に永続的に接続されてお
り、制御シリンダの、大きめのピストン面によって制限
された室が、方向切換弁を介して制御圧力源または無圧
の室に接続可能であり、弁スライダが制御位置では、制
御圧力源と、大きめのピストン面によって制限された制
御シリンダ室との接続を可能にし、少なくとも1つの別
の制御位置では、この接続を遮断して、かつ、大きめの
ピストン面によって制限された制御シリンダ室と、無圧
の室との接続を可能にするようになっている。
【0018】構造を簡単にするために、本発明による加
工機械のさらに別の有利な構成では、制御圧力源として
駆動圧力源が設けられている。
【0019】旋回可能に支承されたクランプジョーが支
持ローラを介して制御カムに支持されていると、これに
より、制御カムと、対応するクランプジョーとの接触面
に生じる摩擦が減じられ、クランプジョーのためのスム
ーズな機械的な旋回駆動装置が得られる。
【0020】本発明による加工機械の場合、加工品を加
工動作開始前にできるだけ簡単にかつ時間節約的に加工
品ガイドに固定することができるように、本発明のさら
に別の有利な構成では、弁スライダがバイパス制御圧力
(Ueberbrueckungssteuerdruck)によって負荷されて、制
御シリンダと制御圧力源との接続を可能にする位置およ
び/またはこの接続を遮断する位置にシフト可能であ
る。このバイパス制御圧力によって、切換エレメント
と、加工ヘッドに対して定置のストッパとの接触とは無
関係に、保持装置が加工品を解放するような位置に保持
装置を制御することができる。保持装置のこのような位
置において、加工動作を準備するために、加工品を保持
装置内に挿入することができる。加工品を全ての保持装
置に同時に挿入することができるように、全ての保持装
置の弁スライダがバイパス制御圧力で負荷可能であると
有利である。こうして得られる加工機械の準備時間の最
小化は、加工品の全加工時間の最小化に貢献する。
【0021】本発明による加工機械のさらに別の有利な
構成では、弁スライダと、加工ヘッドに対して定置のス
トッパとの接触とは無関係に保持装置を制御するため
に、弁スライダが、テレスコープ状にシフト方向に互い
に案内された部分スライダを有しており、該両部分スラ
イダが、戻し力に抗して互いに向かってシフト可能であ
り、第1の部分スライダが、加工ヘッドに対して定置の
ストッパに対応しており、第2の部分スライダが、バイ
パス制御圧力によって負荷されて、第1の部分スライダ
に対して相対的に、制御シリンダと制御圧力源との接続
を可能にする位置および/またはこの接続を遮断する位
置にシフト可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】次に本発明を、図面に示した実施
の形態について説明する。
【0023】図1および図2から判るように、図示され
た加工機械は、機械上側部分2ならびに機械下側部分3
を備えたスタンド1を有している。機械上側部分2と機
械下側部分3との間隙には、加工品ガイド4が配置され
ている。この加工品ガイドによって、加工品が薄板5の
形で、1水平方向平面内で、スタンド1の前端部に設け
られた打抜きステーション6に対して相対的にシフト可
能である。
【0024】この打抜きステーション6は主として、上
下運動可能なポンチ8を備えた、機械上側部分2に支承
された加工ヘッド7と、機械下側部分3に支持されたダ
イ収容部9とから成っている。このダイ収容部にはダイ
(図示せず)が保持されている。加工品ガイド4はガイ
ドキャリッジ10を有している。このガイドキャリッジ
はモータ11によって駆動されて複矢印12の方向にシ
フト可能である。これを目的として、モータ11の駆動
軸に組付けられたピニオンが、機械下側部分3に取付け
られたラック13と噛合っている。ガイドキャリッジ1
0においては横方向レール14が、このガイドキャリッ
ジの運動方向に対して横方向に、つまり複矢印15の方
向にシフト可能に案内されている。横方向レール14は
モータ16を介して駆動される。このモータ16は、駆
動ピニオン17を介して、横方向レール14に固く結合
されたラック18を負荷する。
【0025】打抜きステーション6に向いた側では、横
方向レール14に、合計6つのガイドケーシング19が
固く結合されている。ガイドケーシング19内部には、
それぞれ1つの保持装置が爪20の形で、ガイドケーシ
ング19に対して相対的に、つまり複矢印12の方向に
シフト可能に案内されている。図2においては合計6つ
のガイドケーシング19もしくは爪20のうち4つしか
示されていない。死角滑子ガイド21として形成された
ストッパがダイ収容部9に固く固定されており、加工ヘ
ッド7周囲の危険区域を規定している。死角滑子ガイド
21には、各爪20とそれぞれシフト可能にこの爪に取
付けられた切換エレメント22が対応している。
【0026】特に図2から判るように、個々の保持装置
20が薄板5から一時的に解離されたときにのみ、薄板
5の縁部領域の不備のない加工が可能である。この条件
下でのみ、さもなければ当該保持装置20によって遮蔽
されているはずの薄板5の部分が、加工ヘッド7のポン
チ8にとってアクセス可能である。
【0027】薄板5が横方向レール14のシフトによっ
て例えば図2で見て上方に向かって運動すると、図2で
見て加工ヘッド7と隣合う下側の爪20の切換エレメン
ト22が死角滑子ガイド21に乗上げる。これによりこ
の爪20は開かれ、加工品およびこれに所属のガイドケ
ーシング19に対して相対的に、横方向レール14の方
向に直線運動する。このような引込み位置を、切換エレ
メント22が死角滑子ガイド21に接触している限り爪
20は維持する。薄板5はこのような時間中、残りの爪
20によって加工品ガイド4に固定されている。図2で
見て下側の爪20が、死角滑子ガイド21によって規定
された間隔を置いて打抜き機械の加工ヘッド7を通過す
るやいなや、当該切換エレメント22と死角滑子ガイド
21との接触は終了し、この爪20は薄板5における出
発位置に戻され、この薄板に固定される。
【0028】上に述べた機能経過を可能にする、協働可
能な技術的な諸手段は、原理的には図3に、詳細には図
4に示されている。
【0029】切換エレメント22としては、弁スライダ
23を備えた油圧式の方向切換弁が使用される。この弁
スライダは、対応する爪20が加工ヘッド7に対して適
宜に配置されている場合には、接触ローラ24を介して
死角滑子ガイド21に支持されている。弁スライダ23
は5つのスライダ位置I,II,III,IV,Vを取
ることができる。
【0030】爪20を薄板5およびガイドケーシング1
9に対して、ひいては加工品ガイド4に対して相対的に
シフトするためには、駆動ピストン25と駆動シリンダ
26とから成る駆動ピストン・駆動シリンダユニット2
7が役立つ。駆動ピストン25は、複動式の差動ピスト
ンとして形成されており、ピストンロッド28を介して
ガイドケーシング19に固定されている。駆動シリンダ
26は爪20に結合されている。
【0031】駆動シリンダ26の環状室は、中央の孔2
9を介して、駆動圧力源として役立つ油圧ポンプ30に
接続されており、この油圧ポンプによって、駆動圧力を
かけられた圧油で永続的に負荷される。駆動ピストン2
5の、環状室とは離反した側の駆動シリンダ26のシリ
ンダ室は、油圧導管31を介して、方向切換弁22の作
業ポートに接続されている。
【0032】制御シリンダ32と制御ピストン33とは
制御ピストン・制御シリンダユニット34を形成してい
る。この制御ピストン33も、複動式の差動ピストンと
して形成されている。小さめのピストン面によって仕切
られた制御シリンダ室は、圧力導管35を介して、制御
圧力源としても利用される油圧ポンプ30に永続的に接
続されている。この圧力導管は部分的には中央の長手方
向孔として、ガイドケーシング19に結合されたガイド
ロッド36内部に延びている。制御ピストン33の大き
めの面によって仕切られた制御シリンダ室と、方向切換
弁22の第2の作業ポートとを、油圧導管37が接続し
ている。
【0033】さらに方向切換弁22は、ポンプ導管38
を介して油圧ポンプ30に接続されて、タンク導管39
を介して、無圧つまり大気圧下の油圧タンク(図示せ
ず)に接続されている。
【0034】制御ピストン33と一体に、緊定ピストン
40が形成されている。この緊定ピストンの、制御ピス
トン33とは離反した楔状の端部は、制御ピストン33
の方向に上り勾配を有する制御カム41を備えている。
この制御カム41には、支持ローラ42を介して爪20
のクランプジョー43が支持されている。このクランプ
ジョー43は、旋回軸44を中心にして旋回可能に支承
されており、支持ローラ42から離反した側では、拡張
ばね45の形の圧縮ばねによって負荷されている。爪2
0の固定のクランプジョー46は、薄板5のための支持
体として役立ち、拡張ばね45のための受けとしても役
立つ。
【0035】図3および図4に示された出発位置におい
ては、爪20がクランプした状態で、薄板5に固定され
ている。弁スライダ23はスライダ位置Iに位置してい
る。このスライダ位置Iにおいては、弁スライダは油圧
ポンプ30をポンプ導管38と油圧導管31;37とを
介して、駆動ピストン25の、環状室とは離反した側の
駆動シリンダ26の室に接続するか、もしくは、制御ピ
ストン33の大きめの面によって仕切られた、制御シリ
ンダ32の室に接続する。タンク導管39は遮断されて
いる。駆動ピストン25の両側には、駆動シリンダ26
内に、等しい圧力つまり油圧ポンプ30によって生ぜし
められた駆動圧力が形成される。しかしながら、駆動圧
力によって負荷されたピストン面もしくはシリンダ面の
大きさが異なっているので、駆動シリンダ26は、図3
および図4で見て右側の終端位置にシフトされる。同じ
ことが、駆動シリンダ26に結合された爪20にも当て
嵌まる。制御ピストン・制御シリンダユニット34にお
ける圧力と面積との対応関係により、制御ピストン33
と一体に形成された緊定ピストン40は、やはり図3お
よび図4で見て右側の終端位置を取る。このような位置
では、緊定ピストン40は制御カム41を介してクラン
プジョー43を閉鎖方向に負荷する。
【0036】弁スライダ23の前端部に配置された接触
ローラ24が、加工品ガイド4によって生ぜしめられる
薄板5の運動中に、死角滑子ガイド21に乗上げると、
この弁スライダ23は、先ずスライダ位置IIにシフト
される。このスライダ位置IIにおいては、駆動ピスト
ン25の、環状室とは離反した側の駆動シリンダ26の
室は、依然として油圧ポンプ30に接続されている。ス
ライダ位置IIにおいては、ポンプ導管38を介して形
成可能な、制御ピストン33の大きめの面によって仕切
られた制御シリンダ室と油圧ポンプ30との接続が遮断
されている。
【0037】方向切換弁22が死角滑子ガイド21の方
向にさらに運動し続けると、弁スライダ23がスライダ
位置IIIにシフトされる。このスライダ位置IIIに
おいては、弁スライダ23は、制御ピストン33の大き
めの面によって仕切られた制御シリンダ室を、油圧導管
37とタンク導管39とを介して、無圧の油圧タンクに
接続する。方向切換弁22のこのような切換位置におい
ては、制御ピストン33が、制御シリンダ32の環状室
に存在する油圧の作用下で、制御ピストン33の大きめ
の面によって仕切られた制御シリンダ室から圧油を押退
ける。このことと相俟って、緊定ピストン40が、図3
および図4で見て左側にシフトする。拡張ばね45によ
って負荷されて、クランプジョー43は今やその開放位
置に旋回することができる。このような開放位置におい
て、クランプジョーは薄板5を解放する。
【0038】加工品ガイド4が死角滑子ガイド21の方
向にさらに運動すると、弁スライダ23はスライダ位置
IVにシフトされる。このスライダ位置IVにおいて
は、ポンプ導管38を介して形成可能な、駆動ピストン
25の、環状室とは離反した側の駆動シリンダ26の室
と油圧ポンプ30との接続が遮断されている。爪20は
依然として開放位置に制御されている。
【0039】弁スライダ23が死角滑子ガイド21にさ
らに乗上げると、最終的に駆動ピストン25の、環状室
とは離反した側の駆動シリンダ26の室は、弁スライダ
23を介して無圧のタンク導管39に接続される。方向
切換弁22のこのようなスライダ位置Vにおいては、駆
動ピストン25が、油圧ポンプ30によって生ぜしめら
れた、環状室内に存在する駆動圧力の作用下で、反対側
に存在する圧油を押退けることができる。従って、駆動
シリンダ26が、この駆動シリンダに結合された爪20
と一緒に図3および図4で見て左に向かってシフトされ
る。従って、予め既に開放された爪20は、薄板5から
離反する方向に運動し、打抜きステーション6の加工ヘ
ッド7に対して引込まれる。爪20と一緒に運動する弁
スライダ23と、死角滑子ガイド21との間隔が、この
弁スライダが符号47で示したばね47によって負荷さ
れて、スライダ位置Vからスライダ位置IVに戻される
だけ大きくなるや否や、このような後退運動は終了す
る。
【0040】加工ヘッド7に対する死角滑子ガイド21
の取付けは、爪20が常に加工ヘッド7周囲の危険域の
外部に保持されるように行われる。さらに、爪20が所
定の安全な間隔を置いて加工ヘッド7を通過するや否
や、弁スライダ23との接触が終了するように、死角滑
子ガイド21は構成されている。爪20がこのような位
置に達するや否や、弁スライダ23が解放され、そのと
き初めて、開放された爪20が薄板5に戻されるような
スライダ位置III,IIを取る。次いで弁スライダ
は、爪20が閉じられ、かつ薄板5に固定されるような
スライダ位置Iを再び取る。
【0041】図3に示された行程ピストン・行程シリン
ダユニット48は、死角滑子ガイド21の昇降のために
役立つ。死角滑子ガイドの沈込みは、例えば、打抜きス
テーション6に設けられた加工工具が、加工品ガイド4
によって交換可能であり、このために加工品ガイド4
が、加工ヘッド7もしくはダイ収容部9の近くに移動さ
れなければならない場合に可能である。図3において、
沈込み位置における死角滑子ガイド21が破線で示され
ている。
【0042】加工品ガイド4を加工動作開始前に、加工
しようとする薄板5で負荷することができるように、も
しくは、薄板5を加工終了後に加工品ガイド4から取除
くことができるように、爪20を開放位置に切換えるこ
とができる。このことは図5および図6に示した装置に
よって、弁スライダ23と死角滑子ガイド21との接触
とは無関係に可能である。
【0043】図5に示したように、弁スライダ23はシ
フト方向にテレスコープ状に互いに案内された2つの部
分スライダ49,50から構成されている。この部分ス
ライダ49は、死角滑子ガイド21に対応しており、こ
の死角滑子ガイドへの乗上げ時にシフトされる。このと
きに、前に述べた切換動作が生ぜしめられる。
【0044】部分スライダ49の内部において案内され
た部分スライダ50のピストン51が、圧力導管52を
介して空気圧的なバイパス制御圧力で負荷可能である。
内側の部分スライダ50の制御縁部53,54は外側の
部分スライダ49の制御縁部に対応している。
【0045】図6(a)は、外側の部分スライダ49に
設けられた対応制御縁部に対する、内側の部分スライダ
50に設けられた制御縁部53,54相互の配置関係
を、切換エレメント22の出発位置において示してい
る。このような出発位置において、切換エレメント22
は、図3に示したスライダ位置Iを取る。すなわち、対
応する爪20が、横方向レール14から離反した位置に
シフトされ、閉鎖位置に制御される。加工しようとする
加工品を挿入するために爪20を開放したい場合には、
内側の部分スライダ50のピストン51が空気圧的なバ
イパス制御圧力で負荷される。従って、内側の部分スラ
イダ50は外側の部分スライダ49に対して相対的にシ
フトする。図5から判るように、制御縁部53,54が
図6(b)に示された位置を取るまでこの外側の部分ス
ライダは、方向切換弁22のケーシングに支持されてい
る。このような位置においては、制御縁部53,54
は、油圧導管37をポンプ導管38に対して遮断し、同
時に油圧導管37とタンク導管39との接続を許す。こ
れにより制御ピストン33は、その小さめの面により仕
切られた、制御シリンダ32の室内で永続的に存在する
圧力の作用下で図3で見て左に向かってシフトすること
ができる。これと相俟って、既に先に述べたように緊定
ピストン40が同方向の運動し、これにより旋回可能に
支承されたクランプジョー43が開放位置に旋回する。
今や、加工品を爪20の固定のクランプジョー46に供
給することができる。
【0046】これまで作用していた空気圧的なバイパス
制御圧力からピストン51が負荷軽減されることによ
り、内側の部分スライダ50が出発位置に戻される。こ
の出発位置においては、制御縁部53,54は図6
(a)に示された位置を取る。今やポンプ導管38は、
油圧導管37に再び接続され、油圧ポンプ30は、制御
ピストン33の大きめの面によって仕切られた、制御シ
リンダ32の室を負荷する。これにより制御ピストン3
3は、図3に示された出発位置に戻される。この出発位
置において、旋回可能なクランプジョー43は緊定ピス
トン40を介して作動させられて、加工品を負荷する。
【0047】念のために図6(c)においては、内側の
部分スライダ50の制御縁部53,54の位置が、内側
の部分スライダ50が負荷されておらず、かつ死角滑子
ガイド21に乗上げる外側の部分スライダ49が、制御
シリンダ32に通じる油圧導管37を遮断する位置にシ
フトされているような方向切換弁22の運転状態で示さ
れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】加工品ガイドを備えた打抜き機械の側面図であ
る。
【図2】図1の打抜き機械の一部を、機械加工品平面を
上から見た状態で示した図である。
【図3】図1および図2の打抜き機械の、加工品の保持
装置の油圧的な回路図である。
【図4】図1および図2の打抜き機械の、加工品の保持
装置とその切換エレメントとを示した断面図である。
【図5】図4の切換エレメントの拡大断面図である。
【図6】切換エレメントの出発位置における制御縁部
(図5のAの部分)の図(a)と、切換エレメントのバイ
パス制御圧力負荷時の制御縁部の図(b)と、内側の部
分スライダが負荷されず、かつ外側の部分スライダが油
圧導管を遮断する位置に位置する場合の制御縁部の図
(c)である。
【符号の説明】
1 スタンド、 2 機械上側部分、 3 機械下側部
分、 4 加工品ガイド、 5 薄板、 6 打抜きス
テーション、 7 加工ヘッド、 8 ポンチ、 9
ダイ収容部、 10 ガイドキャリッジ、 11 モー
タ、 12 複矢印、 13 ラック、 14 横方向
レール、 15 複矢印、 16 モータ、 17 駆
動ピニオン、 18 ラック、 19 ガイドケーシン
グ、 20 爪、 21 死角滑子ガイド、 22 切
換エレメント、 23 弁スライダ、 24 プッシュ
ローラ、 25 駆動ピストン、 26 駆動シリン
ダ、27 駆動ピストン・駆動シリンダユニット、 2
8 ピストンロッド、 29 孔、 30 油圧ポン
プ、 31 油圧導管、 32 制御シリンダ、 33
制御ピストン、 34 制御ピストン・制御シリンダ
ユニット、 35 圧力導管、 36 ガイドロッド、
37 油圧導管、 38 ポンプ導管、 39 タン
ク導管、 40 緊定ピストン、 41 制御カム、
42 支持ローラ、 43 クランプジョー、 44
旋回軸、 45 拡張ばね、 46 クランプジョー、
47 ばね、 48 行程ピストン・行程シリンダユ
ニット、49,50 部分スライダ、 51 ピスト
ン、 52 圧力導管、 53,54 制御縁部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打抜き機械のような加工機械であって、
    加工ヘッド(7)と、該加工ヘッドに対して相対運動可
    能な加工品ガイド(4)とが設けられており、該加工品
    ガイドに、加工品(5)のための少なくとも2つの保持
    装置(20)が設けられており、該保持装置が、制御さ
    れた状態で加工品(5)に固定可能であり、かつ、エネ
    ルギー源に接続された駆動手段によって、加工品(5)
    および加工品ガイド(4)に対して相対運動可能であ
    り、保持装置(20)の駆動手段が、加工品(5)と連
    動可能なそれぞれ少なくとも1つの切換エレメント(2
    2)を介して、エネルギー源に接続されており、切換エ
    レメント(22)には、加工ヘッド(7)に対して定置
    のストッパ(21)が対応しており、該ストッパ(2
    1)への切換エレメント(22)の乗上げた時に、当該
    保持装置(20)が、加工品(5)を解放する位置に制
    御されて、加工品(5)に対して相対的に、加工ヘッド
    (7)から安全な間隔を置いた位置に運動させられるよ
    うになっている形式のものにおいて、 切換エレメント(22)が、配設された保持装置(2
    0)に結合されていて、切換スライダを有しており、該
    切換スライダが、ストッパ(21)に乗上げる位置で、
    ストッパ(21)の方向に力負荷されて、該ストッパに
    支持されており、切換スライダが、少なくとも1つのス
    ライダ位置で、エネルギー源と、配設された保持装置
    (20)の駆動手段とを接続し、少なくとも1つの別の
    スライダ位置では、このエネルギー源と駆動手段との接
    続を中断するようになっていることを特徴とする、運動
    可能な保持装置を備えた加工機械。
  2. 【請求項2】 保持装置(20)が、駆動手段として形
    成された、少なくとも1つの駆動ピストン・駆動シリン
    ダユニット(27)を備えた各シフト駆動装置によっ
    て、加工品(5)および加工品ガイド(4)に対して相
    対的にシフト可能であり、駆動ピストン・駆動シリンダ
    ユニット(27)が切換エレメント(22)を介して駆
    動圧力源(30)に接続されており、切換エレメント
    (22)として、切換スライダとして形成された弁スラ
    イダ(23)を備えた方向切換弁(22)が設けられて
    おり、該方向切換弁が少なくとも1つのスライダ位置
    (I,II,III)では、駆動圧力源(30)と駆動
    ピストン・駆動シリンダユニット(27)との接続を可
    能にし、少なくとも1つの別のスライダ位置(IV,
    V)ではこの接続を遮断するようになっている、請求項
    1記載の加工機械。
  3. 【請求項3】 駆動シリンダ(26)が保持装置(2
    0)に結合されており、駆動ピストン(25)が複動式
    のピストンとして形成されて、ピストンロッド(28)
    を介して加工品ガイド(4)に結合されており、駆動シ
    リンダ(26)の環状室が駆動圧力源(30)に永続的
    に接続されており、駆動ピストン(25)の、環状室と
    は離反した側のシリンダ室が、方向切換弁(22)を介
    して、駆動圧力源(30)または無圧の室に接続可能で
    あり、弁スライダ(23)が、少なくとも1つのスライ
    ダ位置(I,II,III)では、駆動圧力源(30)
    と、駆動ピストン(25)の、環状室とは離反した側の
    シリンダ室との接続を可能にし、別のスライダ位置
    (V)では、この接続を遮断して、駆動ピストン(2
    5)の、環状室とは反対側のシリンダ室と無圧の室との
    接続を可能にするようになっている、請求項2記載の加
    工機械。
  4. 【請求項4】 油圧式のシフト駆動装置が設けられてお
    り、切換エレメント(22)として油圧式の方向切換弁
    (22)が設けられている、請求項2または3記載の加
    工機械。
  5. 【請求項5】 弁スライダ(23)がばねエレメントに
    よってストッパ(21)の方向に力負荷されている、請
    求項2から4までのいずれか1項記載の加工機械。
  6. 【請求項6】 弁スライダ(23)が駆動圧力源(3
    0)によってストッパ(21)の方向に力負荷されてい
    る、請求項2から5までのいずれか1項記載の加工機
    械。
  7. 【請求項7】 保持装置(20)が、それぞれ配設され
    た切換エレメント(22)によって制御されて、加工品
    (5)に固定可能である、請求項1から6までのいずれ
    か1項記載の加工機械。
  8. 【請求項8】 保持装置(20)が、それぞれ少なくと
    も2つのクランプジョー(43,46)を有しており、
    該両クランプジョー相互間に、固定された加工品(5)
    がクランプ状態で保持されており、両クランプジョーの
    うちの少なくとも一方が旋回軸(44)を中心にして旋
    回可能に支承されており、切換エレメント(22)とし
    て、弁スライダ(23)を備えた方向切換弁(22)が
    設けられており、旋回可能に支承されたクランプジョー
    (43)が、旋回軸(44)の、加工品(5)とは離反
    した側で、この回転軸を超えて突出しており、加工品
    (5)とは反対方向に上り勾配を有する制御カム(4
    1)に支持されており、該制御カムが、制御シリンダ
    (32)内で案内された制御ピストン(33)に結合さ
    れていて、該制御ピストンにおいて加工品平面に対して
    平行にシフト可能であり、制御シリンダ(32)が方向
    切換弁(22)を介して制御圧力源(30)に接続可能
    であり、方向切換弁(22)の弁スライダ(23)が、
    少なくとも1つの制御位置(I)では、制御シリンダ
    (32)と制御圧力源(30)との接続を可能にし、少
    なくとも1つの別の制御位置(II,III,IV,
    V)では、この接続を遮断するようになっている、請求
    項7記載の加工機械。
  9. 【請求項9】 制御ピストン(33)が、差動ピストン
    として形成されており、制御シリンダ(32)の、小さ
    めのピストン面によって制限された室が、制御圧力源
    (30)に永続的に接続されており、制御シリンダ(3
    2)の、大きめのピストン面によって制限された室が、
    方向切換弁(22)を介して制御圧力源(30)または
    無圧の室に接続可能であり、弁スライダ(23)が制御
    位置(I)では、制御圧力源(30)と、大きめのピス
    トン面によって制限された制御シリンダ室との接続を可
    能にし、少なくとも1つの別の制御位置(III,I
    V,V)では、この接続を遮断して、かつ、大きめのピ
    ストン面によって制限された制御シリンダ室と、無圧の
    室との接続を可能にするようになっている、請求項8記
    載の加工機械。
  10. 【請求項10】 制御圧力源(30)として、駆動圧力
    源(30)が設けられている、請求項2または8記載の
    加工機械。
  11. 【請求項11】 旋回可能に支承されたクランプジョー
    (43)が、支持ローラ(42)を介して制御カム(4
    1)に支持されている、請求項7から10までのいずれ
    か1項記載の加工機械。
  12. 【請求項12】 弁スライダ(23)が、バイパス制御
    圧力によって負荷されて、制御シリンダ(32)と制御
    圧力源(30)との接続を可能にする位置および/また
    はこの接続を遮断する位置にシフト可能である、請求項
    8から11までのいずれか1項記載の加工機械。
  13. 【請求項13】 弁スライダ(23)が、テレスコープ
    状にシフト方向に互いに案内された部分スライダ(4
    9,50)を有しており、該両部分スライダが、戻し力
    に抗して互いに向かってシフト可能であり、第1の部分
    スライダ(49)が、加工ヘッド(7)に対して定置の
    ストッパ(21)に対応しており、第2の部分スライダ
    (50)が、バイパス制御圧力によって負荷されて、第
    1の部分スライダ(49)に対して相対的に、制御シリ
    ンダ(32)と制御圧力源(30)との接続を可能にす
    る位置および/またはこの接続を遮断する位置にシフト
    可能である、請求項12記載の加工機械。
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