JPH08168491A - 保護ガード付の外科用メス - Google Patents

保護ガード付の外科用メス

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JPH08168491A
JPH08168491A JP7182966A JP18296695A JPH08168491A JP H08168491 A JPH08168491 A JP H08168491A JP 7182966 A JP7182966 A JP 7182966A JP 18296695 A JP18296695 A JP 18296695A JP H08168491 A JPH08168491 A JP H08168491A
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JP
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scalpel
guard
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JP7182966A
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Michael R Abidin
マイクル・アール・アビディン
Steven P Lehmbeck
スティーヴン・ピー・レームベック
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RENAADO BURUUMU
Original Assignee
RENAADO BURUUMU
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    • A61B17/3209Incision instruments
    • A61B17/3211Surgical scalpels, knives; Accessories therefor
    • A61B17/3213Surgical scalpels, knives; Accessories therefor with detachable blades
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61B17/3211Surgical scalpels, knives; Accessories therefor
    • A61B17/3217Devices for removing or collecting used scalpel blades
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手を触れることなく使用済みの刃を外科用メス
からもぎ取ることができる外科用メスの提供。 【解決手段】保護ガード付の外科用メスとブレードスト
リッパとの組み合わせ(200)は、イジェクタボタン
(238)と協働する摺動ガード(202)を用いて、
使用済みの刃(224)をメス(200)からもぎ取
り、それによって、刃(224)に手を触れることによ
る問題点を排除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手術用メス、特に
手術室における外科手術の際に、執刀医やその補助者が
誤って切傷を負うことを防止するための、メス刃のため
の引っ込み可能な保護ガードを備えた手術用メスに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】手術用メスは、外科医やその他の医療専
門家が、手術中において切開を行うために常時使用する
ものである。典型的な場面としては、手術室助手(看護
婦、技師、または他の医師)が、執刀医が患者や器具か
ら目を離さないでメスを「触知」し自動的にその柄を握
ることができるように、メスを予め定めた方向で執刀医
の手に「押し付けて」手渡す。もし、手渡すメスの方向
が予め定めた通りでないと、看護婦または執刀医の手を
傷付ける。執刀医がメスを助手に手渡す場合にも同じ危
険が生じる。
【0003】このような切傷は、不快感を与え、精神の
集中を妨げるばかりでなく、患者の血やその他の体液が
執刀医やその他の手術チームのメンバー(その逆も同様
である)に付着し、感染症の恐れが生じる。このような
事態に対する懸念は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)
の出現以来特に強くなった。現実に、このような切傷
は、すでに医療関係者のHIV感染の危険を避けるため
に、手術そのものを行うことを止めた外科医やその他の
医療関係者もいる。B型肝炎ウイルス(HBV)につい
ても同様な懸念がある。
【0004】手術中におけるメスにより切傷に関連する
危険は、注射針に関連する危険よりも大きい。注射針に
おいても問題は驚くほど大きくなっている。「疾病管理
センター・注射針監視グループ」の研究によれば、HI
V陽性の患者に対する3,978例の注射から、13名
の医療関係者すなわち約300名のうちの1名が感染し
ている。従って、手術室その他の場所においてエイズ患
者を治療する際の注射針により、外科医、看護婦その他
の医療関係者が血清中に抗体を生じHIV陽性となる確
率は、約300名のうちの1名に達する。外科医、看護
婦、その他の医療関係者が、手術施行中に(注射針では
なく)メスで切傷を負うと、出血量がより多く、傷の範
囲がより大きいのであるから、このような危険は遥かに
大きくなる。
【0005】この問題を解決するために、従来技術は保
護ガードを備えた手術用メスを開示している。例えば、
米国特許第3,906,626号及び第5,071,4
26号並びにドイツ公開特許第DE 37 22 89
9 A1がある。しかしながら、種々の理由により、こ
れらの保護ガード付メスは完全に満足すべきものではな
く、従って現在病院や診療所で広く使用されてはいな
い。
【0006】また、例えば米国特許第4,735,20
2号のように、眼科用のロック式刃保護ガードを備えた
顕微鏡手術用のナイフを開示しているものもある。しか
しながら、その構造や意図された目的は、一般手術用と
しては適当ではない。
【0007】もう一つの従来技術の例は、米国特許第
4,499,898号である。この米国特許は、調節し
て延長することができる刃とそのためのゲージとを備え
た手術用ナイフを開示している。しかしながら、この技
術は、非常に微妙な手術を目的とするものであり、一般
的な目的のための保護ガード付メスとしては適当ではな
い。
【0008】一般用実用ナイフには、摺動保護ガードを
備えたものがあるが、これらはあくまで一般向金物製品
であり、外科手術用としては必ずしも適当でない。
【0009】保護手袋の使用は、手術時において切傷を
負う可能性を減少させるのに役立つが、これらの手袋も
決して完全ではない。手袋をしていても切傷を負う場合
が多々ある。手袋を2枚重ねて使用しても完全な保護は
得られない。何故ならば、メスの刃によって手袋が2枚
とも切断されることが多いからである。また、手袋を2
枚重ねて使用すると、手の動きが悪くなり、また手袋が
気になって精神の集中が妨げられるので、手術の施行に
支障をきたす。
【0010】このような事態が極めて重大になったの
で、一流の外科医や看護婦、その他の医療関係者で手術
に関与することをすべて止めてしまった者もいる。
【0011】手術室においては、時間というものが極め
て重要で1秒を争う。精神の集中と肉体的作業は緊迫し
ている。従って、精神の集中を妨げることは常に避けな
ければならない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、メ
スの刃の保護ガードを、交互に、しかも患者や器具から
目を離すことなく片手で後退及び前進させることができ
る、一般外科手術用の、保護ガードを備えたメスを提供
する。この保護ガード付メスを、看護婦から執刀医へ、
若しくは執刀医から看護婦へ手渡す時、受け取る者は保
護ガード付メス自体の「感触」から、直感的に、第一に
は保護ガードが前進されていて刃を保護しているかどう
か、および、第二には保護ガード付メス自体の方向すな
わち保護されている刃の切開用縁部が「上」を向いてい
るかどうか及び「下」を向いているかが判るのである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明における保護ガー
ドは、メスの柄の細い線状の輪郭にぴったりと沿ってい
るので、保護ガードが出っ張ったり邪魔になったりする
ことはない。むしろ、保護ガード付メスは良好な感触と
釣り合いを有し、使用し易く、執刀医の気をそらせた
り、精神の集中を妨げたりすることがない。
【0014】更に、2つの位置をとる弾性的に偏らせた
係止手段が「カチッ」という音を発するので、保護ガー
ドがそれぞれの位置に動かされたかどうかが判り、保護
ガード付メスを手渡したり、使用したりしている時に、
保護ガードが不注意で望ましくない動きをすることを防
止する。この係止手段は、患者や器具から目を離すこと
なく片手で解除して、保護ガードを択一的な位置へ動か
すことができる。
【0015】係止手段は、柄によって担持され、柄の垂
直な長手方向中心面内に配置され、簡単な手動操作によ
って柄の上方に突出する弾性的に付勢された係止部材を
含んでいる。係止部材は、保護ガードの長手軸線にほぼ
直角な軸を中心とする動きが制限されて、保護ガード付
の外科用メスの外形を最小にしている。
【0016】係止部材は、一対の長手方向に隔置された
係止凹部と協働し、且つ好ましくは、自己整合傾斜部分
を有し、それによって、柄と保護ガードとの間に堅固な
係止作用を提供し且つ保護ガード付の外科用メスの製造
及び組み立てにおける蓄積公差を吸収することができ
る。
【0017】保護ガードと柄との間には、停止手段が設
けられており、この停止手段は係止手段とは独立してい
る。その結果、係止手段上ではなく停止手段上に機械的
な負荷が付与され、しかも、係止手段は、操作が容易且
つ便利でありながら確実な係止特性を提供する。これ
は、従来技術の保護ガード付外科用メスにおいて今まで
得ることができなかった明確な特徴及び利点である。
【0018】本発明の1つの実施例においては、保護ガ
ードは、更に、底壁に切り欠きが設けられていて、執刀
医が患者から目を離すことなく保護ガード付の外科用メ
スの相対的な向きを容易に知ることができ、且つ係止部
材の突出部分を押し込んで係止手段を解除させ、一方、
保護ガードの底壁に設けられた前記切り欠きと係合させ
て保護ガードを後退又は前進させることができ、これら
の動作を全て片手で行うことができる。
【0019】このように、本発明は、手術室やその他の
医療環境において、執刀医、看護婦または助手が不注意
によりHIVやHBVに感染し、または感染させる危険
を大幅に減少させる。
【0020】更に、本発明の教示に従って、好ましい実
施例を図示し且つ説明するが、この実施例は、柄と、柄
上取り付けられた刃と、柄内に入れ子式に取り付けられ
て摺動動作をする保護ガードと、を含む外科用メスから
なる。柄内での保護ガードの摺動を制限するために、保
護ガードと柄との間に停止手段が設けられている。保護
ガードは、刃が実質的に被覆される第1の前進位置を有
し且つ刃が露出される第2の後退位置を有する。二つの
位置をとる弾性的に付勢された停止手段が、保護ガード
と柄との間に設けられている、柄上における保護ガード
の第1の位置と第2の位置とを規定しており、係止手段
は停止手段と独立している。
【0021】好ましくは、保護ガードは、頂壁と各側壁
とを有するほぼ逆U字形状の溝を含み、停止手段は、柄
を横切って同柄上に取り付けられ且つ前記溝の側壁の少
なくとも一方に設けられた閉鎖された長穴内に収容され
る少なくとも1つのピンを含んでいる。
【0022】本発明の更に別の実施例においては、保護
ガード付の外科用メスとブレードストリッパとの組み合
わせが提供されている。他の実施例と同様に、保護ガー
ドが柄上に取り付けられていて長手方向に摺動できるよ
うになされている。保護ガードは柄上の前進した位置を
有し、この位置で刃は被覆される。保護ガードは更に柄
上の後退位置を有し、この位置では刃は被覆されない。
柄は、リブが設けられたクリートを有し、刃はクリート
上のリブを収容する孔を有し、これによって柄上に刃が
取り付けられる。刃は、後方端縁部分を有し、この刃の
後方端縁部分をクリート上のリブから横方向に持ち上げ
るために手動操作手段が設けられている。保護ガードに
よって担持された手段が、刃の後方端縁部分と係合し且
つ保護ガードが柄から前方に動かされたときに刃を長手
方向に移動させてリブから持ち上がらせ、それによって
刃をメスからもぎ取る。
【0023】柄は実質的に中空であり、保護ガードは中
空の柄内に入れ子式に収容され且つ逆U字形状の溝を含
むのが好ましい。
【0024】刃の後方端縁部分をクリート上のリブから
持ち上がるようにさせるための手動操作手段は、中空の
柄の側壁の前方部分に形成された一対のほぼ平行なスリ
ットを含み、これによって柄の側壁上に第1の押し込み
可能な中子を提供する。イジェクタボタンが、第1の押
し込み可能な中子によって担持され且つ同中子の横方向
に延びている。逆U字形状の溝を備えた保護ガードは、
一対のほぼ平行なスリットが形成された前方部分を有す
る第1の側壁を含み、それによって、保護ガードの第1
の側壁上に第2の押し込み可能な中子を提供する。これ
らの第1及び第2の押し込み可能な中子は互いにほぼ整
列されている。保護ガードの第1の側壁上に設けられた
第2の押し込み可能な中子は、内方に延びている突出部
が設けられた内側面を有する。イジェクタボタンが押し
込まれて対応する第1及び第2の押し込み可能な中子を
柄の内方へとたわませると、突出部が刃の後方端縁部分
と係合する。
【0025】刃の後方端縁部分と係合するために保護ガ
ードによって担持された手段は、逆U字形状の溝を備え
た保護ガードの第2の側壁の内側面に設けられたフック
を含む。このフックは、刃の後方端縁部分と係合する。
【0026】本発明のこれらの目的及びその他の目的
は、以下の本発明の説明を添付図面を参照して読むこと
により、容易に明らかとなるであろう。
【0027】
【発明の実施の形態】図1、図2の2A及び2Bに関連
して述べると、典型的な手術室“O.R.”における状
況は緊張したものであり、多くの場合、患者の生命がか
かっている。メスの刃は非常に鋭利であるので、保護ガ
ードを有しない従来のメスSを、看護婦(若しくは他の
補助者)(A)から執刀医(B)へ、又は執刀医(B)
から看護婦(A)等へ手渡す場合、図2の2A及び2B
に示すように、執刀医(B)又は看護婦(A)がメスの
刃によって切傷を負うことは少しも珍しいことではな
い。これは、殊に最近のウイルスの出現により危険が更
に増大した事態であり、また痛みを伴い且つ手術に対す
る精神の集中を妨げるものである。
【0028】従って、図3の3Aから3Dまでに示すよ
うに、本発明の保護ガード付メス10は、刃12のため
のユニークな保護ガード11を有する。刃12は従来の
ものであり、(以下に説明するように)メス10に着脱
自在に取り付けられている。メス10は、看護婦(A)
が切傷を負うのを防止するために、保護位置(図3の3
A)で看護婦(A)から執刀医(B)へ手渡される。そ
の後、執刀医(B)は片手動作(図3の3B)で保護ガ
ード11を後退させて刃12を露出させる。切開を行っ
た後、執刀医(B)は、再び片手動作で且つ手術室内の
患者または器具から目を離さないで保護ガードを前進さ
せ(図3の3C)、メス10を看護婦(A)へ戻す(図
3の3D)。このようにして、切傷を負う危険は、皆無
とはならないまでも大幅に減少する。
【0029】勿論、長時間の手術に際しては、手術室内
で種々の保護ガード付メス10の往復があることは理解
されるであろう。
【0030】図4から図9までについて説明する。保護
ガード11はほぼU字形でメス10の外側輪郭に密接に
一致している。保護ガード11は、平行な側壁13及び
14、底壁15及び頂部16を含む。頂部16は、一対
の内側に折り曲げられたフランジ17及び18を含み、
これらのフランジの間にはみぞ穴19が形成されてい
る。これらの内側に折り曲げられたフランジ17及び1
8は、それぞれ、メス10の本体部すなわち柄24の側
壁22及び23に形成された横方向の案内路20及び2
1に受け入れられており、それにより保護ガード11が
柄24に滑動可能に取り付けられている。
【0031】停止手段が保護ガード11の滑動を制限す
るために設けられている。保護ガード11の側壁14に
は長手方向に閉鎖みぞ穴25を形成することが望まし
い。ピン26が長手方向の閉鎖みぞ穴25を通り、柄2
4の横断方向の穴27内に固定され、それにより保護ガ
ード11の長手方向の滑動範囲を制限し、その択一的な
前後および後退位置を限定する。図13により明確に示
すように、ピン26は割りスリーブであることが好適で
ある。
【0032】二つの位置をとる弾性的に付勢された手動
操作の係止手段28が、保護ガード11とメス10の柄
24との間に設けられている。手によって解除可能なこ
の係止手段28は、保護ガード11をその選択された位
置に確実にロックし、不注意または事故による移動を防
止する。
【0033】実施例の係止手段28は、弾性的に付勢さ
れた係止部材29を含む。係止部材29は柄24に担持
され、図6の6Aに更に明確に示すように、柄の(垂
直)横方向の中間平面すなわち中心平面30のほぼ内部
に且つ保護ガード11の長手軸にほぼ直角な軸上に配置
されている。このように、係止部材29は、柄24の実
質的部分によって支持される(係止部材29は柄の側方
に配置されるのではない)ので、保護ガード付メス10
の伸長した外部輪郭の大きさを最小にすることができ
る。
【0034】係止部材29は、胴部31、中間つば3
2、及び上方突出部すなわちボタン33を含んでいる。
柄24は、端ぐり35に連通している穴34と横断面部
36とを有する。係止部材29の胴部31は穴34内に
滑動自在に案内されるので、係止部材29は持ち上げら
れることなく滑らかに内部方向に動く。コイルばね37
が端ぐり35の内部に設けられ、つば32に当接して、
係止部材29を柄24の外側(上方)へ常に付勢してい
る。つば32は横断面部36の内部に滑動自在に受け入
れられる。ボタン33は抑え板39の孔を貫通してお
り、抑え板39は、ねじ穴を有する窪み41に受け入れ
られるねじ40により柄24に固定される。図6の6B
及び図9に更に明確に示すように、保護ガード11の内
側に折り曲げられたフランジ17及び18には、一対の
横方向に間隔を置いた係止凹部42及び43が形成さ
れ、係止部材29のつば32を択一的に受け入れる。
【0035】コイルばね37の力に抗して係止部材29
を手で押し込むと、つば32がその係止凹部42または
43から外れ、保護ガード11を柄24に沿ってそのも
う一つの位置へ滑動させることができるようになる。つ
ば32が係止凹部42に受け入れられると、保護ガード
は柄24上で前進した状態となり、刃12を覆い、メス
10の手渡しの際に不注意で刃12と接触するのを防止
する。つば32が係止凹部43に受け入れられると、保
護ガード11は柄24上で後退せしめられた状態とな
り、刃12を露出し、手術に使用できるようになる。
【0036】係止部材29を押し込み容易にするために
係止部材29にキャップ44を設けることができる(図
10に更に明確に示した)。
【0037】図11及び図12について説明すると、係
止部材29のもう一つの実施例は、ばね46によって付
勢された係止ボール45を含む。ばね46は盲穴47の
内部に設けられており、係止ボール45は端ぐり48内
へ滑動自在に案内される。
【0038】再び図4、図5及び図9について説明する
と、保護ガード11の底壁15は、保護ガード11のそ
れぞれの側壁13及び14の内部へ上方向に延びる切欠
部49を有する。この切欠部49は、メスを受け取る者
の親指または人差し指を受け入れて、保護ガード11の
手による移動を容易にするためのものである。
【0039】図13の13Aから13Dまで、及び図1
4の14Aから14Dまでを参照すると、本発明の特徴
や利点が容易に理解できるであろう。
【0040】保護ガード付メス10が執刀医の手に渡さ
れ(若しくは看護婦に戻される)と、執刀医(若しくは
看護婦)はメス10の「感触」から直感的にまず保護ガ
ード11が「ON」状態になっているかどうか(すなわ
ち、刃12が保護ガード11によって覆われているかど
うか)を判断し、更にまた、メス10の方向(すなわ
ち、刃12の切開用縁部が「上」を向いているか、それ
とも「下」を向いているか)を判断する。ほとんどの執
刀医は刃12を下に向けて切開を行うが、上を向けて使
用する場合もあり、また、切開の性質に応じて両方の方
向で使用する場合もある。
【0041】図13の13Aから13Dまでにおいて
は、刃12は「下」を向いている。図13の13Aにお
いて、執刀医は、親指を係止部材29の上方突出ボタン
33の上に置き、人差し指を切欠部49の中に入れて、
メス10を把持している。図13の13Bにおいては、
ボタン33が押し下げられ、保護ガード11は後方に移
動されて刃12を露出している。切開を完了した後、執
刀医は人差し指を切欠部49(図13の13C)に入れ
て親指で再びボタン33を押すと、保護ガード11を前
進させ(図13の13D)、刃12を覆うことができる
ようになる。
【0042】図14の14Aから14Dまでにおいても
同じ動作が行われるが、ここでは、刃の切開用縁部は
「上」を向いており、執刀医の親指が切欠部49に入っ
ており、人差し指はボタン33の上に置かれている。
【0043】要約すれば、本発明の特徴及び利点は次の
とおりである。すなわち、メス10が(例えば)看護婦
から執刀医に手渡されると、執刀医は、メス10の「感
触」から直感的に保護ガード11が「ON」の状態にあ
って刃12を覆っており、刃12の切開用縁部が「上」
を向いているかそれとも「下」を向いているかを判断す
る。執刀医は、患者または手術室内の器具から目を離す
ことなく、保護ガード11を片手だけで容易に且つ簡単
に後退させることができる。係止手段は柄24の「肉厚
部」すなわち、その(垂直)長手方向中心平面30の内
部に設けられるので、柄の材料を最大限に利用すること
が可能であり、かつ、強力な係止作用が得られる。保護
ガード11と柄24との間のこの強力な係止作用によ
り、保護ガード11が希望する択一的な位置すなわち刃
12を露出する後退位置または刃12を被覆する前進位
置まで移動したかどうかを触覚的に判断できるととも
に、「カチッ」という音を発するので聴覚的にも判断す
ることができる。係止作用は「直接的で強固」であるの
で、手術中またはメス10の手渡しの際に、保護ガード
11が不注意により又は偶発的に移動することを防止す
る。閉鎖みぞ穴25および横断方向ピン26を含む、保
護ガード11と柄24との間の停止手段は、係止手段自
体からは独立している。このことにより、本発明の装置
の信頼性が向上する。保護ガード11は柄24にぴった
りと跨がっているので、望ましいスリムな外観を維持す
ることができる。また、保護ガード11の付加による重
量の増加は僅かであり、軽量メス10の全体的な釣り合
い、感触及び操作性を損なうものではない。メス10の
全体の組立部品は容易に入手できる材料から簡便かつ経
済的に製作することができ、メスはオートクレーブ中で
滅菌して反復使用することができる。
【0044】図15から図17までについて説明する
と、刃12は閉鎖みぞ穴50を有し、このみぞ穴は、柄
24の前端部52に形成された側方向に伸びる長手リブ
51に篏まることができ、刃12をメス10に着脱自在
に取り付ける。
【0045】図15および図16に更に明確に示すよう
に、実施例では、メス10の本体部の前端部52はそれ
とほぼ直角な肩部53を有している。この肩部53は、
図17に示した保護ガードを有しない従来のメスSの傾
斜肩部54に相当するものである。傾斜肩部54は、そ
れと篏まり合う後方に傾斜した部分を有する従来の刃
(図示せず)と協働する。
【0046】図16に更に明確に示したように、本発明
の改良された刃12は、それにほぼ直角でメス10の直
角肩部分53と篏まり合う後方肩部すなわち縁部55を
有する。従って、改良された刃12は、それをメス10
に着脱自在に取り付けたとき、肩部53にぴったりとフ
ィットする。
【0047】従来のメス刃(図示せず)は、本発明の改
良されたメス10に取り付けることができない。しかし
ながら、図17に更に明確に示したように、本発明の改
良された刃12は、必要があれば、本発明の改良された
メス10だけでなく、従来の保護ガードを有しないメス
Sにも取り付けることができる。
【0048】図18から図20について説明すると、係
止部材29’は外側にテーパを有する心合わせ部32’
を有し、それにより係止部材29’をそれぞれの係止凹
部42内に案内すると共に、保護ガード11と柄24と
の間の係合作用を「強固」にし、且つそれにより、保護
ガード付手術用メス100の製造・組立において生じた
心合わせの狂いや蓄積公差を吸収する。
【0049】図21から図25について説明すると、改
良された保護ガード付手術用メス100は、図25によ
り明確に示したように、全体的に管状のハウジングを含
み、ハウジングは直方形の横断面を有する柄101を提
供する。柄101は閉鎖された後端部102と開放され
た前端部103とを有し、この実施例においては、上部
部材101Aと下部部材101Bをそれぞれ含む2個の
相補的な部材から構成されている。
【0050】これらの部材101Aと101Bとは、接
着剤、超音波溶接またはその他の適当な方法により結合
される。下部部材101Bは、クリート104を形成す
る中央に直立し長手方向に伸長する部分を有する。この
クリート104は、従来のメス刃106を取り付けるた
めの前方に延びたリブ105を含む。
【0051】保護ガード107は、柄101の内部に入
れ子式に取り付けられ、刃106が実質的に被覆され不
注意または偶発的な切傷をつけないように保護される前
進位置(図21)と、手術中に使用するために刃106
が露出される後退位置(図22)とのあいだを、滑動す
なわち交互に運動することができる。
【0052】より具体的には、保護ガード107は、上
壁108と、それから懸下している実質的に平行な脚部
または側壁109及び110を有するほぼ逆U字形状の
溝を含む。このようにして、図24および図25に更に
明確に示したように、溝形状の保護ガード107は、柄
101の上部部材101Aと下部部材101Bのクリー
ト104との間に滑動自在に取り付けられている。
【0053】保護ガード107は、上壁108にねじ1
12で固定されたスライドボタン111により、手動で
交互に後退または前進させることができる。
【0054】保護ガード107は、柄101に関して弾
性的に付勢された二位置係止手段113を有する。この
係止手段113は、スライドボタン111の中の盲穴1
16に収容されたばね115により付勢されている係止
ボール114を含む(図25)。
【0055】この係止ボール114は、スライドボタン
111により担持され、柄101の上部部材101Aに
形成された閉鎖みぞ穴117に乗り、みぞ穴117の両
端部のそれぞれの係止凹部118及び119の中に(交
互に)受け入れられる。係止手段113は、それにより
柄101内における保護ガード107の長手方向の滑り
運動の範囲を限定し、且つ、望ましくは保護ガードがそ
の交互位置(前進位置または後退位置のいずれか)に移
動したことを使用者に知らせるための、比較的大きな
「カチッ」という音を発する。この係止作用は確実であ
り、保護ガード107の偶発的な又は不注意による動き
を防止し、しかも入れ子式滑動保護ガードを手で操作す
るのに便利かつ容易である。
【0056】しかしながら、保護ガード107にかかる
機械的な力と負荷は、係止手段113から独立した停止
手段120(図25)を構成する支持案内手段によって
受け止められる。より具体的には、停止手段120は、
柄101の上部部材101Aにより、その横断方向に担
持され、逆溝形状の保護ガード107の下方に懸下する
側壁109および110に形成されたそれぞれの長手方
向閉鎖みぞ穴122および123に受け入れられる、少
なくとも1個のピン121を含む。望ましくは、ピン1
21は、また、図25により明確に示したように、柄1
01の下部部材101Bの中央長手方向部分104にも
受け入れられる。
【0057】保護ガード付メス100は、所望により、
プラスチック(図示した)又は金属で製作し、使い捨て
又は再使用可能にすることができる。また、図21及び
25に示したように、保護ガード107を透明プラスチ
ック材料で製作し、刃106が常にはっきりと見えるよ
うにすることもできる。
【0058】図26〜32を参照すると、本発明の保護
ガード付きの外科用メスとブレードストリッパ200と
の組み合わせは、ほぼ管状の柄201を含み、当該柄2
01上を長手方向に摺動できるように柄201内に入れ
子式に収容されている保護ガード202を有する。図2
8においてより明確に示されているように、柄201
は、対応する平行な側壁203及び204を有し、保護
ガード202は、対応する側壁205及び206を備え
た逆U字形状の溝である。
【0059】保護ガード202は、更に頂壁207を有
し、頂壁207は、孔210によって分離された対応す
る部分208及び209を有して、頂壁207の一部分
209は保護ガード202から内方に押し込むことがで
きる。この押し込み可能な頂壁部分209は係止ボタン
211を担持し、更に、当該頂壁部分から長手方向に隔
置された係止ピン212をも担持している。この係止ピ
ン212は、柄201の少なくとも側壁203内に形成
された孔215の各々の端部に設けられた対応する係止
凹部213及び214内に択一的に収容される。その結
果、二位置手動操作係止手段216が、柄201と保護
ガード202との間に設けられている。
【0060】停止手段217は、保護ガード202の柄
201に対する摺動を制限する。この停止手段217
は、係止手段216と独立していて、摺動する保護ガー
ド202のための堅固な軸受支持体を提供している。停
止手段217は、少なくとも1つのピン218を含み、
図28においてより明確に示されているように、ピン2
18は、柄201から横方向に担持されており且つ柄2
01の互いに平行な側壁203と204との間に保持さ
れている。ピン218は、各々、保護ガード202内の
側壁205及び206内に形成された対応する孔219
及び220内に乗っている。
【0061】この好ましい実施例においては、(図26
及び27においてより明確に示されているように)2つ
のピン218及び218’が設けられている。これらの
ピン218及び218’は、クリート221を柄201
上に保持してこれらの間のいかなる枢動若しくは揺動運
動をも阻止する。クリート221は、柄201から前方
に延びており且つ外方溝223が設けられた横方向に伸
長した細長いリブ222を有する。刃224は細長い孔
225を有し(図26)、この孔は溝223と協働して
刃224をクリート221上に装着し、それによって、
刃224を外科用メス200の柄201上に取り付け
る。刃224は、比較的薄く(且つ極めて尖ってお
り)、クリート221上のリブ222の周囲にスナップ
止めされる。刃224を(刃224に手を触れずに又は
把持することなく)外科用メス200に取り付けるため
のイジェクタが、「外科用メスに刃を安全に取り付ける
ための装置及び方法」という名称の1994年5月18
日に出願された本願出願人による同時係属出願第08/
245,009号に開示されている。この装置は、刃2
24(及びより特定すると、殺菌した刃)を外科用メス
200上に取り付ける際に、看護婦若しくは手術室で働
く技術者が不注意に又は偶然に切傷を負うのを防止す
る。
【0062】保護ガード202は、手術室“O.R.”
内で外科用メス200が手渡されるときに、執刀医、看
護婦、技術者又はその他の助手が不注意に又は偶然に切
傷を負わないように保護する。
【0063】本発明は、更に、刃224(及びより特定
すると、使用済みの刃)を外科用メス200から取り外
すか又はもぎ取るための手段の一部として保護ガード2
02を使用している。
【0064】図26〜32を再度参照すると、柄201
の側壁203は、各々、一対の平行なスリット226及
び227を有し、これによって、側壁203内に第1の
押し込み可能な中子228を形成している。第2の押し
込み可能な中子229が、保護ガード202の第1の側
壁205内に形成された一対の平行なスリット230,
231によって形成されている。これらの第1及び第2
の押し込み可能な中子228及び229は、(図28に
おいてより明確に示されているように)各々、互いにほ
ぼ整合されている。保護ガード202の第1の側壁20
5は内側面232を有し、この内側面232には、保護
ガード202から内方に伸長している突出部233が設
けられている。保護ガード202の第2の側壁206は
内側面234を有し、この内側面234には、(図29
においてより明確に示されているように)保護ガード2
02から内方に伸長しているフック235が設けられて
いる。更に、柄201の側壁203は内側面236を有
し、この内側面236には、保護ガード202の側壁2
05をガイドするための隆起部237が設けられてい
る。
【0065】本発明のこの特徴の動作は、図33〜35
を参照するとより迅速に明らかとなるであろう。保護ガ
ード202は、イジェクタボタン238が押し込まれた
ときに、突出部233が、刃224の後方端縁部分23
9の下方を摺動するように、前方に摺動される(図3
3)。柄201の側壁203上に設けられた第1の押し
込み可能な中子228は、保護ガード202の側壁20
5上に設けられた第2の(整合された)押し込み可能な
中子229と係合してこれを押し込み、保護ガード20
2の第1の側壁205上に設けられた突出部233は、
刃224の後方端縁部239を、柄201に固定された
クリート221上に設けられた細長いリブ222から持
ち上げる。保護ガード202の側壁206上に設けられ
たフック235は、最初に刃224の後方端縁部分23
9と係合する(図34)。イジェクタボタン234を解
除すると、保護ガード202の連続的な前方への摺動に
よって、刃224がクリート221から完全に分離され
(図35)、それによって、刃224が外科用メス20
0から外れる。
【0066】図36に示されているように、この刃22
4の外科用メス200からの取り外しは、迅速で、容易
で、便利であり、使用済みの刃224に手を触れること
及びそれに伴う問題を排除する。
【0067】図37〜48を参照すると、本発明の刃の
取り外し機構の概念は、保護ガード付きの外科用メスの
先に示した実施例に適用してもよい。より特別には、保
護ガード付きの外科用メス300は、相対的な摺動のた
めに柄302に取り付けられたU字溝形状の外側保護ガ
ード301を有する。保護ガード301と柄302との
間の係止手段としては、保護ガード301内の孔304
内に乗っている係止ボール(図示せず)と協働し且つ各
々保護ガード301内に設けられた一対の隔置された係
止凹部305及び306内に択一的に収容されるばねに
よって付勢された係止ピン303がある。
【0068】保護ガード301は、内側へ押し込み可能
な中子310を提供するために、各々、一対のスリット
308及び309が形成された側壁307を備えてい
る。この押し込み可能な中子310は、当該押し込み可
能な中子上に取り付けられたイジェクタボタン311を
有する。
【0069】イジェクタボタン311が内側へ押され
て、保護ガード301上の中子310が押し込まれると
(図41及び42)、押し込み可能な中子310上に設
けられた内側に延びている突出部312が刃314の後
方端部313と係合し、この刃を柄302上に設けられ
たクリート315から持ち上げる(図43)。保護ガー
ド301上のフック316は、刃314の後方端部31
3と係合する(図44)。保護ガード301を柄302
上で連続して前方に摺動させると、刃314が外科用メ
ス300から外れる(図45)。この刃の取り外し操作
は、図26〜36の実施例とほぼ類似しているが、図4
6〜48に図示されている。
【0070】本発明の基本的精神から逸脱することな
く、多くの変更が可能である。従って、本発明は、その
特許請求の範囲内において、ここに具体的に説明した態
様以外でも実施できることが当業者によって理解される
であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の保護ガードを備えた改良された手術用
メスが使用される手術室の斜視図である。
【図2】2Aは、従来の(保護ガードを有しない)メス
の拡大図であり、手術中のメスを渡す際に助手がどのよ
うにして切傷を負うかを示している。2Bは、2Aにほ
ぼ対応する従来のメスの拡大図であり、メスを渡す際に
執刀医がどのようにして切傷を負うかを示している。
【図3】3Aは、本発明の改良されたメスが、手術中に
メスを執刀医に渡す際にどのようにして助手の手を保護
するかを示している正面図である。3Bは、改良された
メスの保護ガードをどのようにして執刀医が片手で容易
且つ簡便に後退させて刃を露出するかを示している正面
図である。3Cは、保護ガードをどのようにして執刀医
が片手で容易且つ簡便に前進させて刃を覆うかを示して
いる正面図である。3Dは、執刀医がメスを助手に戻す
際に、本発明の保護ガード付きメスがどのようにして助
手の手を保護するかを示している正面図である。
【図4】本発明のメスの側面図であり、保護ガードが刃
を覆うために第1の前進位置にあるところを示してい
る。
【図5】本発明のメスの側面図であり、保護ガードが第
2の後退位置にあって刃を露出しているところを示して
いる。
【図6】6Aは、図4の線6−6に沿った拡大横断面図
であり、保護ガードのための手で解除できる係止手段を
示している。6Bは、図6の6Aの線6A−6Aに沿っ
た横断面図であり、保護ガードに形成された係止凹部に
受け入れられたばねで付勢された係止ピンの環状のつば
を示している。
【図7】図6の6Aの線7−7に沿った横断面図であ
り、係止手段をメスの本体部すなわち柄の上に取り付け
るための手段を示している。
【図8】図4の線8−8に沿った拡大横断面図であり、
保護ガードのための停止手段を示している。
【図9】刃の保護ガードを備えた改良されたメスの分解
斜視図である。
【図10】図6の6Aにほぼ相当する断面図であり、触
覚手段を提供し且つ係止手段の手による解除を容易にす
るための解除可能な刃の係止手段の上に設けられたキャ
ップ又はボタンを示している。
【図11】係止手段のもう一つの実施例を示す断面図で
ある。
【図12】図11の線12−12に沿った横断面図であ
る。
【図13】13A〜13Dは、それぞれ、手術中におい
て保護ガードを手で後退させてメスの刃を露出し、次
に、看護婦から執刀医へ又はその逆にメスを手渡す際に
起こり易い不注意による切傷から保護するために、保護
ガードを前進させて刃を覆う方法を示す正面図である。
【図14】14A〜14Dは、各々、図13の13A〜
13Dまでにほぼ相当するが、人差し指が係止ピンを解
除し、親指が保護ガードの底壁の切欠部に係合して、保
護ガードを選択的且つ交互に後退及び前進させる方法を
示す正面図であり、執刀医は、必要に応じてメスを使用
してほぼ上方向に切開するか又は手首を回してほぼ下方
向に切開することができる。
【図15】メスに取り付けた改良された刃の側面図であ
る。
【図16】図15にほぼ対応する斜視図であり、改良さ
れた刃をメスに取り付ける方法を示す。
【図17】本発明の改良された刃を、従来の(保護ガー
ドを有しない)手術用メスに取り付けられたところを示
す側面図である。
【図18】図6の6Aにほぼ対応する断面図であり、そ
れぞれの係止凹部に受け入れられて、これにより保護ガ
ードと保護ガード付メスの柄との間に改良された係止作
用を提供する係止部材のテーパ部を示している。
【図19】図18の一部にほぼ対応する拡大された破断
断面図であり、それぞれの係止凹部と最初に係合した係
止部材のテーパ部を示している。
【図20】それぞれの係止凹部に完全に着座した係止部
材を示す破断断面図である。
【図21】本発明の保護ガード付メスのもう一つの(且
つ望ましい)実施例の斜視図であり、メスの柄の中に入
れ子式に取り付けられてその中で滑動する逆U字形溝の
形状の保護ガードを示す斜視図であり、保護ガードが刃
を実質的に被覆しているその前進位置において示されて
いる。
【図22】図21にほぼ対応する斜視図であり、柄の内
部の保護ガードが後退せしめられて刃が露出していると
ころを示している。
【図23】図21の線23−23に沿った保護ガード付
メスの長手方向横断面図である。
【図24】図23の保護ガード付メスの端面図である。
【図25】図23の線25−25に沿った保護ガード付
メスの拡大断面図である。
【図26】本発明の更に別の実施例の斜視図であり、こ
の実施例は、保護ガード付の外科用メスとブレードスト
リッパとの組み合わせからなり、柄内へと後退した保護
ガードと被覆されていない刃とを示している。
【図27】図26にほぼ対応する別の斜視図であり、刃
を被覆するために(矢印で示されているように)前方に
移動されつつある保護ガードを示している。
【図28】図26の線28−28に沿った拡大断面図で
ある。
【図29】図26の線29−29に沿った別の拡大断面
図である。
【図30】図26の保護ガード付の外科用メスとブレー
ドストリッパとの組み合わせの主要構成部品の部分分解
斜視図である。
【図31】保護ガードの前方部分の斜視図であり、U字
形状の溝付きの保護ガードの第2の側壁の内側面上のフ
ックを示すために破断され且つ断面された部品を備えて
いる。
【図32】図30にほぼ対応する部分分解斜視図であ
り、構成部品を別の角度から見ている。
【図33】図29の一部分に対応し刃を外科用メスから
取り外す手順を示す断面図であり、前方に摺動されつつ
ある保護ガードと、押し込まれつつあるイジェクタボタ
ンとを示し、保護ガード上に設けられた第2の押し込み
可能な中子上の突出部が刃の後方端縁部分と係合して刃
の後方端縁部分を柄上のクリート上に設けられた長手方
向のリブから持ち上がらせている。
【図34】図29の一部分に対応し刃を外科用メスから
取り外す手順を示す断面図であり、クリート上の長手方
向リブから完全に持ち上げられた刃の後方端縁部分を示
しており、更に、保護ガード上のフックと刃の後方端縁
部分との間の係合の初期状態を示している。
【図35】図29の一部分に対応し刃を外科用メスから
取り外す手順を示す断面図であり、保護ガードが柄から
更に前方へ摺動されてイジェクタボタンが解除されたと
きに、フックが刃をクリートからもぎ取りつつある状態
を示している。
【図36】本発明の保護ガード付外科用メスとブレード
ストリッパとの組み合わせの使用方法を示す斜視図であ
る。
【図37】本発明のブレードストリッパを備えた別の保
護ガード付外科用メスの別の実施例の斜視図であり、保
護ガードが柄の外側に取り付けられており且つ刃を覆う
ために前進位置にある状態を示している。
【図38】図37にほぼ対応する斜視図であり、刃を露
出させるために後退位置にある保護ガードを示してい
る。
【図39】図37の線39−39に沿った拡大断面図で
ある。
【図40】図38の線40−40に沿った拡大断面図で
ある。
【図41】外科用メスから刃を露出させる手順を示す部
分的な長手断面図であり、図38の線41−41に沿っ
た図であって、保護ガードが後退せしめられて刃が露出
された状態が示されている。
【図42】外科用メスから刃を露出させる手順を示す部
分的な長手断面図であり、柄が後方に移動されて保護ガ
ード内へ入れ子式に収容されたときに保護ガードが前方
に前進せしめられつつある状態を示している。
【図43】外科用メスから刃を露出させる手順を示す部
分的な長手断面図であり、刃の後方端縁部分を柄上のク
リート上の長手方向リブから持ち上がらせるために保護
ガード上のイジェクタボタンが押し込まれている状態を
示している。
【図44】外科用メスから刃を露出させる手順を示す部
分的な長手断面図であり、保護ガードが前方に摺動さ
れ、イジェクタボタンが解除されて保護ガード上のフッ
クが刃の後方端縁部分と最初に係合している状態を示し
ている。
【図45】外科用メスから刃を露出させる手順を示す部
分的な長手断面図であり、保護ガードが柄から前方へ連
続して摺動せしめられたときに、刃がクリートからもぎ
取られた状態を示している。
【図46】刃が外科用メスからもぎ取られる方法を示す
正面図であり、メスの頂部に設けられた突出ボタンが押
し込まれたときにイジェクタボタンが側方から押し込ま
れている状態を示している。
【図47】刃が外科用メスからもぎ取られる方法を示す
正面図であり、保護ガードが前方に摺動されつつある状
態を示している。
【図48】刃が外科用メスからもぎ取られる方法を示す
正面図であり、保護ガードが前方へ連続して押されたと
きに、刃がメスからもぎ取られる状態を示している。
【符号の説明】
10,100,200,300 手術用メス、11,1
07,202,301 保護ガード、12,106,2
24,314 刃、24,101,201,302
柄、28,113,216 係止手段、 29 係止
部材、111 スライドボタン、 114 係止ボー
ル、37,115 ばね、 39 抑え板、 40
ねじ、211 係止ボタン、 26,121,21
2,303 係止ピン、120,217 停止手段、
218,218’ ピン、222 リブ、 233
突出部、 235 フック、238,311 イジ
ェクタボタン、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 593040623 スティーヴン・ピー・レームベック アメリカ合衆国メリーランド州21236、ボ ルティモア、ロックスバラ・コート 8 (71)出願人 593040634 レナード・ブルーム アメリカ合衆国メリーランド州21204、タ ウソン、ワシントン・アヴェニュー 401、 スウィート 905 (72)発明者 マイクル・アール・アビディン アメリカ合衆国ヴァージニア州22901,チ ャーロッツヴィル,ターレル・ロード・ウ エスト 320 (72)発明者 スティーヴン・ピー・レームベック アメリカ合衆国メリーランド州21236,ボ ルティモア,ロックスバラ・コート 8

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刃が取り付けられた柄と、同柄の上を長
    手方向に摺動できるように同柄上に取り付けられた保護
    ガードと、を有する保護ガード付の外科用メスであっ
    て、 前記保護ガードは、前記柄上で前記刃が被覆される前進
    位置と、刃が被覆されない後退位置とを有し、前記保護
    ガードが前記後退位置から前記前進位置へと移動された
    ときに同保護ガードと協働して前記刃を前記柄からもぎ
    取るための、手動操作によるブレードストリッパが前記
    柄に設けられていることを特徴とする保護ガード付の外
    科用メス。
  2. 【請求項2】 前記柄がリブが設けられたクリートを有
    し、前記刃が前記クリート上のリブを収容する孔を有
    し、それによって同刃が前記柄上に取り付けられる、請
    求項1に記載の外科用メス。
  3. 【請求項3】 前記刃が後方端縁部を有し、前記手動操
    作ブレードストリッパが前記刃の後方端縁部をクリート
    上のリブから横方向に持ち上げ、前記保護ガードが前記
    柄から前方に移動されるときに前記刃の後方端縁部と係
    合し且つ同刃を長手方向に前記リブから持ち上がらせて
    刃を外科用メスからもぎ取る手段を含む、請求項2に記
    載の外科用メス。
  4. 【請求項4】 前記柄がほぼ中空であり、前記保護ガー
    ドが前記中空の柄内に入れ子式に収容される、請求項1
    に記載の外科用メス。
  5. 【請求項5】 前記保護ガードが逆U字形状の溝を含
    む、請求項4に記載の外科用メス。
  6. 【請求項6】 前記クリート上のリブから前記刃の後方
    端縁部分を持ち上がらせるための手動操作のブレードス
    トリッパが、 一対のほぼ平行なスリットが形成され、それによって前
    記柄の側壁上に第1の押し込み可能な中子を提供する前
    方部分を有する側壁と、 前記第1の押し込み可能な中子によって担持され且つ横
    方向に延びるイジェクタボタンと、 一対のほぼ平行なスリットが形成された前方部分を有し
    それによって前記保護ガードの側壁上に第2の押し込み
    可能な中子であって前記第1の中子とほぼ整列せしめら
    れた第2の中子を提供する第1の側壁を含む逆U字溝形
    状の保護ガードと、 前記保護ガードの側壁上に設けられた第2の押し込み可
    能な中子であって、内方へと延びている突出部を備えた
    内側面を有し、同突出部は、前記イジェクタボタンが押
    されて前記互いに整列した第1の中子と第2の中子とが
    前記柄の内方へとたわむと、前記刃の後方端縁部分と係
    合する、前記第2の押し込み可能な中子と、を含む請求
    項5に記載の外科用メス。
  7. 【請求項7】 前記刃の後方端縁部分と係合するために
    前記保護ガードによって担持された手段が、第1の側壁
    から隔置された第2の側壁を含み且つフックが設けられ
    た内側面を有する逆U字形状の溝を含み、前記フックは
    前記刃の後方端縁部分と係合する、請求項6に記載の外
    科用メス。
  8. 【請求項8】 前記刃内の孔が長穴を含み、前記クリー
    ト上のリブが、前記刃内の前記孔を収容する外方溝を有
    する細長いリブを含む、請求項2に記載の外科用メス。
  9. 【請求項9】 刃が取り付けられた外科用メスであっ
    て、当該メスが患者に対して使用されないときに同刃を
    保護するための第1の手動操作手段と、同第1の手動操
    作手段が前記刃に手を触れることなく同刃を前記メスか
    らもぎ取ることを可能にする第2の手動操作手段との組
    み合わせよりなる外科用メス。
  10. 【請求項10】 前記刃が後方部分を有し、前記第1の
    手動操作手段が当該メス内へ入れ子式に摺動される溝形
    状の保護ガードを含み、同ガードは、前記刃が被覆され
    る前進位置と、同刃が露出される後退位置とを有し、第
    2の手動操作手段は、柄から横方向に前記刃の後方部分
    を持ち上がらせる押し込み可能な部材を含み、それによ
    って、前記刃の後方部分を前記保護ガードと係合する位
    置に位置決めし、前記保護ガードが前記後退位置から当
    該メスの前方の前記前進位置まで前方に移動せしめられ
    たときに前記柄を当該メスからもぎ取るようになされ
    た、請求項9に記載の外科用メス。
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